JP2016203782A - 車両用樹脂ガラス - Google Patents

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Abstract

【課題】射出成形により樹脂ガラスを製造する場合、枠部と対向する熱線反射膜の部分に歪みが生じてしまうことがある。熱線反射膜に歪みが生じると、干渉縞として現れてしまい、車室内から車両用樹脂ガラスを見たときに見栄えが悪くなってしまうため、外観を向上させることの可能な車両用樹脂ガラスを提供する。
【解決手段】熱線反射膜142と、熱線反射膜を覆う樹脂ガラス基板131と、熱線反射膜の周縁部を覆う枠部135と、樹脂ガラス基板と前記熱線反射膜との間に設けられ、熱線反射膜の周縁部から枠部の内周端を越えて延在する遮蔽部133と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用樹脂ガラスに関し、特にサンルーフに好適な車両用樹脂ガラスに関する。
車両の窓部に用いられるガラスには、車室内に入射する太陽光による温度上昇を抑制する機能を有したガラスが用いられている。車両用のガラスには車両の燃費向上のため軽量化が求められており、温度上昇を抑制する機能を有する樹脂ガラスを用いることが提案されている。特許文献1には、樹脂ガラス基板に高屈折率薄膜及び低屈折率薄膜を交互に積層した積層体膜を有する樹脂ガラスが提案されている。この樹脂ガラスは、高屈折率薄膜の屈折率及び低屈折率薄膜の屈折率に応じて積層数を調整することにより、可視光を透過し、紫外線及び赤外線を積層体膜で反射する。
特開2013−92551号公報
このような樹脂ガラスを車両のサンルーフの窓部に用いる場合、窓部を開閉するためのモータやレール等を隠すための枠部が樹脂ガラスの外周に亘って設けられる。このような枠部が設けられた樹脂ガラスの製造方法として、例えば、上記特許文献1の積層体膜のような熱線反射膜上に透明な樹脂を射出成形し、その後熱線反射膜の表面に枠部となる樹脂を射出成形する方法が挙げられる。
しかしながら、射出成形により樹脂ガラスを製造する場合、枠部を形成する樹脂の射出成形により加えられる圧力や温度によって、枠部と対向する熱線反射膜の部分に歪みが生じてしまうことがある。熱線反射膜に歪みが生じると、光が熱線反射膜の歪部分に照射されることにより干渉縞として現れてしまう。このため、車室内から車両用樹脂ガラスを見たときに見栄えが悪くなってしまうため、改善が求められていた。
本発明は、上述した課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、外観を向上させることの可能な車両用樹脂ガラスを提供することにある。
本発明の一態様に係る車両用樹脂ガラスは、熱線反射膜と、前記熱線反射膜を覆う樹脂ガラス基板と、前記熱線反射膜の周縁部を覆う枠部と、前記樹脂ガラス基板と前記熱線反射膜との間に設けられ、前記熱線反射膜の周縁部から前記枠部の内周端を越えて延在する遮蔽部と、を備える。
本発明の別の態様に係る車両用樹脂ガラスの製造方法は、熱線反射膜の一面の周縁部に遮蔽部を形成する工程と、前記熱線反射膜の一面及び前記遮蔽部を覆う樹脂ガラス基板を形成する工程と、前記熱線反射膜の周縁部を覆う枠部を形成する工程と、を有し、前記遮蔽部は前記熱線反射膜の周縁部から前記枠部の内周端を越えて延在する。
本発明によれば、熱線反射膜の周縁部から枠部の内周端を越えて延在する遮蔽部を設けている。これにより、熱線反射膜の周縁部に歪みが生じてしまう場合でも、枠部に面する熱線反射膜の周縁部は遮蔽部によって光が遮蔽されて干渉縞が見えなくなるので、車両用樹脂ガラスの外観を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る車両用樹脂ガラスが設けられた車両の斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両用樹脂ガラスの下面図である。 本発明の実施形態に係る車両用樹脂ガラスのIII−III線に沿う断面図である。 本発明の実施形態に係る車両用樹脂ガラスの製造装置を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る射出成形装置の概略図である。 本発明の実施形態に係る車両用樹脂ガラスの製造工程を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る製造工程における車両用樹脂ガラスの状態を示す概略図である。 本発明の実施形態に係るスクリーン印刷の概略図である。
本発明の実施形態に係る車両用樹脂ガラスついて、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態に係る車両用樹脂ガラスが設けられた車両の斜視図である。車両1は、屋根を構成するルーフパネル11を備えている。ルーフパネル11は車両1の幅方向及び車両1の前後方向に矩形に形成されたサンルーフ用の開口部12を有し、開口部12には車両用樹脂ガラス13が取り付けられている。
ルーフパネル11は、開口部12、モータ、及びレール等(図示せず)を備え、車両用樹脂ガラス13は開口部12に駆動可能に取り付けられている。このモータが駆動されることにより、ルーフパネル11に設けられた車両用樹脂ガラス13が開閉作動する。
図2は本発明の実施形態に係る車両用樹脂ガラス13の下面図、図3は図2に示す車両用樹脂ガラス13のIII−III線に沿う断面図である。車両用樹脂ガラス13は、樹脂ガラス基板131、積層フィルム132、遮蔽部133、ハードコート層134、及び枠部135を備えている。なお、図3に示す矢印Aは車両1の車室に面する方向を示しており、矢印Bは車外に面する方向を示している。
樹脂ガラス基板131は収納部131aを備えている。収納部131aは、樹脂ガラス基板131の外周面131bに対して凹んで形成されており、収納部131aの底面131dには、底面131dの中央部に対して凹んで形成されている凹部131eが収納部131aの周壁131fに沿って設けられている。収納部131aには積層フィルム132が形成され、遮蔽部133は凹部131eに形成されている。樹脂ガラス基板131の収納部131aを囲む周縁部の外周面131bから積層フィルム132の表面に亘って、略平坦な面を形成している。樹脂ガラス基板131において、枠部135が形成されている外周面131bとは反対側の面131cには、ハードコート層134が形成されている。樹脂ガラス基板131は、樹脂であればよく、例えば、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂等から形成される。
積層フィルム132は、保護膜としてのハードコートフィルム141、熱線反射膜としての熱線反射フィルム142、粘着層143、及び樹脂フィルム144を備えている。積層フィルム132の膜厚は、80〜380μmであることが好ましい。ハードコートフィルム141は、有機材料から形成されており、表面硬度等を向上させるために熱線反射フィルム142の面142bに設けられる。ハードコートフィルム141は、面142bに塗布されて形成されてもよいし、貼り付けて形成されてもよい。
熱線反射フィルム142には、面142bとは反対側の面142cに粘着層143が設けられている。熱線反射フィルム142は、高い屈折率を有する高屈折率層と低い屈折率を有する低屈折率層とを交互に積層した有機系の多層フィルムから形成され、例えばポリエチレンテレフタレート樹脂から形成される。熱線反射フィルム142を有機系の材料から形成することによって、樹脂ガラス基板131を構成する樹脂と熱線反射フィルム142の線膨張率の差が、金属材料から形成される熱線反射フィルムよりも小さくなる。金属材料から形成した熱線反射フィルムに高温の樹脂を射出成形する場合、射出成形された樹脂が冷えることによって熱線反射フィルムが縮み、はがれやすくなってしまう。本実施形態では、樹脂ガラス基板131を構成する樹脂と線膨張率の差の小さい有機材料から形成された熱線反射フィルム142を用いることにより、熱線反射フィルム142は樹脂ガラス基板131からはがれにくくなる。熱線反射フィルム142の膜厚は、25〜50μmであることが好ましい。
熱線反射フィルム142は、例えば可視光を80%以上透過し、太陽光の近赤外線及び近赤外線より長い波長の光を遮光する。これにより、車両用樹脂ガラス13の透光性が確保される。熱線反射フィルム142は、樹脂ガラス基板131の表面の枠部135に接していない範囲に形成されてもよいが、熱線反射フィルム142に樹脂を射出成形して樹脂ガラス基板131を形成するため射出成形時の圧力等によって位置がずれてしまう可能性がある。本実施形態では、射出成形による熱線反射フィルム142の位置のずれを許容できるように、熱線反射フィルム142の周縁部142aが枠部135と対向するように形成される。これにより、車両用樹脂ガラス13の外観不良を防止し、外観を向上させることができる。なお、熱線反射フィルム142は、有機系の材料から形成されていれば多層フィルムに限られない。
粘着層143は、熱線反射フィルム142と樹脂フィルム144との間に設けられ、熱線反射フィルム142と樹脂フィルム144とを接着する。粘着層143に用いられる粘着材は、熱線反射フィルム142と樹脂フィルム144とを接着できるものであれば特に限られない。樹脂フィルム144の面144aの周縁部には、遮蔽部133が形成されている。樹脂フィルム144は、樹脂ガラス基板131と熱線反射フィルム142とを接着するために設けられている。射出成形される樹脂の温度によって樹脂フィルム144が溶融することによって、熱線反射フィルム142は粘着層143及び樹脂フィルム144を介して樹脂ガラス基板131に良好に接着する。樹脂フィルム144は、特に樹脂ガラス基板131と同じ材質であることが好ましく、例えばポリカーボネートフィルムが用いられる。
遮蔽部133は、樹脂ガラス基板131と熱線反射フィルム142との間に設けられ、周縁部142aから枠部135の内周端135aを越えて延在して形成されている。遮蔽部133は、積層フィルム132の周縁に、例えばスクリーン印刷によって所定の幅W、例えば8mm〜12mmとなるように印刷されることによって形成される。遮蔽部133は、例えば黒色のインクを積層フィルム132に印刷することによって形成されるが、枠部135と対向する熱線反射フィルム142の歪部分を光から遮蔽することができれば、黒色に限られない。スクリーン印刷によって遮蔽部133を形成する場合、所定のパターンが形成されたスクリーン版(図示せず)を用いて、パターンが形成された開口部からインクを押し出して遮蔽部133が印刷される。スクリーン印刷に用いられるインクは、樹脂ガラス基板131を構成する樹脂の溶解温度に対する耐熱性を有し、また当該樹脂の射出圧力によって周囲に飛散しない特性を有している。なお、遮蔽部133の形成はスクリーン印刷に限られない。
ハードコート層134は、樹脂ガラス基板131の面131cに塗布されて形成されてもよいし、貼り付けて形成されてもよい。ハードコート層134は、有機材料から形成されており、表面硬度等を向上させるために樹脂ガラス基板131の面131cに形成される。
枠部135は、樹脂ガラス基板131の外周面131bからハードコートフィルム141の面141aの周縁部141bに亘って形成されている。枠部135に用いられる樹脂として、例えばポリカーボネート/アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合樹脂(PC/ABS樹脂)が用いられる。枠部135は、車両用樹脂ガラス13をルーフパネル11へ取り付けるための部材であり、樹脂ガラス基板131を作動させるためのモータやレール等の部材を隠すために設けられる。枠部135は、黒色の樹脂で形成されるが、車室内の乗員からモータやレール等の部材を隠して外観を向上させることができれば黒色の樹脂に限られない。
図4は本発明の実施形態に係る車両用樹脂ガラスの製造装置40を示す概略図である。製造装置40は、印刷装置41、射出成形装置42、膜形成装置43、搬送路44、及びコントローラ45を備えている。なお、製造装置40は他の機能も備えているが、本実施形態では説明を省略する。
印刷装置41は、例えば所定のパターンに形成されたスクリーン版を用いて、積層フィルム132の面132cの周縁部132aに遮蔽部133を印刷する。スクリーン版のメッシュ数は、印刷する遮蔽部133の形状に応じて選択される。
射出成形装置42は、樹脂を金型に射出成形して樹脂ガラス基板131を形成し、樹脂ガラス基板131の外周面131bに樹脂を射出成形して枠部135を形成する。図5は、図4に示す射出成形装置42の概略図である。射出成形装置42は、第1の射出成形部51、第2の射出成形部52、第1の金型53、第2の金型54、第3の金型55、55、型締め部56、及び回転台57を備えている。
第1の射出成形部51は、第1の樹脂容器511と第1のシリンダ512とを備え、第1の樹脂容器511は粒状の樹脂材料を収納する。第1のシリンダ512は、図示しないモータとスクリューとを備え、射出成形装置42の長手方向に伸縮可能に構成されている。第1のシリンダ512には、第1の金型53と対向する側に樹脂を射出するノズル(図示せず)が形成されている。第1のシリンダ512は、モータによりスクリューを回転させることによって第1の樹脂容器511から投入される樹脂材料を所定量計量する。第1のシリンダ512の外周面にはヒータ(図示せず)が配置され、第1の樹脂容器511から第1のシリンダ512に投入された樹脂材料を加熱溶融する。第1のシリンダ512は、加熱溶融した樹脂を第1のシリンダ512から第1の金型53及び第3の金型55に射出する。
第2の射出成形部52は、第2の樹脂容器521と第2のシリンダ522とを備え、第2の樹脂容器521は粒状の黒色の樹脂材料を収納する。第2のシリンダ522は、図示しないモータとスクリューとを備え、射出成形装置42の長手方向に伸縮可能に構成されている。第2のシリンダ522は、第2の金型54と対向する側に樹脂を射出するノズル(図示せず)が形成されている。第2のシリンダ522は、モータによりスクリューを回転させることによって第2の樹脂容器521から投入される樹脂材料を所定量計量する。第2のシリンダ522の外周面にはヒータ(図示せず)が配置され、第2の樹脂容器521から第2のシリンダ522に投入された樹脂材料を加熱溶融する。第2のシリンダ522は、加熱溶融した樹脂を第2のシリンダ522から第2の金型54及び第3の金型55に射出する。
第1の金型53は第3の金型55と型締めされることによって、樹脂ガラス基板131を形成するための空洞部が形成される。第2の金型54は第3の金型55と型締めされることによって、枠部135を形成するための空洞部が形成される。第3の金型55は、角筒551と、底壁552とを備え、角筒551は取り外し可能に底壁552に取り付けられている。角筒551、551はそれぞれ実線の矢印の方向に開口部を反転可能に底壁552に取り付けられている。
型締め部56は、ガイド561と、固定板562、563とを備えている。ガイド561は、例えば伸縮可能な2本の支柱を備え、第1の金型53及び第3の金型55の開閉作動、並びに第2の金型54及び第3の金型55の開閉作動を案内し、型締め中は型締力を受け止める。固定板562には、第3の金型55と対向する側に第1の金型53が固定して取り付けられており、固定板563には、第3の金型55と対向する側に第2の金型54が固定して取り付けられている。
回転台57は、回転軸571を中心に、破線の矢印で示す方向に回転可能であり、ガイド561により射出成形装置42の長手方向に移動可能に配置されている。回転台57の両側面572、573には第3の金型55、55がそれぞれ取り付けられている。回転台57は、樹脂ガラス基板131の射出成形または枠部135の射出成形に応じて回転軸571を中心に回転することによって、第1の金型53及び第2の金型54に第3の金型55、55を対向させることができる。
樹脂ガラス基板131を射出成形する場合、型締め部56は、ガイド561を駆動して回転台57を方向Cに向かって移動させることによって第1の金型53と第3の金型55とを型締めする。枠部135を射出成形する場合、型締め部56は、ガイド561を駆動して回転台57を方向Dに向かって移動させることによって第2の金型54と第3の金型55とを型締めする。枠部135が形成された樹脂ガラス基板131は、第3の金型55から取り外され、搬送路44によって搬送される。
膜形成装置43は、樹脂ガラス基板131の面131cにハードコート層134を形成して、車両用樹脂ガラス13を形成する。搬送路44では、印刷装置41、射出成形装置42、及び膜形成装置43のそれぞれで製造される物品の搬送が行われる。搬送路44で搬送する物品とは、印刷装置41で遮蔽部133を印刷される積層フィルム132、射出成形装置42で形成された枠部135を有する樹脂ガラス基板131、膜形成装置43でハードコーティングされた車両用樹脂ガラス13等である。コントローラ45は、図示しないCPU(Central Processing Unit)及びROM、RAM等のメモリを備え、CPUがメモリに記憶された各種プログラムを実行することによって、印刷装置41、射出成形装置42、及び膜形成装置43の各装置を制御する。
次に、本実施形態に係る車両用樹脂ガラスの製造方法について説明する。図6は本発明の実施形態に係る車両用樹脂ガラス13の製造工程を示すフローチャートである。図7は図6に示す製造工程における車両用樹脂ガラス13の状態を示す概略図である。図7(a)は積層フィルム132を形成する工程、図7(b)は熱線反射フィルム142に遮蔽部133を印刷する工程、図7(c)は第3の金型55に樹脂ガラス基板131を射出成形する工程、図7(d)は枠部135を射出成形する工程をそれぞれ示している。なお、図6に示す車両用樹脂ガラス13の製造工程は、図4に示すコントローラ45によって行われる。
ステップS601では、コントローラ45は、熱線反射フィルム142に樹脂フィルム144を形成し、積層フィルム132を形成する。詳しくは、図7(a)に示すように、コントローラ45は、熱線反射フィルム142に形成された粘着層143を介して樹脂フィルム144を形成する。樹脂フィルム144は、樹脂ガラス基板131と同じ材料から形成されており、熱線反射フィルム142を樹脂ガラス基板131に接着させるバインダーとして用いられる。
熱線反射フィルム142は射出成形される樹脂の温度に対する耐熱性を有していないため、樹脂フィルム144を用いずに熱線反射フィルム142に直接樹脂を射出成形する場合、熱線反射フィルム142が樹脂ガラス基板131に良好に接着せず、また熱線反射フィルム142の機能が十分に発揮されない可能性がある。本実施形態では、熱線反射フィルム142に樹脂フィルム144を形成した後、樹脂を射出成形することによって、熱線反射フィルム142の機能を損なうことなく、樹脂ガラス基板131に熱線反射フィルム142を接着させることができる。なお、粘着層143は、コントローラ45によってステップS601が行われる前までに形成されていればよく、熱線反射フィルム142に予め形成されていてもよい。また、ステップS601では、ハードコートフィルム141が形成された熱線反射フィルム142を用いているが、ハードコートフィルム141が形成されていない熱線反射フィルム142を用いてもよい。ハードコートフィルム141が形成されていない熱線反射フィルム142を用いる場合には、ステップS603の前までにハードコートフィルム141を形成することが好ましい。
ステップS602では、コントローラ45は、印刷装置41において積層フィルム132の面132cの周縁部132aにインクを塗布し、図7(b)に示す遮蔽部133を形成する。図8(a)はスクリーン版81の一例を示す平面図、図8(b)はスクリーン印刷の概略図である。スクリーン版81には、積層フィルム132の面132cの周縁部132aと対向する位置に開口部82が形成されている。詳しくは、スクリーン版81の開口部82は、スクリーン印刷において、積層フィルム132の面132cの周縁部132aにインク83を塗布するように形成されている。スクリーン版81の下に積層フィルム132が配置される。このとき、遮蔽部133が形成されている面132cがスクリーン版81と対向するように積層フィルム132を配置する。
図8(b)に示すように、スクリーン版81上のインク83をかき出すスキージ84がスクリーン版81の面81aを移動することにより、開口部82からインク83が押し出されて積層フィルム132の面132cの周縁部132aにインク83が転写される。これにより、積層フィルム132の面132cの周縁部132aにはインク83が塗布され、遮蔽部133が形成される。コントローラ45は、遮蔽部133が形成された積層フィルム132を、搬送路44を用いて射出成形装置42に搬送する。
ステップS603では、コントローラ45は、射出成形装置42において、積層フィルム132を第3の金型55に配置する。コントローラ45は、ハードコートフィルム141が第3の金型55の内底面552aに対向するように積層フィルム132を配置する。積層フィルム132は、接着剤等を用いて内底面552aに貼り付けられてもよい。ハードコートフィルム141を貼り付ける場合に用いられる接着剤は、内底面552aからハードコートフィルム141を剥がすことの可能な接着強度を有している。接着剤を用いて積層フィルム132を内底面552aに貼り付けることによって、この後の工程で行われる樹脂の射出成形による圧力等によって積層フィルム132の位置がずれてしまうことを抑制することができる。
積層フィルム132は、第3の金型55の内底面552aの面積よりも小さく形成されている。詳しくは、積層フィルム132は、樹脂ガラス基板131の表面積、即ち第3の金型55の角筒551で囲まれている内底面552aの面積に対して、例えば43〜46%の大きさに形成されている。積層フィルム132が角筒551で囲まれている内底面552aの面積と略等しい大きさに形成される場合、樹脂ガラス基板131の面積に対する熱線反射フィルム142の面積比が大きくなる。このように面積比が大きくなってしまうことによって、熱線反射フィルム142の線膨張率と樹脂ガラス基板131の線膨張率との差が大きくなってしまい、枠部135を形成するための樹脂を射出成形した際に熱線反射フィルム142に生じる歪の領域も大きくなり、干渉縞も大きくなってしまう可能性がある。このため、熱線反射フィルム142は、角筒551で囲まれる内底面552aの面積よりも小さく形成することが好ましい。
ステップS604では、コントローラ45は、射出成形装置42において、樹脂を第3の金型55に射出成形する。詳しくは、コントローラ45は、型締め部56によって第1の金型53と第3の金型55とを型締めし、第1の金型53と第3の金型55とから形成された空洞部72に樹脂を射出成形する。図7(c)に示すように、第1のシリンダ512から射出された樹脂は、流入通路531を通って空洞部72に充填される。
空洞部72に射出される樹脂の圧力及び温度によって樹脂フィルム144は溶融し、射出された樹脂は溶融した樹脂フィルム144及び粘着層143を介して熱線反射フィルム142に接着する。樹脂フィルム144は射出成形される樹脂と同じ材料から形成されているので、樹脂フィルム144が溶融した後に硬化して樹脂ガラス基板131と一体化しても、樹脂ガラス基板131の透光性を維持できる。コントローラ45は、樹脂を射出成形した後、型締め部56によって第1の金型53及び第3の金型55を開放する。なお、図7(d)では、熱線反射フィルム142が粘着層143及び樹脂フィルム144を介して樹脂ガラス基板131と接着していることを示している。
ステップS605では、コントローラ45は、回転台57を回転すると共に第3の金型55を反転させる。詳しくは、コントローラ45は、回転台57を回転することによってステップS604で樹脂ガラス基板131が射出成形された第3の金型55を第2の金型54と対向させる。そして、図7(d)に示すように、コントローラ45は、樹脂ガラス基板131が射出成形された第3の金型55の開口端551aが底壁552に接し、底壁552に固定されていた角筒551の固定端551bが開口端となるように角筒551を反転させる。これにより、ハードコートフィルム141は第3の金型55の開口部側に位置し、樹脂ガラス基板131の面131cは内底面552aに対向するように配置される。
ステップS606では、コントローラ45は、射出成形装置42において、樹脂ガラス基板131の外周面131bから積層フィルム132の周縁部に亘って樹脂を射出成形し、枠部135を形成する。詳しくは、コントローラ45は、型締め部56によって第2の金型54及び第3の金型55を型締めし、第2の金型54及び第3の金型55によって形成された空洞部73に樹脂を射出成形する。第2の金型54及び第3の金型55が型締めされることによって、樹脂ガラス基板131の外周面131bからハードコートフィルム141の面141aの周縁部141bに亘って空洞部73が形成される。図7(d)に示すように、第2の金型54には複数の流入通路541が形成されており、第2のシリンダ522から射出された樹脂は複数の流入通路541を通って空洞部73に充填される。
空洞部73は、枠部135の内周端135aが遮蔽部133の内周端133bよりも外側に位置するように形成される。これにより、枠部135と面している熱線反射フィルム142の周縁部142aに歪みが生じてしまう場合でも、歪みが生じている周縁部142aでは遮蔽部133によって光の反射が遮蔽される。従って、干渉縞は遮蔽部133によって隠され、車両用樹脂ガラス13の外観を向上させることができる。コントローラ45は、樹脂を射出成形した後、型締め部56によって第2の金型54及び第3の金型55を開放する。
ステップS607では、コントローラ45は、枠部135が形成された樹脂ガラス基板131を第3の金型55から取り出す。コントローラ45は、第3の金型55を反転させて、図示しない取り出し部を用いて樹脂ガラス基板131を取り出してもよい。コントローラ45は、搬送路44を用いて、取り出した樹脂ガラス基板131を膜形成装置43へ搬送する。
ステップS608では、コントローラ45は、膜形成装置43において、樹脂ガラス基板131の面131cにハードコート層134を形成する。ハードコート層134はドライコーティングにより形成されてもよく、ハードコート層134を樹脂ガラス基板131の面131cに貼り付けて形成してもよい。これにより、車両用樹脂ガラス13が形成される。
このように、本実施形態では、樹脂ガラス基板131と熱線反射フィルム142との間に、熱線反射フィルム142の周縁部142aから枠部135の内周端135aを越えて延在する遮蔽部133を備えている。これにより、熱線反射フィルム142の周縁部142aに歪みが生じてしまう場合でも、遮蔽部133によって光が遮蔽されて干渉縞が隠れるので、車両用樹脂ガラス13の外観を向上させることができる。
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、樹脂ガラス基板131を射出成形した後に第3の金型55を反転させて枠部135を射出成形しているが、樹脂ガラス基板131及び枠部135を射出成形することができればこれに限られない。
13 車両用樹脂ガラス
131 樹脂ガラス基板
133 遮蔽部
135 枠部
142 熱線反射フィルム(熱線反射膜)

Claims (6)

  1. 熱線反射膜と、
    前記熱線反射膜を覆う樹脂ガラス基板と、
    前記熱線反射膜の周縁部を覆う枠部と、
    前記樹脂ガラス基板と前記熱線反射膜との間に設けられ、前記熱線反射膜の周縁部から前記枠部の内周端を越えて延在する遮蔽部と、
    を備える、車両用樹脂ガラス。
  2. 前記熱線反射膜は、前記樹脂ガラス基板の周縁部より内側に形成され、
    前記枠部は、前記樹脂ガラス基板の周縁部から前記熱線反射膜の周縁部を覆う、請求項1に記載の車両用樹脂ガラス。
  3. 前記熱線反射膜の表面を覆う保護膜を備える、請求項1または2に記載の車両用樹脂ガラス。
  4. 前記熱線反射膜は、有機材料から形成される、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用樹脂ガラス。
  5. 熱線反射膜の一面の周縁部に遮蔽部を形成する工程と、
    前記熱線反射膜の一面及び前記遮蔽部を覆う樹脂ガラス基板を形成する工程と、
    前記熱線反射膜の周縁部を覆う枠部を形成する工程と、を有し、
    前記遮蔽部は前記熱線反射膜の周縁部から前記枠部の内周端を越えて延在する、車両用樹脂ガラスの製造方法。
  6. 前記遮蔽部を形成する工程の前に、前記熱線反射膜の一面に溶融可能な樹脂膜を接着する工程をさらに有する、請求項5に記載の車両用樹脂ガラスの製造方法。
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