JP2016203781A - 圧力調整装置 - Google Patents

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康弘 川合
Yasuhiro Kawai
康弘 川合
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Abstract

【課題】給排手段と、チェック弁と、圧力測定手段とが一体構造体として形成された圧力調整装置を提供すること。
【解決手段】本発明の密閉容器内に差圧を形成する圧力調整装置100は、流体を供給また
は排出する給排手段101と、密閉容器200と給排手段101との間に位置し、密閉容器200に対し給排手段101により生じた流体の一方向通流を可能にするチェック弁140、および密閉容器200内の圧力を測定する圧力測定手段150と、を具え、給排手段101、チェック弁140および圧力測定手段150は、一体構造体として、密閉容器200に取り付けられる。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば車両用のブレーキ装置の構成部品であるブレーキブースタのような密閉容器の圧力を調整するための圧力調整装置に関し、より詳細には、給排手段、チェック弁および圧力測定手段を具える圧力調整装置の構造の適正化を図る。
密閉容器、例えば車両用のブレーキブースタは、車両のブレーキペダルに加えられるペダル踏力を増幅させるための部品であって、定圧室と変圧室を有し、これらの室内の圧力差(差圧)を利用してペダル踏力を増幅するように構成されている。また、ブレーキブースタの内部の圧力は、圧力調整装置によって調整され、従来の圧力調整装置としては、例えばエンジン作動時における吸気作用を利用した構成を採用したものが挙げられる。
このようなブレーキブースタ10は、吸気系の吸気マニホールドによる吸気負圧を利用した構成を有し、図1に示すように、運転者がブレーキペダル1に対して踏み込み操作をすることによって、入力軸2の前進で制御弁(図示せず)が切り換わり、入力軸2がブレーキブースタ内に進入し、変圧室4内に大気圧P1(大サイズの白抜き矢印で略示)が導入される。すると、変圧室4と、接続部5を介して吸気マニホールドの吸気負圧P2(小サイズの白抜き矢印で略示)が導入されている定圧室6との間に差圧(P1−P2)が生じて、パワーピストン(ダイヤフラムを含む)3が、定圧室6側に移動するので、ブレーキブースタ10は、入力軸2の入力、つまりペダル踏力を倍力して出力軸7に出力することで、ブレーキマスタシリンダ8によるマスタシリンダ圧がピストン9に作用し、ブレーキペダルの操作を補助する。
しかし、吸気マニホールドによる吸気負圧を利用した従来のブレーキブースタ10においては、エンジンの出力状態に応じてブレーキブースタの定圧室6に形成される負圧が変動するので、例えばエンジン出力が低い状態では、定圧室6内に形成される負圧は相対的に低くなり、この場合、ブレーキペダル1の踏み込み操作を安定して補助することができないという問題がある。
ブレーキペダルの踏み込み操作を安定して補助するための手段としては、例えば、特許文献1に記載されている車両用ブレーキブースタのように、真空ポンプのような負圧ポンプを用いる構成を採用することが有用である。このブレーキブースタは、負圧ポンプが接続管路を介してブレーキブースタの定圧室(負圧室)に接続されており、このブレーキブースタの負圧室にはさらに、負圧室内の圧力を測定する圧力センサが接続されていて、圧力センサによって測定された測定値に基づいて、ECU(電子制御ユニット)が負圧ポンプの運転を制御する。
ところで、特許文献1に記載されているような従来のブレーキブースタは、通常、負圧ポンプと圧力センサとがそれぞれ、図2に示すように別体の構成要素としてエンジンルーム内で別々の場所にそれぞれ取り付けられているのが一般的である。具体的には、図示の負圧システム20では、ブレーキブースタ21に、負圧室内の圧力を測定する圧力センサ22が直接取り付けられていて、負圧ポンプ23は、ブレーキブースタ21から離れた位置に取り付けられるとともに、管路24を介してブレーキブースタ21に接続されている。なお、図示の構成では、圧力センサ22によって測定された圧力は、電気信号に変換されて、圧力センサ22とは離間して配置されているコントローラ25に送信され、また、負圧ポンプ23とコントローラ25とは、電気的なケーブル26を介して互いに電気接続されている。圧力センサ22と負圧ポンプ23とは、別体の構成要素として離隔した位置
に取り付けられる構成であることから、負圧室内の圧力を精度よく制御するためには、取付け後に圧力センサ22と負圧ポンプ23との間の調整が必要になる場合があった。さらに、エンジンルーム内に、圧力センサ22と負圧ポンプ23とが、別体の構成要素として離隔した位置に取り付けられる構成では、エンジンルーム内の省スペース化が図れないばかりか、レイアウトも煩雑なものになって、取付け作業性が劣るという問題もある。
特許第5476333号公報
本発明の目的は、特に給排手段および圧力測定手段を別個に具えるのではなく、給排手段、チェック弁および圧力測定手段を一体構造体として形成することで、構造の適正化を図った圧力調整装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の要旨構成は以下の通りである。
(1)密閉容器内に差圧を形成する圧力調整装置であって、前記圧力調整装置は、流体を供給または排出する給排手段と前記密閉容器と前記給排手段との間に位置し、前記密閉容器に対し前記給排手段により生じた流体の一方向通流を可能にするチェック弁、および前記密閉容器内の圧力を測定する圧力測定手段と、を具え、前記給排手段、前記チェック弁および前記圧力測定手段は、一体構造体として、前記密閉容器に取り付けられることを特徴とする、圧力調整装置。
(2)前記一体構造体は、前記給排手段および前記圧力測定手段に電気接続され、該圧力測定手段によって測定された前記密閉容器内の圧力を電気信号として受信し、該電気信号に応じて前記給排手段を制御する制御手段をさらに有すること特徴とする、上記(1)に記載の圧力調整装置。
(3)前記給排手段は、モータとポンプとで一体に構成されることを特徴とする、上記(1)または(2)に記載の圧力調整装置。
(4)前記給排手段は、超音波ポンプであることを特徴とする、上記(1)または(2)に記載の圧力調整装置。
(5)前記一体構造体は、前記チェック弁および前記圧力測定手段を収容する制御ハウジングと、前記給排手段を収容するポンプハウジングとを含むことを特徴とする、上記(1)から(4)までのいずれか1つに記載の圧力調整装置。
(6)前記圧力測定手段は、前記密閉容器から吸引された流体が前記圧力調整装置へ流入する流体路内の圧力を直接測定することを特徴とする、上記(1)から(5)までのいずれか1つに記載の圧力調整装置。
(7)前記圧力測定手段および前記チェック弁は、それぞれ前記流体路に対し並列に配置されていることを特徴とする、上記(6)に記載の圧力調整装置。
(8)前記一体構造体は、前記密閉容器への取付口部を有することを特徴とする、上記(1)から(7)までのいずれか1つに記載の圧力調整装置。
(9)前記密閉容器から吸引された流体は、前記取付口部から圧力調整装置に流入することを特徴とする、上記(8)に記載の圧力調整装置。
(10)前記一体構造体は、前記給排手段を前記密閉容器に取り付けるためのフランジを有していることを特徴とする、上記(1)から(9)に記載の圧力調整装置。
(11)前記密閉容器はブレーキブースタであることを特徴とする、上記(1)から(10)までのいずれか1つに記載の圧力調整装置。
(12)前記圧力調整装置は、前記取付口部を前記密閉容器に連結して取り付けられることを特徴とする、上記(8)から(11)までのいずれか1つに記載の圧力調整装置。
(13)前記圧力調整装置は、接続部材を介して前記密閉容器に連結して取り付けられることを特徴とする、上記(1)から(11)までのいずれか1つに記載の圧力調整装置。
(14)前記一体構造体および前記制御手段を収容する収容ハウジングを有し、該収容ハウジングは、内部の対向する側壁部に、それぞれステップ状をなす少なくとも2つの台座を具え、該少なくとも2つの台座のうち、一の台座に前記給排手段が配置され、他の台座に前記制御手段が配置されることを特徴とする、上記(2)から(13)までのいずれか1つに記載の圧力調整装置。
本発明によれば、密閉容器内に差圧を形成する圧力調整装置が、流体を供給または排出する給排手段と密閉容器と給排手段との間に位置し、密閉容器に対し給排手段により生じた流体の一方向通流を可能にするチェック弁、および密閉容器内の圧力を測定する圧力測定手段とを具え、給排手段、チェック弁および圧力測定手段を、一体構造体として、密閉容器に取り付けることにより、圧力調整装置の取付け時の給排手段、チェック弁および圧力測定手段間の調整が不要になるとともに、圧力調整装置の設置スペースの削減および整然としたレイアウトの達成、取付け用の部品点数の削減、および圧力調整装置と、密閉容器、給電部、および制御手段を含むECUとの容易な取付けを達成することができる。
図1は、一般的な負圧式ブレーキブースタの構成の概略図である。 図2は、従来の負圧式ブレーキブースタシステムの概略図である。 図3は、本発明の圧力調整装置を概念的に示したブロック構成図である。 図4(a)、(b)は、本発明の圧力調整装置の一実施形態を示すものであって、図4(a)が斜視図、図4(b)が分解斜視図である。 図5は、図4(a)に示す圧力調整装置のI−I線上の部分断面図である。 図6は、圧力調整装置の別の実施形態の部分断面図である。 図7は、本発明の別の圧力調整装置を概念的に示したブロック構成図であって、制御手段等をさらに具えた圧力調整装置が、密閉容器に間接的に取り付けられた状態を示す概略構成図である。 図8は、制御手段等をさらに具えた圧力調整装置の他の実施形態の部分断面図である。 図9は、圧力調整装置のさらに別の実施形態の部分断面図である。 図10は、本発明の他の圧力調整装置を概念的に示したブロック構成図であって、制御手段等を具えた圧力調整装置が、密閉容器に直接取り付けられた状態を示す概略構成図である。 図11(a)、(b)は、圧力調整装置の他の実施形態を示すものであって、図11(a)が斜視図、図11(b)が分解斜視図である。 図12は、図11(a)に示す圧力調整装置のII−II線上の部分断面図である。
次に、本発明に従う圧力調整装置の実施形態について、図面を参照しながら以下で説明する。
図3は、本発明の代表的な圧力調整装置100を、密閉容器200、例えば車両用ブレーキブースタに取り付けられている状態で概念的に示したものであり、図4(a)、(b)は、図3の本発明の圧力調整装置100を具現化したときの実施形態を示すものであって、図4(a)が、圧力調整装置100を斜め上方から眺めたものであり、図4(b)が、図4(a)の圧力調整装置100を分解して示したものであり、そして、図5は、図4(a)の圧力調整装置100を、I−I線上で切断したときの部分断面で示したものである。
図3に示す圧力調整装置100は、給排手段101と、チェック弁140と、圧力測定手段150とで主に構成されている。図示の圧力調整装置100は、接続部材として例えば管路210を介して、密閉容器であるブレーキブースタ200に取り付けられている。圧力調整装置100が、図示のブレーキブースタ200に取り付けられる場合には、ブレーキブースタ200の内部(図示せず)は、仕切壁によって変圧室と負圧室とに仕切られ、管路210は、ブレーキブースタ200の内部と接続され、負圧室内の圧力を適正に調整する。ここで、「密閉容器」とは、その内部に圧力調整装置の作動時に大気が導入される変圧室と負圧が導入される負圧室とを有し、変圧室と負圧室との間の圧力差を保持することのできる容器である。
なお、ブレーキブースタ200の材質は、特に限定しないが、耐圧プラスチック材料または金属材料であることが好ましい。
給排手段101は、ブレーキブースタ200に対し、例えば空気等の気体や、ブレーキオイル等の液体のような流体を供給または排出して、ブレーキブースタ200内に差圧を形成するために設けられている。給排手段101は、図4および図5では、モータ110とポンプ120とを密接させて一体に構成した場合を示しているが、本発明では、モータ110とポンプ120とが機械的に連動できるように一体に構成されていればよく、例えば、給排手段101が、モータ110とポンプ120との間に、圧力制御部130(図6参照)のような他の部材を介して一体に構成されていてもよい。また、図示の実施形態では、圧力制御部130は、チェック弁140および圧力センサ150を主たる構成要素としているが、図7に示すコントローラ170のような制御手段等の他の構成要素をさらに含んでいてもよい。
チェック弁140は、ブレーキブースタ200と給排手段101との間に、ブレーキブースタ200に対し給排手段101により生じた流体の一方向通流を可能にするために設けられたものであって、図3に示す実施形態では、ブレーキブースタ200内の流体が、給排手段101を構成するポンプ120で吸引されて排出される方向に向かう流れ(正流)を許容し、ポンプ120からブレーキブースタ200に向かう方向への流体の流れ(逆流)は阻止するように設けられている。さらに、圧力測定手段150は、図示の実施形態では、ブレーキブースタ200内、より厳密にはブレーキブースタ200の負圧室(図示せず)内の圧力を測定する圧力センサとして設けられている。
そして、本発明の構成上の主な特徴は、密閉容器(図3ではブレーキブースタ)200内に差圧を形成する圧力調整装置100が、流体を供給または排出する給排手段(図3で
はモータ110およびポンプ120)101と、密閉容器200と給排手段101との間に位置し、密閉容器200に対し給排手段101により生じた流体の一方向通流を可能にするチェック弁140、および密閉容器200内の圧力を測定する圧力測定手段(図3では圧力センサ)150とを具え、給排手段101、チェック弁140および圧力測定手段150を、一体構造体として、密閉容器200に取り付けることにあり、この構成を採用することによって、従来の圧力調整装置のように、給排手段101と圧力測定手段150とを別々の位置に取り付けた場合に行う必要があった、給排手段101と圧力測定手段150との間の調整が不要になるという効果を奏することができる。さらに、本発明の圧力調整装置100を、自動車のブレーキブースタのような密閉容器200に取り付ける場合であっても、エンジンルームといった極めて限定されたスペース内に、圧力調整装置100の省スペース化、および整然としたレイアウトを達成できる。また、上記の圧力調整装置100を密閉容器200に直接取り付ける場合には、個々の部品間の圧力配管や、個々の部品の取り付け用ブラケットやボルト類のような部品が不要になり、上記の圧力調整装置100を密閉容器200に間接的に取り付ける場合には、センサ用のゴムグロメットなどの構成部品点数が削減され、かつ圧力調整装置100と、密閉容器200、給電部、およびコントローラ170のような制御手段を含むECUとを容易に接続することができる。さらに、圧力調整装置100の取付作業者が、組み立てる際の作業工数を削減することができる。
図4に示す実施形態では、圧力調整装置100は、モータ110を収容するモータハウジング111と、ポンプ120を収容するポンプハウジング121と、圧力制御部130の構成要素であるチェック弁140および圧力センサ150を収容する制御ハウジング131とを有し、これらのハウジング111、121、131を一体的に連結して、1つのユニットを構成する。図示の実施形態では、モータハウジング111と制御ハウジング131との間に、ポンプハウジング121が配置された構成になっている。なお、各ハウジング111、121、131の形状は、図示の形状には限定されない。
図示のモータ110は、給電用の電気接続部112を有しており、ポンプハウジング121には、電気接続部112を案内する案内孔122が形成されている。電気接続部112は、案内孔122および制御ハウジング131に形成されている孔(図示せず)を介して、制御ハウジング131内にまで延在し、外部にある給電部との電気的な接続を形成するための、コネクタ部136を構成する電気導体部160であるコンタクトに、圧力調整装置100内に配線された電気導体部161を通じて電気接続される。またポンプハウジング121は、ポンプ120が吸引した流体を排出するための排出口124(図7参照)を有している。モータハウジング111、ポンプハウジング121および制御ハウジング131の材質としては、特に限定しないが、例えばモータハウジング111およびポンプハウジング121の材質を金属材料とし、制御ハウジング131の材質をプラスチック材料とする場合が挙げられる。
図5に示すポンプ120は、例えば複数のベーン125を具えるロータリ真空ポンプであって、負圧ポンプとして構成されている場合を示しているが、ダイヤフラム型真空ポンプ等の負圧ポンプとして構成してもよい。図示の負圧ポンプは、例えばブレーキブースタ200内の流体を吸引して排出することでブレーキブースタ200内に負圧を形成することができる。
制御ハウジング131の、ポンプ120が載置されている上面には、ポンプ120によってブレーキブースタ200から吸引された流体が通流する通流孔132が形成されている。この通流孔132は、一端が、制御ハウジング131内部に設けられ、ブレーキブースタ200から吸引された流体が流入する第1流体路134と連通し、他端が、ポンプ120と連通している。また、通流孔132内に、チェック弁140が設けられ、図5に示
す実施形態では、チェック弁140は、ポンプ120から、圧力調整装置100の外部に位置するブレーキブースタ200の方向へ向かう流体の流れ(逆流)を阻止するように配置されている。
さらに図5の実施形態においては、制御ハウジング131の側面には、図3に示した接続部材である管路210が取り付けられる取付口部133が一体成形されており、第1流体路134は、この取付口部133の開口端位置から、制御ハウジング131内部で終端する位置まで延在するように形成されている。取付口部133が、管路210を介してブレーキブースタ200に間接的に気密に接続されることにより、ポンプ120とブレーキブースタ200との間での流体の移動が取付口部133を介して可能になる。さらに、制御ハウジング131には、圧力センサ150を収容する収容部135が形成されていて、この収容部135内の圧力センサ150は、第1流体路134に通じており、第1流体路134内の圧力、ひいては、第1流体路134に連通するブレーキブースタ200の、特に負圧室内の圧力を直接測定することができる。なお、取付口部133の形状は、図示の実施形態には限定されず、また、取付口部133の配設位置も、図示の実施形態には限定されず、モータハウジング111またはポンプハウジング121に配設されていてもよい。
圧力センサ150によって測定された圧力(P)は、電気信号(例えば電圧:U)に変換されて、電気導体部160を介して、図示の実施形態では圧力調整装置100の外側に位置する、制御手段であるコントローラに送信される。電気信号を受信したコントローラは、受信した電気信号に基づいてブレーキブースタ200の負圧室内の圧力が所定の負圧に達していないと判断した場合には、ポンプ120を作動させるように指示を与える。好ましくはコントローラが、圧力調整装置100の外側に配設したリレー(図示せず)に制御の指示を与え、リレー等を介してポンプ120の制御を行ってもよい。
図5に示すように、流通孔132及び収容部135は、第1流体路134から並行に分岐している。つまり、流通孔132内のチェック弁14および収容部135内の圧力センサ150は、互いに並列に配置されている。
電気導体部160、161は、制御ハウジング131の、取付口部133を設けた側面とは反対側に位置する対向側面から突出させて延在させたコネクタ部136の内部にまで延在している。コネクタ部136に、圧力調整装置100の外側にある給電部、コントローラおよびECUにケーブルを介して電気接続されている対応コネクタ部(図示せず)が連結された場合、電気導体部160、161は、対応コネクタ部を構成する複数の電気導体部のうちいずれかと電気接続して、給電部、コントローラおよびECUに電気接続される。電気導体部160、161の材質は、例えば銅、銅合金等のような導電性材料であればよい。また、取付口部133とコネクタ部136との位置関係は、図示の実施形態には限定されない。
なお、図5の実施形態は、電気導体部160、161を上下に配置したものであるが、電気導体部160、161の配置は特に限定せず、例えば同一水平面上であってもよい。
図示の実施形態におけるポンプ120の構成は、例えば取り付けられるブレーキブースタ200の構成、具体的には真空式ブレーキブースタ、圧縮空気式ブレーキブースタまたは液圧式ブレーキブースタに応じて変更可能である。また、図示の実施形態では、ポンプ120は、負圧ポンプ(例えば真空ポンプ)であるが、密閉容器200をブレーキブースタとしてではなく、別の用途において使用する場合に、密閉容器200内に正圧を形成したい場合であっても、ポンプ120を負圧ポンプから正圧ポンプに切り換え、かつ密閉容器200からポンプ120への流体の通流を阻止するようにチェック弁140を配置変更するだけで、圧力調整装置100を正圧形成用として用いることもできる。
また、図5に示した実施形態においては、本発明に係る圧力調整装置100を固定するためのフランジ123が、ポンプハウジング121に設けられている場合を示しているが、圧力調整装置100の取付け態様によっては、モータハウジング111または制御ハウジング131に設けられていてもよい。
次に、図6〜図9を用いて、本発明に係る圧力調整装置100の別の実施形態を説明する。
図6に示す別の実施形態の圧力調整装置100は、モータ110、ポンプ120および圧力制御部130で主に構成されている点では、図5に示した圧力調整装置100と同じであるが、圧力制御部130をモータ110とポンプ120との間に配置した点が、図5に示した実施形態とは異なっている。この実施形態では、モータ110が、圧力制御部130に隣接されているので、モータ110とコネクタ部136との間の配線が容易になる。
図7および図8に示す他の実施形態では、圧力調整装置100が、給排手段101および圧力測定手段150に電気接続されたコントローラ170のような制御手段をさらに有する構成を採用した場合を示している。コントローラ170は、圧力測定手段150によって測定されたブレーキブースタ200内の圧力(P)を電気信号(例えば電圧:U)として受信し、受信した電気信号に応じて給排手段101を制御するために設けられている。給排手段101は、図3〜図6に示した実施形態と同様に、モータ110とポンプ120とで構成され、圧力測定手段は圧力センサ150である。コントローラ170は、図8に示す実施形態においては、制御ハウジング131内で圧力センサ150が収容されている収容部135に隣接するスペースに配置され、電気導体部160を介して圧力センサ150に、また、電気導体部161および電気接続部112を介してモータ110に電気接続されている。コントローラ170を、モータ110およびポンプ120と、チェック弁140と、圧力センサ150とから成る一体構造体に含める構成にすることにより、圧力調整装置100の製造時に、既に、モータ110およびポンプ120と、圧力センサ150と、コントローラ170との接続を調整して、互いの相性を補正しておくことができるので、圧力調整装置100の取付作業者は、圧力調整装置100をブレーキブースタ200、給電部(図示せず)およびECU(図示せず)に接続するだけでよく、取付け作業時の手間を大幅に減らすことができる。また、1ユニット(一体構造体)内に、圧力センサ150とコントローラ170とを近接配置したことによって、さらに整然としたレイアウトの達成、および圧力センサ150とコントローラ170との間の配線部材の削減が可能になる。また、圧力センサ150とポンプ120とを近接配置することによりポンプ120の制御性が向上する。
また、図7に示す実施形態では、ブレーキブースタ200とチェック弁140との間に、集塵用のフィルタ手段180を配設した構成が示されており、これにより、ポンプ120によって吸引される流体中に塵埃物質等の異物が存在していた場合であっても、塵埃物質等はフィルタ手段180で捕集されて流体から除去され、この結果、異物等の吸引によるポンプ120の過負荷や故障等を生じるのを抑制することができる。図8では、フィルタ手段180が、制御ハウジング131の通流孔132内であって、吸引された流体の流れ方向で見て、チェック弁140の上流側に設けられている場合を示している。
さらに、図7に示す圧力調整装置100は、ポンプ120によって吸引された流体を排出する際に発生する音(騒音)を効果的に抑える、例えばサイレンサ(消音器)のような消音手段190が、排出口124に設けられている。
さらにまた、図9に示す他の実施形態である圧力調整装置100は、制御ハウジング131に、ポンプ120によって吸引された流体(白抜き矢印Fで通流方向を示す)を排出する排出口124が設けられているので、制御ハウジング131に、ポンプ120から排出される流体を排出口124へと導く第2流体路138が形成されている。制御ハウジング131にはさらに、第2流体路138と、圧力センサ150が収容されている収容部135とを流体接続する接続路137が形成されている。圧力センサ150は、ブレーキブースタ200内の差圧を測定するため、ブレーキブースタ200内の負圧、および圧力調整装置100の外側の大気圧を測定しており、そのため、収容部135内に大気圧を取り込まなければならならず、大気圧を取り込む際には、水や塵埃物質等が収容部135内に侵入する場合がある。しかし、第2流体路138には、接続路137との連通領域に絞り部(破線で囲んだ領域)139が設けられているので、絞り部139を通過する流体の流れは、絞り部139において加速されて負圧が絞り部139に生じ、この負圧は、収容部135内にも作用して(黒塗り矢印で概念的に示す)、大気圧を取り込む際に侵入した水や塵埃物質等の異物を、接続路137および第2流体路138を経由して排出口124を通じて、圧力調整装置100の外部に排出することができる。これにより、収容部135、特に圧力センサ150に水や塵埃物質等の異物が付着することによる、圧力センサ150の圧力測定に対する不都合な影響を、効果的に排除することができる。なお、図9では、説明の便宜上、コネクタ部およびモータ110の軸は図示していない。
図10〜図12は、本発明に係る圧力調整装置のさらに別の実施形態を示したものである。
図10に示す圧力調整装置300は、給排手段であるポンプ320と、チェック弁340と、圧力測定手段である圧力センサ350とで主に構成されているが、圧力調整装置300が、密閉容器、例えばブレーキブースタ200に直接取り付けられている点、および給排手段がポンプ320のみで構成されている点で、上記実施形態とは大きく異なる。
圧力調整装置300は、圧力センサ350によって測定された圧力(P)を電気信号(例えば電圧:U)として受信し、受信した電気信号に応じてポンプ320を制御する制御手段であるコントローラ370を、内部に有していることが好ましい。これにより、圧力調整装置300の製造段階で、ポンプ320と圧力センサ350とコントローラ370との間の接続を調整して、互いの相性を補正しておくことができ、圧力調整装置300の取付作業者は、ポンプ320と圧力センサ350とコントローラ370との間の調整を行った圧力調整装置300を、ブレーキブースタ200に直接、気密に取り付けるだけでよく、取付け作業時の手間を大幅に減らすことができる。また、1ユニット(一体構造体)内に、圧力センサ350とコントローラ370とを近接配置したことによって、さらに省スペース、および整然としたレイアウトの達成、および圧力センサ350とコントローラ370との間の配線部材の削減および配管、個々の部品のブラケット等の取付部品の削減が可能になる。また、圧力センサ350とコントローラ370との間の応答感度や、応答速度が向上し、ポンプ320の精度の高い制御が可能になる。
また、フィルタ手段380は、ブレーキブースタ200とチェック弁340との間、特に流体の通流方向で見てチェック弁340の上流側に有していることが好ましく、これにより、ポンプ320によって吸引される流体中に塵埃物質等の異物が存在していた場合であっても、塵埃物質等はフィルタ手段380で捕集されて流体から除去され、この結果、異物等の吸引によるポンプ320の過負荷や故障等が生じるのを抑制することができる。さらに、圧力調整装置300は、例えばサイレンサ(消音器)のような消音手段390を収容ハウジング331の排出口338に有していることが好ましく、これにより、ポンプ320によって吸引された流体を排出する際に発生する音(騒音)を効果的に抑えることができる。
圧力調整装置300は、図11および図12に示すように、チェック弁340を内蔵し、かつ圧力調整装置300に設けた流体通路335とポンプ320との間を通流する流体を案内するための流体案内部材341を有する。また、図示の実施形態では、ポンプ320と、チェック弁340および流体案内部材341と、圧力センサ350と、コントローラ370とが、収容ハウジング331内に収容されており、収容ハウジング331の開口332は蓋400によって閉鎖されている。
図10および図12に示した実施形態では、チェック弁340は、ポンプ320から圧力調整装置300の外部、特にブレーキブースタ200に向かう方向への流体の通流を阻止するように流体案内部材341内に配置されている。なお、収容ハウジング331の形状は、図示の形状には限定されない。
図12に示す圧力調整装置300は、収容ハウジング331の底部上に、収容ハウジング331の少なくとも2つの互いに相対する内面に沿って配設された側壁部333、333を有する。側壁部333、333は、第1台座333a、333aと、第1台座333a、333aの上に、第1台座333aの壁厚よりも薄い壁厚を有する第2台座333bとを有し、圧力センサ350および流体案内部材341が、第1台座333a、333a間に位置する収容ハウジング331の底部に配置され、ポンプ320が、第2台座333b、333b間であって、第1台座333a、333a間を橋渡しするように配置されていて、コントローラ370が、第2台座333b、333b間を橋渡しするように配置されている。
なお、収容ハウジング331と側壁部333は同一の材質であっても異材質であってもよい。収容ハウジング331と側壁部333が同一の材質である場合には、収容ハウジング331及び側壁部333を一体成形により形成することが好ましい。
流体案内部材341および収容ハウジング331の材質としては、特に限定しないが、プラスチック材料を用いることが好ましい。また、流体案内部材341および収容ハウジング331は、同一材質であっても異材質であってもよい。流体案内部材341および収容ハウジング331の接合法については特に限定しないが、接着または溶着による連結の他、底面にエラストマまたはゴム等のシーリング材料を配設した流体案内部材341を、収容ハウジング331に押し付けることにより互いに連結することが好ましい。このことは、ポンプ320および流体案内部材341の材質ならびに接合法にも当てはまる。
収容ハウジング331の底部側の外面には、例えば図12に示すように、圧力調整装置300を、ブレーキブースタ200に直接取り付けるための取付口部334が一体成形されている。この取付口部334は、その内部が、ブレーキブースタ200からの流体が通流する流体通路335として形成されている。この流体通路335は、収容ハウジング331に形成されている2つの連通孔336を介して、圧力センサ350およびポンプ320のそれぞれに流体接続されている。取付口部334の外周面には、ブレーキブースタ200への取付けを容易にするために、取付口部334の外周に同心円状の複数の段部334aを設け、その外周にゴム製のグロメットを装着させる。この取付口部334をブレーキブースタ200のシェル(ハウジング)に形成されている孔に差し込むことにより、密閉性を保持した状態で圧力調整装置300のブレーキブースタ200への固定が可能となる。なお、取付口部334の先端における段部334aの外径が他の段部334aの外径と比較して大きいのは、グロメットからの抜け止め防止としての機能を果たすためである。
他の取付口部の形状として、例えば取付口部334の外周にねじ切り部が形成されていてもよい。ねじ切り部は、圧力調整装置300のブレーキブースタ200への取付け時に、上記のねじ切り部に対応するねじ切り部を有する、ブレーキブースタ200の対応取付
口部に気密にねじ連結される。これにより、圧力調整装置300はブレーキブースタ200に直接取り付けることができるので、圧力調整装置300とブレーキブースタ200との取付け作業時の手間が軽減される。なお、ねじ切り部は、取付口部の外周ではなく、内周に形成されていてもよい。
圧力センサ350によって測定された圧力は電気信号に変換されて、電気配線を介してコントローラ370に送信され、コントローラ370は、受信した電気信号に応じてポンプ320を制御する。コントローラ370から、電気導体部360が、図示の実施形態では、収容ハウジング331の側面に一体成形されているコネクタ部337にまで延在している。このコネクタ部337は、複数の電気導体部によって構成されている(図面では1本の電気導体部360のみを示す。)。圧力調整装置300の外側にある給電部およびECUには、ケーブルを介して対応コネクタ部(図示せず)が電気接続されている。この対応コネクタ部が、コネクタ部337に連結された場合、コネクタ部337の電気導体部360が、対応コネクタ部を構成する複数の電気導体部のいずれかと電気接続されて、圧力調整装置300の外側にある給電部およびECUに電気接続される。電気導体部360の材質は、例えば銅、銅合金等のような導電性材料であればよい。
図10〜図12に示した実施形態では、給排手段が、振動子として圧電素子または磁歪素子等を用いた超音波ポンプ320である場合を示している。超音波ポンプは、電圧制御のみによって圧電・磁歪素子を振動させることができるため、プランジャ型のポンプのようにポンプ駆動源としてのモータを必要としない。よって、給排手段をモータとポンプで構成した場合に比べてポンプ駆動源の容積を削減できるため、その結果、圧力調整装置300の全体もコンパクトに構成することができる。これにより、圧力調整装置300をブレーキブースタ200に直接取り付ける構成を採用することが可能になる。このように、本発明の圧力調整装置300は、給排手段として超音波ポンプ320を使用する場合には、ブレーキブースタ200に直接取り付けることができるので、図3〜図9の実施形態において必要であった、圧力調整装置100とブレーキブースタ200との間の管路210は不要になり、整然としたレイアウトを達成することができる。また、超音波ポンプ320は、給排手段をモータとポンプで一体構成した場合に比べて軽量であるので、例えばブレーキブースタ200に圧力調整装置300を取り付けた場合には燃費向上にも繋がる。さらに、給排手段として、超音波ポンプ320を使用することは、消費電力が極めて少なく、ポンプの使用寿命が長く、またポンプが発する音も静かであるため有利である。
また、超音波ポンプ320は、所定の電気配線を介してコネクタ部337の電気導体部360に電気接続され、圧力調整装置300の外側に位置する給電部およびECUに電気接続されるようになっている。さらに、複数の超音波ポンプ320を、収容ハウジング331内で、互いに重ねるなどして直列に接続することもでき、これにより、圧力調整装置300に高い出力が要求されている場合であっても、その要求を満たすこともできる。
圧力調整装置100、300におけるポンプ120、320は、圧力調整装置100、300をブレーキブースタ200において使用する場合には、内燃機関の動作に関わらず独立して作動する電動式ポンプであることが特に好ましい。電動式ポンプを使用することにより、内燃機関の運転中、常にポンプを作動させておく必要はなく、圧力センサ150、350からの電気信号に基づいて、必要な場合にのみ作動させることできるので、ポンプの使用寿命が長くなる点、および動力を無駄に消費しないため消費を向上できる点で有利である。
本発明によれば、圧力調整装置の取付け時の給排手段、チェック弁および圧力測定手段間の調整が不要になるとともに、圧力調整装置の設置スペースにおける占有スペースの削
減および整然としたレイアウトの達成、取付け用の部品点数の削減、および圧力調整装置と、密閉容器、給電部、および制御手段を含むECUとの容易な取付けを達成することができる。
1 ブレーキペダル
2 入力軸
3 パワーピストン
4 変圧室
5 接続部
6 定圧室
7 出力軸
8 ブレーキマスタシリンダ
9 ピストン
10 ブレーキブースタ
20 負圧システム
21 ブレーキブースタ
22 圧力センサ
23 負圧ポンプ
24 管路
25 コントローラ
26 ケーブル
100 圧力調整装置
101 給排手段
110 モータ
111 モータハウジング
112 電気接続部
120 ポンプ
121 ポンプハウジング
122 案内孔
123 フランジ
124 排出口
125 ベーン
130 圧力制御部
131 制御ハウジング
132 通流孔
133 取付口部
134 第1流体路
135 収容部
136 コネクタ部
137 接続路
138 第2流体路
139 絞り部
140 チェック弁
150 圧力測定手段または圧力センサ
160 電気導体部
161 電気導体部
170 制御手段またはコントローラ
180 フィルタ手段
190 消音手段
200 密閉容器またはブレーキブースタ
210 管路
300 圧力調整装置
320 超音波ポンプ
331 収容ハウジング
332 開口
333 側壁部
333a 第1台座
333b 第2台座
334 取付口部
334a 段部
335 流体通路
336 連通孔
337 コネクタ部
338 排出口
340 チェック弁
341 流体案内部材
350 圧力センサ
360 電気導体部
370 制御手段またはコントローラ
380 フィルタ手段
390 消音手段
400 蓋
F 通流方向
P1 大気圧
P2 吸気負圧

Claims (14)

  1. 密閉容器内に差圧を形成する圧力調整装置であって、
    前記圧力調整装置は、
    流体を供給または排出する給排手段と
    前記密閉容器と前記給排手段との間に位置し、前記密閉容器に対し前記給排手段により生じた流体の一方向通流を可能にするチェック弁、および
    前記密閉容器内の圧力を測定する圧力測定手段と、
    を具え、
    前記給排手段、前記チェック弁および前記圧力測定手段は、一体構造体として、前記密閉容器に取り付けられることを特徴とする、圧力調整装置。
  2. 前記一体構造体は、前記給排手段および前記圧力測定手段に電気接続され、該圧力測定手段によって測定された前記密閉容器内の圧力を電気信号として受信し、該電気信号に応じて前記給排手段を制御する制御手段をさらに有すること特徴とする、請求項1に記載の圧力調整装置。
  3. 前記給排手段は、モータとポンプとで一体に構成されることを特徴とする、請求項1または2に記載の圧力調整装置。
  4. 前記給排手段は、超音波ポンプであることを特徴とする、請求項1または2記載の圧力調整装置。
  5. 前記一体構造体は、前記チェック弁および前記圧力測定手段を収容する制御ハウジングと、前記給排手段を収容するポンプハウジングとを含むことを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項に記載の圧力調整装置。
  6. 前記圧力測定手段は、前記密閉容器から吸引された流体が前記圧力調整装置へ流入する流体路内の圧力を直接測定することを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項に記載の圧力調整装置。
  7. 前記圧力測定手段および前記チェック弁は、それぞれ前記流体路に対し並列に配置されていることを特徴とする、請求項6に記載の圧力調整装置。
  8. 前記一体構造体は、前記密閉容器への取付口部を有することを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項に記載の圧力調整装置。
  9. 前記密閉容器から吸引された流体は、前記取付口部から圧力調整装置に流入することを特徴とする、請求項8に記載の圧力調整装置。
  10. 前記一体構造体は、前記密閉容器に取り付けるためのフランジを有していることを特徴とする、請求項1から9までのいずれか1項に記載の圧力調整装置。
  11. 前記密閉容器はブレーキブースタであることを特徴とする、請求項1から10までのいずれか1項に記載の圧力調整装置。
  12. 前記圧力調整装置は、前記取付口部を前記密閉容器に連結して取り付けられることを特徴とする、請求項8から11までのいずれか1項に記載の圧力調整装置。
  13. 前記圧力調整装置は、接続部材を介して前記密閉容器に連結して取り付けられることを
    特徴とする、請求項1から11までのいずれか1項に記載の圧力調整装置。
  14. 前記一体構造体および前記制御手段を収容する収容ハウジングを有し、該収容ハウジングは、内部の対向する側壁部に、それぞれステップ状をなす少なくとも2つの台座を具え、該少なくとも2つの台座のうち、一の台座に前記給排手段が配置され、他の台座に前記制御手段が配置されることを特徴とする、請求項2から13までのいずれか1項に記載の圧力調整装置。
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