JP2016203678A - 弾性クローラおよび弾性クローラ駆動機構 - Google Patents

弾性クローラおよび弾性クローラ駆動機構 Download PDF

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Abstract

【課題】ピン部材と係合部との干渉を抑制しつつ係合部の耐久性を向上させた弾性クローラおよび弾性クローラ駆動機構を提供する。【解決手段】本発明は、スプロケットの周方向に間隔を置いて配置された複数のピン部材22のそれぞれに係合可能な複数の係合部14を、内周側に有する弾性クローラであって、係合部14は、ピン部材22を受ける受圧面14aを有し、当該受圧面14aは、側面視の輪郭形状が、以下の式(1)で規定される転がり直径D1の仮想回転体の中心軸と同軸でスプロケットが仮想回転体とともに平面上を転がったときにピン部材22の外縁が描く包絡線L1で形作られている。記D1=D0×a ・・・(1)ここで、D0=(前記係合部のピッチ)×(ピン部材の個数)/(円周率)0.9≦a<1【選択図】図3

Description

本発明は、弾性クローラおよび弾性クローラ駆動機構に関するものである。
弾性クローラには、スプロケットの周方向に間隔を置いて配置された複数のピン部材(噛合部)のそれぞれに係合可能な複数の係合部(駆動突起)を、内周側に有するものがある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のような弾性クローラ駆動機構は、スプロケットに配列されたピン部材の周方向の間隔(空隙)が大きいことから、泥つまり等による歯飛びの虞がなく、また、ピン部材が回転するため、当該ピン部材と前記弾性突起との係合不良が許容され、さらに、ピン部材に径方向に拡角の二等辺部位を形成してスプロケットのピン部材と弾性クローラの係合部とを面接触させることにより、当該係合部の耐久性を向上させている。
特開2006−69293号公報
しかしながら、上記の弾性クローラは、弾性クローラの係合部が側面視で二等辺三角形状であり、また、この斜面がピン部材に形成された二等辺部位と面接触しているにすぎないため、係合部にピン部材が係合するときの、ピン部材と係合部との干渉が大きく、当該係合部の耐久性向上に改善の余地がある。
本発明の目的は、ピン部材と係合部との干渉を抑制しつつ係合部の耐久性を向上させた弾性クローラおよび弾性クローラ駆動機構を提供することである。
本発明に係る、弾性クローラは、スプロケットの周方向に間隔を置いて配置された複数のピン部材のそれぞれに係合可能な複数の係合部を、内周側に有する弾性クローラであって、前記係合部は、当該係合部の根元側に、前記ピン部材を受ける受圧面を有し、当該受圧面は、側面視の輪郭形状が、以下の式(1)で規定される転がり直径D1 の仮想回転体の中心軸と同軸で前記スプロケットが前記仮想回転体とともに平面上を転がったときに前記ピン部材の外縁が描く包絡線で形作られていることを特徴とする。

1 =D0 ×a ・・・(1)
ここで、D0 =(前記係合部のピッチ)×(ピン部材の個数)/(円周率)
0.9≦a<1
本発明に係る、弾性クローラによれば、ピン部材と係合部との干渉を抑制しつつ係合部の耐久性を向上させることができる。
特に、本発明に係る、弾性クローラでは、式(1)において、0.94≦a≦0.98の条件を満たすことが好ましい。
この場合、ピン部材と係合部との干渉をより確実に抑制することができる。
本発明に係る、弾性クローラでは、前記係合部は、当該係合部の先端側に、前記ピン部材との干渉を回避するための逃げ面を有し、当該逃げ面は、側面視の輪郭形状が、以下の式(2)で規定される転がり直径D2 の仮想回転体の中心軸と同軸で前記スプロケットが前記仮想回転体とともに平面上を転がったときに前記ピン部材の外縁が描く包絡線で形作られていることが好ましい。

2 =D0 ×b ・・・(2)
ここで、1≦b≦1.1
この場合、ピン部材と係合部との干渉を抑制しつつ係合部の耐久性をより向上させることができる。
特に、本発明に係る、弾性クローラでは、式(2)において、1.00≦b≦1.03の条件を満たすことが好ましい。
この場合、制動時や下り坂走行時における、ピン部材と係合部との干渉を抑制しつつ、当該係合部の体積を大きく保つことができる。
本発明に係る、弾性クローラにおいて、前記受圧面および前記逃げ面の接続部分は、側面視の輪郭形状が、曲線で形作られていることが好ましい。
この場合、前記受圧面および前記逃げ面を前記接続部分で滑らかにつなぐことで、ピン部材および係合部の係合動作および解除動作をスムースに行うことができる。
本発明に係る、弾性クローラにおいて、前記受圧面および前記逃げ面の接続部分は、前記無端帯状体部の内周面からの高さが前記係合部の全体高さの25%以上60%以下であることが好ましい。
この場合、ピン部材と係合部との干渉をより確実に抑制しつつ係合部の耐久性を向上させることができる。
本発明に係る弾性クローラ駆動機構は、上記いずれかに記載の弾性クローラと、複数のピン部材が周方向に間隔を置いて配置されたスプロケットとを有することを特徴とする。
本発明に係る弾性クローラ駆動機構によれば、ピン部材と係合部との干渉を抑制しつつ係合部の耐久性を向上させることができる。
本発明によれば、ピン部材と係合部との干渉を抑制しつつ係合部の耐久性を向上させた弾性クローラおよび弾性クローラ駆動機構を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る、弾性クローラおよび弾性クローラ駆動機構を一部断面で模式的に示す拡大斜視図である。 図1の弾性クローラ駆動機構を模式的に示す拡大側面図である。 (a)は、図1の弾性クローラに設けられた弾性突起を模式的に示す拡大側面図であり、(b)は、図1の弾性クローラ駆動機構において、スプロケットが一方に回転してピン部材が弾性突起と係合するときの当該ピン部材の挙動を例示する図である。 本発明の一実施形態に係る、弾性クローラおよび弾性クローラ駆動機構における、弾性突起の輪郭形状を規定するための、第1及び第2包絡線の算出に用いるサイクロイド曲線の作図方法を説明するための図である。 図3(a)の弾性突起の受圧面の輪郭形状を形作る第1包絡線を説明するための解析図である。 図3(a)の弾性突起の逃げ面の輪郭形状を形作る第2包絡線を説明するための解析図である。 本発明の弾性クローラ駆動機構に採用される、ピン部材の他の実施形態の断面形状を側面視した断面図である。 本発明の弾性クローラ駆動機構及び弾性クローラに採用される、弾性突起の他の実施形態の断面形状を側面視した断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る、弾性クローラおよび弾性クローラ駆動機構を詳細に説明する。なお、以下の説明において、弾性クローラの周方向とは、無端帯状体の周方向と同義のものとし、幅方向とは、弾性クローラ(無端帯状体)の幅方向と同義のものとする。さらに、側面とは、弾性クローラ(無端帯状体)の側面と同義のものとする。
図1中、符号100は、本発明の一実施形態に係る弾性クローラ駆動機構である。また、符号10は、本発明の一実施形態に係る弾性クローラである。弾性クローラ10は、無端帯状体11を有する。無端帯状体11は、端部を持たない環状の部材である。無端帯状体11の内部には、メインコード層12が配置されている。メインコード層12は、例えば、無端帯状体11を周回する複数のスチールコード12aを幅方向に間隔を置いて配置してなる。本実施形態では、無端帯状体11は、例えば、ゴム材料で加硫成形されている。
弾性クローラ10は、その外周側に、複数のラグ13が配設されている。ラグ13は、無端帯状体11の周方向に間隔を置いて配置されている。本実施形態では、ラグ13は、無端帯状体11の外周面11aから突出し、幅方向に延在している。
また、弾性クローラ10は、その内周側に、複数の弾性突起(係合部)14が配設されている。弾性突起14は、無端帯状体11の周方向に間隔を置いて配置されている。本実施形態では、弾性突起14は、無端帯状体11の内周面11bから突出し、無端帯状体11の幅方向の中心付近に、当該幅方向に間隔を置いて2つ一組で配置されている。ラグ13および弾性突起14は、無端帯状体11と一体に加硫成形することも、接着等により、別体として組み付けることもできる。
符号20は、弾性クローラ10の弾性突起14が係合するスプロケットである。スプロケット20は、幅方向に間隔を置いて配置された2つの輪体21の間に、複数のピン部材22がスプロケット20の中心軸O1 の周りを周方向に間隔を置いて掛け渡されている。本実施形態では、スプロケット20は、幅方向に間隔を置いて配置される2つの輪体21(図1中、図面裏側の輪体21については省略。)と、2つの輪体21の間に、輪体21と幅方向に間隔を置いて配置された1つの中間体23と、輪体21と中間体23との相互間に掛け渡された複数のピン部材22とを有する。
本実施形態では、図2に示すように、ピン部材22は、スプロケット20の中心軸O1 の周りを周方向に間隔を置いて配置されている。ピン部材22はそれぞれ、スプロケット20の回転により、弾性クローラ10の弾性突起14の間に順次、進入したのち、一方の弾性突起14に係合し、当該弾性突起14をスプロケット20の回転方向に押圧する。すなわち、弾性クローラ駆動機構100では、スプロケット20の回転が弾性クローラ10に伝達されることにより、弾性クローラ10を駆動させることができる。
ここで、本実施形態のような、複数のピン部材22を有する、いわゆる、かご型スプロケット20を用いた弾性クローラ駆動機構の場合、ピン部材22と弾性突起14が互いに同じ速さで回転していると、ピン部材22の回転中心軸O2 が描く軌跡は、スプロケット20を回転体として平面上を転がしたときのサイクロイド曲線であり、このときのピン部材22の外縁が描く包絡線を作図すれば、ピン部材22の外縁の軌跡を描くことができる。このため、弾性突起の側面視における輪郭形状を、前記包絡線で形作れば、ピン部材22の軌跡に適合した形状となる。
しかしながら、ピン部材22と弾性突起14の回転速度が一致していないとき、例えば、ピン部材22が弾性突起14よりも先行して回転するときは、上記包絡線で弾性突起の輪郭形状を形作っても、ピン部材22の軌跡に適合した形状とならない。
例えば、スプロケット20を回転させて弾性クローラ10を駆動する駆動時は、弾性クローラ10との巻掛りの開始の際にはピン部材22は弾性突起14と係合していないが、ピン部材22は回転するに従って、回転方向前方側の弾性突起14に近づいていったのち、巻掛り完了時に弾性突起14と係合する。つまり、スプロケット20を回転させて弾性クローラ10を駆動するときは、ピン部材22が弾性突起14よりも相対的に速く回転しているといえ、この場合、サイクロイド曲線を描くための回転体の直径を小さくすることで、実際のピン部材22の軌跡に近似することができる。
図3(a)は、弾性クローラ10の弾性突起14を側面から見たときの側面視の輪郭形状を示す。図3(b)に示すように、弾性突起14は、その根元側に、ピン部材22を受ける受圧面14aを有する。受圧面14aは、側面視の輪郭形状が、以下の式(1)で規定される転がり直径D1 の仮想回転体20aの中心軸O3 と同軸でスプロケット20(本実施形態では、「輪体21」と同一)が仮想回転体20aとともに平面F上を転がったときにピン部材22の外縁が描く第1包絡線L1 で形作られている。

1 =D0 ×a ・・・(1)
ここで、D0 =(弾性突起14のピッチP)×(ピン部材22の個数)/(円周率π)
0.9≦a<1
詳細には、D0 は、仮想回転体20aの転がり直径D1 を求めるための基準直径である。弾性突起14のピッチPは、図2に示すように、弾性クローラ10(無端帯状体11)を水平に伸ばしたときの弾性突起14の頂点14cの間のピッチである。ピッチPは、例えば、mm単位で表すことができる。また、ピン部材22の個数は、周方向に配置されたピン部材22の個数である。本実施形態では、図2に示すように、ピン部材22の個数は、12個である。すなわち、本実施形態では、基準直径D0 は、弾性クローラ10をスプロケット20の周りに巻き掛けて環状体と仮定したときの弾性突起14の頂点14cを結ぶ、仮想円の直径にほぼ等しい。aは、0.9≦a<1の条件を満たすように、予め設定される数値である。すなわち、本実施形態では、仮想回転体20aの転がり直径D1 は、基準直径D0 よりも寸法が小さい。本発明では、0.94≦a≦0.98の範囲内の任意の数値をとることが好ましい。
さらに詳細には、図4の一点鎖線で、スプロケット20の中心軸O1 と仮想回転体20aの中心軸O3 とを同軸上に固定したと仮定し、スプロケット20が仮想回転体20aとともに平面F上を転がったときのピン部材22のサイクロイド曲線C1 を示す。図4では、上記式(1)から算出した転がり直径D1 の仮想回転体20aを破線で示し、実際のスプロケット20を実線で示す。サイクロイド曲線C1 は、仮想回転体20aの中心軸O1 と同軸上にスプロケット20を配置し、このスプロケット20が仮想回転体20aと一体に平面F上を転がることで、1つのピン部材22の回転中心軸O2 が描く軌跡である。
図3(a)に示すように、弾性突起14の受圧面14aは、側面視の輪郭形状が、第1包絡線L1 で形作られている。第1包絡線L1 は、仮想回転体20aとともにスプロケット20が平面F上を転がったときにピン部材22の外縁が描く線である。詳細には、第1包絡線L1 は、図5に示すように、サイクロイド曲線C1 に沿って移動するピン部材22を時系列的にプロットし、ピン部材22が弾性突起14と係合するときの係合側最外縁22eを結んだ線である。
本実施形態では、サイクロイド曲線C1 は、図4の左側に示すように、ピン部材22を最下点に配置した位置を出発地点として、図4の右側に示すように、仮想回転体20aと一体にスプロケット20を転がすことで描かれる。本実施形態では、受圧面14aの輪郭形状は、図4の左側に示す最下点から図4の右側に向かって延びるサイクロイド曲線C1 のうち、最下点を基点にした任意の長さのサイクロイド曲線C1 に従う、ピン部材22の係合側最外縁22eが描く第1包絡線L1 で形作られている。なお、ここに言う、任意の長さとは、弾性クローラ10の仕様等に応じて、適宜設定することが可能な長さである。例えば、任意の長さは、平面Fと平行な、スプロケット20の接線F´からの高さが高さhとなるまでの長さである。
このように、受圧面14aの輪郭形状をピン部材22の外縁が描く第1包絡線L1 で形作れば、弾性突起14の受圧面14aが、ピン部材22と係合してから当該ピン部材22によって押し出されるまでの、理想的なピン部材22の軌跡に近い形状となるため、弾性突起14と受圧面14aで係合して力を弾性突起14に伝えるときの弾性突起14との余計な干渉が抑えられるとともに、ピン部材22が弾性突起14の受圧面14aとの係合を解除すべく、当該弾性突起14から外れるときも、弾性突起14との余計な干渉が抑えつつ、弾性突起14の体積を可能な限り大きく設定することができる。
また、弾性突起14がピン部材22よりも先行して回転するときも、上記包絡線で弾性突起の輪郭形状を形作っても、ピン部材22の軌跡に適合した形状とならない。
例えば、エンジンブレーキ等の制動時や下り坂での走行時等の被駆動時は、駆動時と逆に、ピン部材22は、弾性クローラ10との巻掛り完了時において弾性突起14と係合していないが、弾性クローラ10との巻掛りの開始において、回転方向後方側の弾性突起14に接近しながら、2つの弾性突起14の間に進入する。つまり、駆動時とは逆に、弾性クローラ10によりスプロケット20を駆動するときは、弾性突起14がピン部材22よりも相対的に速く回転しているといえ、この場合、サイクロイド曲線を描くための回転体の直径を大きくすることで、実際のピン部材22の軌跡に近似することができる。
本実施形態では、図3(b)に示すように、弾性突起14は、その先端側に、ピン部材22との干渉を回避するための逃げ面14bを有する。逃げ面14bは、側面視の輪郭形状が、以下の式(2)で規定される転がり直径D2 の仮想回転体20bの中心軸O3 と同軸でスプロケット20(本実施形態では、「輪体21」と同一)が仮想回転体20bとともに平面F上を転がったときにピン部材22の外縁が描く第2包絡線L2 で形作られている。

2 =D0 ×b ・・・(2)
ここで、D0 =(弾性突起14のピッチP)×(ピン部材22の個数)/(円周率π)
1≦b≦1.1
詳細には、D0 は、前述の式(1)と同様の方法によって求まる基準直径である。また、bは、1≦bの条件を満たすように、予め設定される数値である。すなわち、本実施形態では、仮想回転体20bの転がり直径D2 は、基準直径D0 よりも寸法が大きい。本発明では、1.00≦b≦1.03の範囲内の任意の数値をとることが好ましい。
さらに詳細には、図4の一点鎖線で、受圧面14aと同様、スプロケット20の中心軸O1 と仮想回転体20bの中心軸O3 とを同軸上に固定したと仮定し、スプロケット20が仮想回転体20bとともに平面F上を転がったときのピン部材22のサイクロイド曲線C2 を示す。図4では、上記式(2)から算出した転がり直径D2 の仮想回転体20bを破線で示し、実際のスプロケット20を実線で示す。サイクロイド曲線C2 は、仮想回転体20bの中心軸O3 と同軸上にスプロケット20を配置し、このスプロケット20が仮想回転体20bと一体に平面F上を転がることで、1つのピン部材22の回転中心軸O2 が描く軌跡である。
図3(a)で示すように、弾性突起14の逃げ面14bは、側面視の輪郭形状が、第2包絡線L2 で形作られている。第2包絡線L2 は、スプロケット20が仮想回転体20bとともに平面F上を転がったときにピン部材22の外縁が描く線である。詳細には、第2包絡線L2 は、図6に示すように、サイクロイド曲線C2 に沿って移動するピン部材22を時系列的にプロットし、ピン部材22が弾性突起14と係合するときの係合側最外縁22eを結んだ線である。
本実施形態では、サイクロイド曲線C2 は、図4の左側に示すように、ピン部材22を最下点に配置した位置を出発地点として、図4の右側に示すように、仮想回転体20bと一体にスプロケット20を転がすことで描かれる。本実施形態では、逃げ面14bの輪郭形状は、図4の左側に示す最下点から図4の右側に向かって延びるサイクロイド曲線C2 のうち、任意の長さのサイクロイド曲線C2 に従う、ピン部材22の外縁が描く包絡線L2 で形作られている。なお、ここに言う、任意の長さとは、弾性クローラの仕様等に応じて、適宜設定することが可能な長さであればよい。例えば、本実施形態では、平面Fと平行な、スプロケット20の接線F´からの高さが高さhとなるまでのサイクロイド曲線C2 の値を基点とした任意の長さである。
このように、逃げ面14bの輪郭形状をピン部材22の外縁が描く第2包絡線L2 で形作れば、弾性突起14の逃げ面14bが、ピン部材22が2つの弾性突起14の間に進入を開始するまでの、理想的なピン部材22の軌跡に近い形状となるため、ピン部材22と弾性突起14との係合時において、ピン部材22が2つの弾性突起14の間に進入しようとするときに、弾性突起14の先端部分に引っ掛かることを防止するとともに、ピン部材22が弾性突起14との係合を解除すべく、当該弾性突起14から外れるときも、弾性突起14の先端部分に引っ掛かることを防止しつつ、弾性突起14の体積を可能な限り大きく設定することができる。
なお、本実施形態では、図3(a)に示すように、高さhは、受圧面14aと逃げ面14bとの接続部分Pの高さに相当する。高さhは、弾性突起14の全体高さHの25%以上60%以下であることが好ましい。この場合、受圧面14aおよび逃げ面14bの効果をより理想に近い形で行うことができ、また、弾性突起14の体積を可能な限りより大きく設定することができる。
また、受圧面14aおよび逃げ面14bの接続部分Pは、側面視の輪郭形状が、曲線で形作られていることが好ましい。本実施形態では、図3(a)に示すように、接続部分Pは、曲率半径rpを大きくとることで、受圧面14aおよび逃げ面14bを滑らかにつないでいる。この場合、スプロケット20のピン部材22が弾性クローラ10の弾性突起14の間に進入を開始し始めてから当該係合が完了するまでの係合動作、および、スプロケット20のピン部材22が弾性クローラ10の弾性突起14との係合を解除し始めてから当該解除が完了されるまでの解除動作をスムースに行うことができる。
なお、本実施形態では、弾性突起14の2つの逃げ面14bの間は、弾性クローラ10の幅方向に延在する頂面14cを介して繋がっている。本実施形態では、頂面14cは、弾性突起14の外側に向かって凸となるように湾曲している。また、本実施形態では、図3(a)に示すように、弾性突起14の根元部分には、無端帯状体11の内周面11bと受圧面14との間に凹面14dが形成されている。凹面14dは、側面視の輪郭形状が、曲率半径rd で構成された曲線で形作られている。曲率半径rd は、ピン部材22の直径であることが好ましい。この場合、弾性突起14とピン部材22との接触面積が大きくなるため、係合時の応力を緩和することができる。さらに、本実施形態では、図3(a)に示すように、弾性突起14は、側面視の輪郭形状が、無端帯状体11の内周面11bに対して直交する線Yを挟んで対称な形状である。
ここで、図2および図3(b)を参照して、本実施形態に係る弾性クローラ10を用いた、弾性クローラ駆動機構100の作用を説明する。
本実施形態のような、複数のピン部材22を有する、いわゆる、かご型スプロケット20を用いて弾性クローラ10を駆動させるときは、2つの弾性突起14の間を広く確保して、ピン部材22が一方の弾性突起14だけに係合するようにしている。例えば、図2の矢印θに示す方向にスプロケット20が回転して弾性クローラ10を駆動するときは、ピン部材22は弾性クローラ10に先行して回転することで、図2の領域Aで示すように、2つの弾性突起14の間への進入を開始する。次いで、ピン部材22は、スプロケット20の回転に従って回転方向前側の弾性突起14(図2では、領域Aの2つの弾性突起14のうち、図面右側の弾性突起14)に近づきながら、当該弾性突起14とともに回転し、そして、図2の領域Bで示すように、スプロケット20の中心軸O1 を挟んで領域Aと反対側の領域で、回転方向前側の弾性突起14(図2では、領域Bの図面左側の弾性突起14)にのみ係合する。これにより、ピン部材22は、回転方向前側の弾性突起14(図3(b)では、図面右側の弾性突起14)に力を伝える。
その後、ピン部材22は、図2の領域Cで示すように、回転方向前側の弾性突起14(図2では、領域Cの図面左側の弾性突起14)を回転方向(図2では、図面左方向)に押し出しながら、当該弾性突起14の受圧面14aとの係合を解除する。このとき、本実施形態では、弾性突起14の受圧面14aがピン部材22の外縁の描く第1包絡線L1 に沿った形状であるため、図3(b)の右側に示すように、ピン部材22が受圧面14aに沿って弾性突起14から外れるため、弾性突起14の体積を可能な限り大きく設定しつつ、弾性突起14と係合して力を弾性突起14に伝えるときの弾性突起14との余計な干渉が抑えられるとともに、ピン部材22が弾性突起14との係合を解除すべく、当該弾性突起14の受圧面14aから外れるときも、弾性突起14との余計な干渉が抑えられる。
一方、下り坂での走行時やエンジンブレーキ等の制動時には、図2の領域Bでは、ピン部材22は、弾性突起14に係合しない。逆に、弾性クローラ10がスプロケット20に先行して回転することで、ピン部材22は、図3(b)の二点鎖線C2 に示すように、回転方向後方側の弾性突起14(図3(b)では、2つの弾性突起14のうち、図面左側の弾性突起14)に接近しながら、2つの駆動突起14の間に進入していく。このとき、本実施形態では、弾性突起14の逃げ面14bがピン部材22の外縁の描く第2包絡線L2 に沿った形状であるため、図3(b)の左側に示すように、ピン部材22が逃げ面14bに対してぎりぎりに通過することができるため、弾性突起14の体積を可能な限り大きく設定しつつ、ピン部材22が弾性突起14の先端部分に引っ掛かることを防止できる。
上述のとおり、本実施形態に係る、弾性クローラ10によれば、受圧面14aは、側面視の輪郭形状が、前述の式(1)で規定される転がり直径D1 の仮想回転体20aの中心軸O3 と同軸でスプロケット20が仮想回転体20aとともに平面F上を転がったときにピン部材22の外縁が描く第1包絡線L1 で形作られている。これにより、受圧面14aの輪郭形状は、ピン部材22と係合してから当該ピン部材22によって押し出されるまでの、ピン部材22の軌跡に近い形状となるため、ピン部材22と弾性突起14の干渉を抑えつつ弾性突起14の体積を増やすことで、ピン部材22と弾性突起14との干渉を抑制しつつ弾性突起14の耐久性を向上させることができる。
特に、本実施形態に係る、弾性クローラ10のように、式(1)において、0.94≦a≦0.98の条件を満たすようにすれば、ピン部材22と弾性突起14との干渉をより確実に抑制することができる。
また、本実施形態に係る、弾性クローラ10では、弾性突起14は、ピン部材22との干渉を回避するための逃げ面14bを有し、当該逃げ面14bは、側面視の輪郭形状が、前述の式(2)で規定される転がり直径D2 の仮想回転体20bの中心軸O3 と同軸でスプロケット20が仮想回転体20bとともに平面F上を転がったときにピン部材22の外縁が描く第2包絡線L2 で形作られている。この場合、逃げ面14bの輪郭形状は、ピン部材22が2つの弾性突起14の間に進入を開始するまでの、ピン部材22の軌跡に近い形状となるため、ピン部材22と弾性突起14との引っ掛かりを防止しつつ弾性突起14の体積を増やすことで、ピン部材22と弾性突起14との干渉を抑制しつつ弾性突起14の耐久性をより向上させることができる。
特に、本実施形態に係る、弾性クローラ10のように、式(2)において、1.00≦b≦1.03の条件を満たすようにすれば、制動時や下り坂走行時における、ピン部材22と弾性突起14との干渉を抑制しつつ、弾性突起14の体積を大きく保つことができる。
また、本実施形態に係る、弾性クローラ10では、受圧面14aおよび逃げ面14bの接続部分Pは、側面視の輪郭形状が、曲線で形作られている。この場合、受圧面14aおよび逃げ面14bの接続部分Pで滑らかにつなぐことで、ピン部材22および弾性突起14の係合動作および解除動作をスムースに行うことができる。
また、本実施形態に係る、弾性クローラ10では、受圧面14aおよび逃げ面14bの接続部分Pは、無端帯状体11の内周面11bからの高さhが弾性突起14の全体高さHの25%以上60%以下である。この場合、ピン部材22と弾性突起14との干渉を抑制しつつ弾性突起14の耐久性をさらに向上させることができる。
本実施形態に係る弾性クローラ駆動機構100は、上記弾性クローラ10と、複数のピン部材22が周方向に間隔を置いて配置されたスプロケット10とを有している。本実施形態に係る弾性クローラ駆動機構100によれば、少なくとも、受圧面14aの輪郭形状は、ピン部材22と係合してから当該ピン部材22によって押し出されるまでの、理想的なピン部材22の軌跡に近い形状となるため、ピン部材22と弾性突起14の干渉を抑えつつ弾性突起14の体積を増やすことで、ピン部材22と弾性突起14との干渉を抑制しつつ弾性突起14の耐久性を向上させることができる。
上述のとおり、本実施形態によれば、ピン部材22と弾性突起14との干渉を抑制しつつ弾性突起14の耐久性を向上させた弾性クローラ10および弾性クローラ駆動機構100を提供することができる。
上述したところは、本発明の一実施形態にすぎず、特許請求の範囲に従えば、様々な変更が可能となる。例えば、ピン部材22は、図3(b)等に示すような、真円断面形状のものに限定されることなく、例えば、図7に示すような側面視で、係合が開始される先端22aが曲率半径R22で形成された、先細りの断面形状のものも含まれる。具体的には、図7のピン部材22は、最大幅w22を有してこの最大幅w22の両端がそれぞれ、平面22bを介して長さh22の位置で先端22aに繋がっている。このピン部材22に適応する、駆動突起14は、図8に示すような側面視で、弾性突起14の頂点14cが平坦面で形成された、断面台形形状のものとなる。
また、本発明に従う弾性突起14の断面形状等は、スプロケット20の回転方向が一方向だけである場合には、L2 を回転方向前方側、L1 を回転方向後方側とすることができる。また、本実施形態は、弾性クローラ10の無端帯状部11にスチールコード層12を内蔵させているが、メインコード層12は省略することができる。また、各実施形態に採用された様々な構成や配置等は、互いに適宜、組み合わせ、置き換えて利用することができる。
本発明は、スプロケットの周方向に間隔を置いて配置された複数のピン部材のそれぞれに係合可能な複数の係合部を、内周側に有する弾性クローラおよび、当該弾性クローラと、複数のピン部材が周方向に間隔を置いて配置されたスプロケットとを有する弾性クローラ駆動機構に採用することができる。
10;弾性クローラ, 11;無端帯状体, 11a;無端帯状体の外周面, 11b;無端帯状体の内周面, 14;弾性突起(係合部), 14a;受圧面, 14b;逃げ面, 20;スプロケット, 20a;仮想回転体, 21;輪体, 22;ピン部材, 22e;ピン部材の外縁, 100;弾性クローラ駆動機構, L1 ;第1包絡線, L2 ;第2包絡線, P;接続部分, H;弾性突起の全体高さ, h;接続部分の高さ, D0 ;基準直径, D1 ;転がり直径, D2 ;転がり直径

Claims (7)

  1. スプロケットの周方向に間隔を置いて配置された複数のピン部材のそれぞれに係合可能な複数の係合部を、内周側に有する弾性クローラであって、
    前記係合部は、当該係合部の根元側に、前記ピン部材を受ける受圧面を有し、当該受圧面は、側面視の輪郭形状が、以下の式(1)で規定される転がり直径D1 の仮想回転体の中心軸と同軸で前記スプロケットが前記仮想回転体とともに平面上を転がったときに前記ピン部材の外縁が描く包絡線で形作られていることを特徴とする、弾性クローラ。

    1 =D0 ×a ・・・(1)
    ここで、D0 =(前記係合部のピッチ)×(ピン部材の個数)/(円周率)
    0.9≦a<1
  2. 請求項1において、式(1)において、0.94≦a≦0.98の条件を満たす、弾性クローラ。
  3. 請求項1又は2において、前記係合部は、当該係合部の先端側に、前記ピン部材との干渉を回避するための逃げ面を有し、当該逃げ面は、側面視の輪郭形状が、以下の式(2)で規定される転がり直径D2 の仮想回転体の中心軸と同軸で前記スプロケットが前記仮想回転体とともに平面上を転がったときに前記ピン部材の外縁が描く包絡線で形作られている、弾性クローラ。

    2 =D0 ×b ・・・(2)
    ここで、1≦b≦1.1
  4. 請求項3において、式(2)において、1.00≦b≦1.03の条件を満たす、弾性クローラ。
  5. 請求項3又は4において、前記受圧面および前記逃げ面の接続部分は、側面視の輪郭形状が、曲線で形作られている、弾性クローラ。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項において、前記受圧面および前記逃げ面の接続部分は、前記無端帯状体の内周面からの高さが前記係合部の全体高さの25%以上60%以下である、弾性クローラ。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の弾性クローラと、複数のピン部材が周方向に間隔を置いて配置されたスプロケットとを有することを特徴とする、弾性クローラ駆動機構。
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