JP2016203602A - 2色チョークの成形方法 - Google Patents

2色チョークの成形方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016203602A
JP2016203602A JP2015101384A JP2015101384A JP2016203602A JP 2016203602 A JP2016203602 A JP 2016203602A JP 2015101384 A JP2015101384 A JP 2015101384A JP 2015101384 A JP2015101384 A JP 2015101384A JP 2016203602 A JP2016203602 A JP 2016203602A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chalk
color
piston
raw material
molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015101384A
Other languages
English (en)
Inventor
雅典 橘▲高▼
Masanori Kittaka
雅典 橘▲高▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2015101384A priority Critical patent/JP2016203602A/ja
Publication of JP2016203602A publication Critical patent/JP2016203602A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】 簡易な製造工程で2色チョークを安価に大量に生産し、かつ、2色の境界接続部の密着性が極めて強固な2色チョークを製造する。
【解決手段】 チョーク成形用の円柱形状の成形型を多数有し、前記各成形型内部には上下に昇降可能としたピストンを設けたチョーク成形機において、先ず、前記ピストンを前記成形型最下部付近の第2位置から所定距離上方の第1位置に位置させた状態で、基色のチョーク原材料を前記成形型のチョーク原材料注入口から前記成形型内部に前記注入口上面まで流し込み、次に前記基色のチョーク原材料が半固化状態のときに前記ピストンを前記成形型の前記第2位置まで下降停止させた後、第2色のチョーク原材料を前記注入口から前記成形型内部に前記注入口上面まで流し込み、さらに前記基色と第2色のチョーク原材料が成形固化した後に前記ピストンで成形したチョークを成形型の上外部に押し出す。
【選択図】図5

Description

本発明は、黒板や道路面並びに建築部材などに文字や図形等を書くために使用するチョークの成形方法に関する。
チョークの製造方法には、一般に特許文献1に記載されているようにチョーク成形機で棒状に押し出した後に所定長さに切断する方法と、チョーク1本ごと多数の成形型を用いて大量成形する方法とがある。本発明は、後者の製造方法に属する。
特開2005−120280号 公報 実開平6−32088号 公報
単色チョーク例えば白色を使用中、別の色例えば赤色に変更する場合には、都度、使用中のチョークを一旦置き、別の色のチョークを探して持ち替えなければならず、この煩雑さのため作業性などが極めて悪かった。
このため、特許文献2にあるような2色チョークが考案されているが、製造工程が複雑でコストがかかり、また2色の境界接合部の脆弱性などに課題があった。
上記課題を達成するための本発明の2色チョークの成形方法は、チョーク成形用の円柱形状の成形型を多数有し、前記各成形型内部には上下に昇降可能としたピストンを設けたチョーク成形機において、先ず、前記ピストンを前記成形型最下部付近の第2位置から所定距離上方の第1位置に位置させた状態で、基色のチョーク原材料を前記成形型のチョーク原材料注入口から前記成形型内部に前記注入口上面まで流し込み、次に前記基色のチョーク原材料が半固化状態のときに前記ピストンを前記成形型の前記第2位置まで下降停止させた後、第2色のチョーク原材料を前記注入口から前記成形型内部に前記注入口上面まで流し込み、さらに前記基色と第2色のチョーク原材料が成形固化した後に前記ピストンで成形したチョークを成形型の上外部に押し出すことを特徴としている。
この発明によれば、簡易な製造工程で2色チョークを一度に大量に生産できるためコスト低減が図れ、かつ2色の境界接続部の密着性が極めて強固な2色チョークを製造することができる。
本発明に係る成形型の縦断面図で、成形型内のピストンの第1位置を示した図である。 本発明に係る成形型の縦断面図で、成形型内のピストンの第2位置を示した図である。 本発明に係る成形型の縦断面図で、2色のチョーク原材料固化後にピストンで押し出した状態の図である。 本発明に係るチョーク成形方法で製造した2色チョークの斜視図である。 本発明に係るチョーク成形方法のフロー図である。
以下、本発明に係る2色チョークの成形(製造)方法の一実施の形態について、図を参照して説明する。
チョーク成形機に多数設けられている円柱形の成形型1は同一形状で、図1に示すように、通常、内径が10ミリ程度で黄銅やステンレスの材質で作られており、1台の成形機で数百個有するものもある。前記成形型1の内部には上下に昇降するピストン2が内挿されており、該ピストン2の下部にはピストンロッド3が接続され、図示しない空圧シリンダーなどのアクチュエーター又は歯車機構を介して手動ハンドルに連結されている。
上記のピストン2の上下駆動装置は、ピストン2の成形型1内での任意の上下方向位置で停止できる機構を有しており、この停止位置により成形型1内に流し込む液体状のチョーク原材料の量を規定することができ、また、固化成形したチョークを成形型1の上外部へ押し出す機能も有する。多数の成形型に内挿されたピストン群は同期して上下昇降する。
次に2色チョークの成形方法を説明する。先ず、図1に示すように、ピストン2を成形型1の最下部付近にある第2位置22から所定距離上方の第1位置21に位置させた状態で、事前準備した水で混練された液体状の基色のチョーク原材料を成形型1のチョーク原材料注入口4から成形型内部に前記注入口上面4aまで流し込む(図5のステップ1、2及び3)。
ここで、基色とは2色チョークの中で成形時に長さの占める割合の多い色をいう。
次に、図2に示すように、基色のチョーク原材料が半固化状態のときにピストン2を成形型1の第2位置22まで下降停止させた後、事前準備した水で混練された液体状の第2色のチョーク原材料を前記注入口4から成形型内部に前記注入口上面4aまで流し込む(図5のステップ4、5及び6)。
ステップ4でのチョーク原材料の半固化状態の判断、即ち、基色のチョーク原材料を成形型1の前記注入口4から成形型内部に前記注入口上面4aまで流し込んでからピストンを第2位置22まで下降を開始させるときの判断は、通常、基色を流し込んだ後の経過時間により間接的に行われ、この場合、最適の半固化状態となる時間を試作は繰り返すことにより予め把握しておき、以後、量産時にはこの時間経過後にピストンの下降を自動(主にタイマー制御)で又は手動で行う。
また、上記のようにピストンの位置を第1位置21と第2位置22の2段階に設定する理由は、基色及び第2色ともチョーク原材料の注入量を厳密に計量する必要がないためで、例えば基色のチョーク原材料を注入する場合には、ピストンの第1位置でチョーク原材料を成形型注入口4から前記注入口上面4aまで注入すればよく、この上面4aから溢れた余分の原材料は一掃除去により全ての成形型上面から容易に取り除くことができるからである。
さらに、図3に示すように、基色と第2色のチョーク原材料が成形固化した後にピストン2で固化したチョークを成形型1の上外部に押し出して取り出す(図5のステップ7及び8)。これで図4に示す2色チョーク5の製品が出来上がる。
ステップ7でのチョーク原材料の固化状態の判断は、ステップ4での判断と同様の手法で行われる。
基色を白色とし第2色を赤色とすれば、図4に示すように白色部分5aと赤色部分5bを有する2色チョーク5となる。この色の組み合わせは、白や赤に限らず他の色例えば白と黄など任意に選択し組み合わすことができる。
また、第2色部分の長さL1は、図1に示すピストン2の初期位置である第1位置21を変えることで容易に変更することができる。通常、請求項2記載のように、チョーク全長L0に対し概ね5分の1乃至3分の1とする場合が多い。
なお、チョークの主原料(材料)には、石膏または炭酸カルシウムなどが用いられるが、本発明の成形方法に用いる主原料には石膏が適しており、石膏を焼成した焼石膏に定量の水を加え撹拌混練後にチョーク成形機に流し込まれる。
1 成形型
2 ピストン
3 ピストンロッド
4 チョーク原材料注入口
4a チョーク原材料注入口上面
5 2色チョーク(製品)
5a 2色チョークの基色部分
5b 2色チョークの第2色部分
21 ピストンの第1位置(初期位置)
22 ピストンの第2位置(最下部付近)
L0 2色チョークの全長
L1 2色チョークの第2色部分の長さ

Claims (2)

  1. チョーク成形用の円柱形状の成形型を多数有し、前記各成形型内部には上下に昇降可能としたピストンを設けたチョーク成形機において、先ず、前記ピストンを前記成形型最下部付近の第2位置から所定距離上方の第1位置に位置させた状態で、基色のチョーク原材料を前記成形型のチョーク原材料注入口から前記成形型内部に前記注入口上面まで流し込み、次に前記基色のチョーク原材料が半固化状態のときに前記ピストンを前記成形型の前記第2位置まで下降停止させた後、第2色のチョーク原材料を前記注入口から前記成形型内部に前記注入口上面まで流し込み、さらに前記基色と第2色のチョーク原材料が成形固化した後に前記ピストンで成形したチョークを成形型の上外部に押し出すことを特徴とする2色チョークの成形方法。
  2. 前記成形型内部の前記ピストンの第1位置は、前記ピストンの第2位置から前記チョーク原材料注入口上面までの距離の概ね5分の1乃至3分の1の位置としたことを特徴とする請求項1記載の2色チョークの成形方法。
JP2015101384A 2015-04-24 2015-04-24 2色チョークの成形方法 Pending JP2016203602A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015101384A JP2016203602A (ja) 2015-04-24 2015-04-24 2色チョークの成形方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015101384A JP2016203602A (ja) 2015-04-24 2015-04-24 2色チョークの成形方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016203602A true JP2016203602A (ja) 2016-12-08

Family

ID=57488582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015101384A Pending JP2016203602A (ja) 2015-04-24 2015-04-24 2色チョークの成形方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016203602A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111907242A (zh) * 2020-08-17 2020-11-10 宁波润爵科技有限公司 一种粉笔制作装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111907242A (zh) * 2020-08-17 2020-11-10 宁波润爵科技有限公司 一种粉笔制作装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN205588575U (zh) 一种抽芯脱螺纹且前模顶出的注塑模具
CN202934767U (zh) 多型腔塑料注射模中分流道尺寸调节装置
CN204640439U (zh) 一种气动脱模的分体式陶瓷注浆成型模具
CN105328778A (zh) 石膏挤压成型模
CN203726729U (zh) 注塑模具
CN110053220B (zh) 净水器塑料面板注塑模具
CN203266881U (zh) 砌块模具
CN207370161U (zh) 用于制造变色仿真花的模具
CN106363879A (zh) 一种伸缩柯
JP2016203602A (ja) 2色チョークの成形方法
CN203254618U (zh) 一种气缸抽芯的注塑模具
CN109318452A (zh) 一种塑料管件的模内自动剪切浇口模具结构
CN104552816A (zh) 母模斜抽芯滑块结构
KR20170129016A (ko) 콘크리트 블록을 성형하는 금형 및 이 금형을 이용한 콘크리트 블록의 제작방법
CN103042656A (zh) 低压互感器的制造方法及成型模具
CN205416245U (zh) 汽配加工用模具
CN206011602U (zh) 一种压差开关注塑模具
CN104552801B (zh) 模具
CN203779800U (zh) 母模斜抽芯滑块结构
CN106881821A (zh) 一种模具
CN205889768U (zh) 注塑模具倒扣螺牙脱模机构
CN205889742U (zh) 产品表面没有注塑口的模具
CN220196278U (zh) 一种球形铸件生产用模具
CN219806427U (zh) 一种结构件注塑用顶件装置
CN204505637U (zh) 一种用于模具的螺纹起始点定位结构