JP2016202273A - 洗濯機 - Google Patents
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Abstract
【課題】使い勝手を維持しながら、洗濯機外への水漏れを改善することを目的とする。【解決手段】被洗浄物18を攪拌するパルセータ6を有した洗濯兼脱水槽5と、洗濯兼脱水槽5を内部に回転自在に設置した水槽4と、洗濯水およびすすぎ水を供給する給水手段17と、パルセータ6および洗濯兼脱水槽5を回転させる駆動手段8とを備え、洗濯水の給水時は、駆動手段8が洗濯兼脱水槽5を回転させ、洗濯兼脱水槽5の回転数が所定回転数と略同等の回転数まで低下した後に、給水手段17が洗濯水を供給するものであり、給水口21から供給される洗濯水が洗濯兼脱水槽5のバランサ19近傍に位置する被洗浄物18と衝突しても、被洗浄物18から洗濯機の外部に飛散するほどの回転力を受けないので、洗濯水が水槽4外へ出て洗濯機1周囲の床面を濡らす虞を改善できる。【選択図】図1
Description
本発明は、洗濯、すすぎ、脱水を行なう洗濯機に関する。
従来、この種の洗濯機1は図3及び図4に示すような構成をしている。以下、その構成について説明する。
図3に示す従来の洗濯機1の縦断面図において、洗濯機1は、筐体3内に水槽4を収容し、水槽4は、筐体3の四隅上部3aに配置された4本の吊り棒2によって、水槽4の下部4aを4箇所で吊り下げている。これにより、水槽4は、筐体3内で自由に振れ回ることが可能である。
水槽4の内部には、洗濯兼脱水槽5が脱水時に回転できるように設けられている。洗濯兼脱水槽5は、底部にパルセータ6を回転自在に配設し、パルセータ6の裏面に下側羽根7がパルセータ6と一体に設けられている。
駆動手段8は、減速機構9および回転軸10を介してパルセータ6と洗濯兼脱水槽5を選択的に駆動する。
洗濯兼脱水槽5内のパルセータ6の下側羽根7外周には、ポンプ室12が形成され、リント水路11は、ポンプ室12から洗濯兼脱水槽5の上部または中部に至るように形成しており、りんと水路11の上部または中部の吐出口に着脱可能なリントフィルタ13を設けている。
排水手段14は、排水弁15および排水ホース16から構成されており、水槽4内の洗濯水およびすすぎ水を排水するものである。
洗濯水およびすすぎ水は、給水手段17を動作させることで、上部枠体20に設けられた給水口21から洗濯兼脱水槽5に向けて水槽4内に給水される。
洗濯兼脱水槽5には、側面に水抜き孔5aが多数設けられており、水槽4および洗濯兼脱水槽5内の洗濯水またはすすぎ水を排水し終わった状態で洗濯兼脱水槽5が駆動手段8により回転すると、被洗浄物18が遠心力を受けて洗濯兼脱水槽5の側面に移動し、被洗浄物18に含まれている洗濯水およびすすぎ水が、遠心力により洗濯兼脱水槽5の側面に設けた水抜き孔5aを介して水槽4へ移動する。水抜き孔5aの大きさは、ブラジャーのフック等が引っかからない程度の大きさである。
洗濯兼脱水槽5の上部には、脱水時の洗濯兼脱水槽5の振動を低減させるためのバランサ19を設けている。
洗濯機1の上部を構成する上部枠体20には、略中央部分に投入口24が形成され、投入口を開閉自在に閉塞する蓋22を設けている。蓋22の前方位置に操作部23を設けている。
蓋22を開くと、投入口24が現れて投入口24を介して洗濯兼脱水槽5内に被洗浄物18を出し入れできるようになっている。運転中は、蓋22を閉塞することにより、投入口24が覆われるため、使用者が洗濯兼脱水槽5内に手を入れたりする虞がなく安全であ
る。
る。
上記従来の洗濯機の動作を説明すると、使用者が洗濯したい被洗浄物18を洗濯兼脱水槽5に洗剤とともに投入し、操作部23に配設されたスタートボタン(図示しない)を操作すると、給水手段17から被洗浄物18の量に応じた所定量の洗濯水が水槽4内に供給される。水槽4内に所定量の洗濯水が供給されると、駆動手段8の駆動力を減速機構9および回転軸10を介して伝達されたパルセータ6が所定の回転数で回転して、洗濯兼脱水槽5内の洗濯水および被洗浄物18を攪拌し、被洗浄物18から汚れを落とす洗い行程が行われる。
所定時間の洗い行程の終了後、排水弁15が動作して水槽4内の洗濯水を排水する。排水が終了すると、駆動手段8が駆動して、洗濯兼脱水槽5が所定の回転数で回転する。洗濯兼脱水槽5の回転により、被洗浄物18が含んでいる洗濯水を被洗浄物18から分離して排水する第一の脱水行程が行われる。
第一の脱水行程が所定時間行われると、再び給水手段17から所定量のすすぎ水が水槽4内に供給され、パルセータ6が所定の回転数で回転して、洗濯兼脱水槽5内のすすぎ水および被洗浄物18を攪拌して被洗浄物18に残っている洗剤成分を除去するすすぎ行程が行われる。
所定時間のすすぎ行程が終了すると、排水弁15が動作して水槽4内のすすぎ水を排水する。排水が終了すると、駆動手段8により洗濯兼脱水槽5を所定の回転数で回転させ、被洗浄物18が含んでいるすすぎ水を被洗浄物18から分離して排水する第二の脱水行程が行われる。第二の脱水工程の後、再びすすぎ水が供給されて最終すすぎ行程が行われる。
最終すすぎ行程が終了すると、水槽4内のすすぎ水が排水される。排水が終了すると、駆動手段8により洗濯兼脱水槽5を所定の回転数で回転させ、被洗浄物18が含んでいるすすぎ水を被洗浄物18から分離して排水する最終脱水行程が行われ、運転が終了する(特許文献1参照)。
しかしながら、図3及び図4に示す従来の洗濯機1の構成では、以下の課題がある。
運転開始前は、被洗浄物18は乾燥した状態なので、被洗浄物18をできるだけ早く含水させるようにすると、運転時間の短縮や洗濯性能の向上が可能となる。
一方で、給水口21は、被洗浄物18の取り出し性を損なわないために、図4に示すように、投入口24の後方位置に配置されている。そのため、洗濯水を給水口21から給水すると、洗濯水は、主に洗濯兼脱水槽5の後方にだけ供給される。洗濯兼脱水槽5の後方に位置する被洗浄物18は含水されやすいが、洗濯兼脱水槽5の前方や左右に位置する被洗浄物18は含水されにくい。被洗浄物18に均一に洗浄水が供給されないと、被洗浄物18を均一に含水させるのに時間がかかって運転時間が短縮できない。また、被洗浄物18に含水が不十分な部分が発生して所望の洗浄性能やすすぎ性能が得られない場合が生じる。このように、洗濯水が被洗浄物18に均一に供給されないため、運転時間の短縮や洗
濯性能の向上を図れないという課題が発生する。
濯性能の向上を図れないという課題が発生する。
この課題を解決するために、洗濯水の給水時に、給水手段17を動作させて給水口21から洗濯水を洗濯兼脱水槽5に供給させながら、洗濯兼脱水槽5を低速で回転させることが考えられる。これにより、洗濯兼脱水槽5内の被洗浄物18に均一に洗濯水を供給して被洗浄物18を均一に含水させることができる。
洗濯水の給水時における洗濯兼脱水槽5の回転数は、回転数を高く設定すると、給水口21から供給される洗濯水が洗濯兼脱水槽5の上方に位置する被洗浄物18に衝突した際には、洗濯水が被洗浄物18から受ける回転力により洗濯機1外へ飛散して洗濯機1周囲の床面を濡らす虞がある。従って、洗濯兼脱水槽5の回転数は、供給される洗濯水が洗濯機1外へ飛び出さない程度の回転数に設定する必要がある。
図3に示すように、被洗浄物18が洗濯兼脱水槽5の上縁近傍まで洗濯兼脱水槽5内に投入された場合などには、洗濯兼脱水槽5の重量が重くなっており、低速の回転であっても駆動手段8が洗濯兼脱水槽5を回転させるためには大きな起動トルクが必要となる。
大きな起動トルクで洗濯兼脱水槽5を回転させると、図5に示すように、回転初期は、洗濯兼脱水槽5の回転数が所定の給水工程回転数Aよりも高くなり、その後、回転数が徐々に低下し、所定の給水工程回転数Aに近づいていく。
例えば、所定の給水工程回転数Aを30r/minに設定していると、回転初期は70〜80r/minとなり、所定の給水工程回転数Aの2倍以上の回転数にまで上昇する。
このように、洗濯水の供給開始時は、洗濯兼脱水槽5の回転数は所定の給水工程回転数Aよりも高くなるので、この状態で給水手段17を動作させて給水口21から洗濯水を供給すると、図3に示すように、被洗浄物18が洗濯兼脱水槽5の上縁近傍まで洗濯兼脱水槽5内に多く投入されている場合には、給水口21から供給される洗濯水が洗濯兼脱水槽5上部の被洗浄物18と衝突した際に、被洗浄物18から回転力を受けて洗濯機1外へ飛散して洗濯機1周囲の床面を濡らす虞があった。
この問題を解決する手段としては、図6に示すように、水槽4の上部に、バランサ19の上方開放部を覆う内蓋25を設けることにより、洗濯水が被洗浄物18と衝突して洗濯兼脱水槽5および水槽4外へ飛び出すのを防止することができる。
しかしながら、被洗浄物18の出し入れのために内蓋25を開閉しなければならず、また、内蓋25が邪魔になって、被洗浄物18を洗濯兼脱水槽5から出し入れしにくい課題を有している。
本発明は、前記従来の問題に鑑みなされたもので、使い勝手を維持しながら、洗濯機外への水漏れを改善することを目的とする。
前記従来の課題を解決するため、本発明の洗濯機は、外装を構成する筐体と、前記筐体内に配設される水槽と、前記水槽内に回転自在に配設される洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽の内底部に回転自在に配設されるパルセータと、前記洗濯兼脱水槽及びパルセータを選択的に回転駆動する駆動手段と、前記水槽内に洗濯水を供給する給水手段と、前記駆動手段及び給水手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、洗濯水の給水時に、前記洗濯兼脱水槽の回転開始の所定時間後に前記給水手段による給水を開始するものである。
これにより、被洗浄物に均一に洗濯水を供給して含水させることができる。また、洗濯兼脱水槽の回転開始当初よりも洗濯兼脱水槽の回転数が低下するので、供給される洗濯水が洗濯兼脱水槽の上部近傍に位置する被洗浄物と衝突しても、洗濯水は、洗濯機の外部に飛散するほどの回転力を受けることはなく、洗濯水が水槽外へ出て洗濯機外を濡らす虞を改善することができる。
本発明の洗濯機は、洗濯水の水槽外への漏れを改善することができる。
第1の発明は、外装を構成する筐体と、前記筐体内に配設される水槽と、前記水槽内に回転自在に配設される洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽の内底部に回転自在に配設されるパルセータと、前記洗濯兼脱水槽及びパルセータを選択的に回転駆動する駆動手段と、前記水槽内に洗濯水を供給する給水手段と、前記駆動手段及び給水手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、洗濯水の給水時に、前記洗濯兼脱水槽の回転開始の所定時間後に前記給水手段による給水を開始するものである。
これにより、被洗浄物に均一に洗濯水を供給して含水させることができる。また、洗濯兼脱水槽の回転開始当初よりも洗濯兼脱水槽の回転数が低下するので、供給される洗濯水が洗濯兼脱水槽の上部近傍に位置する被洗浄物と衝突しても、洗濯水は、洗濯機の外部に飛散するほどの回転力を受けることはなく、洗濯水が洗濯機の外部へ飛散して洗濯機の周囲の床面を濡らす虞を改善することができる。さらに、運転時間の短縮、洗濯性能の向上を図ることができる。
第2の発明は、前記所定時間は、洗濯兼脱水槽の回転数が、洗濯兼脱水槽の回転開始から洗濯水給水時のあらかじめ定めた回転数とほぼ同じ回転数まで低下するまでの時間であり、洗濯兼脱水槽の回転数を洗濯水給水時の予め定めた回転数まで低下した状態で給水を開始するので、供給される洗濯水が洗濯兼脱水槽の上部近傍に位置する被洗浄物と衝突しても、洗濯水は、洗濯機の外部に飛散するほどの回転力を受けることはなく、洗濯水が洗濯機の外部へ飛散して洗濯機の周囲の床面を濡らす虞を改善することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、従来技術と同一構成部品は同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態の洗濯機の断面図である。図2は、同洗濯機の給水時における洗濯兼脱水槽の回転数を示す図である。
図1は、本発明の実施の形態の洗濯機の断面図である。図2は、同洗濯機の給水時における洗濯兼脱水槽の回転数を示す図である。
図1に示す洗濯機1において、筐体3内部には、上部3a四隅に4本の吊り棒2を配置し、4本の吊り棒2により水槽4の下部4aを連結して水槽4が吊り下げられている。水
槽4は、吊り棒2により自由に振れ回ることが可能である。
槽4は、吊り棒2により自由に振れ回ることが可能である。
水槽4の内部には、洗濯兼脱水槽5が脱水回転可能に設けられている。洗濯兼脱水槽5の底部には、パルセータ6が回転自在に配設され、パルセータ6の裏面に下側羽根7がパルセータ6と一体に設けられている。
駆動手段8は、減速機構9および回転軸10を介してパルセータ6または洗濯兼脱水槽5を選択的に駆動する。
リント水路11は、パルセータ6の下側羽根7の外周のポンプ室12から洗濯兼脱水槽5の上部または中部に至るように設けられており、リント水路11の上部または中部にリントフィルタ13が着脱自在に設けられている。
排水手段14は、排水弁15および排水ホース16から構成され、水槽4内の洗濯水やすすぎ水を排水するものである。また、排水ホース16は、筐体3に接続され、水槽4の脱水時の振れ回りに対応するため、蛇腹ホースや伸縮ホースで形成されている。
給水手段17は、上部枠体20に設けられた給水口21を介して、洗濯兼脱水槽5および水槽4内に、洗濯水やすすぎ水を給水する。
洗濯兼脱水槽5の側面には、多数の水抜き孔5aが設けられており、水槽4および洗濯兼脱水槽5内の洗濯水またはすすぎ水を排水し終わった状態で洗濯兼脱水槽5を駆動手段8が回転させると、被洗浄物18が遠心力を受けて洗濯兼脱水槽5の側面に移動し、被洗浄物18に含まれている洗濯水およびすすぎ水が遠心力により洗濯兼脱水槽5の側面に設けた水抜き孔5aを介して水槽4へ移動していくものである。水抜き孔5aの大きさは、ブラジャーのフック等が引っかからない程度の大きさである。
洗濯機1の上部を構成する上部枠体20には、洗濯兼脱水槽5に被洗浄物18を出し入れする投入口24を開閉自在に閉塞する蓋22が設けられ、また、蓋22の前方または後方に、操作部23が設けられている。操作部23を蓋22の後方に配置した構成では、洗濯機1の前側上部に操作部23および操作部23の関連部品がなくなるので、洗濯兼脱水槽5を洗濯機1の前面側に近づけることができ、被洗浄物18の出入作業性が向上するものである。
洗濯兼脱水槽5の上部には、脱水時の振動を低減させるためのバランサ19が設けられている。
蓋22を開くと投入口24が現れて被洗浄物18を出し入れすることができ、蓋22を閉じると、投入口24が蓋22により覆い隠されるので、使用者は運転時に手等を入れたりすることがないので安全である。
上記構成において、以下に動作を説明する。洗濯兼脱水槽5に衣類等の被洗浄物18を投入し、洗濯機1の電源を入れて操作部23に配置したスタートボタン(図示しない)を押すと、駆動手段8によりパルセータ6が正逆回転して被洗浄物18の量を検知する。使用者は、操作部23に表示される必要な洗剤量を所定の位置に投入する(洗濯兼脱水槽5内でもよい)。蓋22を閉じると、蓋ロック(図示しない)が動作して蓋22の開放が阻止され、給水手段17から洗濯兼脱水槽5内に被洗浄物18の量に応じた所定量の洗濯水が供給される。
洗濯水の給水時は、洗濯兼脱水槽5を低速で回転させる。本実施の形態においては、図
2に示すように、洗濯兼脱水槽5の回転を開始後、洗濯兼脱水槽5の回転数が所定の給水工程回転数Aと略同等の回転数となるt1時間後に、給水手段17を動作させて給水口21を介して洗濯兼脱水槽5に洗濯水を給水する。
2に示すように、洗濯兼脱水槽5の回転を開始後、洗濯兼脱水槽5の回転数が所定の給水工程回転数Aと略同等の回転数となるt1時間後に、給水手段17を動作させて給水口21を介して洗濯兼脱水槽5に洗濯水を給水する。
水槽4内に所定量の洗濯水が供給されると、パルセータ6が正逆回転して被洗浄物18を洗浄する洗い行程が行われる。
所定時間の洗い行程が終了すると、排水弁15により水槽4内の洗濯水が洗濯機1外へ排水される。洗濯水の排水が終了すると、駆動手段8により洗濯兼脱水槽5が所定の回転数で回転して、被洗浄物18が含んでいる洗濯水を被洗浄物18から分離して排水する第一の脱水行程が行われる。
第一の脱水行程が終了すると、再び給水手段17から所定量のすすぎ水が水槽4に供給されてパルセータ6が正逆回転し、被洗浄物18をすすぐ第一のすすぎ行程が行われる。第一のすすぎ行程が終了すると、水槽4内のすすぎ水が洗濯機1外へ排水され、駆動手段8により洗濯兼脱水槽5が所定の回転数で回転して、被洗浄物18が含んでいるすすぎ水を被洗浄物18から分離して排水する第二の脱水行程が行われる。第二の脱水行程が終了すると、すすぎ水が供給されて最終すすぎ行程が行われ、最終すすぎ行程の終了後、水槽4内のすすぎ水が排水され、洗濯兼脱水槽5が所定の回転数で回転する最終脱水行程が行われる。
最終脱水行程が行われると、被洗浄物18を洗濯する運転が終了する。
運転が終了すると、蓋22を開くことができるように蓋ロックが解除され、使用者は被洗浄物18を取り出すことが可能となる。
本実施の形態によれば、洗濯兼脱水槽5を低速で回転させて洗濯水を給水する給水工程においては、図2に示すように、洗濯兼脱水槽5の回転を開始後、洗濯兼脱水槽5の回転数が所定の給水工程回転数Aと略同等の回転数となるt1時間後に、給水手段17を動作させて給水口21を介して洗濯兼脱水槽5に洗濯水を給水する。これにより、被洗浄物18に均一に洗濯水を供給して含水させることができる。また、洗濯兼脱水槽5の回転開始直後より回転数が低下するt1時間後に給水を開始するので、給水口21から供給される洗濯水が洗濯兼脱水槽5のバランサ19近傍に位置する被洗浄物18と衝突しても、洗濯水は被洗浄物18から洗濯兼脱水槽5および水槽4外へ飛び出すほどの回転力を受けることはなく、洗濯水が水槽4外へ出て洗濯機1周囲の床面を濡らす虞を改善できる。
なお、すすぎ水を給水する場合も同様に、洗濯兼脱水槽5の回転数が所定の給水工程回転数Aと略同等の回転数となるt1時間後に、給水手段17を動作させて洗濯兼脱水槽5にすすぎ水を給水してもよい。
以上のように、本発明にかかる洗濯機は、使い勝手を維持しながら、洗濯機外への水漏れの虞を改善することができるので、家庭用の洗濯機だけでなく、業務用の洗濯機の用途にも適用できる。
1 洗濯機
4 水槽
5 洗濯兼脱水槽
6 パルセータ
8 駆動手段
17 給水手段
18 被洗浄物
4 水槽
5 洗濯兼脱水槽
6 パルセータ
8 駆動手段
17 給水手段
18 被洗浄物
Claims (2)
- 外装を構成する筐体と、前記筐体内に配設される水槽と、前記水槽内に回転自在に配設される洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽の内底部に回転自在に配設されるパルセータと、前記洗濯兼脱水槽及びパルセータを選択的に回転駆動する駆動手段と、前記水槽内に洗濯水を供給する給水手段と、前記駆動手段及び給水手段を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、洗濯水の給水時に、前記洗濯兼脱水槽の回転開始の所定時間後に前記給水手段による給水を開始することを特徴とする洗濯機。 - 前記所定時間は、洗濯兼脱水槽の回転数が、洗濯兼脱水槽の回転開始から洗濯水給水時のあらかじめ定めた回転数とほぼ同じ回転数まで低下するまでの時間である請求項1に記載の洗濯機。
Priority Applications (1)
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JP2015083823A JP2016202273A (ja) | 2015-04-16 | 2015-04-16 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015083823A JP2016202273A (ja) | 2015-04-16 | 2015-04-16 | 洗濯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016202273A true JP2016202273A (ja) | 2016-12-08 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2015083823A Pending JP2016202273A (ja) | 2015-04-16 | 2015-04-16 | 洗濯機 |
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- 2015-04-16 JP JP2015083823A patent/JP2016202273A/ja active Pending
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