JP2016201738A - 無線通信装置 - Google Patents

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JP2016201738A JP2015081862A JP2015081862A JP2016201738A JP 2016201738 A JP2016201738 A JP 2016201738A JP 2015081862 A JP2015081862 A JP 2015081862A JP 2015081862 A JP2015081862 A JP 2015081862A JP 2016201738 A JP2016201738 A JP 2016201738A
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Isamu Inoue
勇 井上
智則 櫻井
Tomonori Sakurai
智則 櫻井
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Abstract

【課題】固定筐体に対して可動筐体がヒンジで開閉する無線通信装置の通話時のヒンジ部のキシミ異音の発生を無くすと共に筐体破損を防止する。【解決手段】固定筐体1に対して可動筐体2がヒンジ3で開閉し、可動筐体2のヒンジ3側の端面20には通話時には固定筐体1に突き当たる突き当て部21がある無線通信装置5において、固定筐体1のヒンジ3側に、可動筐体2が固定筐体1に対して開いた時に、可動筐体2の突き当て部21を当接させる衝撃緩衝部材4を、固定筐体1とは別部材で独立させて設けたことにより、可動筐体2の突き当て部21と衝撃緩衝部材4との間にキシミ異音が発生せず、衝撃緩衝部材4に生じる応力が固定筐体1に影響を与えないようにした。【選択図】図7

Description

本出願は無線通信装置に関する。
従来、無線通信装置の1つとして、入力キーを備えた固定装置に対して表示画面を備えた可動装置がヒンジによって折り畳み可能な携帯電話端末(クラムシェルタイプ)がある(以後、折畳式携帯端末と記す)。このような折畳式携帯端末は、ヒンジにより固定装置に対して可動装置を開いて使用するが、可動装置を開いた時に、可動装置と固定装置が当たって止まる部分(当て面)のキシミによる異音、破損が問題視されている。このようなキシミ異音は、折畳式携帯端末では可動装置の自由端側にレシーバ部があるため、電話中にレシーバ部が耳に押し付けられることによって、可動装置と固定装置の当て面で発生するものであり、ユーザーに不快な思いを与えてしまう場合があった。
また、折畳式携帯端末では電話中に可動装置のレシーバ部が強く耳に押し付けられることによって可動装置と固定装置の当て面に応力が発生する。すると、ヒンジの部分に配線されて可動装置の電気回路と固定装置の電気回路とを接続するフレキシブルケーブルの防水部分がこの応力で損傷し、フレキシブルケーブルの防水部分の防水性が低下する虞があった。そして、折畳式携帯端末において防水性能が不安定になると、ユーザーの購買意欲を著しく損なう懸念があった。
折畳式携帯端末が開いた時の固定装置と可動装置の当て面構造として、折畳式携帯端末の固定側(下側ユニット)と可動側(上側ユニット)の双方の筐体に突き当てリブを突設し、開いた時に突起リブの先端同士を突き当てるものがある(特許文献1参照)。
特開2002−344601号公報
ところが、特許文献1の構造では、突き当てリブが上側ユニットと下側ユニットに一体的に設けられ、通話時に開かれた上側ユニットが強く耳に押し付けられると、突き当てリブの当て面でキシミ音が発生し、応力でユニットケースが歪む問題があった。即ち、通話時に上側ユニットが強く耳に押し付けられると、突き当てリブの当て面に応力が集中し、ユニットケースが撓んでキシミ異音、ケース破損の原因となっていた。更に、ケースに防水構造を備えるものでは、突き当てリブの当て面で生じた応力により、防水性能が保たれなくなる問題もあった。
1つの側面では、本出願は、固定装置に対して可動装置がヒンジで開閉する無線通信装置において、通話時に固定装置の筐体と可動装置の筐体の突き当て面において生じるキシミ異音の発生を無くすと共にし、突き当て面に生じる応力による筐体の破損を防止可能な無線通信装置の提供を目的とする。
1つの形態によれば、固定筐体に対して可動筐体がヒンジで開閉する無線通信装置であって、可動筐体のヒンジ側の端面に設けられ、可動筐体が固定筐体に対して開いた時に、固定筐体に対して突き当たって止まる突き当て部と、固定筐体のヒンジ側の端面に固定筐体に対して独立して設けられ、可動筐体が固定筐体に対して開いた時に、可動筐体の突き当て部に当接する突き当て面を備える衝撃緩衝部材とを備える無線通信装置が提供される。
開示の無線通信装置には、固定筐体に対して可動筐体をヒンジで開き、通話時に可動筐体が通話者の耳に押し付けられても、可動筐体の固定筐体との突き当て部にキシミ異音が発生せず、通話時に固定筐体と可動筐体の突き当て部に生じる応力で筐体が損傷しないという効果がある。
(a)は折畳式携帯端末の使用状態の斜視図、(b)は折畳式携帯端末の使用状態の側面図、(c)は折畳式携帯端末の折り畳み状態の斜視図、(d)は折畳式携帯端末の折り畳み状態の側面図である。 図1(b)に示した折畳式携帯端末のA部の、比較技術の構造を示す断面図である。 開示の第1の実施例の構造を示すものであり、図1(b)に示した折畳式携帯端末のA部の断面図である。 開示の第2の実施例の折畳式携帯端末に使用する衝撃緩衝部材を示すものであり、(a)は衝撃緩衝部材を裏面側から見た斜視図、(b)は衝撃緩衝部材の平面図、(c)は衝撃緩衝部材の背面図、(d)は衝撃緩衝部材の正面図、(e)は衝撃緩衝部材の側面図である。 図4(a)から(e)に示した衝撃緩衝部材を折畳式携帯端末の背面側にヒンジ軸と共に取り付ける工程を示す組立斜視図である。 (a)は図1(d)に示した折畳式携帯端末のB部の、開示の第2の実施例の構造を示す要部断面図、(b)は(a)に示した折畳式携帯端末の可動筐体が開かれて図1(b)に示す状態になった時の、A部の構造を示す(a)と同じ位置における断面図である。 (a)は図5(a)から(e)に示した衝撃緩衝部材を折畳式携帯端末の背面側に取り付けた時の、可動筐体の突き当て部との当接部における断面図、(b)は図5(a)から(e)に示した衝撃緩衝部材を折畳式携帯端末の背面側に取り付けた時の、衝撃緩衝部材のネジ孔部分における断面図、(c)は図5(a)から(e)に示した衝撃緩衝部材を折畳式携帯端末の背面側に取り付けた時の、衝撃緩衝部材に突設された係止ロッド部分における断面図である。 折畳式携帯端末の背面側に取り付ける衝撃緩衝部材の第2の実施例の変形実施例を示す図7(a)と同じ部位の断面図である。
以下、添付図面を用いて本出願の実施の形態を、具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。なお、以下に示す実施例では、無線通信装置として折畳式携帯端末を説明するが、無線通信装置は折畳式携帯端末に限定されるものではない。
図1(a)、(b)は折畳式携帯端末5の使用状態、即ち、固定筐体1に対して可動筐体2がヒンジ3によって開いている状態を示しており、(a)が斜視図、(b)が側面図である。図1(a)、(b)に示した折畳式携帯端末5が非使用状態の時は、固定筐体1に対して可動筐体2がヒンジ3によって折り畳まれ、図1(c)、(d)に示す状態になる。図1(c)が閉じた状態の折畳式携帯端末5の斜視図、(d)が閉じた状態の折畳式携帯端末5の側面図である。
図2は、図1(b)に示した折畳式携帯端末5のA部の、比較技術の折畳式携帯端末5Aにおける構造の一例を示すものである。比較技術においても、折畳式携帯端末5Aには、固定筐体1Aに対して可動筐体2Aがヒンジ3Aによって開閉可能に接続されており、図2は固定筐体1Aに対して可動筐体2Aがヒンジ3Aによって開かれた状態を示している。なお、ヒンジ3Aの図示は省略してある。
可動筐体2Aのヒンジ3A側の端面20Aには、可動筐体2Aが開いた時に固定筐体1A側に当接して止まる突き当て部21Aが設けられている。また、本比較技術の折畳式携帯端末5Aでは、固定筐体1Aが第1の固定筐体11Aと第2の固定筐体12Aを備えており、第1の固定筐体11Aにヒンジ3Aを収容するヒンジカバー14Aが形成されている。そして、ヒンジカバー14Aの第2の固定筐体12Aとの合わせ面側に、可動筐体2Aが開いた時に可動筐体2Aの突き当て部21Aに当接する凹部13Aが設けられている。このため、可動筐体2Aが耳に強く当てられと、可動筐体2Aの突き当て部21Aがヒンジカバー14Aに設けられている凹部13Aを強く押し、ヒンジカバー14Aが変形してキシミ異音が発生したり、第1の固定筐体11Aに歪が生じていた。
図3は、開示の第1の実施例の構造を示すものであり、図1(b)に示した折畳式携帯端末5のA部の断面を示している。第1の実施例の折畳式携帯端末5は、図2に示した比較技術の折畳式携帯端末5Aに対応する固定筐体1Aとほぼ同じ固定筐体1Bと、可動筐体2A及びヒンジ3Aを備える。そこで、第1の実施例の説明においては、比較技術の折畳式携帯端末5Aと同じ構成部材には、比較技術の折畳式携帯端末5Aと同じ符号を付してその説明を省略する。
第1の実施例の折畳式携帯端末5における可動筐体2Aは、図2に示した比較技術の折畳式携帯端末5Aにおける可動筐体2Aと同じである。一方、第1の実施例の折畳式携帯端末5における固定筐体1Bには、第1の固定筐体11Aと第2の固定筐体12Aの、ヒンジ3A側の端部10Aに、第1の固定筐体11Aと第2の固定筐体12Aとは独立した衝撃緩衝部材4Aが設けられている。
衝撃緩衝部材4Aは、第1の固定筐体11Aと第2の固定筐体12Aに挟まれた位置に、第1の固定筐体11Aと第2の固定筐体12Aとは独立して設けられている。衝撃緩衝部材4Aの、端部10A側の端部40に、可動筐体2Aの突き当て部21Aに当接する突き当て凹部41Aが設けられている。衝撃緩衝部材4Aは、第1の固定筐体11Aや第2の固定筐体12Aと同じ材料で形成できる。第1の実施例の折畳式携帯端末5における衝撃緩衝部材4Aは、突き当て凹部41Aから遠い側の第1の固定筐体11Aに近接する部分が、ネジ等で第1の固定筐体11Aに取り付けられる。そして、衝撃緩衝部材4Aの第1の固定筐体11Aへの取付部と端部40の間には湾曲部47がある。この構造により、可動筐体2Aの突き当て部21Aが衝撃緩衝部材4Aの突き当て凹部41Aに強く当接しても、湾曲部47が撓んで衝撃を吸収するので、キシミ異音が発生しない。また、可動筐体2Aの突き当て部21Aが衝撃緩衝部材4Aの突き当て凹部41Aに強く当接しても、衝撃緩衝部材4Aに生じる応力が第1の固定筐体11Aと第2の固定筐体12Aには及ばないので筐体の破損も防止される。
図4から図7は開示の第2の実施例の折畳式携帯端末5の構造を示すものである。まず、図4により第2の実施例の折畳式携帯端末5に使用する衝撃緩衝部材4の構造を説明する。図4(a)は衝撃緩衝部材4を裏面側から見たものであり、図4(b)は衝撃緩衝部材4を平面視したものであり、図4(c)は衝撃緩衝部材4の背面図であり、図4(d)は衝撃緩衝部材4の正面図であり、図4(e)は衝撃緩衝部材4の側面図である。衝撃緩衝部材4は折畳式携帯端末5の筐体の材料と同じ材料、例えば合成樹脂で形成することができる。
衝撃緩衝部材4には、可動筐体の突き当て部に当接する突き当て面41があり、突き当て面41の側面45を隔てた反対側には、第1の固定筐体との係合面42が設けられており、係合面42には複数個の突起43が設けられている。係合面42には、係合面42の一部が第2の固定筐体に沿って延長された延長部44が設けられている。延長部44には、衝撃緩衝部材4をネジによって第1の固定筐体に取り付けるためのネジ孔48がある。また、衝撃緩衝部材4の延長部44の第1の固定筐体側には、第1の固定筐体にあるヒンジカバーに設けられた貫通孔に挿通される係止ロッド46が設けられている。
図5は、図4(a)から図4(e)に示した衝撃緩衝部材4を、折畳式携帯端末5の背面側にヒンジ3の脱着可能な回転軸30と共に取り付ける工程を示すものである。折畳式携帯端末5は、第1の固定筐体11と図示されない第2の固定筐体を備える固定筐体1にヒンジ3を介して可動筐体2が取り付けられたものである。回転軸30には抜け止め部材31が設けられており、ヒンジ3に回転軸30が装着されると、固定筐体1と可動筐体2が回転可能となる。また、ヒンジ3に回転軸30が装着された状態では、回転軸30に設けられた抜け止め部材31は、第1の固定筐体11に設けられた貫通孔16よりも内側に位置する。なお、ヒンジ3の、回転軸30と反対側に設けられる回転軸は取り外すことができず、単に回動可能にはめ込まれるだけのものである。
回転軸30が取り付けられた後の第1の固定筐体11の、第2の固定筐体側の面には、図4に示した衝撃緩衝部材4がネジ8で取り付けられる。このとき、衝撃緩衝部材4は、係止ロッド46が第1の固定筐体11に設けられた貫通孔16に挿通されて第1の固定筐体11の第2の固定筐体側の面に取り付けられる。ネジ8は衝撃緩衝部材4のネジ孔48を挿通して第1の固定筐体11に設けられたネジ孔18に螺着される。衝撃緩衝部材4の他のネジ孔48を挿通して他のネジ孔18に螺着されるネジの図示は省略してある。この状態では、衝撃緩衝部材4に設けられた係止ロッド46の先端部は、ヒンジ3に装着された回転軸30に設けられた抜け止め部材31の外側に位置するので、回転軸30がヒンジ3から抜けなくなる。
図6(a)は図1(d)に示した折畳式携帯端末5のB部の、開示の第2の実施例の要部の構造を示すものである。図6(a)は折畳式携帯端末5の装置中心の断面を示している。また、図6(b)は図6(a)に示した折畳式携帯端末5の可動筐体2が開かれて図1(b)に示す状態になった時の、A部の構造を示すものであり、図6(a)と同じ位置における断面を示している。衝撃緩衝部材4は、第1の固定筐体11と第2の固定筐体12の間に独立した状態で設けられている。このため、図6(a)に示す状態から可動筐体2が開き、可動筐体2の突き当て部21が、図6(b)に示すように衝撃緩衝部材4の突き当て面41に当接しても、衝撃緩衝部材4に生じる応力が第1の固定筐体11と第2の固定筐体12に直接及ばない。
図7(a)は図5(a)から(e)に示した衝撃緩衝部材4を折畳式携帯端末5の背面側に取り付けた時の、可動筐体2の突き当て部21と衝撃緩衝部材4との当接を説明するものであり、グロメッと7を押える部分の断面である。衝撃緩衝部材4には、可動筐体2が開いた時に突き当て部21に当接する突き当て面41がある。可動筐体2が開いた時の突き当て部21は、固定筐体1の長手方向に対して傾斜しているので、衝撃緩衝部材4に設けられた突き当て面41は、突き当て部21の傾斜に合わせて傾斜している。
第1の固定筐体11の一端にはヒンジ3を覆うヒンジカバー14が形成されている。また、衝撃緩衝部材4には、突き当て面41の反対側に、第1の固定筐体11と係合する係合面42が設けられており、係合面42には複数個の突起43が形成されている。一方、第1の固定筐体11には、衝撃緩衝部材4に設けられた複数個の突起43を受け入れる凹部13が設けられている。第1の固定筐体11に設けられた凹部13は、ヒンジカバー14の外周面から衝撃緩衝部材4側に立ち上がる係合壁15に設けられている。
衝撃緩衝部材4に設けられた複数個の突起43と第1の固定筐体11に設けられた凹部13の間には僅かな隙間S,例えば0.1〜0.15mmの隙間Sが設けられている。同様に、ヒンジカバー14の外周面と、衝撃緩衝部材4の突き当て面41と係合面42との間の、ヒンジカバー14の外周面に対向する側面45との間も僅かな隙間S,例えば0.1〜0.15mmの隙間Sが設けられている。この隙間Sは、衝撃緩衝部材4の突き当て面41と可動筐体2の突き当て部21が当接した時に、衝撃緩衝部材4の変形を受け入れて、衝撃緩衝部材4の変形が第1の固定筐体11に伝わらないようにするものである。ヒンジカバー14の外周面に対向する側面45との間にある隙間Sには、隙間Sを確保するために、どちらかの面に突起またはリブを設けても良い。
また、第2の実施例では、衝撃緩衝部材4の第1の固定筐体11との係合面42に複数個の突起43を設けているが、第1の固定筐体11の係合壁15に設けた凹部13内にも図示しない微小な突起(リブ)を設けることができる。この構造によれば、係合面42に設けられた複数個の突起43が第1の固定筐体11に設けられた凹部13に設けられた突起に当接した場合の応力が分散、緩和され、キシミ異音および当接部の破損の防止を図ることができる。これは、係合面42に設けた複数個の突起43と係合壁15に設けた凹部13内の突起との接触面積が減り、摩擦によるキシミ異音が低減されるからである。
更に、係合面42に設けられた複数個の突起43と第1の固定筐体11に設けられた凹部13内に設けられた突起における第1の固定筐体11の厚み方向でのクリアランスの調整が容易に可能となる。そして、万が一、キシミ異音発生などの問題事象が発生した場合は、突起の高さを変更する金型の調整が短期間ででき、高額な改造費用が必要なくなるため、万が一の場合も即座に改善対応が可能となる。
図4で説明したように、衝撃緩衝部材4の突き当て面41の反対側に設けられた、第1の固定筐体11との係合面42には、係合面42の一部が第2の固定筐体12に沿って延長された延長部44が設けられている。図7(b)は、衝撃緩衝部材4を折畳式携帯端末5の背面側に取り付けた時の、衝撃緩衝部材4のネジ孔48が設けられた部分における断面を示している。延長部44は、図7(b)に示すように、衝撃緩衝部材4のネジ孔48を挿通するネジ8によって第1の固定筐体11に設けられたネジ孔18に螺着されて取り付けられている。この延長部44により、第2の実施例の衝撃緩衝部材4は以下の機能を備える。
(1)第1の固定筐体の防水機能
折畳式携帯端末5では、固定筐体1内にある電気回路と可動筐体2内にある電気回路とを接続する信号ケーブル(フラットケーブル)6が、ヒンジ3の回転軸30の外周部を通って配線されている。このため、第1の固定筐体11には、図7(a)に示すような信号ケーブル6に取り付けられた防水用のグロメット7を嵌め込む取付孔17が設けられている。グロメット7が取付孔17に取り付けられた後に、第1の固定筐体11に衝撃緩衝部材4を取り付けると、グロメット7が衝撃緩衝部材4の延長部44に付勢されて取付孔17とグロメット7との間が密着し、防水性能が向上する。
(2)ヒンジ軸の外れ防止機能
図5で説明したように、ヒンジカバー14内に設けられるヒンジ3の回転軸30は着脱可能で、その外周面には抜け止め部材31が設けられている。一方、衝撃緩衝部材4の延長部44には、ヒンジカバー14に設けられた貫通孔16を挿通する係止ロッド46が設けられている。ヒンジカバー14内にヒンジ3の回転軸30が挿入された状態で、第1の固定筐体11に衝撃緩衝部材4を取り付けると、係止ロッド46が図7(c)に示すように、ヒンジカバー14に設けられた貫通孔16を挿通する。貫通孔16を挿通した係止ロッド46は、回転軸30の外周面に設けられた抜け止め部材31に係合するので、回転軸30が前記ヒンジ3から抜けなくなる。抜け止め部材31は図5には示されているが、図7(c)では係止ロッド46の奥に位置しており、図7(c)には図示されない。
なお、以上説明した第2の実施例では、可動筐体2が開いた時の突き当て部21が、固定筐体1の長手方向に対して傾斜しているので、衝撃緩衝部材4に設けられた突き当て面41は、突き当て部21の傾斜に合わせて傾斜している。しかし、図8に示すように、可動筐体2が開いた時の突き当て部21が、固定筐体1の長手方向に対して直交している場合は、衝撃緩衝部材4に設ける突き当て面41も、突き当て部21に合わせて固定筐体1の長手方向に対して直交面にすれば良い。
以上、本出願を特にその好ましい実施の形態を参照して詳細に説明した。本出願の容易な理解のために、本出願の具体的な形態を以下に付記する。
(付記1) 固定筐体に対して可動筐体がヒンジで開閉する無線通信装置であって、
前記可動筐体の前記ヒンジ側の端面に設けられ、前記可動筐体が前記固定筐体に対して開いた時に、前記固定筐体に対して突き当たって止まる突き当て部と、
前記固定筐体の前記ヒンジ側の端面に前記固定筐体に対して独立して設けられ、前記可動筐体が前記固定筐体に対して開いた時に、前記可動筐体の前記突き当て部に当接する突き当て面を備える衝撃緩衝部材とを備える無線通信装置。
(付記2) 前記固定筐体が、前記ヒンジを一端に収容する第1の固定筐体と、前記第1の固定筐体に取り付けられる第2の固定筐体とを備え、
前記衝撃緩衝部材は、前記第1の固定筐体と前記第2の固定筐体に挟まれた部分に、前記第1の固定筐体に取り付けられて設けられる付記1に記載の無線通信装置。
(付記3) 前記衝撃緩衝部材には、前記突き当て面の反対側に位置する前記第1の固定筐体との係合面が設けられており、
前記係合面には複数個の突起が設けられており、
前記第1の固定筐体には、前記衝撃緩衝部材に設けられた前記複数個の突起を受け入れる凹部が設けられている付記2に記載の無線通信装置。
(付記4) 前記衝撃緩衝部材の前記係合面には、前記係合面の一部が前記第2の固定筐体に沿って延長された延長部が設けられており、
前記延長部がネジによって前記第1の固定筐体に取り付けられる付記3に記載の無線通信装置。
(付記5) 前記第1の固定筐体の前記一端には前記ヒンジを覆うヒンジカバーが形成されており、
前記第1の固定筐体に設けられた前記凹部は前記ヒンジカバーの外周面から前記衝撃緩衝部材側に立ち上がる係合壁に設けられている付記3または4に記載の無線通信装置。
(付記6) 前記衝撃緩衝部材に設けられた前記複数個の突起と前記第1の固定筐体に設けられた凹部の間、及び前記ヒンジカバーの外周面と、前記衝撃緩衝部材の前記突き当て面と前記係合面との間の前記ヒンジカバーの外周面に対向する側面との間には、前記衝撃緩衝部材の前記突き当て面と前記可動筐体の突き当て部が当接した時の前記衝撃緩衝部材の変形を受け入れる隙間が設けられている付記5に記載の無線通信装置。
(付記7) 前記衝撃緩衝部材に設けられた延長部には、前記ヒンジカバーに設けられた貫通孔を挿通する係止ロッドが設けられており、
前記ヒンジカバー内に設けられる前記ヒンジの着脱可能な回転軸の外周面には抜け止め部材が設けられており、
前記ヒンジカバー内に前記ヒンジの前記回転軸が挿入された状態で、前記第1の固定筐体に前記衝撃緩衝部材が取り付けられると、
前記係止ロッドが前記回転軸の外周面に設けられた前記抜け止め部材に係合して、前記回転軸が前記ヒンジから抜けなくなる付記5または6に記載の無線通信装置。
(付記8) 前記無線通信装置には、前記固定筐体内にある電気回路と前記可動筐体内にある電気回路とを接続する信号ケーブルが、前記ヒンジの前記回転軸の外周部を通って配線されており、
前記第1の固定筐体には前記信号ケーブルに取り付けられた防水用のグロメットを嵌め込む取付孔が設けられており、
前記グロメットが前記取付孔に取り付けられた後に、前記第1の固定筐体に前記衝撃緩衝部材を取り付けると、前記グロメットが前記衝撃緩衝部材に付勢されて前記取付孔と前記グロメットとの間が水密に密着する付記2から7の何れかに記載の無線通信装置。
1 固定筐体
2 可動筐体
3 ヒンジ
4 衝撃緩衝部材
5 無線通信装置(折畳式携帯端末)
6 信号ケーブル
7 グロメット
11 第1の固定筐体
12 第2の固定筐体
13 凹部
14 ヒンジカバー
21 突き当て部
30 回転軸
41 突き当て面
42 係合面
44 延長部
46 係止ロッド
S 隙間

Claims (6)

  1. 固定筐体に対して可動筐体がヒンジで開閉する無線通信装置であって、
    前記可動筐体の前記ヒンジ側の端面に設けられ、前記可動筐体が前記固定筐体に対して開いた時に、前記固定筐体に対して突き当たって止まる突き当て部と、
    前記固定筐体の前記ヒンジ側の端面に前記固定筐体に対して独立して設けられ、前記可動筐体が前記固定筐体に対して開いた時に、前記可動筐体の前記突き当て部に当接する突き当て面を備える衝撃緩衝部材とを備える無線通信装置。
  2. 前記固定筐体が、前記ヒンジを一端に収容する第1の固定筐体と、前記第1の固定筐体に取り付けられる第2の固定筐体とを備え、
    前記衝撃緩衝部材は、前記第1の固定筐体と前記第2の固定筐体に挟まれた部分に、前記第1の固定筐体に取り付けられて設けられる請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記衝撃緩衝部材には、前記突き当て面の反対側に位置する前記第1の固定筐体との係合面が設けられており、
    前記係合面には複数個の突起が設けられており、
    前記第1の固定筐体には、前記衝撃緩衝部材に設けられた前記複数個の突起を受け入れる凹部が設けられている請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記衝撃緩衝部材の前記係合面には、前記係合面の一部が前記第2の固定筐体に沿って延長された延長部が設けられており、
    前記延長部がネジによって前記第1の固定筐体に取り付けられる請求項3に記載の無線通信装置。
  5. 前記第1の固定筐体の前記一端には前記ヒンジを覆うヒンジカバーが形成されており、
    前記第1の固定筐体に設けられた前記凹部は前記ヒンジカバーの外周面から前記衝撃緩衝部材側に立ち上がる係合壁に設けられている請求項3または4に記載の無線通信装置。
  6. 前記衝撃緩衝部材に設けられた前記複数個の突起と前記第1の固定筐体に設けられた凹部の間、及び前記ヒンジカバーの外周面と、前記衝撃緩衝部材の前記突き当て面と前記係合面との間の前記ヒンジカバーの外周面に対向する側面との間には、前記衝撃緩衝部材の前記突き当て面と前記可動筐体の突き当て部が当接した時の前記衝撃緩衝部材の変形を受け入れる隙間が設けられている請求項5に記載の無線通信装置。
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