JP2016200724A - 冷却装置および投写型表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱密度の高い発熱体と冷媒との熱交換を効率的に行い、安定した冷却性能を発揮できる冷却装置を提供する。【解決手段】発熱体を冷却する冷却装置は、発熱体に熱的に接続し、発熱体が発する熱により内部空間に収容した液相状態の冷媒を蒸発させる蒸発部12を有している。蒸発部12は、発熱体に熱的に接続する面31の裏側の面であり、内部空間を規定する第1の面32に形成され、互いに所定の間隔を置いて配列された複数の板状フィン33と、第1の面32に対向して内部空間を規定する第2の面42に開口し、内部空間に液相状態の冷媒を流入させるための流入開口部46と、第2の面42に開口し、蒸発部12で蒸発した気相状態の冷媒を内部空間から流出させるための流出開口部47と、を有している。流入開口部46の開口形状は、複数の板状フィン33の配列方向Yに延びる細長い形状である。【選択図】図5

Description

本発明は、冷却装置および投写型表示装置に関する。
近年、投写型表示装置(プロジェクタ)として、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)に代表される反射型表示素子を用いたものが主流になりつつある。DMDは、マトリクス状に配列された多数の微小ミラーから構成され、画像信号に応じて各ミラーの角度を独立して制御し、光の反射方向を変化させることで光変調を行うものである。
プロジェクタの高輝度化・小型化に伴って、DMDの熱密度は上昇傾向にある。DMDの使用温度と性能劣化には強い相関があり、使用温度が高いと、DMDの性能劣化が早く進んでしまう。したがって、プロジェクタにおいて、DMD本来の性能を長期間維持するためには、冷却手段を用いてDMDの温度上昇を抑えることが必要になる。
発熱量の大きな発熱体を効率良く冷却する方式として、多くの場合、冷媒の相変化を利用した沸騰冷却方式が用いられている。沸騰冷却方式は、蒸発部において発熱体が発する熱により冷媒を蒸発させ、冷媒の蒸気を凝縮部に移動させることで熱の輸送を行い、発熱体を冷却する方式である。
沸騰冷却方式では、冷媒が蒸発部内部の沸騰面(蒸発部の発熱体に接する面の裏側の面)で蒸発する際に発生する気泡がその沸騰面に滞留すると、沸騰面における熱交換が効率的に行われなくなり、冷却能力の向上が阻害されることが知られている。そこで、例えば、特許文献1では、沸騰面に滞留する冷媒の気泡を積極的に除去することで、沸騰面における熱交換を促進させ、発熱量の大きな発熱体に対して効率良く冷却を行うための技術が提案されている。この技術は、沸騰面に形成された複数の板状フィンの間を沸騰面に沿って液相冷媒が流動するように、蒸発部への液相冷媒の流入口を、沸騰面の板状フィンが延びる方向の端部に隣接して設ける技術である。これにより、沸騰面に留まろうとする気相冷媒の気泡を液相冷媒の流動によって移動させることができ、沸騰面における熱交換を効率的に行うことができる。
国際公開第2010/050129号
上述した特許文献1に記載の技術には、冷却すべき発熱体に対して液相冷媒の流入口の位置が制限されるという問題がある。そのため、DMDを用いたプロジェクタに対しては、この技術をそのまま適用することは困難である。すなわち、DMDは、反射面(受光面)の裏面がDMD駆動基板に対向するように、DMDよりも大きなDMD駆動基板に保持されている。したがって、上記技術を適用しようとすると、液相冷媒の流入口の位置がDMD駆動基板と重なってしまい、液相冷媒の流入口を所望の位置に設けることが困難になる。そこで、DMDなど熱密度の高い発熱体と冷媒との熱交換を効率的に行うための新たな方策が求められている。
本発明の目的は、熱密度の高い発熱体と冷媒との熱交換を効率的に行い、安定した冷却性能を発揮できる冷却装置を提供することである。また、本発明は、その冷却装置を備えた投写型表示装置を提供することも目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明の冷却装置は、発熱体を冷却する冷却装置であって、発熱体に熱的に接続し、発熱体が発する熱により内部空間に収容した液相状態の冷媒を蒸発させる蒸発部と、蒸発部で蒸発した気相状態の冷媒を外部と熱交換することで凝縮させる凝縮部と、を有し、蒸発部が、内部空間を規定する第1の面であって、発熱体に熱的に接続する面の裏側の第1の面に形成され、互いに所定の間隔を置いて配列された複数の板状フィンと、第1の面に対向して内部空間を規定する第2の面に開口し、内部空間に液相状態の冷媒を流入させるための流入開口部と、第2の面に開口し、蒸発部で蒸発した気相状態の冷媒を内部空間から流出させるための流出開口部と、を有し、流入開口部の開口形状が、複数の板状フィンの配列方向に延びる細長い形状である。
また、本発明の投写型表示装置は、画像信号に応じて光源からの光を変調する表示素子と、上記に記載の冷却装置であって、表示素子に熱的に接続して表示素子を冷却する冷却装置と、を有している。
以上、本発明によれば、熱密度の高い発熱体と冷媒との熱交換を効率的に行い、安定した冷却性能を発揮できる冷却装置と、それを備えた投写型表示装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る投写型表示装置を示す斜視図である。 図1の投写型表示装置の内部構造を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る冷却装置を示す斜視図である。 図2の画像形成ユニットおよび冷却装置の分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る冷却装置の蒸発部の分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る冷却装置の蒸発部の上面図および断面図である。 本発明の他の実施形態に係る冷却装置を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る冷却装置の蒸発部の分解斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る冷却装置の蒸発部の上面図および断面図である。 本発明の他の実施形態に係る冷却装置の蒸発部の分解斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る投写型表示装置を示す斜視図である。図2は、図1の投写型表示装置の内部構造を示す斜視図である。
図1および図2を参照すると、投写型表示装置1は、光源を含む照明光学ユニット(図示せず)と、画像形成ユニット2と、投写レンズ(投写光学系)3とを有している。画像形成ユニット2は、画像信号に応じて光を変調する表示素子を備え、照明光学ユニットから出射された光に基づいて画像を形成する機能を有している。本実施形態では、表示素子として、反射型表示素子であるデジタルマイクロミラーデバイス(DMD)が用いられている。さらに、本実施形態では、画像形成ユニット2は、赤色光、緑色光、および青色光に対応した3つのDMDを備えている。投写レンズ3は、画像形成ユニット2から出射された光をスクリーンなどに投写して、画像として表示する機能を有している。
また、投写型表示装置1は、図2にはその一部しか示されていないが、画像形成ユニット2のDMDを冷却するための冷却装置を備えている。以下、図3を参照して、冷却装置の構成について詳細に説明する。図3は、本実施形態の冷却装置を示す斜視図である。
冷却装置10は、3つの蒸発部11,12,13と、凝縮部14と、冷媒タンク15と、ポンプ16とを有し、これらは、冷媒管17a〜17fによって冷媒循環経路を形成するように互いに接続されている。
3つの蒸発部11,12,13は、上述した3つのDMDに対応し、それぞれこれらに熱的に接続されている。具体的には、各蒸発部11,12,13は、後述するように、DMDの反射面(受光面)の裏面に接触するように配置されている。蒸発部11,12,13は、DMDの発熱により内部に収容した液相状態の冷媒を蒸発(気化)させ、その蒸発潜熱を利用してDMDを冷却するものである。本実施形態では、装置サイズやコストなどを考慮して、冷媒が3つの蒸発部11,12,13を順次流れるように、3つの蒸発部11,12,13は、冷媒管17a,17bを介して直列に接続されている。しかしながら、このような接続は、本発明を限定するものではなく、3つの蒸発部11,12,13は、例えば並列に接続されていてもよい。
凝縮部14は、冷媒管17cを介して蒸発部11,12,13の下流側に接続されている。凝縮部14は、例えば放熱フィンや放熱ファンなどの放熱部材(図示せず)を備え、蒸発部11,12,13から流入した気相状態の冷媒を外部(例えば外気)と熱交換させることで冷却し、凝縮(液化)させるものである。
冷媒タンク15は、凝縮部14で液化された冷媒を一時的に貯留するためのタンクであり、冷媒管17dを介して凝縮部14の下流側に接続されている。ポンプ16は、直列に接続された3つの蒸発部11,12,13に冷媒タンク15内の冷媒を流通させるためのポンプであり、冷媒管17eを介して冷媒タンク15に接続され、冷媒管17fを介して蒸発部11の上流側に接続されている。なお、冷媒タンク15およびポンプ16は、3つの蒸発部11,12,13に冷媒を強制的に流通させる必要がない場合など、適宜省略することもできる。
ここで、図4を参照して、本実施形態の冷却装置(蒸発部)とDMDとの接続構造について説明する。図4は、図2の画像形成ユニットおよび冷却装置の分解斜視図である。図4では、3つのDMDのうち、1つのDMD(緑色光に対応)に関する接続構造のみが分解して示されており、他の2つのDMDについては、接続構造そのものの図示を省略している。
DMD21は、DMDソケット22とDMD保持部材23との間に挟まれて保持されている。DMDソケット22は、DMD駆動基板24に接続され、これにより、DMDソケット22に装着されたDMD21が、DMD駆動基板24の回路と電気的に接続されている。DMD駆動基板24のDMDソケット22が接続される面の裏側の面には、押さえ板25が接続されている。冷却装置10の蒸発部12は、押さえ板25に固定されて保持され、押さえ板25の開口25aと、DMD駆動基板24の開口24aと、DMDソケット22の開口22aとを通じて、DMD21に面接触している。すなわち、蒸発部12の受熱面31がDMD21の裏面と接触することで、蒸発部12とDMD21との熱的な接続が確保されている。
次に、図5および図6を参照して、本実施形態の冷却装置における蒸発部の構成について詳細に説明する。なお、3つの蒸発部は、同一の構成を有しているため、以下では、1つの蒸発部の構成について説明する。図5(a)および図5(b)は、本実施形態の冷却装置における蒸発部の分解斜視図である。図6(a)は、本実施形態の冷却装置における蒸発部の上面図であり、図6(b)は、図6(a)のA−A’線に沿った断面図である。
図5および図6を参照すると、蒸発部12は、ベース部材30と、ケース部材40と、一対のアダプタ50とを有している。
ベース部材30は、矩形板状に形成され、発熱体(本実施形態ではDMD21)に面接触する受熱面31と、受熱面31の裏側のベース面32と、ベース面32に垂直に形成された複数の板状フィン33とを有している。複数の板状フィン33は、それぞれがX方向に延び、X方向に垂直なY方向に互いに所定の間隔を置いて配列されている。
ケース部材40は、一面が開口する箱状に形成され、ベース部材30に固定されている。これにより、ケース部材40は、ベース部材30と共に、冷媒を収容する内部空間41を形成している。ケース部材40は、ベース部材30のベース面32に対向するベース対向面42を有する上壁部43と、側壁部44とを有している。側壁部44には、蒸発部12を画像形成ユニット2の押さえ板25(図4参照)に固定するためのフランジ45が形成されている。
また、ケース部材40は、上壁部43に形成され、ベース対向面42に開口する2つの開口部46,47を有している。一方が、内部空間41に液相冷媒を流入させるための流入開口部46であり、もう一方が、内部空間41から気相冷媒を流出させるための流出開口部47である。流入開口部46および流出開口部47は、上壁部43のX方向の両端部にそれぞれ配置されている。
これら流入開口部46および流出開口部47には、一対のアダプタ50がそれぞれ挿入されて固定されている。冷媒管17a,17b(図3参照)が装着される一対のアダプタ50には、それぞれ冷媒が流通する貫通孔51が形成されている。
さらに、ベース対向面42には、図5(b)に示すように、Y方向に平行な一対のリブ48が形成されている。一対のリブ48は、流入開口部46を横切るように延び、流入開口部46の開口形状を規定している。したがって、流入開口部46の開口形状は、Y方向に延びる細長い形状、実質的に矩形状となる。
このような構成により、流入開口部46を通じて内部空間41に流入する液相冷媒は、複数の板状フィン33の設置面(ベース面32)に対向する位置から、Y方向に広がった状態で複数の板状フィン33に対して吐出される。その結果、Y方向に配列された複数の板状フィン33全体にわたって、液相冷媒を複数の板状フィン33の間に流動させることができる。これにより、複数の板状フィン33の全体で冷媒の蒸発(気化)を連続的かつ効率的に行うことができ、それと同時に、複数の板状フィン33の間やベース面32に滞留する冷媒の気泡も連続的に除去することができる。したがって、熱密度の高いDMDに対しても、熱交換を効率的に行うことができ、安定した冷却性能を確保することができる。なお、冷媒を複数の板状フィン33全体に行き渡らせるという観点からは、流入開口部46は、複数の板状フィン33の配列方向(Y方向)の中心に対向する位置に設けられていることが好ましい。
また、本実施形態では、流入開口部46は、ベース対向面42での開口面積が、アダプタ50に形成された貫通孔51の流路断面積よりも小さくされている。これにより、貫通孔51内を流通する冷媒は、流入開口部46によって流路が狭められた状態で内部空間41内に流入することになる。このことは、冷媒の流速が高められ、それにより、冷媒を板状フィン33の根元まで効率的に流入させることができる点で有利である。同様に、冷媒を板状フィン33の根元まで効率的に流入させるためには、ベース面32から突出する一対のリブ48の先端は、複数の板状フィン33にできるだけ近接していることが好ましい。
図7は、本発明の他の実施形態に係る冷却装置の概略斜視図である。以下、上述した実施形態と共通の構成については、図面に同じ符号を付してその説明を省略し、上述した実施形態と異なる構成のみ説明する。また、上述した実施形態では、3つの蒸発部が直列に接続されている場合を例に挙げて説明したが、ここでは、蒸発部が1つの場合を例に挙げて説明する。
本実施形態の冷却装置10では、前述の実施形態と異なり、1つの流入開口部に対して、2つの流出開口部が設けられている。すなわち、蒸発部12は、ポンプ16とは、1本の冷媒管18aを介して接続されているのに対して、凝縮部14とは、2本の冷媒管18b,18cを介して接続されている。なお、凝縮部14、冷媒タンク15、およびポンプ16は、前述の実施形態と同様に、それぞれ1本の冷媒管18d,18eを介して接続されている。
図8(a)および図8(b)は、本実施形態の冷却装置における蒸発部の分解斜視図である。図9(a)は、本実施形態の冷却装置における蒸発部の上面図であり、図9(b)は、図9(a)のA−A’線に沿った断面図である。
上述したように、蒸発部12は、1つの流入開口部46と、2つの流出開口部47a,47bとを有しており、それに応じて、3つのアダプタ50を有している。流入開口部46は、上壁部43の中央付近に配置されており、より好ましくは、複数の板状フィン33の、Y方向だけでなくX方向における中心に対向する位置に配置されている。これにより、DMDに接するベース部材30において温度分布が高い部分、すなわちベース面32(受熱面31)の中央付近により多くの液相冷媒を流入させることができ、冷却性能の向上を図ることができる。2つの流出開口部47a,47bは、流入開口部46を挟んで上壁部43のX方向の両側に配置されている。
本発明の投写型表示装置は、水平面に据え置き設置したり、天井に設置(いわゆる天吊り設置)したりするなど、様々な位置に設置することが想定されている。そのため、その設置姿勢によっては、前述の実施形態のように、1つの流入開口部46に対して1つの流出開口部47が設けられている場合、流入開口部46が、流出開口部47に対して鉛直方向の上側に位置する場合がある。その場合、蒸発部12に収容された冷媒の液面が低下して、複数の板状フィン33がむき出しの状態になってしまい、冷却性能が悪化する可能性がある。
本実施形態の構成では、2つの流出開口部47a,47bが設けられていることで、投写型表示装置の設置姿勢を変更したとしても、上述のような複数の板状フィン33がむき出しの状態になることを抑制することができる。その結果、投写型表示装置の設置姿勢の変更による冷却性能の悪化を抑制することが可能になる。
なお、投写型表示装置の設置姿勢の観点からは、2つの流出開口部47a,47bは、流入開口部46を挟んで対称的な位置に配置されていることが好ましい。したがって、2つの流出開口部47a,47bは、必ずしも流入開口部46に対してX方向に整列している必要はなく、例えば、図10(a)に示すように、流入開口部46に対して上壁部43の対角線方向に整列していてもよい。この配置は、設計・作製の観点から有利な場合がある。また、より多くの設置姿勢に対応するためにも、流出開口部の数は、2つに限定されるものではなく、例えば、10(b)に示すように、4つの流出開口部47a〜47dが設けられていてもよい。この場合、4つの流出開口部47a〜47dは、流入開口部46を取り囲むように配置されており、より好ましくは、流入開口部46を中心として回転対称に配置されている。
蒸発部においては、熱交換の効率が上がり、気相冷媒の発生が増大すると、内圧が上昇して、気相冷媒の流出圧力が流入圧力を上回り、気相冷媒が流入開口部から流出しようとする場合がある。それを回避するためには、流入開口部の開口面積よりも流出開口部の面積が大きいことが好ましい。本実施形態において、1つの流入開口部に対して、複数の流出開口部が設けられている構成は、そのような点でも有利である。
1 投写型表示装置
2 画像形成ユニット
3 投写レンズ
10 冷却装置
11,12,13 蒸発部
14 凝縮部
15冷媒タンク
16 ポンプ
17a〜17f,18a〜18e 冷媒管
21 DMD
22 DMDソケット
22a 開口
23 DMD保持部材
24 DMD駆動基板
24a 開口
25 押さえ板
25a 開口
30 ベース部材
31 受熱面
32 ベース面
33 板状フィン
40 ケース部材
41 内部空間
42 ベース対向面
43 上壁部
44 側壁部
45 フランジ
46 流入開口部
47,47a〜47d 流出開口部
50 アダプタ
51 貫通孔

Claims (9)

  1. 発熱体を冷却する冷却装置であって、
    前記発熱体に熱的に接続し、該発熱体が発する熱により内部空間に収容した液相状態の冷媒を蒸発させる蒸発部と、
    前記蒸発部で蒸発した気相状態の前記冷媒を外部と熱交換することで凝縮させる凝縮部と、を有し、
    前記蒸発部が、
    前記内部空間を規定する第1の面であって、前記発熱体に熱的に接続する面の裏側の第1の面に形成され、互いに所定の間隔を置いて配列された複数の板状フィンと、
    前記第1の面に対向して前記内部空間を規定する第2の面に開口し、前記内部空間に液相状態の前記冷媒を流入させるための流入開口部と、
    前記第2の面に開口し、前記蒸発部で蒸発した気相状態の前記冷媒を前記内部空間から流出させるための流出開口部と、を有し、
    前記流入開口部の開口形状が、前記複数の板状フィンの配列方向に延びる細長い形状である、
    冷却装置。
  2. 前記流入開口部が、前記複数の板状フィンの前記配列方向における中心に対向する位置に配置されている、請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記流入開口部が、前記複数の板状フィンの、前記配列方向に垂直な方向における中心に対向する位置に配置されている、請求項2に記載の冷却装置。
  4. 前記蒸発部が、複数の前記流出開口部を有する、請求項1から3のいずれか1項に記載の冷却装置。
  5. 前記複数の流出開口部が、前記第2の面において、前記流入開口部を取り囲むように配置されている、請求項4に記載の冷却装置。
  6. 前記複数の流出開口部が、前記第2の面において、前記流入開口部を中心として回転対称に配置されている、請求項5に記載の冷却装置。
  7. 前記流入開口部の前記開口形状が、前記第2の面に形成された前記配列方向に平行な一対のリブによって規定されている、請求項1から6のいずれか1項に記載の冷却装置。
  8. 画像信号に応じて光源からの光を変調する表示素子と、請求項1から7のいずれか1項に記載の冷却装置であって、前記表示素子に熱的に接続して該表示素子を冷却する冷却装置と、を有する投写型表示装置。
  9. 前記表示素子が反射型表示素子であり、前記冷却装置が、前記反射型表示素子の反射面の裏側の面に熱的に接続されている、請求項8に記載の投写型表示装置。
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