JP2016200640A - 光走査装置及び内視鏡装置 - Google Patents

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Kenichi Okishima
顕一 沖島
範明 石河
Noriaki Ishikawa
範明 石河
河村 幸則
Yukinori Kawamura
幸則 河村
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Abstract

【課題】光走査装置及び内視鏡装置において、入射光を集光する場合に入射光の収差を小さいものにする。【解決手段】光走査装置10は、第1可動反射部102、第2可動反射部104、レンズ320、第1固定反射部202、第2固定反射部204、及び第3固定反射部206を備えている。レンズ320は、第1方向(図中y方向)から見た場合に第1可動反射部102を介して第2可動反射部104とは逆側に位置している。さらに、レンズ320には、入射光が通過する。レンズ320から出射した入射光は、第1平面(図中zx平面)に平行な方向で集光する。さらに、この入射光は、第1平面に平行である。【選択図】図1

Description

本発明は、光走査装置及び内視鏡装置に関する。
光走査装置は、スキャンミラー(反射部)を回転軸に関して回転させることで光走査をしている。そして現在、スキャンミラーに入射する光を集光する技術が検討されている。例えば、特許文献1には、回転軸が互いに異なる方向を向いている2つのスキャンミラーの間に2つのレンズを配置することが記載されている。一方のスキャンミラーで反射された光は、2つのレンズを介して他方のスキャンミラーに達する。この場合、これら2つのレンズによって集光された光がスキャンミラーに入射する。
一方、特許文献2には、ガルバノミラーに関する技術が記載されている。特許文献2では、スキャンミラーで反射した光をレンズにより集光させている。
特表2013−529795号公報 特開2013−20144号公報
一部の光走査装置及び一部の内視鏡装置では、スキャンミラーに入射する入射光のスポット径を小さくするために、レンズを用いて入射光を集光する。この場合、入射光の収差を小さいものにする必要がある。本発明者らは、入射光を集光する場合に入射光の収差を小さいものにするための構造を検討した。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、光走査装置及び内視鏡装置において、入射光を集光する場合に入射光の収差を小さいものにすることにある。
本発明に係る光走査装置は、第1可動反射部、第2可動反射部、第1レンズ、第1固定反射部、第2固定反射部、及び第3固定反射部を備えている。第1可動反射部は、反射面が回転可能である。第2可動反射部は、反射面が回転可能である。さらに、第2可動反射部は、回転軸が第1可動反射部の回転軸と交わる方向を向いている。さらに、第2可動反射部は、第1平面に垂直な第1方向から見た場合に第1可動反射部と並んで配置されている。第1レンズは、第1方向から見た場合に第1可動反射部を介して第2可動反射部とは逆側に位置している。さらに、第1レンズには入射光が通過する。第1固定反射部は、第1方向から見た場合に第1レンズと第1可動反射部の間に配置されている。さらに、第1固定反射部は、第1レンズを通過した入射光を第1可動反射部に向けて反射する。第2固定反射部は、第1方向から見た場合に第1可動反射部と第2可動反射部の間に配置されている。さらに、第2固定反射部は、第1可動反射部で反射された入射光を第2可動反射部に向けて反射する。第3固定反射部は、第1方向から見た場合に第2可動反射部を介して第1可動反射部とは逆側に配置されている。さらに、第3固定反射部は、第2可動反射部で反射された入射光を第2可動反射部から離れる方向に反射する。第1レンズから出射した入射光は、第1平面に平行な方向で集光する。さらに、この入射光は、第1平面に平行である。
本発明に係る内視鏡装置は、光源及び上記した光走査装置を備えている。光走査装置は、光源から入射された光を走査するとともに、光が観察対象で反射した反射光を取り出す。
本発明によれば、光走査装置及び内視鏡装置において、入射光を集光する場合に入射光の収差を小さいものにすることができる。
第1の実施形態に係る光走査装置の構成を示す図である。 第1の実施形態に係る集光光学系の構成を示す図である。 第1可動反射部の詳細構造の一例を示す平面図である。 光学部材の断面図である。 光学部材の製造方法の一例を示す図である。 図2に示した集光光学系における入射光をシミュレートした結果を示す図である。 図1に示した光走査装置における入射光をシミュレートした結果を示す図である。 図1の第1の変形例を示す図である。 図1の第2の変形例を示す図である。 第2の実施形態に係る内視鏡装置の構成を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、第1の実施形態に係る光走査装置10の構成を示す図である。図2は、本実施形態に係る集光光学系300の構成を示す図である。図1に示すように、光走査装置10は、第1可動反射部102、第2可動反射部104、レンズ320(第1レンズ)、第1固定反射部202、第2固定反射部204、及び第3固定反射部206を備えている。第1可動反射部102は、反射面が回転可能である。第2可動反射部104は、反射面が回転可能である。さらに、第2可動反射部104は、回転軸が第1可動反射部102の回転軸と交わる方向(例えば、第1可動反射部102の回転軸と直交する方向)を向いている。さらに、第2可動反射部104は、第1平面(図中zx平面)に垂直な第1方向(図中y方向)から見た場合に第1可動反射部102と並んで配置されている。レンズ320は、第1方向から見た場合に第1可動反射部102を介して第2可動反射部104とは逆側に位置している。さらに、レンズ320には、入射光が通過する。第1固定反射部202は、第1方向から見た場合にレンズ320と第1可動反射部102の間に配置されている。さらに、第1固定反射部202は、レンズ320を通過した入射光を第1可動反射部102に向けて反射する。第2固定反射部204は、第1方向から見た場合に第1可動反射部102と第2可動反射部104の間に配置されている。さらに、第2固定反射部204は、第1可動反射部102で反射された入射光を第2可動反射部104に向けて反射する。第3固定反射部206は、第1方向から見た場合に第2可動反射部104を介して第1可動反射部102とは逆側に配置されている。さらに、第3固定反射部206は、第2可動反射部104で反射された入射光を第2可動反射部104から離れる方向に反射する。図2に示すように、レンズ320から出射した入射光は、第1平面(図中zx平面)に平行な方向で集光する。さらに、この入射光は、第1平面に平行である。以下、詳細に説明する。
まず、図1を用いて、光走査装置10の構成の詳細を説明する。本図に示すように、光走査装置10は、基板100、光学部材200、及び集光光学系300(コリメートレンズ310、レンズ320、及びレンズ330)を備えている。コリメートレンズ310、レンズ320、及びレンズ330は、平面視でこの順で並んでいる。そして基板100及び光学部材200は、平面視でレンズ320とレンズ330の間に位置している。
本実施形態において、平面視においてコリメートレンズ310、レンズ320、第1固定反射部202、第1可動反射部102、第2固定反射部204、第2可動反射部104、第3固定反射部206、及びレンズ330は、一つの直線に沿って配置されている。また、第1固定反射部202に入射するときの入射光と、第2固定反射部204で反射された入射光は同軸(図1におけるz方向)となっている。このため、光走査装置10の幅は、小さくなる。
第1可動反射部102及び第2可動反射部104は、同一の基板100に形成されている。基板100は、例えばシリコン基板である。そして第1可動反射部102及び第2可動反射部104は、基板100を加工することにより形成されている。第1可動反射部102及び第2可動反射部104の構造の詳細については後述する。
第1固定反射部202、第2固定反射部204、及び第3固定反射部206は、一つの光学部材200の外面である。具体的には、光学部材200は、透光性の材料、例えばガラス又は樹脂により形成されている。そして第1固定反射部202及び第3固定反射部206は、光学部材200の外側の面によって構成されている。一方、第2固定反射部204は、光学部材200と外部の境界のうち光学部材200の内側の面によって構成されている。言い換えると、第1固定反射部202及び第3固定反射部206は、光学部材200に向かってきた光を反射する。一方、第2固定反射部204は、透光面208を介して光学部材200の内部を進んできた光を反射する。
そして、第1固定反射部202、第2固定反射部204、及び第3固定反射部206は、いずれも平面であるが、向きが互いに異なる。
具体的には、第2固定反射部204は基板100と平行である。そして本図に示す例では、基板100に対する第1固定反射部202の角度θは、基板100に対する第3固定反射部206の角度θと等しい。ただし、第1固定反射部202と第3固定反射部206は互いに逆側を向いている。角度θ及びθは、例えば10°以上30°以下である。ただし角度θ及びθはこの範囲に限定されない。
そして、第2固定反射部204は、第1固定反射部202および第3固定反射部206よりも、基板100から離れている。基板100を基準としたときの第2固定反射部204の高さGは、第1固定反射部202のうち入射光が当たる部分よりも高くなっており、また、第2固定反射部204のうち入射光が当たる部分よりも高くなっている。
次に、図2を用いて、集光光学系300の詳細を説明する。本図に示す例では、光源(本図では不図示)からの光がコリメートレンズ310を通過して平行光となる。そしてこの平行光は、レンズ320に入射する。
本図に示す例において、レンズ320は、シリンドリカルレンズである。詳細には、レンズ320は、レンズ320の光軸の延伸方向(図中z方向)で見た場合に互いに逆側に位置する曲面322及び平面324を備えている。平面324は、レンズ320の入射側に位置している。そして平面324は、光軸に垂直な平面である。これに対して曲面322は、レンズ320の出射側に位置している。そして曲面322は、平面視で(すなわち、図中y方向から見た場合)平面324と逆側に凸となる方向に湾曲している。さらに、曲面322は、第1方向(図中y方向)に沿って平坦である。
コリメートレンズ310からの平行光は、平面324で屈折することなく平面324を通過する。そしてこの平行光は、曲面322によって平面視で(すなわち、図中y方向から見た場合)集光する。一方、上記したように、曲面322は、第1方向(図中y方向)に沿って平坦である。このため、上記した平行光は、曲面322を通過しても、第1平面(図中zx平面)に平行となる。
レンズ320からの光は、レンズ320の焦線(レンズ320からの光が集光する直線)を経た後、レンズ330に入射する。なお、詳細を後述するように、基板100及び光学部材200(図1)は、レンズ320及びレンズ330の間に配置される。そしてこの場合、レンズ320からの光は、第1可動反射部102と第2可動反射部104の間で集光する。
レンズ330は、両凸球面レンズである。これにより、レンズ320からの光がレンズ330に入射すると、この光は、一点(レンズ330の焦点)に集光する。
上記したように、レンズ320とレンズ330の間における光は、第1平面(図中zx平面)に平行である。このため、レンズ320とレンズ330の間で第1方向(図中y方向)に沿って並んでいる光線において光路差が生じることが抑制される。これにより、第1方向(図中y方向)に沿って並んでいる光線において収差が生じることが抑制される。
基板100及び光学部材200(図1)は、平面視でレンズ320とレンズ330の間に配置される。詳細には、基板100及び光学部材200は、平面視で入射光が第1可動反射部102と第2可動反射部104の間で集光するように配置される。この場合においても、レンズ320からの光は、第1平面(図中zx平面)に平行である。これにより、上記した収差が生じることが抑制される。
図3は、第1可動反射部102の詳細構造の一例を示す平面図である。第1可動反射部102は、可動電極120、枠体110、保持部材130、及び2つの第1固定電極140を備えている。保持部材130は、可動電極120を枠体110に取り付けており、かつ可動電極120の回転軸となる。2つの第1固定電極140は、可動電極120を介して互いに対向しており、可動電極120の回転軸と交わる方向に並んでいる。
可動電極120の平面形状は矩形であるが、第1固定電極140と対向する辺(図3においてX方向に伸びている辺)は、櫛歯形状となっている。枠体110は、可動電極120の4辺のうち第1固定電極140と対向していない2つの辺(図3においてZ方向に伸びている辺)それぞれに対向している。保持部材130は、可動電極120のうち枠体110と対向している2辺それぞれに対して設けられている。詳細には、保持部材130は、可動電極120のうち枠体110と対向している辺の中心に接続している。そして2つの保持部材130を結ぶ線が、可動電極120の回転軸となっている。本実施形態では、枠体110、可動電極120、及び保持部材130は一体的に形成されている。
第1固定電極140のうち可動電極120と対向する辺は、櫛歯形状となっており、可動電極120の櫛歯部分とかみ合っている。このため、第1固定電極140と可動電極120は、互いに対向する部分の面積が大きくなり、その結果、可動電極120の駆動力は大きくなる。
また、第1固定電極140は、一部が可動電極120と枠体110の間に伸びている。その伸びている部分の先端は、保持部材130に対向している。
第1可動反射部102の可動電極120は、例えば上面が鏡面になっている。この鏡面は、例えば可動電極120の上面に金属膜(例えばAl膜)を形成することにより、形成されている。そして可動電極120の角度を変えることにより、可動電極120に入射してきた光の反射角を変える。可動電極120の角度は、制御部400によって制御される。
なお、第2可動反射部104の詳細構造は、平面視における向きが90°異なっている点を除いて、第1可動反射部102の詳細構造と同様である。
図4は、光学部材200の断面図である。光学部材200は、ベース部材210及び反射層220有している。ベース部材210はガラスや樹脂などの透光性の材料を用いて形成されており、第1固定反射部202となる面、第2固定反射部204となる面、及び第3固定反射部206となる面、及び透光面208を有している。反射層220は、ベース部材210のうち第1固定反射部202となる面、第2固定反射部204となる面、及び第3固定反射部206となる面の上に形成されている。反射層220は、光を反射する材料、例えばAlなどの金属によって形成されている。なお、反射層220は、ベース部材210のうち透光面208には形成されていない。
また、光学部材200は、底面が台形の四角柱を横にした形状を有している。そして、この台形の上底(互いに平行な2辺のうち相対的に短い辺)に相当する面が透光面208になっており、下底(互いに平行な2辺のうち相対的に長い辺)に相当する面が透光面208になっている。また台形の脚に相当する2つの面が、第1固定反射部202及び第3固定反射部206になっている。
図5は、光学部材200の製造方法の一例を示す図である。まず、本図(a)に示すように、三角柱のベース部材210を準備する。次いで、本図(b)に示すように、ベース部材210の外面の全面に、反射層220を、例えば蒸着法やスパッタリング法を用いて形成する。次いで、本図(c)に示すように、ベース部材210のうち、第1固定反射部202となる面及び第3固定反射部206となる面とが交わっている辺を研磨する。この研磨により、透光面208が形成される。このように、光学部材200を図4に示した構造にすると、光学部材200を容易に形成することができる。
図6は、図2に示した集光光学系300における入射光をシミュレートした結果を示す図である。本図(b)に示すように、平面視において、コリメートレンズ310からの平行光の幅は、この平行光が進行するにつれて、集光によって狭くなり、その後再び広がる。一方、本図(c)に示すように、この平行光は、第1平面(zx平面)に平行となっている。
図7は、図1に示した光走査装置10における入射光をシミュレートした結果を示す図である。本図に示す例では、入射光は、透光面208と第2可動反射部104の間で集光している。そして本図に示すように、入射光の強度分布は、z方向に垂直な各断面において、x方向に沿ってほぼ一定になっている。この結果は、図2を用いて説明した収差が抑制されていることを示唆する。
以上、本実施形態によれば、レンズ320から出射した入射光は、第1平面(図中zx平面)に平行な方向で集光する。さらに、この入射光は、第1平面に平行である。このため、第1平面に垂直な第1方向において、この入射光に収差が生じることが抑制される。
図8は、図1の第1の変形例を示す図である。本図に示すように、光学部材200は、基板100と対向する面に第2固定反射部204を有していてもよい。本図に示す例では、第1可動反射部102で反射された入射光は、光学部材200の内側に入射することなく、第2固定反射部204で反射される。本図に示す例においても、本実施形態と同様の効果が得られる。
図9は、図1の第2の変形例を示す図である。本図に示すように、光学部材200は、基板100と対向する面に凹部を有していてもよい。そして光学部材200は、この凹部の底面に第2固定反射部204を有している。本図に示す例においても、本実施形態と同様の効果が得られる。さらに、本図に示す例では、基板100から第2固定反射部204までの距離Hを図8に示した例と比較して大きいものにすることができる。
(第2の実施形態)
図10は、第2の実施形態に係る内視鏡装置40の構成を示す図である。本実施形態に係る内視鏡装置40は、共焦点光学系の内視鏡装置であり、光走査装置10、光源420、ダイクロイックミラー430、光ファイバー440、光検出部450、AD変換部460、及び画像処理部470を備えている。基板100、光学部材200、コリメートレンズ310、及びレンズ320は、ケース410の中に収容されている。ケース410は、内視鏡装置40の先端部を構成しており、その先端にレンズ330を有している。光源420は、例えばレーザ光源である。
本実施形態において、光走査装置10は、基板100、光学部材200、制御部400、及び配線基板480を有している。光学部材200の構造は、第1の実施形態と同様である。また、本図に示す例では、基板100はSOI(Silicon ON Insulator)基板である。そして第1可動反射部102及び第2可動反射部104は、基板100の上側のシリコン層を用いて形成されている。そして、基板100は、配線基板480上に実装されている。また、配線基板480上には、制御部400も実装されている。制御部400は、例えば半導体ベアチップであり、基板100と共に配線基板480上に実装されている。
次に、内視鏡装置40の動作について説明する。光源420が生成した光は、ダイクロイックミラー430で反射され、光ファイバー440に入射する。光ファイバー440は、入射した光を光学部材200のコリメートレンズ310に向けて出射する。コリメートレンズ310に入射した光は、コリメートレンズ310、レンズ320、第1可動反射部102、第2固定反射部204、第2可動反射部104、及び第3固定反射部206を介して、レンズ330から観察対象に向けて出射する。このとき、制御部400が第1可動反射部102及び第2可動反射部104を制御することにより、観察対象に向けて出射する光の向きが制御される。
観察対象には、予め蛍光体の分子が含浸されている。この蛍光体の分子は、レーザ光で励起されることにより蛍光発光する。この蛍光発光した光は、レンズ330を介して第3固定反射部206、第2可動反射部104、第2固定反射部204、第1可動反射部102、第1固定反射部202、レンズ320、及びコリメートレンズ310を介して光ファイバー440に入射する。光ファイバー440に入射した光は、ダイクロイックミラー430を透過して光検出部450によって電気信号に変換される。この電気信号は、AD変換部460によってデジタル信号に変換される。画像処理部470は、AD変換部460が生成したデジタル信号に基づいて画像データを生成する。
本実施形態によれば、光走査装置10は、第1の実施形態と同様の構造を有している。このため、内視鏡装置40から出射される光の光軸を、内視鏡装置40が延伸する方向(すなわちケース410が向いている方向)に合わせることができる。また、ケース410の径rを小さくすることができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
10 光走査装置
40 内視鏡装置
100 基板
102 第1可動反射部
104 第2可動反射部
110 枠体
120 可動電極
130 保持部材
140 第1固定電極
200 光学部材
202 第1固定反射部
204 第2固定反射部
206 第3固定反射部
208 透光面
210 ベース部材
220 反射層
300 集光光学系
310 コリメートレンズ
320 レンズ
322 曲面
324 平面
330 レンズ
400 制御部
410 ケース
420 光源
430 ダイクロイックミラー
440 光ファイバー
450 光検出部
460 AD変換部
470 画像処理部
480 配線基板

Claims (3)

  1. 反射面が回転可能である第1可動反射部と、
    反射面が回転可能であり、回転軸が前記第1可動反射部の回転軸と交わる方向を向いており、かつ第1平面に垂直な第1方向から見た場合に前記第1可動反射部と並んで配置されている第2可動反射部と、
    前記第1方向から見た場合に前記第1可動反射部を介して前記第2可動反射部とは逆側に位置し、かつ入射光が通過する第1レンズと、
    前記第1方向から見た場合に前記第1レンズと前記第1可動反射部の間に配置されており、かつ前記第1レンズを通過した前記入射光を前記第1可動反射部に向けて反射する第1固定反射部と、
    前記第1方向から見た場合に前記第1可動反射部と前記第2可動反射部の間に配置されており、前記第1可動反射部で反射された前記入射光を前記第2可動反射部に向けて反射する第2固定反射部と、
    前記第1方向から見た場合に前記第2可動反射部を介して前記第1可動反射部とは逆側に配置されており、前記第2可動反射部で反射された前記入射光を前記第2可動反射部から離れる方向に反射する第3固定反射部と、
    を備え、
    前記第1レンズから出射した前記入射光は、
    前記第1平面に平行な方向で集光し、かつ
    前記第1平面に平行である光走査装置。
  2. 請求項1に記載の光走査装置において、
    前記第1レンズは、前記入射光が通過する第1曲面を備え、
    前記第1曲面は、
    前記第1方向から見た場合、湾曲しており、かつ
    前記第1方向に沿って平坦である光走査装置。
  3. 光源と、
    前記光源から入射された光を走査するとともに、前記光が観察対象で反射した反射光を取り出す光走査装置と、
    を備え、
    前記光走査装置は、
    反射面が回転可能である第1可動反射部と、
    反射面が回転可能であり、回転軸が前記第1可動反射部の回転軸と交わる方向を向いており、かつ第1平面に垂直な第1方向から見た場合に前記第1可動反射部と並んで配置されている第2可動反射部と、
    前記第1方向から見た場合に前記第1可動反射部を介して前記第2可動反射部とは逆側に位置し、かつ入射光が通過する第1レンズと、
    前記第1方向から見た場合に前記第1レンズと前記第1可動反射部の間に配置されており、かつ前記第1レンズを通過した前記入射光を前記第1可動反射部に向けて反射する第1固定反射部と、
    前記第1方向から見た場合に前記第1可動反射部と前記第2可動反射部の間に配置されており、前記第1可動反射部で反射された前記入射光を前記第2可動反射部に向けて反射する第2固定反射部と、
    前記第1方向から見た場合に前記第2可動反射部を介して前記第1可動反射部とは逆側に配置されており、前記第2可動反射部で反射された前記入射光を前記第2可動反射部から離れる方向に反射する第3固定反射部と、
    を備え、
    前記第1レンズから出射した前記入射光は、
    前記第1平面に平行な方向で集光し、かつ
    前記第1平面に平行である内視鏡装置。
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