JP2016199977A - 擁壁ブロックの連結部材およびそれを使用した擁壁構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】擁壁構造を構築するために段積みされる擁壁ブロックであって、上下段の擁壁ブロック110−1,110−2を水平面内において互いに拘束し合うための連結部材50であって、該連結部材は断面台形状の部分円環立体形状を有するベース部材と、ベース部材に設けられた円錐台形状を有する突起部材とから成り、ベース部材は、該下段側擁壁ブロックの上端面または該上段側擁壁ブロックの下端面に設けた断面台形状の円環溝に嵌合し、突起部材は、該上段側擁壁ブロックの下端面または該下段側擁壁ブロックの上端面に設けた円錐台形状の穴に嵌合する構成とした。
【選択図】図11
Description
そして、段積みされた擁壁ブロックは、上下の擁壁ブロックの間、あるいは隣り合う擁壁ブロックの間には、機械的な連結を施さず、擁壁ブロック同士が互いに拘束し合うことのない状態で擁壁を構築するのが一般的であった。
本明細書において、「断面台形状の部分円環立体形状」とは、図1に示すように、断面が台形形状をした円環を円周方向に所定角度で切り取った立体形状をいう。
図5に基づき、第1の実施例に係る連結部材10について説明する。 図5は、第1の実施例に係る連結部材10の平面図、正面図、側面図を示したものである。 第1の実施例に係る連結部材10は、断面台形状の部分円環立体形状を有するベース部材11と、ベース部材11に設けられた円錐台形状を有する突起部材12とから構成されている。
図11は、略円形状の擁壁ブロック110の典型的な例である、円筒状の擁壁ブロックを使用し、下段側擁壁ブロック110−1に対して上段側擁壁ブロック110−2を千鳥状に位置をずらして配置した擁壁構造100を示したものである。 なお、この千鳥状の擁壁ブロックの配置は、1の下段側擁壁ブロック110−1の上に少なくとも2の上段側ブロック110−2が載置される段積み方式の典型的な例である。
図12は、多面体状の擁壁ブロック120の典型的な例である、四角形筒状の擁壁ブロック120を使用し、下段側擁壁ブロック120−1に対して上段側擁壁ブロック120−2を千鳥状に位置をずらして配置した擁壁構造200を示したものである。 なお、この千鳥状の擁壁ブロックの配置は、1の下段側擁壁ブロック120−1の上に少なくとも2の上段側ブロック120−2が載置される段積み方式の典型的な例である。
11、21、31、41、51、61 ベース部材
12、22、32、42、52、62 突起部材
33、43 穴
34、44、54、64 受け部材
55、65 軸部材
100、200 擁壁構造
110、120 擁壁ブロック
110−1、120−1 下段側擁壁ブロック
110−2、120−2 上段側擁壁ブロック
111 断面台形状の円環溝
112、122 断面台形状の穴
121 断面台形状の直線溝
Claims (8)
- 擁壁構造を構築するために段積みされる擁壁ブロックであって、上下段の擁壁ブロックを水平面内において互いに拘束し合うための連結部材であって、
当該連結部材は断面台形状の部分円環立体形状を有するベース部材と、
当該ベース部材に設けられた円錐台形状を有する突起部材と、
から成り、
当該ベース部材は、下段側擁壁ブロックの上端面または上段側擁壁ブロックの下端面に設けた断面台形状の円環溝に嵌合し、
当該突起部材は、上段側擁壁ブロックの下端面または下段側擁壁ブロックの上端面に設けた円錐台形状の穴に嵌合する
ことを特徴とする連結部材。 - 擁壁構造を構築するために段積みされる擁壁ブロックであって、上下段の擁壁ブロックを水平面内において互いに拘束し合うための連結部材であって、
当該連結部材は断面台形状の6面体形状を有するベース部材と、
当該ベース部材に設けられた円錐台形状を有する突起部材と、
から成り、
当該ベース部材は、下段側擁壁ブロックの上端面または上段側擁壁ブロックの下端面に設けた断面台形状の直線溝に嵌合し、
当該突起部材は、上段側擁壁ブロックの下端面または下段側擁壁ブロックの上端面に設けた円錐台形状の穴に嵌合する
ことを特徴とする連結部材。 - 擁壁構造を構築するために段積みされる擁壁ブロックであって、上下段の擁壁ブロックを水平面内において互いに拘束し合うための連結部材であって、
当該連結部材は断面台形状の部分円環立体形状を有するベース部材と、
当該ベース部材に設けられた円錐台形状を有する突起部材と、
当該突起部材に嵌合する円錐台形状を有する穴を備えると共に、断面台形状の部分円環立体形状を有する受け部材と、
から成り、
当該ベース部材は、下段側擁壁ブロックの上端面または上段側擁壁ブロックの下端面に設けた断面台形状の円環溝に嵌合し、
当該受け部材は、上段側擁壁ブロックの下端面または下段側擁壁ブロックの上端面に設けた断面台形状の円環溝に嵌合し、
当該突起部材は、受け部材の円錐台形状を有する穴に嵌合する
ことを特徴とする連結部材。 - 擁壁構造を構築するために段積みされる擁壁ブロックであって、上下段の擁壁ブロックを水平面内において互いに拘束し合うための連結部材であって、
当該連結部材は断面台形状の6面体形状を有するベース部材と、
当該ベース部材に設けられた円錐台形状を有する突起部材と、
当該突起部材に嵌合する円錐台形状を有する穴を備えると共に、断面台形状の6面体形状を有する受け部材と、
から成り、
当該ベース部材は、下段側擁壁ブロックの上端面または上段側擁壁ブロックの下端面に設けた断面台形状の直線溝に嵌合し、
当該受け部材は、上段側擁壁ブロックの下端面または下段側擁壁ブロックの上端面に設けた断面台形状の直線溝に嵌合し、
当該突起部材は、受け部材の円錐台形状を有する穴に嵌合する
ことを特徴とする連結部材。 - 擁壁構造を構築するために段積みされる擁壁ブロックであって、上下段の擁壁ブロックを水平面内において互いに拘束し合うための連結部材であって、
当該連結部材は断面台形状の部分円環立体形状を有するベース部材と、
断面台形状の部分円環立体形状を有する受け部材と、
当該ベース部材と当該受け部材とを回動自在に連結する軸部材と
から成り、
当該ベース部材と当該受け部材のいずれか一方、または、両者が当該軸部材に対して回動自在となっており、
当該ベース部材は、下段側擁壁ブロックの上端面または上段側擁壁ブロックの下端面に設けた断面台形状の円環溝に嵌合し、
当該受け部材は、上段側擁壁ブロックの下端面または下段側擁壁ブロックの上端面に設けた断面台形状の円環溝に嵌合する
ことを特徴とする連結部材。 - 擁壁構造を構築するために段積みされる擁壁ブロックであって、上下段の擁壁ブロックを水平面内において互いに拘束し合うための連結部材であって、
当該連結部材は断面台形状の6面体形状を有するベース部材と、
断面台形状の6面体形状を有する受け部材と、
当該ベース部材と当該受け部材とを回動自在に連結する軸部材と
から成り、
当該ベース部材と当該受け部材のいずれか一方、または、両者が当該軸部材に対して回動自在となっており、
当該ベース部材は、下段側擁壁ブロックの上端面または上段側擁壁ブロックの下端面に設けた断面台形状の直線溝に嵌合し、
当該受け部材は、上段側擁壁ブロックの下端面または下段側擁壁ブロックの上端面に設けた断面台形状の直線溝に嵌合する
ことを特徴とする連結部材。 - 請求項1、3、5に記載のいずれかの連結部材を使用し、略円形状の擁壁ブロックを段積して構築する擁壁構造であって、
少なくとも複数の下段側擁壁ブロックと、複数の上段側ブロックとからなり、
1の下段側擁壁ブロックの上に少なくとも2の上段側ブロックが載置され、
2の上段側ブロックの一方と1の下段側擁壁ブロックとは、少なくとも2の連結部材で連結され、
2の上段側ブロックの他方と1の下段側擁壁ブロックとは、少なくとも2の連結部材で連結されている
ことを特徴とする擁壁構造。 - 請求項2、4、6に記載のいずれかの連結部材を使用し、多面体状の擁壁ブロックを段積して構築する擁壁構造であって、
少なくとも複数の下段側擁壁ブロックと、複数の上段側ブロックとからなり、
1の下段側擁壁ブロックの上に少なくとも2の上段側ブロックが載置され、
2の上段側ブロックの一方と1の下段側擁壁ブロックとは、少なくとも2の連結部材で連結され、
2の上段側ブロックの他方と1の下段側擁壁ブロックとは、少なくとも2の連結部材で連結されている
ことを特徴とする擁壁構造。
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JP2020090849A (ja) * | 2018-12-06 | 2020-06-11 | 株式会社トッコン | 板状部材を使用した擁壁ブロックの連結部材およびそれを使用した擁壁構造 |
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