JP2016199977A - 擁壁ブロックの連結部材およびそれを使用した擁壁構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】堅固な擁壁構造を多大な工数をかけずに構築することができる擁壁ブロックの連結部材およびその連結部材を使用した擁壁構造を提供する。
【解決手段】擁壁構造を構築するために段積みされる擁壁ブロックであって、上下段の擁壁ブロック110−1,110−2を水平面内において互いに拘束し合うための連結部材50であって、該連結部材は断面台形状の部分円環立体形状を有するベース部材と、ベース部材に設けられた円錐台形状を有する突起部材とから成り、ベース部材は、該下段側擁壁ブロックの上端面または該上段側擁壁ブロックの下端面に設けた断面台形状の円環溝に嵌合し、突起部材は、該上段側擁壁ブロックの下端面または該下段側擁壁ブロックの上端面に設けた円錐台形状の穴に嵌合する構成とした。
【選択図】図11

Description

本発明は、道路工事における擁壁、例えば直立擁壁、河川工事における護岸擁壁、例えば多段積護岸擁壁や緑化型自然護岸擁壁、宅地造成工事の土留擁壁、海岸堤防の護岸擁壁、例えば築堤護岸擁壁、あるいは城壁や石垣等の景観擁壁などの構築に使用される擁壁構造に関するものである。
このような擁壁構造は、多種多様な擁壁ブロックを段積みし、必要に応じて砕石等の中詰材を充填して擁壁を構築するのが一般的である。
そして、段積みされた擁壁ブロックは、上下の擁壁ブロックの間、あるいは隣り合う擁壁ブロックの間には、機械的な連結を施さず、擁壁ブロック同士が互いに拘束し合うことのない状態で擁壁を構築するのが一般的であった。
また、擁壁ブロック同士を機械的に連結して擁壁を構築する先行技術も存在する(特許文献1参照)が、このような先行技術では、擁壁の厚み方向に擁壁用ブロックと補助ブロックを並べて配置し、この擁壁用ブロックと補助ブロックとを一対一で連結し、擁壁用ブロック、補助ブロック、および斜面までの間の各空所に、充填材を充填することによって擁壁の段を構成し、このような擁壁の段を下から上へ順次後退しながら複数段に積み上げていくことにより擁壁構造を構築している。
そして、擁壁用ブロックと補助ブロックとを一対一で連結するために、擁壁用ブロックと補助ブロックに連結孔を設け、その連結孔にボルト状の連結金具を挿入して固定する方法を取っている。
しかしながら、このような連結は、水平面内に配置され、隣接した擁壁ブロックのみを連結するものであって、下段および上段の擁壁ブロックを連結するものではない。 従って、各擁壁ブロックの水平面内の滑りを防止するための強固な拘束とはなっていなかった。
また、擁壁用ブロックと補助ブロックとを一対一で連結するために、ボルト状の連結金具を使用しているため、擁壁構造を構築する際の現場作業において、擁壁用ブロックと補助ブロックに設けられた連結孔を精度よく位置合わせすることが求められると共に、連結金具による固定作業が発生するため、現場作業において多大な工数を要するという問題があった。
特開2008−223363号公報
本発明は、上述したような背景技術を鑑みなされたものであって、堅固な擁壁構造を多大な工数をかけずに構築することができる擁壁ブロックの連結部材およびその連結部材を使用した擁壁構造を提供するものである。
上記課題を解決するため、第1の観点に係る発明では、擁壁構造を構築するために段積みされる擁壁ブロックであって、上下段の擁壁ブロックを水平面内において互いに拘束し合うための連結部材であって、連結部材は断面台形状の部分円環立体形状を有するベース部材と、ベース部材に設けられた円錐台形状を有する突起部材とから成り、ベース部材は、下段側擁壁ブロックの上端面または上段側擁壁ブロックの下端面に設けた断面台形状の円環溝に嵌合し、突起部材は、上段側擁壁ブロックの下端面または下段側擁壁ブロックの上端面に設けた円錐台形状の穴に嵌合する構成の連結部材とした。
また、第2の観点に係る発明では、擁壁構造を構築するために段積みされる擁壁ブロックであって、上下段の擁壁ブロックを水平面内において互いに拘束し合うための連結部材であって、連結部材は断面台形状の6面体形状を有するベース部材と、ベース部材に設けられた円錐台形状を有する突起部材とから成り、ベース部材は、下段側擁壁ブロックの上端面または上段側擁壁ブロックの下端面に設けた断面台形状の直線溝に嵌合し、突起部材は、上段側擁壁ブロックの下端面または下段側擁壁ブロックの上端面に設けた円錐台形状の穴に嵌合する構成の連結部材とした。
また、第3の観点に係る発明では、擁壁構造を構築するために段積みされる擁壁ブロックであって、上下段の擁壁ブロックを水平面内において互いに拘束し合うための連結部材であって、連結部材は断面台形状の部分円環立体形状を有するベース部材と、ベース部材に設けられた円錐台形状を有する突起部材と、突起部材に嵌合する円錐台形状を有する穴を備えると共に、断面台形状の部分円環立体形状を有する受け部材とから成り、ベース部材は、下段側擁壁ブロックの上端面または上段側擁壁ブロックの下端面に設けた断面台形状の円環溝に嵌合し、受け部材は、上段側擁壁ブロックの下端面または下段側擁壁ブロックの上端面に設けた断面台形状の円環溝に嵌合し、突起部材は、受け部材の円錐台形状を有する穴に嵌合する構成の連結部材とした。
また、第4の観点に係る発明では、擁壁構造を構築するために段積みされる擁壁ブロックであって、上下段の擁壁ブロックを水平面内において互いに拘束し合うための連結部材であって、連結部材は断面台形状の6面体形状を有するベース部材と、ベース部材に設けられた円錐台形状を有する突起部材と、突起部材に嵌合する円錐台形状を有する穴を備えると共に、断面台形状の6面体形状を有する受け部材とから成り、ベース部材は、下段側擁壁ブロックの上端面または上段側擁壁ブロックの下端面に設けた断面台形状の直線溝に嵌合し、受け部材は、上段側擁壁ブロックの下端面または下段側擁壁ブロックの上端面に設けた断面台形状の直線溝に嵌合し、突起部材は、受け部材の円錐台形状を有する穴に嵌合する構成の連結部材とした。
また、第5の観点に係る発明では、擁壁構造を構築するために段積みされる擁壁ブロックであって、上下段の擁壁ブロックを水平面内において互いに拘束し合うための連結部材であって、連結部材は断面台形状の部分円環立体形状を有するベース部材と、断面台形状の部分円環立体形状を有する受け部材と、ベース部材と受け部材とを回動自在に連結する軸部材とから成り、ベース部材と受け部材のいずれか一方、または、両者が軸部材に対して回動自在となっており、ベース部材は、下段側擁壁ブロックの上端面または上段側擁壁ブロックの下端面に設けた断面台形状の円環溝に嵌合し、受け部材は、上段側擁壁ブロックの下端面または下段側擁壁ブロックの上端面に設けた断面台形状の円環溝に嵌合する構成の連結部材とした。
また、第6の観点に係る発明では、擁壁構造を構築するために段積みされる擁壁ブロックであって、上下段の擁壁ブロックを水平面内において互いに拘束し合うための連結部材であって、連結部材は断面台形状の6面体形状を有するベース部材と、断面台形状の6面体形状を有する受け部材と、ベース部材と受け部材とを回動自在に連結する軸部材とから成り、ベース部材と受け部材のいずれか一方、または、両者が軸部材に対して回動自在となっており、ベース部材は、下段側擁壁ブロックの上端面または上段側擁壁ブロックの下端面に設けた断面台形状の直線溝に嵌合し、受け部材は、上段側擁壁ブロックの下端面または下段側擁壁ブロックの上端面に設けた断面台形状の直線溝に嵌合する構成の連結部材とした。
更に第7の観点に係る発明では、第1、3、5の観点に係る発明の連結部材のいずれかを使用し、略円形状の擁壁ブロックを段積して構築する擁壁構造であって、少なくとも複数の下段側擁壁ブロックと、複数の上段側ブロックとからなり、1の下段側擁壁ブロックの上に少なくとも2の上段側ブロックが載置され、2の上段側ブロックの一方と1の下段側擁壁ブロックとは、少なくとも2の連結部材で連結され、2の上段側ブロックの他方と1の下段側擁壁ブロックとは、少なくとも2の連結部材で連結されている構成の擁壁構造とした。
また、第8の観点に係る発明では、第2、4、6の観点に係る発明の連結部材のいずかを使用し、多面体状の擁壁ブロックを段積して構築する擁壁構造であって、少なくとも複数の下段側擁壁ブロックと、複数の上段側ブロックとからなり、1の下段側擁壁ブロックの上に少なくとも2の上段側ブロックが載置され、2の上段側ブロックの一方と1の下段側擁壁ブロックとは、少なくとも2の連結部材で連結され、2の上段側ブロックの他方と1の下段側擁壁ブロックとは、少なくとも2の連結部材で連結されている構成の擁壁構造とした。
上述したような構成の擁壁ブロック用の連結部材、および当該連結部材を使用した擁壁構造としたため、堅固な擁壁構造を多大な工数をかけずに構築することができる擁壁ブロックの連結部材を完成すると共に、そのような連結部材を使用した擁壁構造を提供することが可能となった。
図1は、「断面台形状の部分円環立体形状」を説明するための図を示したものである。 図2は、「断面台形状の円環溝」を説明するための図を示したものである。 図3は、「断面台形状の6面体形状」を説明するための図を示したものである。 図4は、「断面台形状の直線溝」を説明するための図を示したものである。 図5は、第1の実施例に係る連結部材の平面図、正面図、側面図を示したものである。 図6は、第2の実施例に係る連結部材の平面図、正面図、側面図を示したものである。 図7は、第3の実施例に係る連結部材の平面図、正面図、側面図を示したものである。 図8は、第4の実施例に係る連結部材の平面図、正面図、側面図を示したものである。 図9は、第5の実施例に係る連結部材の平面図、正面図、側面図を示したものである。 図10は、第6の実施例に係る連結部材の平面図、正面図、側面図を示したものである。 図11は、略円形状の擁壁ブロックの典型的な例である、円筒状の擁壁ブロックを使用し、下段側擁壁ブロックに対して上段側擁壁ブロックを千鳥状に位置をずらして配置した擁壁構造を示したものである。 図12は、多面体状の擁壁ブロックの典型的な例である、四角形筒状の擁壁ブロックを使用し、下段側擁壁ブロックに対して上段側擁壁ブロックを千鳥状に位置をずらして配置した擁壁構造を示したものである。
用語の定義
本明細書において、「断面台形状の部分円環立体形状」とは、図1に示すように、断面が台形形状をした円環を円周方向に所定角度で切り取った立体形状をいう。
本明細書において、「断面台形状の円環溝」とは、図2に示すように、円環状の溝であって、掘り込まれた溝の断面が台形状となっている立体形状をいう。
本明細書において、「断面台形状の6面体形状」とは、図3に示すように、6面体を形成する立体形状であり、特定の断面の形状が台形となっている立体形状をいう。
本明細書において、「断面台形状の直線溝」とは、図4に示すように、直線状の溝であって、掘り込まれた溝の断面が台形状となっている立体形状をいう。
本明細書において、「略円形状の擁壁ブロック」とは、中実円筒、中空円筒、中実円錐台、中空円錐台、中実楕円柱、中空楕円柱の形状を含む擁壁ブロックをいう。
本明細書において、「多面体状の擁壁ブロック」とは、4以上の平面で囲まれた中実または中空の立体形状であり、1つの面が複数の板、または複数の柱によって構成されたものも含む立体形状を持つ擁壁ブロックをいう。
実施例
図5に基づき、第1の実施例に係る連結部材10について説明する。 図5は、第1の実施例に係る連結部材10の平面図、正面図、側面図を示したものである。 第1の実施例に係る連結部材10は、断面台形状の部分円環立体形状を有するベース部材11と、ベース部材11に設けられた円錐台形状を有する突起部材12とから構成されている。
ベース部材11と突起部材12とは、一体で形成したものであっても良いし、別々に形成したものをファスナー等を利用して組立てて一体化したものであっても良い。 また、ベース部材11と突起部材12の材料は特に限定されるものではなく、例えば、コンクリートや、プラスチック、FRP、金属等を用いることができる。
この連結部材10が擁壁構造において使用されるとき、ベース部材11は、下段側擁壁ブロックの上端面または上段側擁壁ブロックの下端面に設けた断面台形状の円環溝に嵌合し、突起部材12は、上段側擁壁ブロックの下端面または下段側擁壁ブロックの上端面に設けた円錐台形状の穴に嵌合するようになっている。
連結部材10が上述したような構成をとっているため、少なくとも上段側擁壁ブロックの重量がベース部材11の台形斜面(すなわちテーパー面)を通じて、下段側擁壁ブロックの円環溝の台形斜面(すなわちテーパー面)に伝わるようになっており、この荷重によって、ベース部材11と下段側擁壁ブロックの円環溝との間には摩擦力が作用することになる。 従って、上段側の擁壁ブロックと下段側の擁壁ブロックとは、連結部材10を設置した位置において、水平面内での相対的な移動を互いに拘束することになる。
次に、図6に基づき、第2の実施例に係る連結部材20について説明する。図6は、第2の実施例に係る連結部材20の平面図、正面図、側面図を示したものである。 なお、第2の実施例に係る連結部材20については、第1の実施例に係る連結部材10と異なる点についてのみ説明する。
第2の実施例に係る連結部材20は、断面台形状の6面体形状を有するベース部材21と、ベース部材に設けられた円錐台形状を有する突起部材22とから構成されている。
この連結部材20が擁壁構造において使用されるとき、ベース部材21は、下段側擁壁ブロックの上端面または上段側擁壁ブロックの下端面に設けた断面台形状の直線溝に嵌合し、突起部材22は、上段側擁壁ブロックの下端面または下段側擁壁ブロックの上端面に設けた円錐台形状の穴に嵌合するようになっている。 第2の実施例に係る連結部材20に係る作用効果は、第1の実施例に係る連結部材10の作用効果と同様である。
次に、図7に基づき、第3の実施例に係る連結部材30について説明する。図7は、第3の実施例に係る連結部材30の平面図、正面図、側面図を示したものである。 なお、第3の実施例に係る連結部材30については、第1の実施例に係る連結部材10と異なる点についてのみ説明する。
第3の実施例に係る連結部材30は、断面台形状の部分円環立体形状を有するベース部材31と、ベース部材31に設けられた円錐台形状を有する突起部材32と、突起部材32に嵌合する円錐台形状を有する穴33を備えると共に、断面台形状の部分円環立体形状を有する受け部材34とから構成されている。 また、受け部材34は、ベース部材31と同様な材料でつくることができる。
この連結部材30が擁壁構造において使用されるとき、ベース部材31は、下段側擁壁ブロックの上端面または上段側擁壁ブロックの下端面に設けた断面台形状の円環溝に嵌合し、受け部材34は、上段側擁壁ブロックの下端面または下段側擁壁ブロックの上端面に設けた断面台形状の円環溝に嵌合し、突起部材32は、受け部材34の円錐台形状を有する穴33に嵌合する。 第3の実施例に係る連結部材30に係る作用効果は、第1の実施例に係る連結部材10の作用効果と基本的には同様であるが、受け部材34にもベース部材31と同様な摩擦力が作用し、その結果上段側の擁壁ブロックと下段側の擁壁ブロックとは、連結部材30を介して、水平面内での相対的な移動を互いに拘束することになる。
次に、図8に基づき、第4の実施例に係る連結部材40について説明する。図8は、第4の実施例に係る連結部材40の平面図、正面図、側面図を示したものである。 なお、第4の実施例に係る連結部材40については、第3の実施例に係る連結部材30と異なる点についてのみ説明する。
第4の実施例に係る連結部材40は、断面台形状の6面体形状を有するベース部材41と、ベース部材41に設けられた円錐台形状を有する突起部材42と、突起部材42に嵌合する円錐台形状を有する穴43を備えると共に、断面台形状の6面体形状を有する受け部材44とから構成されている。
この連結部材40が擁壁構造において使用されるとき、ベース部材41は、下段側擁壁ブロックの上端面または上段側擁壁ブロックの下端面に設けた断面台形状の直線溝に嵌合し、受け部材44は、上段側擁壁ブロックの下端面または下段側擁壁ブロックの上端面に設けた断面台形状の直線溝に嵌合し、突起部材42は、受け部材44の円錐台形状を有する穴43に嵌合する。 第4の実施例に係る連結部材40に係る作用効果は、第3の実施例に係る連結部材30の作用効果と同様である。
次に、図9に基づき、第5の実施例に係る連結部材50について説明する。図9は、第5の実施例に係る連結部材50の平面図、正面図、側面図を示したものである。 なお、第5の実施例に係る連結部材50については、第3の実施例に係る連結部材30と異なる点についてのみ説明する。
第5の実施例に係る連結部材50は、断面台形状の部分円環立体形状を有するベース部材51と、断面台形状の部分円環立体形状を有する受け部材54と、ベース部材51と受け部材54とを回動自在に連結する軸部材55とから構成されている。 なお、ベース部材51と受け部材54のいずれか一方、または、両者が軸部材55に対して回動自在となっている。 また、軸部材55に使用される材料は、特に限定されるものではないが、最も一般的な材料として鉄鋼やステンレス鋼が使用される。
この連結部材50が擁壁構造において使用されるとき、ベース部材51は、下段側擁壁ブロックの上端面または上段側擁壁ブロックの下端面に設けた断面台形状の円環溝に嵌合し、受け部材54は、上段側擁壁ブロックの下端面または下段側擁壁ブロックの上端面に設けた断面台形状の円環溝に嵌合する。 第5の実施例に係る連結部材50に係る作用効果は、第3の実施例に係る連結部材30の作用効果と同様である。
次に、図10に基づき、第6の実施例に係る連結部材60について説明する。図10は、第6の実施例に係る連結部材60の平面図、正面図、側面図を示したものである。 なお、第6の実施例に係る連結部材60については、第5の実施例に係る連結部材50と異なる点についてのみ説明する。
第6の実施例に係る連結部材60は、断面台形状の6面体形状を有するベース部材61と、断面台形状の6面体形状を有する受け部材64と、ベース部材61と受け部材64とを回動自在に連結する軸部材65とから構成されている。 なお、ベース部材61と受け部材64のいずれか一方、または、両者が軸部65に対して回動自在となっている。
この連結部材60が擁壁構造において使用されるとき、ベース部材61は、下段側擁壁ブロックの上端面または上段側擁壁ブロックの下端面に設けた断面台形状の直線溝に嵌合し、受け部材64は、上段側擁壁ブロックの下端面または下段側擁壁ブロックの上端面に設けた断面台形状の直線溝に嵌合する。 第6の実施例に係る連結部材60に係る作用効果は、第5の実施例に係る連結部材50の作用効果と同様である。
次に、第1、3、5の実施例に係る連結部材10、30、50を使用した擁壁構造100について説明する。 擁壁構造100に略円形状の擁壁ブロックが使用される場合、第1、3、5の実施例に係る連結部材10、30、50が使用される。
図11は、略円形状の擁壁ブロック110の典型的な例である、円筒状の擁壁ブロックを使用し、下段側擁壁ブロック110−1に対して上段側擁壁ブロック110−2を千鳥状に位置をずらして配置した擁壁構造100を示したものである。 なお、この千鳥状の擁壁ブロックの配置は、1の下段側擁壁ブロック110−1の上に少なくとも2の上段側ブロック110−2が載置される段積み方式の典型的な例である。
第1の実施例に係る連結部材10を使用する場合には、下段側擁壁ブロック110−1の上端面に断面台形状の円環溝111を設け、上段側擁壁ブロック110−2の下端面に断面台形状の穴112を設けるか、あるいは、上段側擁壁ブロック110−2の下端面に断面台形状の円環溝111を設け、下段側擁壁ブロック110−1の上端面に断面台形状の穴112を設ける。
連結部材10のベース部材11は、下段側擁壁ブロック110−1の上端面または上段側擁壁ブロック110−2の下端面に設けた断面台形状の円環溝111に嵌合させ、連結部材10の突起部材12は、上段側擁壁ブロック110−2の下端面または下段側擁壁ブロック110−1の上端面に設けた円錐台形状の穴112に嵌合させるようになっている。
そして、擁壁ブロック110が千鳥状に配置された場合には、1の下段側擁壁ブロック110−1の上には少なくとも2の上段側ブロック110−2が載置され、2の上段側ブロック110−2の一方と1の下段側擁壁ブロック110−1とは、少なくとも2の連結部材10で連結され、2の上段側擁壁ブロック110-2の他方と1の下段側擁壁ブロック110−1とは、少なくとも2の連結部材10で連結されるようになっている。
上述したような構成の擁壁構造100となっているため、下段側擁壁ブロック110−1の各々と隣接する上段側擁壁ブロック110−2の各々とは、互いに少なくとも2点において水平面内の動きを拘束し合うようになっており、その結果、擁壁構造100全体の水平面内での動きが拘束されることになり、極めて安定的で堅固な擁壁構造100を構築することが可能となる。
また、上述した擁壁構造100を構築する場合に、連結部材10を使用して擁壁ブロック110を連結するのは、下段側擁壁ブロック110−1の上に連結部材10を置き、その上に上段側擁壁ブロック110−2を積み重ねていくだけで擁壁構造を構築することができるようになっており、極めて少ない工数で擁壁構造100を構築することができる。
また、連結部材10は、擁壁ブロック110の端面に設けた円環溝111の円周上の任意の位置に設置することができるので、施工現場が3次元的な曲面を有する法面であっても、法面の形状に合せ、現場作業によって自由な曲面の擁壁構造100を簡単に構築することが可能となる。
第3、第5の実施例に係る連結部材30、50を使用する場合にも、第1の実施例に係る連結部材10を使用する場合とほぼ同一であって、相違するのは、上段側擁壁ブロック110−2の下端面または下段側擁壁ブロック110−1の上端面に設けた円錐台形状の穴112が、断面台形状の円環溝111に変更されるのみである。
なお、第3、第5の実施例に係る連結部材30、50を使用する場合は、上段側擁壁ブロック110−2の下端面にも、下段側擁壁ブロック110−1の上端面にも断面台形状の円環溝111が設けられているので、擁壁ブロック110に対する連結部材30、50の設置位置の自由度が更に大きくなるため、構築する擁壁構造100の自由度も更に大きくなる。
次に、第2、4、6の実施例に係る連結部材20、40、60を使用した擁壁構造200について説明する。 擁壁構造に多面体状の擁壁ブロックが使用される場合、第2、4、6の実施例に係る連結部材20、40、60が使用される。
図12は、多面体状の擁壁ブロック120の典型的な例である、四角形筒状の擁壁ブロック120を使用し、下段側擁壁ブロック120−1に対して上段側擁壁ブロック120−2を千鳥状に位置をずらして配置した擁壁構造200を示したものである。 なお、この千鳥状の擁壁ブロックの配置は、1の下段側擁壁ブロック120−1の上に少なくとも2の上段側ブロック120−2が載置される段積み方式の典型的な例である。
擁壁構造200が擁壁構造100と異なる点は、円筒状の擁壁ブロック110が四角形筒状の擁壁ブロック120に変更された点と、連結部材20、40、60のベース部材21、41、61、受け部材44、64が全て断面台形状の6面体形状を有している点と、擁壁ブロック120の上下端面に設けられる溝が断面台形状の直線溝121である点のみである。
以上の相違点を除けば、第2、4、6の実施例に係る連結部材20、40、60を使用した擁壁構造200は、第1、3.5の実施例に係る連結部材10、30、50を使用した擁壁構造100にそれぞれ対応した類似の擁壁構造となっている。
なお、以上の説明では、省略してきたが、本発明に係る擁壁構造100、200の段数は2段に限定されるものではなく、複数の段数に設定することが可能である。 また、擁壁構造100、200を構築するためには、通常の擁壁構造において施行されている基礎工事が必要であり、擁壁ブロックの中の中空部や、擁壁ブロックと法面の間には砕石等の中込材を充填する必要があることも通常の擁壁構造と同様である。
10、20、30、40、50、60 連結部材
11、21、31、41、51、61 ベース部材
12、22、32、42、52、62 突起部材
33、43 穴
34、44、54、64 受け部材
55、65 軸部材
100、200 擁壁構造
110、120 擁壁ブロック
110−1、120−1 下段側擁壁ブロック
110−2、120−2 上段側擁壁ブロック
111 断面台形状の円環溝
112、122 断面台形状の穴
121 断面台形状の直線溝


Claims (8)

  1. 擁壁構造を構築するために段積みされる擁壁ブロックであって、上下段の擁壁ブロックを水平面内において互いに拘束し合うための連結部材であって、
    当該連結部材は断面台形状の部分円環立体形状を有するベース部材と、
    当該ベース部材に設けられた円錐台形状を有する突起部材と、
    から成り、
    当該ベース部材は、下段側擁壁ブロックの上端面または上段側擁壁ブロックの下端面に設けた断面台形状の円環溝に嵌合し、
    当該突起部材は、上段側擁壁ブロックの下端面または下段側擁壁ブロックの上端面に設けた円錐台形状の穴に嵌合する
    ことを特徴とする連結部材。
  2. 擁壁構造を構築するために段積みされる擁壁ブロックであって、上下段の擁壁ブロックを水平面内において互いに拘束し合うための連結部材であって、
    当該連結部材は断面台形状の6面体形状を有するベース部材と、
    当該ベース部材に設けられた円錐台形状を有する突起部材と、
    から成り、
    当該ベース部材は、下段側擁壁ブロックの上端面または上段側擁壁ブロックの下端面に設けた断面台形状の直線溝に嵌合し、
    当該突起部材は、上段側擁壁ブロックの下端面または下段側擁壁ブロックの上端面に設けた円錐台形状の穴に嵌合する
    ことを特徴とする連結部材。
  3. 擁壁構造を構築するために段積みされる擁壁ブロックであって、上下段の擁壁ブロックを水平面内において互いに拘束し合うための連結部材であって、
    当該連結部材は断面台形状の部分円環立体形状を有するベース部材と、
    当該ベース部材に設けられた円錐台形状を有する突起部材と、
    当該突起部材に嵌合する円錐台形状を有する穴を備えると共に、断面台形状の部分円環立体形状を有する受け部材と、
    から成り、
    当該ベース部材は、下段側擁壁ブロックの上端面または上段側擁壁ブロックの下端面に設けた断面台形状の円環溝に嵌合し、
    当該受け部材は、上段側擁壁ブロックの下端面または下段側擁壁ブロックの上端面に設けた断面台形状の円環溝に嵌合し、
    当該突起部材は、受け部材の円錐台形状を有する穴に嵌合する
    ことを特徴とする連結部材。
  4. 擁壁構造を構築するために段積みされる擁壁ブロックであって、上下段の擁壁ブロックを水平面内において互いに拘束し合うための連結部材であって、
    当該連結部材は断面台形状の6面体形状を有するベース部材と、
    当該ベース部材に設けられた円錐台形状を有する突起部材と、
    当該突起部材に嵌合する円錐台形状を有する穴を備えると共に、断面台形状の6面体形状を有する受け部材と、
    から成り、
    当該ベース部材は、下段側擁壁ブロックの上端面または上段側擁壁ブロックの下端面に設けた断面台形状の直線溝に嵌合し、
    当該受け部材は、上段側擁壁ブロックの下端面または下段側擁壁ブロックの上端面に設けた断面台形状の直線溝に嵌合し、
    当該突起部材は、受け部材の円錐台形状を有する穴に嵌合する
    ことを特徴とする連結部材。
  5. 擁壁構造を構築するために段積みされる擁壁ブロックであって、上下段の擁壁ブロックを水平面内において互いに拘束し合うための連結部材であって、
    当該連結部材は断面台形状の部分円環立体形状を有するベース部材と、
    断面台形状の部分円環立体形状を有する受け部材と、
    当該ベース部材と当該受け部材とを回動自在に連結する軸部材と
    から成り、
    当該ベース部材と当該受け部材のいずれか一方、または、両者が当該軸部材に対して回動自在となっており、
    当該ベース部材は、下段側擁壁ブロックの上端面または上段側擁壁ブロックの下端面に設けた断面台形状の円環溝に嵌合し、
    当該受け部材は、上段側擁壁ブロックの下端面または下段側擁壁ブロックの上端面に設けた断面台形状の円環溝に嵌合する
    ことを特徴とする連結部材。
  6. 擁壁構造を構築するために段積みされる擁壁ブロックであって、上下段の擁壁ブロックを水平面内において互いに拘束し合うための連結部材であって、
    当該連結部材は断面台形状の6面体形状を有するベース部材と、
    断面台形状の6面体形状を有する受け部材と、
    当該ベース部材と当該受け部材とを回動自在に連結する軸部材と
    から成り、
    当該ベース部材と当該受け部材のいずれか一方、または、両者が当該軸部材に対して回動自在となっており、
    当該ベース部材は、下段側擁壁ブロックの上端面または上段側擁壁ブロックの下端面に設けた断面台形状の直線溝に嵌合し、
    当該受け部材は、上段側擁壁ブロックの下端面または下段側擁壁ブロックの上端面に設けた断面台形状の直線溝に嵌合する
    ことを特徴とする連結部材。
  7. 請求項1、3、5に記載のいずれかの連結部材を使用し、略円形状の擁壁ブロックを段積して構築する擁壁構造であって、
    少なくとも複数の下段側擁壁ブロックと、複数の上段側ブロックとからなり、
    1の下段側擁壁ブロックの上に少なくとも2の上段側ブロックが載置され、
    2の上段側ブロックの一方と1の下段側擁壁ブロックとは、少なくとも2の連結部材で連結され、
    2の上段側ブロックの他方と1の下段側擁壁ブロックとは、少なくとも2の連結部材で連結されている
    ことを特徴とする擁壁構造。
  8. 請求項2、4、6に記載のいずれかの連結部材を使用し、多面体状の擁壁ブロックを段積して構築する擁壁構造であって、
    少なくとも複数の下段側擁壁ブロックと、複数の上段側ブロックとからなり、
    1の下段側擁壁ブロックの上に少なくとも2の上段側ブロックが載置され、
    2の上段側ブロックの一方と1の下段側擁壁ブロックとは、少なくとも2の連結部材で連結され、
    2の上段側ブロックの他方と1の下段側擁壁ブロックとは、少なくとも2の連結部材で連結されている
    ことを特徴とする擁壁構造。
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