JP2016197821A - ゲート駆動回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体被駆動素子の立上り動作および立下り動作を個別に最適化し、部品点数を少なくして実装面積を小さくし、寄生振動を抑制して安定かつ高速動作を可能にする。【解決手段】駆動回路(12)のソース出力端子(12a)からFET(14)のゲートに至る経路に直列に接続される抵抗値周波数依存素子(13a)と、駆動回路(12)のシンク出力端子(12b)からFET(14)のゲートに至る経路に直列に接続される抵抗値周波数依存素子(13b)と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ゲート駆動回路に関する。
パワーMOSFET(酸化膜半導体電界効果トランジスタ)は、バイポーラトランジスタに比べて寄生発振(寄生振動)を起こしやすい特性を持っている。これは、パワーMOSFETの特長である高周波ゲインが高いということに起因している。非特許文献1には、このような寄生発振を抑制する方法として、下記(1)および(2)の2つの方法が開示されている。
(1)図10の(a)に示すようにゲートに直列にフェライトビーズを挿入する方法。
(2)図10の(a)に示すようにゲートに直列に抵抗を挿入する方法。
以下、上記2つの方法の何れか少なくとも一方を用いた回路の従来例を示す。図10の(b)に示す回路「イ」は、被駆動FET(電界効果トランジスタ)のゲートに抵抗器Rgを直列に入れ、この抵抗器Rgによりゲート容量Cgsへの充放電電流を制限することで寄生発振を抑制している。次に、図10の(c)に示す回路「ロ」は、立上り動作よりも立下り動作の方を早くする条件で最適化できる回路の例を示す。次に、図10の(d)に示す回路「ハ」および図10の(e)に示す回路「ニ」は、立上り動作と立下り動作とをそれぞれ独立して最適化できる回路の例を示す。
「パワーMOSFET応用上の注意点」、P4−5、株式会社東芝セミコンダクター社、2009年3月31日発行
しかしながら、上述のような従来技術には、以下のような問題点がある。例えば、図10の(a)に示すように、単一のフェライトビーズをゲートに直列に挿入する形態では、半導体被駆動素子の立上り動作および立下り動作を個別に最適化することができないという問題点がある。
また、例えば、上記回路「イ」〜「ニ」のようにゲートに直列に抵抗を挿入する形態では、抵抗の挿入により元来の駆動信号の立上り動作や立下り動作も抑制することになり、高速動作可能なFETの特性を生かしきれないという問題点がある。例えば、高速動作可能なFETを駆動する場合、挿入された抵抗の抵抗値をリンギングや寄生振動を起こさない抵抗値に設定すると、FETの高速動作に制限がかかってしまう。
次に、上記回路「ロ」および「ハ」のようにダイオードを回路に含めると、部品点数が多くなり、実装面積が大きくなってしまうという問題点がある。このように回路の実装面積が大きくなると、浮遊インダクタンスや浮遊容量が大きくなってしまう。また、ダイオードを回路に含めると、回路に対するダイオードの容量成分の影響が大きくなってしまう。
本発明は、以上の問題点に鑑みて為されたものであり、その目的は、半導体被駆動素子の立上り動作および立下り動作を個別に最適化し、部品点数を少なくして実装面積を小さくし、寄生振動を抑制して安定かつ高速動作が可能なゲート駆動回路を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るゲート駆動回路は、半導体被駆動素子の立上り動作を制御する制御信号を出力するソース出力端子と、上記半導体被駆動素子の立下り動作を制御する制御信号を出力するシンク出力端子と、を備えた駆動回路と、上記ソース出力端子から上記半導体被駆動素子のゲートに至る経路に直列に接続され、入力信号の周波数が高くなる程、抵抗成分が増大する第1抵抗値周波数依存素子と、上記シンク出力端子から上記半導体被駆動素子の上記ゲートに至る経路に直列に接続され、入力信号の周波数が高くなる程、抵抗成分が増大する第2抵抗値周波数依存素子と、を備えたことを特徴としている。
本発明の一態様によれば、半導体被駆動素子の立上り動作および立下り動作を個別に最適化し、部品点数を少なくして実装面積を小さくし、寄生振動を抑制して安定かつ高速動作を可能にするという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係るゲート駆動回路の構成を示す回路図である。 上記ゲート駆動回路に関し、抵抗値周波数依存素子を構成するチップフェライトビーズの構成および特性を示す図であり、(a)は、横巻型のチップフェライトビーズの構成を示し、(b)は、縦巻型のチップフェライトビーズの構成を示し、(c)は、チップフェライトビーズの特性を示す。 本発明の実施形態2に係る力率改善回路(PFC)の構成を示す回路図である。 上記力率改善回路に関し、PFCの基本回路の動作を説明するための図であり、(a)は、昇圧チョッパ回路の基本回路を示し、(b)は、上記PFCの基本回路において正のサイクルで動作する回路を示し、(c)上記PFCの基本回路において負のサイクルで動作する回路を示す。 本発明の実施形態3に係る双方向チョッパ回路の構成を示す回路図である。 上記双方向チョッパ回路に関し、双方向チョッパ回路の基本回路の構成および動作を説明するための図であり、(a)は、降圧チョッパ回路と、昇圧チョッパ回路とを組合せて構成される双方向チョッパ回路の基本回路を示し、(b)は、双方向チョッパ回路の基本回路における降圧動作時のスイッチングの状態を示し、(c)は、双方向チョッパ回路の基本回路における昇圧動作時のスイッチングの状態を示す。 本発明の実施形態4に係る多相インバータ回路の構成を示す回路図である。 上記多相インバータ回路に関し、多相インバータ回路の基本回路の構成および動作を説明するための図である。 500kHzスイッチング時のFETのVds波形を示すグラフであり、(a)は、従来のゲート抵抗方式におけるFETのVds波形を示し、(b)は、チップフェライトビーズを使用した場合におけるFETのVds波形を示す。 従来の寄生発振を抑制する方法を説明するための図であり、(a)は、従来の寄生発振を抑制する方法について説明するための回路図であり、(b)は、従来の寄生発振を抑制する回路の一例を示し、(c)は、従来の寄生発振を抑制する回路の別の例を示し、(d)は、従来の寄生発振を抑制する回路のさらに別の例を示し、(e)は、従来の寄生発振を抑制する回路のさらに別の例を示す。
本発明の実施の形態について図1〜図9に基づいて説明すれば、次の通りである。以下、説明の便宜上、特定の実施形態にて説明した構成と同一の機能を有する構成については、同一の符号を付記し、その説明を省略する場合がある。
〔実施形態1〕
まず、図1および図2に基づき、本発明の実施形態1に係るゲート駆動回路100の構成について説明する。図1は、ゲート駆動回路100の構成を示す回路図である。図1に示すようにゲート駆動回路100は、電源11、駆動回路12、抵抗値周波数依存素子(第1抵抗値周波数依存素子)13a、抵抗値周波数依存素子(第2抵抗値周波数依存素子)13b、FET(半導体被駆動素子)14を備える。電源11は、ゲート駆動回路100に電力を供給するものである。
(駆動回路12)
駆動回路12は、少なくとも2つのFET(電界効果トランジスタ)を含んでおり、ソース出力端子12aおよびシンク出力端子12bを備える。ソース出力端子12aは、後述するFET14の立上り動作を制御する制御信号を出力する端子である。一方、シンク出力端子12bは、FET14の立下り動作を制御する制御信号を出力する端子である。
(抵抗値周波数依存素子13a,13b)
抵抗値周波数依存素子13aは、入力信号の周波数が高くなる程、抵抗成分が増大する素子であり、ソース出力端子12aからFET14のゲート(電極)に至る経路に直列に接続されている。一方、抵抗値周波数依存素子13bは、シンク出力端子12bからFET14のゲートに至る経路に直列に接続されている。
抵抗値周波数依存素子13aおよび抵抗値周波数依存素子13bのそれぞれは、入力信号の周波数が同一の場合における、それぞれの抵抗成分値が互いに異なっていても良い。抵抗値周波数依存素子13aはFET14の立上りスロープに、抵抗値周波数依存素子13bは、FET14の立下りスロープに最適な値のものを選択する。これにより、部品点数を少なくして実装面積を小さくし、FET14の立上り動作および立下り動作を個別に最適化することができる。
次に、図1に示すように、抵抗値周波数依存素子13aの入力端子に対する出力端子の方向と、抵抗値周波数依存素子13bの入力端子に対する出力端子の方向と、が互いに略平行となっていても良い。これにより、抵抗値周波数依存素子13aの入力端子に対する出力端子の方向と、抵抗値周波数依存素子13bの入力端子に対する出力端子の方向と、が互いに略平行でない形態と比較して、実装面積をより小さくして、浮遊インダクタンスや浮遊容量の影響をより低減させることができる。
(チップフェライトビーズについて)
本実施形態の抵抗値周波数依存素子13aおよび抵抗値周波数依存素子13bのそれぞれは、チップフェライトビーズで構成されている。これにより、FET14のゲートに直列に抵抗を挿入する形態と比較して、ゲート電圧の立上りスロープ、立下りスロープを最適な状態にすることができる。なお、最適な状態とはリンギングや寄生振動を起こさないでできるだけスロープが急峻な状態のことである。
次に、図2の(a)および図2の(b)に基づき、抵抗値周波数依存素子13aおよび抵抗値周波数依存素子13bのそれぞれを構成するチップフェライトビーズの構成について説明する。図2の(a)は、抵抗値周波数依存素子13aを構成する横巻型のチップフェライトビーズの構成を示し、図2の(b)は、抵抗値周波数依存素子13bを構成する縦巻型のチップフェライトビーズの構成を示す。以上のように、抵抗値周波数依存素子13aを構成するチップフェライトビーズと、抵抗値周波数依存素子13bを構成するチップフェライトビーズとは、互いにコイルの巻き方向が異なっていても良い。これにより、抵抗値周波数依存素子13aと抵抗値周波数依存素子13bとの相互結合および相互干渉を防止し、独立して最適化することができる。
次に、図2の(c)に基づき、チップフェライトビーズの特性について説明する。図2の(c)は、チップフェライトビーズの特性を示すグラフである。グラフの横軸は、入力信号の周波数(MHz)を示し、縦軸はインピーダンス(Ω)を示す。Rは抵抗分を示し、Xはリアクタンス成分を示し、Zは全体のインピーダンスを示す。チップフェライトビーズはフェライトコアの損失に周波数依存性がある。この特性を利用することにより、図2の(c)に示すグラフのように、リアクタンス成分だけではなく、純抵抗成分が周波数に依存する(入力信号の周波数が高くなると抵抗値が増加し、10MHz〜400MHzで寄生振動を抑制する)。本実施形態のゲート駆動回路100のようにFET14のゲートに対して抵抗器に代えて抵抗値周波数依存素子を直列に接続し、この特性を利用して駆動信号(入力信号)の高い周波数成分には高抵抗、低い周波数成分には低抵抗となり駆動信号への影響を最小にしながら高い周波数の寄生振動を防ぐことができる。
なお、本実施形態では、抵抗値周波数依存素子としてチップフェライトビーズを用いているが、これに限定されない。現在市場で流通している抵抗値周波数依存素子は、チップフェライトビーズのみであるが、チップフェライトビーズとは原理の異なる「抵抗値周波数依存素子」が将来的に汎用部品として出てくる可能性はあると考えられるためである。
次に、本実施形態のゲート駆動回路100のように、横巻型のチップフェライトビーズ(抵抗値周波数依存素子13a)を、駆動回路12のソース出力端子12aからFET14のゲートに至る経路に直列に接続し、縦巻型のチップフェライトビーズ(抵抗値周波数依存素子13b)を、駆動回路12のシンク出力端子12bからFET14のゲートに至る経路に直列に接続することが好ましい(以下、タイプAという)。
現在、一般的なシリコンFETドライブ回路では立上り(ソース)スロープよりも立下り(シンク)スロープを短くするのが一般的である。また、チップフェライトビーズにおいては、横巻型より縦巻型の方が構造上、巻き線間浮遊容量が少なく自己共振周波数も高くその抵抗値周波数依存性も高い周波数まで維持している。これらによりシリコンFETにおいては、上記のタイプAとすることが好ましい。一方、化合物半導体FETの場合については、上記の立上りおよび立下りの関係を逆転させたい場合もありうると考えられる。すなわち、この場合には、縦巻型のチップフェライトビーズを、駆動回路12のソース出力端子12aからFET14のゲートに至る経路に直列に接続し、横巻型のチップフェライトビーズを、駆動回路12のシンク出力端子12bからFET14のゲートに至る経路に直列に接続しても良い。
(FET14)
FET14は、本実施形態では、単一の化合物半導体FETで構成されている。これにより、化合物半導体FETのように高速動作可能なスイッチング素子の特性を生かすことができる。なお、以上のように、本実施形態のゲート駆動回路100では、半導体被駆動素子を、単一のFET14(化合物半導体FET)で構成しているが、これに限定されない。例えば、半導体被駆動素子は、後述するように、化合物半導体FETと、シリコン半導体FETと、のカスコード接続であっても良い。これにより、化合物半導体FET等のように高速動作可能なスイッチング素子の特性を生かすことができる。また、半導体被駆動素子のハードスイッチング動作が可能になる。
(ゲート駆動回路100の効果)
上述したように、ゲート駆動回路100は、ソース出力端子12aからFET14のゲートに至る経路に直列に接続される抵抗値周波数依存素子13aと、シンク出力端子12bからFET14のゲートに至る経路に直列に接続される抵抗値周波数依存素子13bを備える。これにより、駆動回路12の出力をソース出力、シンク出力を個別に引き出し、それぞれに抵抗値周波数依存素子を配置することにより、FET14の立上り動作および立下り動作を個別に最適化し、寄生振動を抑制して安定かつ高速動作を可能にすることができる。また、図10の(c)に示す回路「ロ」、および図10の(d)に示す回路「ハ」のようにダイオードを含む回路と比較して、部品点数を少なくして実装面積を小さくすることができる。これにより製造コストを低減することができる。また、実装面積が少ないことから浮遊インダクタンスや浮遊容量が最小になる。更にダイオードの容量成分の影響を排除できる。以上により、ゲート駆動回路100によれば、FET14の立上り動作および立下り動作を個別に最適化し、部品点数を少なくして実装面積を小さくし、寄生振動を抑制して安定かつ高速動作を可能にすることができる。
〔実施形態2〕
次に、図3および図4に基づき、本発明の実施形態2に係るブリッジレスPFCパワー回路(力率改善回路)200の構成および動作について説明する。図3は、ブリッジレスPFCパワー回路200の構成を示す回路図である。ブリッジレスPFCパワー回路200は、高調波電流の発生を抑制する機能を有する力率改善回路であり、基本回路20を備えている。基本回路20は、実施形態1のゲート駆動回路100に相当するゲート駆動回路を含む2組の昇圧チョッパ回路を備えている。例えば、何れかの昇圧チョッパ回路に含まれる駆動IC(駆動回路)22、抵抗値周波数依存素子(第1抵抗値周波数依存素子)23a、抵抗値周波数依存素子(第2抵抗値周波数依存素子)23b、および、カスコード接続FET(半導体被駆動素子)24は、それぞれ、ゲート駆動回路100の駆動回路12、抵抗値周波数依存素子13a、抵抗値周波数依存素子13b、およびFET14に対応する機能を備えている。
抵抗値周波数依存素子23aは、ソース出力端子22aからカスコード接続FET24の化合物半導体FETのゲート(電極)に至る経路に直列に接続されている。一方、抵抗値周波数依存素子23bは、シンク出力端子22bからカスコード接続FET24の化合物半導体FETのゲートに至る経路に直列に接続されている。カスコード接続FET24は、カスコード接続されたGaNデバイスであり、ハードスイッチングが可能となっている。
また、上記の2組の昇圧チョッパ回路のうちの一方は、入力される交流電流の正の半波の間の電流の経路(正のサイクルで動作する回路)となっており、他方は、入力される交流電流の負の半波の間の電流の経路(負のサイクルで動作する回路)となっている。以上により、入力側の整流回路を省略し、高効率なブリッジレスPFCパワー回路200を実現することができる。
部材番号21の部材は、電源と制御部に接続されるコネクタであり、この接触子からパワー素子の駆動電源を供給すると共に、制御部からはPWM(Pulse Width Modulation)駆動信号を出力する。また、電流、電圧計測信号を制御部に入力する。
シャント抵抗25aは、電流計測用の抵抗器である。シャント抵抗25bは、過電流保護用の抵抗器である。ツェナーダイオード26は、保護用のダイオードであり、抵抗27は、駆動電源喪失時におけるパワーデバイスOFF用の抵抗器である。電圧計測用アッテネータ28は、抵抗減衰器であり、信号を適切な信号レベルに減衰させる機能を有し、制御部に接続されている。
次に、図4に基づき、PFCの基本回路の動作について説明する。図4の(a)は、昇圧チョッパ回路の基本回路を示す。図4の(b)および図4の(c)に示す回路は、上述した基本回路20を簡略化した回路(PFCの基本回路)である。
図4の(b)では、上記PFCの基本回路が、正のサイクルで動作している状態を示している(破線部分参照)。一方、図4の(c)では、上記PFCの基本回路が、負のサイクルで動作している状態を示している(破線部分参照)。
以上のように、ブリッジレスPFCパワー回路200は、2組の昇圧チョッパ回路のそれぞれを交流正のサイクルと負のサイクルとで交互に動作させることにより、入力側の整流回路を省き高効率を実現する回路となっている。また、ブリッジレスPFCパワー回路200は、カスコード接続FET24の立上り動作および立下り動作を個別に最適化し、部品点数を少なくして実装面積を小さくし、寄生振動を抑制して安定かつ高速動作を可能にすることができるPFC回路を実現することができる。
〔実施形態3〕
次に、図5および図6に基づき、本発明の実施形態3に係る双方向チョッパパワー回路(双方向チョッパ回路)300の構成および動作について説明する。図5は、双方向チョッパパワー回路300の構成を示す回路図である。双方向チョッパパワー回路300は、パワー素子2並列のハーフブリッジ回路である基本回路30aおよび30bを備えている。基本回路30aおよび30bのそれぞれは、実施形態1のゲート駆動回路100に相当するゲート駆動回路を含んでいる。例えば、基本回路30aまたは30bに含まれる駆動IC(駆動回路)32、抵抗値周波数依存素子(第1抵抗値周波数依存素子)33a、抵抗値周波数依存素子(第2抵抗値周波数依存素子)33b、および、カスコード接続FET(半導体被駆動素子)34は、それぞれ、ゲート駆動回路100の駆動回路12、抵抗値周波数依存素子13a、抵抗値周波数依存素子13b、およびFET14に対応する機能を備えている。
部材番号31の部材は、電源と制御部に接続されるコネクタで、この接触子からパワー素子の駆動電源を供給すると共に、制御部からはPWM(Pulse Width Modulation)駆動信号を出力する。図示しない制御部はDSP(Digital Signal Processor)で構成されている。コイル35aは、基本回路30a用のコイルであり、コイル35bは、基本回路30b用のコイルである。ヒューズ36は、回路保護用のヒューズである。電圧計測用アッテネータの一部37は、抵抗減衰器の一部であり、DSPのAD(Analog to digital converter)へ入力し、フイードバック制御に使用されている。過電圧検出回路38は、回路保護用の過電圧を検出する回路である。シャント抵抗39は、保護回路用の抵抗器である。電流センサ60は、電流を検出する素子であり、DSPのADへ入力されている。
次に、図6に基づき、双方向チョッパ回路の基本回路について説明する。図6の(a)は、降圧チョッパ回路と、昇圧チョッパ回路とを組合せて構成される双方向チョッパ回路の基本回路を示す。昇圧チョッパ回路の上下を反転させて降圧チョッパ回路と重ね合せるとハーフブリッジトポロジの双方向チョッパ回路となる。図6の(b)は、双方向チョッパ回路の基本回路における降圧動作時のスイッチングの状態を示している(破線部分参照)。一方、図6の(c)は、双方向チョッパ回路の基本回路における昇圧動作時のスイッチングの状態を示している(破線部分参照)。
以上のように、双方向チョッパパワー回路300は、2並列のパワーデバイスの基本回路30aと基本回路30bとが交互にインターリブ動作し、カスコード接続FET34によるハードスイッチングが可能となっている。双方向チョッパパワー回路300は、寄生振動を起こし易い基本回路30aと基本回路30bとの並列接続を1つのドライバと、複数の抵抗値周波数依存素子で安定駆動させている。また、双方向チョッパパワー回路300によれば、カスコード接続FET34の立上り動作および立下り動作を個別に最適化し、部品点数を少なくして実装面積を小さくし、寄生振動を抑制して安定かつ高速動作を可能にすることができる双方向チョッパ回路を実現することができる。
〔実施形態4〕
次に、図7および図8に基づき、本発明の実施形態4に係る3アームインバータパワー回路(多相インバータ回路)400の構成および動作について説明する。図7は、3アームインバータパワー回路400の構成を示す回路図である。
3アームインバータパワー回路400は、2組のカスコード接続FET44の直列ペアが3列、直列に接続されたトーテムポール構造を備えた基本回路40を備えている。基本回路40は、実施形態1のゲート駆動回路100に相当するゲート駆動回路部分を合計6組含んでいる。例えば、基本回路40の1組のゲート駆動回路部分に含まれる抵抗値周波数依存素子(第1抵抗値周波数依存素子)43a、抵抗値周波数依存素子(第2抵抗値周波数依存素子)43b、および、カスコード接続FET(半導体被駆動素子)44は、それぞれ、ゲート駆動回路100の抵抗値周波数依存素子13a、抵抗値周波数依存素子13b、およびFET14に対応する機能を備えている。なお、駆動IC42は、実施形態1のゲート駆動回路100の駆動回路12に相当する機能を有している。
部材番号41の部材は、電源と制御部に接続されるコネクタで、これらは、駆動絶縁電源四系統41aおよびPWM信号入力部41bを備えており、PWM信号入力部41bは、駆動PWM信号を入力する。過電流保護回路45は、過電流から保護する回路であり、シャント抵抗50で電流を電圧に変換し、基準電圧とコンパレータで比較し、ある値以上の場合、フォトカプラ46の発光側の電源を強制OFFし、全パワーデバイスをOFFする。フォトカプラ46は、駆動信号絶縁用のフォトカプラである。交流出力端子47からは3相(多相)の交流が出力される。電圧計測用アッテネータ48は、抵抗減衰器である。直流入力部49からは単相の直流が入力される。ヒューズ51は、回路を保護するヒューズである。
次に、図8に基づき、3アームインバータパワー回路400の基本回路40を簡略化した多相インバータ回路の基本回路の構成および動作について説明する。同図に示すように、多相インバータ回路の基本回路は、2個のFETの直列ペアが3列、直列に接続されたトーテムポール構造を備えている。この基本回路の入力端子側にDC(直流)の入力があり、各FETのゲートをサイン波PWM信号で駆動すると、出力端子側からAC(交流;3相サイン波)の出力が得られる。ACの出力は、この後、LCフィルタ回路を経て出力される。各FETをサイン波PWM信号で駆動し出力に3相サイン波を得るPWM周波数を上げると、この後のLCフィルタの定数を小さくできる。
上述した3アームインバータパワー回路400は、フォトカプラ46と駆動絶縁電源四系統41aとの組合せによるハードスイッチング動作可能なカスコード接続FET44を備えたインバータ回路となっている。また、3アームインバータパワー回路400によれば、カスコード接続FET44の立上り動作および立下り動作を個別に最適化し、部品点数を少なくして実装面積を小さくし、寄生振動を抑制して安定かつ高速動作を可能にすることができる多相インバータ回路を実現することができる。
〔実施形態2〜4の各回路の効果について〕
上述した実施形態2〜4の各回路は何れもハードスイッチングで動作させることが可能な回路であり、抵抗値周波数依存素子を用いて立上りおよび立下りの定数を最適化することにより、動作周波数を上げても、(1)安定動作、(2)効率の向上、および(3)周辺回路へのノイズ放射の減少が見込まれる。
また、上述した実施形態2〜4の各回路によれば、プリント基板パターンの浮遊インダクタンスのある回路を含めて最適化できるので設計の自由度が向上する。例えば、抵抗値周波数依存素子は、プリント基板ができあがった後に実装する部品なので、プリント基板特性に合わせた値の部品を実装することができる。
以上の効果は実数項(抵抗値周波数依存素子)によるもので、虚数項(インダクタンス=ωL)、すなわち周波数が上がるとインピーダンスが上昇する素子では素子にかかる電圧と電流の位相回転が起こり、自己発振を助長する素子では得られない特性である。
〔ゲート駆動回路の効果の検証〕
次に、図9に基づき、ゲート駆動回路の効果の検証結果について説明する。図9は、500kHzスイッチング時のFETのVds波形を示すグラフである。図9の(a)は、従来のゲート抵抗方式におけるFETのVds波形を示す。一方、図9の(b)は、チップフェライトビーズを使用した場合におけるFETのVds波形を示す。同図に示すように、図9の(a)に示すグラフよりも、図9の(b)に示すグラフの方が、寄生振動が抑制されていることが分かる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るゲート駆動回路(100)は、半導体被駆動素子(FET14)の立上り動作を制御する制御信号を出力するソース出力端子(12a)と、上記半導体被駆動素子の立下り動作を制御する制御信号を出力するシンク出力端子(12b)と、を備えた駆動回路(12)と、上記ソース出力端子から上記半導体被駆動素子のゲートに至る経路に直列に接続され、入力信号の周波数が高くなる程、抵抗成分が増大する第1抵抗値周波数依存素子(13a)と、上記シンク出力端子から上記半導体被駆動素子の上記ゲートに至る経路に直列に接続され、入力信号の周波数が高くなる程、抵抗成分が増大する第2抵抗値周波数依存素子(13b)と、を備えた構成である。
上記構成によれば、ソース出力端子から半導体被駆動素子のゲートに至る経路に直列に接続される第1抵抗値周波数依存素子と、シンク出力端子から半導体被駆動素子のゲートに至る経路に直列に接続される第2抵抗値周波数依存素子と、を備える。抵抗値周波数依存素子とは、入力信号の周波数が高くなる程、抵抗成分が増大する素子のことである。これにより、半導体被駆動素子の立上り動作および立下り動作を個別に最適化し、寄生振動を抑制して安定かつ高速動作を可能にすることができる。また、図10の(c)に示す回路「ロ」、および図10の(d)に示す回路「ハ」のようにダイオードを含む回路と比較して、部品点数を少なくして実装面積を小さくすることができる。以上により、半導体被駆動素子の立上り動作および立下り動作を個別に最適化し、部品点数を少なくして実装面積を小さくし、寄生振動を抑制して安定かつ高速動作を可能にすることができる。
本発明の態様2に係るゲート駆動回路は、上記態様1において、上記第1抵抗値周波数依存素子および上記第2抵抗値周波数依存素子のそれぞれは、入力信号の周波数が同一の場合における、それぞれの抵抗成分値が互いに異なっていても良い。上記構成によれば、部品点数を少なくして実装面積を小さくし、半導体被駆動素子の立上り動作および立下り動作を個別に最適化することができる。
本発明の態様3に係るゲート駆動回路は、上記態様1または2において、上記第1抵抗値周波数依存素子および上記第2抵抗値周波数依存素子のそれぞれが、チップフェライトビーズで構成されていても良い。上記構成によれば、半導体被駆動素子のゲートに直列に抵抗を挿入する形態と比較して、ゲート電圧の立上りスロープ、立下りスロープを最適な状態にすることができる。なお、最適な状態とはリンギングや寄生振動を起こさないでできるだけスロープが急峻な状態のことである。
本発明の態様4に係るゲート駆動回路は、上記態様1〜3の何れかにおいて、上記半導体被駆動素子は、化合物半導体電界効果トランジスタで構成されていても良い。上記構成によれば、化合物半導体電界効果トランジスタのように高速動作可能なスイッチング素子の特性を生かすことができる。
本発明の態様5に係るゲート駆動回路は、上記態様1〜4の何れかにおいて、上記半導体被駆動素子は、化合物半導体電界効果トランジスタと、シリコン半導体電界効果トランジスタと、のカスコード接続であっても良い。上記構成によれば、化合物半導体電界効果トランジスタ等のように高速動作可能なスイッチング素子の特性を生かすことができる。また、上記構成によれば、半導体被駆動素子のハードスイッチング動作が可能になる。
本発明の態様6に係るゲート駆動回路は、上記態様3において、上記第1抵抗値周波数依存素子を構成するチップフェライトビーズと、上記第2抵抗値周波数依存素子を構成するチップフェライトビーズとは、互いにコイルの巻き方向が異なっていても良い。上記構成によれば、第1抵抗値周波数依存素子と第2抵抗値周波数依存素子との相互結合および相互干渉を防止し、独立して最適化することができる。
本発明の態様7に係るゲート駆動回路は、上記態様1〜6の何れかにおいて、上記第1抵抗値周波数依存素子の入力端子に対する出力端子の方向と、上記第2抵抗値周波数依存素子の入力端子に対する出力端子の方向と、が互いに略平行となっていても良い。上記構成によれば、第1抵抗値周波数依存素子の入力端子に対する出力端子の方向と、第2抵抗値周波数依存素子の入力端子に対する出力端子の方向と、が互いに略平行でない形態と比較して、実装面積をより小さくして、浮遊インダクタンスや浮遊容量の影響をより低減させることができる。
本発明の態様8に係る力率改善回路(ブリッジレスPFCパワー回路200)は、上記態様1〜7の何れかのゲート駆動回路を含む複数の昇圧チョッパ回路を備え、高調波電流の発生を抑制する機能を有する力率改善回路であって、上記複数の昇圧チョッパ回路の一方は、入力される交流電流の正の半波の間の電流の経路となっており、上記複数の昇圧チョッパ回路の他方は、上記交流電流の負の半波の間の電流の経路となっていても良い。上記構成によれば、入力側の整流回路を省略し、高効率な力率改善回路を実現することができる。
本発明の態様9に係る双方向チョッパ回路(双方向チョッパパワー回路300)は、上記態様1〜7の何れかのゲート駆動回路を含む複数のハーフブリッジ回路のそれぞれが並列接続され、上記複数のハーフブリッジ回路のそれぞれが交互にインターリブ動作するように構成されていても良い。上記構成によれば、寄生振動が発生し易い複数のハーフブリッジ回路の並列接続で安定動作を可能にすることができる。
本発明の態様10に係る多相インバータ回路(3アームインバータパワー回路400)は、上記態様1〜7の何れかのゲート駆動回路を複数備え、単一相の直流電流の入力に対して、多相の交流電流を出力しても良い。上記構成によれば、半導体被駆動素子の立上り動作および立下り動作を個別に最適化し、部品点数を少なくして実装面積を小さくし、寄生振動を抑制して安定かつ高速動作を可能にすることができる多相インバータ回路を実現することができる。
〔付記事項〕
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、ゲート駆動回路に利用することができる。
12 駆動回路
12a ソース出力端子
12b シンク出力端子
13a 抵抗値周波数依存素子(第1抵抗値周波数依存素子)
13b 抵抗値周波数依存素子(第2抵抗値周波数依存素子)
14 FET(半導体被駆動素子)
22 駆動IC(駆動回路)
22a ソース出力端子
22b シンク出力端子
23a 抵抗値周波数依存素子(第1抵抗値周波数依存素子)
23b 抵抗値周波数依存素子(第2抵抗値周波数依存素子)
24 カスコード接続FET(半導体被駆動素子)
32 駆動IC(駆動回路)
33a 抵抗値周波数依存素子(第1抵抗値周波数依存素子)
33b 抵抗値周波数依存素子(第2抵抗値周波数依存素子)
34 カスコード接続FET(半導体被駆動素子)
42 駆動IC(駆動回路)
43a 抵抗値周波数依存素子(第1抵抗値周波数依存素子)
43b 抵抗値周波数依存素子(第2抵抗値周波数依存素子)
44 カスコード接続FET(半導体被駆動素子)
100 ゲート駆動回路
200 ブリッジレスPFCパワー回路(力率改善回路)
300 双方向チョッパパワー回路(双方向チョッパ回路)
400 3アームインバータパワー回路(多相インバータ回路)

Claims (7)

  1. 半導体被駆動素子の立上り動作を制御する制御信号を出力するソース出力端子と、上記半導体被駆動素子の立下り動作を制御する制御信号を出力するシンク出力端子と、を備えた駆動回路と、
    上記ソース出力端子から上記半導体被駆動素子のゲートに至る経路に直列に接続され、入力信号の周波数が高くなる程、抵抗成分が増大する第1抵抗値周波数依存素子と、
    上記シンク出力端子から上記半導体被駆動素子の上記ゲートに至る経路に直列に接続され、入力信号の周波数が高くなる程、抵抗成分が増大する第2抵抗値周波数依存素子と、を備えたことを特徴とするゲート駆動回路。
  2. 上記第1抵抗値周波数依存素子および上記第2抵抗値周波数依存素子のそれぞれは、入力信号の周波数が同一の場合における、それぞれの抵抗成分値が互いに異なっていることを特徴とする請求項1に記載のゲート駆動回路。
  3. 上記第1抵抗値周波数依存素子および上記第2抵抗値周波数依存素子のそれぞれが、チップフェライトビーズで構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のゲート駆動回路。
  4. 上記半導体被駆動素子は、化合物半導体電界効果トランジスタで構成されていることを特徴とする請求項1から3までの何れか1項に記載のゲート駆動回路。
  5. 上記半導体被駆動素子は、化合物半導体電界効果トランジスタと、シリコン半導体電界効果トランジスタと、のカスコード接続であることを特徴とする請求項1から4までの何れか1項に記載のゲート駆動回路。
  6. 上記第1抵抗値周波数依存素子を構成するチップフェライトビーズと、上記第2抵抗値周波数依存素子を構成するチップフェライトビーズとは、互いにコイルの巻き方向が異なっていることを特徴とする請求項3に記載のゲート駆動回路。
  7. 上記第1抵抗値周波数依存素子の入力端子に対する出力端子の方向と、上記第2抵抗値周波数依存素子の入力端子に対する出力端子の方向と、が互いに略平行となっていることを特徴とする請求項1から6までの何れか1項に記載のゲート駆動回路。
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