JP2016196763A - 地盤補強構造および地盤補強構造の施工方法 - Google Patents

地盤補強構造および地盤補強構造の施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】狭い用地でも適用することが可能な、効率の高い地盤補強構造等を提供する。【解決手段】鋼矢板3の背面側(陸側)には、壁体11が形成される。壁体11は、地盤改良体13で構成される。地盤改良体13は、高圧噴射撹拌工法等により形成される。壁体11には、地盤改良体13の内部または地盤改良体13と接するように、芯材15が設けられる。芯材15と地盤改良体13は互いに接合される。芯材15は、壁体11(地盤改良体13)よりも深くまで配置される。具体的には、壁体11(地盤改良体13)は、例えば水底7の深さまで形成され、芯材15は、支持層17に達するように配置される。支持層17は、非液状化層である。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、護岸や盛土などにおいて、狭い用地においても適用可能な地盤補強構造等に関する。
護岸付近や盛土付近等の軟弱地盤では、護岸や盛土等の施工時や地震時に、地盤が液体のようになって側方に流動しようとする。例えば、地震時における軟弱地盤の液状化に伴う側方流動といった事象が挙げられる。そのため、様々な地盤補強方法が提案されてきた。
このような地盤を改良する方法としては、例えば、削孔されたボーリング孔に噴射装置を挿入し、同一方向に回転する噴射装置から改良材を包含する噴流を噴射して、改良材と原位置土を混合して、攪拌する方法がある。(特許文献1)。
特開2012−97550号公報
特許文献1のような、高圧噴射撹拌法を用いると、例えば柱状の地盤改良体を形成することができる。このため、この地盤改良体を例えば格子状に連結して、所定の範囲に形成することで、必要な強度の地盤改良領域を構築することができる。なお、その他の地盤改良体の造成方法として、CDM(Cement Deep Mixing)工法やパワーブレンダー(登録商標)工法等の機械攪拌工法が挙げられる。
一方、例えば護岸における地盤補強を行う場合には、岸壁から所定の範囲に、地盤改良体を構築する必要がある。地盤改良体を構築する範囲は、想定される側方流動圧力や地盤改良体の強度等によるため、必要な強度を確保しようとすると、それに応じた広さの用地が必要となる。しかし、そのような用地が自由に確保できない場合もある。
また、地盤改良体の強度を高めようとして、固化材の添加量を増やしたり、柱状の地盤改良体の施工ピッチを短くすれば、施工期間や施工コストが増加する。このため、狭い用地でも適用可能な効率の良い地盤補強構造が望まれる。
本発明は、前述した問題に鑑みてなされたもので、狭い用地でも適用することが可能な、効率の高い地盤補強構造等を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために、第1の発明は、側圧に対して抵抗可能な地盤補強構造であって、側圧方向に対して略直交する方向に形成される壁体を具備し、前記壁体は、地盤改良体と、前記地盤改良体と接合されて、前記地盤改良体を支持する芯材と、を具備し、前記芯材は、前記地盤改良体よりも深くまで形成されて地盤の支持層まで達し、前記芯材は、前記地盤改良体から受ける側圧方向および鉛直方向の力を支持することを特徴とする地盤補強構造である。
平面視において、前記芯材は、前記壁体の厚みの中心よりも、側圧を受ける側とは逆側に偏心して配置することが望ましい。
複数の前記壁体が略平行に配置され、さらに、互いの前記壁体同士の間に、前記壁体に対して略直交する方向の仕切り壁が配置され、前記仕切り壁は、地盤改良体からなり、複数の前記壁体と前記仕切り壁とが一体化されてもよい。
前記仕切り壁には、芯材が設けられなくてもよい。
前記芯材は、H鋼を含み、前記H鋼は、前記H鋼の強軸方向が前記壁体と略直交する方向となるように配置されることが望ましい。
少なくとも一部の前記芯材同士が、地上において互いに連結していてもよい。
前記芯材はH鋼であり、前記H鋼の外周に突起部材が接合されてもよい。
前記地盤改良体の平面形状が、側圧方向の厚みよりも側圧方向に直交する方向の幅の方が大きい偏平形であってもよい。
第1の発明によれば、地盤改良体からなる壁体を構築するとともに、壁体を支持する芯材が設けられる。したがって、地盤改良体に付与される側圧方向および鉛直方向の力を、芯材が受け持つことができる。このため、地盤改良体の施工範囲が狭くても、十分な強度を確保することができる。この結果、狭い用地に対しても適用可能である。
また、平面視において、壁体の厚み中心よりも側圧を受ける側とは逆方向に芯材を偏心させて配置することで、芯材を支点として、地盤改良体を梁とした場合における、支点で受ける梁の有効厚みを確保することができる。
また、複数の壁体を平行に配置し、さらにこれらを仕切り壁で連結することで、より高い強度を確保することができる。
この場合、仕切り壁には芯材が不要であるため、壁体と比較して簡易な構造とすることができる。
また、芯材としてH鋼を含む場合において、H鋼の強軸方向が、壁体と略直交するように配置することで、より高い側圧に耐えることができる。
また、芯材同士を地上で連結することで、局所的な側圧等に対しても、複数の芯材に応力を分散させることができる。
また、H鋼の外周に突起を設けることで、H鋼と地盤改良体とを確実に接合し、例えば、地盤改良体の鉛直方向の自重も、確実に芯材に伝えることができる。
また、地盤改良体を偏平形とすることにより、円形の地盤改良体を構築する場合と比較して、工費を低減することができる。
第2の発明は、側圧に対して抵抗可能な地盤補強構造の施工方法であって、地盤に所定の間隔で孔を形成し、地盤の支持層まで達するようにH鋼を前記孔に建て込む工程と、前記孔に充填固化材を充填して前記H鋼と一体化する工程と、前記H鋼および前記充填固化材と接合するように、地盤改良体を形成し、側圧方向に対して略直交する方向の壁体を構築する工程と、を具備することを特徴とする地盤補強構造の施工方法である。
前記壁体を構築した後、前記壁体と略平行に、互いに離間してさらに壁体を構築し、前記壁体に対して略直交する方向に、地盤改良体からなる仕切り壁を構築して、前記壁体同士と仕切り壁とを一体化してもよい。
または、前記壁体を構築した後、加速度センサ、速度センサ、変位センサ等を用い、前記壁体に振動が作用した際の前記壁体の変位量を計測し、前記壁体に作用する力に応じた前記変位量が所定値以上である場合には、前記壁体と略平行に、互いに離間してさらに壁体を構築し、前記壁体に対して略直交する方向に、地盤改良体からなる仕切り壁を構築して、前記壁体同士と仕切り壁とを一体化してもよい。
第2の発明によれば、地盤に形成された孔にH鋼を建込み、その後、充填固化材とともに固化することで、芯材を形成するため、地盤改良体を構築する際に、H鋼のフランジやウェブの影に未改良部が形成されることがない。
また、壁体を複数段階的に構築することで、より強度の高い補強構造を段階的に得ることができる。さらに壁体を構築した後に、当該構造体において、実際に地震等の揺れに対する変位を測定し、これによって必要な壁体を補強することで、実際の構造体の施工場所に応じて必要な強度の補強構造を得ることができる。
本発明によれば、狭い用地でも適用することが可能な、効率の高い地盤補強構造等を提供することができる。
地盤補強構造1を示す縦方向の断面図。 地盤補強構造1を示す平面図。 (a)、(b)は、地盤改良体13近傍の拡大図。 (a)、(b)、(c)は、地盤改良体13の他の形状を示す図。 (a)は壁体11aを示す図、(b)は、壁体11bを示す図。 (a)は壁体11cを示す図、(b)は、壁体11dを示す図。 (a)は壁体11eを示す図、(b)は、壁体11fを示す図。 壁体11を施工した状態を示す図。 地盤補強モデル20を示す図。 (a)は壁体11aを示す図、(b)は、仕切り壁12aを構築した状態を示す図。 地盤補強構造1aを示す縦方向の断面図。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は、地盤補強構造1の縦方向の断面図である。地盤補強構造1は、護岸近傍に形成され、壁体11と芯材15等から構成される。地盤補強構造1の水域側には鋼矢板3が設けられる。鋼矢板3は、タイロッド5によって背面地盤に固定される。鋼矢板3は、背面地盤の土留めの機能を持つ。
鋼矢板3はタイロッド5によって地盤に支持される。タイロッド5の上方には、表層改良部9が形成される。表層改良部9は、セメント改良や薬液注入等で構築される。表層改良部9は、地盤改良の施工足場の確保等を目的としたものである。
なお、背面地盤に十分な強度がある場合には、表層改良部9は必ずしも必要ではない。例えば、表層部が舗装されているなど、後述する高圧噴射撹拌工法によって、表層部からのセメントミルクの噴出や、表層部の陥没の恐れがない場合は、省略することが可能である。
図2は、地盤補強構造1の平面図である。鋼矢板3の背面側(陸側)には、壁体11が形成される。壁体11は、複数の地盤改良体13で構成される。地盤改良体13は、略円柱状に形成される。地盤改良体13は、例えば、高圧噴射撹拌工法等により形成される。
高圧噴射撹拌工法は、まず、ボーリング孔に改良ロッドを挿入し、ロッドを介して地中に高圧のセメントミルクと圧縮空気を注入しながら、ロッドを回転または揺動させることで地盤と混合させる。これを、ロッドを引き上げながら行うことで、地中に柱状の地盤改良体13を構築することができる。
隣り合う地盤改良体13同士は、相互にラップするように構築されることが望ましい。この場合、壁体11の厚さは、地盤改良体13同士のラップ部のラップ長と略一致する。すなわち、地盤改良体13の径よりも、壁体11の厚みの方が薄くなる。壁体11をこのように定義すれば、地盤改良体13が円形の場合であっても、壁体11に、地盤改良体13同士の連結部の凹みが含まれることがない。なお、壁体11の地盤改良体13同士の連結部に凹みを含んでもよい。
壁体11には、地盤改良体13の内部または地盤改良体13と接するように、芯材15が設けられる。芯材15と地盤改良体13は互いに接合される。芯材15は、地盤改良体13に対して所定のピッチで配置される。すなわち、全ての地盤改良体13に対して芯材15が配置される必要はない。
図1に示すように、芯材15は、壁体11(地盤改良体13)よりも深くまで配置される。具体的には、地盤改良体13は、例えば水底7の深さまで形成され、芯材15は、支持層17に達するように配置される。支持層17は、非液状化層である。なお、芯材15の詳細は後述する。
壁体11は、鋼矢板3に対して略平行に形成される。ここで、地震時などに生じる側方流動の方向は、陸側から水域側に向かう方向となる。したがって、地盤補強構造1は、陸側から水域側に向かって側圧を受ける。すなわち、壁体11は、側圧方向に対して略直交する方向に形成される。
図2に示す例では、地盤補強構造1は、2列の壁体11が互いに離間して略平行に配置される。すなわち、本実施形態では、壁体11は複数列略平行に配置される。壁体11同士は、所定のピッチで複数の仕切り壁12で接合される。壁体11と仕切り壁12とは一体で形成される。仕切り壁12は、壁体11に対して略直交する方向で形成され、仕切り壁12と壁体11とで、略格子状に形成される。
仕切り壁12は、壁体11と略同様の構成である。すなわち、複数の地盤改良体13が互いにラップするように連続して形成される。なお、仕切り壁12には、芯材15が設けられる必要はない。
次に、芯材15の詳細について説明する。図3(a)の右図は、芯材15近傍の拡大図である。芯材15は、例えば、H鋼15aと充填固化材15bとで構成される。充填固化材は、例えばセメントミルクである。
芯材15は、例えば以下のようにして形成される。まず、地盤を削孔して所定のピッチで離間した所定深さの複数の孔を形成する。次に、孔にH鋼15aを建て込み、充填固化材15bで孔を埋め戻す。以上により、芯材15が形成される。なお、芯材15が形成された後、地盤改良体13が施工される。
このように、H鋼15aを充填固化材15bで埋め戻した後に地盤改良体13を形成することで、高圧噴射撹拌法によって形成される地盤改良体13に対して、H鋼15aのフランジ部やウェブの影に未改良部が残ることを防止することができる。なお、プレボーリング孔の表面には凹凸が形成される。すなわち、充填固化材15bの表面には凹凸が形成される。この凹凸に対して高圧噴射撹拌を行うことで、凹凸内部に、高圧噴射されたセメントミルク等が入り込み、芯材15と地盤改良体13とが確実に接合される。
なお、芯材15としては、図示した例には限られない。例えば、H鋼15aを直接地盤に打ち込んでもよい。この場合には、地盤改良体13を構築した後に、地盤改良体13が固化する前にH鋼15aを打ち込むことで、前述したH鋼15aの形状による影が生じることがない。なお、H鋼15aと地盤改良体13とが直接接触するため、H鋼15aの外周面に、ジベル筋などの突起を形成することで、H鋼15aと地盤改良体13とを接合することができる。このように、芯材15の形態は問わないが、H鋼15aが一部に含まれていることが望ましい。なお、H鋼15aに代えて、他の角柱や鋼管などを用いてもよい。
また、図示は省略するが、芯材15同士は、地上において、互いに連結してもよい。例えば、壁体11に平行な方向に隣り合う芯材15同士を連結してもよく、または、複数の壁体11にまたがるように、芯材15同士を連結してもよい。なお、芯材15同士の連結は、たとえば、H鋼、山形鋼、溝鋼などの鋼材を用いることができる。
次に、芯材15の配置について説明する。本発明では、平面視において、芯材15が、壁体11の厚みの中心よりも、側圧を受ける側とは逆側(すなわち、側圧方向(図中矢印B)の下流側)に偏心して配置されることが望ましい。図示した例では、壁体11の右側(陸側)が、側圧を受ける側であり、芯材15は、壁体11の中心よりも左側(水域側)に偏心して配置される。
図3(a)の左図は、芯材15を支点として、壁体11が梁であるとしたモデルを示す図である。この場合、芯材15の設置ピッチが支点間距離となり、壁体11が支点で支持される梁となる。また、壁体11が受ける側圧が梁に生じる荷重となる。
この場合、支点で荷重を受けることができる梁として機能する部位は、例えば、芯材15よりも荷重を受ける側(図中A1)の壁体11の厚みとなり、芯材15の位置よりも側圧を受ける側とは逆側の壁体11の厚みは、梁として荷重を受けるものではない。すなわち、このモデルでは、壁体11の側圧に対抗するための有効壁厚がA1となる。
このように、H鋼15aのフランジ面に作用する荷重に対する、壁体11の有効厚みを厚くするためには、芯材15は、できるだけ側圧を受ける側とは逆側に偏心させることが望ましい。例えば、図3(b)に示すように、芯材15の一部は、壁体11からはみ出すように配置してもよい。この場合には、壁体11の有効厚みがA2となり、壁体11の有効厚みを厚くすることができる。このように、芯材15と壁体11とが接合されれば、芯材15は、壁体11からはみ出していてもよい。
また、芯材15に用いられるH鋼15aは、その強軸方向が、壁体11と略直交する方向となるように配置されることが望ましい。すなわち、壁体11とH鋼15aのウェブとが略直交するように配置することが望ましい。このようにすることで、側圧に対する芯材15の強度を高めることができる。
なお、地盤改良体13は円形である場合には限られない。例えば、地盤改良体13の平面形状としては、側圧方向の厚みよりも側圧方向に直交する方向の幅の方が大きい偏平形としてもよい。
例えば、図4(a)に示すような、地盤改良体13を半円形としてもよい。また、図4(b)に示すような、地盤改良体13を扇形としてもよい。また、図4(c)に示すような、地盤改良体13をリボン形としてもよい。このほか、矩形や楕円など、地盤改良体の形状は問わない。このような形状の地盤改良体13を形成するためには、前述した改良ロッドを回転または揺動させて、所定の角度範囲のみの地盤改良を行えばよい。
地盤改良体13をこのような形状とすることで、必要とされる改良領域の形状に合わせて地盤改良体13を無駄なく配置することが可能となる。また、施工に要するセメント量を縮減し、かつ施工によって生じるスライム量を縮減することが可能となるため経済的である。
また、前述の実施形態では、高圧噴射撹拌工法を用いた例を示したが、地盤改良体を構築する方法は、この方法には限られない。例えば、地盤改良体からなる壁体を、CDM(Cement Deep Mixing)工法やパワーブレンダー(登録商標)工法等の機械攪拌工法で形成しても良い。
図5(a)は、壁体11aを示す図である。この場合、機械撹拌工法によって地盤改良体13aを構築した後、地盤改良体13aが完全に固まる前に、地盤改良体13a内に芯材15を配置することが望ましい。
また、図5(b)は、壁体11bを示す図である。壁体11bは、機械撹拌工法によって連続した地盤改良体13aを構築した後、地盤改良体13aの外側に配置された芯材15と地盤改良体13aとを、他の地盤改良体13bで連結したものである。すなわち、壁体11bは、地盤改良体13aの内部に芯材15が形成されるのではなく、側方流動の下流側に地盤改良体13aとは離間して配置される。なお、この場合には、地盤改良体13bは、高圧噴射撹拌工法等によって行われる。以下の説明では、地盤改良体13bは、高圧噴射撹拌工法で形成されるものとする。
なお、図示した例では、芯材15は、地盤改良体13bと接するように配置されているが、地盤改良体13bの内部に形成してもよい。この場合には、H鋼15aを建て込んで芯材15を形成した後、地盤改良体13bを形成してもよく、地盤改良体13bを形成した後、地盤改良体13bが固化する前に、H鋼15aを建て込んで芯材15としてもよい。
なお、以下の示す例では、特に記載がない限り、H鋼のみを図示した芯材15を示すが、充填固化材15bを併用してもよい。例えば、先に芯材15を配置した後、これを包含するように地盤改良体13bを形成する際には、充填固化材15bを用いればよい。
図6(a)は、壁体11cを示す図である。壁体11cは、地盤改良体13aが、完全に連続せず、隙間をあけて形成される。地盤改良体13同士の間には、芯材15は配置され、地盤改良体13aと芯材15とは、地盤改良体13bで連結される。なお、地盤改良体13aの施工と芯材15の建て込みは、いずれが先でも構わない。また、芯材15の建て込みと、地盤改良体13bの建て込みも、いずれが先でも構わない。また、地盤改良体13a同士の間の芯材15は、一つであってもよく複数であってもよい。
図6(b)は、壁体11dを示す図である。壁体11dは、壁体11cとほぼ同様であるが、地盤改良体13a同士の間には、芯材15が、側方流動方向に1対併設され、地盤改良体13aと芯材15とは、複数(図では二つ)の地盤改良体13bで連結される。このように配置することで、芯材15を先に建て込んだ場合でも、その両側から地盤改良体13bを形成することができるため、地盤改良体13b(高圧噴射)の影が生じにくい。なお、地盤改良体13b同士の間の芯材15は、一つであってもよく複数であってもよい。
図7(a)は、壁体11eを示す図である。壁体11eは、壁体11dとほぼ同様であるが、地盤改良体13a同士が、地盤改良体13bに加えて地盤改良体13cで連結される。地盤改良体13cは、地盤改良体13aと同様に、機械撹拌工法で形成される。地盤改良体13cは、地盤改良体13aが完全に固化する前に施工すればよい。地盤改良体13cは、地盤改良体13aに対してずれて配置される。図示した例では、側方流動の上流側にずれて形成される。なお、芯材15および地盤改良体13bは、壁体11dと同様である。
また、図7(b)に示す壁体11fのように、地盤改良体13cが、側方流動の上流側のみではなく、下流側にも一対形成され、地盤改良体13a、13cとで囲まれた空間内に芯材15を配置してもよい。この場合には、芯材15を包含するように、地盤改良体13a、13cとで囲まれた空間内に地盤改良体13bが形成される。
このように、地盤改良体13aを隙間をあけて形成し、その間に芯材15を形成することもできる。なお、図6〜図7に示す例では、地盤改良体13bは、円形である例を示したが、図4に示すように、偏平形状であってもよい。例えば、図6(b)において、一対の半円形状の地盤改良体13bを形成し、円弧部同士のラップ部分に芯材15を配置してもよい。
次に、地盤補強構造1を構築する手順について一例を説明する。複数の壁体11および仕切り壁12を、予め計算された強度計算等に応じて、同時期に構築してもよいが、実際の壁体11の強度等を測定して、必要な壁体11の配置数等を段階的に決定してもよい。
まず、図8に示すように、鋼矢板3に近い部位に、一列の壁体11からなる地盤補強構造を構築する。
図9は、この状態の地盤補強モデル20を示す図である。地盤補強構造には、必要な部位に、加速度センサ、速度センサおよび変位センサが設置される。図9は、例えば、鋼矢板23、壁体29、壁体29以外の地表や地中等に速度センサ26および加速度センサ27が設置され、鋼矢板23には、変位センサ28が配置されたモデルである。なお、各センサの配置や個数は図示した例には限られない。なお、壁体29には、芯材21が配置されるものとする。
この状態において、軽微な地震等が実際に発生した際に、地盤25から入力される実際の振動の大きさと、その際の実際の変位を取得する。例えば、複数回の地震に対して、振動の大きさと変位の大きさの相関を取得する。なお、振動および変位は、水平方向(図中D)の変位であってもよいし、鉛直方向の変位(図中C)であってもよい。
得られたパラメータを、系30に適用し、公知の手法によって決定された所定値と比較し、十分な強度が得られていると判断されれば、一列の壁体で地盤補強構造の施工が完了する。
一方、本モデルにおいて、得られたパラメータによって、所望の地盤強度が確保されていないと判断されると、必要な強度を再度算出し、必要な壁体の列数等を算出する。具体的には、壁体を構築した後、加速度センサ、速度センサ、変位センサを用い、壁体に振動が作用した際の壁体の変位量を計測し、鋼矢板23に作用する力に応じた変位量が所定値以上である場合には、壁体と略平行に、互いに離間してさらに壁体と仕切り壁とを構築する。
このように、本発明では、施工後の実際の振動と変位との関係に基づき、系に対する振動対策が必要か否かを判断する。このようすれば、振動応答に基づいて、系に対する振動対策が必要か否かを判断し、必要に応じて地震対策を段階的に行うことができる。すなわち、事前の計算のみで設定される地盤補強構造に対して、実際の地盤強度などのデータによって補正を行って、最適な地盤補強構造を得ることができる。
なお、前述した様に、機械撹拌工法を用いた地盤改良体13aを用いた場合には、例えば以下のように施工してもよい。まず、図10(a)に示すように、壁体11gを構築する。壁体11gは、機械撹拌工法によって形成される地盤改良体13cが隙間をあけて形成され、その隙間には、地盤改良体13cと直交する方向に機械撹拌工法によって地盤改良体13dが設けられる。なお、地盤改良体13dは、地盤改良体13cが隙間をあけて形成され後に形成されてもよく、地盤改良体13cと地盤改良体13dを交互に形成してもよい。
この状態から、必要に応じて、図10(b)に示すように、仕切り壁12aが構築される。仕切り壁12aは、地盤改良体13dの延長線上に形成される。なお、地盤改良体13dの延長線上に形成される地盤改良体13eは、たとえば機械撹拌工法で形成される。
ここで、地盤改良体13dを構築してから、地盤改良体13eを構築するまでの時間が短ければ、両者が直接接触するように形成してもよい。一方、地盤改良体13dを構築してから、地盤改良体13eを構築するまでに長時間を要する場合には、地盤改良体13dと地盤改良体13eとが接合されない(十分な接合強度が得られない)恐れがある。この場合には、図示したように、地盤改良体13dと地盤改良体13eとを隙間をあけて構築し、その後、高圧噴射撹拌法で形成される地盤改良体13bで連結してもよい。
以上、本実施の形態では、地盤改良体13と芯材15とで壁体11が構築されるため、地盤改良体13のみで壁体11を構築する場合と比較して、地盤改良範囲を小さくすることができる。例えば、格子状に地盤改良体を配置する場合でも、より狭い範囲で所望の強度を得ることができ、格子ピッチを広くすることもできる。
また、H鋼15aの設置方向が、側圧方向に対して強軸方向となる向きで設置されるため、高い強度を得ることができる。
なお、仕切り壁12は、側圧に略平行に配置されるため、芯材15を配置する必要がない。このため、芯材15の設置工数等を削減することができる。一方、仕切り壁12に対して垂直な方向にも側圧が付与される場合には、仕切り壁12にも芯材15を配置してもよい。この場合には、H鋼15aの強軸方向が仕切り壁12と略直交する方向となるように配置される。すなわち、壁体11に設けられるH鋼15aと、仕切り壁12に設けられるH鋼15aの向きが互いに略90°異なる。
また、芯材15と地盤改良体13とが接合されているため、地盤改良体13から受ける側圧方向の力に抵抗可能であるだけではなく、鉛直方向の力も支持することができる。また、支持層17まで建て込むのはH鋼15aのみであるので、全ての地盤改良体13を支持層17まで形成する必要がない。
また、芯材15が、H鋼15aと充填固化材15bとで構成され、芯材15の形成後に地盤改良を行うことで、H鋼15aのフランジ等の影に未改良部が形成されることを防止することができる。
なお、先に地盤改良体13を形成後、地盤改良体13が固化前に芯材15を建て込むことで、未改良部の発生を防止することができる。この場合には、H鋼15aの外周に突起を形成しておくことで、より確実に、H鋼15aと地盤改良体13とを接合することができる。
また、芯材15が、壁体11の中心から、側圧を受ける側とは逆側に偏心しているため、芯材15で支持する壁体11の有効厚みを厚くすることができる。このため、芯材15の配置ピッチを大きくしたり、地盤改良体13を低強度化することができる。
また、芯材15の上部を互いに連結すれば、局所的な側圧に対しても分散して支持することができる。
また、地震等に対して実際の地盤補強構造での変位等を測定して、必要な構造を決定することで、必要な強度を具備した地盤補強構造を、段階的に施工することができる。
なお、本発明は、護岸等の背面に形成される場合には限られない。側圧および鉛直方向の力を支持する部位であれば、他の部位にも適用可能である。例えば、図11は、盛土31の下部に形成した地盤補強構造1aを示す図である。
盛土31は、盛土31の自重による鉛直方向の力とともに、地滑り方向(図中矢印E)の側圧が付与される。したがって、盛土31の中心から外側に向かう側圧に対抗するように、盛土31下方の両側部に壁体11を構築すればよい。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、前述の実施形態では、複数の地盤改良体13を互いにラップさせて壁体11を構築したが、地盤改良体13同士をラップさせずに壁体11を構築してもよい。
1、1a………地盤補強構造
3………鋼矢板
5………タイロッド
7………水底
9………表層改良部
11、11a、11b、11c、11d………壁体
12、12a………仕切り壁
13、13a、13b、13c、13d、13e………地盤改良体
15………芯材
15a………H鋼
15b………充填固化材
17………支持層
20………地盤補強モデル
21………芯材
23………鋼矢板
25………地盤
26………速度センサ
27………加速度センサ
28………変位センサ
29………壁体
30………系
31………盛土

Claims (11)

  1. 側圧に対して抵抗可能な地盤補強構造であって、
    側圧方向に対して略直交する方向に形成される壁体を具備し、
    前記壁体は、地盤改良体と、
    前記地盤改良体と接合されて、前記地盤改良体を支持する芯材と、
    を具備し、
    前記芯材は、前記地盤改良体よりも深くまで形成されて地盤の支持層まで達し、
    前記芯材は、前記地盤改良体から受ける側圧方向および鉛直方向の力を支持することを特徴とする地盤補強構造。
  2. 平面視において、前記芯材は、前記壁体の厚みの中心よりも、側圧を受ける側とは逆側に偏心して配置されることを特徴とする請求項1記載の地盤補強構造。
  3. 複数の前記壁体が略平行に配置され、さらに、互いの前記壁体同士の間に、前記壁体に対して略直交する方向の仕切り壁が配置され、
    前記仕切り壁は、地盤改良体からなり、複数の前記壁体と前記仕切り壁とが一体化することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の地盤補強構造。
  4. 前記仕切り壁には、芯材が設けられないことを特徴とする請求項3記載の地盤補強構造。
  5. 前記芯材は、H鋼を含み、
    前記H鋼は、前記H鋼の強軸方向が前記壁体と略直交する方向となるように配置されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の地盤補強構造。
  6. 少なくとも一部の前記芯材同士が、地上において互いに連結していることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の地盤補強構造。
  7. 前記芯材はH鋼であり、前記H鋼の外周に突起部材が接合されることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の地盤補強構造。
  8. 前記地盤改良体の平面形状が、側圧方向の厚みよりも側圧方向に直交する方向の幅の方が大きい偏平形であることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の地盤補強構造。
  9. 側圧に対して抵抗可能な地盤補強構造の施工方法であって、
    地盤に所定の間隔で孔を形成し、地盤の支持層まで達するようにH鋼を前記孔に建て込む工程と、
    前記孔に充填固化材を充填して前記H鋼と一体化する工程と、
    前記H鋼および前記充填固化材と接合するように、地盤改良体を形成し、側圧方向に対して略直交する方向の壁体を構築する工程と、
    を具備することを特徴とする地盤補強構造の施工方法。
  10. 前記壁体を構築した後、前記壁体と略平行に、互いに離間してさらに壁体を構築し、前記壁体に対して略直交する方向に、地盤改良体からなる仕切り壁を構築して、前記壁体同士と仕切り壁とを一体化することを特徴とする請求項9記載の地盤補強構造の施工方法。
  11. 前記壁体を構築した後、加速度センサ、速度センサおよび変位センサを用い、前記壁体に振動が作用した際の前記壁体の変位量を計測し、前記壁体に作用する力に応じた前記変位量が所定値以上である場合には、前記壁体と略平行に、互いに離間してさらに壁体を構築し、前記壁体に対して略直交する方向に、地盤改良体からなる仕切り壁を構築して、前記壁体同士と仕切り壁とを一体化することを特徴とする請求項9記載の地盤補強構造の施工方法。
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