JP2016195679A - Ih用調理器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】電磁誘導加熱の発熱効率を犠牲にすることなく、高温に因る変形を防止しつつ、発熱プレートの上方から垂れる油脂を受け止めることができるIH用調理器具を提供する。
【解決手段】IH用調理器具(10)は、電磁誘導により加熱される発熱板(12)と、発熱板の下面を覆う耐熱ガラス底板(14)と、耐熱ガラス底板の外縁部に設けられて発熱板を囲繞する枠部(15)とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、IH(Induction Heating 電磁誘導加熱)クッキングヒータ等の電磁誘導加熱装置によって電磁誘導加熱されるIH用調理用器具に関する。
IHクッキングヒータは誘導コイルと、誘導コイルの上方を覆うガラス製のトッププレートと、誘導コイルに通電する電流を制御する制御回路を備える。トッププレート上面には、IH対応の調理器具、例えばIH用鍋、IH用フライパン、IH用ヤカンといったIH用調理器具が載せられる。そしてIH用調理器具自身を誘導加熱により発熱させて、IH用調理器具の中の肉片や野菜片などの被調理物を加熱調理する。IHクッキングヒータは炎のような熱源を有さず、自身は高温にならないので火事の虞が極めて少なく安全であり、掃除が容易で衛生的である。また年々改良発展が進み、IHクッキングヒータの高制御化、高性能化、高出力化が進み、高火力を必要とする中華料理の厨房に採用される等、今後日本国内外で一層普及すると見込まれる。IH用調理器具に関し、本出願人は例えば、特開2013−169298号公報(特許文献1)に記載の技術をすでに提案している。
特許文献1に記載の調理用プレートは、中央孔を有する枠体と、電磁誘導により発熱する素材からなり中央孔を覆うように枠体の上に載置される発熱プレートと、発熱プレートの上に載置されて枠体に包囲される溶岩プレートとを備える。特許文献1に記載の調理用プレートにあっては、溶岩プレートが枠体に包囲されることから、溶岩プレートに割れや欠けが生じ難く、溶岩プレート上から垂れる油脂を枠体で受け止めてIHクッキングヒータが油脂で汚れることを防止することができる。
特開2013−169298号公報
特許文献1に記載の調理用プレートにあっては、発熱プレートが枠体の上に載置されているため、溶岩プレート上から垂れる油脂が多くなると枠体で油脂を受け止めきれなくなり、油脂が枠体の中央孔から下方へ漏出してIHクッキングヒータのトッププレートを汚染してしまう。
あるいは枠体に代えて発熱プレートの高温に耐えられるトレイを準備し、トレイで発熱プレートの下面全体を覆うことも考えられる。この場合、溶岩プレート上から垂れる油脂を枠体よりも多く受け止めることができるものの、金属製トレイの場合には金属の影響により発熱プレートのIH発熱効率が低下する虞がある。あるいは樹脂トレイの場合には樹脂トレイが高温で変形し、発熱プレートおよび溶岩プレートの支持が不安定になったり、発熱プレートの高さ位置が変化して発熱プレートのIH発熱効率が低下したり等の虞がある。
本発明は、上述の実情に鑑み、電磁誘導加熱の発熱効率を犠牲にすることなく、IH用調理器具が高温により変形することを防止し、しかも発熱プレートの上方から垂れる油脂を受け止めることができるIH用調理器具を提供することを目的とする。
この目的のため本発明によるIH用調理器具は、電磁誘導により加熱される発熱板と、発熱板の下面を覆う耐熱ガラス底板と、耐熱ガラス底板の外縁部に設けられて発熱板を囲繞する枠部とを備える。
かかる本発明によれば発熱板の下面を、磁束の透過を妨げない耐熱ガラス底板で覆うことから、耐熱ガラス底板よりも下方のIHクッキングヒータで生成される磁束が耐熱ガラス底板を透過して、発熱板を効率良く電磁誘導加熱することができる。また耐熱ガラス底板は熱膨張係数が極めて低く、高温により変形しない。また発熱板の上方から油脂が垂れても耐熱ガラス底板で確実に受け止めて、トッププレートの汚染を防止することができる。なお枠部は耐熱ガラス底板の外縁部に単に積層されるものであってもよいが、好ましくは容易に分離しないように確りと取付固定されるとよく、より好ましくは接着剤等で接合されるとよい。
発熱板は耐熱ガラス底板の上面に接触してもよいが、本発明の好ましい実施形態として耐熱ガラス底板と発熱板の間に介挿されて発熱板を耐熱ガラス底板から離隔して支持するスペーサをさらに備える。かかる実施形態によれば耐熱ガラス底板と発熱板の間に空気層を設けて底板を発熱板の熱から保護することができる。
スペーサの配置場所は特に限定されず、例えばスペーサは枠部に形成されてもよい。また発熱板はスペーサに単に載せられるものであってもよいが、本発明の好ましい実施形態としてスペーサは、発熱板と係合する段差を有し、耐熱ガラス底板の上面に設けられて、発熱板を枠部の中心部に位置決めする。かかる実施形態によれば、発熱板が水平方向にずれないよう、発熱板を安定して支持することができる。
スペーサと耐熱ガラス底板の連結構造は特に限定されず、接着剤を用いてもよいし、あるいは連結具を用いてもよいが、本発明のさらに好ましい実施形態としてスペーサおよび耐熱ガラス底板を上下方向に貫通するボルトと、ボルトの軸部に螺合してスペーサおよび耐熱ガラス底板を互いに連結するナットをさらに備え、ボルトの頭部またはナットは、耐熱ガラス底板の下面から突出し、電磁誘導加熱装置のトッププレート上面と接触するための脚部を構成する。かかる実施形態によれば本発明のIH用調理器具が載せられる電磁誘導加熱装置と耐熱ガラス底板の間に隙間を確保して、電磁誘導加熱装置を底板の熱から保護することができる。本発明の他の実施形態として、IH用調理器具は脚部を備えず、耐熱ガラス底板が電磁誘導加熱装置に接触してもよい。本発明の他の実施形態として脚部はボルト以外の部品であってもよい。例えば枠部の一部を下方に膨らむよう変形させ、該膨らみ部分を脚部としてもよい。
本発明の一実施形態として枠部は、該枠部の中央開口へ突出して耐熱ガラス底板の外縁部と重なる板状の舌部を有し、スペーサと耐熱ガラス底板を連結するボルトは舌部をさらに貫通して枠部を耐熱ガラス底板に連結する。かかる実施形態によれば、枠部と耐熱ガラス底板の重なり面積を少なくしつつ互いに強固に固定することができる。
舌部は枠部に設けられるとよく、舌部の配置箇所は特に限定されない。本発明の一実施形態として枠部および耐熱ガラス底板は多角形であり、発熱板は枠部の中央開口よりも小さな円形であり、舌部は枠部の辺中央よりも端寄りに配設される。かかる実施形態によれば、枠部と発熱板の重なり面積を舌部のみにすることができ、枠部の中央開口を通過して発熱板に達する磁束量を増やすことができる。なお多角形の枠部は例えば矩形、正方形、あるいは三角形、五画形、あるいは他の等辺多角形である。耐熱ガラス底板も同様である。
好ましい実施形態として耐熱ガラス底板の下面に設けられる断熱層をさらに備える。かかる実施形態によれば、電磁誘導加熱装置を耐熱ガラス底板の熱から保護することができる。本発明の他の実施形態として、耐熱ガラス底板の下面が電磁誘導加熱装置の上面と接触ないし対向してもよい。
本発明の一実施形態として発熱板よりも上方に設置される石板をさらに備える。かかる実施形態によれば石板の上に肉片や野菜片等の被調理物を載せ、加熱された石板から放射される遠赤外線を利用して、被調理物を中まで確り加熱することができる。石板は例えば溶岩が冷えて固まった溶岩石、あるいはその他の火成岩、あるいは堆積岩、岩塩、陶磁器、あるいは無機紛体を焼結させた他のセラミックスからなる。
このように本発明によれば、発熱板のIH発熱効率を犠牲にすることなく発熱板の上方から垂れる油脂を受け止めることができる。IH用調理器具が高温により変形することを防止して、安心して使用できる。
本発明の一実施形態になるIH用調理器具を示す平面図である。 同実施形態を示す底面図である。 同実施形態を示す断面図である。 同実施形態を示す分解断面図である。 受け皿を取り出して示す分解図である。 スペーサを取り出して示す斜視図である。 本発明の他の実施形態になるIH用調理器具を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態になるIH用調理器具を示す平面図であり、理解を容易にするため紙面右側で石板を省略して表す。図2は同実施形態を示す底面図である。図3は、同実施形態を図1中の仮想直線III−IIIで切断し断面を矢印方向にみた状態を示す断面図である。図4は本実施形態の分解断面図である。図5は受け皿を取り出して示す分解図である。図6はスペーサを取り出して示す斜視図である。本実施形態のIH用調理器具10は、石板11と、発熱板12と、受け皿13とを備え、この順で上から下へ積層される。使用者はIH用調理器具10のクリーニングや収納のため、図4に示すように石板11と、発熱板12と、受け皿13の3部品を適宜、組み立てたり分解したりすることができる。
受け皿13は耐熱ガラス製の底板14、金属製の枠部15、およびスペーサ16を有し、IHクッキングヒータのトッププレート101上に水平に載せられる。本発明の理解を容易にするため図5には受け皿13を分解して示す。なお受け皿13の組み立ては生産工場で行われ、IH用調理器具10の使用者が受け皿13を分解したり組み立てたりすることを想定しない。底板14の板厚は2〜7mmの範囲に含まれる所定値であり、電磁誘導の磁束の透過を妨げ難い。このような条件を満足する底板14の材質は、金属元素以外の無機物、石英ガラス、結晶化ガラス、ほうけい酸ガラス等に分類される耐熱ガラスであり、具体的にはバイコール(商品名)、ネオセラム(商品名)、パイレックス(商品名、登録商標)、テンパックス(商品名)等である。
底板14は平坦な正方形であり、底板14の外縁部には正方形の枠部15が取付固定される。換言すると枠部15の中央開口15cは底板14によって閉塞される。中央開口15cは、家庭用および業務用IHクッキングヒータに設けられる誘導コイルの一般的な直径(20cm)よりも大きいか同程度の寸法が好ましい。枠部15は底板14から立ち上がる側壁15wを含み、底板14の全周を包囲する。
底板14と枠部15の固定は、図3に示すようにボルト17およびナット18の締結による。枠部15には、中央開口15cへ突出して底板14の外縁部と重なる板状の舌部15tが形成される。舌部15tは水平な半円状であり、枠部15の各辺に設けられる。また舌部15tは、各辺の中央ではなく各辺の端に寄るよう配設されるのが好ましい。各舌部15tには上下方向に貫通する孔が形成され、底板14の外縁部にも上下方向に貫通する孔が形成され、該孔をボルト17が通される。
図1に破線で示すように円形の発熱板12は、中央開口15cの中に完全に内包され、舌部15tを除いて枠部15と重ならない。枠部15は金属製であり、底板14を囲繞してこれを保護する。枠部15は衝撃に強く、例えばステンレス製あるいはアルミ製である。あるいは枠部15はポリイミド樹脂や、その他の耐熱樹脂等、熱に対しても比較的強いプラスチック材料であってもよい。
受け皿13に載置される発熱板12は、平坦な円板であり、電磁誘導により加熱される。発熱板12の材質は鉄を主成分とする金属あるいはカーボン製である。発熱板12の下面は受け皿13の底板14に覆われ、発熱板12の外周部は下方からスペーサ16に支持される。後述する石板11上に肉片等の被調理物を載せて加熱調理する際、発熱板12の温度は300℃〜400℃の高温に達する。
スペーサ16は、枠部15に固定される固定部16qと、固定部16qから枠部15の中央に向かって突出する突起部16pを有し、枠部15の各辺に配置される。固定部16qには上下方向に貫通する孔が形成され、該孔には前述したボルト17が通される。
固定部16qの上面には、ナット18を受け入れる六角形の凹部が形成される。ボルト17は頭部を下に、軸部を上にして、下方から枠部15と底板14とスペーサ16を順次貫通し、スペーサ16を上向きに貫通するボルト17の先端に上方からナット18が締め込まれる。これにより底板14は複数個所で枠部15に固定され、各ボルト17はスペーサ16を底板14の上面に固定する。ボルト17の頭部17bは、枠部15から下方に突出し、図3に示すようにトッププレート101に当接して、受け皿13の脚部を構成する。
スペーサ16は、陶磁器、無機紛体を焼結させたセラミックス、その他の耐熱材料からなり、高温になる発熱板12によって変質しない材質が選定される。
スペーサ16の突起部16pは底板14と発熱板12の間に介挿されて、発熱板12を底板14から離隔して支持する。なお突起部16pは固定部16qよりも低く、スペーサ16の上面には、突起部16pと固定部16qの境界で段差16sが形成される。各スペーサ16の段差16sは枠部15の中央に指向し、発熱板12の外周と係合して、発熱板12を枠部15の中心に位置決めする。そして枠部15の側壁15wは、発熱板12の外周から間隔を空けて立ち上がり、発熱板12を囲繞する。発熱板12をスペーサ16に載置した状態で、発熱板12の下面は隙間を介して底板14の上面と対面し、発熱板12の上面は側壁15wよりも低い位置にされる。
スペーサ16の突起部16pには発熱板12の外周部が載置される。突起部16pの上面には、図6に示すように窪み16cが形成される。これにより突起部16pの上面と発熱板12の下面との接触面積が少なくなり、高温になる発熱板12からスペーサ16への熱伝導を少なくすることができる。
石板11は多孔質の溶岩石を正方形の板に削り出したものであり、発熱板12の上面に載置される。あるいは石板11は他の種類の岩石であってもよく、あるいは陶磁器等、無機紛体を焼結させたセラミックス板であってもよい。石板11は所定の厚みを有し、発熱板12の上面に載置された状態で、石板11の上面は側壁15wよりも高い位置にされるのが好ましい。
発熱板12に載置された石板11は発熱板12よりも大きいため、石板11の縁部がスペーサ16を覆っている。ただし図3に示すよう発熱板12の厚みが段差16sの上下寸法よりも大きく、発熱板12の上面がスペーサ16の固定部16qの上端面よりも高い位置にあるため、石板11の縁部の下面は固定部16qの上端面と隙間を介して対面する。これにより石板11をスペーサ16から離隔して、高温になる石板11からスペーサ16への熱伝導を少なくすることができる。これに対しかかる熱伝導を許容するのであれば、図示はしなかったが石板11がスペーサ16に触れてもよい。
本実施形態のIH用調理器具10は、図1に示すようにIHクッキングヒータのトッププレート101に載せられた状態で、誘導コイルで生成される交番磁界が貫通し、発熱板12が電磁誘導作用により加熱される。そして発熱板12に載せられた石板11が高温になり、石板11の上面に載せられる肉片や野菜片等の被調理物(図示せず)を加熱調理する。これに対し発熱板12と底板14の間には隙間が介在し、底板14が高温になることを抑制する。また受け皿13が脚部(頭部17b)を有することから、底板14とトッププレート101の間に隙間を確保して、トッププレート101を受け皿13の熱から保護することができる。また枠部15の側壁15wは間隔を空けて発熱板12の外周を囲繞するため、枠部15の温度は上昇し難く、発熱板12のように高温にならない。
側壁15wは間隔を空けて石板11の外縁部を囲繞する。石板11上面の被調理物から出る油脂や煮汁等の液体は、側壁15wと石板11の間を通って流下し、受け皿13全体で受け止められる。
ところで本実施形態によれば、ガラス製の底板14で発熱板12の下面を覆うことから、発熱板12の上方から垂れてくる被調理物の油脂、液体等を受け止めることができ、トッププレート101の汚染を防止することができる。しかも底板14はケイ素(Si)を主成分とする無機物であるため、IH発熱効率が犠牲になり難い。
また本実施形態によれば、底板14と発熱板12の間に介挿されて発熱板12を底板14から離隔して支持するスペーサ16をさらに備えることから、発熱板12の熱が底板14に伝導することを抑制できる。
また本実施形態によれば、図1に破線で示すように円形の発熱板12は、中央開口15cの中に完全に内包され、舌部15tを除いて枠部15と重ならない。
なお図には示さなかったが、石板11に代えて、発熱板12の上面にアルミ鍋、土鍋、ガラス容器等、電磁誘導加熱不可能な調理容器を載置してもよい。これにより電磁誘導加熱不可能な調理容器の中の被調理物を加熱調理することができる。
次に本発明の他の実施形態を説明する。図7は他の実施形態を示す断面図であり、紙面左側が組み立てた状態を示し、紙面右側が分解状態を示す。他の実施形態につき、前述した実施形態と共通する構成については同一の符号を付して説明を省略し、異なる構成について以下に説明する。図7の実施形態では、底板14の下面に設けられる断熱層19をさらに備える。
断熱層19は、枠部15よりも熱伝導率が低い材料、例えば多孔質の樹脂や、シリカバルーン等の無機発泡粒子を互いに接着固定した素材や、シリカ繊維等の無機繊維を絡ませたり縫い合わせたりした素材等で形成される。
断熱層19が中央開口15cを閉塞し、底板14が枠部15の上側に設けられることから、トッププレート101は底板14と接触しない。これにより断熱層19は、底板14の熱がトッププレート101に伝導することを抑制する。
以上、図面を参照してこの発明の実施の形態を説明したが、この発明は、図示した実施の形態のものに限定されない。図示した実施の形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明になるIH用調理器具は、電磁誘導加熱装置によって誘導加熱される調理容器として有利に利用される。
10 IH用調理器具、 11 石板、 12 発熱板、
13 受け皿、 14 底板、 15 枠部、 15c 中央開口、
15t 舌部、 15w 側壁、 16 スペーサ、
16p 突起部、 16q 固定部、 17 ボルト、
18 ナット、 19 断熱層、 101 トッププレート。

Claims (8)

  1. 電磁誘導により加熱される発熱板と、
    前記発熱板の下面を覆う耐熱ガラス底板と、
    前記耐熱ガラス底板の外縁部に設けられて前記発熱板を囲繞する枠部とを備える、IH用調理器具。
  2. 前記耐熱ガラス底板と前記発熱板の間に介挿されて前記発熱板を前記耐熱ガラス底板から離隔して支持するスペーサをさらに備える、請求項1に記載のIH用調理器具。
  3. 前記スペーサは、前記発熱板と係合する段差を有し、前記耐熱ガラス底板の上面に設けられて、前記発熱板を前記枠部の中心部に位置決めする、請求項2に記載のIH用調理器具。
  4. 前記スペーサおよび前記耐熱ガラス底板を上下方向に貫通するボルトと、前記ボルトの軸部に螺合して前記スペーサおよび前記耐熱ガラス底板を互いに連結するナットをさらに備え、
    前記ボルトの頭部または前記ナットは、前記耐熱ガラス底板の下面から突出し、電磁誘導加熱装置のトッププレート上面と接触するための脚部を構成する、請求項3に記載のIH用調理器具。
  5. 前記枠部は、該枠部の中央開口へ突出して前記耐熱ガラス底板の外縁部と重なる板状の舌部を有し、
    前記ボルトは前記舌部をさらに貫通して前記枠部を前記耐熱ガラス底板に連結する、請求項4に記載のIH用調理器具。
  6. 前記枠部および前記耐熱ガラス底板は多角形であり、
    前記発熱板は前記枠部の中央開口よりも小さな円形であり、
    前記舌部は前記枠部の辺中央よりも端寄りに配設される、請求項5に記載のIH用調理器具。
  7. 前記耐熱ガラス底板の下面に設けられる断熱層をさらに備える、請求項1〜6のいずれかに記載のIH用調理器具。
  8. 前記発熱板よりも上方に設置される石板をさらに備える、請求項1〜7のいずれかに記載のIH用調理器具。
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