JP2016195480A - ワイヤハーネスの製造方法 - Google Patents

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秀典 岸沢
Shusuke Kishizawa
秀典 岸沢
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Abstract

【課題】結束部材ガイド部がプロテクタの周囲のうち一部のみに形成される場合でも、結束作業を容易にかつ確実に実行できるワイヤハーネスの製造方法を実現する。【解決手段】筒状ガイド部55の一方側の領域内に結束バンド14の横ずれを規制する一部の側方ガイド面52a、52bを形成するプロテクタ本体33と、筒状ガイド部55の他方側の蓋部材35と、一方側の領域内に湾曲ガイド面61と残部の側方ガイド面とを形成する係合部材16を準備し、蓋部材35と周方向に隣接するプロテクタ本体33に対して係合部材16を係合させ、筒状ガイド部55の一方側に、一方側の結束面51、湾曲ガイド面61、一部および残部の側方ガイド面52a、52b等を有する湾曲した作業時案内通路70を形成し、結束バンド14を前方側に折り返すよう湾曲させて結束する。【選択図】図1

Description

本発明は、ワイヤハーネスの製造方法に関し、特に、電線を保護するプロテクタを外装するとともにそのプロテクタを構成する複数のプロテクタ部材を結束部材で結束するワイヤハーネスの製造方法に関する。
車両に搭載されるワイヤハーネスを製造する際に、その配索区間の一部をプロテクタにより取り囲んで保護することが多い。また、プロテクタは、通常、凹状の横断面を有するプロテクタ本体と蓋部材とによって筒状をなしているが、その筒状の開口縁部の口開き防止等のために、プロテクタ本体および蓋部材を結束することがある。
この種のプロテクタを外装するワイヤハーネスの製造方法としては、例えばプロテクタの開口端部からプロテクタ本体の側壁を軸方向に突出させて、その突出部にロック部付の筒状ガイド部を一体に設けておき、その筒状ガイド部に結束バンドを抜け止め可能に挿入することで、電線群をプロテクタに固定する結束バンドを電線長さ方向およびバンド長さ方向(電線束の周方向)への移動を規制するものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、プロテクタ本体の側壁にワイヤハーネスのハーネスの軸線方向と直交する周方向に延びる結束部材ガイド用のガイド溝および凸条を設けておき、そのガイド溝等を利用して結束作業することにより、結束バンドによる結束作業の作業性および確実性の向上を図ったものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平7−95714号公報 特開2001−208201号公報
しかしながら、前述のような従来のワイヤハーネスの製造方法にあっては、筒状の軸線が屈曲した筒壁形状を有する場合等に、プロテクタを成形する金型の開閉方向に対して結束部分である開口端部が傾斜することになる。その場合、結束部材を周方向にガイドするガイド溝やガイドリブを周方向の広範囲に形成したり、比較的長い筒状ガイド部等を形成したりすると、アンダーカット部ができてしまい、成形金型にスライド機構等が必要になるため、プロテクタおよびそれを外装するワイヤハーネスの製造コストが高くなる。
一方、結束部材を周方向にガイドするガイド溝やガイドリブを周方向の一部にのみ形成したり結束部材を通す筒状ガイド部を短くしたりすることで、アンダーカット部ができないようにすると、成形用の金型構造を簡素にでき、プロテクタおよびそれを外装するワイヤハーネスの製造コストを抑えることができる。
しかし、その場合、プロテクタの開口端部の周囲における結束部材のガイド範囲が狭くなり、結束作業性やその確実性が損なわれ易くなるという問題が生じてしまう。
これに対し、図板上に電線を布線しつつワイヤハーネスを組み立てる段階で、その図板上に、開口端部の結束作業時にその結束部材をプロテクタのガイド溝やガイドリブ等と協働して案内するガイド治具を設置しておくことが考えられる。
しかし、電線束を挿通させたプロテクタを結束部材のガイドが可能な程度に高い精度で図板上に位置決め配置することは容易でなく、また、そのガイドのために作業空間や結束部材の視認性が低下してしまい、結束作業性が低下してしまうという問題が残る。
本発明は、このような従来の未解決の課題を解決すべくなされたものであり、結束部材をガイドするガイド部がプロテクタの周囲のうち一部のみに形成される場合でも、開口端部の結束作業を容易にかつ確実に実行できるワイヤハーネスの製造方法を実現し、低コストのワイヤハーネスを提供可能にすることを目的とする。
本発明に係るプロテクタは、上記目的達成のため、電線束の外周方向に隣り合う複数のプロテクタ部材によって前記電線束の曲げ位置を含む長さ方向の特定区間を取り囲むプロテクタを形成するとともに、前記複数のプロテクタ部材を結束部材によって結束するワイヤハーネスの製造方法であって、前記複数のプロテクタ部材として、前記電線束の外周方向の第1の領域の全域にわたって前記結束部材の巻付けが可能な一方側の結束面を形成するとともに、前記第1の領域の一部にのみ前記電線束の長さ方向における前記結束部材の移動を規制する一部の側方ガイド面を形成する第1のプロテクタ部材と、前記外周方向の第2の領域内の全域に前記結束部材が巻き付けられる他方側の結束面を形成する第2のプロテクタ部材と、前記外周方向で前記第1の領域と前記2の領域との間に位置する第3の領域内に前記結束部材を前記外周方向に貫通させる筒状ガイド部を形成するとともに、前記第1のプロテクタ部材と前記第2のプロテクタ部材とのうちいずれか片方のプロテクタ部材に一体に形成された第3のプロテクタ部材と、をそれぞれ準備するとともに、前記第1の領域内に、前記第1のプロテクタ部材の前記一方側の結束面に対面する湾曲ガイド面と前記第1の領域の残部に前記電線束の長さ方向における前記結束部材の移動を規制する残部の側方ガイド面とを形成するよう、前記第1のプロテクタ部材および前記第3のプロテクタ部材に対して離脱可能に係合し保持される係合部材を準備しておき、前記第1のプロテクタ部材、前記第2のプロテクタ部材および前記第3のプロテクタ部材を前記電線束の外周方向に隣り合うように配置し、前記第1のプロテクタ部材および前記第3のプロテクタ部材に対し前記係合部材を離脱可能に係合させて、前記筒状ガイド部の一方側に、前記一方側の結束面、前記湾曲ガイド面、前記一部の側方ガイド面および前記残部の側方ガイド面を有する湾曲した作業時案内通路を形成した後、前記結束部材を、前記筒状ガイド部の他方側から前記筒状ガイド部に挿入し、前記筒状ガイド部の一方側の湾曲した前記作業時案内通路を通して、前方側に折り返すように湾曲させ、前記結束部材の両端部を前記筒状ガイド部の他方側で結束することを特徴とする。
この構成により、本発明では、電線束の特定区間を取り囲む筒形状のプロテクタの第1および第3のプロテクタ部材に対し係合部材を係合させると、筒状ガイド部の一方側に、一方側の結束面、湾曲ガイド面、一部および残部の側方ガイド面を有する湾曲した作業時案内通路が形成される。そして、筒状ガイド部の他方側を作業空間として、筒状ガイド部に結束部材を挿入していくと、結束部材が、筒状ガイド部の一方側の湾曲した作業時案内通路に案内され、プロテクタの結束部位に対して良好な結束位置および結束姿勢をとりつつ前方側に折り返すように湾曲する。したがって、成形型の型構造簡素化等のために結束部材の側方ガイド部がプロテクタの周囲のうち一部のみに形成される場合であっても、プロテクタの結束作業を容易にかつ確実に実行できる製造方法を実現できる。
本発明のワイヤハーネスの製造方法においては、前記筒状ガイド部の前記他方側に位置する前記筒状ガイド部の入口側の端面に係止されたときに、前記第1のプロテクタ部材および前記第3のプロテクタ部材に対する前記係合部材の離脱方向の移動を規制する係止爪を、前記係合部材に設けておき、前記第1のプロテクタ部材および前記第3のプロテクタ部材に対して前記係合部材を離脱可能に係合させるときに、前記係止爪を前記筒状ガイド部の入口側の端面に係止させ、前記結束部材を結束するとき、該結束部材の結束部位を前記筒状ガイド部の入口側の端面に接近させて、前記係止爪を前記筒状ガイド部の入口側の端面から離脱させるようにしてもよい。
このようにすると、係合部材を取り外すためだけの作業が不要になり、作業工数を削減できることになる。
本発明のワイヤハーネスの製造方法においては、前記係合部材を、前記第1のプロテクタ部材の端部を収納する略U字形に形成しておき、前記作業時案内通路を略U字形に湾曲させるのがよい。
このようにすると、係合部材を筒状ガイド部および作業時案内通路に挿入するだけで、結束部材をプロテクタの結束部位に対して良好な結束位置および結束姿勢に案内することができ、プロテクタの前面側の作業空間内で係合部材の両端部を容易に接近させることができる。したがって、結束作業の作業性および確実性をより向上させることができる。
本発明によれば、結束部材をガイドするガイド部がプロテクタの周囲のうち一部のみに形成される場合でも、プロテクタの結束作業を容易にかつ確実に実行できるワイヤハーネスの製造方法を実現することができ、低コストのワイヤハーネスを提供可能にすることができる。
本発明の第1の実施の形態に係るワイヤハーネスの製造方法によって製造されるワイヤハーネスのプロテクタの開口端部付近の一部破砕断面を含む要部側面図である。 (a)は、本発明の第1の実施の形態に係るプロテクタの開口端部付近を示す要部上面図、(b)は、そのプロテクタの開口端部付近を示す要部端面図である。 (a)は、本発明の第1の実施の形態に係るワイヤハーネスの製造方法に用いる係合部材の外則面図、(b)は、(a)のB3−B3断面図、(c)は、その係合部材の内側面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るワイヤハーネスの製造方法に用いる係合部材の外観斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係るワイヤハーネスの製造方法によって製造されるワイヤハーネスのプロテクタの開口端部付近を示す部分拡大側面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るワイヤハーネスの製造方法で使用されるプロテクタの開口端部付近に結束バンドを挿入した状態を示す部分拡大斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係るワイヤハーネスの製造方法で使用される結束部材の結束部位によって係合部材の係止爪を離脱させるときの状態を示す部分拡大斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係るワイヤハーネスの製造方法によって製造されるワイヤハーネスのプロテクタの開口端部付近の外観斜視図である。 (a)は、本発明の第2の実施の形態に係るワイヤハーネスの製造方法に用いる係合部材の外則面図、(b)は、(a)のB9−B9断面図、(c)は、その係合部材の内側面図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1ないし図8は、本発明の第1の実施の形態に係るワイヤハーネスの製造方法を実施するワイヤハーネスおよびそのプロテクタを示している。
図1ないし図3に示すように、本実施形態のワイヤハーネス10は、それぞれ絶縁被覆された複数本の電線11を含む電線束12と、その電線束12の長さ方向の特定区間Zに外装されたプロテクタ13と、プロテクタ13の所定の結束部位である一端側の開口端部31に装着された結束バンド14とを有している。
ワイヤハーネス10は、複数の電線11に図示しない複数の接続端子やコネクタ等を装着してユニット化したものであり、車両に搭載される電装機器を電源や制御機器等に接続できるように構成されている。
複数の電線11は、それぞれ内部の線状の導体11aと、導体11aを囲む筒状の被覆11bとを有しており、導体11aは、例えば複数本の軟銅線を撚り合わせた円形より線で構成されている。勿論、より線でなく単線の芯線として構成されてもよい。被覆11bは、例えばポリ塩化ビニルまたはポリエチレン等を主体とする樹脂(合成樹脂)製の円筒形の絶縁材で構成されている。
電線束12は、複数の電線11を例えば絶縁テープで所定間隔を隔てて束ねたもの、あるいは絶縁テープを螺旋状に粗く巻き付けたもの、あるいは、プロテクタ13により経路規制されるばらばらの電線群のいずれかである。
プロテクタ13は、一端側の開口端部31と、開口端部31に対し中心軸線が交差する直管状の主要部32とを含んで構成されており、例えば主要部32が他端まで続いている。
また、このプロテクタ13は、凹状の横断面形状、例えば略U字形状の横断面形状を有するプロテクタ本体33(第1のプロテクタ部材)と、このプロテクタ本体33と共に電線束12を挿通可能な挿通孔34を形成する蓋部材35(第2のプロテクタ部材)とによって構成されており、ワイヤハーネス10の特定区間Zを取り囲みつつ保護するようになっている。
プロテクタ本体33は、例えばポリプロピレンやナイロン樹脂等の合成樹脂により形成されており、プロテクタ本体33および蓋部材35を少なくとも1つヒンジ結合部36(図8参照)を介して一体に射出成形したものとなっている。
また、プロテクタ本体33は、図2(b)中の上方側に開く略U字形横断面の電線収納溝33aを有しており、その電線収納溝33aの両側壁33b、33cの同図中の上端縁部33d、33eは、電線束12の長さ方向の所定の曲げ位置Pで屈曲している。
そして、蓋部材35の回動端側には、互いに嵌合するいわゆるスナップフィット構造の複数の係止爪部37および係止凹部38が、プロテクタ本体33および蓋部材35にそれぞれ一体に設けられている。蓋部材35は、例えばポリプロピレンやナイロン樹脂等の絶縁性の合成樹脂により形成されているが、プロテクタ本体33と相違する材料で形成されてもよい。
蓋部材35は、一端側の開口端部31付近の上方で電線収納溝33aの一部を覆う一端側蓋部35aと、主要部32の上方で電線収納溝33aの残部を覆う他端側蓋部35bと、一端側蓋部35aおよび他端側蓋部35bの間に相対的に薄肉にかつ電線長さ方向におけるその中央側で最も薄肉に形成された中間ヒンジ結合部35cとを有している。
また、プロテクタ本体33および蓋部材35には、ヒンジ結合部36から離間する位置で互いに嵌合する、いわゆるスナップフィット構造の複数の係止爪部37および係止凹部38がそれぞれ一体に設けられている。
もっとも、プロテクタ本体33および蓋部材35は、互いに別体に成形されてもよく、その場合、複数のヒンジ結合部36に代えて、係止爪部37および係止凹部38と同様な別の係止爪部および係止凹部とが設けられる。
図1ならびに図2(a)および図2(b)に示すように、一端側の開口端部31に対応するプロテクタ本体33の一端部付近には、電線束12の外周方向の第1の領域R1の全域にわたって結束バンド14の巻付けが可能な一方側の結束面51が形成されている。
また、プロテクタ本体33の一端部付近には、第1の領域R1のうち一部である平行側面範囲R1aおよび最下面範囲R1b内にのみ、電線束12の長さ方向における結束バンド14の移動、すなわち、横ずれを規制する一部の側方ガイド面52a、52bが形成されている。
さらに、蓋部材35の外面側には、電線束12の外周方向で第1の領域R1とは離間する第2の領域R2内の全域に及んで、結束バンド14が巻き付けられる他方側の結束面53と、この他方側の結束面53の両側方で周方向に延びる平行な一対のガイドリブ54とが一体に設けられている。
さらに、一端側の開口端部31付近のプロテクタ本体33の上端部33fには、電線束12の外周方向で第1の領域R1と第2の領域R2との間に位置する第3の領域R3内に、結束バンド14を外周方向に貫通させる筒状ガイド部55が一体に設けられている。
この筒状ガイド部55を形成するプロテクタ本体33の上端部33fは、第1および第2のプロテクタ部材であるプロテクタ本体33および蓋部材35のうちいずれか片方、例えばプロテクタ本体33に一体に形成された第3のプロテクタ部材を構成している。
一方、プロテクタ13の一端側の開口端部31の近傍における第1の領域R1内には、プロテクタ本体33およびこれと一体の上端部33f(第3のプロテクタ部材)に対して離脱可能に係合し保持される、略U字形状の係合部材16が設けられている。
図3ないし図5に示すように、係合部材16は、プロテクタ本体33に保持されるときにプロテクタ本体33の一方側の結束面51に対面する湾曲ガイド面61と、第1の領域R1の残部となる湾曲面範囲R1c内で電線束12の長さ方向における結束バンド14の移動を規制する残部の側方ガイド面62a、62bとを有している。係合部材16は、例えば簡易型により成形した樹脂部品でもよいし、削り出した部品でもよい。
係合部材16は、図1、図5および図6に示すように、プロテクタ13の一端側の開口端部31に対応するプロテクタ本体33に係合するとき、プロテクタ本体33と共に、図5中の筒状ガイド部55の下方側である一方側に、一方側の結束面51、湾曲ガイド面61、一部の側方ガイド面52a、52bおよび残部の側方ガイド面62a、62bを有する湾曲した作業時案内通路70を形成するようになっている。
結束バンド14は、結束時に内周面または外周面となる片面側、例えば内周面側にセレーション状の結束係止用の凹凸形状部分(詳細図示せず)を有する帯状体で、先端側で多少小幅および薄肉になる一端側のバンド部14bと、バンド部14bを抜止め可能に挿入することができる他端側の結束用のロックヘッド部14hとを有する公知のものである。
この結束バンド14は、筒状ガイド部55の上端開口55a側(他方側)から筒状ガイド部55に挿入され、筒状ガイド部55の下端側に形成された作業時案内通路70を通して、筒状ガイド部55の上端開口55a側に折り返すように湾曲可能な程度の曲げ剛性あるいは可撓性を有している。そして、筒状ガイド部55の上端開口55a側に開放空間として形成される作業空間内で、結束バンド14の両端部が結束される。
また、係合部材16には、筒状ガイド部55の上端開口55a側に位置する筒状ガイド部55の入口側の端面55fに係止されたときに、プロテクタ本体33に対する係合部材16の離脱方向の移動を規制する鉤状の係止爪65が設けられている。
そして、プロテクタ本体33に対して係合部材16を離脱可能に係合させるときに、係止爪65を筒状ガイド部55の入口側の端面55fに係止させ、結束バンド14を結束するとき、その結束バンド14の結束部位となるロックヘッド部14hを筒状ガイド部55の入口側の端面55fに接近させて、係止爪65を筒状ガイド部55の入口側の端面55fから離脱させることができるようになっている。
なお、プロテクタ13の主要部32に対応するプロテクタ本体33の下端側には、電線長さ方向に延びる平行な一対のリブ39a、39bが所定間隔を隔てて設けられている。
次に、本実施形態におけるワイヤハーネスの製造方法、特に電線束12へのプロテクタ13の外装作業の手順について説明する。
この外装作業は、基本的には、電線束12の外周方向に隣り合うプロテクタ本体33および蓋部材35によって、電線束12の曲げ位置Pを含む長さ方向の特定区間Zを取り囲むプロテクタ13を形成するとともに、プロテクタ13の一端側の開口端部31の近傍でプロテクタ本体33および蓋部材35を結束バンド14によって結束するものである。
具体的には、まず、その外装作業前の準備工程で、プロテクタ本体33および蓋部材35として、前述のように形成された所定形状の上端部33fを有するプロテクタ本体33および蓋部材35と、結束バンド14と、係合部材16とを、それぞれ準備する。
また、予め接続端子等が装着された複数の電線11を準備するとともに、必要に応じて絶縁テープ等により接続先や機能毎に束ねてサブハーネス化しておく。
ワイヤハーネス組立用の図板には、電線保持用の複数の治具類と併せて、それら治具類により図板上の所定高さに支持される複数の電線11をプロテクタ本体33の電線収納溝33a内に収納できるように、プロテクタ本体33を図板面上の所定位置および高さに位置決め可能に載置する台座を設置しておく。なお、プロテクタ本体33の設置姿勢は、蓋部材35をプロテクタ本体33に対して側方側に開いた傾斜姿勢または下側に開いた横向き等であってもよい。
次いで、図板上に複数の電線11を布線して電線束12を作製するとともに、その電線束12の複数の電線11をプロテクタ本体33の電線収納溝33a内に収納する。
次いで、プロテクタ本体33の電線収納溝33a上を閉じるように蓋部材35を移動させ、複数の係止爪部37および係止凹部38を係合させて、蓋部材35をプロテクタ本体33に固定する。
すなわち、電線束12の特定区間Zの周囲に、プロテクタ本体33および蓋部材35(複数のプロテクタ部材)を電線束12の外周方向に隣り合うように配置する。
このとき、プロテクタ本体33の外周側において、電線束12の外周方向の第1の領域R1の全域にわたって結束バンド14の巻付けが可能な一方側の結束面51を形成するとともに、第1の領域R1の一部にのみ電線束12の長さ方向における結束バンド14の移動を規制する一部の側方ガイド面52a、52bを形成することになる。
また、蓋部材35の外周側に、その外周方向の第2の領域R2内の全域に結束バンド14が巻き付けられる他方側の結束面53を形成するとともに、第1の領域R1と第2の領域R2との間に位置する第3の領域R3内に筒状ガイド部55を形成することになる。
次いで、あるいは、蓋部材35をプロテクタ本体33に固定するまでの間に、プロテクタ本体33に対して係合部材16を装着する。
具体的には、係合部材16を図1に仮想線で示す下方側位置から実線で示す位置に向って矢印Dm方向に移動させて、プロテクタ13の一端側の開口端部31の近傍に係合させるとともに、鉤状の係止爪65を筒状ガイド部55の入口側の端面55fに係止させる。なお、図1においては、係合部材16の鉤状の係止爪65付近の真直部分を図示する一方、湾曲ガイド面61を形成する湾曲部分を一部破砕させた断面で示している。
係合部材16を一端側の開口端部31の近傍に係合させると、第1の領域R1内に、プロテクタ本体33の一方側の結束面51に対面する湾曲ガイド面61と、図2(b)に示す左右の湾曲面範囲R1c内で結束バンド14の電線長さ方向への移動を規制する残部の側方ガイド面62a、62bとを形成することになる。
また、このとき、係合部材16をプロテクタ本体33に対して離脱可能に係合せることで、筒状ガイド部55の一方側に、一方側の結束面51、湾曲ガイド面61、一部の側方ガイド面52a、52bおよび残部の側方ガイド面62a、62bを有する湾曲した作業時案内通路70を形成することになる。
係合部材16は、予め一端側の開口端部31に対応するプロテクタ本体33の端部を収納する略U字形に形成されているので、このとき、作業時案内通路70は略U字形に湾曲した状態となる。
次いで、図2(b)における一端側の開口端部31の上方側の空間を作業空間として、結束バンド14を、筒状ガイド部55に対して図1の矢印Di方向に挿入する。そして、図5および図6に示すように挿入された結束バンド14のバンド部14bを、筒状ガイド部55の一方側の作業時案内通路70を通して前方側に折り返すように湾曲させる。
次いで、結束バンド14を更に挿入し、そのバンド部14bの先端部を一端側の開口端部31の上方側に突出させた後、その先端部を結束バンド14のロックヘッド部14hに抜け止め可能に挿入することで、結束バンド14の両端部を筒状ガイド部55の作業空間側で結束する。
ところで、係合部材16をプロテクタ本体33に対して離脱可能に係合せたとき、鉤状の係止爪65が筒状ガイド部55の入口側の端面55fに係止され、上端部33fを一体に有するプロテクタ本体33に対する係合部材16の離脱方向の移動が規制されている。
そこで、図7に示すように、結束バンド14の結束に際しては、結束バンド14を締め付けるのと同時に、結束バンド14の結束部位であるロックヘッド部14hを筒状ガイド部55の入口側の端面55fに接近させて、鉤状の係止爪65を筒状ガイド部55の入口側の端面55fから離脱させる。
ロックヘッド部14hを筒状ガイド部55の入口側の端面55fに接近させると、係合部材16は、筒状ガイド部55の入口側の端面55fから離脱する図2(b)の右方向に開くように撓んだ状態となる。そして、鉤状の係止爪65の上面65aは傾斜しているので、鉤状の係止爪65が入口側の端面55fから離脱すると、即座に、係合部材16が弾性回復しながら図1中の矢印Dm方向とは逆向きの離脱方向に移動し、自重によりプロテクタ本体33から外れるか、それに近い程度に容易に取り外せる状態となる。
図8に示すように、係合部材16がプロテクタ13の一端側の開口端部31から外れると、ワイヤハーネスの電線束12に対するプロテクタ13の外装作業が完了する。
次に、作用について説明する。
上述のような本実施の形態のワイヤハーネスの製造方法では、プロテクタ本体33および蓋部材35によって電線束12の特定区間Zを取り囲むプロテクタ13を形成し、そのプロテクタ本体33に対し係合部材16を係合させると、筒状ガイド部55の一方側に、一方側の結束面51、湾曲ガイド面61、一部および残部の側方ガイド面52a、52b、62a、62bを有する湾曲した作業時案内通路70が形成される。
そして、筒状ガイド部55の他方側を作業空間として、筒状ガイド部55に結束バンド14を挿入していくと、結束バンド14が、筒状ガイド部55の一方側の作業時案内通路70に案内され、プロテクタ13の一端側の開口端部31に対して良好な結束位置および結束姿勢をとりつつ前方側に折り返すように湾曲する。
これにより、湾曲した結束バンド14の両端部が筒状ガイド部55の上方側(前方側)の作業空間内に位置することになり、結束バンド14による一端側の開口端部31の結束作業が非常に容易になる。
その結果、成形金型の型構造簡素化等のために結束バンド14の側方ガイド部が、一部の側方ガイド面52a、52bのように開口端部31の周囲のうち一部のみに形成される場合でも、開口端部31の結束作業を容易にかつ確実に実行できる。
また、本実施形態では、プロテクタ本体33に係合部材16を係合させるときに鉤状の係止爪65を筒状ガイド部55の入口側の端面55fに係止させておき、結束バンド14の結束部位をその入口側の端面55fに接近させて鉤状の係止爪65を離脱させるので、係合部材16を取り外すためだけの作業が不要になり、作業工数が削減される。
さらに、本実施形態では、係合部材16およびプロテクタ本体33の一端部をそれぞれ略U字形に形成しておき、作業時案内通路70を略U字形に湾曲させるので、係合部材16を筒状ガイド部55および作業時案内通路70に挿入するだけで、結束バンド14をプロテクタ13の開口端部31に対して良好な結束位置および結束姿勢に案内しながら、プロテクタ13の前面側の作業空間内で係合部材16の両端部を容易に接近させることができる。したがって、結束作業の作業性および確実性をより向上させることができる。
このように、本実施形態において、結束バンド14をガイドするガイド部がプロテクタ13の開口端部31の周囲のうち一部のみに形成される場合でも、開口端部31の結束作業を容易にかつ確実に実行できるワイヤハーネスの製造方法を実現できる。その結果、低コストのワイヤハーネスを提供可能にすることができる。
(第2の実施の形態)
図9は、本発明の第2の実施の形態に係るワイヤハーネスの製造方法に用いる係合部材を示している。
本実施系形態は、上述の第1の実施の形態の係合部材16に代えて、それとは形状が異なる係合部材17を用いるものであるが、それ以外は第1の実施の形態と同様である。
すなわち、第1の実施の形態における係合部材16に代えて本実施形態の係合部材17を用いる以外は、電線束12へのプロテクタ13の外装作業の手順も全く同様である。
図9に示すように、係合部材17は、プロテクタ本体33に保持されるときにプロテクタ本体33の一方側の結束面51に対面する湾曲ガイド面71と、第1の領域R1の残部となる湾曲面範囲R1c内で電線束12の長さ方向における結束バンド14の移動を両側方から規制する各一対の残部の側方ガイド面72a、72bとを有している。
この係合部材17は、第1の実施の形態の係合部材16と同様に、プロテクタ13の一端側の開口端部31に対応するプロテクタ本体33に係合するとき、プロテクタ本体33と共に、筒状ガイド部55一方側に、一方側の結束面51、湾曲ガイド面61、一部の側方ガイド面52a、52bおよび残部の側方ガイド面62a、62bを有する湾曲した作業時案内通路70を形成するようになっている。
一方、第1の実施の形態の係合部材16がプロテクタ13の一端側の開口端部31に対する装着姿勢を多少変化させることができ、作業者が係合部材16と開口端部31の端面を揃えるように保持したり台座でガイドしたりできる形状となっていたのに対して、係合部材17は、開口端部31の外壁面形状に対応する内面および側面形状を有しており、一端側の開口端部31に対する装着姿勢が一定になるように形成されている。
具体的には、係合部材17は、湾曲ガイド面71を形成する湾曲部側で、一部の側方ガイド面52a、52bによって電線長さ方向の一方側への移動を3箇所で規制され、一方側の結束面51に対し電線長さ方向の他方側に隣接するプロテクタ本体33の段差面33gによって、電線長さ方向の他方側の移動が、係合部材17のプロテクタ本体33に対する着脱を容易にする程度の微小範囲内に制限されるようになっている。
また、係合部材17には、筒状ガイド部55の上端開口55a側に位置する筒状ガイド部55の入口側の端面55fに係止されたときに、プロテクタ本体33に対する係合部材17の離脱方向移動を規制する鉤状の係止爪75が設けられている。この係止爪75は、第1の実施の形態における係合部材16の係止爪65と同一の形状を有している。
本実施の形態においても、結束バンド14をガイドするガイド部がプロテクタ13の開口端部31の周囲のうち一部のみに形成される場合でも、開口端部31の結束作業を容易にかつ確実に実行できるワイヤハーネスの製造方法を実現できる。その結果、低コストのワイヤハーネスを提供可能にすることができる。
なお、上述の各実施の形態では、複数のプロテクタ部材を凹状横断面のプロテクタ本体33と蓋部材35で構成していたが、複数のプロテクタ部材は、3つ以上の分割筒状をなしていてもよく、円弧状の横断面を有していてもよいことはいうまでもない。また、結束バンド14がプロテクタ13の一端側の開口端部31の外周に巻き付くものとしたが、結束部位が一端部に限定されるものではないし、プロテクタ13の長手方向の複数箇所に結束部位が設定されてもよいことはいうまでもない。もっとも、本発明は一端側の開口端部31のように側方ガイド部の配置が金型構造面から制約された低コストのプロテクタの口開き防止用の結束部位に特に好適である。さらに、筒状ガイド部55を形成する第3のプロテクタ部材がプロテクタ本体33に一体に設けられていたが、蓋部材35側に一体化されてもよい。また、上述の各実施の形態では、係合部材16、17がプロテクタ13の外装作業終了時に外れるものとしたが、例えば係止爪65、75を両端側に設けて確実に抜け止め係止し、プロテクタ13に装着したまま使用することも考えられる。
以上説明したように、本発明は、結束部材をガイドするガイド部がプロテクタの周囲のうち一部のみに形成される場合でも、開口端部の結束作業を容易にかつ確実に実行できるワイヤハーネスの製造方法を実現することができ、低コストのワイヤハーネスを提供可能にすることができる。かかる本発明は、電線を保護するプロテクタを外装するとともにその口開きを防止するワイヤハーネスの製造方法全般に有用である。
10 ワイヤハーネス
11 電線
12 電線束
13 プロテクタ
14 結束バンド(結束部材)
14h ロックヘッド部(結束部位)
16、17 係合部材
31 開口端部(一端側の開口端部)
32 主要部
33 プロテクタ本体(第1のプロテクタ部材)
33a 電線収納溝
33b、33c 側壁
33d、33e 上端縁部
33f 上端部(第3のプロテクタ部材)
34 挿通孔
35 蓋部材(第2のプロテクタ部材)
51 結束面(一方側の結束面)
52a、52b 一部の側方ガイド面
53 結束面(他方側の結束面)
54 ガイドリブ
55 筒状ガイド部
55a 上端開口
55f 入口側の端面
61、71 湾曲ガイド面
62a、62b、72a、72b 残部の側方ガイド面
65、75 係止爪(鉤状の係止爪)
70 作業時案内通路
R1 第1の領域
R1a 平行側面範囲(第1の領域の一部)
R1b 最下面範囲(第1の領域の一部)
R1c 湾曲面範囲(第1の領域の残部)
R2 第2の領域
R3 第3の領域
Z 特定区間(電線長さ方向における特定区間)

Claims (3)

  1. 電線束の外周方向に隣り合う複数のプロテクタ部材によって前記電線束の曲げ位置を含む長さ方向の特定区間を取り囲むプロテクタを形成するとともに、前記複数のプロテクタ部材を結束部材によって結束するワイヤハーネスの製造方法であって、
    前記複数のプロテクタ部材として、前記電線束の外周方向の第1の領域の全域にわたって前記結束部材の巻付けが可能な一方側の結束面を形成するとともに、前記第1の領域の一部にのみ前記電線束の長さ方向における前記結束部材の移動を規制する一部の側方ガイド面を形成する第1のプロテクタ部材と、前記外周方向の第2の領域内の全域に前記結束部材が巻き付けられる他方側の結束面を形成する第2のプロテクタ部材と、前記外周方向で前記第1の領域と前記2の領域との間に位置する第3の領域内に前記結束部材を前記外周方向に貫通させる筒状ガイド部を形成するとともに、前記第1のプロテクタ部材と前記第2のプロテクタ部材とのうちいずれか片方のプロテクタ部材に一体に形成された第3のプロテクタ部材と、をそれぞれ準備するとともに、
    前記第1の領域内に、前記第1のプロテクタ部材の前記一方側の結束面に対面する湾曲ガイド面と前記第1の領域の残部に前記電線束の長さ方向における前記結束部材の移動を規制する残部の側方ガイド面とを形成するよう、前記第1のプロテクタ部材および前記第3のプロテクタ部材に対して離脱可能に係合し保持される係合部材を準備しておき、
    前記第1のプロテクタ部材、前記第2のプロテクタ部材および前記第3のプロテクタ部材を前記電線束の外周方向に隣り合うように配置し、
    前記第1のプロテクタ部材および前記第3のプロテクタ部材に対し前記係合部材を離脱可能に係合させて、前記筒状ガイド部の一方側に、前記一方側の結束面、前記湾曲ガイド面、前記一部の側方ガイド面および前記残部の側方ガイド面を有する湾曲した作業時案内通路を形成した後、
    前記結束部材を、前記筒状ガイド部の他方側から前記筒状ガイド部に挿入し、前記筒状ガイド部の一方側の湾曲した前記作業時案内通路を通して、前方側に折り返すように湾曲させ、
    前記結束部材の両端部を前記筒状ガイド部の他方側で結束することを特徴とするワイヤハーネスの製造方法。
  2. 前記筒状ガイド部の前記他方側に位置する前記筒状ガイド部の入口側の端面に係止されたときに、前記第1のプロテクタ部材および前記第3のプロテクタ部材に対する前記係合部材の離脱方向の移動を規制する係止爪を、前記係合部材に設けておき、
    前記第1のプロテクタ部材および前記第3のプロテクタ部材に対して前記係合部材を離脱可能に係合させるときに、前記係止爪を前記筒状ガイド部の入口側の端面に係止させ、
    前記結束部材を結束するとき、該結束部材の結束部位を前記筒状ガイド部の入口側の端面に接近させて、前記係止爪を前記筒状ガイド部の入口側の端面から離脱させることを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネスの製造方法。
  3. 前記係合部材を、前記第1のプロテクタ部材の端部を収納する略U字形に形成しておき、前記作業時案内通路を略U字形に湾曲させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のワイヤハーネスの製造方法。
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