JP2016195348A - 通信距離判定システム、相対位置判定システム、およびこれらに用いる送信器、受信器、通信距離判定方法、相対位置判定方法 - Google Patents
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Description
本発明の第1実施形態として、リモートコントローラと各空調室内機との通信距離をそれぞれ判定する機能、および、判定した結果を用いて、当該コントローラから最も近い位置にある室内機の吸込グリルのみの昇降を指示する機能を、各室内機内に備えた場合について説明する。
本実施形態による空調システムの構成について、図1を参照して説明する。本実施形態による空調システム1Aは、空調制御対象の室内、すなわち、被空調室に設置された、複数台の天井埋込型の室内機2A−1、2A−2、および2A−3と、これらの室内機2A−1〜2A−3それぞれと赤外線信号により無線通信可能なリモートコントローラ3Aとを備え、室内機2A−1〜2A−3は相互に有線の通信ライン4で接続されている。本実施形態においては、空調システム1A内の室内機が3台の場合について説明するが、この台数には限定されず、複数台であれば2台または4台以上であってもよい。また室内機に関する記載において、室内機2A−1〜2A−3の中のいずれであるかを特定する必要がない場合には「室内機2A」と記載するものとする。
次に、本実施形態による空調システム1Aの動作について説明する。本実施形態において、リモートコントローラ3Aのリモコン信号生成部32Aには、予め設定された、複数の室内機2Aに対してリモコン信号を送信する際に流す電流の大きさを示す電流値情報が、無線信号の到達距離の大きさを識別可能な識別データとして複数個保持されている。ここでは、1mA、2mA、3mA、および4mAの4つの電流値情報が保持されている。また、各室内機2Aの室内制御部16Aの通信距離判定部161Aには、4つの電流値情報に従ってそれぞれの電流値を流して送信したときの、リモートコントローラ3Aからの赤外線LEDの到達距離の情報が予め保持されている。例えば、電流値1mAで送信された赤外線LEDの到達距離が3m相当であり、電流値2mAで送信された赤外線LEDの到達距離が6m相当であり、電流値3mAで送信された赤外線LEDの到達距離が10m相当であり、電流値4mAで送信された赤外線LEDの到達距離が15m相当であることを示す情報が保持されている。
本発明の第2実施形態として、リモートコントローラと各空調室内機との通信距離をそれぞれ判定する機能、および、判定した結果を用いて、当該コントローラから最も近い位置にある室内機の吸込グリルのみの昇降を指示する機能を、リモートコントローラ内に備えた場合について説明する。
本実施形態による空調システムの構成について、図5を参照して説明する。本実施形態による空調システム1Bは、空調制御対象の室内に設置された、複数台の天井埋込型の室内機2B−1、2B−2、および2B−3と、これらの室内機2B−1〜2B−3それぞれと無線通信可能なリモートコントローラ3Bとを備える。室内機2B−1〜2B−3は、室内制御器16A−1〜16A−3に換えて室内制御器16B−1〜16B−3を備え、受光部19−1〜19−3に換えて室内機通信部22−1〜22−3を備える。さらに室内制御器16B−1〜16B−3は、相互間でリモコン信号の通信内容をやり取りすることはなく、かつ通信距離の判定も行わない。他は、第1実施形態において説明した室内機2Aの構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。
次に、本実施形態による空調システム1Bの動作について説明する。本実施形態において、リモートコントローラ3Bのリモコン信号生成部32Bには、第1実施形態と同様に4つの電流値情報が保持されている。また、リモートコントローラ3Bの通信距離判定部35には、電流値1、2、3、4mAで送信された赤外線LEDの到達距離が、各々3、6、10、15m相当であることを示す情報が保持されている。
もともと、集中管理装置と各室内機2B間の通信では、機器アドレスを使用しているため、信号受信通知も通常時の通信と同じ機器アドレスを付して送信すればよい。
本発明の第3実施形態として、相対位置判定装置の機能としての、リモートコントローラと各空調室内機との離れ度合いを判定するための判定情報を取得する機能、および、取得した判定結果を用いて、当該コントローラから最も近い位置にある室内機の吸込グリルのみの昇降を指示する機能を、各室内機内に備えた場合について説明する。
本実施形態による空調システム1Cの構成は、第1実施形態において説明した空調システム1A内の通信距離判定部161A〜1、161A−2、161A−3に換えて、室内機2C−1、2C−2、および2C−3の室内制御器16C−1、16C−2、および16C−3内に、判定情報取得部164C−1、164C−2、および164C−1を有する他は、空調システム1Aの構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。
次に、本実施形態による空調システム1Cの動作について説明する。本実施形態においてリモートコントローラ3Cのリモコン信号生成部32Cには、第1実施形態と同様に、無線信号の到達距離の大きさを識別可能な識別データとして、1mA、2mA、3mA、および4mAの4つの電流値情報が保持されている。また本実施形態においては、各室内機2Cの室内制御部16Cに、4つの電流値情報に従ってそれぞれの電流値を流して送信したときの、リモートコントローラ3Cからの赤外線LEDの到達距離の情報は保持する必要はない。
本発明の第4実施形態として、相対位置判定装置の機能としての、リモートコントローラと各空調室内機との離れ度合いを判定するための判定情報を取得する機能、および、取得した判定結果を用いて、当該コントローラから最も近い位置にある室内機の吸込グリルのみの昇降を指示する機能を、リモートコントローラ内に備えた場合について説明する。
本実施形態による空調システム1Dの構成は、第2実施形態において説明した空調システム1B内の通信距離判定部35に換えて、リモートコントローラ3D内に判定情報取得部37を有する他は、空調システム1Bの構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。
次に、本実施形態による空調システム1Dの動作について説明する。本実施形態において、リモートコントローラ3Dのリモコン信号生成部32Dには、第2実施形態と同様に4つの電流値情報が保持されている。また本実施形態においては、リモートコントローラ3D内に、4つの電流値情報に従ってそれぞれの電流値を流して送信したときの、リモートコントローラ3Dからの赤外線LEDの到達距離の情報は保持する必要はない。
これらの情報が保持された状態で、空調システム1Dの管理を行う作業員により、室内機2D−1の吸込グリル14−1を降下させるために、当該作業員が所持しているリモートコントローラ3Dの操作ボタン31が1回押下操作されると、第2実施形態と同様に、リモートコントローラ3Dで保持した電流値情報に基づいて4つのリモコン信号が生成され、室外機2Dに送信される。
2A、2A−1、2A−2、2A−3、2B、2B−1、2B−2、2B−3、2C、2C−1、2C−2、2C−3、2D、2D−1、2D−2、2D−3…室内機
3A、3B、3C、3D…リモートコントローラ、4…通信ライン
11…室内ユニット本体、12…天井パネル、13…吸込口
14、14−1、14−2、14−3…吸込グリル、15…室内ファン
16A、16A−1、16A−2、16A−3、16B、16B−1、16B−2、16B−3、16C、16C−1、16C−2、16C−3、16D、16D−1、16D−2、16D−3…室内制御器
17、17−1、17−2、17−3…グリル昇降ユニット、18…吹出開口
19、19−1、19−2、19−3…受光部、20…スリット、21…吊りワイヤー
22−1、22−2、22−3…室内機通信部、31…操作ボタン
32A、32B、32C、32D…リモコン信号生成部、33…送信回路
34…リモコン通信部、35…通信距離判定部、36B、36D…比較結果取得部
161A−1、161A−2、161A−3…通信距離判定部
162A−1、162A−2、162A−3…比較結果取得部
163A−1、163A−2、163A−3、163B−1、163B−2、163B−3、163C−1、163C−2、163C−3、163D−1、163D−2、163D−3…昇降制御部
331…DA出力部、332…赤外線送信出力部、333…AD出力部
Claims (15)
- 信号送信指示が入力される入力部と、
前記信号送信指示が入力されると、各々の無線信号の到達距離の大きさを識別可能な識別データを含む、複数の到達距離が異なる無線信号を送信する送信部と
備えたことを特徴とする送信器。 - 前記送信部は、複数の到達距離が異なる無線信号を所定時間間隔で順次送信することを特徴とする請求項1に記載の送信器。
- 前記無線信号は、赤外線信号であることを特徴とする請求項1または2に記載の送信器。
- 送信器から送信された、到達距離の大きさを識別可能な識別データを含む無線信号を受信する受信部と、
前記受信部で受信した無線信号に含まれる識別データに基づいて、前記送信器からの通信距離、または、前記送信器との離れ度合いを判定する判定部と
を備えたことを特徴とする受信器。 - 信号送信指示が入力されると、各々の無線信号の到達距離の大きさを識別可能な識別データを含む、複数の到達距離が異なる無線信号を送信する送信器と、
前記送信器から送信された無線信号を受信する受信器と、
前記識別データごとの、対応する無線信号の到達距離の情報を予め保持し、前記受信器で受信した無線信号に含まれる識別データに基づいて、前記送信器から前記受信器までの通信距離を判定する通信距離判定装置と
を備えたことを特徴とする通信距離判定システム。 - 信号送信指示が入力されると、各々の無線信号の到達距離の大きさを識別可能な識別データを含む、複数の到達距離が異なる無線信号を送信する送信器と、
前記送信器から送信された無線信号を受信する複数の受信器と、
前記複数の受信器ぞれぞれで受信した無線信号に含まれる識別データに基づいて、前記送信器と前記複数の受信器それぞれとの離れ度合いを判定する相対位置判定装置と
を備えたことを特徴とする相対位置判定システム。 - 前記相対位置判定装置が、前記複数の受信器それぞれに接続された機器に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の相対位置判定システム。
- 前記相対位置判定装置が、前記複数の受信器それぞれに接続された機器と通信可能に接続されている管理装置に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の相対位置判定システム。
- 信号送信指示が入力される入力部と、
前記信号送信指示が入力されると、複数の到達距離が異なる無線信号を順次送信する送信部と
備えたことを特徴とする送信器。 - 信号送信指示が入力されると、複数の到達距離が異なる無線信号を順次送信する送信器と、
前記送信器から送信された無線信号を受信する複数の受信器と、
前記複数の受信器から、各々の受信器が受信した無線信号に基づき前記送信器から最も近い受信器を判定する相対位置判定装置と
を備えたことを特徴とする相対位置判定システム。 - 前記相対位置判定装置は、複数の受信器のうち、受信した無線信号の数が最も多い受信器を、前記送信器から最も近い受信器であると判定することを特徴とする請求項6〜8もしくは10のいずれか1項に記載の相対位置判定システム。
- 前記複数の受信器にはそれぞれ機器が接続され、
前記送信器が送信する無線信号には、さらに前記機器の動作を制御するための制御信号が含まれ、
前記相対位置判定装置における判定結果に基づいて前記送信器から最も近い受信器を特定し、特定した受信器に接続された機器の動作を、前記制御信号に基づいて制御する機器制御装置をさらに備える
ことを特徴とする請求項6〜8もしくは10のいずれか1項に記載の相対位置判定システム。 - 送信器が、信号送信指示が入力されると、複数の到達距離が異なる無線信号を順次送信し、
受信器が、前記送信器から送信された無線信号を受信し、
相対位置判定装置が、前記複数の受信器から、各々の受信器が受信した無線信号に基づき前記送信器から最も近い受信器を判定する
ことを特徴とする通信距離判定方法。 - 送信器が、信号送信指示が入力されたときに、各々の無線信号の到達距離の大きさを識別可能な識別データを含む、複数の到達距離が異なる無線信号を送信し、
受信器が、前記送信器から送信された無線信号を受信し、
通信距離判定装置が、前記識別データごとの、対応する無線信号の到達距離の情報を予め保持し、前記受信器で受信した無線信号に含まれる識別データに基づいて、前記送信器から前記受信器までの通信距離を判定する
ことを特徴とする通信距離判定方法。 - 送信器が、信号送信指示が入力されたときに、各々の無線信号の到達距離の大きさを識別可能な識別データを含む、複数の到達距離が異なる無線信号を送信し、
複数の受信器が、前記送信器から送信された無線信号を受信し、
相対位置判定装置が、前記複数の受信器ぞれぞれで受信した無線信号に含まれる識別データに基づいて、前記送信器と前記複数の受信器それぞれとの離れ度合いを判定する
ことを特徴とする相対位置判定方法。
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JP2015074879A JP2016195348A (ja) | 2015-04-01 | 2015-04-01 | 通信距離判定システム、相対位置判定システム、およびこれらに用いる送信器、受信器、通信距離判定方法、相対位置判定方法 |
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JP2002320283A (ja) * | 2001-04-24 | 2002-10-31 | Sanyo Electric Co Ltd | ワイヤレスリモートコントローラ及び空気調和装置 |
JP2005012509A (ja) * | 2003-06-19 | 2005-01-13 | Alpine Electronics Inc | リモートコントロールシステム並びにこれに用いるリモコン送信機および電子機器 |
JP2011058720A (ja) * | 2009-09-09 | 2011-03-24 | Hitachi Appliances Inc | 空気調和機 |
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- 2015-04-01 JP JP2015074879A patent/JP2016195348A/ja active Pending
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