JP2016194863A - 情報処理装置、端末及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが情報処理装置を利用するための待機時間を減らし、ユーザの利便性を向上させる。【解決手段】携帯端末からの要求に応じて所定の処理を行う情報処理装置101であって、携帯端末からの認証要求に応じて認証処理を行う認証手段と、携帯端末からの要求に応じて所定の処理を行うことができる状態か否かを判断する判断手段と、認証手段が認証し、判断手段で所定の処理を行うことができない状態と判断したとき、携帯端末の情報を他の情報処理装置に送信する送信手段と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、端末からの要求に応じて所定の処理を行う情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム、並びに、情報処理装置に対して所定の処理の指示を送信する端末に関する。
パーソナルコンピュータや複合機等の情報処理装置をユーザが利用するとき、ユーザが情報処理装置の利用前に情報処理装置から認証を受けることが一般的に行われている。
認証の方法として、例えば、ユーザにパスワードを入力させるものや、指紋や静脈パターン等の生体情報を認証情報として使用するものがある。
また、特許文献1では、ICカードがユーザのIDやパスワードを保持し、パーソナルコンピュータがICカード内のユーザのIDやパスワードを読むことで認証が行われるシステムが開示されている。
さらに、特許文献2では、Bluetooth(登録商標)を用いて認証を行う情報処理装置が開示されている。特許文献2の情報処理装置は、携帯端末から送信されるBluetooth信号の電波強度を測定し、この測定強度が所定の強度以上である場合に、携帯端末を所持するユーザからの情報処理装置の操作を許可する。
特開2003−178034号公報 特開2013−190900号公報
しかしながら、従来技術での認証は、ユーザが情報処理装置を利用しようとした際に、他のユーザが利用している等により、すぐに利用できないときがある。このとき、ユーザは情報処理装置が利用可能になるまで待機する必要が生じ、ユーザの利便性が損なわれるおそれがある。
そこで、本発明は、ユーザが情報処理装置を利用するための待機時間を減らし、ユーザの利便性を向上させることを目的とする。
本発明は、端末からの要求に応じて所定の処理を行う情報処理装置であって、前記端末からの認証要求に応じて認証処理を行う認証手段と、前記端末からの要求に応じて所定の処理を行うことができる状態か否かを判断する判断手段と、前記認証手段が認証し、前記判断手段で所定の処理を行うことができない状態と判断したとき、前記端末の情報を他の情報処理装置に送信する送信手段と、を備える。
本発明によれば、認証された端末を使うユーザが情報処理装置の機能を利用できない状態のとき、情報処理装置は、端末の情報を他の情報処理装置に送信する。これにより、他の情報処理装置が端末との通信等を行うことが可能になり、ユーザは他の情報処理装置を利用できる。したがって、ユーザが情報処理装置を利用するための待機時間が減り、ユーザの利便性が向上する。
システムの構成の概略を示す図である。 情報処理装置及び携帯端末のハードウエア構成の一例を示す図である。 携帯端末が行う情報処理装置の登録処理を示すフローチャートである。 携帯端末が行う認証要求及び情報処理装置への指示の処理を示すフローチャートである。 情報処理装置が行う認証処理及び携帯端末の情報の送信処理を示すフローチャートである。 図5のステップS319の詳細な処理を示すフローチャートである。 情報処理装置が行う認証処理及び携帯端末情報の送信元である情報処理装置への所定情報の送信処理を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
図1は、本実施形態におけるシステムの構成の概略を示す図である。本実施形態のシステムは、2台の情報処理装置101及び情報処理装置102と、2台の携帯端末103及び携帯端末104とを備える。なお、情報処理装置及び携帯端末の台数に制限はない。
情報処理装置101及び情報処理装置102は、LAN105に接続し、LAN105に接続された他の端末と相互に通信を行うことができる。また、携帯端末103及び携帯端末104は、無線ルータ106を介してLAN105に接続でき、LAN105に接続された他の端末と相互に通信を行うことができる。
情報処理装置101、情報処理装置102、携帯端末103及び携帯端末104は、BLE(Bluetooth Low Energy)通信規格を満たしたBluetoothモジュールを搭載する。これにより、BLEの電波の届く範囲において、Bluetooth通信2000で、相互に接続して通信できる。
なお、本実施形態では、特に言及されない限り、情報処理装置101と情報処理装置102と携帯端末103と携帯端末104との間のデータの送受信はBluetooth通信2000を用いて行われる。
情報処理装置101は、例えば、コピー機能、スキャン機能、FAX機能及び印刷機能等の各種機能を備える一般的な複合機である。情報処理装置101は、例えば、ユーザの所持する携帯端末103とBLE通信を用いて通信を行い、携帯端末103を所持するユーザの認証処理を行う。認証処理によって情報処理装置101の使用が許可されると、ユーザは携帯端末103から情報処理装置101のコピー機能や印刷機能等の各種機能を利用することが可能になる。例えば、認証処理によって情報処理装置101の使用が許可されたユーザが携帯端末103から情報処理装置101に印刷ジョブを送信すると、情報処理装置101は受信した印刷ジョブを実行して印刷物を出力する。情報処理装置101は、必ずしも複合機である必要はなく、コピー機能等の一つの機能のみを持つ装置であってもよい。なお、情報処理装置101の代わりに情報処理装置102を使った場合や、携帯端末103の代わりに携帯端末104を使った場合も同様である。
図2は、情報処理装置101及び携帯端末103のハードウエア構成の一例を示す図である。なお、情報処理装置102及び携帯端末104のハードウエア構成は情報処理装置101及び携帯端末103と同様であり、ここではその説明を省略する。
情報処理装置101は、コントロール部200と、スキャナ部300と、プリンタ部400と、操作部500と、Bluetoothモジュール505とを備える。
コントロール部200は、メインCPU(Central Processing Unit)201と、DRAM(Dynamic Random Access Memory)202とを備える。コントロール部200は、さらにROM(Read Only Memory)203と、SRAM(Static Random Access Memory)204とを備える。コントロール部200は、情報処理装置101の動作を制御するものである。メインCPU201は、記憶装置215に記憶されているプログラムを読み出して実行する。DRAM202及びSRAM204は、メインCPU201がプログラムを実行することに伴う一時的なデータ等を記憶するものである。ROM203は、例えば基本I/Oプログラム等のプログラム等を記憶する。
コントロール部200は、さらにストレージコントローラ214と、記憶装置215とを備える。ストレージコントローラ214は、記憶装置215を制御し、記憶装置215からのデータの読み取りや記憶装置215への書き込みをする。記憶装置215は、上述したプログラムの他に認証情報を記憶する。認証情報は、管理者やユーザ等によって予め登録されるものであり、例えばユーザのID情報及びパスワードを含む。なお、認証情報は、LAN105等を通して、外部から取得する構成にしてもよい。ストレージコントローラ214と記憶装置215との接続には、SATAI/F(シリアルATAのインタフェース)が使われる。
コントロール部200は、さらにネットワークインタフェース205と、UARTI/F221と、USBI/F230とを備える。ネットワークインタフェース205は、LAN105で外部の装置にデータを送信したり、外部の装置からLAN105で送信されるデータを受信したりする。UARTI/F221は、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)のインタフェースである。UARTI/F221は、情報処理装置101では、メインCPU201と操作部500のサブCPU502とのインタフェースとなる。USBI/F230は、USBで接続される装置とのインタフェースであり、情報処理装置101では、USBコネクタ231に接続するBluetoothモジュール505とのインタフェースとなる。
コントロール部200は、さらにRIP(Raster image processor)207と、スキャナ画像処理部209と、スキャナI/F210と、プリンタ画像処理部212と、プリンタI/F213とを備える。RIP207は、メインCPU201とは異なる汎用のCPU又は専用のハードウエアでありラスターイメージを生成する。スキャナ画像処理部209は、例えばスキャナI/F210でスキャナ部300から受信した画像データに対して画像補正等の処理を行い、処理後の画像データをRIP207に送信する。プリンタ画像処理部212は、例えばRIP207から受信した画像データに対して画像補正等の処理を行い、処理後の画像データをプリンタI/F213からプリンタ部400に送信する。スキャナI/F210及びプリンタI/F213は、それぞれスキャナ部300及びプリンタ部400とのインタフェースである。
なお、コントロール部200を構成する各部は、図2に示される通り、バス220及びバス250によって、相互に通信可能である。
スキャナ部300は、原稿画像を読み取って画像データを出力する処理部である。例えば、原稿載置台に載置された複数の原稿を先頭から1枚ずつ搬送する原稿搬送部や、読み取った原稿画像を画像データに変換して出力する画像データ出力部等を備える。
プリンタ部400は、画像データに基づき印刷処理を実行することで印刷物を出力する処理部である。プリンタ部400は、例えば、画像形成部と転写部と定着部と印刷部と搬送部とを備える。画像形成部は、1枚ずつ給紙された用紙に対して、画像データに基づき画像形成を行う。転写部は、画像形成部によって形成されるトナー像(画像)を用紙に転写させる。定着部は、用紙に転写されたトナー像を定着させる。印刷部は、印刷された印刷物を排出する。搬送部は、印刷物を搬送する。
操作部500は、ユーザが操作可能であり、ユーザの入力を受け取る。操作部500は、サブCPU(操作部CPU)502と、キーLEDパネル504とを備える。サブCPU502は、キーLEDパネル504からの入力を制御し、メインCPU201とデータの通信を行う。キーLEDパネル504は、例えば液晶パネル等で構成され、各種情報を表示する表示部と、この表示部に対する操作を検知する操作入力部とを備える。ユーザの操作は操作入力部が検知する。
Bluetoothモジュール505は、Bluetooth通信を行う通信モジュールである。Bluetoothモジュール505は、USBコネクタ231を介してメインCPU201により制御される。Bluetoothモジュール505は、携帯端末103からID情報や携帯端末の情報、推定される距離情報等を受信し、受信した情報をメインCPU201に出力したり、メインCPU201から出力された情報を携帯端末103に送信したりする。また、Bluetoothモジュール505は、情報処理装置102から機種情報、推定される距離情報、装置状態等を受信し、受信した情報をメインCPU201に出力したり、メインCPU201から出力された情報を情報処理装置102に送信したりする。
携帯端末103は、CPU601と、RAM602と、記憶装置603と、操作部604と、GPS605とを備える。
CPU601は、携帯端末103全体の動作を制御する。
RAM602は、CPU601が各種プログラムを実行するためのワークエリア等として使用する揮発性のメモリである。
記憶装置603は、各種プログラムやデータを記憶する不揮発性のメモリ(フラッシュメモリ等)である。各種プログラムには、例えば、携帯端末103を制御するOS(Operating System)や後述する情報処理装置登録アプリケーションがある。
操作部604は、ユーザの指で操作可能なタッチパネルとして動作するディスプレイを備える。
GPS605は、Global Positioning Systemの受信機である。
携帯端末103は、さらにBluetoothモジュール606と、無線ネットワークモジュール607と、スピーカー608と、マイク609と、カメラ610とを備える。
Bluetoothモジュール606は、Bluetoothで通信するためのインタフェースである。携帯端末103は、Bluetoothモジュール606により、Bluetoothインタフェースを持つ他の機器と相互に通信を行う。本実施形態では情報処理装置とBluetoothにより相互に通信を行う。
無線ネットワークモジュール607は、無線ルータ106と接続してネットワーク通信可能な無線対応のモジュールである。
スピーカー608は、電子信号を音に変換する。
マイク609は、音を検知して電子信号に変換する。
カメラ610は、静止画や動画を撮影し、電子データに変換する。
次に、図3を参照して、ユーザが利用する情報処理装置を携帯端末103に登録する処理を説明する。図3は、携帯端末103が行う情報処理装置の登録処理を示すフローチャートである。図3のフローチャートは、ユーザが携帯端末103の操作部604を使って情報処理装置登録アプリケーションを起動する操作を行ったところから開始する。情報処理装置登録アプリケーションによって、ユーザは、利用する情報処理装置を携帯端末103に登録できる。
ステップS101では、携帯端末103のCPU601は、例えば、情報処理装置登録アプリケーションを記憶装置603からRAM602に展開し、情報処理装置登録アプリケーションを実行する。なお、ステップS103からステップS111までの処理は、CPU601が情報処理装置登録アプリケーションを実行することで行われる処理である。ここでは、情報処理装置登録アプリケーションは携帯端末103のOSとは別のソフトウエアとして説明するが、OSに含まれる機能であってもよい。
ステップS103では、携帯端末103のCPU601は、周辺の情報処理装置を探索する。この探索は、Bluetoothモジュール606が受信するBluetooth通信2000のAdvertisingPacketをスキャンすることで行われる。
ステップS105では、携帯端末103のCPU601は、受信したAdvertisingPacketの送信元が、ユーザが選択可能な情報処理装置として情報処理装置登録アプリケーションに登録されているか否か判断する。この判断は例えば次のように行われる。まず、CPU601はAdvertisingPacketを解析し、例えば情報処理装置の機種名を取得する。次に、CPU601は、取得した機種名を、情報処理装置登録アプリケーションに登録されている値と比較する。CPU601は、取得した機種名が情報処理装置登録アプリケーションに登録されている値と一致するとき、登録済みの情報処理装置であると判断し、一致しないとき、未登録の情報処理装置であると判断する。CPU601は、登録済みの情報処理装置であると判断したときステップS107に処理を進める。CPU601は、未登録の情報処理装置であると判断したとき、受信したAdvertisingPacketを無視して、ステップS103に処理を進める。
ステップS107では、携帯端末103のCPU601は、ステップS105で登録済みと判断された情報処理装置を操作部604のディスプレイに表示させる。このとき、ディスプレイに表示する画面は、一画面に一台の情報処理装置を表示する構成でもよいし、一画面に複数台の情報処理装置を表示する構成でもよい。
ステップS109では、携帯端末103のCPU601は、ユーザが情報処理装置を選択したか否かを判断する。ユーザは、操作部604を操作することで任意の情報処理装置を選択できる。CPU601は、操作部604への操作を検知することで、ユーザが情報処理装置を選択したか否かを判断できる。CPU601は、ユーザが情報処理装置を選択したと判断したとき、ステップS111に処理を進める。CPU601は、ユーザが情報処理装置を選択していないと判断したとき、再度ステップS109に処理を進めて、ユーザによる情報処理装置の選択を待つ。
ステップS111では、携帯端末103のCPU601は、ステップS109で選択された情報処理装置を、ユーザが利用する情報処理装置として携帯端末103の記憶装置603に登録する。ここで登録する情報は、AdvertisingPacketに格納されている、機種名、シリアルナンバー、サービス一覧、IPアドレス等の情報処理装置を一意に判別できる情報である。その後、携帯端末103のCPU601は、情報処理装置の登録処理を終了する。
なお、以降では、ユーザが利用する情報処理装置として情報処理装置101が携帯端末103に登録されている例を説明する。
次に図4を参照して、携帯端末103が行う認証要求及び情報処理装置への指示を説明する。図4は、携帯端末103が行う認証要求及び情報処理装置への指示の処理を示すフローチャートである。
ステップS201では、携帯端末103のCPU601は、Bluetooth通信2000によるAdvertisingPacketのスキャンを開始する。
ステップS203では、携帯端末103のCPU601は、Bluetoothモジュール606を介して、AdvertisingPacketを携帯端末103の周辺の装置から受信する。
ステップS205では、携帯端末103のCPU601は、AdvertisingPacketの送信元が、携帯端末103に登録された情報処理装置であるか否かを判断する。登録された情報処理装置とは、図3のステップS111において、ユーザが利用する情報処理装置として携帯端末103に登録された情報処理装置であり、本実施形態の例では情報処理装置101である。ステップS205で行う判断は、携帯端末103に登録された情報と、AdvertisingPacketに格納されている情報とが一致するか否かで行われる。CPU601は、一致すると判断したとき、ステップS207に処理を進める。CPU601は、一致しないと判断したとき、直前のステップS203で受信したAdvertisingPacketを無視して、再度ステップS203に処理を進めて、AdvertisingPacketの受信を待つ。
ステップS207では、携帯端末103のCPU601は、ステップS203で受信したAdvertisingPacketの電波強度から、携帯端末103と情報処理装置101との距離を算出する。距離の算出には電波の減衰特性を用いる。例えば、CPU601は、電波強度が−40dBmのとき、携帯端末103と情報処理装置101との距離は50cmであり、−45dBmのとき、携帯端末103と情報処理装置101との距離は1mである等と算出する。
なお、CPU601は、距離の具体的な数値を算出せずに、距離の区分を設けて、距離の区分を特定することで距離を算出することとしてもよい。例えば、携帯端末103と情報処理装置101との距離について、Immediate(非常に近い)、Near(近い)及びFar(遠い)の3つの区分を設ける。そして、CPU601は、携帯端末103と情報処理装置101との距離を、例えば、AdvertisingPacketの電波強度が−40dBm以上のときはImmediateと特定する。同様に、CPU601は、電波強度が−40dBm未満かつ−45dBmより大きいときはNear、−45dBm以下のときはFarと特定する。
ステップS209では、携帯端末103のCPU601は、携帯端末103と情報処理装置101との距離が、情報処理装置101に認証要求を送信する距離か否かを判断する。認証要求を送信する距離の最大値は、ユーザが任意の値に設定が可能で、例えば2mに設定される。そして、携帯端末103と情報処理装置101との距離がこの設定された値以下のとき、情報処理装置101に認証要求を送信する距離と判断される。CPU601は、認証要求を送信する距離と判断したとき、ステップS211に処理を進める。CPU601は、認証要求を送信する距離ではないと判断したとき、再度ステップS203に処理を進めて、AdvertisingPacketの受信を待つ。
ステップS211では、携帯端末103のCPU601は、情報処理装置101に認証要求を送信する。情報処理装置101に送信する情報には、例えば、携帯端末103に登録されたID及びパスワードが含まれる。
ステップS213では、携帯端末103のCPU601は、情報処理装置101から認証要求の結果を受信し、認証に成功したか否かを判断する。CPU601は、認証に成功したとき、処理をステップS215に進める。CPU601は、認証に失敗したとき、図4に示す処理を終了する。
ステップS215では、携帯端末103のCPU601は、情報処理装置101から、情報処理装置101の装置状態、印刷ジョブの情報等のデータを受信する。
ここで、本実施形態では、携帯端末103は、情報処理装置101以外の情報処理装置からデータを受信する場合がある。具体的には、後述する通り、ユーザが情報処理装置101の機能を利用できない状態であると情報処理装置101が判断し、携帯端末103の情報が情報処理装置101から例えば情報処理装置102に送られる場合である。このとき、携帯端末103は、情報処理装置102から通信の接続を受け、情報処理装置102における情報処理装置101からの携帯端末103の情報の受信の旨、等を受信する。さらに、携帯端末103は、情報処理装置102の装置状態、印刷ジョブの情報等を受信する。
携帯端末103は、情報処理装置101又は情報処理装置102から取得した情報を使用して、操作部604のディスプレイに、情報処理装置利用画面を表示させる。なお、以降の図4の処理の説明では、携帯端末103は情報処理装置101からデータを受信したものとして説明するが、情報処理装置102からデータを受信した場合も同様の処理となる。
情報処理装置利用画面は、ユーザが情報処理装置を利用するための操作が可能な画面であり、情報処理装置101から認証を受けた時点でユーザが利用できる情報処理装置の機能や印刷ジョブの情報が表示される画面である。情報処理装置利用画面には、情報処理装置の機種名等、ユーザが情報処理装置101を認識できる情報を含めてもよい。この情報は、例えば、情報処理装置101から送信されるデータから取得する。
ステップS217では、携帯端末103のCPU601は、ユーザによる操作部604の操作を検知する。CPU601は、操作部604の操作を検知したとき、ステップS219に処理を進める。CPU601は、操作部604の操作を検知しないとき、再度ステップS217に処理を進める。
ステップS219では、携帯端末103のCPU601は、ユーザの操作に従って、印刷実行等の指示を情報処理装置101に送信する。印刷実行の指示を送信するときは、印刷ジョブデータ等も情報処理装置101に送信する。なお、CPU601がステップS215で情報処理装置102からデータを受信したときは、ステップS219では、CPU601は印刷実行等の指示を情報処理装置102に送信する。
次に図5を参照して、情報処理装置101が行う、認証処理、及び、他の情報処理装置への携帯端末103の情報の送信処理を説明する。図5は、情報処理装置101の認証処理及び携帯端末103の情報の送信処理を示すフローチャートである。
ステップS301では、情報処理装置101のコントロール部200は、Bluetoothモジュール505を介して、AdvertisingPacketを周囲に送信する。このAdvertisingPacketは、例えば、情報処理装置101の機種名、シリアルナンバー、サービス一覧、IPアドレス、電波強度や装置状態等の装置情報を含む。
ステップS303では、情報処理装置101のコントロール部200は、Bluetooth通信2000によるAdvertisingPacketのスキャンを開始する。
ステップS305では、情報処理装置101のコントロール部200は、Bluetoothモジュール505を介して、AdvertisingPacketを情報処理装置101の周辺の装置から受信する。コントロール部200は、例えば、受信したAdvertisingPacketを解析して、表1に示す情報処理装置テーブルを作成する。情報処理装置テーブルには、情報処理装置ごとに、例えば、機種名、シリアル番号、情報処理装置101までの算出距離、及び、装置状態が格納される。情報処理装置テーブルは、記憶装置215等に保存される。機種名、シリアル番号、情報処理装置101までの算出距離及び装置状態は、AdvertisingPacketに含まれる。なお、情報処理装置101までの算出距離は、例えば図4のステップS207で携帯端末103が距離を算出する方法と同様に、受信したAdvertisingPacketの電波強度から、コントロール部200が算出してもよい。装置状態は、例えば、スタンバイ、スリープ、プリント及びエラーという状態がある。スタンバイは、指示があれば印刷等の処理が行える状態である。スリープは、省電力の状態であり、指示があれば省電力の状態を解除して印刷等の処理が行える状態である。プリントは、印刷中の状態である。エラーは、故障等により一時的に利用できない状態である。
情報処理装置テーブルは、コントロール部200が受信したAdvertisingPacketの送信元の情報処理装置の全てについて、情報を格納する必要はなく、例えば、情報処理装置101と同じ機能をもつ情報処理装置についての情報のみを格納する。具体的には、コントロール部200は、情報処理装置101と同一の機種又は同一のシリーズの機種の情報処理装置に関する情報のみを情報処理装置テーブルに格納し、その他の情報処理装置に関する情報は無視してもよい。
Figure 2016194863
ステップS307では、情報処理装置101のコントロール部200は、ユーザの所持する携帯端末103から認証要求を受信したか否かを判断する。コントロール部200は、認証要求を受信しないとき、再度ステップS303に処理を進めて、AdvertisingPacketのスキャンを開始する。コントロール部200は、認証要求を受信したとき、ステップS309に処理を進める。
ステップS309では、情報処理装置101のコントロール部200は、認証要求に含まれるID及びパスワードが、記憶装置215に予め登録されたID及びパスワードと一致するか否かを判断する。なお、登録されたID及びパスワードには、記憶装置215に登録されたものではなく、外部のサーバ等に登録されたID及びパスワードをコントロール部200がLAN105を使用して取得し、使用してもよい。コントロール部200は、ID及びパスワードが一致すると判断したとき、ステップS311に処理を進める。コントロール部200は、ID及びパスワードが一致しないと判断したとき、ステップS310に処理を進める。
ステップS310では、情報処理装置101のコントロール部200は、認証が失敗したと判断して、例えば、認証要求を破棄して、携帯端末103に認証失敗の応答を送信し、図5に示す処理を終了する。
ステップS311では、情報処理装置101のコントロール部200は、認証が成功したと判断し、携帯端末103を所持するユーザを認証済み状態にする。なお、ユーザが認証済み状態になることをユーザがログインするともいう。また、ステップS311では、コントロール部200は、携帯端末103にユーザの認証に成功したことを送信してもよい。
ステップS313では、情報処理装置101のコントロール部200は、認証要求を送信したユーザが情報処理装置101の印刷機能等の所定の機能を利用できる状態か否かを判断する。この判断は、認証済み状態の他のユーザの有無や、プリント中等の情報処理装置101の装置状態等から行う。例えば、他のユーザによって情報処理装置101の機能が利用されているとき、ユーザが情報処理装置101の所定の機能を利用できない状態であると判断してもよい。また、認証済み状態の他のユーザがいるとき、又は、情報処理装置101の装置状態が例えばプリント中や故障中等であって所定の処理ができない状態であるとき、ユーザが情報処理装置101の所定の機能を利用できない状態であると判断してもよい。また、これらの条件のいくつかを満たすとき、ユーザが情報処理装置101の所定の機能を利用できない状態であると判断してもよい。
コントロール部200は、ユーザが情報処理装置101の所定の機能を利用できる状態と判断したとき、ステップS315に処理を進める。コントロール部200は、ユーザが利用できない状態と判断したとき、ステップS319に処理を進める。
ステップS315では、情報処理装置101のコントロール部200は、情報処理装置101の装置状態や携帯端末103を所持するユーザの使用できる機能、印刷ジョブ情報等のデータを携帯端末103に送信する。なお、ステップS307で受信したIDや、情報処理装置101の機種名等のユーザが情報処理装置101を認識できる情報を、ここで送信するデータに含めてもよい。
ステップS317では、情報処理装置101のコントロール部200は、携帯端末103からの処理の指示を受信し、指示に応じた処理を実行する。例えば、コントロール部200が携帯端末103から印刷要求を受信した場合には、印刷要求とともに受信する印刷ジョブデータに従って印刷物を出力し処理を終了する。
ステップS319では、情報処理装置101のコントロール部200は、他の情報処理装置に携帯端末103の情報を送信する。ステップS319の詳細な処理は後に説明する。
ステップS321では、情報処理装置101のコントロール部200は、ステップS319での送信が正常に終了しなかったとき、ステップS313に処理を進める。コントロール部200は、送信が正常に終了したとき、ステップS323に処理を進める。
ステップS323では、情報処理装置101のコントロール部200は、携帯端末103を所持するユーザの認証済み状態を解除する。なお、ユーザが認証済み状態から解除されることをユーザがログアウトするともいう。
次に図6を参照して、図5のステップS319の詳細な処理を説明する。図6は、図5のステップS319の詳細な処理を示すフローチャートである。
ステップS401では、情報処理装置101のコントロール部200は、図5のステップS305で作成した情報処理装置テーブルを参照する。
ステップS403では、情報処理装置101のコントロール部200は、情報処理装置テーブルに情報処理装置が登録されているか否かを判断する。コントロール部200は、登録されていると判断したとき、ステップS405に処理を進める。コントロール部200は、登録されていないと判断したとき、ステップS319の処理を終了する。なお、登録されていないと判断したとき、図5のステップS319では他の情報処理装置に携帯端末103の情報を送信しないため、図5のステップS321では、送信が正常に終了しなかったと判断され、ステップS313に処理が進む。
ステップS405では、情報処理装置101のコントロール部200は、情報処理装置テーブルにある情報処理装置の中から、算出距離が最も小さい情報処理装置、すなわち、情報処理装置101から最も近くにある情報処理装置を選択する。表1に示す情報処理装置テーブルの例では、コントロール部200は機種A1を選択する。
ステップS407では、情報処理装置101のコントロール部200は、携帯端末103を所持するユーザがステップS405で選択された情報処理装置を利用できる状態か否かを判断する。例えば、情報処理装置テーブルに登録された装置状態がスタンバイ又はスリープであれば、ユーザが情報処理装置を利用できる状態と判断し、装置状態がスタンバイ又はスリープ以外であればユーザが情報処理装置を利用できない状態と判断する。また、携帯端末103を所持するユーザ以外のユーザが情報処理装置に対して認証済み状態のとき、携帯端末103を所持するユーザはこの情報処理装置を利用できない状態である、との判断をしてもよい。この場合、例えば、情報処理装置テーブルに、それぞれの情報処理装置について認証済み状態のユーザのIDを登録できるようにする。そして、図5のステップS305で、受信したAdvertisingPacketから認証済み状態のIDを取得し、情報処理装置テーブルに登録する。
コントロール部200は、携帯端末103を所持するユーザがステップS405で選択された情報処理装置を利用できる状態と判断したとき、次の決定をする。すなわち、コントロール部200は、この選択された情報処理装置を、ステップS411で携帯端末103の情報を送信する送信先の情報処理装置として選択して決定する。表1に示す情報処理装置テーブルの例では、機種A1の装置状態はスタンバイであるので、機種A1を送信先の情報処理装置として選択する。そして、コントロール部200は、ステップS411に処理を進める。コントロール部200は、携帯端末103を所持するユーザがステップS405で選択された情報処理装置を利用できる状態ではないと判断したとき、ステップS409に処理を進める。
ステップS409では、情報処理装置101のコントロール部200は、ステップS405で選択された情報処理装置を、例えば情報処理装置テーブルから削除することで、ステップS405で選択される対象から除外する。そして、コントロール部200は、再度ステップS401に処理を進める。
ステップS411では、情報処理装置101のコントロール部200は、ステップS405で選択した情報処理装置に、携帯端末103の情報を送信する。ここでは、例えば、携帯端末103のアドレス等の携帯端末と通信するために必要な情報と、携帯端末103から受信した認証要求に含まれるID及びパスワードとを送信する。
こうして図6に示すステップS319の処理が終了する。
次に図7を参照して、図6のステップS411で送信された携帯端末103の情報を受信した情報処理装置が行う認証処理及び情報処理装置101への所定情報の送信処理を説明する。ここでは、図6のステップS411で送信された携帯端末103の情報を、情報処理装置102が受信したものとして説明する。図7は、情報処理装置102が行う認証処理及び情報処理装置101への所定情報の送信処理を示すフローチャートである。
ステップS501では、情報処理装置102のコントロール部200は、Bluetoothモジュール505を介して、AdvertisingPacketを周囲に送信する。このAdvertisingPacketは、例えば、情報処理装置102の機種名、シリアルナンバー、サービス一覧、IPアドレス、電波強度や装置状態等の装置情報を含む。
ステップS503では、情報処理装置102のコントロール部200は、Bluetooth通信2000によるAdvertisingPacketのスキャンを開始する。
ステップS505では、情報処理装置102のコントロール部200は、AdvertisingPacketを周辺装置から受信する。
ステップS507では、情報処理装置102のコントロール部200は、受信したAdvertisingPacketを解析する。そして、コントロール部200は、他の情報処理装置が送信したAdvertisingPacketに携帯端末の情報が含まれるか否かを判断する。コントロール部200は、AdvertisingPacketに携帯端末の情報が含まれないと判断するとき、再度ステップS503に処理を進める。コントロール部200は、AdvertisingPacketに携帯端末の情報が含まれると判断したとき、ステップS509に処理を進める。ここでは、情報処理装置101が送信したAdvertisingPacketに携帯端末103の情報が含まれるものとして説明する。
ステップS509では、情報処理装置102のコントロール部200は、AdvertisingPacketに含まれる携帯端末103の情報に基づき、Bluetooth通信2000で、携帯端末103に接続する。
ステップS511では、情報処理装置102のコントロール部200は、携帯端末103に接続できたか否かを判断する。コントロール部200は、接続できなかったとき、ステップS513に処理を進める。コントロール部200は、接続できたとき、ステップS515に処理を進める。
ステップS513では、情報処理装置102のコントロール部200は、携帯端末103に接続できなかったことを、AdvertisingPacketの送信元である情報処理装置101に送信する。
ステップS515では、情報処理装置102のコントロール部200は、情報処理装置101から受信したAdvertisingPacketに含まれる情報をもとに、携帯端末103を所持するユーザの認証処理をする。この認証処理は、図5のステップS309からステップS311までの処理と同様である。なお、AdvertisingPacketに含まれる情報には、携帯端末103のID及びパスワードという認証処理に必要な情報が含まれる。この点から、携帯端末103の情報が含まれるAdvertisingPacketは、携帯端末103から情報処理装置101に送信された認証要求が情報処理装置102に転送されたものといえる。すなわち、携帯端末103の情報が含まれるAdvertisingPacketは携帯端末103からの認証要求ともいえる。
ステップS517では、情報処理装置102のコントロール部200は、携帯端末103に接続できたことを情報処理装置101に送信する。
さらに、ステップS517では、情報処理装置102のコントロール部200は、情報処理装置101から携帯端末103の情報を受信したことを携帯端末103に送信する。
このとき、情報処理装置102のコントロール部200は、キーLEDパネル504の表示部の例えば一部を点滅させたり、情報処理装置102が備えるLED等の発光部を点滅させたりして、携帯端末103を所持するユーザを誘導してもよい。
なお、ステップS517の後、情報処理装置102は、図5に示すステップS315及びステップS317と同様の処理を行い、携帯端末103からの指示に応じた処理を行う。
以上が本実施形態における情報処理装置の携帯端末による認証処理と他の情報処理装置へ携帯端末の情報を送信する処理の一例である。
本実施形態において、携帯端末103は情報処理装置101に認証要求を送信する。情報処理装置101は、携帯端末103のユーザを認証し、ユーザが情報処理装置101の機能を利用できない状態のとき、携帯端末103の情報を情報処理装置102に送信する。情報処理装置102は、情報処理装置101から携帯端末103の情報を受信し、携帯端末103を所持するユーザを認証する。携帯端末103は、情報処理装置102からの接続を受けて、情報処理装置102に印刷等の指示を送信する。情報処理装置102は、携帯端末103から送信される指示に応じて印刷等の所定の処理をする。
これにより、ユーザが情報処理装置101の機能を利用できない状態のとき、情報処理装置101の代わりに情報処理装置102が、ユーザの指示に応じて所定の処理をする。このことから、ユーザは情報処理装置101が利用可能になるまで待機する必要がなくなる。また、ユーザが自ら情報処理装置101以外の情報処理装置を探す必要がなくなる。こうしてユーザの利便性が向上する。
また、情報処理装置101は、ユーザが情報処理装置101の機能を利用できない状態のときの送信先の情報処理装置として、情報処理装置101から近い場所にある情報処理装置102を選択する。このため、ユーザは、当初想定した情報処理装置101から近い情報処理装置102を利用できる。また、情報処理装置101と情報処理装置101とは近い場所にあるため、ユーザの所持する携帯端末103と情報処理装置102がBluetooth通信できる可能性が高い。
また、情報処理装置101は、ユーザが情報処理装置101の機能を利用できない状態のときの送信先の情報処理装置として、ユーザが利用できる状態の情報処理装置102を選択する。このため、ユーザは、情報処理装置102を利用するために待機する可能性が減少し、利便性が向上する。
また、情報処理装置101は、情報処理装置102に、ユーザの認証に必要な情報を送信する。このため、例えば、ユーザが携帯端末103を操作して情報処理装置101に加えて情報処理装置102にもIDやパスワードを送信する必要がなくなり、利便性が向上する。
上述の実施形態では、すべての通信にBluetooth通信2000を用いて行う例を示した。しかし、ユーザが携帯端末を使って情報処理装置の認証を受けるまではBluetooth通信2000を用い、ユーザが認証された後は、携帯端末と情報処理装置との通信にLAN105を用いる構成でもよい。
また、上述の実施形態では、携帯端末103等から情報処理装置101等に認証要求や印刷実行等の指示を送信する。しかし、携帯端末103等のユーザが携帯して使える端末の他に、通常は携帯しない据え置き型の端末から情報処理装置101等に認証要求や印刷実行等の指示を送信してもよい。
また、上述の実施形態では、Bluetooth通信2000が使われるが、Bluetooth通信2000以外の、近距離無線通信技術を含む無線通信技術が使われてもよい。例えばWi−Fi(Wireless Fidelity)が使われてもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明を実施形態と共に説明したが、上記実施形態は本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
101、102 情報処理装置
103、104 携帯端末
105 LAN
106 無線ルータ
2000 Bluetooth通信

Claims (11)

  1. 端末からの要求に応じて所定の処理を行う情報処理装置であって、
    前記端末からの認証要求に応じて認証処理を行う認証手段と、
    前記端末からの要求に応じて所定の処理を行うことができる状態か否かを判断する判断手段と、
    前記認証手段が認証し、前記判断手段で所定の処理を行うことができない状態と判断したとき、前記端末の情報を他の情報処理装置に送信する送信手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置からの距離に応じて、前記送信手段の送信先となる前記他の情報処理装置を決定する決定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記他の情報処理装置から装置状態を受信する受信手段をさらに備え、
    前記決定手段は、前記他の情報処理装置からの距離、及び、前記受信手段で受信する装置状態に応じて、前記送信手段の送信先となる前記他の情報処理装置を決定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記認証手段は、前記端末からの認証要求を無線で受信することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記送信手段で送信する前記端末の情報には、前記認証手段での認証に必要な情報が含まれることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 端末からの要求に応じて所定の処理を行う情報処理装置であって、
    前記端末の情報を他の情報処理装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した情報で特定される前記端末からの認証要求に応じて認証処理を行う認証手段と、
    前記認証手段が認証したとき、前記端末からの指示に応じて所定の処理を行う処理手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
  7. 所定の処理を行う指示を送信する端末であって、
    情報処理装置に認証要求を送信する第1送信手段と、
    前記第1送信手段の送信先とは異なる情報処理装置と通信の接続をする接続手段と、
    前記接続手段に接続する前記情報処理装置に対して所定の処理を行う指示を送信する第2送信手段と、を備えることを特徴とする端末。
  8. 端末からの要求に応じて所定の処理を行う情報処理装置の制御方法であって、
    前記端末の認証処理を行う認証ステップと、
    前記端末からの要求に応じて所定の処理を行うことができる状態か否かを判断する判断ステップと、
    前記認証ステップで認証し、前記判断ステップで所定の処理を行うことができない状態と判断したとき、前記端末の情報を他の情報処理装置に送信する送信ステップと、を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  9. 端末からの要求に応じて所定の処理を行う情報処理装置の制御方法であって、
    端末の情報を他の情報処理装置から受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで受信した情報で特定される前記端末からの認証要求に応じて認証処理を行う認証ステップと、
    前記認証ステップで認証したとき、前記端末からの指示に応じて所定の処理を行う処理ステップと、を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  10. 端末からの要求に応じて所定の処理を行う情報処理装置を制御するためのプログラムであって、
    前記端末からの認証要求に応じて認証処理を行う認証手段と、
    前記端末からの要求に応じて所定の処理を行うことができる状態か否かを判断する判断手段と、
    前記認証手段が認証し、前記判断手段で所定の処理を行うことができない状態と判断したとき、前記端末の情報を他の情報処理装置に送信する送信手段と、してコンピュータを機能させるためのプログラム。
  11. 端末からの要求に応じて所定の処理を行う情報処理装置を制御するためのプログラムであって、
    前記端末の情報を他の情報処理装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した情報で特定される前記端末からの認証要求に応じて認証処理を行う認証手段と、
    前記認証手段が認証したとき、前記端末からの指示に応じて所定の処理を行う処理手段と、してコンピュータを機能させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023140069A1 (ja) * 2022-01-18 2023-07-27 ソニーグループ株式会社 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理システム

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