JP2016193733A - 巻き付けラベルの作成処理プログラム及び印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】巻き付けラベル100を作成するラベル作成装置に接続される操作端末のCPUは、印字内容に対し所定の相関を介して対応づけられる模様Mを特定し、文字列が第1印刷面16a及び第2印刷面17aのうち少なくとも一方に形成され、かつ、上記特定された模様Mが第1印刷面16a及び第2印刷面17aのうち少なくとも一方の外縁部か若しくは巻き付け部15に形成される模様付きラベル印字データを生成し、生成した模様付きラベル印字データを、ラベル作成装置へ出力する。
【選択図】図4
Description
図1において、ラベル作成装置1(巻き付けラベルの作成装置に相当)は、制御回路2と、操作部3と、表示部4と、各種情報を記憶するRAM5と、搬送ローラ6(搬送手段に相当)と、印字ヘッド7(印刷手段に相当)と、カットレバー8と、カッタ9と、通信制御部60と、を有する。
操作端末300Aは、CPU303(演算手段に相当)と、例えばRAMやROM等からなるメモリ304と、上記操作部302と、上記表示部301と、ハードディスク装置等からなり各種情報を記憶する大容量記憶装置305と、無線通信を介したラベル作成装置1の上記情報通信制御部60との情報送受信の制御を行う通信制御部306とを備えている。
携帯端末300Bは、例えば、ブルートゥースやWi−Fiの相互認識無線通信、通常のケーブル接続の相互認識有線通信等に対応する機能を備えたPDA(携帯情報端末)やいわゆるスマートフォン(PDA機能を備えた携帯電話)等の情報端末である。この携帯端末300Bは、上記相互認識有線・無線通信を介して、上記操作端末300Aから(データベースDBからのファイル送信を含む)の情報受信が可能である(後述する図7参照)。なお、この携帯端末300Bの構成は、上記した操作端末300Aの構成と同様であるため、その詳細な説明は省略する。なお、この携帯端末300Bのメモリ304のROMに記憶されたプログラムには、後述する図17のフローの各手順を実行するための、本実施形態による巻き付けラベルの作成処理プログラムが含まれている。
図2(a)及び図2(b)に、印字前の被印字テープ10及び印字後の被印字テープ10′の外観をそれぞれ示す。
上記のようにして生成された巻き付けラベル100は、図3(a)に示すように、図示左右方向に延びる細長の矩形の巻き付け部15と、巻き付け部15の左右方向一端部(この例では右方端部)から図示左右方向に連結され(この例では一体的に連接され)、上記印字R1が印刷された第1印刷面16aを備えた第1ラベル部16と、第1ラベル部16から図示上下方向の一方側(この例では下方側)に連接され、上記印字R2が印刷された第2印刷面17aを備えた第2ラベル部17と、を有する。第1ラベル部16と第2ラベル部17とは、左右方向に横長の同形の矩形状となっている。
その後、上記図3(b)のように折り返された巻き付けラベル100は、図4(a)に示すように、図示上下方向を軸心方向とする円管状又はケーブル状の被着体20(この例ではケーブル。以下適宜、単に「ケーブル20」と称する)の周囲に巻き付け部15の左右方向略中央部が位置するように巻き付けてから折り返される。次に、巻き付け部15の裏面の接着剤層により、巻き付け部15の折り返しによる重なり部分を互いに接着するとともに、巻き付け部15のケーブル20周囲の巻き付けた部分をケーブル20の周囲に接着する。
上記のように、平面的に作成される巻き付けラベル100は、被着体20に立体的に巻き付けて使用する特殊なラベルである。ここで、本実施形態の比較例として、図5(a)に示すように、第1及び第2ラベル部16,17に文字列「MNP」が形成された巻き付けラベル(以下適宜、単に、文字列「MNP」の巻き付けラベル、等と称する)100、文字列「JKL」の巻き付けラベル100、文字列「GHI」の巻き付けラベル100、文字列「DEF」の巻き付けラベル100、文字列「ABC」の巻き付けラベル100が作成された場合を考える。これら互いに文字列の内容が異なる5つの巻き付けラベル100がそれぞれケーブル20に貼り付けられる場合に、例えば図5(b)に示すように、それらケーブル20が互いに密集して配置されると、ケーブル20それぞれに設けられた5つの巻き付けラベル100も互いに密集して配置されることとなる。
そこで、本実施形態では、上記を解消するために、図6に示すように、上記第1印刷面16a及び第2印字面17aの外縁部に、所定の模様Mが印刷される。この模様Mは、各巻き付けラベル100ごとに互いに異なる態様となっており、各巻き付けラベル100の文字列の内容と、それぞれに付された模様Mとは、所定の相関(詳細は後述)によって関連づけられており、ユーザは、折り重なるように密集し各巻き付けラベル100の文字列が見えなくても、上記相関を用いて目的とする巻き付けラベル100の模様Mを特定することで、当該巻き付けラベル100を容易に見つけ出すことができる。
以下、上記手法を実現するための本実施形態のシステム構成を、順を追って説明する。まず、本実施形態のラベル作成システム構成を、図7に示す。図示のように、このラベル作成システムは、上記操作端末300A、携帯端末300B、及びラベル作成装置1と、データベースDBとから構成されている。なお、データベースは、操作端末300Aの大容量記憶装置305内に設けられていてもよい。
上記構成において、まず、巻き付けラベル100の作成の際には、図8(a)に示すように、操作端末300Aにおいて、適宜の操作部302の操作によって、表示部301にテンプレートTPを含む編集画面301Aが表示される。テンプレートTPは、この例では、巻き付けラベル100の外観イメージと同等の態様となっており、上記巻き付け部15、上記第1ラベル部16、及び上記第2ラベル部17の画像イメージ(以下適宜、単に「巻き付け部15」「第1ラベル部16」「第2ラベル部17」等と称す)をそれぞれ備えている。第1ラベル部16には「Group」欄41、「ID」欄42、「First Name」欄43、及び「Last Name」欄44が設けられている。そして、第1ラベル部16の外縁部(上縁部)には、上記模様Mが配置されることを表す「Pattern」表示欄45が配置されている。
本実施形態では、上述したテンプレートTPにより割り付けられる文字列の内容を、データベースのファイルのレコードにより指定する、いわゆるデータベース印刷が行われる。データベースDBには、この例では、文字列をそれぞれ割り当てた複数の「Name」ファイルが記憶されている。図9(a)に、このデータベースDB中の「Name」ファイルの一例を示す。
ここで、前述したように、本実施形態では、各巻き付けラベル100において、上記Group」欄41、「ID」欄42、「First Name」欄43、及び「Last Name」欄44にそれぞれ対応した文字列以外に、「Pattern」表示欄45に対応した模様Mが印字形成される。各巻き付けラベル100における模様Mは、上記データベースDBの「Name」ファイル中の各レコードの上記4つのフィールド(「Group」「ID」「FirstName」「LastName」)に含まれる文字列に対し、適宜のハッシュ関数(詳細な説明は省略)を適用することで、操作端末300AのCPU303によって自動生成される。
そして、上記のように各レコードに対応して生成された各模様Mは、前述のように各レコードを用いたデータベース印刷によって巻き付けラベル100が作成される際、第1ラベル部16の上縁部に併せて印字形成される。すなわち、上記図10(a)において、「Group:B01」「ID:983964556」のレコードに対応した上記巻き付けラベル100Aでは、第1ラベル部16の第1印刷面16aにおける上記「Lncas」等の文字列に加え、第1印刷面16a上縁部に上述の態様の模様M(□■□■□)が印刷されている。
そして、前述したように、本実施形態では、上記のように互いに異なる態様で第1ラベル部16の上縁部に形成された模様Mを手がかりにすることで、例えば図10(b)に示すように、上記巻き付けラベル100A(上記文字列「Lncas」等を備える)、巻き付けラベル100B(上記文字列「Innocent」等を備える)、巻き付けラベル100C(上記文字列「Perceval」等を備える)、巻き付けラベル100D(上記文字列「Andrew」等を備える)が折り重なるように密集して配置されていても、対応する模様Mを手がかりに探すことで、目的とする巻き付けラベル100を見つけ出すことができる。その際の探索手順を、以下順を追って説明する。
前述のようにして、操作端末300Aにより上記テンプレートTP及び上記「Name」ファイルが用いられることで、ラベル作成装置1によりデータベース印刷による各巻き付けラベル100の作成が行われた後、上記「Name」ファイルは、操作端末300Aから携帯端末300Bに送信される。これにより、図12に示すように、携帯端末300Bの表示部301に表示されるリスト表示画面301Cに、上記「Name」ファイルに基づくラベルリストLLが表示される。 ラベルリストLLには、前述の図9に示した「Name」ファイルの内容に対応し、上記のようにして作成済みの巻き付けラベル100それぞれに対応したレコード内容を表示するために、「Group」「ID」「FirstName」「LastName」の各欄が設けられている。またラベルリストLLにはさらに、各レコードに対応した上記模様Mを表示するために、「Pattern」欄が設けられている。なお、この表示される模様Mは、後述のように携帯端末300Bにおいて上記ハッシュ関数を用いて独自に生成したものであるが、上記ラベル作成時に操作端末300A側で生成したものを操作端末300から受信し、これを表示するようにしてもよい。
そして、上記リスト表示画面301Cの、上記ラベルリストLLの上部には、検索ボックスKBが表示される。ユーザは、携帯端末300Bの操作部302を適宜に操作して、上記検索ボックスKBに対し、目的とする巻き付けラベル100の印字内容を入力することで、ラベルリストLL中に含まれる対応するデータを検索することができる。図示の例では、検索ボックスKBに「Jamie」と入力されることで、対応するデータ(Group:「A02」、ID:「580339200」、First Name:「Jamie」、Last Name:「Kilner」のデータがヒットし、(模様Mの表示と共に)反転表示されている。これによりユーザは、このデータ中において画像として明示された模様M(この例では上記□■■■□の模様)を手がかりにして、目的とする巻き付けラベル100を見つけ出すことができる。
上記手法を実現するために、まず、操作端末300Aの上記CPU303が実行する制御手順を図13のフローに示す。図13において、このフローは、例えば、操作端末300の電源がオンされたことを契機に開始される。
次に、上記図13〜図15のフローに対応して、ラベル作成装置1の制御回路2(詳細にはCPU。以下同様)が実行する制御手順を、図16のフローにより説明する。図16において、このフローは、例えば、ラベル作成装置1の電源がオンされることを契機に開始される。
次に、上記図13〜図16のフローに対応して、携帯端末300BのCPU303が実行する制御手順を、図17のフローにより説明する。図17において、このフローは、例えば、携帯端末300Bの電源がオンされたことを契機に開始される。
以上説明したように、本実施形態においては、作成された巻き付けラベル100において、第1及び第2ラベル部16,17の上縁部に各ラベル固有の模様Mが形成されている。これにより、ユーザは、複数の巻き付けラベル100が折り重なるように密集して配置され、上記印刷面16a,17aの印字内容が見えにくい状態であったとしても、各ラベルと対応する模様Mとの相関(前述の例では上記ラベルリストLLにおける、各ラベル100と上記模様Mの外観画像との対応付け)に基づき、上記密集した状態の中で当該模様Mを探すことで、目的とする巻き付けラベル100を容易に見つけ出すことができる。この結果、利便性を向上することができる。
上述したように、上記模様Mの形成箇所は、上記第1ラベル部16や第2ラベル部17に限られない。例えば、第1及び第2ラベル部16,17の第1及び第2印刷面16a,17aのケーブル20からの距離があまり大きくならず当該第1及び第2印刷面16a,17aの外縁部(上縁部又は下縁部)への模様Mの形成では効果が出にくいような場合には、(仮に巻き付け部15の長さが比較的短い場合であっても)巻き付け部15を活用して模様Mを形成してもよい。これにより、ユーザによる上記見つけやすさを確保することができる。
以上においては、図3及び図4を用いて前述したように、巻き付けラベル100として、使用時において軸心を上下方向とする被着体20(ケーブル)に取り付けた際、第1ラベル部16及び第2ラベル部17が左右方向に突出し、かつ文字列方向も左右方向となる、P型ラベル(図3等参照)である場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、軸心方向を左右方向とする被着体40に取り付けた際、第1ラベル部16及び第2ラベル部17が上下方向に突出し、文字列方向が左右方向となる、いわゆるT型ラベルに対して本発明を適用しても良い。そのような変形例を図18及び図19により説明する。
本変形例の巻き付けラベル200は、図18(a)に示すように、図示上下方向に延びる細長の矩形の巻き付け部25と、巻き付け部25の上下方向一端部(この例では上端部)から図示上下方向に連接され、印字R1が印刷された第1印刷面26aを備えた第1ラベル部26と、第1ラベル部26から図示上下方向の一方側(この例では上方側)に連接され、印字R2が印刷された第2印刷面27aを備えた第2ラベル部27と、を有する。第1ラベル部26と第2ラベル部27とは、左右方向に横長の同形の矩形状となっている。
その後、上記図18(b)のように折り返された巻き付けラベル200は、図19(a)に示すように、図示左右方向を軸心方向とする円環状又はケーブル状の被着体40(この例ではケーブル。以下適宜、単に「ケーブル40」と称する)の周囲に巻き付け部25の上下方向略中央部が位置するように巻き付けてから折り返される。次に、巻き付け部25の裏面の接着剤層により、巻き付け部25の折り返しによる重なり部分を互いに接着するとともに、巻き付け部25のケーブル40周囲の巻き付けた部分をケーブル40の周囲に接着する。
以上においては、ラベル作成装置1に対し情報送受信可能に接続される操作端末300A及び携帯端末300Bにおいて、図13〜図15及び図17のフローに示す各処理を実行したが、これに限られず、装置単独で動作可能ないわゆるスタンドアローンタイプのラベル作成装置1に本発明を適用しても良い。この場合、当該ラベル作成装置1の制御回路2のCPUが、上記操作端末300A及び上記携帯端末300Bに代わり、操作部3を介した各種操作を受け付けたり表示部4での各種表示を行いつつ、図13〜図15及び図17のフローに示す各処理と同等の処理を実行する。この場合も前述と同様の効果を得る。
15 巻き付け部
16 第1ラベル部
16a 第1印刷面
17 第2ラベル部
17a 第2印刷面
20 被着体
25 巻き付け部
26 第1ラベル部
26a 第1印刷面
27 第2ラベル部
27a 第2印刷面
40 ケーブル(被着体)
100 巻き付けラベル
200 巻き付けラベル
300 操作端末
303 CPU(演算手段)
M 模様
R1 第1印字(印字オブジェクト)
R2 第2印字(印字オブジェクト)
Claims (12)
- 円管状又はケーブル状の被着体に巻き付けられる巻き付け部と、第1印刷面を備えた第1ラベル部と、前記第1ラベル部に連設され、第2印刷面を備えた第2ラベル部と、を有し、前記第1印刷面及び前記第2印刷面のうち少なくとも一方に印字オブジェクトが印刷され、前記巻き付け部を前記被着体の外周部に巻き付けて貼り付けるとともに前記第2ラベル部を前記第2印刷面が表面に露出するように前記第1ラベル部側へ折り返し当該第1ラベル部に貼り付けて使用される、巻き付けラベルの作成装置に接続される端末の演算手段に対し、
前記印字オブジェクトの内容に対し所定の相関を介して対応づけられる模様を特定する、模様特定手順と、
前記印字オブジェクトが前記第1印刷面及び前記第2印刷面のうち少なくとも一方に形成され、かつ、前記模様特定手順で特定された模様が前記第1印刷面及び前記第2印刷面のうち少なくとも一方の外縁部か若しくは前記巻き付け部に形成される、模様付きラベル印字データを生成する、印字データ生成手順と、
前記印字データ生成手順で生成した前記模様付きラベル印字データを、前記作成装置へ出力する印字データ出力手順と、
を実行させるための、巻き付けラベルの作成処理プログラム。 - 請求項1記載の巻き付けラベルの作成処理プログラムにおいて、
前記演算手段に対し、さらに、
作成済みの前記巻き付けラベルに係わる識別情報と、その識別情報を備えた前記巻き付けラベルに形成された前記模様の外観画像とを、リスト形式で表示するリスト表示手順を実行させる
ことを特徴とする巻き付けラベルの作成処理プログラム。 - 請求項1記載の巻き付けラベルの作成処理プログラムにおいて、
前記演算手段に対し、さらに、
模様の粗さに関する設定入力を受け付ける第1受付手順を有し、
前記印字データ生成手順では、
前記模様特定手順で特定された模様が、前記第1受付手順で受け付けた粗さ態様で形成される、前記模様付きラベル印字データを生成する
ことを特徴とする巻き付けラベルの作成処理プログラム。 - 請求項1記載の巻き付けラベルの作成処理プログラムにおいて、
前記演算手段に対し、さらに、
前記模様の形成箇所に関する指示入力を受け付ける第2受付手順を有し、
前記印字データ生成手順では、
前記模様特定手順で特定された模様が、前記第2受付手順で受け付けた箇所に形成される、前記模様付きラベル印字データを生成する
ことを特徴とする巻き付けラベルの作成処理プログラム。 - 請求項1記載の巻き付けラベルの作成処理プログラムにおいて、
前記印字データ生成手順では、
前記模様特定手順で特定された模様が前記第1印刷面及び前記第2印刷面のうち少なくとも一方の前記外縁部に形成される、前記模様付きラベル印字データを生成する
ことを特徴とする巻き付けラベルの作成処理プログラム。 - 請求項5記載の巻き付けラベルの作成処理プログラムにおいて、
前記印字データ生成手順では、
前記模様特定手順で特定された模様が、前記第1印刷面の前記外縁部及び前記第2印刷面の前記外縁部において、前記第1印刷面と前記第2印刷面との境界線に関して互いに線対称となるように形成される、前記模様付きラベル印字データを生成する
ことを特徴とする巻き付けラベルの作成処理プログラム。 - 請求項5又は請求項6記載の巻き付けラベルの作成処理プログラムにおいて、
前記印字データ生成手順では、
前記模様特定手順で特定された塗りつぶし部及び空白部の組み合わせパターンからなる前記模様が形成される、前記模様付きラベル印字データを生成する
ことを特徴とする巻き付けラベルの作成処理プログラム。 - 請求項1記載の巻き付けラベルの作成処理プログラムにおいて、
前記印字データ生成手順では、
前記模様特定手順で特定された模様が前記巻き付け部に形成される、前記模様付きラベル印字データを生成する
ことを特徴とする巻き付けラベルの作成処理プログラム。 - 請求項8記載の巻き付けラベルの作成処理プログラムにおいて、
前記印字データ生成手順では、
前記模様特定手順で特定された、前記第2方向に延びる複数の直線の組み合わせパターンからなる前記模様が形成される、前記模様付きラベル印字データを生成する
ことを特徴とする巻き付けラベルの作成処理プログラム。 - 請求項1乃至請求項9のいずれか1項記載の巻き付けラベルの作成処理プログラムにおいて、
前記模様特定手順では、
所定の計算式で表される関数を前記相関として用いて、前記印字オブジェクトの内容に対応づけられる模様を特定する
ことを特徴とする巻き付けラベルの作成処理プログラム。 - 請求項10記載の巻き付けラベルの作成処理プログラムにおいて、
前記模様特定手順では、
ハッシュ関数を用いて、前記印字オブジェクトの内容に対応づけられる模様を特定する
ことを特徴とする巻き付けラベルの作成処理プログラム。 - 円管状又はケーブル状の被着体に巻き付けられる巻き付け部と、第1印刷面を備えた第1ラベル部と、前記第1ラベル部に連設され、第2印刷面を備えた第2ラベル部と、を有し、前記第1印刷面及び前記第2印刷面のうち少なくとも一方に印字オブジェクトが印刷され、前記巻き付け部を前記被着体の外周部に巻き付けて貼り付けるとともに前記第2ラベル部を前記第2印刷面が表面に露出するように前記第1ラベル部側へ折り返し当該第1ラベル部に貼り付けて使用される、巻き付けラベルを作成する印刷装置であって、
被印字媒体を搬送する搬送手段と、
搬送手段により搬送される前記被印字媒体に対し印刷を行う印刷手段と、
前記印字オブジェクトが前記第1印刷面及び前記第2印刷面のうち少なくとも一方に形成され、かつ、前記印字オブジェクトの内容に対し所定の相関を介して対応づけられる模様が前記第1印刷面及び前記第2印刷面のうち少なくとも一方の外縁部か若しくは前記巻き付け部に形成される、模様付きラベル印字データを取得する、印字データ取得手段と、
前記印字データ取得手段により取得された前記模様付きラベル印字データを前記被印字媒体に形成するように、前記印刷手段を制御する、印刷制御手段と、
を有することを特徴とする印刷装置。
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