JP2016192368A - 電池電極用酸化物、当該酸化物を用いた電池用電極及び負極、並びに当該負極を備える二次電池 - Google Patents

電池電極用酸化物、当該酸化物を用いた電池用電極及び負極、並びに当該負極を備える二次電池 Download PDF

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悠 石原
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一晃 江端
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Abstract

【課題】低コストで環境負荷の少ない電池電極用酸化物を提供する。【解決手段】金属を含む電池電極用酸化物。【選択図】なし

Description

本発明は、電池電極用酸化物、当該酸化物を用いた電池用電極及び負極、並びに当該負極を備える二次電池に関する。
二次電池の需要はますます高まっており、小型二次電池は各種の携帯用電子機器に、大型二次電池は産業用にそれぞれ使われている。
上記二次電池を高容量化するため、負極に水素吸蔵合金、正極にニッケル酸化物を用い、アルカリ水溶液を用いた二次電池が知られている。例えば特許文献1は、一定量の酸素を含む水素吸蔵合金を負極に用いた電池を開示している。また、特許文献2は、水素吸蔵合金にチタン酸化物を添加した負極に用いた電池を開示している。
しかしながら、水素吸蔵合金は希少な金属を使用するために高コストとなって二次電池の低価格化が困難となるほか、有毒化合物を含む場合もあり環境負荷が大きかった。
特開平9−274912号公報 特開2011−249238号公報
本発明の目的は、低コストで環境負荷の少ない電池電極用酸化物を提供することである。
本発明によれば、以下の電池電極用酸化物等が提供される。
1.金属を含む電池電極用酸化物。
2.前記金属が、Ti、Nb、W、Ta、V、Cr、Mo及びCeから選択される1以上である1に記載の電池電極用酸化物。
3.水素量が1×1019atms/cm以上1×1022atms/cm未満である1又は2に記載の電池電極用酸化物。
4.前記電池電極用酸化物中の金属元素がTiを主成分とする1〜3のいずれかに記載の電池電極用酸化物。
5.前記酸化物中のTiの含有量が前記酸化物中の全金属元素中、60原子%以上である1〜4のいずれかに記載の電池電極用酸化物。
6.1〜5のいずれかに記載の電池電極用酸化物を用いた電池用電極。
7.負極用である6に記載の電池用電極。
8.負極が6又は7に記載の電池用電極であり、正極がTi,V,Cr,Mn,Fe,Co,Ni,Cu,Nb,Mo,Ru,Pd,Ag,Ta,W,Ce,Pr,Sm,Eu及びPbから選択される1以上を含む酸化物からなる二次電池。
9.前記正極が、Niを主成分とする酸化物である8に記載の二次電池。
10.さらに集電体、イオン導電体を有する8又は9に記載の二次電池。
11.前記イオン伝導体が、水溶液又は固体電解質である10に記載の二次電池。
12.前記水溶液が、KOH、LiOH、及びNaOHから選択される1以上を含む水溶液である11に記載の二次電池。
13.前記固体電解質が、Si−OH基を含有するポリマーである11に記載の二次電池。
14.8〜13のいずれかに記載の二次電池を用いた、電気機器又は移動体。
本発明によれば、低コストで環境負荷の少ない電池電極用酸化物が提供できる。
イオン伝導体が水溶液である場合の本発明の二次電池の一実施形態を示す図である。 イオン伝導体がプロトン伝導性固体電解質である場合の本発明の二次電池の一実施形態を示す図である。 実施例1で製造した電池の充放電カーブを示す図である。 実施例1で製造した電池の充放電を繰り返した時の容量変化を示す図である。 実施例2で製造した電池の充放電カーブを示す図である。
[電池電極用酸化物]
本発明の電池電極用酸化物は金属を含み、電池用電極材料として好適に用いることができ、特に負極用材料として好適に用いることができる。本発明では、例えば負極に水素吸蔵合金、正極にニッケル酸化物を用いたアルカリ水溶液を用いた二次電池において、負極の水素吸蔵合金の代わりに価格の安い金属を含む酸化物を用いることで、大幅なコストダウンが可能となる。
尚、本発明の電池電極用酸化物の「酸化物」は、オキシ水酸化物、水酸化物等を任意の割合で含んでもよい。
本発明の電池電極用酸化物(以下、単に本発明の酸化物という場合がある)が含む金属は、例えばTi、Nb、W、Ta、V、Cr、Mo及びCeから選択される1以上であり、より好ましくはTi、Nb、W及びTaから選択される1以上であり、特に好ましくはTiである。これら金属を含む酸化物は、カドミウム等の有毒化合物を含まないため、環境への負荷が少ない。
上記金属の含有量は、好ましくは本発明の酸化物中の全金属原子のうち60原子%以上であり、より好ましくは70原子%以上であり、さらに好ましくは80原子%以上であり、特に好ましくは90原子%以上である。上記金属の含有量が60原子%未満では、酸化還元電位が貴に変化し、電池の電圧が低下するおそれがあるほか、コストが高くなるおそれがある。
上記酸化物中の金属の元素量はICP発光分析法で求めることができる。
本発明の酸化物は、好ましくはTiを主成分とする酸化物である。Tiの酸化物は、地球上の存在量が多いため安価であり、資源枯渇の心配がなく、比較的卑な電位に酸化還元ピークを持つため負極材として電位を取り易い。
Tiを主成分とする酸化物は、好ましくは酸化物中の全金属原子中、Ti原子を60原子%以上含む酸化物であり、より好ましくはTi原子を70原子%以上含む酸化物であり、さらに好ましくはTi原子を80原子%以上含む酸化物であり、特に好ましくはTi原子を90原子%以上含む酸化物である。
Tiの含有量が60原子%未満では、酸化還元電位が貴に変化し、電池の電圧が低下するおそれがあるほか、コストが高くなるおそれがある。
上記酸化物中の金属の元素量はICP発光分析法で求めることができる。
本発明の酸化物の水素量は、好ましくは1×1019atms/cm以上1×1022atms/cm未満であり、より好ましくは5×1019atms/cm以上5×1021atms/cm未満であり、さらに好ましくは1×1020atms/cm以上3×1021atms/cm未満、特に好ましくは5×1020atms/cm以上3×1021atms/cm未満である。ここでatms/cmとは1cm当たりの原子数を示す単位である。
酸化物中の水素の量が1×1019atms/cm未満では、酸化物中の水素量が少ないため物質内のプロトン伝導性が低く、内部抵抗の上昇につながるおそれがある。一方、酸化物中の水素量が1×1022atms/cm以上では、水素量が多いため、熱的に不安定になるおそれがある。酸化物中の水素量は、例えば酸化物膜形成時に水を導入する等によって調整できる。
上記酸化物中の水素量の分析はITO中の水素の感度を基準として二次イオン質量分析(SIMS分析)を行うことで定量可能である。
本発明の酸化物は、Ptを対向電極とした三極セルを用いたサイクリックボルタンメトリー(CV)を実施した際に、好ましくは−0.8V(vs Ag/AgCl)以下の酸化ピークを有し、より好ましくは−1.0V(vs Ag/AgCl)以下の酸化ピークを有し、さらに好ましくは−1.1V(vs Ag/AgCl)以下の酸化ピークを有する。酸化物が−0.8V(vs Ag/AgCl)以下の酸化ピークを有することで、正極との電位差が取りやすく、放電電圧の高い電池を構築しやすい。
[二次電池]
本発明の酸化物は、電池用電極として好適に使用でき、特に負極として好適に使用できる。
負極の製造方法としては特に限定されないが、例えば、圧着法、スラリー法、ペースト法、蒸着法、電解析出法、陽極酸化法、ディッピング法、スピンコート法、エアロゾルデポジション法、スパッタリング法等があげられる。
金属として発泡状ニッケルのような金属発泡体を用いる場合は、充填密度、電極製造速度の観点から、スラリー法又はペースト法が好ましい。
本発明の酸化物を負極に使用する場合、当該負極はさらに集電体に結着させるためのバインダー、及び導電性を確保して本発明の酸化物の利用効率を向上させるための導電助剤を含んでもよい。
バインダーは、負極となる本発明の酸化物や導電剤を集電体に結着させる役割を果たし、例えば熱可塑性樹脂及び熱硬化性樹脂のいずれかを使用できる。
バインダーの具体例としては、スチレン−ブタジエン共重合ゴム(SBR);ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン;ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、フッ化ビニリデン−クロロトリフルオロエチレン共重合体、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体、ポリクロロトリフルオロエチレン、フッ化ビニリデン−ペンタフルオロプロピレン共重合体、プロピレン−テトラフルオロエチレン共重合体、エチレン−クロロトリフルオロエチレン共重合体、フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン−テトラフルオロエチレン共重合体、フッ化ビニリデン−パーフルオロメチルビニルエーテル−テトラフルオロエチレン共重合体等のフッ素系ポリマー;エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体、及びこれらエチレン−(メタ)アクリル酸系共重合体のNaイオン架橋体、等が挙げられる。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
導電助剤としては、電子伝導性を有する材料であること以外は特に限定されず、各種の電子伝導性材料を用いることができる。
導電助剤の具体例としては、天然黒鉛(鱗片状黒鉛等)、人造黒鉛、膨張黒鉛等のグラファイト類;アセチレンブラック、ケッチェンブラック、チャンネルブラック、ファーネスブラック、ランプブラック、サーマルブラック等のカーボンブラック類;炭素繊維、金属繊維等の導電性繊維類;銅粉等の金属粉末類;ポリフェニレン誘導体等の有機導電性材料等が挙げられ、なかでも、人造黒鉛、ケッチェンブラック、炭素繊維が好ましい。これら導電助剤は、単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。また、これら導電助剤は、本発明の酸化物の表面に被覆させて用いてもよい。
本発明の酸化物が負極である場合、正極は、例えばTi,V,Cr,Mn,Fe,Co,Ni,Cu,Nb,Mo,Ru,Pd,Ag,Ta,W,Ce,Pr,Sm,Eu及びPbから選択される1以上を含む酸化物、水酸化物、又はオキシ水酸化物からなるものが使用できる。これらのうち、好ましくはNi、Pb及びMnから選択される1以上を含む酸化物からなる正極であり、より好ましくはNiを主成分とする酸化物からなる正極である。尚、「主成分」とは、上述した「Tiを主成分とする酸化物」の「主成分」と同様である。
正極は、バインダ、導電助剤等の成分をさらに含有してもよい。導電助剤としてはコバルト化合物からなる導電剤等を、バインダーとしては親水性若しくは疎水性のポリマー等をそれぞれ用いることができる。
本発明の二次電池は、好ましくは集電体、上記負極、イオン伝導体、上記正極を有し、当該イオン伝導体は、水溶液及び固体電解質からなる層のいずれでもよい。固体電解質とは例えばプロトン伝導性を持つ固体である。
図1は、イオン伝導体が水溶液である場合の本発明の二次電池の一実施形態を示す図である。イオン伝導体が水溶液であると、当該水溶液の高いイオン伝導性によって高出力が得やすくなる。
図1において二次電池1は、負極10、集電体20及び基板30が積層した負極材層と、正極40、集電体20及び基板30が積層した正極材層がビーカー中でイオン導電体である電解液50に浸漬しながら対向しており、正極材層及び負極材層の集電体20は、それぞれ電流電圧測定装置60に接続されている。
水溶液であるイオン伝導体(水系電解液)としては、特に限定されないが、例えば、水酸化ナトリウム水溶液、水酸化リチウム水溶液、水酸化カリウム水溶液が用いられる。これらは単独で用いてもよく、2種類以上混合して用いてもよい。
水系電解液の濃度についても特には限定されず、例えば濃度が7Mの水系電解液を用いることができる。
イオン伝導体が水溶液である場合、親水化処理をしたセパレーターを用いてもよい。
セパレータの材質としては、例えば、ポリアミド繊維製不織布、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン繊維製不織布に親水性官能基を付与したものを用いることができる。
図2は、イオン伝導体が固体電解質である場合の本発明の二次電池の一実施形態を示す図である。イオン伝導体が固体電解質であると、水系電解液で生じる漏洩のおそれがない。
図2において、二次電池2は、支持基板100上に集電体110が積層しており、当該集電体110上に負極120が積層している。負極120は、固体電解質からなるイオン伝導膜130によって覆われており、当該イオン導電膜130上には正極140及び集電体150がこの順に積層している。
イオン伝導体である固体電解質としては、たとえばSi−OHを含むイオン導電膜を用いることができる。
Si−OHを含むイオン伝導膜は、塗布、スパッタ、塗布後のUVオゾン分解等の手法で形成することが可能であり、特に塗布後のUVオゾン分解を行う手法が簡便で、乾燥時の収縮による欠陥が少ない膜を成膜可能である。
二次電池の集電体は、電子伝導性を有し、保持した負極化合物に均一に通電させ、且つ、電線を溶接、圧着等の手法によりにより取り付けることができるような部材である。
集電体としては、例えば、炭素、チタン、バナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、ニオブ、モリブデン、ルテニウム、ロジウム、銀、タンタル、タングステン、オスミウム、イリジウム、インジウム、白金又は金のような金属及びその酸化物、並びにこれら金属の2種類以上を含有する合金及びその酸化物(例えば、ステンレス鋼、インジウム錫酸化物、インジウム亜鉛酸化物)を使用し得る。
集電体の形状には、例えば線状、棒状、板状、箔状、網状、織布、不織布、エキスパンド、多孔体又は発泡体がある。
実施例1
図1の構成を有する電池を以下のように製造した。
厚み0.7mmの青板ガラス上に、ITO(インジウムスズ酸化物)を130nmの膜厚で成膜して集電体とし、当該集電体上にTiOをRFスパッタを用いて100nmの膜厚で成膜して負極を形成し、負極材層を製造した。一方、厚み0.7mmの青板ガラス上にITOを130nmの膜厚で成膜して集電体とし、当該集電体上にNiOをRFスパッタを用いて100nmの膜厚して正極を形成し、正極材層を製造した。得られた負極材層と正極材層について1cmずつのみが反応するようにマスクしたのち、それぞれ7MのKOH水溶液中に1cm離して対向させて配置した。
製造した電池に対し10μAで800秒間定電流充電を行い、30秒間開回路状態で休止し、10μAでの定電流放電を行った。得られた充放電カーブを図3に示す。また、充放電を繰り返した時の容量変化を図4に示す。
上記とは別に実施例1に用いた負極材層のTiOについて水素濃度をSIMSで測定したところ5.8×1020atms/cmであった。
実施例2
図2の構成を有する電池を以下のように製造した。
厚み0.7mmの青板ガラス上に、ITO(インジウムスズ酸化物)を厚さ130nmで成膜して集電体とした。当該集電体上にTiOをRFスパッタを用いて厚さ100nm成膜して負極とした。当該負極成膜の際に、TiO中の水素量を調整するためにスパッタガスに水を混入して成膜した。得られた負極の水素濃度をSIMSで測定したところ7.8×1020atm/cmであった。負極上にキシレンとジメチルジフェニルシリコーンを質量比1:1で混合したインクをスピンコートで塗布した後50℃10分で乾燥後、300℃10分焼成を行い、UVオゾンを用いて1時間分解して、Si−OHを含む固体電解質層を形成した。この固体電解質上にNiOを厚さ100nmでRFスパッタで積層して正極を形成し、さらにインジウム亜鉛酸化物をDCスパッタで100nm積層し集電体を形成した。
製造した電池に対し、3Vで120秒間の定電圧充電を行い、30秒間開回路状態で休止し、20nAで定電流放電させた。得られた充放電カーブを図5に示す。
本発明の電池は、携帯電話やウェアラブル機器、電動工具等の電気機器、家庭用小型電力貯蔵装置や自然エネルギーのなどの定置型蓄電池、モーターを動力源とする自動二輪車、電気自動車、ハイブリッド電気自動車、電車や飛行機等の移動体用の電池として好適に用いることができる。
1,2 二次電池
10 負極
20 集電体
30 基板
40 正極
50 電解液
60 電流電圧測定装置
100 支持基板
110 集電体
120 負極
130 イオン伝導膜
140 正極
150 集電体

Claims (14)

  1. 金属を含む電池電極用酸化物。
  2. 前記金属が、Ti、Nb、W、Ta、V、Cr、Mo及びCeから選択される1以上である請求項1に記載の電池電極用酸化物。
  3. 水素量が1×1019atms/cm以上1×1022atms/cm未満である請求項1又は2に記載の電池電極用酸化物。
  4. 前記電池電極用酸化物中の金属元素がTiを主成分とする請求項1〜3のいずれかに記載の電池電極用酸化物。
  5. 前記酸化物中のTiの含有量が前記酸化物中の全金属元素中、60原子%以上である請求項1〜4のいずれかに記載の電池電極用酸化物。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の電池電極用酸化物を用いた電池用電極。
  7. 負極用である請求項6に記載の電池用電極。
  8. 負極が請求項6又は7に記載の電池用電極であり、正極がTi,V,Cr,Mn,Fe,Co,Ni,Cu,Nb,Mo,Ru,Pd,Ag,Ta,W,Ce,Pr,Sm,Eu及びPbから選択される1以上を含む酸化物からなる二次電池。
  9. 前記正極が、Niを主成分とする酸化物である請求項8に記載の二次電池。
  10. さらに集電体、イオン導電体を有する請求項8又は9に記載の二次電池。
  11. 前記イオン伝導体が、水溶液又は固体電解質である請求項10に記載の二次電池。
  12. 前記水溶液が、KOH、LiOH、及びNaOHから選択される1以上を含む水溶液である請求項11に記載の二次電池。
  13. 前記固体電解質が、Si−OH基を含有するポリマーである請求項11に記載の二次電池。
  14. 請求項8〜13のいずれかに記載の二次電池を用いた、電気機器又は移動体。
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