JP2016192078A - 介護支援プログラム、介護支援方法、および介護支援装置 - Google Patents

介護支援プログラム、介護支援方法、および介護支援装置 Download PDF

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Abstract

【課題】介護行為の安全性の向上を図ること。【解決手段】支援装置100は、被介護者に対して実施する介護行為の情報を記憶する第1記憶部101から、指定を受け付けた被介護者に対して実施する介護行為の情報を読み出す。また、支援装置100は、介護行為についての事故およびヒヤリ・ハットの情報を記憶する第2記憶部102から、読み出した介護行為の情報に基づいて、当該介護行為を過去に実施した際に発生した事故およびヒヤリ・ハットの情報を読み出す。そして、支援装置100は、読み出した介護行為の情報と共に、読み出した事故およびヒヤリ・ハットの情報を表示する制御を行うことにより、読み出した介護行為の情報と共に、読み出した事故およびヒヤリ・ハットの情報を介護職員に通知する。【選択図】図1

Description

本発明は、介護支援プログラム、介護支援方法、および介護支援装置に関する。
従来、介護職員によって、被介護者に対して実施することが予定された介護行為をあらわすスケジュールにしたがって、被介護者に対して介護行為が実施される介護サービスがある。先行技術としては、例えば、プリンタによって、電子ペーパ上に、処置スケジュール欄およびそれに付随するチェック欄が印刷され、さらに、アドバイス欄が印刷されたワークシートをプリントして看護師に払い出すものがある。
また、例えば、モニタから各種IDにより、被介護者、あるいは入居者別および時系列などでソートして個別の被介護者、あるいは入居者の最新のケア情報を表示する技術がある。また、例えば、介護担当者により入力されるケース記録と、過去にヒヤリ・ハット管理DBに格納されており、かつ対策DBに対策情報が格納されている情報との是正通知ヒット率が所定値以上であった場合に改善が必要な対策情報として特定する技術がある。また、例えば、操作履歴から、インシデントに関わるイベントを抽出し、抽出された時系列のイベントの情報から成るオート入力内容と、関連イベント情報を手動で入力したマニュアル入力内容とを合成してインシデントレポートを作成する技術がある。
特開2006−285565号公報 特開2007−94686号公報 特開2013−191184号公報 特開2004−355168号公報
しかしながら、上述した従来技術では、介護職員は、被介護者に対して介護行為を実施する際に、どのようなことに注意して介護行為を実施すればよいか分からず、介護行為の安全性が損なわれる場合がある。例えば、介護職員は、過去に介護行為を実施したときに発生した事故やヒヤリ・ハットの内容が分からないと、同様の事故やヒヤリ・ハットを繰り返し発生させてしまうことがある。
1つの側面では、本発明は、介護行為の安全性の向上を図ることができる介護支援プログラム、介護支援方法、および介護支援装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、被介護者の指定を受け付け、被介護者に対して実施する介護行為を記憶した第1記憶部から、前記指定を受け付けた前記被介護者に対して実施する介護行為を読み出し、介護行為についての事故およびヒヤリ・ハットの情報を記憶した第2記憶部から、読み出した前記介護行為を過去に実施した際に発生した事故およびヒヤリ・ハットの情報を読み出し、読み出した前記介護行為を表示すると共に、読み出した前記事故およびヒヤリ・ハットの情報を表示する制御を行う介護支援プログラム、介護支援方法、および介護支援装置が提案される。
本発明の一態様によれば、介護行為の安全性の向上を図ることができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかる介護支援方法の一実施例を示す説明図である。 図2は、介護システム200の一例を示す説明図である。 図3は、支援装置100のハードウェアの一例を示すブロック図である。 図4は、クライアント装置110のハードウェアの一例を示すブロック図である。 図5は、観察テーブル500の記憶内容の一例を示す説明図である。 図6は、実施内容テーブル600の記憶内容の一例を示す説明図である。 図7は、被介護者属性テーブル700の記憶内容の一例を示す説明図である。 図8は、被介護者予定テーブル800の記憶内容の一例を示す説明図である。 図9は、ヒヤリ・ハット等テーブル900の記憶内容の一例を示す説明図である。 図10は、他の介護システム1000の一例を示す説明図である。 図11は、生体センサ1001のハードウェアの一例を示すブロック図である。 図12は、支援装置100の機能的構成例を示すブロック図である。 図13は、実施例を示す説明図(その1)である。 図14は、実施例を示す説明図(その2)である。 図15は、実施例を示す説明図(その3)である。 図16は、実施例を示す説明図(その4)である。 図17は、追加処理手順の一例を示すフローチャートである。 図18は、表示処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明にかかる介護支援プログラム、介護支援方法、および介護支援装置の実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態にかかる介護支援方法の一実施例)
図1は、実施の形態にかかる介護支援方法の一実施例を示す説明図である。介護支援装置100は、実施の形態にかかる介護支援方法を実現するコンピュータである。介護支援装置100は、例えば、被介護者に対して介護行為を実施する介護職員に、過去に同じ被介護者に同じ介護行為を実施した場合に発生した事故およびヒヤリ・ハットの内容を通知する。以下の説明では、介護支援装置100を「支援装置100」と表記する場合がある。また、以下の説明では、事故およびヒヤリ・ハットを「ヒヤリ・ハット等」と表記する場合がある。
被介護者とは、介護職員によって介護行為を実施される者である。被介護者は、例えば、介護施設にいる高齢者である。被介護者は、病院にいる患者や、児童福祉施設にいる児童などであってもよい。また、被介護者は、在宅介護される高齢者や自宅療養中の患者などであってもよい。介護行為とは、被介護者の治療や生活などを支援する行為である。介護行為は、例えば、食事や入浴などを補助する行為、清掃する行為、体温や血圧を測定する行為などである。ヒヤリ・ハットとは、事故が発生してはいないものの、事故が発生しかけてしまった事例である。
従来、介護サービスにおいては、介護職員によって、被介護者に対して実施することが予定された介護行為をあらわすスケジュールにしたがって、被介護者に対して介護行為が実施される。しかしながら、介護職員は、被介護者に対して介護行為を実施する際に、どのようなことに注意して介護行為を実施すればよいか分からず、介護行為の安全性が損なわれる場合がある。
例えば、介護職員は、被介護者に対して介護行為を実施する際に、どのようなヒヤリ・ハット等が発生しやすいのか、どのようなことに注意すればヒヤリ・ハット等が発生しにくくなるのかなどが分からないことがある。結果として、介護職員は、過去に発生したヒヤリ・ハット等を繰り返し発生させてしまい、被介護者に対して実施する介護行為の安全性が損なわれることがある。そこで、本実施の形態では、介護行為の安全性の向上を図ることができる介護支援方法について説明する。
図1において、支援装置100は、第1記憶部101と、第2記憶部102とを有する。第1記憶部101とは、被介護者に対して実施する介護行為の情報を記憶する記憶領域である。第1記憶部101は、例えば、所定の期間において被介護者に対して実施する予定の介護行為の情報を記憶する。第1記憶部101は、具体的には、図8に後述する被介護者予定テーブルに対応する。
第2記憶部102とは、介護行為についてのヒヤリ・ハット等の情報を記憶する記憶領域である。第2記憶部102は、例えば、介護行為を過去に実施した際に発生したヒヤリ・ハット等の情報を記憶する記憶領域である。ヒヤリ・ハット等の情報は、例えば、事故の原因に関する情報、事故の予兆となる事例に関する情報、事故が発生しかけた事例に関する情報、事故を誘発する事例に関する情報などである。第2記憶部102は、具体的には、図9に後述するヒヤリ・ハット等テーブルに対応する。
支援装置100は、被介護者の指定を受け付けると、指定を受け付けた被介護者に対して実施する介護行為の情報を、第1記憶部101から読み出す。そして、支援装置100は、第2記憶部102に基づいて、読み出した介護行為の情報に基づいて、当該介護行為を過去に実施した際に発生したヒヤリ・ハット等があるか否かを判定する。
ここで、支援装置100は、ヒヤリ・ハット等がなければ、読み出した介護行為の情報について、クライアント装置110に表示させる。これにより、支援装置100は、介護職員に、被介護者に対して実施する予定の介護行為を通知することができる。
一方で、支援装置100は、ヒヤリ・ハット等があれば、当該ヒヤリ・ハット等の情報を、第2記憶部102から読み出す。そして、支援装置100は、読み出した介護行為の情報と共に、読み出したヒヤリ・ハット等の情報を、クライアント装置110に表示させる。これにより、支援装置100は、被介護者に対して実施する予定の介護行為と共に、同一の介護行為を過去に実施した際に発生したヒヤリ・ハット等の情報を、介護職員に通知することができる。結果として、介護職員は、過去に発生したヒヤリ・ハット等の内容を考慮して、過去に発生したヒヤリ・ハット等が繰り返し発生しないように注意し、安全に介護行為を実施することができる。
クライアント装置110は、クライアント装置110の利用者になる介護職員の操作入力によって、被介護者の指定を受け付けるコンピュータである。また、クライアント装置110は、指定を受け付けた被介護者の情報を、支援装置100に送信することにより、支援装置100に被介護者の指定を入力する。また、クライアント装置110は、支援装置100の制御にしたがって、クライアント装置110における表示内容を変更する。支援装置100と、クライアント装置110とは、無線または有線のネットワークによって接続され、通信可能である。
図1の例では、(1)支援装置100は、第1日時「date1」において、クライアント装置110から被介護者の情報を受信することにより、受信した情報が示す被介護者の指定を受け付ける。そして、支援装置100は、第1記憶部101から、指定を受け付けた被介護者に対して実施する介護行為の情報を読み出す。支援装置100は、例えば、介護行為の内容「入浴支援」を読み出す。
(2)支援装置100は、第2記憶部102に基づいて、読み出した内容「入浴支援」の介護行為を過去に実施した際に発生したヒヤリ・ハット等があるか否かを判定する。ここでは、支援装置100は、ヒヤリ・ハット等がないため、読み出した介護行為の内容「入浴支援」を表示する表示要求を、介護職員が有するクライアント装置110に送信する。
これにより、支援装置100は、読み出した介護行為の内容「入浴支援」を、介護職員が有するクライアント装置110に表示させ、読み出した介護行為の内容「入浴支援」を介護職員に通知することができる。介護職員は、クライアント装置110に表示された介護行為の内容「入浴支援」を参照して、被介護者に対して内容「入浴支援」の介護行為を実施する。
(3)支援装置100は、被介護者に対して内容「入浴支援」の介護行為を実施中に、事故「被介護者の転倒」が発生すると、内容「入浴支援」の介護行為を実施した際に発生した事故の内容「被介護者の転倒」を生成する。そして、支援装置100は、生成した内容を第2記憶部102に追加する。これにより、支援装置100は、第2記憶部102に、介護行為を過去に実施した際に発生したヒヤリ・ハット等の情報を蓄積することができる。
(4)支援装置100は、日時「date2」において、クライアント装置110から被介護者の情報を受信することにより、受信した情報が示す被介護者の指定を受け付ける。そして、支援装置100は、第1記憶部101から、指定を受け付けた被介護者に対して実施する介護行為の内容「入浴支援」を読み出す。
(5)支援装置100は、第2記憶部102に基づいて、読み出した内容「入浴支援」の介護行為を過去に実施した際に発生したヒヤリ・ハット等があるか否かを判定する。ここでは、支援装置100は、ヒヤリ・ハット等があるため、指定を受け付けた被介護者に対して、読み出した介護行為を過去に実施した際に発生した事故の内容「被介護者の転倒」を、第2記憶部102から読み出す。そして、支援装置100は、読み出した介護行為の内容「入浴支援」と共に、読み出した事故の内容「被介護者の転倒」を表示する表示要求を、介護職員が有するクライアント装置110に送信する。
これにより、支援装置100は、読み出した介護行為の内容「入浴支援」と共に、読み出した事故の内容「被介護者の転倒」を、介護職員が有するクライアント装置110に表示させることができる。そして、支援装置100は、読み出した介護行為の内容「入浴支援」と共に、読み出した事故の内容「被介護者の転倒」を、介護職員に通知することができる。結果として、介護職員は、介護行為を実施する際に、過去に介護行為を実施した際に発生したヒヤリ・ハット等の内容を考慮して、同じヒヤリ・ハット等が繰り返し発生することを防止することができ、安全に介護行為を実施することができる。
ここでは、被介護者に対して介護行為を実施する介護職員が1人である場合について説明したが、これに限らない。例えば、被介護者に対して介護行為を実施する介護職員は複数人であってもよい。具体的には、(2)において介護行為を実施する介護職員と、(5)において介護行為を実施する介護職員とは別の人間であってもよい。
(介護システム200の一例)
次に、図2を用いて、図1に示した介護支援方法を適用した、介護システム200の一例について説明する。
図2は、介護システム200の一例を示す説明図である。図2において、介護システム200は、支援装置100と、クライアント装置110とを含む。支援装置100と、クライアント装置110とは、ネットワーク210により接続される。ネットワーク210は、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット、携帯電話網などである。
支援装置100は、図1に示した介護支援方法を実現するコンピュータである。さらに、支援装置100は、被介護者の生体情報を受信することができる。生体情報は、被介護者の生命兆候を示す情報、被介護者の健康状態を示す情報、被介護者の生活状況を示す情報などである。また、支援装置100は、受信した生体情報に基づいて、被介護者に対して実施することが好ましい介護行為を特定することができる。また、支援装置100は、特定した介護行為を、被介護者に対して実施する予定の介護行為として記憶することができる。
支援装置100は、例えば、介護施設、病院、または児童福祉施設に設けられる。支援装置100は、例えば、サーバ、ワークステーション、PC(Personal Computer)、ノートPCなどである。
クライアント装置110は、図1と同様に、支援装置100の制御によって、表示内容を変更するコンピュータである。さらに、クライアント装置110は、介護職員の操作入力によって、被介護者の生体情報を受け付けることができる。また、クライアント装置110は、受け付けた被介護者の生体情報を、支援装置100に送信することができる。
クライアント装置110は、例えば、介護職員によって使用される。クライアント装置110は、例えば、PC、ノートPC、タブレット端末、携帯端末などである。
ここでは、支援装置100と、クライアント装置110とが別々の装置である場合について説明したが、これに限らない。例えば、支援装置100と、クライアント装置110とは一体であってもよい。また、例えば、介護システム200に支援装置100が含まれず、クライアント装置110が支援装置100として動作してもよい。
(支援装置100のハードウェア)
次に、図3を用いて、図2に示した介護システム200の一例に含まれる、支援装置100のハードウェアの一例について説明する。
図3は、支援装置100のハードウェアの一例を示すブロック図である。図3において、支援装置100は、CPU(Central Processing Unit)301と、ROM(Read Only Memory)302と、RAM(Random Access Memory)303と、を有する。
支援装置100は、さらに、ディスクドライブ304と、ディスク305と、インターフェース(I/F:Interface)306と、を有する。また、CPU301と、ROM302と、RAM303と、ディスクドライブ304と、I/F306とは、バス300によってそれぞれ接続される。
CPU301は、支援装置100の全体の制御を司る。ROM302は、ブートプログラム、実施の形態にかかる介護支援プログラムなどの各種プログラムを記憶する。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。また、RAM303は、各種プログラムの実行により得られたデータなどの各種データを記憶する。
ディスクドライブ304は、CPU301の制御により、ディスク305に対するデータのリードまたはライトを制御する。ディスク305は、ディスクドライブ304の制御により書き込まれたデータを記憶する。また、RAM303やディスク305は、図5〜図9に後述する各種テーブルを記憶する。各種テーブルは、具体的には、図5に後述する観察テーブル500、図6に後述する実施内容テーブル600、図7に後述する被介護者属性テーブル700、図8に後述する被介護者予定テーブル800、図9に後述するヒヤリ・ハット等テーブル900などである。
I/F306は、通信回線を通じてネットワーク210に接続され、ネットワーク210を介して他の装置に接続される。他の装置は、例えば、図2に示した介護システム200に含まれる装置である。他の装置は、具体的には、クライアント装置110である。そして、I/F306は、ネットワーク210と支援装置100とを接続して、他の装置からのデータの入出力を制御する。I/F306は、例えば、モデムやLANアダプタなどである。
支援装置100は、ディスクドライブ304とディスク305との代わりに、SSD(Solid State Drive)と半導体メモリとを有してもよい。また、支援装置100は、光ディスク、ディスプレイ、キーボード、マウス、スキャナ、およびプリンタなどを有してもよい。
(クライアント装置110のハードウェア)
次に、図4を用いて、図2に示した介護システム200の一例に含まれる、クライアント装置110のハードウェアの一例について説明する。
図4は、クライアント装置110のハードウェアの一例を示すブロック図である。図4において、クライアント装置110は、CPU401と、ROM402と、RAM403と、フラッシュROM404とを有する。
クライアント装置110は、さらに、I/F405と、入力装置406と、出力装置407と、を有する。また、CPU401と、ROM402と、RAM403と、フラッシュROM404と、I/F405と、入力装置406と、出力装置407とは、バス400によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU401は、クライアント装置110の全体の制御を司る。ROM402は、アプリケーションプログラムなどの各種プログラムを記憶する。RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用される。また、RAM403は、各種プログラムの実行により得られたデータなどの各種データを記憶する。フラッシュROM404は、ブートプログラムなどの各種プログラムを記憶する。
I/F405は、通信回線を通じてネットワーク210に接続され、ネットワーク210を介して他の装置に接続される。他の装置は、例えば、図2に示した介護システム200に含まれる装置である。他の装置は、具体的には、支援装置100である。そして、I/F405は、ネットワーク210とクライアント装置110とを接続して、他の装置からのデータの入出力を制御する。
入力装置406は、キーボード、マウス、タッチパネルなどの利用者の操作入力によって、各種データの入力を行うインターフェースである。出力装置407は、CPU401の指示により、データを出力するインターフェースである。出力装置407は、例えば、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示するディスプレイである。出力装置407は、プリンタであってもよい。クライアント装置110は、ディスクドライブおよびディスク、SSDおよび半導体メモリを有してもよい。
(観察テーブル500の記憶内容)
次に、図5を用いて、観察テーブル500の記憶内容の一例について説明する。観察テーブル500は、例えば、図3に示したROM302、RAM303、ディスク305などの記憶領域によって実現される。
図5は、観察テーブル500の記憶内容の一例を示す説明図である。図5に示すように、観察テーブル500は、観察区分項目に対応付けて、観察名項目と、条件項目とを有し、被介護者の状態ごとに各項目に情報が設定されることにより、レコード500−aを記憶する。aは、任意の整数である。図5の例では、aは、1〜4の任意の整数である。
観察区分項目には、追加の介護行為を実施することが好ましい被介護者の状態に付された識別情報が記憶される。観察名項目には、観察区分項目の識別情報が付された被介護者の状態の名称が記憶される。状態の名称は、例えば、「高熱」、「高血圧」、「水分不足」、「体重増減」などである。
条件項目には、観察区分項目の識別情報が付された被介護者の状態であると判定する条件が記憶される。条件は、例えば、名称「高熱」の状態の条件「体温が37℃以上」、名称「高血圧」の状態の条件「血圧が120以上」、名称「水分不足」の状態の条件「最後の水分補給から3時間以上経過」、名称「体重増減」の状態の条件「体重が5kg/月増減」などである。
観察テーブル500は、例えば、支援装置100の管理者やクライアント装置110の利用者によってレコード500−aが追加されることにより、作成される。観察テーブル500は、支援装置100によって参照されることにより、支援装置100に被介護者の状態を特定させることができる。
(実施内容テーブル600の記憶内容)
次に、図6を用いて、実施内容テーブル600の記憶内容の一例について説明する。実施内容テーブル600は、例えば、図3に示したROM302、RAM303、ディスク305などの記憶領域によって実現される。
図6は、実施内容テーブル600の記憶内容の一例を示す説明図である。図6に示すように、実施内容テーブル600は、実施内容ID項目に対応付けて、観察区分項目と、介護サービス内容項目とを有し、介護サービスごとに各項目に情報が設定されることにより、レコード600−bを記憶する。bは、任意の整数である。図6の例では、bは、1〜10の任意の整数である。
実施内容ID項目には、介護サービスとして実施される介護行為の識別情報が記憶される。観察区分項目には、実施内容ID項目の識別情報によって識別される介護行為を実施されることが好ましい被介護者の状態に付された識別情報が記憶される。介護サービス内容項目には、実施内容ID項目の識別情報によって識別される介護行為の内容が記憶される。介護行為の内容は、例えば、「体温を測る」、「血圧を測る」、「入浴支援」、「水分補給」などである。
実施内容テーブル600は、例えば、支援装置100の管理者やクライアント装置110の利用者によってレコード600−bが追加されることにより、作成される。実施内容テーブル600は、支援装置100によって参照されることにより、支援装置100に特定の状態の被介護者に対して実施することが好ましい介護行為の内容を特定させることができる。
(被介護者属性テーブル700の記憶内容)
次に、図7を用いて、被介護者属性テーブル700の記憶内容の一例について説明する。被介護者属性テーブル700は、例えば、図3に示したROM302、RAM303、ディスク305などの記憶領域によって実現される。
図7は、被介護者属性テーブル700の記憶内容の一例を示す説明図である。図7に示すように、被介護者属性テーブル700は、被介護者ID項目に対応付けて、被介護者氏名項目と、観察区分項目とを有し、被介護者ごとに各項目に情報が設定されることにより、レコード700−cを記憶する。cは、任意の整数である。図7の例では、cは、1〜4の任意の整数である。
被介護者ID項目には、被介護者の識別情報が記憶される。被介護者氏名項目には、被介護者ID項目の識別情報によって識別される被介護者の氏名が記憶される。観察区分項目には、被介護者ID項目の識別情報によって識別される被介護者の生体情報に基づいて特定された被介護者の状態に付された識別情報が記憶される。識別情報は、例えば、未定の状態を示す「Null」、正常な状態を示す「0」、名称「高熱」の状態を示す「1」などである。
被介護者属性テーブル700は、例えば、支援装置100の管理者やクライアント装置110の利用者によって、観察区分項目に「Null」が設定されたレコード700−cが追加されることにより、作成される。また、被介護者属性テーブル700は、例えば、支援装置100によって、レコード700−cの観察区分項目が変更されることにより、更新される。被介護者属性テーブル700は、支援装置100によって参照されることにより、支援装置100に被介護者の状態を特定させることができる。
(被介護者予定テーブル800の記憶内容)
次に、図8を用いて、被介護者予定テーブル800の記憶内容の一例について説明する。被介護者予定テーブル800は、例えば、図3に示したROM302、RAM303、ディスク305などの記憶領域によって実現される。
図8は、被介護者予定テーブル800の記憶内容の一例を示す説明図である。図8に示すように、被介護者予定テーブル800は、時間帯項目に対応付けて、被介護者ID項目と、実施内容ID項目とを有し、時間帯ごとに各項目に情報が設定されることにより、レコード800−dを記憶する。dは、任意の整数である。図8の例では、dは、1〜3の任意の整数である。
時間帯項目には、介護行為を実施する予定の時間帯が記憶される。時間帯項目には、日付と、当該日付において介護行為を実施する予定の時間帯が記憶されてもよい。実施内容ID項目には、時間帯項目の時間帯に実施される介護行為の識別情報が記憶される。被介護者ID項目には、時間帯項目の時間帯において、実施内容ID項目の識別情報によって識別される介護行為を実施される被介護者の識別情報が記憶される。
被介護者予定テーブル800は、例えば、支援装置100の管理者やクライアント装置110の利用者によってレコード800−dが追加されることにより、作成される。また、被介護者予定テーブル800は、例えば、支援装置100によって、追加の介護行為についてのレコード800−dが追加されることにより、更新される。被介護者予定テーブル800は、支援装置100によって参照されることにより、支援装置100に被介護者に対して実施する予定の介護行為の内容を特定させることができる。
(ヒヤリ・ハット等テーブル900の記憶内容)
次に、図9を用いて、ヒヤリ・ハット等テーブル900の記憶内容の一例について説明する。ヒヤリ・ハット等テーブル900は、例えば、図3に示したROM302、RAM303、ディスク305などの記憶領域によって実現される。
図9は、ヒヤリ・ハット等テーブル900の記憶内容の一例を示す説明図である。図9に示すように、ヒヤリ・ハット等テーブル900は、被介護者ID項目に対応付けて、区分項目と、発生日項目と、発生場所項目と、ヒヤリ・ハット等内容項目と、実施内容ID項目と、介護サービス内容項目とを有する。そして、ヒヤリ・ハット等テーブル900は、ヒヤリ・ハット等ごとに各項目に情報が設定されることにより、レコード900−eを記憶する。eは、任意の整数である。図9の例では、eは、1〜5の任意の整数である。
被介護者ID項目には、被介護者の識別情報が記憶される。区分項目には、被介護者ID項目の識別情報によって識別される被介護者について発生した事柄が、ヒヤリ・ハットであるか、事故であるかを示す情報が記憶される。発生日項目には、被介護者ID項目の識別情報によって識別される被介護者についてヒヤリ・ハット等が発生した日付が記憶される。発生場所項目には、被介護者ID項目の識別情報によって識別される被介護者についてヒヤリ・ハット等が発生した場所が記憶される。
ヒヤリ・ハット等内容項目には、被介護者ID項目の識別情報によって識別される被介護者について発生したヒヤリ・ハット等の内容が記憶される。ヒヤリ・ハット等の内容は、例えば、ヒヤリ・ハット「転倒しそうになった」、事故「脱水症状により緊急搬送」などである。実施内容ID項目には、被介護者ID項目の識別情報によって識別される被介護者についてヒヤリ・ハット等が発生したときに実施されていた介護行為の識別情報が記憶される。介護サービス内容項目には、被介護者ID項目の識別情報によって識別される被介護者についてヒヤリ・ハット等が発生したときに実施されていた介護行為の内容が記憶される。
また、ヒヤリ・ハット等テーブル900は、さらに、対策項目(不図示)を有してもよい。対策項目には、被介護者ID項目の識別情報によって識別される被介護者について発生したヒヤリ・ハット等が繰り返し発生することを防止するための対策情報が記憶される。対策情報は、例えば、事故「脱水症状により緊急搬送」を繰り返し発生させないための対策内容「水分を多めに摂取させる」などである。
ヒヤリ・ハット等テーブル900は、例えば、支援装置100の管理者やクライアント装置110の利用者によってレコード900−eが追加されることにより、作成される。また、ヒヤリ・ハット等テーブル900は、例えば、支援装置100によって、新たに発生したヒヤリ・ハット等についてのレコード900−eが追加されることにより、更新される。ヒヤリ・ハット等テーブル900は、支援装置100によって参照されることにより、支援装置100に特定の被介護者に対して特定の介護行為を過去に実施した際に発生したヒヤリ・ハット等の内容を特定させることができる。
(他の介護システム1000の一例)
また、図10を用いて、図2に示した介護システム200とは異なる、図1に示した介護支援方法を適用した、他の介護システム1000の一例について説明する。
図10は、他の介護システム1000の一例を示す説明図である。図10において、介護システム1000は、図2の介護システム200と同様に、支援装置100と、クライアント装置110とを含む。また、介護システム1000は、図2の介護システム200とは異なり、さらに、生体センサ1001を含む。支援装置100と、クライアント装置110と、生体センサ1001とは、ネットワーク210により接続される。
支援装置100と、クライアント装置110とは、図2の介護システム200と同様であるため、説明を省略する。生体センサ1001は、被介護者の生体情報を検出することができる。生体情報とは、被介護者の生命兆候を示す情報、被介護者の健康状態を示す情報、被介護者の生活状況を示す情報などである。生体情報は、例えば、心拍、脈拍、呼吸数、体温、血圧、歩数、発汗量、体重、体脂肪率、および消費カロリーなどの検出値である。生体情報は、例えば、被介護者が最後に食事をしてからの経過時間、最後に水分補給をしてからの経過時間、最後に排泄をしてからの経過時間、起床してからの経過時間、睡眠時間などであってもよい。
(生体センサ1001のハードウェアの一例)
次に、図11を用いて、図10に示した他の介護システム1000の一例に含まれる生体センサ1001のハードウェアの一例について説明する。
図11は、生体センサ1001のハードウェアの一例を示すブロック図である。図11において、生体センサ1001は、CPU1101と、ROM1102と、RAM1103と、通信装置1104とを有する。さらに、生体センサ1001は、心拍センサ1105と、体温センサ1106と、歩数計1107と、発汗センサ1108と、体脂肪計1109となどの各種センサを有する。
CPU1101と、ROM1102と、RAM1103と、通信装置1104と、心拍センサ1105と、体温センサ1106と、歩数計1107と、発汗センサ1108と、体脂肪計1109とは、バス1100によって接続される。
CPU1101は、生体センサ1001の全体の制御を司る演算処理装置である。例えば、CPU1101は、心拍センサ1105と、体温センサ1106と、歩数計1107と、発汗センサ1108と、体脂肪計1109となどの各種センサのそれぞれの検出値を取得して処理する。ROM1102は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶する不揮発性メモリである。RAM1103は、CPU1101のワークエリアとして使用される揮発性メモリである。通信装置1104は、受信した電波に対応する情報を出力し、入力された情報を電波として送信する。通信装置1104は、例えば、Bluetooth(登録商標)に対応する通信回路である。
心拍センサ1105は、生体センサ1001を取り付けている被介護者の心拍を検出する装置である。体温センサ1106は、生体センサ1001を取り付けている被介護者の体温を検出する装置である。歩数計1107は、生体センサ1001を取り付けている被介護者の歩数を検出する装置である。発汗センサ1108は、生体センサ1001を取り付けている被介護者の発汗量を検出する装置である。体脂肪計1109は、生体センサ1001を取り付けている被介護者の体脂肪率を検出する装置である。
また、生体センサ1001は、電源制御部と、2次電池とをさらに含んでもよい。そして、2次電池は、電力を蓄える装置である。電源制御部は、2次電池によって蓄えられた電力を、生体センサ1001の各部に駆動電源として供給する制御を行う装置である。
ここでは、生体センサ1001が、心拍センサ1105と、体温センサ1106と、歩数計1107と、発汗センサ1108と、体脂肪計1109となどを有する場合について説明したが、これに限らない。例えば、生体センサ1001は、心拍センサ1105と、体温センサ1106と、歩数計1107と、発汗センサ1108と、体脂肪計1109とのいずれかを有していなくてもよい。
例えば、生体センサ1001は、脈拍、呼吸数、血圧、消費カロリーなどを検出するセンサを有してもよい。また、生体センサ1001は、被介護者が最後に食事をしてからの経過時間、最後に水分補給をしてからの経過時間、最後に排泄をしてからの経過時間、睡眠時間などを計測するセンサを有してもよい。また、生体センサ1001は、複数の装置の組み合わせによって実現されてもよい。
(支援装置100の機能的構成例)
次に、図12を用いて、支援装置100の機能的構成例について説明する。
図12は、支援装置100の機能的構成例を示すブロック図である。支援装置100は、制御部となる機能として、記憶部1201と、取得部1202と、第1読出部1203と、格納部1204と、受付部1205と、第2読出部1206と、第3読出部1207と、出力部1208とを含む。
記憶部1201は、被介護者に対して実施する介護行為の情報を記憶する。記憶部1201は、例えば、所定の時間帯において被介護者に対して実施する予定の介護行為の内容として「水分補給」、「入浴支援」、「体温を測る」などを記憶する。記憶部1201は、具体的には、被介護者予定テーブル800を記憶する。これにより、記憶部1201は、被介護者に対して実施する予定の介護行為の情報を記憶しておくことができる。
記憶部1201は、介護行為についてのヒヤリ・ハット等の情報を記憶する。記憶部1201は、例えば、介護行為「水分補給」に対応付けて過去に介護行為「水分補給」を実施した際に発生したヒヤリ・ハット等の内容「脱水症状」を記憶する。記憶部1201は、具体的には、ヒヤリ・ハット等テーブル900を記憶する。これにより、記憶部1201は、特定の介護行為を過去に実施した際に発生したヒヤリ・ハット等の内容を記憶しておくことができる。
記憶部1201は、例えば、被介護者に対応付けて、当該被介護者に対して実施された介護行為についてのヒヤリ・ハット等の情報を記憶してもよい。記憶部1201は、具体的には、ヒヤリ・ハット等テーブル900を記憶する。これにより、記憶部1201は、特定の被介護者に対して特定の介護行為を過去に実施した際に発生したヒヤリ・ハット等の内容を記憶しておくことができる。
記憶部1201は、例えば、さらに、介護行為についてのヒヤリ・ハット等への対策情報を記憶してもよい。記憶部1201は、具体的には、ヒヤリ・ハット等テーブル900を記憶する。これにより、記憶部1201は、ヒヤリ・ハット等が繰り返し発生することを防止するための対策情報を記憶しておくことができる。記憶部1201は、例えば、特定の被介護者に対して特定の介護行為を過去に実施した際に発生したヒヤリ・ハット等に対して、当該介護行為を実施した介護職員が入力した注意事項などを記憶しておくことができる。
記憶部1201は、被介護者の状態に対応付けて、当該状態の被介護者に対して実施する介護行為を記憶する。記憶部1201は、例えば、被介護者の生体情報から特定可能な被介護者の状態に、当該状態の被介護者に対して実施することが好ましい介護行為の内容を対応付けて記憶する。記憶部1201は、例えば、状態「水分不足」に対応付けて、状態「水分不足」の被介護者に対して実施することが好ましい介護行為の内容「水分補給」を記憶する。記憶部1201は、具体的には、実施内容テーブル600を記憶する。これにより、記憶部1201は、被介護者の状態が所定の状態に変化した場合に実施することが好ましい追加の介護行為を記憶しておくことができる。
記憶部1201は、例えば、図3に示したROM302、RAM303、ディスク305などの記憶装置により、その機能を実現する。
取得部1202は、被介護者の生体情報を取得する。取得部1202は、例えば、入力装置406によってクライアント装置110に入力された被介護者の生体情報を、クライアント装置110から受信することによって、被介護者の生体情報を取得する。取得部1202は、例えば、被介護者に取り付けられた生体センサ1001によって検出された被介護者の生体情報を生体センサ1001から受信することによって、被介護者の生体情報を取得してもよい。これにより、取得部1202は、被介護者に対して何の介護行為を実施することが好ましいか特定する際に用いられる被介護者の生体情報を取得することができる。
取得部1202は、介護行為を実施した際に発生したヒヤリ・ハット等への対策情報を取得してもよい。取得部1202は、入力装置406によってクライアント装置110に入力されたヒヤリ・ハット等への対策情報を、クライアント装置110から受信することによって、対策情報を取得する。取得部1202は、取得した対策情報を記憶部1201に記憶する。これにより、取得部1202は、ヒヤリ・ハット等が繰り返し発生することを防止するための対策情報を取得することができる。
取得したデータは、例えば、RAM303、ディスク305などの記憶領域に記憶される。取得部1202は、例えば、図3に示したROM302、RAM303、ディスク305などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることにより、または、I/F306により、その機能を実現する。
第1読出部1203は、取得した生体情報から特定される状態に対応する介護行為を、記憶部1201から読み出す。第1読出部1203は、例えば、観察テーブル500のうち、取得した生体情報によって条件項目の条件が満たされるレコードがあれば、当該レコードの観察区分項目に設定された被介護者の状態の識別情報を読み出す。
そして、第1読出部1203は、実施内容テーブル600のうち、読み出した被介護者の状態の識別情報が観察区分項目に設定されたレコードの実施内容ID項目と介護サービス内容項目とに設定された介護行為の識別情報と介護行為の内容とを読み出す。これにより、第1読出部1203は、被介護者の生体情報に基づいて、被介護者が特定の状態である場合に被介護者に対して実施することが好ましい追加の介護行為の内容を特定することができる。
読み出したデータは、例えば、RAM303、ディスク305などの記憶領域に記憶される。第1読出部1203は、例えば、図3に示したROM302、RAM303、ディスク305などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることにより、または、I/F306により、その機能を実現する。
格納部1204は、生体情報の取得元である被介護者に対して実施する追加の介護行為として、第1読出部1203が読み出した介護行為を、記憶部1201に追加する。格納部1204は、例えば、第1読出部1203が読み出した1以上の介護行為の内容を表示する表示要求をクライアント装置110に送信する。格納部1204は、送信した結果、第1読出部1203が読み出した1以上の介護行為の内容を出力装置407となるディスプレイに表示させる。次に、格納部1204は、表示させた1以上の介護行為の内容のいずれかについて、実施する予定の時間帯の指定を含む、被介護者予定テーブル800に追加する追加要求を、クライアント装置110から受信する。
そして、格納部1204は、指定された時間帯と、生体情報の取得元である被介護者の識別情報と、追加要求された介護行為の識別情報とを対応付けたレコードを、被介護者予定テーブル800に追加する。これにより、格納部1204は、被介護者の状態に応じて追加で実施することが好ましい介護行為の内容を、被介護者予定テーブル800に追加することができる。
格納部1204は、例えば、図3に示したROM302、RAM303、ディスク305などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることにより、または、I/F306により、その機能を実現する。
受付部1205は、被介護者の指定を受け付ける。受付部1205は、例えば、被介護者を指定した、当該被介護者に対して実施する予定の介護行為の内容を表示する表示要求を受け付ける。受付部1205は、具体的には、被介護者を指定した、当該被介護者に対して実施する予定の介護行為の内容を表示する表示要求を、クライアント装置110から受信することにより受け付ける。これにより、受付部1205は、いずれの被介護者に対して実施する予定の介護行為の内容を表示するかを特定することができる。
受け付けたデータは、例えば、RAM303、ディスク305などの記憶領域に記憶される。受付部1205は、例えば、図3に示したROM302、RAM303、ディスク305などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることにより、または、I/F306により、その機能を実現する。
第2読出部1206は、受付部1205が指定を受け付けた被介護者に対して実施する介護行為の情報を、記憶部1201から読み出す。第2読出部1206は、被介護者予定テーブル800のうち、指定を受け付けた被介護者の識別情報が被介護者ID項目に設定されたレコードの実施内容ID項目に設定された介護行為の識別情報を読み出す。次に、第2読出部1206は、実施内容テーブル600のうち、読み出した介護行為の識別情報が実施内容ID項目に設定されたレコードの介護サービス内容項目に設定された介護行為の内容を読み出す。これにより、第2読出部1206は、表示する介護行為の内容を特定することができる。
読み出したデータは、例えば、RAM303、ディスク305などの記憶領域に記憶される。第2読出部1206は、例えば、図3に示したROM302、RAM303、ディスク305などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることにより、または、I/F306により、その機能を実現する。
第3読出部1207は、読み出した介護行為を過去に実施した際に発生したヒヤリ・ハット等の情報を、記憶部1201から読み出す。第3読出部1207は、例えば、第1読出部1203が読み出した介護行為を過去に実施した際に発生したヒヤリ・ハット等の情報を、記憶部1201から読み出す。第3読出部1207は、具体的には、ヒヤリ・ハット等テーブル900のうち、第1読出部1203が読み出した介護行為の識別情報が実施内容ID項目に設定されたレコードを特定する。そして、第3読出部1207は、特定したレコードのヒヤリ・ハット等内容項目に設定されたヒヤリ・ハット等の内容を読み出す。これにより、第3読出部1207は、第1読出部1203が読み出した介護行為の内容と共に表示することが好ましいヒヤリ・ハット等の内容を特定することができる。
第3読出部1207は、例えば、第2読出部1206が読み出した介護行為を過去に実施した際に発生したヒヤリ・ハット等の情報を、記憶部1201から読み出してもよい。第3読出部1207は、具体的には、ヒヤリ・ハット等テーブル900のうち、第2読出部1206が読み出した介護行為の識別情報が実施内容ID項目に設定されたレコードを特定する。そして、第3読出部1207は、特定したレコードのヒヤリ・ハット等内容項目に設定されたヒヤリ・ハット等の内容を読み出す。これにより、第3読出部1207は、第2読出部1206が読み出した介護行為の内容と共に表示することが好ましいヒヤリ・ハット等の内容を特定することができる。
第3読出部1207は、例えば、受付部1205が指定を受け付けた被介護者に対して、第2読出部1206が読み出した介護行為を過去に実施した際に発生したヒヤリ・ハット等の情報を、記憶部1201から読み出してもよい。第3読出部1207は、具体的には、ヒヤリ・ハット等テーブル900のうち、指定を受け付けた被介護者の識別情報が被介護者ID項目に設定され、第2読出部1206が読み出した介護行為の識別情報が実施内容ID項目に設定されたレコードを特定する。そして、第3読出部1207は、特定したレコードのヒヤリ・ハット等内容項目に設定されたヒヤリ・ハット等の内容を読み出す。これにより、第3読出部1207は、指定を受け付けた被介護者に対して実施する介護行為の内容と共に表示することが好ましい、当該被介護者についてのヒヤリ・ハット等の内容を特定することができる。
第3読出部1207は、さらに、ヒヤリ・ハット等への対策情報を、記憶部1201から読み出してもよい。第3読出部1207は、例えば、取得部1202が記憶部1201に記憶した対策情報のうち、第2読出部1206が読み出した介護行為を過去に実施した際に発生したヒヤリ・ハット等への対策情報を、記憶部1201から読み出す。第3読出部1207は、具体的には、ヒヤリ・ハット等テーブル900のうち、第2読出部1206が読み出した介護行為の識別情報が実施内容ID項目に設定されたレコードを特定する。そして、第3読出部1207は、特定したレコードの対策項目に設定された対策情報を読み出す。これにより、第3読出部1207は、第2読出部1206が読み出した介護行為の内容と、ヒヤリ・ハット等の内容と共に表示することが好ましい、対策情報を特定することができる。
読み出したデータは、例えば、RAM303、ディスク305などの記憶領域に記憶される。第3読出部1207は、例えば、図3に示したROM302、RAM303、ディスク305などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることにより、または、I/F306により、その機能を実現する。
出力部1208は、読み出した介護行為を表示すると共に、読み出したヒヤリ・ハット等の情報を出力する。出力部1208は、例えば、第1読出部1203、または第2読出部1206が読み出した介護行為の内容を表示すると共に、第3読出部1207が読み出した同一の介護行為を過去に実施した際に発生したヒヤリ・ハット等の内容を表示する制御を行う。
出力部1208は、具体的には、第1読出部1203が読み出した介護行為の内容を表示すると共に、第3読出部1207が読み出した同一の介護行為についてのヒヤリ・ハット等の内容を表示する表示画面の画面情報を生成する。そして、出力部1208は、生成した画面情報を、クライアント装置110に送信する。
これにより、出力部1208は、クライアント装置110の利用者になる介護職員が、特定の状態になった被介護者に対して追加の介護行為を実施する際に、過去に同一の介護行為を実施した際に発生したヒヤリ・ハット等の内容を把握させることができる。結果として、介護職員は、当初実施する予定の介護行為ではないため、ヒューマンエラーが発生しやすい追加の介護行為についても、過去に発生したヒヤリ・ハット等を繰り返し発生させないようにして、安全に介護行為を実施することができる。
出力部1208は、具体的には、第2読出部1206が読み出した介護行為の内容を表示すると共に、第3読出部1207が読み出した同一の介護行為についてのヒヤリ・ハット等の内容を表示する表示画面の画面情報を生成する。そして、出力部1208は、生成した画面情報を、クライアント装置110に送信する。
これにより、出力部1208は、クライアント装置110の利用者になる介護職員が、被介護者に対して実施する予定の介護行為を実施する際に、過去に同一の介護行為を実施した際に発生したヒヤリ・ハット等の内容を把握させることができる。結果として、介護職員は、当初の実施する予定の介護行為について、過去に発生したヒヤリ・ハット等を繰り返し発生させないようにして、安全に介護行為を実施することができる。
出力部1208は、例えば、第2読出部1206が読み出した被介護者に対する介護行為の内容を表示すると共に、第3読出部1207が読み出した同一の被介護者に対する同一の介護行為を過去に実施した際に発生したヒヤリ・ハット等の内容を出力してもよい。
出力部1208は、具体的には、読み出した被介護者に対する介護行為の内容を表示すると共に、読み出した同一の被介護者に対する同一の介護行為についてのヒヤリ・ハット等の内容を表示する表示画面の画面情報を生成する。そして、出力部1208は、生成した画面情報を、クライアント装置110に送信する。
これにより、出力部1208は、クライアント装置110の利用者になる介護職員が、特定の被介護者に対して介護行為を実施する際に、過去に同一の被介護者に対して同一の介護行為を実施した際に発生したヒヤリ・ハット等の内容を把握させることができる。結果として、介護職員は、特定の被介護者に特有のヒヤリ・ハット等の内容を把握して、特定の被介護者について過去に発生したヒヤリ・ハット等を繰り返し発生させないようにして、安全に介護行為を実施することができる。
出力部1208は、さらに、第3読出部1207が読み出した対策情報を出力してもよい。出力部1208は、例えば、さらに、第3読出部1207が読み出した対策情報を含む表示画面の画面情報を生成する。そして、出力部1208は、生成した画面情報を、クライアント装置110に送信する。
これにより、出力部1208は、クライアント装置110の利用者になる介護職員が、介護行為を実施する際に、過去に同一の介護行為を実施した際に発生したヒヤリ・ハット等が繰り返し発生することを防止するための対策情報を把握させることができる。結果として、介護職員は、特定の被介護者について過去に発生したヒヤリ・ハット等を繰り返し発生させないようにして、安全に介護行為を実施することができる。
(実施例)
次に、図13〜図16を用いて、図2に示した介護システム200における実施例について説明する。
図13〜図16は、実施例を示す説明図である。図13において、(11)クライアント装置110は、クライアント装置110の利用者になる介護職員の操作入力に応じて、被介護者の生体情報を、支援装置100に送信する。
クライアント装置110は、例えば、識別情報「4」が付された被介護者「□□□順子」が最後に水分補給した時刻「2014/08/21 09:00」を、支援装置100に送信する。
(12)支援装置100は、受信した生体情報に基づいて、観察テーブル500の条件項目のいずれかの条件を満たすか否かを判定する。ここで、支援装置100は、いずれかの条件を満たすと判定した場合には、観察テーブル500の当該条件に対応する観察区分項目に設定された識別情報を、被介護者属性テーブル700の観察区分項目に設定する。支援装置100は、設定した結果、生体情報を受信した被介護者の状態を記憶する。一方で、支援装置100は、いずれの条件も満たさないと判定した場合には、被介護者属性テーブル700を更新しない。
支援装置100は、例えば、現在時刻が12:30であれば、観察テーブル500のレコード500−3の条件項目の条件「最後の水分補給から3時間以上経過」を満たすと判定する。次に、支援装置100は、観察テーブル500のレコード500−3の観察区分項目に設定された識別情報「3」を抽出する。そして、支援装置100は、被介護者属性テーブル700の被介護者「□□□順子」についてのレコード700−4の観察区分項目に、抽出した識別情報「3」を設定する。
(13)クライアント装置110は、クライアント装置110の利用者になる介護職員の操作入力に応じて、体調管理画面1300の表示要求を、支援装置100に送信する。体調管理画面1300は、被介護者の状態を示す画面である。体調管理画面1300は、例えば、被介護者の体調が、被介護者に対して追加の介護行為を実施することが好ましい被介護者の状態になったことを示す画面である。
(14)支援装置100は、体調管理画面1300の表示要求を受信すると、被介護者属性テーブル700から、被介護者氏名項目に設定された被介護者の氏名と、観察区分項目に設定された識別情報とを抽出する。次に、支援装置100は、観察テーブル500から、抽出した観察区分項目に設定された識別情報に対応する観察名項目に設定された被介護者の状態の名称を抽出する。
支援装置100は、例えば、被介護者属性テーブル700のレコード700−4の被介護者氏名項目の氏名「□□□順子」と観察区分項目に設定された被介護者の状態の識別情報「3」を抽出する。次に、支援装置100は、抽出した被介護者の状態の識別情報「3」が観察区分項目に設定された観察テーブル500のレコード500−3の観察名項目に設定された名称「水分不足」を抽出する。
ここで、支援装置100は、抽出した被介護者の氏名と、被介護者の状態の名称とに基づいて、体調管理画面1300の画面情報を生成する。体調管理画面1300は、被介護者の氏名を表示する第1ボックス1301と、いずれかの被介護者の状態をポップアップ表示するトリガとなる第1ボタン1302とを含む。また、体調管理画面1300は、第1ボタン1302がクリックされた場合に被介護者の状態をポップアップ表示する第2ボックス1303と、追加の介護行為を登録する予定変更画面に遷移するトリガとなる第2ボタン1304とを含む。そして、支援装置100は、生成した体調管理画面1300の画面情報を、クライアント装置110に送信する。
(15)クライアント装置110は、受信した体調管理画面1300の画面情報に基づいて、体調管理画面1300を表示する。クライアント装置110は、最初は、体調管理画面1300に、第1ボックス1301と第1ボタン1302とを表示する。
(16)クライアント装置110は、クライアント装置110の利用者になる介護職員の操作入力によって第1ボタン1302がクリックされたことを検出する。クライアント装置110は、第1ボタン1302がクリックされたことを検出すると、体調管理画面1300に、第2ボックス1303と第2ボタン1304とをさらに表示する。
(17)クライアント装置110は、クライアント装置110の利用者になる介護職員の操作入力によって第2ボタン1304がクリックされたことを検出する。クライアント装置110は、第2ボタン1304がクリックされたことを検出すると、予定変更画面1400に遷移する。これにより、支援装置100は、クライアント装置110の利用者になる介護職員に、追加の介護行為を実施することが好ましい状態になった被介護者がいることを把握させることができる。ここで、図14の説明に移り、予定変更画面1400に遷移する一例について説明する。
図14において、(21)クライアント装置110は、第2ボタン1304がクリックされたことを検出すると、第2ボックス1303が表示中の被介護者の識別情報を含む予定変更画面1400の表示要求を、支援装置100に送信する。予定変更画面1400は、被介護者に対して実施する予定の介護行為を、追加、削除または変更する画面である。
クライアント装置110は、例えば、被介護者「□□□順子」の識別情報「4」を含む予定変更画面1400の表示要求を、支援装置100に送信する。
(22)支援装置100は、予定変更画面1400の表示要求を受信すると、予定変更画面1400の表示要求から、被介護者の識別情報を抽出する。次に、支援装置100は、被介護者属性テーブル700から、抽出した被介護者の識別情報に対応する観察区分項目に設定された被介護者の状態の識別情報を抽出する。そして、支援装置100は、実施内容テーブル600から、抽出した被介護者の状態の識別情報に対応する介護サービス内容項目に設定された介護行為の内容を抽出する。
支援装置100は、例えば、予定変更画面1400の表示要求から、被介護者「□□□順子」の識別情報「4」を抽出する。次に、支援装置100は、抽出した被介護者の識別情報「4」が被介護者ID項目に設定された被介護者属性テーブル700のレコード700−4に対応する観察区分項目に設定された被介護者の状態の識別情報「3」を抽出する。そして、支援装置100は、抽出した被介護者の状態の識別情報「3」が観察区分項目に設定された実施内容テーブル600のレコード600−10の介護サービス内容項目に設定された介護行為の内容「水分補給(飲み物の準備)」を抽出する。
また、支援装置100は、被介護者予定テーブル800から、抽出した被介護者の識別情報に対応する時間帯項目に設定された時間帯と、実施内容ID項目に設定された介護行為の識別情報とを抽出する。そして、支援装置100は、実施内容テーブル600から、抽出した介護行為の識別情報に対応する介護サービス内容項目に設定された介護行為の内容を抽出する。
ここで、支援装置100は、被介護者予定テーブル800から抽出した時間帯と、実施内容テーブル600から抽出した介護行為の内容とに基づいて、予定変更画面1400の画面情報を生成する。予定変更画面1400は、被介護者に対して実施することが好ましい介護行為を表示する第3ボックス1401と、所定の時間帯において被介護者に対して実施する予定の介護行為を表示する第4ボックス1402とを含む。そして、支援装置100は、生成した予定変更画面1400の画面情報を、クライアント装置110に送信する。
(23)クライアント装置110は、受信した予定変更画面1400の画面情報に基づいて、予定変更画面1400を表示する。これにより、支援装置100は、クライアント装置110の利用者になる介護職員に、被介護者に対して実施することが好ましい追加の介護行為を把握させることができる。ここで、図15の説明に移り、予定変更画面1400において、被介護者に対して実施する予定の介護行為を追加する一例について説明する。
図15において、(31)クライアント装置110は、クライアント装置110の利用者になる介護職員の操作入力によって、第3ボックス1401の介護行為が、第4ボックス1402のいずれかの時間帯の表示領域にドラッグ&ドロップされたことを検出する。
(32)クライアント装置110は、ドラッグ&ドロップされたことを検出すると、第4ボックス1402に、ドラッグ&ドロップされた第3ボックス1401の介護行為を表示する。また、クライアント装置110は、予定変更画面1400に表示中の被介護者の識別情報と、ドラッグ&ドロップ先の表示領域に対応する時間帯と、ドラッグ&ドロップされた第3ボックス1401の介護行為との組み合わせを含む登録要求を生成する。そして、クライアント装置110は、生成した登録要求を支援装置100に送信する。
クライアント装置110は、例えば、被介護者「□□□順子」の識別情報「4」を特定する。また、クライアント装置110は、ドラッグ&ドロップ先の表示領域に対応する時間帯「12:30〜13:00」と、ドラッグ&ドロップされた第3ボックス1401の介護行為「水分補給(飲み物の準備)」の識別情報「10」とを特定する。次に、クライアント装置110は、被介護者の識別情報「4」と、時間帯「12:30〜13:00」と、介護行為の識別情報「10」との組み合わせを含む登録要求を生成する。そして、クライアント装置110は、生成した登録要求を支援装置100に送信する。
(33)支援装置100は、登録要求を受信すると、登録要求から時間帯と介護行為との組み合わせを抽出する。そして、支援装置100は、抽出した時間帯と介護行為との組み合わせを、被介護者予定テーブル800に追加する。
支援装置100は、例えば、被介護者ID項目に被介護者の識別情報「4」を設定し、時間帯項目に時間帯「12:30〜13:00」を設定し、実施内容ID項目に介護行為の識別情報「10」を設定した新たなレコード800−xを生成する。xは、任意の整数である。そして、支援装置100は、生成した新たなレコード800−xを、被介護者予定テーブル800に追加する。
これにより、支援装置100は、被介護者が特定の状態になった場合に、被介護者に対して実施することが好ましい追加の介護行為を、実施する予定の介護行為として、被介護者予定テーブル800に追加することができる。ここで、図16の説明に移り、所定の時間帯において被介護者に対して予定された介護行為を実施する一例について説明する。
図16において、(41)クライアント装置110は、クライアント装置110の利用者になる介護職員の操作入力に応じて、予定確認画面1600の表示要求を、支援装置100に送信する。予定確認画面1600は、現在時刻から一定時間内に、被介護者に対して実施する予定の介護行為を示す画面である。
(42)支援装置100は、予定確認画面1600の表示要求を受信すると、被介護者予定テーブル800から、現在時刻を含む時間帯項目の時間帯を抽出する。次に、支援装置100は、被介護者予定テーブル800から、抽出した時間帯に対応する被介護者ID項目に設定された被介護者の識別情報と、実施内容ID項目に設定された介護行為の識別情報とを抽出する。そして、支援装置100は、被介護者属性テーブル700から、抽出した被介護者の識別情報に対応する被介護者氏名項目に設定された被介護者の氏名を抽出する。また、支援装置100は、実施内容テーブル600から、抽出した介護行為の識別情報に対応する介護サービス内容項目に設定された介護行為を抽出する。
支援装置100は、例えば、時間帯項目に現在時刻を含む時間帯「12:30〜13:00」が設定された被介護者予定テーブル800のレコード800−xを特定する。次に、支援装置100は、特定したレコード800−xの被介護者ID項目に設定された被介護者の識別情報「4」と、実施内容ID項目に設定された介護行為の識別情報「10」とを抽出する。そして、支援装置100は、抽出した被介護者の識別情報「4」が被介護者ID項目に設定された被介護者属性テーブル700のレコード700−4の被介護者氏名項目に設定された被介護者「□□□順子」を抽出する。また、支援装置100は、抽出した介護行為の識別情報「10」が実施内容ID項目に設定された実施内容テーブル600のレコード600−10の介護サービス内容項目に設定された介護行為「水分補給(飲み物の準備)」を抽出する。
また、支援装置100は、ヒヤリ・ハット等テーブル900から、抽出した被介護者の識別情報と介護行為の内容との組み合わせに対応する、ヒヤリ・ハット等内容項目に設定されたヒヤリ・ハット等の内容を抽出する。
支援装置100は、例えば、抽出した被介護者の識別情報「4」が被介護者ID項目に設定され、抽出した介護行為の識別情報「10」が実施内容ID項目に設定された、ヒヤリ・ハット等テーブル900のレコード900−4を特定する。そして、支援装置100は、特定したレコード900−4のヒヤリ・ハット等内容項目に設定されたヒヤリ・ハット等の内容「脱水症状により緊急搬送」を抽出する。
ここで、支援装置100は、抽出した時間帯と、被介護者の氏名と、介護行為の内容と、ヒヤリ・ハット等の内容とに基づいて、予定確認画面1600の画面情報を生成する。予定確認画面1600は、被介護者の氏名を表示する第5ボックス1601と、被介護者に対して実施する介護行為の内容と介護行為を実施する時間帯とを表示する第6ボックス1602と、ヒヤリ・ハット等の内容を表示する第7ボックス1603とを含む。そして、支援装置100は、生成した予定確認画面1600の画面情報を、クライアント装置110に送信する。
(43)クライアント装置110は、受信した予定確認画面1600の画面情報に基づいて、予定確認画面1600を表示する。これにより、支援装置100は、被介護者に対して実施する予定の介護行為と共に、同一の介護行為を過去に実施した際に発生したヒヤリ・ハット等の情報を、クライアント装置110を利用する介護職員に通知することができる。結果として、介護職員は、過去に発生したヒヤリ・ハット等の内容を考慮して、過去に発生したヒヤリ・ハット等が繰り返し発生しないように注意し、安全に介護行為を実施することができる。
また、支援装置100は、予定確認画面1600の備考欄1604に入力された情報を、第6ボックス1602に表示された介護行為の内容についての対策情報として、ヒヤリ・ハット等テーブル900の対策項目に設定してもよい。これにより、支援装置100は、介護行為を実施した際にヒヤリ・ハット等が発生することを防止するための対策情報を記憶しておくことができる。
(追加処理手順の一例)
次に、図17を用いて、被介護者予定テーブル800に介護行為の情報を追加する追加処理手順の一例について説明する。
図17は、追加処理手順の一例を示すフローチャートである。図17において、支援装置100は、被介護者の生体情報を取得する(ステップS1701)。支援装置100は、観察テーブル500のうち、取得した生体情報が条件項目に設定された条件を満たすレコードの観察区分項目に設定された介護行為の識別情報を特定する(ステップS1702)。そして、支援装置100は、実施内容テーブル600のうち、特定した介護行為の識別情報が観察区分項目に設定されたレコードの介護サービス内容項目に設定された介護行為の内容を出力する(ステップS1703)。
次に、支援装置100は、出力した介護行為の内容のいずれかと、当該介護行為の内容を実施する時間帯との指定を受け付ける(ステップS1704)。そして、支援装置100は、指定された時間帯と、被介護者の識別情報と、指定された介護行為の内容に対応する介護行為の識別情報とを、被介護者予定テーブル800に登録する(ステップS1705)。その後、支援装置100は、追加処理を終了する。これにより、支援装置100は、被介護者が特定の状態になった場合に、被介護者に対して実施することが好ましい追加の介護行為を、実施する予定の介護行為として、被介護者予定テーブル800に追加することができる。
(表示処理手順の一例)
次に、図18を用いて、ヒヤリ・ハット等の内容を表示する表示処理手順の一例について説明する。
図18は、表示処理手順の一例を示すフローチャートである。図18において、支援装置100は、現在時刻を取得する(ステップS1801)。次に、支援装置100は、被介護者予定テーブル800のうち、取得した現在時刻を含む時間帯が時間帯項目に設定されたレコードを特定する。そして、支援装置100は、特定したレコードの被介護者ID項目と実施内容項目とに設定された、被介護者の識別情報と介護行為の識別情報とを特定する(ステップS1802)。
次に、支援装置100は、ヒヤリ・ハット等テーブル900のうち、特定した被介護者の識別情報と、特定した介護行為の識別情報に対応する介護行為の内容とが設定されたレコードを特定する。そして、支援装置100は、特定したレコードのヒヤリ・ハット等内容項目に設定されたヒヤリ・ハット等の内容を特定する(ステップS1803)。次に、支援装置100は、特定した被介護者の識別情報に対応する被介護者の氏名と、介護行為の識別情報に対応する介護行為の内容と、ヒヤリ・ハット等の内容とを対応付けて出力する(ステップS1804)。
そして、支援装置100は、表示処理を終了する。これにより、支援装置100は、被介護者に対して実施する予定の介護行為と共に、同一の介護行為を過去に実施した際に発生したヒヤリ・ハット等の情報を、クライアント装置110を利用する介護職員に通知することができる。
以上説明したように、支援装置100によれば、指定を受け付けた被介護者に対して実施する介護行為の情報と、当該介護行為を過去に実施した際に発生したヒヤリ・ハット等の情報とを、記憶部1201から読み出すことができる。そして、支援装置100によれば、読み出した介護行為を表示すると共に、読み出したヒヤリ・ハット等の情報を表示する制御を行うことができる。
これにより、支援装置100は、被介護者に対して実施する予定の介護行為と共に、同一の介護行為を過去に実施した際に発生したヒヤリ・ハット等の情報を、介護職員に通知することができる。結果として、介護職員は、過去に発生したヒヤリ・ハット等の内容を考慮して、過去に発生したヒヤリ・ハット等が繰り返し発生しないように注意し、安全に介護行為を実施することができる。
また、支援装置100によれば、指定を受け付けた被介護者とは異なる他の被介護者に対して、読み出した介護行為を、過去に実施した際に発生したヒヤリ・ハット等の情報を、記憶部1201から読み出すことができる。そして、支援装置100によれば、読み出した介護行為を表示すると共に、読み出したヒヤリ・ハット等の情報を表示する制御を行うことができる。
これにより、支援装置100は、クライアント装置110の利用者になる介護職員が、被介護者に対して介護行為を実施する際に、過去に他の被介護者に対して同一の介護行為を実施した際に発生したヒヤリ・ハット等の内容を把握させることができる。結果として、介護職員は、介護行為を実施する被介護者についてのヒヤリ・ハット等の情報がなくても、安全に介護行為を実施することができる。介護職員は、いずれの被介護者に対して介護行為を実施した場合であっても共通して発生しやすいヒヤリ・ハット等の内容を把握して、過去に発生したヒヤリ・ハット等を繰り返し発生させないようにして、安全に介護行為を実施することができる。
また、支援装置100によれば、指定を受け付けた被介護者に対して、読み出した介護行為を、過去に実施した際に発生したヒヤリ・ハット等の情報を、記憶部1201から読み出すことができる。そして、支援装置100によれば、読み出した介護行為を表示すると共に、読み出したヒヤリ・ハット等の情報を表示する制御を行うことができる。
これにより、支援装置100は、クライアント装置110の利用者になる介護職員が、特定の被介護者に対して介護行為を実施する際に、過去に同一の被介護者に対して同一の介護行為を実施した際に発生したヒヤリ・ハット等の内容を把握させることができる。結果として、介護職員は、特定の被介護者に特有のヒヤリ・ハット等の内容を把握して、特定の被介護者について過去に発生したヒヤリ・ハット等を繰り返し発生させないようにして、安全に介護行為を実施することができる。
特定の被介護者に特有のヒヤリ・ハット等の内容とは、特定の被介護者の体質、生活習慣、癖などに起因して発生しやすくなっているヒヤリ・ハット等である。このため、介護職員は、特定の被介護者に対して介護行為を実施する際に、過去に他の被介護者に対して同一の介護行為を実施した際に発生したヒヤリ・ハット等の内容を参照しても、安全に介護行為を実施しにくい場合にも対応することができる。
また、支援装置100によれば、被介護者の生体情報から特定される状態に対応する介護行為と、当該介護行為を過去に実施した際に発生したヒヤリ・ハット等の情報とを、記憶部1201から読み出すことができる。そして、支援装置100によれば、読み出した介護行為を表示すると共に、読み出したヒヤリ・ハット等の情報を表示する制御を行うことができる。
これにより、支援装置100は、クライアント装置110の利用者になる介護職員が、特定の状態になった被介護者に対して追加の介護行為を実施する際に、過去に同一の介護行為を実施した際に発生したヒヤリ・ハット等の内容を把握させることができる。結果として、介護職員は、当初実施する予定の介護行為ではないため、ヒューマンエラーが発生しやすい追加の介護行為についても、過去に発生したヒヤリ・ハット等を繰り返し発生させないようにして、安全に介護行為を実施することができる。
また、支援装置100によれば、さらに、読み出した介護行為を過去に実施した際に発生したヒヤリ・ハット等への対策情報を読み出して、読み出した対策情報を表示する制御を行うことができる。これにより、支援装置100は、クライアント装置110の利用者になる介護職員が、介護行為を実施する際に、過去に同一の介護行為を実施した際に発生したヒヤリ・ハット等が繰り返し発生することを防止するための対策情報を把握させることができる。結果として、介護職員は、特定の被介護者について過去に発生したヒヤリ・ハット等を繰り返し発生させないようにして、安全に介護行為を実施することができる。
また、支援装置100によれば、被介護者に取り付けられたセンサによって検出された生体情報を取得することができる。これにより、支援装置100は、被介護者または介護職員による被介護者の生体情報を入力する作業量を低減することができる。また、支援装置100は、被介護者の状態を、リアルタイムに特定することができる。
なお、本実施の形態で説明した介護支援方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本介護支援プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また本介護支援プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)コンピュータに、
被介護者の指定を受け付け、
被介護者に対して実施する介護行為を記憶した第1記憶部から、前記指定を受け付けた前記被介護者に対して実施する介護行為を読み出し、
介護行為についての事故およびヒヤリ・ハットの情報を記憶した第2記憶部から、読み出した前記介護行為を過去に実施した際に発生した事故およびヒヤリ・ハットの情報を読み出し、
読み出した前記介護行為を表示すると共に、読み出した前記事故およびヒヤリ・ハットの情報を表示する制御を行う、
処理を実行させることを特徴とする介護支援プログラム。
(付記2)前記第2記憶部は、被介護者に対応付けて、当該被介護者に対して実施された介護行為についての事故およびヒヤリ・ハットの情報を記憶し、
前記事故およびヒヤリ・ハットの情報を読み出す処理は、
前記指定を受け付けた前記被介護者に対して、読み出した前記介護行為を過去に実施した際に発生した事故およびヒヤリ・ハットの情報を、前記第2記憶部から読み出す、ことを特徴とする付記1に記載の介護支援プログラム。
(付記3)前記コンピュータに、
被介護者の生体情報を取得し、
被介護者の状態に対応付けて、当該状態の被介護者に対して実施する介護行為を記憶する第3記憶部から、取得した前記生体情報から特定される状態に対応する介護行為を読み出し、
前記第3記憶部から読み出した前記介護行為を過去に実施した際に発生した事故およびヒヤリ・ハットの情報を前記第2記憶部から読み出す、処理を実行させ、
前記制御を行う処理は、
さらに、前記第3記憶部から読み出した前記介護行為を表示すると共に、前記第2記憶部から読み出した、前記第3記憶部から読み出した前記介護行為を過去に実施した際に発生した事故およびヒヤリ・ハットの情報を表示する制御を行う、ことを特徴とする付記1または2に記載の介護支援プログラム。
(付記4)前記第2の記憶部は、さらに、介護行為についての事故およびヒヤリ・ハットへの対策情報を記憶し、
前記読み出す処理は、
さらに、前記第2記憶部から、読み出した前記介護行為を過去に実施した際に発生した事故およびヒヤリ・ハットへの対策情報を読み出し、
前記制御を行う処理は、
さらに、読み出した前記対策情報を表示する制御を行う、ことを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の介護支援プログラム。
(付記5)前記取得する処理は、
被介護者に取り付けられたセンサによって検出された生体情報を取得する、ことを特徴とする付記3に記載の介護支援プログラム。
(付記6)コンピュータが、
被介護者の指定を受け付け、
被介護者に対して実施する介護行為を記憶した第1記憶部から、前記指定を受け付けた前記被介護者に対して実施する介護行為を読み出し、
介護行為についての事故およびヒヤリ・ハットの情報を記憶した第2記憶部から、読み出した前記介護行為を過去に実施した際に発生した事故およびヒヤリ・ハットの情報を読み出し、
読み出した前記介護行為を表示すると共に、読み出した前記事故およびヒヤリ・ハットの情報を表示する制御を行う、
処理を実行することを特徴とする介護支援方法。
(付記7)被介護者の指定を受け付け、
被介護者に対して実施する介護行為を記憶した第1記憶部から、前記指定を受け付けた前記被介護者に対して実施する介護行為を読み出し、
介護行為についての事故およびヒヤリ・ハットの情報を記憶した第2記憶部から、読み出した前記介護行為を過去に実施した際に発生した事故およびヒヤリ・ハットの情報を読み出し、
読み出した前記介護行為を表示すると共に、読み出した前記事故およびヒヤリ・ハットの情報を表示する制御を行う、
制御部を有することを特徴とする介護支援装置。
100 介護支援装置
101 第1記憶部
102 第2記憶部
110 クライアント装置
200,1000 介護システム
210 ネットワーク
300,400,1100 バス
301,401,1101 CPU
302,402,1102 ROM
303,403,1103 RAM
304 ディスクドライブ
305 ディスク
306,405 I/F
404 フラッシュROM
406 入力装置
407 出力装置
500 観察テーブル
600 実施内容テーブル
700 被介護者属性テーブル
800 被介護者予定テーブル
900 ヒヤリ・ハット等テーブル
1001 生体センサ
1104 通信装置
1105 心拍センサ
1106 体温センサ
1107 歩数計
1108 発汗センサ
1109 体脂肪計
1201 記憶部
1202 取得部
1203 第1読出部
1204 格納部
1205 受付部
1206 第2読出部
1207 第3読出部
1208 出力部
1300 体調管理画面
1301 第1ボックス
1302 第1ボタン
1303 第2ボックス
1304 第2ボタン
1400 予定変更画面
1401 第3ボックス
1402 第4ボックス
1600 予定確認画面
1601 第5ボックス
1602 第6ボックス
1603 第7ボックス
1604 備考欄

Claims (5)

  1. コンピュータに、
    被介護者の指定を受け付け、
    被介護者に対して実施する介護行為を記憶した第1記憶部から、前記指定を受け付けた前記被介護者に対して実施する介護行為を読み出し、
    介護行為についての事故およびヒヤリ・ハットの情報を記憶した第2記憶部から、読み出した前記介護行為を過去に実施した際に発生した事故およびヒヤリ・ハットの情報を読み出し、
    読み出した前記介護行為を表示すると共に、読み出した前記事故およびヒヤリ・ハットの情報を表示する制御を行う、
    処理を実行させることを特徴とする介護支援プログラム。
  2. 前記第2記憶部は、被介護者に対応付けて、当該被介護者に対して実施された介護行為についての事故およびヒヤリ・ハットの情報を記憶し、
    前記事故およびヒヤリ・ハットの情報を読み出す処理は、
    前記指定を受け付けた前記被介護者に対して、読み出した前記介護行為を過去に実施した際に発生した事故およびヒヤリ・ハットの情報を、前記第2記憶部から読み出す、ことを特徴とする請求項1に記載の介護支援プログラム。
  3. 前記コンピュータに、
    被介護者の生体情報を取得し、
    被介護者の状態に対応付けて、当該状態の被介護者に対して実施する介護行為を記憶する第3記憶部から、取得した前記生体情報から特定される状態に対応する介護行為を読み出し、
    前記第3記憶部から読み出した前記介護行為を過去に実施した際に発生した事故およびヒヤリ・ハットの情報を前記第2記憶部から読み出す、処理を実行させ、
    前記制御を行う処理は、
    さらに、前記第3記憶部から読み出した前記介護行為を表示すると共に、前記第2記憶部から読み出した、前記第3記憶部から読み出した前記介護行為を過去に実施した際に発生した事故およびヒヤリ・ハットの情報を表示する制御を行う、ことを特徴とする請求項1または2に記載の介護支援プログラム。
  4. コンピュータが、
    被介護者の指定を受け付け、
    被介護者に対して実施する介護行為を記憶した第1記憶部から、前記指定を受け付けた前記被介護者に対して実施する介護行為を読み出し、
    介護行為についての事故およびヒヤリ・ハットの情報を記憶した第2記憶部から、読み出した前記介護行為を過去に実施した際に発生した事故およびヒヤリ・ハットの情報を読み出し、
    読み出した前記介護行為を表示すると共に、読み出した前記事故およびヒヤリ・ハットの情報を表示する制御を行う、
    処理を実行することを特徴とする介護支援方法。
  5. 被介護者の指定を受け付け、
    被介護者に対して実施する介護行為を記憶した第1記憶部から、前記指定を受け付けた前記被介護者に対して実施する介護行為を読み出し、
    介護行為についての事故およびヒヤリ・ハットの情報を記憶した第2記憶部から、読み出した前記介護行為を過去に実施した際に発生した事故およびヒヤリ・ハットの情報を読み出し、
    読み出した前記介護行為を表示すると共に、読み出した前記事故およびヒヤリ・ハットの情報を表示する制御を行う、
    制御部を有することを特徴とする介護支援装置。
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