JP2016191400A - 止水栓装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】筒状のストレーナ8よりも上流側からストレーナ8の内側にまで延び第1流路61の軸X方向に進退することで第1流路61を開閉する止水栓部材7と、ストレーナ8の内周面に取り付けられたゴミキャッチリング83と、を備え、止水栓部材7は、第1流路61の下流側に後退して第1流路61を開いたときにはゴミキャッチリング83とストレーナ8との間の隙間が大きく形成され、第1流路61の上流側に前進して第1流路61を閉じたときにはゴミキャッチリング83とストレーナ8との間の隙間が小さく形成されるように構成される止水栓装置50である。
【選択図】図9
Description
図1は、本実施形態に係る止水栓装置を備える便器装置の側面図である。図2は、本実施形態に係る止水栓装置を備える便器装置の正面図である。
便器装置100は、図1及び図2に示すように、便器10と、洗浄水タンク20と、洗浄水タンク20の前側に配置される背もたれ部30と、洗浄水タンク20の下方に配置されるサイドカバー40と、を備える。
ここで、図3は、本実施形態に係る止水栓装置50の分解斜視図である。図4は、止水栓装置50の開状態における縦断面斜視図である。図5は、止水栓装置50の開状態における縦断面図である。図6は、止水栓装置50の閉状態における縦断面図である。図7は、本実施形態に係る止水栓装置50の本体部6の横断面図である。なお、図7では本体部6のみを示している。
止水孔613aは、上流側流路611よりもさらに小径の孔により形成される。弁座613bは、下流側ほど拡径するテーパ状に形成され、後述する止水栓部材7の先端に設けられた駒弁71が着座する。これにより、止水孔613aが閉じられて止水される。雌ねじ部613cには、止水栓部材7の雄ねじ部72が螺合する。
また、スピンドル73の下流側の外周には、Oリング73bが取り付けられている。これにより、スピンドル73と後述するキャップ9との密閉性が確保される。
なお、このスピンドル73のより詳細な構造については、後段で詳述する。
円環状部812bは、リブ812aとともに大径部812を構成し、上述の小径部811よりも大径となっている。
本実施形態に係る止水栓部材7は、第1流路61の下流側に後退して第1流路61を開いたときには、ゴミキャッチリング83とストレーナ8との間の隙間が大きく形成されるように構成される。また、第1流路61の上流側に前進して第1流路61を閉じたときには、上記隙間が小さく形成されるように構成される。
先ず、例えばメンテナンスでストレーナ8の異物を取り除いた後に、止水栓装置50にストレーナ8を取り付ける際には、その下流端にキャップ9が取り付けられ、その上流端にゴミキャッチリング83が取り付けられた状態で、ストレーナ8を第1流路61の下流側(下流端)から軸X方向に下流側流路612内に挿入する。このとき、第1流路61には、既に止水栓部材7が取り付けられており、止水栓装置50は止水状態となっている。
これにより、大径部812を設けることで、第1流路61(下流側流路612)の内周面との間の隙間を小さくできるため、大径部812がガイドの機能を発揮して、ストレーナ8が傾くのが抑制される。また、図6を参照すれば明らかであるように、ストレーナ8を第1流路61の下流端から軸X方向に下流側流路612内に挿入していくと、ストレーナ8の大径部812が下流側流路612の内周面に沿って移動する。このとき、下流側流路612の内周形状はストレーナ8の外周形状に沿った形状となっており、下流側流路612の内周面とストレーナ8の大径部812の外周面との間には僅かな隙間しか形成されない。そのため、ストレーナ8の大径部812がガイドの機能をより確実に発揮するため、挿入時にストレーナ8が傾くのをより確実に抑制できる。従って本実施形態によれば、ストレーナ8を容易に取り付けることができ、組付け性が向上する。また、取り外しの際も同様であり、ストレーナ8が傾くのを抑制できるため、ストレーナ8を容易に取り外すことができ、組付け性が向上する。
これにより、下流側流路612(大径流路612b)の内周面とストレーナ8の大径部812の外周面との間には僅かな隙間しか形成されず、大きな隙間が形成されるのを回避できるため、ストレーナ8の大径部812がガイドの機能を発揮でき、挿入時にストレーナ8が傾くのを抑制できる。
これに対して本実施形態では、ストレーナ8の小径部811の外周に環状の弾性部材としてのOリング81aを取り付けているものの、上述した通りストレーナ8の脱着時にストレーナ8が傾くのを抑制できるため、Oリング81aが第1流路61内の角部等に接触して破損するのを抑制でき、漏水のおそれを抑制できる。
これに対して本実施形態では、止水栓部材7を、ストレーナ8よりも上流側からストレーナ8の内側にまで延びて設けているにも関わらず、上述の不具合を抑制できる。即ち、本実施形態では、小径部811の先端の内周面に、下流側に開口する円環状の溝部83aが形成された環状部材としてのゴミキャッチリング83を脱着可能に取り付けているものの、上述した通りストレーナ8を取り外す際にストレーナ8が傾くのを抑制できるため、ストレーナ8の先端が止水栓部材7に接触するのを抑制でき、ゴミキャッチリングが外れて流路内に取り残されてしまうのを抑制できる。
さらには、止水栓部材7の上流側小径部731は、流水の流量を所定量以上確保するために、所定以下の小径でなければならない。その一方で、上流側小径部731の下流側においては、ストレーナ8と止水栓部材7の間の空間を狭めることで乱流を効果的に抑制できることから、本実施形態のテーパ部734は、流量を確保しつつ乱流を抑制できる好ましい構造であると言える。また、テーパ部734を形成するためにスピンドル73を大径化することから、止水栓部材7の強度を向上することもできる。
7…止水栓部材
8…ストレーナ
50…止水栓装置
61…第1流路
62…第2流路
83…ゴミキャッチリング(環状部材)
83a…溝部(溝)
731…上流側小径部(小径部)
732…大径部
813…メッシュ(濾過材)
Claims (3)
- 開状態と閉状態の切り替えが可能な止水栓装置であって、
第1流路と、前記第1流路の下流側に連通し前記第1流路と交差する方向に延びる第2流路と、を内部に有する本体部と、
前記第1流路内に脱着可能に取り付けられ、前記第1流路の上流側から流れ込む流水をその外周に設けられた濾過材の内側から外側に通過させて前記第2流路に導くことで流水中の異物を除去する筒状のストレーナと、
前記ストレーナよりも上流側から前記ストレーナの内側にまで延びて設けられ、前記第1流路の軸方向に進退することで前記第1流路を開閉する止水栓部材と、
前記ストレーナの内周面に取り付けられた環状部材と、を備え、
前記止水栓部材は、前記第1流路の下流側に後退して前記第1流路を開いたときには前記環状部材と前記ストレーナとの間の隙間が大きく形成され、前記第1流路の上流側に前進して前記第1流路を閉じたときには前記隙間が小さく形成されるように構成される止水栓装置。 - 前記止水栓部材は、上流側に設けられた小径部と、下流側に設けられ前記小径部よりも外径が大きい大径部と、を備え、前記第1流路の下流側に後退して前記第1流路を開いたときには前記小径部の軸方向の位置が前記環状部材の位置に配置され、前記第1流路の上流側に前進して前記第1流路を閉じたときには前記大径部の軸方向の位置が前記環状部材の位置に配置される請求項1に記載の止水栓装置。
- 前記止水栓部材は、前記第1流路の上流側に前進して前記第1流路を閉じたときには前記大径部の上流端の軸方向の位置が前記環状部材の位置に配置される請求項2に記載の止水栓装置。
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