JP2016189236A - 電子部品およびロボット装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の電子部品で構成されるロボット装置において、電子部品間の接続方向を任意に定められるようにする。
【解決手段】電子部品(JC1)は、開口面を備える筐体CHと、当該筐体CHに収容され、開口面を介して外部との電気的接続が可能なコネクタ(CNR1a)とを有する。当該コネクタ(CNR1a)は、開口面の法線方向を軸として筐体CH内で回転可能な構造になっている。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子部品およびロボット装置に関し、例えば、ユーザが複数の電子部品を任意に組み合わせることで構成されるロボット装置に関する。
例えば、特許文献1には、USB差し込み口と、当該USB差し込み口に連結される回転式操作部とを備えた外付け型電子機器において、回転式操作部がUSB差し込み口を基準に回転する構造が示されている。また、特許文献2には、電源差し込み口が設けられる本体と、当該本体に回転軸部材を介して連結され、USB差し込み口が設けられる回転体とを備えた電源コンセントにおいて、回転体が本体を基準に回転する構造が示されている。
国際公開第2004/066132号 特開2014−75349号公報
近年、例えば、電子版レゴブロック等を代表とする電子工作キットが知られている。当該電子工作キットを用いると、ユーザは、マイコン、センサ、モータ等の各種モジュール部品を任意に組み合わせることで、車両等の所望のロボット装置を製作することが可能になる。ここで、一般的な電子工作キットでは、各モジュール部品間を接続する電気的配線は、例えば、2通りの方式で設けられる。
1つ目の方式は、各モジュール部品に固定的に設けられるコネクタ間を、別途外部に設けたケーブルで接続するような方式である。しかし、当該方式では、ケーブルがモジュール部品の外部に剥き出しの状態になるため、例えば、ロボット装置のデザイン性が損なわれる等、ユーザにとって好ましくない事態が生じ得る。
2つ目の方式は、各モジュール部品に固定的に設けられるコネクタを、互いに直結可能な形状とし、当該コネクタ間を直接接続するような方式である。この場合、部品の一つとして、例えば、2個のコネクタを備えた配線専用の部品を設け、当該配線専用の部品を介して各モジュール部品間を接続するような方式も考えられる。しかし、このような方式では、コネクタがどの方向に設置されているかに応じて各モジュール部品の位置関係が制約されるため、ロボット装置の全体形状を定める際の自由度が低下する恐れがある。さらに、コネクタ間の接続部によって、ロボット装置全体の機械的強度が低下する恐れがある。
一方、モジュール部品の位置関係を定める際の自由度を向上させる方式として、例えば、特許文献1や特許文献2の方式を応用することが考えられる。当該方式では、2個の部品間に可動部を設けることで2個の部品の位置関係を変えることができる。しかし、当該部品をロボット装置に搭載する場合、当該可動部に外力が加わる状況が生じ得るため、ロボット装置全体の機械的強度を十分に確保できない恐れがある。
後述する実施の形態は、このようなことを鑑みてなされたものであり、その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
一実施の形態による電子部品は、開口面を備える筐体と、当該筐体に収容され、開口面を介して外部との電気的接続が可能なコネクタとを有する。当該コネクタは、開口面の法線方向を軸として筐体内で回転可能な構造になっている。
前記一実施の形態によれば、複数の電子部品で構成されるロボット装置において、電子部品間の接続方向を任意に定めることが可能になる。
(a)および(b)は、本発明の実施の形態1によるロボット装置において、その外形例を示す概略図である。 図1(b)のロボット装置において、その制御システムの概略構成例を示すブロック図である。 (a)および(b)は、図1(a)、図1(b)および図2のロボット装置において、構造ユニットの構造例を示す概略図である。 図3(a)の連結部品に図3(b)のフレーム部品を差し込む際の様子を示す説明図である。 本発明の実施の形態1の電子部品において、その模式的な外形例を示す概略図である。 本発明の実施の形態2による電子部品において、回転式コネクタ周りの構造例を示す概略図である。 (a)および(b)は、本発明の実施の形態3による電子部品において、その構造例を示す概略図である。 (a)および(b)は、本発明の実施の形態4による電子部品において、その構造例を示す概略図である。 本発明の実施の形態5による電子部品において、その構造例を示す概略図である。 本発明の実施の形態6による電子部品において、その構造例を示す概略図である。 本発明の実施の形態7による電子部品において、その構造例を示す概略図である。 本発明の実施の形態8による電子部品において、その構造例を示す概略図である。 特許文献1に示される外付け型電子機器の外形を示す図である。
以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらは互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良い。
さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数値および範囲についても同様である。
また、実施の形態の各機能ブロックを構成する回路素子は、特に制限されないが、公知のCMOS(相補型MOSトランジスタ)等の集積回路技術によって、単結晶シリコンのような半導体基板上に形成される。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
《ロボット装置の概略》
図1(a)および図1(b)は、本発明の実施の形態1によるロボット装置において、その外形例を示す概略図である。図1(a)には、ロボット装置の骨組みを構成する構造ユニットSTUが示されている。構造ユニットSTUは、詳細は後述するが、電子部品である複数のフレーム部品FLMと、電子部品であり、当該フレーム部品間を連結する複数の連結部品JCとを備える。ユーザ等は、複数のフレーム部品FLMと複数の連結部品JCとを任意に組み合わせることで、ロボット装置の骨組みを構築することができる。
図1(b)には、ロボット装置の一例となる車両装置が示される。ユーザ等は、図1(a)に示した構造ユニットSTUに、電子部品である制御ユニットCTLUおよび各種被制御モジュールを任意に取り付け、さらに、必要に応じて各種機械的部品を取り付けることで、図1(b)に示すようなロボット装置を構築することができる。図1(b)の例では、各種被制御モジュールとして、複数(例えば4個)のモータモジュールMDLmと、センサモジュールMDLsとが取り付けられている。
複数のモータモジュールMDLmは、この例では、構造ユニットSTUの四隅に配置される連結部品JCにそれぞれ取り付けられる。複数のモータモジュールMDLmのそれぞれには、機械的部品である車輪WHが取り付けられ、これによって車両装置の4輪が構築される。センサモジュールMDLsは、特に限定はされないが、前方の障害物を感知するレーザセンサ等であり、例えば、構造ユニットSTUの前方部に配置されるフレーム部品FLMに取り付けられる。制御ユニットCTLUは、例えば、センサモジュールMDLsの検出結果に基づいて、モータモジュールMDLm(すなわち車両装置の進行)を制御する。
図2は、図1(b)のロボット装置において、その制御システムの概略構成例を示すブロック図である。図2に示す制御システムは、制御ユニットCTLUと、複数の被制御モジュール(ここでは、モータモジュールMDLmおよびセンサモジュールMDLs)と、制御ユニットと複数の被制御モジュールとを接続するバスBS2と、備える。制御ユニットCTLUは、例えば、ホストコントローラHCTLと、通信IFモジュールMDLifと、これらを接続するバスBS1とを備える。
特に限定はされないが、ホストコントローラHCTLは、例えば、Arduino(登録商標)基板やRaspberry Pi(登録商標)基板等を代表とする広く普及している配線基板で構成される。通信IFモジュールMDLifは、例えば、マイクロコントローラ等を代表とする半導体デバイスMCUcが実装される配線基板で構成される。通信IFモジュールMDLifは、例えば、ホストコントローラHCTLに設けられるバスBS1用の端子に接続され、ホストコントローラHCTLと一体化されている。バスBS1は、例えば、SPI(Serial Peripheral Interface)バス等である。
半導体デバイス(例えば、マイクロコントローラ)MCUcは、バスBS1との間の通信およびバスBS2との間の通信をそれぞれ仲介するバスIF部BSIFを備える。バスBS2は、シリアルバスであり、例えば、I2C(Inter-Integrated Circuit)バス等である。I2Cバスは、電源電圧配線、接地電源電圧配線、クロック配線、およびデータ配線の4本の配線から構成される。ここで、バスBS2は、図1(a)に示した構造ユニットSTUに設けられる。すなわち、構造ユニットSTUは、詳細は後述するが、ロボット装置の機械的な骨組みを構成することに加えて、ロボット装置内での電気的な電源経路/通信経路を構成する。
モータモジュールMDLmは、マイクロコントローラ等を代表とする制御デバイスMCUmと、モータMTとを備える。同様に、センサモジュールMDLsは、制御デバイスMCUmと、センサSENとを備える。制御デバイスMCUmは、図示は省略されているが、バス(例えばI2Cバス)BS2との間の通信を仲介するシリアルインタフェースを備える。また、この例では、モータモジュールMDLmのモータMTに電源を供給するための電源ユニットPWUが別途設けられる。
図2において、例えば、ユーザ等は、パーソナルコンピュータPC等を用いて、ホストコントローラHCTLで実行される制御プログラムを作成する。ホストコントローラHCTLは、当該制御プログラムに基づき、各種被制御モジュール(ここでは、モータモジュールMDLmおよびセンサモジュールMDLs)に向けた制御命令を適宜発行する。通信IFモジュールMDLifは、ホストコントローラHCTLからの制御命令を受信し、それをバス(例えばI2Cバス)BS2用の命令フォーマットに変換したのちバスBS2へ送信する。各種被制御モジュールは、バスBS2を介して、ホストコントローラHCTLからの制御命令を受信し、制御命令に応じた処理を実行する。
なお、図2では、1本のバスBS2を備える場合を例としたが、複数本のバスを備えることも可能である。例えば、ロボット装置に搭載する被制御モジュールの数が多く、1本のバスBS2では所定の制御速度を満たせないような場合、複数本のバスBS2を設けることで要求を満たすことが可能になる。あるいは、被制御モジュールの制御方式の違い等に応じて複数本のバスBS2を設けることも有益である。具体的には、例えば、あるバスBS2は、制御命令を複数の被制御モジュールに向けてブロードキャストで発行するためのバスであり、他のバスBS2は、制御命令を各被制御モジュール毎に個別に発行するためのバスである。
《ロボット装置の課題》
ここで、図1(b)および図2に示したようなロボット装置に対しては、ロボット装置の全体形状を定める際の自由度や、ロボット装置の機械的強度や、ロボット装置のデザイン性等が求められる。具体的に説明すると、まず、図1(a)に示したような構造ユニットSTUを用いることで、ロボット装置の骨組みを高い自由度で定めることは可能である。ただし、このような骨組みに各種被制御モジュールを組み合わせることでロボット装置の全体形状を定める際に課題が生じ得る。
例えば、図1(b)では、フレーム部品FLMにセンサモジュールMDLsが取り付けられている。具体的には、例えば、フレーム部品FLMの所定の位置(ここでは下面)に被制御モジュール取り付け用の接続部が設けられており、この接続部にセンサモジュールMDLsが取り付けられる。この場合、ユーザは、当該接続部がフレーム部品FLMの下面に配置されるように、図1(a)の構造ユニットSTUを組み立て、その後、一端に制御ユニットCTLUが接続されるケーブル状のバスBS2に、当該センサモジュールMDLsを接続すればよい。
ただし、この場合、ケーブルが外部に剥き出しの状態となるため、ロボット装置のデザイン性が低下する。さらに、搭載する被制御モジュールの数が多いと、剥き出しのケーブルを複雑に引き回す必要性が生じ、デザイン性の更なる低下に加え、ユーザの配線ミス等も生じる恐れがある。そこで、フレーム部品FLMおよび連結部品JCにバスBS2を内蔵することが有益となる。具体的には、例えば、フレーム部品FLMおよび連結部品JCの内部にバスBS2が設けられ、フレーム部品FLMおよび連結部品JCの各端部にバスBS2のコネクタが設けられる。この場合、フレーム部品FLMを連結部品JCに差し込むことで、これらを機械的にも電気的にも接続することが可能になる。
しかし、この場合、コネクタの方向に依存して、センサモジュールMDLsの取り付け方向が制約される。すなわち、通常、コネクタは、差し込み方向が定まっている。したがって、前述した例では、センサモジュールMDLsが取り付けられるフレーム部品FLMを連結部品JCに差し込む際に、例えば、接続部が下面に配置される方向で差し込むことは可能であるが、上面、正面、背面のいずれかに配置される方向で差し込むことは困難となる。その結果、ロボット装置の全体形状を定める際の自由度が低下する。
そこで、例えば、前述した特許文献1および特許文献2のような方式を応用することが考えられる。図13は、特許文献1に示される外付け型電子機器の外形を示す図である。図13では、回転式操作部AAに対するコネクタCN’の方向を可動部BBを介して回転させることができる。このような方式を応用し、例えば、可動部BBで連結されるような構造を持つフレーム部品を設ければ、センサモジュールMDLsの取り付け方向を変更することができる。しかし、この場合、可動部BBでの機械的強度が不足し、例えば、骨組みに対してセンサモジュールMDLsが揺れ動くといった問題が生じ得る。
《構造ユニットの詳細》
図3(a)および図3(b)は、図1(a)、図1(b)および図2のロボット装置において、構造ユニットの構造例を示す概略図である。図3(a)には、構造ユニットSTU内の連結部品(電子部品)JCの構造例が示され、図3(b)には、構造ユニットSTU内のフレーム部品(電子部品)FLMの構造例が示される。図4は、図3(a)の連結部品に図3(b)のフレーム部品を差し込む際の様子を示す説明図である。
図3(a)に示す連結部品JCは、2個の開口面AP1a,AP1bを備える筐体(第1筐体)CHと、当該筐体CH内に収容される回転式コネクタCNR1a,CNR1bおよびケーブルCBLとを備える。回転式コネクタ(第1Aコネクタ)CNR1aは、開口面(第1A開口面)AP1aを介して外部との電気的接続が可能であり、回転式コネクタ(第1Bコネクタ)CNR1bは、開口面(第1B開口面)AP1bを介して外部との電気的接続が可能である。ケーブルCBLは、図2に示したバスBS2を構成し、筐体CH内で、回転式コネクタCNR1aと回転式コネクタCNR1bとを接続する。
ここで、回転式コネクタCNR1aは、開口面(第1A開口面)AP1aの法線方向を軸として、筐体CH内で回転可能な構造になっている。同様に、回転式コネクタCNR1bは、開口面(第1B開口面)AP1bの法線方向を軸として、筐体CH内で回転可能な構造になっている。その一例として、図3(a)の回転式コネクタCNR1a,CNR1bのそれぞれは、円柱状の形状を備え、その周回方向に回転可能な構造を備える回転部材RTと、外部との電気的接続を行うための金属配線(配線層)MLが形成される配線基板PCBと、を有する。ここでは、金属配線MLおよびケーブルCBLのそれぞれは、I2Cバスを例として、4本で構成される。
例えば、回転式コネクタCNR1aの回転部材RTは、その回転軸の方向が開口面AP1aの法線方向と一致するように筐体CH内に収容される。また、配線基板PCBは、回転部材RTに、一体となって取り付けられる。これにより、外部から開口面AP1aを見た場合の配線基板PCBの設置角度(言い換えれば外部からのコネクタの差し込み角度)は、回転部材RTの回転によって適宜変更可能となる。また、ケーブルCBLは、回転式コネクタCNR1a,CNR1bの回転に応じて捻転するため、当該捻転に伴う伸縮方向の変動を許容する配線長を備える。
一方、図3(b)に示すフレーム部品FLMは、2個の開口面(第2開口面)AP2a,AP2bを備える筐体(第2筐体)CHと、当該筐体CH内に収容される固定式コネクタ(第2コネクタ)CNS2a,CNS2bおよびケーブルCBLとを備える。固定式コネクタCNS2aは、開口面AP2aを介して外部との電気的接続が可能であり、固定式コネクタCNS2bは、開口面AP2bを介して外部との電気的接続が可能である。ケーブルCBLは、図2に示したバスBS2を構成し、筐体CH内で、固定式コネクタCNS2aと固定式コネクタCNS2bとを接続する。
ここで、固定式コネクタCNS2a,CNS2bのそれぞれは、図3(a)の場合と同様に配線基板PCBを備えるが、図3(a)の場合と異なり回転部材RTを備えず、図示は省略されているが、筐体CHに固定されている。したがって、例えば、外部から開口面AP2aを見た場合の配線基板PCBの設置角度(言い換えれば外部からのコネクタの差し込み角度)は、固定となる。
図4には、図3(b)に示したようなフレーム部品FLM1を、図3(a)に示したような連結部品JC1に取り付ける場合の様子が示されている。この例では、フレーム部品FLM1の所定の面にモジュール搭載用のタップ穴THmが設けられ、当該タップ穴に図1(b)に示したようなセンサモジュールMDLsが取り付けられるものとする。なお、図示は省略しているが、フレーム部品FLM1には、その内部のバスBS2をセンサモジュールMDLsに接続するための電気的接続部も別途設けられている。
連結部品JC1には、図3(a)に示したように回転式コネクタCNR1aが設けられ、フレーム部品FLM1には、図3(b)に示したように固定式コネクタCNS2aが設けられる。また、連結部品JC1の筐体(第1筐体)CHは、フレーム部品FLM1の筐体(第2筐体)CHに対して、互いの開口面(例えば共に正方形)が対向する向きでの機械的接続が可能な構造になっている。この例では、連結部品JC1の筐体は、フレーム部品FLM1の筐体を差し込める程度の開口面を備えている。この場合、フレーム部品FLM1を、その一部が連結部品JC1に囲まれるように、連結部品JC1に差し込むことができる。その結果、差し込み部での機械的強度を確保することができる。
また、フレーム部品FLM1と連結部品JC1との間の電気的接続は、この例では、図3(a)の連結部品JCにおける配線基板PCB上の金属配線MLと、図3(b)のフレーム部品FLMにおける配線基板PCB上の金属配線MLとが接触することで行われる。この場合、互いの金属配線MLが接触するように、各配線基板PCB(すなわち、回転式コネクタCNR1aおよび固定式コネクタCNS2a)の設置角度を調整する必要がある。
こうした中、図4の例では、連結部品JC1に回転式コネクタCNR1aが設けられる。当該連結部品JC1の回転式コネクタ(第1Aコネクタ)CNR1aは、フレーム部品FLM1の固定式コネクタ(第2コネクタ)CNS2aの形状に適合するように、開口面の法線方向を軸として筐体CH内で回転可能な構造になっている。その結果、モジュール搭載用のタップ穴THmが任意の方向(この例では90°刻みの方向)を向くように、フレーム部品FLM1を連結部品JC1に差し込むことが可能になる。図1(b)の例では、センサモジュールMDLsをフレーム部品FLMの下面、上面、正面および背面のいずれの箇所に取り付けることも可能である。
さらに、図3(a)、図3(b)および図4において、連結部品JCの筐体CHには、90°刻みで4個のタップ穴(第1タップ穴)THcが設けられる。連結部品JCの配線基板PCBには、1個のタップ穴(第2タップ穴)THpが設けられる。当該4個のタップ穴THcの中の180°の関係にある2個のタップ穴THcと、配線基板PCB上のタップ穴THpには、直線状の治具(例えばネジ)が貫通可能になっている。
一方、フレーム部品FLMの筐体CHには、180°刻みで2個のタップ穴THcが設けられる。フレーム部品FLMの配線基板PCBには、1個のタップ穴THpが設けられる。当該2個のタップ穴THcと、配線基板PCB上のタップ穴THpには、直線状の治具(例えばネジ)が貫通可能になっている。
このような構成の場合、図4に示したように、フレーム部品FLM1を連結部品JC1に所定の設置角度で差し込んだのち、各タップ穴を介してネジ止め等を行うことができる。例えば、図3(a)および図3(b)に示されるように、連結部品の筐体(ステップS1)→フレーム部品の筐体(ステップS2)→フレーム部品の配線基板(ステップS3)→連結部品の配線基板(ステップS4)→フレーム部品の筐体(ステップS5)→連結部品の筐体(ステップS6)の順でネジ止め等を行うことができる。
これによって、フレーム部品FLM1と連結部品JC1との間の接続部における機械的強度を更に高めることが可能になる。具体的には、互いの筐体CH間の位置ズレ等を防止することができ、また、互いのコネクタ間の接触状態を良好に保つことができる。ただし、必ずしもこのようなネジ止め方式に限定されるものではない。例えば、フレーム部品の筐体を連結部品の筐体に差し込むことだけで位置ズレ等を防止できる場合がある。また、例えば、コネクタの形状をUSB等で使用されるような凹凸型の形状にすることで、コネクタ間の接触状態を良好に保つことが可能になる。
《本実施の形態1の代表的な効果》
以上のように、本実施の形態1を用いることで、代表的には、複数の電子部品で構成されるロボット装置において、電子部品間の接続方向を任意に定めることが可能になる。より詳細には、ロボット装置の機械的強度やデザイン性等を十分に確保しつつ、ロボット装置の全体形状を自由に定めることが可能になる。その結果、例えば、ユーザ等の利便性の向上等が図れる。
ここで、前述した図13の構成との違いについて説明する。図5は、本発明の実施の形態1の電子部品において、その模式的な外形例を示す概略図である。図5に示す電子部品は、筐体CH内に回転式コネクタCNRが収容され、当該回転式コネクタCNRは、筐体CH内で回転可能な構造になっている。一方、図13に示した構成は、図5の筐体CH自体が捻じれるような構造になっている。また、図13におけるUSB差し込み口CH’を図13のコネクタCN’を収容する筐体として見た場合、コネクタCN’は筐体内で回転できない構造になっている。
なお、ここでは、フレーム部品FLMおよび連結部品JCにおける筐体CHの開口面は、正方形であったが、これに限らず、例えば、円形等であってよい。この場合、例えば、図3(a)の場合と同様にして、筐体に45°刻み等でタップ穴を設けると、連結部品JCにフレーム部品FLMを45°単位の設置角度で差し込むことができる。その結果、例えば、被制御モジュールの設置角度を45°単位で変更することができる。
(実施の形態2)
《回転式コネクタの形状》
図6は、本発明の実施の形態2による電子部品において、回転式コネクタ周りの構造例を示す概略図である。実施の形態1で述べたように、回転式コネクタCNRは、筐体CH内で回転することが可能である。ただし、例えば、回転式コネクタCNRが360°を超えて、2周、3周と回転した場合、ケーブルCBLが過剰に捻じれて破損する恐れがある。そこで、例えば、図6のような回転式コネクタCNRを用いることが有益となる。
図6の例では、回転部材RTの外周に突起状のストッパSTPrが設けられ、筐体CHの内周にも、突起状のストッパSTPcが設けられる。例えば、回転式コネクタCNRの設置角度が0°の場合に、回転部材RTと筐体CHとの間の隙間で、互いのストッパSTPr,STPcが接触しているものとする。この場合、回転式コネクタCNRを回転させていくと、回転式コネクタの設置角度が360°に到達する前に互いのストッパSTPr,STPcが接触し、これによって回転が止められる。この状態から、回転式コネクタCNRを逆方向に回転させていった場合も同様に、回転式コネクタの設置角度が0°に到達した場合に、互いのストッパSTPr,STPcが接触し、これによって回転が止められる。
このように、ストッパSTPr,STPcを設けることで、回転部材RTの回転範囲を制限することができ、ケーブルCBLの破損を防止することが可能になる。その結果、電子部品の機械的強度を確保することができる。
(実施の形態3)
《回転式コネクタまたは固定式コネクタの形状》
図7(a)および図7(b)は、本発明の実施の形態3による電子部品において、その構造例を示す概略図である。図7(a)には、図3(a)に示した連結部品JCにおける回転式コネクタ周りの構造例が示され、図7(b)には、図3(b)に示したフレーム部品FLMにおける固定式コネクタ周りの構造例が示される。図7(a)および図7(b)に示す各コネクタは、図3(a)および図3(b)の構成例と異なり、配線基板PCBに半導体デバイスICが実装される点が異なっている。当該半導体デバイスICは、配線基板PCB上の金属配線(配線層)MLに接続される。
半導体デバイスICは、例えば、ノイズフィルタや、リピータ(すなわち双方向バッファ)や、マイクロコンピュータ等が挙げられる。例えば、バスBS2に、図1(b)に示したようなモータモジュールMDLmが接続される場合、バスBS上のノイズが大きくなる恐れがある。また、バスBS2の長さが長くなるような場合、バス上の信号量が小さくなる恐れがある。このような場合、配線基板PCBに、ノイズフィルタやリピータ等の半導体デバイスICを実装することで、バス通信の信頼性を向上させることが可能になる。
また、マイクロコンピュータ等の半導体デバイスICを実装すると、ホストコントローラHCTLに対して所定の情報を伝えるようなことができ、より高度な機能を持つロボット装置を構築すること等が可能になる。具体的には、例えば、予め記憶された自電子部品の情報をバスBS2を介してホストコントローラHCTLに伝えたり、あるいは、センサ付きのマイクロコンピュータを用いて自コネクタの傾き等をホストコントローラHCTLに伝えたりすること等が可能になる。なお、半導体デバイスICは、全ての配線基板PCBに実装する必要はなく、一部の配線基板PCBに実装してもよい。
(実施の形態4)
《回転式コネクタまたは固定式コネクタの形状》
図8(a)および図8(b)は、本発明の実施の形態4による電子部品において、その構造例を示す概略図である。図8(a)および図8(b)に示す連結部品JCおよびフレーム部品FLMは、図3(a)および図3(b)に示した構成例と比較して、回転式コネクタと固定式コネクタとが入れ替わっている点が異なっている。
すなわち、図8(a)に示す連結部品JCは、図3(a)の場合と異なり固定式コネクタ(第2コネクタ)CNS1a,CNS1bを備え、図8(b)に示すフレーム部品FLMは、図3(b)の場合と異なり回転式コネクタ(第1Aコネクタ、第1Bコネクタ)CNR2a,CNR2bを備える。このように、連結部品JCおよびフレーム部品FLMの少なくとも一方が回転式コネクタを備えていれば、実施の形態1で述べたような効果を得ることが可能になる。
(実施の形態5)
《連結部品の構造》
図9は、本発明の実施の形態5による電子部品において、その構造例を示す概略図である。図9には、6個の開口面APxp,APxn,APyp,APyn,APzp,APznを備えた連結部品JCが示されている。開口面APxpの法線方向は、x軸のプラス方向と一致し、開口面APxnの法線方向は、x軸のマイナス方向と一致する。同様に、開口面APyp/APynの法線方向は、y軸のプラス方向/マイナス方向と一致し、開口面APzp/APznの法線方向は、z軸のプラス方向/マイナス方向と一致する。x軸、y軸、z軸は、互いに直交する関係となる。
6個の開口面APxp,APxn,APyp,APyn,APzp,APznの近辺には、それぞれ、図3(a)の場合と同様に、回転式コネクタが設けられる。例えば、図9において、回転式コネクタ(第1Aコネクタ)CNRxpは、開口面(第1A開口面)APxpを介して外部との電気的接続が可能となっている。また、回転式コネクタ(第1Bコネクタ)CNRynは、開口面(第1B開口面)APynを介して外部との電気的接続が可能となっており、回転式コネクタ(第1Cコネクタ)CNRzpは、開口面(第1C開口面)APzpを介して外部との電気的接続が可能となっている。図示は省略するが、残りの開口面に関しても同様である。
回転式コネクタ(第1Aコネクタ)CNRxpと回転式コネクタ(第1Bコネクタ)CNRynは、ケーブル(第1ケーブル)CBL1によって接続される。また、回転式コネクタ(第1Bコネクタ)CNRynと回転式コネクタ(第1Cコネクタ)CNRzpは、ケーブル(第2ケーブル)CBL2によって接続される。以降同様にして、各回転式コネクタは、ケーブルを介してシリアルに接続される。なお、接続する順番は特に制限されない。すなわち、例えば、予めケーブルを介して等間隔でシリアル接続された6個の回転式コネクタを設け、当該6個の回転式コネクタを、それぞれ6個の開口面に適宜配置すればよい。
このような連結部品JCを用いることで、互いに直交する3軸(x軸、y軸、z軸)のそれぞれを回転軸とし、かつ、当該3軸のプラス方向およびマイナス方向の両側から、フレーム部品FLMを任意(例えば90°刻み)の設置角度で差し込むことが可能になる。その結果、ロボット装置の全体形状を定める際の自由度を更に向上させることが可能になり、ユーザの利便性の向上等が図れる。
なお、6個の回転式コネクタの接続方法は、必ずしも前述したようなシリアル接続に限定されず、何らかの形で共通接続されるような方式を用いてもよい。例えば、場合によっては、1個の回転式コネクタを基準として、残りの回転式コネクタをツリー状に接続するような方式を用いてもよい。ただし、この場合、当該基準となる回転式コネクタが5個の分岐点を備えることになるため、構造が複雑となる恐れや、回転式コネクタを回転させた際の捻れに弱くなる恐れや、バスBS2としての電気的特性が低下する恐れ等がある。このような観点では、図6の方式を用いることが望ましい。
また、ここでは、3軸と、そのプラス方向およびマイナス方向とを組み合わせた6方向に対応する連結部品JCを示したが、同様にして、当該6方向の中の3以上の方向に対応する連結部品JCを設けることも可能である。なお、当該6方向の中の2方向に対応する連結部品JCは、図3(a)に示したような構成となるか、あるいは、図3(a)における筐体CHの形状を直線状に変更したような構成となる。
さらに、ここでは、1本のバスBS2に6個の回転式コネクタを接続したが、図2で述べたように、例えば、2本のバスBS2を設け、各バスに回転式コネクタを3個ずつ接続するような構成とすることも可能である。この場合、図9の場合と同様にして、単に、シリアル接続された3個の回転式コネクタを2対設け、計6個の回転式コネクタをそれぞれ6個の開口面に適宜配置すればよい。
(実施の形態6)
《回転式コネクタまたは固定式コネクタの形状》
図10は、本発明の実施の形態6による電子部品において、その構造例を示す概略図である。図10には、回転式コネクタCNR3に固定式コネクタCNS3を差し込む際の様子が示されている。実施の形態1および実施の形態4に示したように、回転式コネクタCNR3および固定式コネクタCNS3の一方は、連結部品JCに収容され、他方はフレーム部品FLMに収容される。
回転式コネクタCNR3は、図3(a)の場合とは形状が異なる回転部材(第1部材)RT2と、コンタクト部(第1コンタクト部)CT1aとを備える。回転部材RT2は、筒状の部材のリング面を周回方向に沿って螺旋状に加工したような形状を備え、当該螺旋状のリング面ARr1の端部において筒状の部材の回転軸(ここではz軸)の方向に向けた切断面ARs1が形成される。
コンタクト部CT1aは、回転部材RT2の切断面ARs1に設けられる。コンタクト部CT1aは、ここでは、z軸方向に並んで配置される4個の金属端子で構成される。そして、このような回転部材RT2は、図3(a)に示した円柱状の回転部材RTの場合と同様に、筒状の部材の回転軸の方向が図示しない筐体CHの開口面の法線方向と一致するように筐体に収容される。
一方、固定式コネクタCNS3は、コンタクト部(第2コンタクト部)CT2が設けられる配線基板(第2部材)PCBを有する。コンタクト部CT2は、回転式コネクタCNR3のコンタクト部CT1aと適合するように、z軸方向に並んで配置される4個の金属端子を備える。当該4個の金属端子は、例えば、図3(a)に示した4本の金属配線MLの端部の領域で形成される。
ここで、回転式コネクタCNR3と固定式コネクタCNS3とを接続する場合を想定する。具体的には、z軸方向で、固定式コネクタCNS3を回転式コネクタCNR3に差し込む場合を想定する。この場合、回転部材(第1部材)RT2は、図10に示すように、配線基板(第2部材)PCBが螺旋状のリング面ARr1に沿って移動することでコンタクト部CT1aとコンタクト部CT2とが接続するまで回転する。
その結果、図10の例では、固定式コネクタCNS3を回転式コネクタCNR3に差し込んだ際の回転式コネクタCNR3の設置角度が0°〜180°の範囲である限り(すなわち、配線基板PCBがリング面ARr1に接触する限り)、z軸方向での差し込み操作のみで、両コネクタの電気的接続が可能になる。すなわち、例えば、前述した図4の場合には、ユーザ等が回転式コネクタCNR1aの設置角度を手動である程度調整した上で差し込み操作を行う必要があるが、図10の例では、このような手動での調整が不要となる。その結果、ユーザの利便性の向上が図れる。
また、図10の例では、回転式コネクタCNR3の設置角度が180°〜360°の範囲である場合に対応して、回転部材(第1部材)RT2は、前述したリング面(第1Aリング面)ARr1および切断面(第1A切断面)ARs1と同様のリング面(第1Bリング面)ARr2および切断面(第1B切断面)ARs2を有する。リング面ARr2は、切断面ARs1を起点として、リング面ARr1の場合と同様に螺旋状の加工を行うことで形成される。切断面ARs2は、当該リング面ARr2の端部において形成される。
切断面ARs2には、コンタクト部(第1Bコンタクト部)CT1bが設けられる。当該コンタクト部CT1bは、切断面ARs1のコンタクト部(第1Aコンタクト部)CT1aと電気的に接続される。これにより、回転式コネクタCNR3の設置角度が180°〜360°の範囲であっても(言い換えれば、回転式コネクタCNR3の設置角度に関わらず)、z軸方向での差し込み操作のみで、固定式コネクタCNS3と回転式コネクタCNR3との電気的接続が可能になる。
なお、ここでは、180°刻みで螺旋状のリング面を2個設ける構成例を示したが、特に、これに限定されない。例えば、同様にして、90°刻みで螺旋状のリング面を4個設けてもよく、あるいは、360°の範囲で螺旋状のリング面を1個設けてもよい。螺旋状のリング面を幾つ形成するかによって、リング面の傾斜の大きさ(ひいてはコネクタ間の接続の容易性)や、1回の差し込み操作によるケーブルCBLの捻れ量が変わるため、これらが適切となるように、形成する数を適宜定めればよい。
また、図10の例では、回転部材RT2は、1回の差し込み操作が行われる毎に、常に同じ方向(ここでは反時計回り)に最大180°回転する。したがって、差し込み操作が行われる毎に、ケーブルCBLの捻れが蓄積されていく恐れがあるため、図6に示したようなストッパSTPr,STPcを設けることが望ましい。
(実施の形態7)
《被制御モジュールの構造》
図11は、本発明の実施の形態7による電子部品において、その構造例を示す概略図である。図11の例では、電子部品の一つであるセンサモジュールMDLsの構造例が示されている。前述した各実施の形態では、連結部品JCとフレーム部品FLMとの間の機械的・電気的接続方式について述べたが、同様の方式を被制御モジュールに適用することも可能である。
図11に示すセンサモジュールMDLsは、筐体CHと、筐体CHに収容されるモジュールコネクタCNmおよびセンサ基板BDsenとを備える。モジュールコネクタCNmは、開口面AP3を介して外部との電気的接続が可能である。図11の例では、モジュールコネクタCNmは、図3(a)等の場合と同様に、回転部材RTおよび配線基板PCBを備える回転式コネクタで構成される。センサ基板BDsenは、モジュールコネクタCNmと機械的に接続される。センサ基板BDsen上には、図2に示したように、制御デバイスMCUmおよび所定のセンサSENが実装される。
ここで、例えば、図11のセンサモジュールMDLsを図9の連結部品JCの開口面APypに接続するような場合を想定し、センサモジュールMDLsのコネクタ構造と連結部品JCのコネクタ構造との組み合わせ方法について説明する。組み合わせ方法としては、次の3通りの方法が考えられる。
第1に、センサモジュールMDLsのコネクタが図11に示したような回転式コネクタであり、連結部品JCのコネクタが図8(a)等に示したような固定式コネクタである場合が考えられる。この場合、センサ基板BDsenの設置角度は、連結部品JCの固定式コネクタの設置角度に応じて制限されるが、センサモジュールMDLsの筐体CHの設置角度を任意(図11の例ではy軸を回転軸として90°刻み)に定めることができる。
第2に、センサモジュールMDLsのコネクタが図3(b)等に示したような固定式コネクタであり、連結部品JCのコネクタが図9に示したような回転式コネクタである場合が考えられる。この場合、センサ基板BDsenの設置角度を任意(例えば、y軸を回転軸として90°刻み)に定めることができる。ただし、センサモジュールMDLsの筐体CHの設置角度は、センサ基板BDsenの設置角度に応じて制限される。
第3に、センサモジュールMDLsのコネクタが図11に示したように回転式コネクタであり、連結部品JCのコネクタも図9に示したような回転式コネクタである場合が考えられる。この場合、センサ基板BDsenの設置角度を任意(例えば、y軸を回転軸として90°刻み)に定めることができる。さらに、センサモジュールMDLsの筐体CHの設置角度も、センサ基板BDsenの設置角度に対して任意(例えば、y軸を回転軸として90°刻み)に定めることができる。
例えば、センサ基板BDsen等に関しては、その設置角度が重要となる場合がある。また、センサモジュールMDLsの筐体CHに関しても、デザイン性や、図4等の場合と同様に、筐体CHに対して更に何らかの部品を取り付ける際の位置関係等により、設置角度を定める必要性が生じる場合がある。このような観点で、前述した3通りの方法では、必要に応じて自由度を高めることができ、ユーザの利便性の向上が図れる。特に、第3の方法は、最も自由度が高い。ただし、コスト等の観点では、第1の方法や第2の方法が有益となる。
なお、ここでは、センサ基板BDsenの設置角度を定めたのち、ロボット装置において、センサ基板BDsenを当該定めた設置角度で固定的に使用するような場合を想定した。ただし、場合によっては、前述した第3の方法を応用し、ロボット装置において、センサモジュールMDLsの筐体CH内でセンサ基板BDsenの設置角度が動的に変更されるような仕組みを実現することも可能である。
(実施の形態8)
《フレーム部品または連結部品の構造》
図12は、本発明の実施の形態8による電子部品において、その構造例を示す概略図である。前述した実施の形態では、バスBS2に、I2Cバスを適用する場合を例としたが、これに限らず、各種シリアルバスを適用することが可能である。図12では、一例として、バスBS2にUSBバスを適用した場合のフレーム部品または連結部品の構造例が示されている。
図12の例では、筐体CH内に、広く用いられているUSBケーブルUSBCが収容される。そして、当該USBケーブルUSBCの両端のコネクタ部に、詳細は省略されているが、例えば、図3(a)等と同様の形状を持つ回転部材RTが取り付けられている。このような構造を用いることでも、実施の形態1の場合と同様の効果が得られる。
なお、USBでは、ツリー状のトポロジが用いられ、分岐点にハブを設けることが必要となる。この場合、例えば、図7の場合と同様に、USBコネクタ部を配線基板で構成し、当該配線基板に実装される半導体デバイスでハブを構成すればよい。ただし、このように分岐点にハブが必要になると、ロボット装置全体としてのコストが増大する恐れがあり、また場合によっては、ハブとの位置関係で、ロボット装置に搭載可能な被制御モジュールの数や、その搭載位置に制約が生じる恐れがある。したがって、このような観点では、I2Cバス等のようなシリアルバスを適用することが有益となる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、前述した実施の形態は、本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施の形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施の形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
AP 開口面
ARr リング面
ARs 切断面
BDsen センサ基板
BS バス
BSIF バスIF部
CBL ケーブル
CH 筐体
CNR 回転式コネクタ
CNS 固定式コネクタ
CNm モジュールコネクタ
CT コンタクト部
CTLU 制御ユニット
FLM フレーム部品
HCTL ホストコントローラ
IC 半導体デバイス
JC 連結部品
MCU 制御デバイス
MDLif 通信IFモジュール
MDLm モータモジュール
MDLs センサモジュール
ML 金属配線
MT モータ
PCB 配線基板
RT 回転部材
SEN センサ
STP ストッパ
STU 構造ユニット
TH タップ穴

Claims (20)

  1. 第1A開口面を備える筐体と、
    前記筐体に収容され、前記第1A開口面を介して外部との電気的接続が可能な第1Aコネクタと、
    を有し、
    前記第1Aコネクタは、前記第1A開口面の法線方向を軸として前記筐体内で回転可能な構造になっている、
    電子部品。
  2. 請求項1記載の電子部品において、
    前記筐体は、さらに、第1B開口面を備え、
    前記電子部品は、さらに、
    前記筐体に収容され、前記第1B開口面を介して外部との電気的接続が可能な第1Bコネクタと、
    前記筐体内で、前記第1Aコネクタと前記第1Bコネクタとを接続するケーブルと、
    を有し、
    前記第1Bコネクタは、前記第1B開口面の法線方向を軸として前記筐体内で回転可能な構造になっており、
    前記ケーブルは、前記第1Aコネクタまたは前記第1Bコネクタの回転に応じて捻転し、当該捻転に伴う伸縮方向の変動を許容する配線長を備える、
    電子部品。
  3. 請求項2記載の電子部品において、
    前記筐体は、さらに、第1C開口面を備え、
    前記電子部品は、さらに、前記筐体に収容され、前記第1C開口面を介して外部との電気的接続が可能な第1Cコネクタを有し、
    前記第1Cコネクタは、前記第1C開口面の法線方向を軸として前記筐体内で回転可能な構造になっており、
    前記ケーブルは、
    前記第1Aコネクタと前記第1Bコネクタとを接続する第1ケーブルと、
    前記第1Bコネクタと前記第1Cコネクタとを接続する第2ケーブルと、
    を有する、
    電子部品。
  4. 請求項3記載の電子部品において、
    前記第1A開口面の法線方向の軸と、前記第1B開口面の法線方向の軸と、前記第1C開口面の法線方向の軸とは、互いに直交する関係になっている、
    電子部品。
  5. 請求項1記載の電子部品において、
    前記第1Aコネクタは、
    前記第1A開口面の法線方向を軸として前記筐体内で回転可能な形状を備える回転部材と、
    前記回転部材に取り付けられ、外部との電気的接続を行うための配線層が形成される配線基板と、
    を有する、
    電子部品。
  6. 請求項5記載の電子部品において、
    前記回転部材は、円柱状の形状を備える、
    電子部品。
  7. 請求項5記載の電子部品において、
    前記回転部材および前記筐体には、前記回転部材の回転範囲を制限するストッパが設けられる、
    電子部品。
  8. 請求項5記載の電子部品において、
    前記配線基板には、さらに、前記配線層に接続される半導体デバイスが実装される、
    電子部品。
  9. 請求項5記載の電子部品において、
    前記筐体には、90°刻みで4個の第1タップ穴が設けられ、
    前記配線基板には、第2タップ穴が設けられ、
    前記4個の第1タップ穴の中の180°の関係にある2個の第1タップ穴と、前記第2タップ穴には、直線状の治具が貫通可能になっている、
    電子部品。
  10. 請求項2または3記載の電子部品において、
    前記ケーブルは、シリアルバスを構成する、
    電子部品。
  11. 請求項1または2記載の電子部品において、
    前記電子部品は、ユーザによって組み立て可能なロボット装置の一部品として使用される、
    電子部品。
  12. ユーザが複数の電子部品を組み合わせることで構成可能なロボット装置であって、
    前記複数の電子部品の一つとなる第1電子部品は、
    第1A開口面を備える第1筐体と、
    前記第1筐体に収容され、前記第1A開口面を介して外部との電気的接続が可能な第1Aコネクタと、
    を有し、
    前記複数の電子部品の他の一つとなる第2電子部品は、
    第2開口面を備える第2筐体と、
    前記第2筐体に収容され、前記第2開口面を介して外部との電気的接続が可能な第2コネクタと、
    を有し、
    前記第1筐体は、前記第2筐体に対して、前記第1A開口面と前記第2開口面とが対向する向きで機械的接続が可能な構造になっており、
    前記第1Aコネクタは、前記第2コネクタの形状に適合するように、前記第1A開口面の法線方向を軸として前記第1筐体内で回転可能な構造になっている、
    ロボット装置。
  13. 請求項12記載のロボット装置において、
    前記第1筐体は、さらに、第1B開口面を備え、
    前記第1電子部品は、さらに、
    前記第1筐体に収容され、前記第1B開口面を介して外部との電気的接続が可能な第1Bコネクタと、
    前記第1筐体内で、前記第1Aコネクタと前記第1Bコネクタとを接続するケーブルと、
    を有し、
    前記第1Bコネクタは、前記第1B開口面の法線方向を軸として前記第1筐体内で回転可能な構造になっており、
    前記ケーブルは、前記第1Aコネクタまたは前記第1Bコネクタの回転に応じて捻転し、当該捻転に伴う伸縮方向の変動を許容する配線長を備える、
    ロボット装置。
  14. 請求項12記載のロボット装置において、
    前記第1Aコネクタは、
    前記第1A開口面の法線方向を軸として前記第1筐体内で回転可能な形状を備える回転部材と、
    前記回転部材に取り付けられ、外部との電気的接続を行うための配線層が形成される配線基板と、
    を有する、
    ロボット装置。
  15. 請求項14記載のロボット装置において、
    前記回転部材は、円柱状の形状を備える、
    ロボット装置。
  16. 請求項14記載のロボット装置において、
    前記回転部材および前記第1筐体には、前記回転部材の回転範囲を制限するストッパが設けられる、
    ロボット装置。
  17. 請求項14記載のロボット装置において、
    前記配線基板には、さらに、前記配線層に接続される半導体デバイスが実装される、
    ロボット装置。
  18. 請求項13記載のロボット装置において、
    前記ケーブルは、シリアルバスを構成する、
    ロボット装置。
  19. 請求項12記載のロボット装置において、
    前記第1Aコネクタは、
    筒状の部材のリング面を周回方向に沿って螺旋状に加工したような形状を備え、当該螺旋状のリング面の端部において前記筒状の部材の回転軸の方向に向けた切断面が形成され、前記筒状の部材の回転軸の方向が前記第1A開口面の法線方向と一致するように前記第1筐体に収容される第1部材と、
    前記切断面に設けられる第1コンタクト部と、
    を有し、
    前記第2コネクタは、第2コンタクト部が設けられる第2部材を有し、
    前記第1部材は、前記第1Aコネクタと前記第2コネクタとを接続する際に、前記第2部材が前記螺旋状のリング面に沿って移動することで前記第1コンタクト部と前記第2コンタクト部とが接続するまで回転する、
    ロボット装置。
  20. 請求項19記載のロボット装置において、
    前記第1部材は、
    360°よりも小さい所定の角度の範囲で前記リング面を螺旋状に加工することで形成される螺旋状の第1Aリング面と、
    前記第1Aリング面の端部において形成される第1A切断面と、
    前記第1A切断面を起点として前記所定の角度の範囲で前記リング面を螺旋状に加工することで形成される螺旋状の第1Bリング面と、
    前記第1Bリング面の端部において形成される第1B切断面と、
    を有し、
    前記第1Aコネクタは、
    前記第1A切断面に設けられる第1Aコンタクト部と、
    前記第1B切断面に設けられ、前記第1Aコンタクト部と電気的に接続される第1Bコンタクト部と、
    を有する、
    ロボット装置。
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