JP2016187509A - 昇降装置 - Google Patents
昇降装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016187509A JP2016187509A JP2015069485A JP2015069485A JP2016187509A JP 2016187509 A JP2016187509 A JP 2016187509A JP 2015069485 A JP2015069485 A JP 2015069485A JP 2015069485 A JP2015069485 A JP 2015069485A JP 2016187509 A JP2016187509 A JP 2016187509A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- end portion
- parallel
- base end
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 54
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 18
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 12
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 12
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 10
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000010187 selection method Methods 0.000 description 2
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 229910001873 dinitrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
Description
<実施形態の構成>
図1は、本発明の実施形態に係る昇降装置の構造を示す内部側面図である。
ガスばね25は、窒素ガス等のガスが充填されたシリンダ内部に、外部と気密状にピストンが挿通されており、ピストンが外部から内部へ向かって押圧されると、シリンダ内部のガスが圧縮される。この圧縮力が強くなる程に、ピストンの押圧と反対側に、ピストンを内部から外部へ押し出す反力(ばね反力)が上昇するようになっている。
図8に曲線mo3で示した実効ばね反力モーメントMs2を求める計算について、図5を参照して説明する。図5は昇降装置10の昇降機構20(図2参照)の幾何学図である。
図5において、L0は、平行アーム21U,21Lの長さを示す。Rは、水平アーム22aの垂直方向の間隔を示す。L1は、上アーム21Uの基端部r1からガスばね25の先端部t3の取付位置までの長さを示す。
θは、上述したアーム角度θ(平行アーム21U,21Lの角度)である。
La=√[{L1・cos(θ−90°)−B}2
+{L1・sin(θ−90°)+A}2] …(1)
La2={L1・cos(θ−90°)−B}2
+{L1・sin(θ−90°)+A}2 …(2)
Lb=Lb′×L1/La …(3)
但し、式(3)の関係は、LbがL1に対応しており、Lb′がLaに対応しているので、Lb′が、腕の長さLbの相似形であるとすると、次式(4)で求められる。なお、相似形Lb′を図9に示す。
この式(4)のCは、図5に示すA,B,Cから成る直角三角形の1辺Cであり、次式(5)のピタゴラスの定理に基づいている。
C=√(B2+A2) …(5)
α=asin(B/C) …(6)
式(6)において、asinは、アークsinである。
Mw=w・L0・cos(θ−90°) …(7)
Ms2=P×Lb …(8)
Pは、上述のガスばね25のばね反力である。
このように補助ばねによって、アーム角度θが20°付近の場合でも、モーメント比Ms/Mwを「1」に近づける補正が可能となる。
次に、上述した実効ばね反力モーメントMs2を実現するための、最適なガスばね25の選定、及びガスばね25の取付位置の選定方法について説明する。これは、図8に示した曲線mo1の重量モーメントMwに、曲線mo3の実効ばね反力モーメントMs2を近似させる方法である。この方法は次の(1)〜(4)の順に実行される。
このような本実施形態の昇降装置10は、移動対象13を基準面である床面14に対して垂直に昇降移動させる装置である。本実施形態の特徴は、昇降装置10が、水平方向に水平ガイド部12aが設けられた移動台車12と、水平ガイド部12aに水平移動自在に取り付けられたL字スライドアーム22とを備える。更に、平行な上アーム21U及び下アーム21Lの各基端部r1が、L字スライドアーム22に垂直方向に所定間隔空けて、回転軸中心に回動自在に取り付けられ、上アーム21U及び下アーム21Lの各先端部t1が基端部r1と同一間隔で垂直方向に移動対象13に取り付けられた平行アーム21U,21Lを備える。
第1回転リンクアーム24Uは、基端部r2が、移動台車12(図1参照)の側面の上アーム21Uの先端部t1側(前方上隅部)に、○形状で示す接続部により回転軸中心に回動自在に取り付けられ、先端部t2が、上アーム21Uの中間位置に接続部により回転軸中心に回動自在に取り付けられる。
本実施形態の昇降装置10を、移動型X線撮影装置に適用した場合の応用例を、図12を参照して説明する。図12(a)〜(c)は、移動型X線撮影装置10Aの構成を示す図である。但し、図12(a)〜(c)は、図2(a)〜(c)に示す昇降装置10に対応しているので、同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
なお、昇降装置10は、移動型X線撮影装置10A以外にも、荷物の積み上げ積み下ろし用の装置等の昇降動作が必要な装置に適用することができる。
上述した実施形態では、弾性手段としてガスばね25を引例に挙げたが、この他、コイルばね等の弾力性を有する弾性部材によるばねを適用してもよい。
更に、平行アーム21U,21Lは、平行な2本のアームを有する構成であったが、3本以上の平行なアームを有する構成であってもよい。アームの本数が増える程に、移動対象13の荷重を支持する強度を高くすることができる。
11 キャスタ
12 移動台車(台車)
13 移動対象
14 床面(基準面)
20 昇降機構
21U,21L 平行アーム(上アーム,下アーム)
22a 水平アーム
22b 垂直アーム
22 L字スライドアーム(スライド部)
24 回転リンクアーム
25 ガスばね(弾性手段)
31 ハンドル
10A 移動型X線撮影装置
13D X線カメラ
Claims (7)
- 移動対象を基準面に対して垂直に昇降移動させる昇降装置において、
前記基準面と平行方向にガイド部が設けられた台車と、
前記ガイド部に沿って移動自在に取り付けられたスライド部と、
上下方向に平行な上下アームの各基端部が、前記スライド部に前記垂直方向に所定間隔空けて、回転軸中心に回動自在に取り付けられ、当該上下アームの各先端部が前記基端部と同一間隔で前記垂直方向に前記移動対象に取り付けられた平行アームと、
アーム基端部が、前記台車の側面の前記平行アームの先端部側に回転軸中心に回動自在に取り付けられ、同アーム先端部が、前記平行アームの上アーム又は下アームの中間位置に回転軸中心に回動自在に取り付けられた回転リンクアームと、
弾性力を有し、前記平行アーム先端の前記移動対象の前記垂直方向のストローク範囲において当該移動対象を含む荷重に相反するばね反力を作用させ、このばね反力により当該荷重に対して昇降バランスを取る弾性手段と、
を備えることを特徴とする昇降装置。 - 前記回転リンクアームは、
アーム基端部が、前記台車の側面の前記平行アームの先端部側に回転軸中心に回動自在に取り付けられ、同アーム先端部が、前記平行アームの上アームの中間位置に回転軸中心に回動自在に取り付けられた第1回転リンクアームと、
アーム基端部が、前記台車の側面の前記第1回転リンクアームの基端部の取付位置から前記垂直方向に所定長さ離れた位置に、回転軸中心に回動自在に取り付けられ、同アーム先端部が、前記平行アームの下アームの中間位置に回転軸中心に回動自在に取り付けられた第2回転リンクアームと
を備えることを特徴とする請求項1に記載の昇降装置。 - 前記弾性手段は、当該弾性手段の先端部が前記上アームの先端部の近傍に回転軸中心に回動自在に取り付けられ、当該弾性手段の基端部が前記スライド部に回転軸中心に回動自在に取り付けられている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の昇降装置。 - 前記弾性手段は、当該弾性手段の基端部が前記上アームの基端部の取付位置から所定長さ前記垂直方向に下がった位置から所定長さ基準面と平行方向に離れた前記スライド部上の第1の位置に取り付けられており、当該弾性手段の先端部が、前記上アームの基端部の取付位置から所定長さ離れた当該上アーム上の第2の位置に取り付けられていることを特徴とする請求項3に記載の昇降装置。
- 前記移動対象を含む荷重に相反するばね反力が作用するように更に補助ばねを取り付けたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の昇降装置。
- 前記回転リンクアームの基端部の回転軸に、当該回転リンクアームの回転力を生成するハンドルを取り付けたことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の昇降装置。
- 前記平行アームの長手方向の長さと、前記回転リンクアームの長手方向の長さとの比を所定の比率に保持した状態で、当該平行アーム及び当該回転リンクアームの長手方向の長さを可変可能としたことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015069485A JP6386959B2 (ja) | 2015-03-30 | 2015-03-30 | 昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015069485A JP6386959B2 (ja) | 2015-03-30 | 2015-03-30 | 昇降装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016187509A true JP2016187509A (ja) | 2016-11-04 |
JP6386959B2 JP6386959B2 (ja) | 2018-09-05 |
Family
ID=57239170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015069485A Active JP6386959B2 (ja) | 2015-03-30 | 2015-03-30 | 昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6386959B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107640714A (zh) * | 2017-10-27 | 2018-01-30 | 航宇救生装备有限公司 | 战车空投缓冲系统辅助行军装备及其使用方法 |
CN108217512A (zh) * | 2016-12-21 | 2018-06-29 | 天津绪阳本华科技有限公司 | 一种电力监测设备移动装置 |
JP2018192995A (ja) * | 2017-05-19 | 2018-12-06 | トヨタ車体株式会社 | 車両のリフト装置 |
CN108944618A (zh) * | 2017-05-19 | 2018-12-07 | 丰田车体株式会社 | 车辆的升降装置 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5462277U (ja) * | 1977-10-08 | 1979-05-01 | ||
JPS5484302U (ja) * | 1977-11-29 | 1979-06-14 | ||
JPH01214342A (ja) * | 1987-12-29 | 1989-08-28 | General Electric Cgr Sa | アイソセンタ式x線撮影用スタンド |
US4881604A (en) * | 1987-04-21 | 1989-11-21 | Orthwein William C | Computer aided anti-buckling device for mine roof bolting machines |
JPH0399000A (ja) * | 1989-08-25 | 1991-04-24 | Siemens Ag | 重量補償装置 |
US20030010539A1 (en) * | 2001-07-16 | 2003-01-16 | John Wang | Drill steel for drilling mine roofs |
JP2014110872A (ja) * | 2012-11-12 | 2014-06-19 | Canon Inc | 放射線発生用装置及び放射線撮影装置 |
-
2015
- 2015-03-30 JP JP2015069485A patent/JP6386959B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5462277U (ja) * | 1977-10-08 | 1979-05-01 | ||
JPS5484302U (ja) * | 1977-11-29 | 1979-06-14 | ||
US4881604A (en) * | 1987-04-21 | 1989-11-21 | Orthwein William C | Computer aided anti-buckling device for mine roof bolting machines |
JPH01214342A (ja) * | 1987-12-29 | 1989-08-28 | General Electric Cgr Sa | アイソセンタ式x線撮影用スタンド |
JPH0399000A (ja) * | 1989-08-25 | 1991-04-24 | Siemens Ag | 重量補償装置 |
US20030010539A1 (en) * | 2001-07-16 | 2003-01-16 | John Wang | Drill steel for drilling mine roofs |
JP2014110872A (ja) * | 2012-11-12 | 2014-06-19 | Canon Inc | 放射線発生用装置及び放射線撮影装置 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108217512A (zh) * | 2016-12-21 | 2018-06-29 | 天津绪阳本华科技有限公司 | 一种电力监测设备移动装置 |
JP2018192995A (ja) * | 2017-05-19 | 2018-12-06 | トヨタ車体株式会社 | 車両のリフト装置 |
CN108944618A (zh) * | 2017-05-19 | 2018-12-07 | 丰田车体株式会社 | 车辆的升降装置 |
CN108944618B (zh) * | 2017-05-19 | 2021-09-10 | 丰田车体株式会社 | 车辆的升降装置 |
CN107640714A (zh) * | 2017-10-27 | 2018-01-30 | 航宇救生装备有限公司 | 战车空投缓冲系统辅助行军装备及其使用方法 |
CN107640714B (zh) * | 2017-10-27 | 2023-05-05 | 航宇救生装备有限公司 | 战车空投缓冲系统辅助行军装备及其使用方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6386959B2 (ja) | 2018-09-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6386959B2 (ja) | 昇降装置 | |
US10506995B2 (en) | Mobile X-ray imaging device | |
US9055911B2 (en) | Radiation generating device and radiation imaging apparatus | |
JP2016178993A5 (ja) | ||
EP2823796B1 (en) | Wheelchair with tilt capability | |
US9282940B2 (en) | Mobile X-ray imaging apparatus | |
CN209548000U (zh) | 医疗检测设备 | |
JPWO2014002275A1 (ja) | 移動体および移動体システム | |
CN109303983B (zh) | 一种医用加速器治疗床 | |
CN103417303A (zh) | 基于丝传动的核磁兼容手术机器人 | |
CN110177749A (zh) | 翻转装置 | |
JP2010019893A (ja) | モニタ位置調節装置 | |
JP2021533055A (ja) | 車両クレーンのブレーシング装置、特に横方向スーパーリフト用の取り付け部品輸送ユニットを有する車両クレーンシステム | |
JP2004129932A (ja) | 什器等の昇降装置 | |
JP2022536274A (ja) | Ct撮像装置 | |
CN217761025U (zh) | 隧道台车定位装置及便于定位的隧道台车 | |
CN116392152A (zh) | 医学成像系统的图像记录装置、升降柱和成套系统 | |
JP7018165B1 (ja) | 動力発生装置 | |
CN204106195U (zh) | 支架,尤其是地面支架 | |
CN210531967U (zh) | 一种移动拍摄平台 | |
CN208291368U (zh) | 一种井下勘测机器人 | |
JP6400170B2 (ja) | 移動型x線画像撮影装置 | |
JP2012051687A (ja) | 高所作業車 | |
JP5651501B2 (ja) | ベッド装置 | |
KR20140009891A (ko) | 카메라 승강 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170808 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180424 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180529 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180717 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180807 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180810 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6386959 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |