JP5651501B2 - ベッド装置 - Google Patents

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本発明は、ベッド装置に関する。
従来から、利用者(被介助者)がベッド装置に乗り降りしやすくしたり、介助者が介助しやすくしたりするために、ベッド装置全体を昇降させるための昇降機構や、背上げ機構、足下げ機構等の各種動作機構を有するベッド装置が知られている。
これらのベッド装置においては、各機構には、駆動装置として電動アクチュエータ等が利用されており、電動アクチュエータの機能を利用することにより、背上げ機構が背ボトム部を押し上げることにより背上げを行ったり、足下げ機構が足ボトム部を下げることにより足下げを行ったりする動作が行われる(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特許第4231549号公報 特開2000−279454号公報
ここで、ベッド装置の背上げ機構及び足下げ機構を利用することにより、ベッド装置を椅子のような形状で使用する状態が考えられている。すなわち、背上げ機構を用いて背ボトムを起き上がらせ、足下げ機構を用いて足ボトムを下げることにより、利用者が仰臥状態から座位状態となる。
この場合、利用者の安定性・快適性等を考慮すると、足裏をベッド装置に設けられているフットボードに接着させたいという要望があった。しかしながら、利用者の体格は様々なため、必ずしも足裏がフットボードに接着されるといった要望が満たされるとは限られなかった。
さらに、足ボトムの長さを伸縮させることにより、フットボードの位置を調整させることが考えられるが、足ボトムの長さを伸縮させるには限界があり、利用者に適切な長さに必ずしも調整されるとは限らなかった。
上述した課題に鑑み、本発明が目的とするところは、フットボードの位置を任意で調整可能なベッド装置を提供することである。
上述した課題を解決するために、本発明のベッド装置は、
フットボードをフットボード受部を介して足ボトムに設けられたベッド装置において、
上部でフットボード受部に支持された支持部材と、当該支持部材の移動をガイドするために足ボトム下面に設けられたガイド部材とを有するスライド機構と、
上端がフットボード受部に軸着され、下端が足ボトム下面幅方向に架け渡された回転軸に軸着されるリンク機構と、
前記リンク機構及び前記スライド機構を駆動させるため、上端が足ボトム下面で支持され、下端が前記回転軸に軸着された駆動装置と、
を備えたことを特徴とする。
また、本発明のベッド装置において、
前記リンク機構は、上部に長穴が形成されており、
前記フットボード受部の左右に設けられた突出部が、前記長穴に挿入されていることを特徴とする。
また、本発明のベッド装置は、
前記フットボード受部の左右側面に、長穴を形成した連結部材を更に有し、
前記リンク機構は、上部に突出部を有しており、
前記リンク機構は、上端でフットボード受部に軸着される代わりに、前記突出部が前記連結部材の長穴に挿入されることにより連結されることを特徴とする。
また、本発明のベッド装置において、
前記スライド機構は、
前記支持部材は下部にローラ部材を用いて構成され、
前記ガイド部材は、前記ローラ部材の移動をガイドするのを保持することを特徴とする。
また、本発明のベッド装置において、
前記フットボードは、前記フットボード受部と一体として形成されていることを特徴とする。
また、本発明のベッド装置は、
フットボードを足ボトムに設けたベッド装置において、
上部でフットボード受部に支持された支持部材と、当該支持部材の移動をガイドするために足ボトム下面に設けられたガイド部材とを有する下部で前記ガイド部材の中空部分に嵌着されるスライド機構を有し、
前記スライド機構は、任意の位置にて前記フットボードを固定可能なロック機構を有することを特徴とする。
本発明のベッド装置によれば、上部でフットボード受部に支持された支持部材と、当該支持部材の移動をガイドするために足ボトム下面に設けられたガイド部材とを有するスライド機構と、上端がフットボード受部に軸着され、下端が足ボトム下面幅方向に架け渡された回転軸に軸着されるリンク機構と、前記リンク機構及び前記スライド機構を駆動させるため、上端が足ボトム下面で支持され、下端が前記回転軸に軸着された駆動装置と、を備えたことを特徴とする。
これにより、足ボトムの位置に関係無く、駆動装置を駆動させることにより、フットボードの位置を変更することが可能となり、利用者に応じた長さに調整することが可能となる。
第1実施形態におけるベッド装置の斜視図である。 第1実施形態におけるベッド装置の正面図である。 第1実施形態におけるベッド装置の底面図である。 第1実施形態におけるベッド装置、フットボード駆動機構部分の断面図である。 第1実施形態におけるベッド装置、フットボード駆動機構部分の断面図である。 第1実施形態におけるベッド装置、フットボード駆動機構部分の断面図である。 第1実施形態におけるベッド装置、足ボトム部周辺の上面斜視図である。 第1実施形態におけるベッド装置、足ボトム部周辺の底面斜視図である。 第2実施形態におけるベッド装置、フットボード駆動機構部分の断面図である。 第2実施形態におけるベッド装置、フットボード駆動機構部分の断面図である。 第2実施形態におけるベッド装置、フットボード駆動機構部分の断面図である。 第2実施形態におけるベッド装置、足ボトム部周辺の底面斜視図である。 第3実施形態におけるベッド装置、フットボード駆動機構部分の断面図である。 第3実施形態におけるベッド装置、フットボード駆動機構部分の断面図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
[1.第1実施形態]
まず、本発明を適用したベッド装置について、第1実施形態について説明する。第1実施形態は、フットボードを移動させるために電動アクチュエータを利用する場合について説明する。
[1.1 ベッド装置の構成]
本実施形態のベッド装置1の全体構成について、図1〜3を用いて説明する。図1は、ベッド装置1の斜視図、図2はベッド装置1の正面図、図3はベッド装置1の底面図である。ここで、ベッド装置の利用者がベッドで仰臥した場合の頭側をH方向、足側をL方向として以下説明する。
ベッド装置1は、台車4上に頭側及び足側の2つの昇降リンク機構6を介してベッドフレーム3が昇降可能に支持されている。ベッドフレーム3は、長手方向のフレーム部材間に、幅方向の複数のフレーム部材を設けた構成である。
また、ベッドフレーム3には、ボトム2が配置されており、ボトム2として、背ボトム22、腰ボトム24、膝ボトム26、足ボトム28が頭側から足側に順に分割して配置されている。
背ボトム22は、腰ボトム24側を中心として回動可能にベッドフレーム3に設置されており、膝ボトム26は、腰ボトム24側を中心として回動可能にベッドフレーム3に設置されている。また、腰ボトム24は固定されており、膝ボトム26は上下動可能に設けられている。また、足ボトム28は、膝ボトム26側を中心として回動可能となっている。なお、通常はボトム2の上にマットレスが載置されることとなる。
また、足ボトム28は、足枠部28aと、足枠部28bとから構成されており、足枠部28aの上面に、足枠部28bがスライド可能に連結されている。すなわち、足枠部28aの上を、足枠部28bがスライドすることにより、足ボトム28が伸縮し、足ボトム28の長さを変えることが可能となる。
また、台車4の隅部近傍には、車輪5が配置されていて、台車4(ベッド装置1)を任意の方向に移動させることが出来るようになっている。
また、サイドレール7として、背ボトム22の左右両側にサイドレール7aが、ベッドフレーム3の左右両側にサイドレール7bが、長手方向に沿って設けられている。ここで、サイドレール7は、それぞれ矩形(略矩形)の形状をしており、折りたたんでボトム下方に格納することが可能となっている。また、頭側にはヘッドボード8が、足側にはフットボード9がそれぞれ設けられている。
ここで、フットボード9は、フットボード受部90に設けられている。例えば、フットボード受部90に設けられた凹部に、フットボード9に有する凸部が嵌合することにより嵌着させたり、ネジ等により螺着させたりことにより、フットボード9とフットボード受部90とは固着される。
フットボード受部90は、足ボトム28(足枠部28b)とスライド可能に連結されており、足枠部28b上をベッド装置1の長手方向にスライド可能である。
ベッド装置1は、可動部に応じて駆動装置として複数の電動アクチュエータが設けられている。例えば、本実施形態におけるベッド装置1においては、電動アクチュエータ31、32、33、34、35、36が設けられている。
例えば、電動アクチュエータ31により、背ボトム22が動作し(いわゆる背上げ動作)、電動アクチュエータ32及び33により、ベッド装置1の昇降動作を行うことができる。また、電動アクチュエータ34により、膝ボトム26が動作し、電動アクチュエータ35により足ボトム28が動作し、電動アクチュエータ36によりフットボード9(フットボード受部90)を移動させることができる。
また、各電動アクチュエータを制御する為のコントローラを格納したコントロールボックス40を有している。コントロールボックス40内のコントローラには、外部から入力された操作指示に基づいて、各電動アクチュエータを制御することにより、ベッド装置1を変形することとなる。
[1.2 フットボード駆動機構の説明]
つづいて、本実施形態のベッド装置1におけるフットボード駆動機構について、図を用いて説明する。図4はフットボード駆動機構の部分についての断面図であり、フットボード9が最も頭側(H側)にある状態(すなわち、ベッド装置1において、ヘッドボード8とフットボード9との間の距離が最も短い状態)を示した図である。また、図5は、フットボード9が最も足側(L側)にある状態(すなわち、ベッド装置1において、ヘッドボード8とフットボード9との間の距離が最も長い状態)を示した図である。また、図6は、図4と、図5との中間の状態を示した図である。
ここで、フットボード9を設けたフットボード受部90は、ベッド装置1(足枠部28b)と、スライド機構400及びリンク機構により移動可能に構成されている。本実施形態におけるリンク機構としては、主にリンク102、リンク104により構成されており、他にも回転軸等を含むものである。
リンク102は、下端が支点202を中心に電動アクチュエータ36の下端(ピストンロッド36aの端部)に軸支されており、上端が支点204で固着されている。また、リンク102は、支点204を中心に回転軸300を介してリンク104に連結されている。
回転軸300は、支点204において、一対のリンク104間を架け渡されており、リンク104と連結されている。この回転軸300の途中にリンク102が固着されている。
リンク104は、フットボード9(フットボード受部90)の幅方向の左右側に一対構成すると共に、下端が支点204を中心に回動可能に回転軸300を介してリンク102に連結されている。また、足枠部28bの下部に設けられている支持部材408に回動可能に軸着されており、これにより足枠部28bと連結されている。
また、リンク104は、上側において長穴206が形成されている。この長穴206には、フットボード受部90に設けられた突出部410が移動可能に挿入されている。
スライド機構400は、フットボード9を前後に移動させるための機構部である。具体的には、支持部材402がフットボード受部90に連結されており、支持部材402にはローラ部404が設けられている。
また、ローラ部404は、足枠部28bの下部に設けられたガイド部材406に移動可能に構成されている。ガイド部材406は、足枠部28bの幅方向の左右両端部近傍に一対に設けられ、足枠部28bの下部に固定され、支持部材408により支持されている。また、ガイド部材406は、本実施形態においてはコの字状に形成されており、空間部に転動可能にローラ部404が設けられている。そして、ローラ部404が設けられた支持部材402を介してフットボード9が移動する。
電動アクチュエータ36の上端は、足枠部28bの下部に支持部材110を介して軸着されている。また、電動アクチュエータ36の下端は、リンク102に回動可能に軸支されている。
ここで、電動アクチュエータ36は周知であるため詳細な説明は省略するが、概略すると、モータを内蔵し、このモータの正逆回転により、ピストンロッド36aをシリンダ内から進出させたり、退入させたりする。また、電動アクチュエータ36は、コントロールボックス40により制御されている。利用者により操作部を介して操作信号が入力され、当該操作信号がコントロールボックス40に入力される。そして、制御信号として電動アクチュエータ36に入力され、モータが動作することによりピストンロッドが進出又は退入移動する。これにより、フットボード9の移動動作が行われることとなる。
このように、駆動側にピストンロッド36aを進出又は退入させるためのモータを一体に構成したものであり、駆動側の端部には、停電時操作用のクランクハンドルの操作軸の端部を嵌合してピストンロッドを回転操作可能とするための操作穴を形成している。
[1.3 フットボード駆動機構の動作]
続いて、フットボード駆動機構の動作について説明する。例えば、図4に示す状態から、利用者により操作部等を介してフットボードの移動動作の操作が入力される。すると、電動アクチュエータ36が駆動し、ピストンロッド36aが退入される。
ピストンロッド36aが退入されることにより、ピストンロッド36aの退入方向に従って、リンク102が時計回りに回動する。また、リンク102と連結されているリンク104についても時計回りに回動する。
リンク104が回動すると、フットボード受部90は、突出部410がリンク104により時計回りに力が働くことにより、フットボード受部90は足側(L側)に移動することとなる。ここで、支点204と突出部410との距離はフットボード受部90が足側に移動することにより短くなることから、突出部410は長穴206を下側に移動することとなる。
そして、図6の状態(リンク102及びリンク104が垂直状態)のときが、支点204と、突出部410との距離が最短となることから、突出部410は長穴206の下側に位置することとなる。
そして、さらにピストンロッド36aが退入されることにより、支点204と、突出部410との距離が再び広がり、突出部410は長穴206を上へ移動する。そして、図5の状態のとき、突出部410は長穴206の上側に位置することとなる。
また、フットボード9(フットボード受部90)は、スライド機構400により、足ボトム28(足枠部28b)上を水平にスライド移動することとなる。これにより、例えば、足ボトム28が傾動していたとしても、足ボトム28と、フットボード9とは所定の角度(例えば、本実施形態の場合は垂直状態)を保ったまま移動させることが可能となる。
このように、本実施形態によれば、足ボトム28の位置にかかわらず、フットボード9の位置を利用者に応じて移動させることが可能となる。これにより、例えば、足ボトム28の傾動状態にかかわらず、利用者の足裏をフットボードに接着した状態とすることが可能となる。
[2.第2実施形態]
続いて、本発明を適用したベッド装置について、第2実施形態について説明する。第2実施形態は、第1実施形態と異なるリンク機構を備えたベッド装置について説明する。なお、第2実施形態において、第1実施形態と共通する箇所については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図9から図11は、本実施形態のフットボード駆動機構について説明するための断面図であり、図12は、斜視図である。図9はフットボード9が最も頭側(H側)にある状態(すなわち、ベッド装置1において、ヘッドボード8とフットボード9との間の距離が最も短い状態)を示した図である。また、図10は、フットボード9が最も足側(L側)にある状態(すなわち、ベッド装置1において、ヘッドボード8とフットボード9との間の距離が最も長い状態)を示した図である。図11は、その中間(リンク502が足ボトム28と垂直となる状態)を示した図である。
リンク502は、フットボード9(フットボード受部90)の幅方向の左右側に一対構成すると共に、下端が支点510を中心に回動可能に回転軸300を介してリンク102に連結されている。また、足枠部28bの下部に設けられている支持部材408に回動可能に軸着されており、これにより足枠部28bと連結されている。
また、リンク502は上側に突出部508を有している。この突出部508は、フットボード受部90に設けられた連結部材504に形成される長穴506に挿入され、移動可能に連結されることとなる。
連結部材504は、フットボード受部90の幅方向の左右側に一対に構成されており、リンク502を介してフットボード受部90(フットボード9)と、足枠部28bとを連結するための部材である。
連結部材504は、鉛直方向に長穴506が形成されており、この長穴506に沿って挿入された突出部508が上下に移動する。この連結部材504により、第1実施形態と比較してフットボード9のがたつき(上下方向の揺れ等)を抑えつつ、フットボード9を移動させることが可能となる。
なお、図9に示すようにフットボード9が最も頭側(H側)の場合には、突出部508は長穴506の下方に位置する。そして、フットボード9が足側(L側)に移動すると、突出部508は長穴506の上方に移動し、図11の状態(リンク502が足ボトム28に対して垂直状態)のときに最も上側に位置する。そして、フットボード9が更に足側に移動すると、再度突出部508は長穴506を下方に移動し、フットボード9が最も足側(L側)に移動すると、突出部508は長穴506の下方に位置する。
[3.第3実施形態]
続いて、本発明を適用したベッド装置について、第3実施形態について説明する。第3実施形態は、フットボードを手動にて移動させる場合について説明する。なお、第3実施形態において、第1実施形態と共通する箇所については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図13及び図14は、本実施形態のフットボード駆動機構について説明する為の断面図である。図13は、フットボード9が最も頭側(H側)にある状態(すなわち、ベッド装置1において、ヘッドボード8とフットボード9との間の距離が最も短い状態)を示した図である。また、図14は、フットボード9が最も足側(L側)にある状態(すなわち、ベッド装置1において、ヘッドボード8とフットボード9との間の距離が最も長い状態)を示した図である。
本実施形態においては、スライド機構600によりフットボード9(フットボード受部90)が、移動可能に構成されている。ここで、支持部材602に設けられているローラ部604はロック機構を有するローラである。
具体的には、ローラ部604が、ガイド部材606に移動可能に設けられ、前後方向(図13の矢印P10方向)に移動可能であるが、任意の位置でロック(固定)可能である。したがって、利用者又は被利用者が任意の位置にフットボード9を移動させることが可能となり、これにより利用者の体型に合わせた位置でフットボード9を固定することが可能となる。
なお、本実施形態のスライド機構600は、フットボード9が任意の位置で固定できる構成であれば良く、例えば、足枠部28bに複数の穴部(凹部)を設け、フットボード受部90の下部に凸部を設ける構成等でも良い。
この場合、フットボード受部90の下部に設けられた凸部を、足枠部28bの任意の位置の穴部に嵌着することにより、フットボード9の位置を任意の箇所にて固定することが可能となる。
[4.変形例]
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も特許請求の範囲に含まれる。
また、上述した実施形態においては、駆動装置の一例として電動アクチュエータを用いて説明したが、同様の機能・効果を有する装置であれば他の装置であっても良く、例えばセンサ内蔵エアシリンダや、油圧シリンダ、電動モータ等により構成されても良い。
また、上述した実施形態においては、フットボード9が、フットボード受部90に設けられることとして説明したが、フットボードとフットボード受部とが一体に構成されていても良いことは勿論である。
また、上述した実施形態においては、ガイド部材406(606)がコの字状を形成し、その空間部にローラ部404(604)が移動する構成として説明したが、スライド機構としては、例えばレール状のガイド部材を利用しても良いし、スライド部材の形状としてL字状を形成したりしても良い。
また、上述した実施形態に加えて、足枠部28bの下部に別の支持部材を設けて、当該支持部材の一端を固定し、他端を回動可能に軸支するようなバネ等の部材を更に設けても良い。バネ等の部材を設けることにより、フットボード受部90の遊びを抑止することが可能となり、ぐらつきを抑えることができる。
1 ベッド装置
2 ボトム
22 背ボトム
24 腰ボトム
26 膝ボトム
28 足ボトム
28a、28b 足枠部
3 ベッドフレーム
4 台車
5 車輪
6 昇降リンク機構
7、7a、7b サイドレール
8 ヘッドボード
9 フットボード
90 フットボード受部
31、32、33、34、35、36 電動アクチュエータ
36a ピストンロッド
40 コントロールボックス
102、104 リンク
110 支持部材
202、204 支点
206 長穴
300 回転軸
400 スライド機構
402 支持部材
404 ローラ部
406 ガイド部材
408 支持部材
410 突出部
502 リンク
504 連結部材
506 長穴
508 突出部
510 支点
600 スライド機構
602 支持部材
604 ローラ部
606 ガイド部材

Claims (5)

  1. フットボードをフットボード受部を介して足ボトムに設けられたベッド装置において、
    上部でフットボード受部に支持された支持部材と、前記支持部材が前記足ボトムに沿って水平方向スライド移動をガイドするためガイド部材とを有するスライド機構と、
    上端がフットボード受部に軸着され、下端が足ボトム下面幅方向に架け渡された回転軸に軸着されるリンクと、
    前記リンク及び前記スライド機構を駆動させるため、上端が足ボトム下面で支持され、下端が前記回転軸に軸着された駆動装置と、
    を備え
    前記駆動装置が駆動すると前記回転軸が回転し、前記回転軸に軸着された前記リンクが回動することで、前記支持部材を介して前記フットボード受部が前記足ボトム上を水平方向に移動することを特徴とするベッド装置。
  2. 前記リンクは、上部に長穴が形成されており、
    前記フットボード受部の左右に設けられた突出部が、前記長穴に沿って移動可能に挿入されていることを特徴とする請求項1に記載のベッド装置。
  3. 前記フットボード受部の左右側面に、長穴を形成した連結部材を更に有し、
    前記リンクは、上部に突出部を有しており、
    前記リンクは、上端でフットボード受部に軸着される代わりに、前記突出部が前記連結部材の長穴に挿入されることにより、当該突出部が長穴に沿って移動可能に連結されることを特徴とする請求項1に記載のベッド装置。
  4. 前記スライド機構は、
    前記支持部材は下部にローラ部材を用いて構成され、
    前記ガイド部材は、前記支持部材が前記足ボトムに沿って水平方向にスライド移動するときに、前記ローラ部材の移動をガイドするのを保持することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のベッド装置。
  5. 前記フットボードは、前記フットボード受部と一体として形成されていることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載のベッド装置。
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