JP2016186263A - 鞍乗り型車両の二次エアー供給構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】二次エアー供給管を効率良く冷却できるとともに、二次エアー供給管をコンパクトに配置可能にした鞍乗り型車両の二次エアー供給構造を提供する。
【解決手段】クランクケース22から上方へ延びるシリンダーブロック及びシリンダーヘッド25を備え、シリンダーヘッド25の排気出口部の左右に接続され、排気ポートに二次エアーを供給する左右の二次エアー供給管51R、(51L)を備え、左右の二次エアー供給管51R、(51L)は、シリンダーヘッド25の前面からシリンダーヘッド25の左右にそれぞれ延出し、シリンダーヘッド25の左右の側面に沿って延びると共に前方に折り返される折り返し配管部51R2、(51L2)を有するようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、シリンダーヘッドの前面に排気管が接続される排気出口部を有した鞍乗り型車両の二次エアー供給構造に関する。
自動二輪車等の鞍乗り型車両には、単気筒エンジンの排気管に接続される複数の二次エアー供給管と、各二次エアー供給管に設けられたリードバルブとを備え、各リードバルブが車幅方向に離間して配置されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−228672号公報
ところで、更なる排気浄化率向上などを図るために、二次エアーをより高温の排気ポートに供給する構成にしようとすると、二次エアー供給管が高温になりやすく、熱対策が必要になる。一方、二次エアー供給管を長くして走行風で冷却しようとすると、大型化し易く、且つ、配管スペースの確保が難しい。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、二次エアー供給管を効率良く冷却できるとともに、二次エアー供給管をコンパクトに配置可能にした鞍乗り型車両の二次エアー供給構造を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、本発明は、クランクケース(22)から上方へ延びるシリンダーブロック(24)及びシリンダーヘッド(25)を備え、前記シリンダーヘッド(25)内に、燃焼室(25R)に通じる排気ポート(25H)を有し、前記シリンダーヘッド(25)の前面に、前記排気ポート(25H)に連通し、排気管(44)が接続される排気出口部(25S)を有した鞍乗り型車両の二次エアー供給構造において、前記シリンダーヘッド(25)の前記排気出口部(25S)の左右に接続され、前記排気ポート(25H)に二次エアーを供給する左右の二次エアー供給管(51R、51L)を備え、前記左右の二次エアー供給管(51R、51L)は、前記シリンダーヘッド(25)の前面から前記シリンダーヘッド(25)の左右にそれぞれ延出し、前記シリンダーヘッド(25)の左右の側面に沿って延びると共に前方に折り返される折り返し配管部(51R2、51L2)を有することを特徴とする。
上記構成において、前記シリンダーヘッド(25)は、少なくとも左右の側面に冷却フィン(23F)を備え、前記左右の二次エアー供給管(51R、51L)と前記排気ポート(25H)とをつなぐ接続経路の軸心(LB)は、シリンダ軸線方向視で、前記排気ポート(25H)に対して傾斜するとともに前記排気ポート(25H)内で交差するようにしても良い。
また、上記構成において、前記シリンダーヘッド(25)の上方に配置される燃料タンク(47)と、前記シリンダーヘッド(25)の前方、且つ前記燃料タンク(47)の下方に配置され、前記折り返し配管部(51R2、51L2)の上流に設けられる二次エアー制御装置(64)と、前記二次エアー制御装置(64)の上流に設けられるサブエアークリーナ(62)とを備え、前記サブエアークリーナ(62)は、前記燃料タンク(47)の下方に配置されるとともに、前記排気管(44)に対して平面視で左右いずれかにオフセットするようにしても良い。
また、上記構成において、前記サブエアークリーナ(62)は、側面視で、前記二次エアー制御装置(64)と前記シリンダーヘッド(25)との間であって、前記燃料タンク(47)で上方が覆われる位置に配置されるようにしても良い。
また、上記構成において、前記燃料タンク(47)の下方に設けられる遮熱部材(50)と、前記サブエアークリーナ(62)と前記二次エアー制御装置(64)との間に設けられるレゾネータ(63)を備え、前記レゾネータ(63)は、前記遮熱部材(50)に支持されるようにしても良い。
また、上記構成において、前記シリンダーヘッド(25)側の前記二次エアー供給管(51R、51L)が金属管で形成され、前記二次エアー制御装置(64)側の二次エアー供給管(75)が可撓性を有する可撓性配管で形成され、前記金属管(51R、51L)と前記可撓性配管(75)との接続部(85)は、互いに近接するとともに、前記排気管(44)に対して平面視で左右いずれかにオフセットするようにしても良い。
また、上記構成において、前記サブエアークリーナ(62)はカバー(62B)を備えるとともに、後方から前記上流側二次エアー供給管(71)が接続され、前記カバー(62B)の前側を閉塞面とするようにしても良い。
本発明では、排気ポートに二次エアーを供給する左右の二次エアー供給管を備え、左右の二次エアー供給管は、前記シリンダーヘッドの前面から前記シリンダーヘッドの左右にそれぞれ延出し、前記シリンダーヘッドの左右の側面に沿って延びると共に前方に折り返される折り返し配管部を有するので、シリンダー側方を流れる冷却風により二次エアー供給管を効率良く冷却できるとともに、二次エアー供給管をシリンダーヘッドの左右の側面に沿わせてコンパクトに配置することができる。
また、前記左右の二次エアー供給管と前記排気ポートとをつなぐ接続経路は、前記排気ポートに対して傾斜するとともに前記排気ポート内で交差するようにすれば、シリンダーヘッドの左右の冷却フィンの面積の減少を避けるとともに、排気ポートのより上流側に二次エアーを供給でき、シリンダーヘッドの前面に二次エアー供給管の接続部が望む構成によって得られる冷却効果と相まって、排気ガス浄化性能を高めやすくなる。
また、二次エアー制御装置の上流に設けられるサブエアークリーナは、前記シリンダーヘッド上方の燃料タンクの下方に配置されるとともに、排気管に対して平面視で左右いずれかにオフセットするようにすれば、燃料タンク下方の空間を利用してサブエアークリーナを配置できるとともに、輻射熱によるサブエアークリーナ等の温度上昇を抑えることができ、排気ガス浄化性能を高めやすくなる。
また、前記サブエアークリーナは、側面視で、前記二次エアー制御装置と前記シリンダーヘッドとの間であって、前記燃料タンクで上方が覆われる位置に配置されるようにすれば、燃料タンク下方の空間を利用してサブエアークリーナを配置できるとともに、サブエアークリーナの汚損を抑えることができる。
また、前記サブエアークリーナと前記二次エアー制御装置との間に設けられるレゾネータは、前記燃料タンクの下方に設けられる遮熱部材に支持されるようにすれば、サブエアークリーナと二次エアー制御装置との間のスペースを有効利用してレゾネータを配置できるとともに、二次エアー供給時の作動音を低減できる。また、レゾネータを取り付けるための専用部品を省略でき、部品点数を低減し易くなる。
また、前記二次エアー供給管における金属管と可撓性配管との接続部は、互いに近接するとともに、前記排気管に対して平面視で左右いずれかにオフセットするようにすれば、シリンダーヘッド側は熱対策を行いながら、二次エアー制御装置側は配索し易くでき、且つ、これら配管をコンパクトに配置することができる。
また、前記サブエアークリーナはカバーを備えるとともに、後方から前記上流側二次エアー供給管が接続され、前記カバーの前側を閉塞面とするようにすれば、塵対策を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両の右側面図である。 エンジンを周辺構成と共に左側から見た図である。 エンジンを周辺構成と共に右側から見た図である。 燃料タンクを周辺構成と共に右斜め下から見た斜視図である。 燃料タンクを周辺構成と共に前方斜め下から見た斜視図である。 二次エアー供給管の上流側部品を示した分解斜視図である。 二次エアー供給管をシリンダーヘッド及びヘッドカバーと共に示した分解斜視図である。 シリンダーヘッドの図であり、図8(A)はシリンダーヘッドの上面図、図8(B)は図8(A)のX−X断面図である。 二次エアー供給管を接続した状態をシリンダ部と共に前方から見た図である。 二次エアー供給管を接続した状態をシリンダ部と共に右斜め上方から見た図である。 シリンダーヘッドの管接続部の変形例を示した図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右、及び上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一である。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
図1は本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両の側面図である。
この鞍乗り型車両1は、小型軽量に構成された車体の前後に比較的大径の低圧バルーンタイヤである左右一対の前輪2及び後輪3を備え、最低地上高を大きく確保して主に不整地での走破性を高めたATVと称する不整地走行車両である。
この鞍乗り型車両1の車体フレーム4は、複数本の金属製パイプを含む金属材を溶接などにより一体に結合した金属製のフレームであり、車体前後方向に長いパイプ枠構造に形成されている。
車体フレーム4の前部左右には、フロントサスペンション5Fを介して左右の前輪2が上下に移動自在に支持され、車体フレーム4の後部左右には、不図示のリヤサスペンションを介して左右の後輪3が上下に移動自在に支持される。
また、車体フレーム4の前部中央には、ステアリングシャフト11が回動自在に支持される。このステアリングシャフト11の上部には、バータイプの操向ハンドル12が一体的に取り付けられ、操向ハンドル12の操作によりステアリングシャフト11を介して左右の前輪2が左右に操舵される。
車体フレーム4の前後中央には、エンジン21が支持される。このエンジン21は単気筒の内燃機関であり、その下部を構成するクランクケース22の上にシリンダ部23が略垂直に立設するエンジンユニットに構成されている。クランクケース22の前後からは、クランクケース22内の変速機に連結された前輪用と後輪用の各プロペラシャフト22F、22Rが各々前方及び後方に向けて導出する。各プロペラシャフト22F、22Rは、車体フレーム4の前部下側及び後部下側に設けられた前後のファイナルギヤケース22GF、22GRに連結される。
これによって、エンジン21の動力は、プロペラシャフト22F、22R及びファイナルギヤケース22GF、22GRを介して前輪2及び後輪3に伝達される。
車体フレーム4には、車体前後中央に配置される運転者用シート6や外装部品が取り付けられる。外装部品としては、運転者用シート6の前方に配置されるタンクカバー31、車体前部を上方から覆う樹脂製の車体カバー32、前輪2の上方から後方に渡って覆う樹脂製のフロントフェンダ33、車体前方に配置されるフロントプロテクタ34、車体前上部に配置されるフロントキャリア35、後輪3の上方を覆う樹脂製のリヤフェンダ36、及び車体後上部に配置されるリヤキャリア37等を備えている。
図2はエンジン21を周辺構成と共に左側から見た図であり、図3はエンジン21を周辺構成と共に右側から見た図である。
図2に示すように、エンジン21のシリンダ部23の後部には、燃料供給装置41を介してエアークリーナ42が接続される。この燃料供給装置41及びエアークリーナ42によってエンジン21の吸気系が構成される。
このエンジン21のシリンダ部23の前面には、単一の排気管44が接続される。この排気管44は、シリンダ部23から前方に延びた後に後方に屈曲してシリンダ部23の右側方を通って後方へ延び、車体後部に支持された単一の排気マフラー45に接続される。この排気管44及び排気マフラー45によってエンジン21の排気系が構成される。
シリンダ部23は、クランクケース22の前部上方に連結されたシリンダーブロック24と、このシリンダーブロック24の上部に連結されたシリンダーヘッド25と、このシリンダーヘッド25の上部に連結されたヘッドカバー26とを備えており、シリンダーヘッド25の前面に排気管44が接続される。
シリンダーブロック24、及びシリンダーヘッド25の周囲には冷却フィン23Fが設けられており、前方からの走行風によりシリンダーブロック24、及びシリンダーヘッド25を効率良く冷却することができる。
また、図3に示すように、エンジン21の前方には、車体フレーム4に支持されるオイルクーラ46が設けられ、車体前方からの走行風を利用してオイルクーラ46によりエンジン21内を潤滑するオイルを冷却できる。また、排気管44には、シリンダ部23の側方(右方)にて排気管44を覆う排気管カバー44Cが取り付けられている。
同図3に示すように、エンジン21の上方には、エンジン21に供給する燃料を貯留する燃料タンク47が設けられ、燃料タンク47の上方及び左右側方がタンクカバー31で覆われる。
図2に示すように、タンクカバー31の左側面部には、燃料タンク47の燃料供給経路に設けられる燃料コック48が外部に露出するように設けられる。この燃料コック48をユーザーが操作することによって、燃料供給経路を容易に開閉することができる。
本構成では、このタンクカバー31に、燃料コック48を露出させる開口部31Aを設けるとともに、この開口部31Aから露出する燃料コック48の下部を囲うガード部として機能する下方凸の湾曲部31Bを設けている。この湾曲部31Bを設けることにより、燃料コック48がタンクカバー31で囲まれ、ユーザーが燃料コック48を操作する際に、ユーザーの手がエンジン21のシリンダ部23や後述する二次エアー供給管51に接触し難くなる。
図3に示すように、車体フレーム4は、エンジン21の上方で左右に間隔を空けて前上がりに延びるとともに、エンジン21の前上方で前方凸のU字状につながる前上部フレーム4Fを有している。この前上部フレーム4Fの上には、燃料タンク47が載置される。これにより、燃料タンク47は、エンジン21の上方から前上方に渡って配置される。
図4は燃料タンク47を周辺構成と共に右斜め下から見た図であり、図5は燃料タンク47を周辺構成と共に前方斜め下から見た図である。
図3乃至図5に示すように、燃料タンク47の下方には遮熱部材50が配置される。この遮熱部材50は、燃料タンク47を下方から覆うように延在する板状部材で構成され、エンジン21からの輻射熱が燃料タンク47へ伝わらないように遮熱する。
図5に示すように、シリンダーヘッド25の前面には、左右中央に、排気管44が接続される排気出口部25Sが設けられており、この排気出口部25Sの左右に、シリンダーヘッド25内の排気ポート25H(後述する図8(A))に連通する左右一対の二次エアー供給管51が取り付けられている。
左右一対の二次エアー供給管51は、シリンダーヘッド25の排気ポート25Hに二次エアーを送り込んで未燃焼ガスを燃焼させる二次エアー供給装置52の一部を構成する部品である。
この二次エアー供給管51を説明する前に、二次エアー供給管51の上流側の構成(以下、「上流側部品61」と言う)を説明する。
図6は二次エアー供給管51の上流側部品61を示した分解斜視図である。
上流側部品61は、上流側から順に、サブエアークリーナ62と、チャンバー63と、二次エアー制御装置64とを備えている。サブエアークリーナ62は、外気を取り込んで排出するサブエアークリーナ本体62Aと、サブエアークリーナ本体62Aを保護するプロテクターとして機能するカバー62Bとを備えている。なお、外気を取り込む空気取入口62Hは、図4に示すように、サブエアークリーナ本体62Aの底部に、前後に間隔を空けて複数(本構成では2個)設けられている。
サブエアークリーナ62は、前上部フレーム4Fにブラケット4B(図5)を介して支持されることによって、図4及び図5に示すように、燃料タンク47の下方、エンジン21のクランクケース22の上方、且つ、シリンダ部23の前方において、左右いずれか一方(本構成では右側)にオフセットして配置される。
これによって、サブエアークリーナ62は、図3乃至図5に示すように、側面視で、シリンダーヘッド25と、シリンダーヘッド25の前方に配置された二次エアー制御装置64との間であって、燃料タンク47で上方が覆われる位置に配置される。
サブエアークリーナ62のカバー62Bは、上方が開口する有底箱形状に形成されるとともに、仮に内部に雨水が溜まった場合に雨水を下方に抜くドレン孔62Cが設けられている。サブエアークリーナ本体62Aは、外気を取り込んで清浄化して二次エアーとして排気する。本構成では、このサブエアークリーナ本体62Aの背面に、排気口となる排気部63Dを設け、後方から第1の上流側二次エアー供給管71(図6)を接続する構成とすることにより、カバー62Bの前側を閉塞面として前側からの塵埃の進入を防止し、汚損を抑えるようにしている。
また、このサブエアークリーナ62は、燃料タンク47の下方に配置されるので、燃料タンク47下方のスペースを有効利用するとともに、燃料タンク47、及びタンクカバー31をサブエアークリーナ62の上方を覆う覆い部材に兼用することができる。これにより、汚損をより抑えることができる。以下、第1の上流側二次エアー供給管71を「第1エアー配管71」と表記する。
第1エアー配管71は、ゴム又は樹脂等の可撓性を有する材料で形成された単一の可撓性配管で構成される。この第1エアー配管71の上流端である前端は、サブエアークリーナ62の排気部62Dに接続される。この第1エアー配管71の後部は、車幅方向内側である左側に屈曲し、下流端である後端が、チャンバー63の後部から車幅方向外側である右側に突出するエアー入口部63Aに接続される。
これによって、第1エアー配管71は、図5に示すように、燃料タンク47の下方であって、上面視(平面視に相当)で左右いずれか一方(本構成では右側)にオフセットして配置され、燃料タンク47下方のスペースを有効利用するとともに、燃料タンク47、及びタンクカバー31を、上方を覆う覆い部材に兼用して汚損等を抑えることができる。また、シリンダーヘッド25の左右中央に接続された排気管44からの輻射熱による第1エアー配管71の温度上昇を抑制することもできる。
図6に示すように、チャンバー63は、相対的に上下厚が小さい扁平の中空形状に形成されており、図4に示すように、遮熱部材50の下面に対し、前後及び左右に間隔を空けて、複数の締結部材72によって締結固定される。このチャンバー63は、遮熱部材50の下面における下方凸の膨出部50A(不図示の燃料配管を避けるべく膨出した箇所)を避けるように上面視で略L字形状に形成され、エンジン21のシリンダ部23の上方よりも前方に設けられる。
これにより、遮熱部材50を利用してチャンバー63を固定できるとともに、チャンバー63が下方に大きく張り出すことがなく、また、シリンダ部23からの熱影響を避ける位置にチャンバー63を配置することができる。
チャンバー63は、二次エアーを蓄えるエアタンクとして機能するとともに、ヘルムホルツの共鳴の原理を利用して二次エアー供給時の作動音を小さくするレゾネータとして機能する。なお、このチャンバー63の共鳴周波数を適宜に調整することによって、音量低減に限らず、音質調整を行うことも可能である。
図6に示すように、このチャンバー63のエアー出口部63Bは、チャンバー63の前部の左右いずれか一方(本構成では右側)から前方に突出している。このエアー出口部63Bには、第2の上流側二次エアー供給管73(以下、「第2エアー配管73」と言う。)の上流端である後端が接続され、この第2エアー配管73の下流端である前端は、二次エアー制御装置64に設けられた単一のエアー入口部64Aに接続される。
二次エアー制御装置64は、前上部フレーム4Fの前端にブラケット4C(図3乃至図5)を介して取り付けられる。これによって、図3及び図5に示すように、燃料タンク47の前部下方、且つ、車幅中央であって、側面視でシリンダ部23及びサブエアークリーナ62よりも前方に配置される。
この二次エアー制御装置64は、二次エアーコントロールバルブとも称し、左右の二次エアー供給管51の上流にて開閉する2つの二次エアー供給制御バルブと、逆流防止用のリードバルブとを内部に備え、負圧チューブ74(図6)を介してエンジン21の吸気通路に接続される。二次エアー供給制御バルブは、エンジン吸気圧が所定のスロットル開状態に相当する圧力のときに開いて二次エアーをエンジン21に供給し、エンジン減速時やアイドリング時に相当する圧力のときは閉じて二次エアーの供給を停止する。また、リードバルブは、二次エアーの逆流を防止する逆止弁として機能する。
この二次エアー制御装置64の後面には、二次エアー供給制御バルブの下流側に設けられた左右一対のエアー出口部64B(図6)が設けられている。これらエアー出口部64Bは、後方に向けて突出し、左右一対の第3の上流側二次エアー供給管75(以下、「第3エアー配管75」と言う。)の上流端である前端がそれぞれ接続される。
左右一対の第3エアー配管75は、図4に示すように、遮熱部材50及びチャンバー63の下面に沿って後方へ延出し、遮熱部材50の下面における下方凸の膨出部50Aの左右いずれか一方(本構成では右側)まで延び、上記した左右一対の二次エアー供給管51の上流端である前端に接続される。
上記第2エアー配管73、及び第3エアー配管75についても、第1エアー配管71と同様に、ゴム又は樹脂等の可撓性を有する材料で形成された可撓性配管で形成されている。一方、二次エアー供給装置52の最も下流側の配管を構成する二次エアー供給管51は、炭素鋼管等の金属管で形成されている。このため、二次エアー供給管51は、第1〜第3エアー配管71、73、75と比べて耐熱性を有し、且つ、走行風で冷却し易い配管となっている。
図7は二次エアー供給管51をシリンダーヘッド25及びヘッドカバー26と共に示した分解斜視図である。図8はシリンダーヘッド25の図であり、図8(A)はシリンダーヘッド25の上面図、図8(B)は図8(A)のX−X断面図である。
図7に示すように、シリンダーヘッド25の前面には、左右中央に排気出口部25Sを構成する開口部が設けられ、この排気出口部25Sの左右に、左右一対の二次エアー供給管51がそれぞれ接続される管接続部77が設けられている。
図8(A)及び図8(B)に示すように、シリンダーヘッド25には、燃焼室25Rと、この燃焼室25Rに連通してシリンダーヘッド25の背面に開口する吸気ポート25Kと、燃焼室25Rに連通してシリンダーヘッド25の前面に開口する排気ポート25Hと、左右の管接続部77から排気ポート25Hに向かって延びる左右の孔部25Xとを備えている。また、冷却フィン23Fは、シリンダーヘッド25の周囲(前後及び左右)に渡って設けられている。
図8(A)に示すように、左右の孔部25Xは、左右の管接続部77の上下中央箇所を貫通し、排気ポート25Hの上流側に向かって直線状に延びる。そして、左右の孔部25Xと排気ポート25Hとが連通した箇所が図8(B)に示す開口部25X1となっている。
この左右の孔部25Xは、図8(A)に示すように、上面視(平面視に相当)で、排気ポート25Hの軸心LAに対して左右対称形状に形成され、左右の孔部25Xの軸心LBは、排気ポート25Hの軸心LAに対して斜めに傾斜し、排気ポート25H内で交差するように形成されている。
つまり、本構成では、シリンダーヘッド25の前面につながるように、左右の孔部25Xの軸心LBをシリンダ軸線方向視に相当する上面視で、排気ポート25Hに対して傾斜させ、排気ポート25H内で交差させるようにしている。
このため、図7に示すように、シリンダーヘッド25の左右側面に設けられた冷却フィン23Fには、上記孔部25X及び管接続部77が何ら影響を与えず、上記孔部25X及び管接続部77を設けた構成でも、左右側面の冷却フィン23Fの面積が減少してしまう事態を回避することができる。これにより、シリンダーヘッド25の左右を流れる走行風との接触面積を稼ぐことができ、シリンダーヘッド25を効率良く冷却することができる。
なお、本構成では、排気ポート25Hの軸心LAに対する孔部25Xの軸心LBの傾斜角度θAを45度に設定している。また、排気ポート25H全長の略中間位置に孔部25Cを連通させている。但し、上記傾斜角度θAを調整することによって、排気ポート25Hのより上流位置に孔部25Xを連通させるようにても良く、傾斜角度θAは0〜90度未満の範囲で適宜に調整しても良い。
各孔部25Xは、真円断面で同一の径で延びる長孔とされ、斜めの傾斜角度θAで排気ポート25Hに連通するので、図8(B)に示すように、排気ポート25Hに連通する開口部25X1は真円断面よりも広い面積の楕円形状となり、各孔部25Xが排気ポート25Hに連通する面積を広く確保できる。この傾斜角度θAの設定により各孔部25Xを排気ポート25Hのより上流側に連通させることができる。
また、これら開口部25X1は、同図8(B)に示すように、側面視で、排気ポート25Hの軸心LAと重なる位置に設けられ、各孔部25Xからの二次エアーを、排気ポート25Hの軸心LAに向けて供給することが可能である。
これらによって、各孔部25Xに二次エアーを供給した際に、二次エアーを、排気ポート25Hを流れる排気ガスに混合させやすくなり、排気ガスの浄化性能を高めやすくなる。しかも、左右の孔部25Xから二次エアーを供給するとともに、二次エアーを一時的に蓄えるチャンバー63を備えるので、孔部25Xが一個の場合と比べて大量の二次エアーを供給することができる。
従って、十分な二次エアーを供給することができ、排気ガスの浄化性能を効率良く高めることができる。なお、図8(B)中、符号25V1は、吸気ポート25Kを開閉するための吸気バルブを支持する筒部であり、符号25V2は、排気ポート25Hを開閉するための排気バルブを支持する筒部である。
左右の管接続部77の前面は、図7に示すように、車幅方向外側を向いた面とされ、この前面の上下中央に上記孔部25Xが開口するとともに、この孔部25Xの上下に上下一対の雌ねじ部25Yが設けられる。これら管接続部77の前面には、ガスケット79を介して二次エアー供給管51の下流端に設けられたフランジ部51Fがそれぞれ宛がわれ、上下一対の締結部材80が雌ねじ部25Yにそれぞれ締結されることによって、各二次エアー供給管51が管接続部77に容易に着脱自在に接続される。
以下、二次エアー供給管51を左右でそれぞれ区別して説明する場合は、右側を二次エアー供給管51Rと表記し、左側を二次エアー供給管51Lと表記する。
図9は二次エアー供給管51を接続した状態をシリンダ部23と共に前方から見た図であり、図10は右斜め上方から見た図である。
右側の二次エアー供給管51Rは、フランジ部51Fから前方、かつ車幅方向外側である右側に延出する車幅方向外側延出管51R1と、車幅方向外側延出管51R1からシリンダーヘッド25の右側面に沿って後方に延びると共に、前方に折り返される折り返し配管部51R2とを一体に備えた配管に形成されている。すなわち、折り返し配管部51R2は、後方凸のU字状に屈曲する管形状に形成されている。
この車幅方向外側延出管51R1により、二次エアー供給管51Rは、シリンダーヘッド25の前面からシリンダーヘッド25の右側面の側方へと延びる管に形成され、この車幅方向外側延出管51R1の上流に連なる折り返し配管部51R2を、シリンダーヘッド25の右側面の外側スペースを利用して配置することができる。この折り返し配管部51R2は、シリンダーヘッド25の右側面に沿って配置されるので、シリンダーヘッド25に寄せてコンパクトに配置することが可能である。
但し、折り返し配管部51R2は、シリンダーヘッド25の右側面とは接触せず、シリンダーヘッド25との間に一定の隙間を空けてシリンダーヘッド25に平行に配置される。図9及び図10において、符号82は、折り返し配管部R2に設けられたステーであり、このステー82は、ヘッドカバー26を、シリンダーヘッド25に固定するための締結部材83を用いてヘッドカバー26に共締めされる。これによって、部品点数を増やすことなく簡易に折り返し配管部51R2をヘッドカバー26に支持させることができる。
この折り返し配管部51R2は、シリンダーヘッド25の側方に配置されるので、シリンダーヘッド25の側方を流れる走行風を利用して二次エアー供給管51Rを冷却することができる。シリンダーヘッド25の側方は、走行時に走行風が相対的に多く流れる領域であるので、仮に折り返し配管部51R2をシリンダーヘッド25の前方に配置した場合と比べて、熱交換を促し、より効果的に折り返し配管部51R2を冷却することができる。
また、車幅方向外側延出管51R1はシリンダーヘッド25に直接接続されるため、その間にガスケット79があるものの、ある程度の熱がシリンダーヘッド25から伝わることが予想される。熱が伝わった場合でも、車幅方向外側延出管51R1に伝わった熱は折り返し配管部R2で冷却されるので、二次エアー供給管51Rの温度上昇を抑えることができる。これにより、上流側の二次エアー供給管(第3エアー配管75等)への熱伝達を十分に抑えることができる。従って、二次エアー供給管51Rとシリンダーヘッド25との間に専用の熱遮蔽板を配置する等の特別な熱対策が不要である。
しかも、この折り返し配管部51R2は、シリンダーヘッド25よりも前方に延び、その前端が第3エアー配管75の後端に接続されるので、図3に示すように、シリンダーヘッド25よりも前方に第3エアー配管75が位置し、シリンダーヘッド25からの輻射熱による第3エアー配管75の温度上昇を抑えることができる。
さらに、二次エアー供給管51Rのシリンダーヘッド接続部となるフランジ部51Fから第3エアー配管75までの配管長は、折り返し配管部51R2を有する分、長くなっており、これによっても、シリンダーヘッド25からの熱を上流側の二次エアー供給管(第3エアー配管75等)に伝わり難くすることができる。
従って、上流側の二次エアー供給管(第3エアー配管75等)に金属管よりも耐熱性が低い樹脂やゴムなどを用いても特別な熱対策を不要にすることができる。また、上流側の二次エアー供給管(第3エアー配管75等)に可撓性配管を用いたことにより、これら配管を配索し易く、取付作業を容易にできる。
続いて、左側の二次エアー供給管51Lを説明する。この二次エアー供給管51Lは、フランジ部51Fから前方、かつ車幅方向外側である左側に延出する車幅方向外側延出管51L1と、車幅方向外側延出管51L1からシリンダーヘッド25の左側面に沿って後方に延びると共に、前方に折り返される折り返し配管部51L2とを一体に備えた配管に形成されている。
この車幅方向外側延出管51L1により、二次エアー供給管51Lは、シリンダーヘッド25の前面からシリンダーヘッド25の左側面の側方へと延びる管に形成され、この車幅方向外側延出管51L1の上流に連なる折り返し配管部51L2を、シリンダーヘッド25の左側面の外側スペースを利用して配置することができる。しかも、折り返し配管部51L2は、シリンダーヘッド25の左側面に沿って配置されるので、シリンダーヘッド25に寄せてコンパクトに配置することが可能である。
この折り返し配管部51L2についても、右側の折り返し配管部51R2と同様に、後方凸のU字状に屈曲する管形状に形成されると共に、シリンダーヘッド25の側面(左側面)とは接触せず、シリンダーヘッド25との間に一定の隙間を空けてシリンダーヘッド25に平行に配置される。これにより、シリンダーヘッド25の左側方を流れる走行風を利用して二次エアー供給管51Rを効率良く冷却することができる。
但し、この折り返し配管部51L2は、右側の折り返し配管部51R2よりも短く形成される。短く形成した理由は、二次エアー制御装置64からシリンダーヘッド25までの二次エアー供給経路を左右で同一に揃えるためである。
また、この折り返し配管部51L2は、図10に示すように、シリンダーヘッド25上方、且つ、ヘッドカバー26前方のスペースを通って、シリンダーヘッド25の車幅方向反対側である右側に延出した後、前方に屈曲し、上流側の第3エアー配管75に接続される。この構成により、同図10に示すように、金属管である左右の折り返し配管部51L2、51R2と、可撓性配管である左右の第3エアー配管75との接続部85が互いに近接する。この近接した箇所は、ステー87を介して締結部材88を用いて互いに連結され、左右の二次エアー供給管51R、51Lを十分な支持力で支持することができる。
また、上記接続部85が近接する箇所は、図5に示すように、排気管44に対して上面視で左右いずれか一方(本構成では右側)にオフセットした位置となっており、車幅中央に配置された排気管44からの輻射熱の影響を抑えることができる。このようにして、シリンダーヘッド25の熱が伝わっても走行風で冷却でき、且つ、排気管44からの熱影響も抑えるように左右の二次エアー供給管51R、51Lを設けることができる。また、二次エアー供給管51R、51Lがシリンダーヘッド25に沿うので、シリンダーヘッド25周りの空きスペースを利用してコンパクトに配置することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、図10に示したように、クランクケース22から上方へ延びるシリンダーブロック24及びシリンダーヘッド25を備え、シリンダーヘッド25の排気出口部25Sの左右に接続され、排気ポート25Hに二次エアーを供給する左右の二次エアー供給管51R、51Lを備え、左右の二次エアー供給管51R、51Lは、シリンダーヘッド25の前面からシリンダーヘッド25の左右にそれぞれ延出し、シリンダーヘッド25の左右の側面に沿って延びると共に前方に折り返される折り返し配管部51R2、51L2を有するので、シリンダーヘッド25側方を流れる冷却風を利用して二次エアー供給管51R、51Lを効率良く冷却できるとともに、二次エアー供給管51R、51Lをシリンダーヘッド25の左右の側面に沿わせてコンパクトに配置することができる。
また、シリンダーヘッド25は、少なくとも左右の側面に冷却フィン23Fを備え、図8(A)に示したように、左右の二次エアー供給管51R、51Lと排気ポート25Hとをつなぐ接続経路の軸心LBは、シリンダ軸線方向視で、排気ポート25Hに対して傾斜するとともに排気ポート25H内で交差するので、左右側面の冷却フィン23Fの面積の減少を避けるとともに、排気ポート25Hのより上流側に二次エアーを供給でき、シリンダーヘッド25の前面に二次エアー供給管51R、51Lの接続部85が望む構成によって得られる冷却効果と相まって、排気ガス浄化性能を高めやすくなる。
また、図4及び図5に示したように、折り返し配管部51R、51Lの上流に設けられる二次エアー制御装置64は、シリンダーヘッド25の前方、且つ燃料タンク47の下方に配置され、二次エアー制御装置64の上流に設けられる上流側二次エアー供給管である第1エアー配管71及びサブエアークリーナ62は、燃料タンク47の下方に配置されるとともに、排気管44に対して平面視で左右いずれかにオフセットされているので、燃料タンク47下方の空間を利用して二次エアー制御装置64及びサブエアークリーナ62を配置できるとともに、シリンダーヘッド25や排気管44からの輻射熱による二次エアー制御装置64、第1エアー配管71及びサブエアークリーナ62の温度上昇を抑えることができ、排気ガス浄化性能を高めやすくなる。
また、サブエアークリーナ62は、図3に示したように、側面視で、二次エアー制御装置64とシリンダーヘッド25との間であって、燃料タンク47で上方が覆われる位置に配置されるので、燃料タンク47下方の空間を利用してサブエアークリーナ62を配置できるとともに、サブエアークリーナ62の汚損を抑えることができる。
また、図4に示したように、燃料タンク47の下方に設けられる遮熱部材50と、サブエアークリーナ62と二次エアー制御装置64との間に設けられてレゾネータとして機能するチャンバー63とを備え、チャンバー63は、遮熱部材50に支持されるので、サブエアークリーナ62と二次エアー制御装置64との間のスペースを有効利用してレゾネータを配置できるとともに、二次エアー供給時の作動音を低減できる。また、レゾネータを取り付けるための専用部品を省略でき、部品点数を低減し易くなる。
また、シリンダーヘッド25側の二次エアー供給管51R、51Lが金属管で形成され、二次エアー制御装置64側の二次エアー供給管である第3エアー配管75が可撓性を有する可撓性配管で形成され、図4に示したように、金属管の二次エアー供給管51R、51Lと、可撓性配管の第3エアー配管75との接続部85は、互いに近接するとともに、排気管44に対して平面視で左右いずれかにオフセットされているので、二次エアー制御装置側は熱対策を行いながら、可撓性配管側は配索し易くでき、且つ、これら配管をコンパクトに配置することができる。
また、サブエアークリーナ62は、カバー62Bを備えるとともに、後方から第1エアー配管71が接続され、カバー62Bの前側を閉塞面としているので、塵対策を向上させることができる。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形、及び応用が可能である。
例えば、上述の実施形態では、二次エアー供給管51とシリンダーヘッド25との間にガスケット79を介挿することで、二次エアー供給管51とシリンダーヘッド25との間の隙間を閉塞する場合を例示したが、これに限らない。例えば、Oリングを用いて二次エアー供給管51とシリンダーヘッド25との間の隙間を閉塞するようにしても良い。図11はOリングを用いた場合のシリンダーヘッド25の管接続部77の一例を示した図である。
図11に示すように、シリンダーヘッド25の左右の管接続部77は、排気ポート25Hに連通する孔部25Xと、雌ねじ部25Yとをそれぞれ一個ずつ備えており、孔部25Xの上流端に、孔部25Xよりも大径のOリング溝25Mを設けている。これにより、Oリング溝25Mに不図示のOリングをセットした後、これら管接続部77に、二次エアー供給管51R、51Lのフランジ部51F(図7)を宛がい、外側から締結部材80(図7)を、フランジ部51Fを貫通させ、雌ねじ部25Yに締結することによって、二次エアー供給管51とシリンダーヘッド25とを隙間を閉塞しつつ接続することができる。
また、図11に示す構成では、左右の管接続部77の雌ねじ部25Yを一個ずつとした片側締め付け構造としたので、管接続部77を小型化することができる。なお、図11の構成では、右側の管接続部77は、孔部25Xの下方に雌ねじ部25Yを有し、左側の管接続部77は、孔部25Xの上方に雌ねじ部25Yを有し、左右で雌ねじ部Yの位置を上下に異ならせている。
上述の実施形態において、二次エアー供給装置52の配管の取り回しは、上記のものに限らず、適宜に変更しても良い。例えば、二次エアー供給管51R、51Lの折り返し配管部51R2、51L2は、シリンダーヘッド25の左右の側面に沿って延びると共に前方に折り返される範囲で、複数回折り返しても良いし、適宜に取り回しを変更しても良い。
また、遮熱部材50の形状や排気管44等が上記実施形態と左右対称形状であった場合等には、二次エアー供給装置52の配管を含む各部を左右対称形状にしても良い。要は、二次エアー供給装置52の周囲部品(遮熱部材50、排気管44等)の形状に合わせて配管の取り回しなどを適宜に変更すれば良い。
さらに、上述の実施形態では、図1に示す鞍乗り型車両1に本発明を適用する場合を説明したが、これに限らず、他のATVと称する四輪車両や三輪車両に本発明を適用しても良く、また、自動二輪車(原動機付き自転車を含む)等の二輪車両に本発明を適用しても良い。少なくとも本発明は車体に跨って乗車する公知の鞍乗り型車両に広く適用可能である。
1 鞍乗り型車両
4 車体フレーム
21 エンジン
22 クランクケース
23 シリンダ部
23F 冷却フィン
24 シリンダーブロック
25 シリンダーヘッド
25H 排気ポート
25S 排気出口部
26 ヘッドカバー
44 排気管
47 燃料タンク
50 遮熱部材
51R、51L 二次エアー供給管
51R1、51L1 車幅方向外側延出管
51R2、51L2 折り返し配管部
62 サブエアークリーナ
63 チャンバー(レゾネータ)
64 二次エアー制御装置
71 第1エアー配管(上流側二次エアー供給管)
73 第2エアー配管(上流側二次エアー供給管)
75 第3エアー配管(上流側二次エアー供給管)
79 ガスケット
85 接続部
上述した課題を解決するため、本発明は、クランクケース(22)から上方へ延びるシリンダーブロック(24)及びシリンダーヘッド(25)を備え、前記シリンダーヘッド(25)内に、燃焼室(25R)に通じる排気ポート(25H)を有し、前記シリンダーヘッド(25)の前面に、前記排気ポート(25H)に連通し、排気管(44)が接続される単一の排気出口部(25S)を有した鞍乗り型車両の二次エアー供給構造において、
前記シリンダーヘッド(25)の前記単一の排気出口部(25S)の左右に接続され、前記排気ポート(25H)に二次エアーを供給する左右の二次エアー供給管(51R、51L)を備え、前記左右の二次エアー供給管(51R、51L)は、前記シリンダーヘッド(25)の前面から前記シリンダーヘッド(25)の左右にそれぞれ延出し、前記シリンダーヘッド(25)の左右の側面に沿って後方に延びると共に前方に折り返されて後方凸のU字状に湾曲する折り返し配管部(51R2、51L2)を有することを特徴とする。
また、上記構成において、前記シリンダーヘッド(25)側の前記二次エアー供給管(51R、51L)が金属管で形成され、前記二次エアー制御装置(64)側の二次エアー供給管(75)が可撓性を有する可撓性配管で形成され、前記金属管(51R、51L)と前記可撓性配管(75)との接続部(85)は、互いに近接するとともに、前記排気管(44)に対して平面視で左右いずれかにオフセットするようにしても良い。
また、上記構成において、前記サブエアークリーナ(62)はカバー(62B)を備えるとともに、後方から上流側二次エアー供給管(71)が接続され、前記カバー(62B)の前側を閉塞面とするようにしても良い。

Claims (7)

  1. クランクケース(22)から上方へ延びるシリンダーブロック(24)及びシリンダーヘッド(25)を備え、前記シリンダーヘッド(25)内に、燃焼室(25R)に通じる排気ポート(25H)を有し、前記シリンダーヘッド(25)の前面に、前記排気ポート(25H)に連通し、排気管(44)が接続される排気出口部(25S)を有した鞍乗り型車両の二次エアー供給構造において、
    前記シリンダーヘッド(25)の前記排気出口部(25S)の左右に接続され、前記排気ポート(25H)に二次エアーを供給する左右の二次エアー供給管(51R、51L)を備え、
    前記左右の二次エアー供給管(51R、51L)は、前記シリンダーヘッド(25)の前面から前記シリンダーヘッド(25)の左右にそれぞれ延出し、前記シリンダーヘッド(25)の左右の側面に沿って延びると共に前方に折り返される折り返し配管部(51R2、51L2)を有することを特徴とする鞍乗り型車両の二次エアー供給構造。
  2. 前記シリンダーヘッド(25)は、少なくとも左右の側面に冷却フィン(23F)を備え、
    前記左右の二次エアー供給管(51R、51L)と前記排気ポート(25H)とをつなぐ接続経路の軸心(LB)は、シリンダ軸線方向視で、前記排気ポート(25H)に対して傾斜するとともに前記排気ポート(25H)内で交差することを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の二次エアー供給構造。
  3. 前記シリンダーヘッド(25)の上方に配置される燃料タンク(47)と、
    前記シリンダーヘッド(25)の前方、且つ前記燃料タンク(47)の下方に配置され、前記折り返し配管部(51R2、51L2)の上流に設けられる二次エアー制御装置(64)と、
    前記二次エアー制御装置(64)の上流に設けられるサブエアークリーナ(62)とを備え、
    前記サブエアークリーナ(62)は、前記燃料タンク(47)の下方に配置されるとともに、前記排気管(44)に対して平面視で左右いずれかにオフセットしていることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両の二次エアー供給構造
  4. 前記サブエアークリーナ(62)は、側面視で、前記二次エアー制御装置(64)と前記シリンダーヘッド(25)との間であって、前記燃料タンク(47)で上方が覆われる位置に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗り型車両の二次エアー供給構造。
  5. 前記燃料タンク(47)の下方に設けられる遮熱部材(50)と、
    前記サブエアークリーナ(62)と前記二次エアー制御装置(64)との間に設けられるレゾネータ(63)を備え、
    前記レゾネータ(63)は、前記遮熱部材(50)に支持されていることを特徴とする請求項4に記載の鞍乗り型車両の二次エアー供給構造。
  6. 前記シリンダーヘッド(25)側の前記二次エアー供給管(51R、51L)が金属管で形成され、前記二次エアー制御装置(64)側の二次エアー供給管(75)が可撓性を有する可撓性配管で形成され、
    前記金属管(51R、51L)と前記可撓性配管(75)との接続部(85)は、互いに近接するとともに、前記排気管(44)に対して平面視で左右いずれかにオフセットしていることを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載の鞍乗り型車両の二次エアー供給構造。
  7. 前記サブエアークリーナ(62)はカバー(62B)を備えるとともに、後方から前記上流側二次エアー供給管(71)が接続され、前記カバー(62B)の前側を閉塞面としていることを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載の鞍乗り型車両の二次エアー供給構造。
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