JP2016184469A - 燃料電池セルスタック - Google Patents

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Abstract

【課題】高温で長時間使用する場合であっても、信頼性の高い燃料電池セルスタックを提供する。【解決手段】燃料電池セルスタック1は、燃料ガスFが導入されるアノード21と固体電解質層22と酸化剤ガスOが導入されるカソード23とを有する平板形の燃料電池単セル2がセパレータ4を介して複数枚積層されてなる電池構造5を有している。燃料電池単セル2のセル面内温度分布20は、設計上線対称とされている。セル面内温度分布20における対称軸L上に、電池構造5を燃料電池単セル2の積層方向Sで機械的に拘束する拘束部材3が配置されている。【選択図】図4

Description

本発明は、燃料電池セルスタックに関し、さらに詳しくは、電解質として固体電解質を利用する燃料電池セルスタックに関する。
従来、アノードと固体電解質層とカソードとを有する平板形の燃料電池単セルがセパレータを介して複数枚積層されてなる燃料電池セルスタックが知られている。燃料電池セルスタックは、一般に、ガスシール性等を確保するため、ボルト、ナット等の拘束部材により、燃料電池単セルの積層方向に圧縮荷重が加えられる。
例えば、先行する特許文献1には、燃料電池単セルの周縁部に、積層方向に沿って多数の貫通孔が設けられ、これら貫通孔内にそれぞれ配置されたボルトがナットによって固定された燃料電池セルスタックが開示されている。
特開2013−80650号公報
燃料電池セルスタックは、約700℃〜800℃の高温で作動させ、数万時間の長期耐久性が要求される場合がある。この場合、燃料電池セルスタックは、電池構成部材に使用される金属部材のクリープを考慮して設計される必要がある。具体的には、高温で長時間使用された場合であっても金属部材がクリープ破壊しないように、金属部材に作用する応力を大幅に抑制することが必要となる。
しかしながら、従来の燃料電池セルスタックは、直近のシール性を確保することが重要視されている。そのため、従来の燃料電池セルスタックは、燃料電池単セルの周縁部に多数の拘束部材が設けられている。その結果、従来の燃料電池セルスタックは、拘束部材によって強く拘束される強拘束点が多数存在し、セル面内方向の歪が解放されずに応力が残りやすい。それ故、従来の燃料電池セルスタックは、高温で長時間使用する場合の構造信頼性に懸念がある。
本発明は、上記背景に鑑みてなされたものであり、高温で長時間使用する場合であっても、構造信頼性の高い燃料電池セルスタックを提供しようとするものである。
本発明の一態様は、燃料ガスが導入されるアノードと固体電解質層と酸化剤ガスが導入されるカソードとを有する平板形の燃料電池単セルがセパレータを介して複数枚積層されてなる電池構造を有する燃料電池セルスタックであって、
上記燃料電池単セルのセル面内温度分布が設計上線対称とされており、
その対称軸上に、上記電池構造を上記燃料電池単セルの積層方向で機械的に拘束する拘束部材が配置されていることを特徴とする燃料電池セルスタックにある。
上記燃料電池セルスタックは、燃料電池単セルのセル面内温度分布が設計上線対称とされており、その対称軸上に、上記電池構造を上記燃料電池単セルの積層方向で機械的に拘束する拘束部材が配置されている。そのため、上記燃料電池セルスタックでは、高温作動時に、対称軸と平行な方向に燃料電池単セルが多少歪むものの、対象軸と垂直な方向には燃料電池単セルが自由に熱膨張することができる。そのため、全体として上記燃料電池セルスタックの歪が低減する。したがって、上記燃料電池セルスタックは、従来に比べ、内部応力を低減することができる。それ故、上記燃料電池セルスタックは、高温で長時間使用する場合であっても、金属部材がクリープ破壊し難くなる。
よって、本発明によれば、高温で長時間使用する場合であっても、構造信頼性の高い燃料電池セルスタックを提供することができる。
実施例1の燃料電池セルスタックの模式的な外観斜視図である。 実施例1の燃料電池セルスタックの平面図である。 図1におけるIII−III断面図である。 実施例1の燃料電池セルスタックを発電させた場合における、燃料電池単セルの設計上のセル面内温度分布と、燃料ガスおよび酸化剤ガスの流れ方向と、拘束部材との関係を模式的に示した説明図である。 実施例1の燃料電池セルスタックにおける燃料電池単セルのセル面内温度分布のシミュレーション結果と、拘束部材の位置との関係を示した図である。 実施例1の燃料電池セルスタックを発電させた場合における、燃料電池単セルの変形推定図である。 実施例2の燃料電池セルスタックにおける燃料電池単セルのセル面内温度分布のシミュレーション結果と、拘束部材の位置との関係を示した図である。 実施例3の燃料電池セルスタックの模式的な断面図である。
上記燃料電池セルスタックにおいて、燃料電池単セルは、電解質として固体電解質を利用する固体電解質型の燃料電池単セルである。固体電解質層を構成する固体電解質としては、例えば、酸素イオン導電性を示す固体酸化物セラミックス等を用いることができる。なお、固体電解質として固体酸化物セラミックスを用いる燃料電池は、固体酸化物形燃料電池(SOFC)と称される。
上記燃料電池セルスタックは、燃料電池単セルのセル面内温度分布が設計上線対称とされている。つまり、上記燃料電池セルスタックは、燃料電池単セルの計算によるセル面内温度分布が線対称とされている。上記燃料電池セルスタックにおいて、燃料電池単セルのセル面内温度分布が設計上線対称とされているか否かは、燃料ガスの流れ方向および酸化剤ガスの流れ方向を加味し、燃料ガス利用率および酸化剤ガス利用率を一定として燃料電池単セルを発電させる計算を実施し、その結果得られる発電時のセル面内温度分布の計算結果より確認することができる。
上記燃料電池セルスタックは、拘束部材により、燃料電池単セルの積層方向で電池構造に対して圧縮荷重が負荷される。
上記燃料電池セルスタックは、燃料ガスとカソード酸化剤ガスとが一軸方向に流れるように構成されていることが好ましい。この場合には、燃料電池単セルのセル面内温度分布を設計上線対称にしやすい。
燃料ガスと酸化剤ガスとが一軸方向に流れる構成としては、具体的には、燃料ガスと酸化剤ガスとがセル面内で同方向に流れる並行流方式、燃料ガスと酸化剤ガスとがセル面内で逆方向に流れる対向流方式などを例示することができる。上記燃料電池セルスタックは、発電分布の低減のしやすさ、ガスシール性、複数の燃料電池単セルを含むアセンブリの形成性等の観点から、より好ましくは、並行流方式とされているとよい。
上記燃料電池セルスタックは、燃料電池単セルの積層方向に沿って貫通し、燃料ガスを供給するための燃料ガス供給マニホルドと、燃料電池単セルの積層方向に沿って貫通し、燃料ガスを排出するための燃料ガス排出マニホルドとを有しており、燃料ガス供給マニホルドおよび燃料ガス排出マニホルドは、対称軸上に配置されている構成とすることができる。
この場合には、燃料電池単セルのセル面内温度分布を設計上線対称にしやすい。なお、燃料ガス供給マニホルドおよび燃料ガス排出マニホルドは、具体的には、燃料電池単セルを間に挟んだ状態で対向するように配置することができる。
上記燃料電池セルスタックは、燃料ガス供給マニホルドおよび燃料ガス排出マニホルド内に、拘束部材が配置されている構成とすることができる。
この場合には、燃料ガス供給マニホルドおよび燃料ガス排出マニホルドと別に拘束部材のための貫通孔を設ける必要がない。そのため、燃料電池セルスタックのシール性を確保しやすくなる。また、燃料電池セルスタックの製造性も向上する。なお、各マニホルドの中心軸と拘束部材の中心軸とは、同軸であってもよいし、同軸でなくてもよい。また、燃料ガスは、燃料ガス供給マニホルドの内壁面と拘束部材の外周面との間に形成された隙間、燃料ガス排出マニホルドと拘束部材の外周面との間に形成された隙間を流れることができる。
上記燃料電池セルスタックにおいて、拘束部材は、所定枚数の上記燃料電池単セル毎に設けられている構成とすることができる。なお、「所定枚数」は、積層方向に配置された燃料電池単セルの枚数を意味する。上記燃料電池セルスタックは、具体的には、複数枚の燃料電池単セルが上記複数枚よりも少ない所定枚数の燃料電池単セルからなる単位に分けられ、当該単位毎に、各単位の電池構造が、対称軸上に配置された複数の拘束部材によって機械的に拘束されている構成等とすることができる。上記各単位は、同じ枚数の燃料電池単セルを含んでいてもよいし、異なる枚数の燃料電池単セルを含んでいてもよい。
この場合には、燃料電池単セルの積層方向における燃料電池単セルの反りの影響等が緩和され、拘束部材による荷重のバラツキを低減しやすい燃料電池セルスタックが得られる。
なお、上述した各構成は、上述した各作用効果等を得るなどのために必要に応じて任意に組み合わせることができる。
以下、実施例の燃料電池セルスタックについて、図面を用いて説明する。なお、同一部材については同一の符号を用いて説明する。
(実施例1)
実施例1の燃料電池セルスタックについて、図1〜図6を用いて説明する。図1〜図6に示されるように、本例の燃料電池セルスタック1は、平板形の燃料電池単セル2がセパレータ4を介して複数枚積層されてなる電池構造5を有している。燃料電池単セル2は、燃料ガスFが導入されるアノード21と、固体電解質層22と、酸化剤ガスOが導入されるカソード23とを有している。燃料電池セルスタック1は、燃料電池単セル2のセル面内温度分布20が設計上線対称とされており、その対称軸L上に、拘束部材3が配置されている。拘束部材3は、電池構造5を、燃料電池単セル2の積層方向Sで機械的に拘束している。以下、詳説する。
燃料電池単セル2は、具体的には、固体電解質層22と、固体電解質層22の第1の面側に設けられたアノード21と、固体電解質層22における第1の面の反対側にある第2の面側に設けられたカソード23とを有している。燃料電池単セル2は、アノード21を支持体とする平板形の単セルであり、四角形状に形成されている。カソード23の外形は、固体電解質層22の外形よりも小さく形成されている。
固体電解質層22を構成する固体電解質は、酸化ジルコニウム系酸化物である。酸化ジルコニウム系酸化物としては、例えば、8mol%のYを含むイットリア安定化ジルコニア(以下、8YSZ)等を用いることができる。固体電解質層22の厚みは、10μm程度とすることができる。アノード21は、NiまたはNiOと固体電解質との混合物より層状に形成されている。アノード21を構成する固体電解質としては、例えば、酸化ジルコニウム系酸化物である8YSZ等を用いることができる。アノード21の厚みは、400μm程度とすることができる。カソード23は、ペロブスカイト型酸化物より層状に形成されている。カソード23を構成するペロブスカイト型酸化物としては、例えば、La1−xSrCo1−y(x=0.4、y=0.8、以下、LSCF)等を用いることができる。カソード23の厚みは、40μm程度とすることができる。
燃料電池セルスタック1は、フレーム6を有している。フレーム6は、燃料電池単セル2におけるカソード23側の外周縁を支持している。フレーム6は、ステンレス鋼等の金属材料より略板状に形成されており、燃料電池単セル2の外形よりも小さく形成された穴部60を有している。本例では、フレーム6は、離間して配置された2つの穴部60を有している。フレーム6は、穴部60の外周縁により、燃料電池単セル2におけるカソード23側の外周縁をガス密に支持可能とされている。
なお、本例では、図3のAで示される範囲が1つのアセンブリとなる。一つのアセンブリは、2枚の燃料電池単セル2を含んでいる。燃料電池セルスタック1は、燃料電池単セル2の積層方向Sに複数のアセンブリを有している。なお、図3では、一部のアセンブリが省略されている。したがって、本例の燃料電池セルスタック1は、第1セル積層部51と第2セル積層部52とを備える電池構造5を有している。第1セル積層部51は、例えば、数十枚程度の燃料電池単セル2を含むことができる。第2セル積層部52は、第1セル積層部51と同じ枚数の燃料電池単セル2を含むことができる。本例の燃料電池セルスタック1では、第1セル積層部51および第2セル積層部52は、例えば、いずれも10枚の燃料電池単セル2を有している。
セパレータ4は、フェライト系耐熱クロム合金等の金属材料より略板状に形成されている。セパレータ4は、アノード21側の面にて、アノード側集電体41を介して燃料電池単セル2のアノード21と電気的に接触している。アノード側集電体41としては、例えば、ニッケルメッシュ等を用いることができる。一方、セパレータ4は、カソード23側の面にて、カソード側集電体42を介して燃料電池単セル2のカソード23と電気的に接触している。カソード側集電体42としては、例えば、ステンレスメッシュ等を用いることができる。
燃料電池単セル2を支持するフレーム6とアノード21側に配置されるセパレータ4とは、内部空間を有するように、互いの外周縁が不図示のシール材によりシールされている。内部空間は、水素ガス等の燃料ガスFを流すための燃料ガス流路61とされる。また、燃料電池単セル2を支持するフレーム6とカソード23側に配置されるセパレータ4とは、互いに離間された状態で配置されている。フレーム6とカソード23側に配置されるセパレータ4との間に形成された隙間は、酸化剤ガス流路62とされる。酸化剤ガス流路62には、空気、酸素等の酸化剤ガスOが流される。
燃料電池セルスタック1は、燃料ガス供給マニホルド7と、燃料ガス排出マニホルド8とを有している。本例では、燃料ガス供給マニホルド7は、第1燃料ガス供給マニホルド71および第2燃料ガス供給マニホルド72より構成されている。第1燃料ガス供給マニホルド71および第2燃料ガス供給マニホルド72は、アノード21に導入する燃料ガスFを供給するためのものである。第1燃料ガス供給マニホルド71および第2燃料ガス供給マニホルド72は、いずれも燃料電池単セル2の積層方向Sに沿って設けられている。燃料ガス排出マニホルド8は、主に発電に使用されなかった燃料ガスFを排出するためのものである。燃料ガス排出マニホルド8も、燃料電池単セル2の積層方向Sに沿って設けられている。本例では、燃料ガス排出マニホルド8は、第1セル積層部51と第2セル積層部52との間に配置されており、セパレータ4、フレーム6を貫通して設けられている。第1燃料ガス供給ガスマニホルド71は、第1セル積層部51を間に挟んで、燃料ガス排出マニホルド8と対向するように配置されており、セパレータ4、フレーム6を貫通して設けられている。第2燃料ガス供給ガスマニホルド72は、第2セル積層部52を間に挟んで、燃料ガス排出マニホルド8と対向するように配置されており、セパレータ4、フレーム6を貫通して設けられている。
本例では、図2に示されるように、第1燃料ガス供給マニホルド71の軸心と燃料ガス排出マニホルド8の軸心とを含む面上に、第1セル積層部51に含まれる各燃料電池単セル2の中心部が配置されている。また、第2燃料ガス供給マニホルド72の軸心と燃料ガス排出マニホルド8の軸心とを含む面上に、第2セル積層部52に含まれる各燃料電池単セル2の中心部が配置されている。
なお、各燃料ガス供給マニホルド71、72のうち、燃料ガス流路61内に配置された部分の外周全体を取り囲むように、アノードリング610が設けられている。アノードリング610は、ステンレス鋼等の金属材料より形成されており、各燃料ガス供給マニホルド71、72と燃料ガス流路61とを連通させる不図示のスリットを有している。各燃料ガス供給マニホルド71、72から供給される燃料ガスFは、スリットを通じて燃料ガス流路61に流される。また、各燃料ガス供給マニホルド71、72のうち、酸化剤ガス流路62内に配置された部分の外周全体を取り囲むように、ガラスシール材による第1シール部621が設けられている。第1シール部621は、酸化剤ガス流路62内に流れ込む燃料ガスFを封止するためのものである。また、燃料ガス排出マニホルド8のうち、酸化剤ガス流路62内に配置された部分の外周全体を取り囲むようにガラスシール材による第2シール部622が設けられている。
燃料電池セルスタック1は、不図示の酸化剤ガス供給マニホルドと、酸化剤ガス排出マニホルド9とを有している。本例では、酸化剤ガス供給マニホルドは、第1酸化剤ガス供給マニホルドおよび第2酸化剤ガス供給マニホルドより構成されている。また、酸化剤ガス排出マニホルド9は、第1酸化剤ガス排出マニホルド91と、第2酸化剤ガス排出マニホルド92とを有している。第1酸化剤ガス供給マニホルドおよび第2酸化剤ガス燃料ガス供給マニホルドは、カソード23に導入する酸化剤ガスOを酸化剤ガス流路62に供給するためのものである。本例では、第1酸化剤ガス供給マニホルドは、第1セル積層部51側のスタック端面に設けられる。第2酸化剤ガス供給マニホルドは、第2セル積層部52側のスタック端面に設けられる。
また、第1酸化剤ガス排出マニホルド91および第2酸化剤ガス排出マニホルド92は、いずれも、主に発電に使用されなかった酸化剤ガスOを排出するためのものである。本例では、第1酸化剤ガス排出マニホルド91および第2酸化剤ガス排出マニホルド92は、いずれも、第1セル積層部51と第2セル積層部52との間に配置されており、セパレータ4、フレーム6を貫通して設けられている。第1酸化剤ガス排出マニホルド91および第2酸化剤ガス排出マニホルド92は、燃料ガス排出マニホルド8を間に挟んで、互いに対向するように配置されている。第1酸化剤ガス排出マニホルド91と燃料ガス排出マニホルド8との間の距離、第2酸化剤ガス排出マニホルド92と燃料ガス排出マニホルド8との間の距離は、いずれも同距離に設定されている。なお、第1酸化剤ガス排出マニホルド91および燃料ガス排出マニホルド8を流れる酸化剤ガスOが燃料ガス流路61内に流れ込むのを防止するため、適宜シール部材(不図示)が設けられている。
本例では、図3、図4に示されるように、第1燃料ガス供給マニホルド71から供給される燃料ガスFは、第1セル積層部51における燃料ガス流路61内を流れ、燃料ガス排出マニホルド8より排出される。また、第2燃料ガス供給マニホルド72より供給される燃料ガスFは、第2セル積層部52における燃料ガス流路61内を流れ、燃料ガス排出マニホルド8より排出される。一方、第1酸化剤ガス供給マニホルドから供給される酸化剤ガスOは、第1セル積層部51における酸化剤ガス流路62内を流れ、第1酸化剤ガス排出マニホルド91および第2酸化剤ガス排出マニホルド92より排出される。また、第2酸化剤ガス供給マニホルドから供給される酸化剤ガスOは、第2セル積層部52における酸化剤ガス流路62内を流れ、第1酸化剤ガス排出マニホルド91および第2酸化剤ガス排出マニホルド92より排出される。つまり、本例の燃料電池セルスタック1は、燃料ガスFとカソード酸化剤ガスOとが一軸方向に流れる、より具体的には、燃料ガスFと酸化剤ガスOとがセル面内で同方向に流れる並行流方式(コフロー方式)とされている。
図5に、本例の燃料電池セルスタック1における燃料電池単セル2のセル面内温度分布20のシミュレーション結果を示す。本例では、燃料ガスFおよび酸化剤ガスOがセル面内を並行流方式にて均一に流れるものと仮定し、燃料ガスFの利用率を75%、酸化剤ガスOとしての空気ガスの利用率を25%として、30Aの発電を行った場合のセル面内温度分布20を計算により求めている。
図5に示されるように、燃料電池セルスタック1において、燃料電池単セル2のセル面内温度分布20は、設計上、符号Lを対称軸とする線対称になっている。なお、図5では、セル面内温度分布20は、第1温度領域201〜第5温度領域205より構成されている例が示されている。本例では、第1温度領域201が最も温度が高く、950〜954℃、第2温度領域202は945〜950℃、第3温度領域203は941〜945℃、第4温度領域204は936〜941℃、第5温度領域205は932〜935℃の温度範囲とされている。また、セル面内温度分布20は、燃料電池単セル2のアノード21側を示している。
燃料電池セルスタック1は、対称軸L上に、拘束部材3が配置されている。本例では、拘束部材3により、電池構造5における第1セル積層部51と第2セル積層部52との両方が機械的に拘束されている。より具体的には、本例では、第1燃料ガス供給マニホルド71、第2燃料ガス供給マニホルド72、および、燃料ガス排出マニホルド8が、対称軸L上に配置されている。そして、第1燃料ガス供給マニホルド71内、第2燃料ガス供給マニホルド72内、および、燃料ガス排出マニホルド8内に、それぞれ拘束部材3が配置されている。なお、各マニホルド71、72、8の内周壁と各拘束部材3の外周面との間には、隙間が形成されており、燃料ガスFが流通可能とされている。
燃料電池セルスタック1は、第1プレート631と、第2プレート632とを有している。燃料電池セルスタック1は、第1プレート631と第2プレート632との間に、電池構造5を有している。拘束部材3は、具体的には、例えば、ボルト形状等の形状を呈することができる。本例では、拘束部材3は、その頭部が第1プレート631に固定されており、先端部が第2プレート632に固定されている。燃料電池セルスタック1は、拘束部材3により、燃料電池単セル2の積層方向Sで電池構造5に対して圧縮荷重が負荷されている。
次に、本例の燃料電池セルスタックの作用効果について説明する。
本例の燃料電池セルスタック1は、燃料電池単セル2のセル面内温度分布20が設計上線対称とされており、その対称軸上に、電池構造5を燃料電池単セル2の積層方向Sで機械的に拘束する拘束部材3が配置されている。そのため、本例の燃料電池セルスタック1では、高温作動時に、対称軸Lと平行な方向に燃料電池単セル2が多少歪むものの、対象軸Lと垂直な方向には燃料電池単セル2が自由に熱膨張することができる。本例の場合、具体的には、図6に示されるように、比較的温度が高い燃料ガスFおよび酸化剤ガスOの出口側では、対象軸Lと垂直な方向に、自由膨張により矢印Foのように燃料電池単セル2が変形すると推定される。また、比較的温度が低い燃料ガスFおよび酸化剤ガスOの入口側では、矢印Foほどの大きさではないものの、対象軸Lと垂直な方向に、自由膨張により矢印Fiのように燃料電池単セル2が変形すると推定される。なお、対称軸Lと平行な方向では、矢印Fsで示されるように燃料電池単セル2の側面が多少変形するものと推定される。このようにして、本例の燃料電池セルスタック1は、内部応力を低減することができる。それ故、本例の燃料電池セルスタック1は、高温で長時間使用する場合であっても、金属部材がクリープ破壊し難い。よって、本例によれば、高温で長時間使用する場合であっても、構造信頼性の高い燃料電池セルスタック1が得られる。
(実施例2)
実施例2の燃料電池セルスタック1について、図7を用いて説明する。
本例の燃料電池セルスタック1は、一つのアセンブリが1枚の燃料電池単セル2を含んでいる。つまり、本例の燃料電池セルスタック1の電池構造5は、詳細は図示されないが、第2セル積層部52を備えておらず、第1セル積層部51より構成されている。また、本例の燃料電池セルスタック1は、セパレータ4、フレーム6を貫通する酸化剤ガス排出マニホルド9を備えていない。本例では、酸化剤ガス供給マニホルド(不図示)は、第1セル積層部51における燃料ガスFの出口側のスタック端面に設けられる。酸化剤ガス排出マニホルド(不図示)は、第1セル積層部51における燃料ガスFの入口側のスタック端面に設けられる。
図7に示されるように、本例の燃料電池セルスタック1は、実施例1と同様、燃料ガスFと酸化剤ガスOとが一軸方向に流れる構成とされている。しかし、燃料電池セルスタック1は、燃料ガスFと酸化剤ガスOとがセル面内で逆方向に流れる対向流方式(カウンターフロー方式)とされている。なお、図7における、燃料電池単セル2のセル面内温度分布20のシミュレーション結果は、燃料ガスFおよび酸化剤ガスOがセル面内を対向流方式にて均一に流れるものと仮定し、燃料ガスFの利用率を75%、酸化剤ガスOとしての空気ガスの利用率を25%として、30Aの発電を行った場合のものである。また、セル面内温度分布20は、燃料電池単セル2のアノード21側を示している。その他の構成は、実施例1と同様である。
本例によっても、実施例1と同様に、高温で長時間使用する場合であっても、構造信頼性の高い燃料電池セルスタック1が得られる。但し、本例の燃料電池セルスタック1は、燃料ガスFおよび酸化剤ガスOの流れが実施例1の燃料電池セルスタック1と異なっている。そのため、燃料電池単セル2の変形の仕方が異なっている。本例の燃料電池セルスタック1では、図示はされないが、比較的温度が高い燃料ガスFの入口側では、対象軸Lと垂直な方向に、自由膨張により燃料電池単セル2が変形すると推定される。また、比較的温度が低い燃料ガスFの出口側では、燃料ガスFの入口側ほどではないものの、対象軸Lと垂直な方向に、自由膨張により燃料電池単セル2が変形すると推定される。なお、対称軸Lと平行な方向では、燃料電池単セル2の側面が多少変形するものと推定される。
(実施例3)
実施例3の燃料電池セルスタック1について、図8を用いて説明する。
本例の燃料電池セルスタック1は、拘束部材3が、所定枚数の燃料電池単セル2毎に設けられている構成を有している。具体的には、本例の燃料電池セルスタック1は、基本的には、実施例1の燃料電池セルスタック1と同構成の燃料電池セルスタックが積層方向Sに積み上げられ、互いに固定されている。但し、本例では、第1セル積層部51および第2セル積層部52における燃料電池単セル2の枚数が実施例1よりも少ない枚数とされている。具体的には、第1セル積層部51および第2セル積層部52は、いずれも数枚程度の燃料電池単セル2を有している。第1セル積層部51および第2セル積層部52は、例えば、いずれも6枚の燃料電池単セル2を有している。その他の構成は、実施例1と同様である。
本例の燃料電池セルスタック1は、所定枚数の燃料電池単セル2からなる単位に分けられており、当該単位毎に、各単位の電池構造5が、対称軸L上に配置された複数の拘束部材3によって機械的に拘束されている。それ故、本例によれば、燃料電池単セル2の積層方向Sにおける燃料電池単セル2の反りの影響等が緩和され、拘束部材3による荷重のバラツキを低減しやすい燃料電池セルスタック1が得られる。
以上、本発明の実施例について詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を損なわない範囲内で種々の変更が可能である。
1 燃料電池セルスタック
2 燃料電池単セル
20 セル面内温度分布
L 対称軸
21 アノード
22 固体電解質層
23 カソード
3 拘束部材
4 セパレータ
5 電池構造
F 燃料ガス
O 酸化剤ガス
S 積層方向

Claims (6)

  1. 燃料ガス(F)が導入されるアノード(21)と固体電解質層(22)と酸化剤ガス(O)が導入されるカソード(23)とを有する平板形の燃料電池単セル(2)がセパレータ(4)を介して複数枚積層されてなる電池構造(5)を有する燃料電池セルスタック(1)であって、
    上記燃料電池単セル(2)のセル面内温度分布(20)が設計上線対称とされており、
    その対称軸(L)上に、上記電池構造(5)を上記燃料電池単セル(2)の積層方向(S)で機械的に拘束する拘束部材(3)が配置されていることを特徴とする燃料電池セルスタック(1)。
  2. 上記燃料ガス(F)と上記酸化剤ガス(O)とが一軸方向に流れるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池セルスタック(1)。
  3. 上記燃料ガス(F)と上記酸化剤ガス(O)とがセル面内で同方向に流れる並行流方式とされていることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料電池セルスタック(1)。
  4. 上記燃料電池単セル(2)の積層方向に沿って貫通し、上記燃料ガス(F)を供給するための燃料ガス供給マニホルド(7)と、
    上記燃料電池単セル(2)の積層方向に沿って貫通し、上記燃料ガス(F)を排出するための燃料ガス排出マニホルド(8)とを有しており、
    上記燃料ガス供給マニホルド(7)および上記燃料ガス排出マニホルド(8)は、上記対称軸(L)上に配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料電池セルスタック(1)。
  5. 上記燃料ガス供給マニホルド(7)および上記燃料ガス排出マニホルド(8)内に、上記拘束部材(3)が配置されていることを特徴とする請求項4に記載の燃料電池セルスタック(1)。
  6. 上記拘束部材(3)は、所定枚数の上記燃料電池単セル(2)毎に設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の燃料電池セルスタック(1)。
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