JP2016183954A - 微小粒子保持装置 - Google Patents
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Description
(1)微小粒子を含む水溶液を前記第一または第二の態様に記載の装置に備えた基板へ導入する工程
(2)前記微小粒子を基板に設けた保持部へ保持する工程
(3)前記微小粒子を保持した保持部を疎水性溶媒を用いて密閉する工程
(4)前記密閉された保持部に保持された微小粒子の表面または内部に存在する特定物質を解析する工程
さらに本発明の第四の態様は、以下の(1)から(5)の工程を含む、前記第一または第二の態様に記載の装置を用いた、微小粒子回収方法である。
(1)微小粒子を含む水溶液を前記第一または第二の態様に記載の装置に備えた基板へ導入する工程
(2)前記微小粒子を基板に設けた保持部へ保持する工程
(3)前記微小粒子を保持した保持部を疎水性溶媒を用いて密閉する工程
(4)前記密閉された保持部に保持された微小粒子の表面または内部に存在する特定物質を解析する工程
(5)(4)の解析後、前記密閉された保持部内の微小粒子または微小粒子を含む水溶液を回収する工程
また本発明の第五の態様は、前記(2)の工程を誘電泳動力を利用して行なう、前記第三または第四の態様に記載の方法である。
保持部の側面と基板表面とが接する領域は、保持部の側面において当該側面と基板表面との接線から保持部の底面方向に保持部の深さの5%以下の領域となり、
保持部の側面と底面とが接する領域は、保持部の側面において当該側面と底面との接線から基板表面方向に保持部の深さの5%以下の領域、および保持部の底面において当該底面と前記側面との接線から当該底面の中心方向に当該底面の半径の10%以下の領域かつ保持部の底面積の20%以下の領域となる。
貫通孔11aを有した平板状の絶縁体11と、
平板状のスペーサ12と、
絶縁体11およびスペーサ12を上下方向に密着して挟むよう設けた電極基板21・22と、
電極基板21・22同士を接続する導線30と、
電極基板21・22に信号を印加する信号発生器40と、
を備えている(なお以降、絶縁体11と電極基板21とを合わせた態様を保持基板10という)。電極基板22には導入口22aおよび導入口22bを設けている。貫通孔11aおよび絶縁体11の下部に密着して設けた電極基板21により保持部50が構成され、導入口22aから細胞を含む液体を導入すると、貫通部12aを通じて保持部50へ微小粒子が導入される。なお電極基板22はスペーサ12上部に密着して設けており、導入口22aから導入した、細胞を含む液体の飛散や蒸発を防止している。また保持部50に保持した細胞の回収を容易にするため、電極基板22はスペーサ12から取り外し可能な構造となっている。
以下に示す方法で、図1に示す微小粒子保持装置1を作製した。
(1)電極基板21(縦70mm×横38mm×厚さ1mmのガラス基板にITOを成膜したもの)のITO成膜面に、スピンコーターを用いて30μmの膜厚になるようレジスト(エポキシ系のネガ型レジスト)を塗布した。
(2)1分間自然乾燥後、ホットプレートを用いてプリベーク(95℃、3分間)した。
(3)縦50mm×横30mmのエリアに、間隔が50μmで、縦1000個×横600個のアレイ状に並べた、直径30μmの貫通孔パターンを描いた露光用フォトマスクを用いて、UV露光機でレジストを露光し、現像液で現像した。なお露光時間と現像時間は、貫通孔の深さがレジストの膜厚と等しい30μmになるように調整し、電極基板21のITO成膜面が露出するようにした。
(4)ホットプレートを用いてポストベーク(180℃、30分)することで、レジスト構造を固めた。これにより、電極基板21の上部に貫通孔11aを有した絶縁体11を設けた、保持部50を設けた保持基板10を得た。
(5)(4)で得られた保持基板10の絶縁体11側表面(絶縁体11上面)に、フッ素樹脂コーティング剤であるフロロサーフFS−1000シリーズ(フロロテクノロジー製)を1mL滴下し、スピンコーターを用いて回転数300rpmで5秒、続いて回転数1500rpmで5秒回転することで撥水性樹脂による処理を行なった。
(6)撥水性樹脂による処理後、ホットプレートを用いて100℃で120分間ベークを行ない、揮発成分を揮発させた。撥水性樹脂による処理後の絶縁体11表面の水接触角は約110度と、処理前の値(90度未満)と比較し撥水性が向上していることを確認した。なお撥水性樹脂による処理後の絶縁体膜表面(絶縁体11上面)に対しエネルギー分散型X線分析(EDS)マッピング測定を行なった結果、絶縁体膜表面(絶縁体11上面)に対し、フッ素樹脂の膜が全体ではなく斑状に形成されていたが、本発明を実施するにおいて支障はない。また撥水性樹脂による処理後の保持部内面に対し同様にEDSマッピング測定を行なった結果、保持部内面で確認されたフッ素樹脂の膜は、保持部の側面において当該側面と底面との接線から基板表面方向に1μm(保持部深さの約3%)の領域、および保持部の底面において当該底面と前記側面との接線から当該底面の中心方向に1.4μm(当該底面の半径の約9%、保持部底面積の約18%)の領域のみであった。従って本処理法では、保持部内部は実質的に撥水性樹脂の膜が形成されないよう処理しているといえる。
(7)撥水性樹脂で処理した保持基板10の上部にスペーサ12を積層し圧着させた。スペーサ12は縦3.5mm×横10mmの貫通部12aを設けた厚さ1.0mmのシリコンゴム製の平板であり、表面は粘着性があるため、圧着することで各部品を密着させることができる。なお貫通部12a内に存在する保持部50(貫通孔11a)の数は約22000個である。
(8)スペーサ12の上部に電極基板22を積層し圧着させた。なお電極基板22には導入口22aおよび導入口22bとを設けており、貫通部12a内に存在する保持部50(貫通孔11a)へ液体を導入/排出させることができる。
(9)電極基板21・22と信号発生器40との間を導線で30で接続することで、図1に示す微小粒子保持装置1を作製した。
以下に示す方法で、図1に示す微小粒子保持装置1を作製した。
(1)実施例1(1)および(2)に記載の方法でレジストを塗布した電極基板21の縦50mm×横30mmのエリアに、間隔が200μmで、縦250個×横150個のアレイ状に並べた、直径100μmの貫通孔パターンを描いた露光用フォトマスクを用いて、UV露光機でレジストを露光し、現像液で現像した。なお露光時間と現像時間は、貫通孔の深さがレジストの膜厚と等しい30μmになるように調整し、電極基板21のITO成膜面が露出するようにした。
(2)ホットプレートを用いてポストベーク(180℃、30分)することで、レジスト構造を固めた。これにより、電極基板21の上部に貫通孔11aを有した絶縁体11を設けた、保持部50を設けた保持基板10を得た。
(3)実施例1(5)および(6)に記載の方法で撥水性樹脂による処理を行なった。本処理により、実施例1と同様、基板(絶縁体11)表面は撥水性樹脂による処理がされているが、保持部内部は実質的に撥水性樹脂の膜が形成されないよう処理されている。
(4)撥水性樹脂で処理した保持基板10の上部にスペーサ12を積層し圧着させた。スペーサ12は縦3.5mm×横10mmの貫通部12aを設けた厚さ1.0mmのシリコンゴム製の平板であり、表面は粘着性があるため、圧着することで各部品を密着させることができる。なお貫通部12a内に存在する保持部50(貫通孔11a)の数は約1375個である。
(5)スペーサ12の上部に電極基板22を積層し圧着させた。なお電極基板22には導入口22aおよび導入口22bとを設けており、貫通部12a内に存在する保持部50(貫通孔11a)へ液体を導入/排出させることができる。
(6)電極基板21・22と信号発生器40との間を導線で30で接続することで、図1に示す微小粒子保持装置1を作製した。
実施例1および2で作製した微小粒子保持装置1を用いて、以下に示す方法で、細胞保持を試みた。
(1)ヒト転移性膵臓がん細胞であるAsPC−1細胞を、10%FBS、2mM グルタミンおよび1mMピルビン酸を含むRPMI−1640培地を用いて、37℃、5% CO2条件下で培養した。
(2)細胞がサブコンフルエントに達した後にPBS(リン酸緩衝生理食塩水)で洗浄し、トリプシン−EDTAを用いて個々の細胞がばらばらになるよう細胞を剥がした。
(3)処理した細胞を遠心し(25℃で200×g、5分)、上澄みを捨てた後、0.1%のウシ血清アルブミン(BSA)、および0.01(v/v)%のTween 20を添加した300mMのマンニトール水溶液に懸濁し、1×105個/mLの細胞密度になるよう、細胞懸濁液を調製した。
(4)(3)で調製した細胞懸濁液55μLを、電極基板22の導入口22aよりシリンジを用いて導入し(導入細胞数:約5500個)、信号発生器40により電圧20Vpp、周波数1MHzの矩形波交流電圧を電極基板21・22へ3分間印加した。
実施例3に記載した方法で保持部50に保持した細胞を、以下に示す方法で細胞解析を試みた。なお本実施例の操作の流れを図2に示す。
(1)実施例3に記載した方法で保持部50にAsPC−1細胞60を保持(図2(1))した後、引き続き信号発生器40により交流電圧(電圧20Vpp、周波数1MHzの矩形波)を電極基板21・22へ印加しながら、収容部へ0.01(w/v)%のポリ−L−リジン(接着物質80)を含む300mMマンニトール水溶液を導入した後、交流電圧の印加を停止し、3分間静置した(図2(2))。
(2)微小粒子保持装置1内の溶液を吸引除去後、すぐに導入口22aからPBSを細胞診断チップに導入し、微小粒子保持装置1内にある余剰のポリ−L−リジンを洗浄することで、微細孔内へ細胞を静電気的に接着させた。なお、ポリ−L−リジンの作用により、細胞60は微細孔内に静電気的に接着しているため、前記洗浄操作により保持部50から脱離することはない。
(3)微小粒子保持装置1内の溶液を吸引除去後、導入口22aから10μMのProteoGREENTM−gGlu(五稜化学製)を含むPBSを収容部内に導入し、1分間室温で静置した。なおProteoGREENTM−gGluはがん細胞が有する酵素活性により分解し蛍光を発することで、がん細胞を選択的に検出することが可能な蛍光イメージング試薬90である(図2(3))。
(4)微小粒子保持装置1内の溶液を吸引除去後、導入口22aからミネラルオイル100を導入することで保持部50を密閉した(図2(4))。
(5)室温で60分間静置することで、がん細胞が有する酵素と蛍光イメージング試薬90との酵素反応を進行させて、発生した蛍光91を光学検出器2(オリンパス製倒立型リサーチ顕微鏡IX71)を通じて、CMOSカメラで撮像した(図2(5))。
実施例1および2で作製した微小粒子保持装置1のうち、実施例1(5)および(6)に記載の撥水性樹脂による処理を行なわなかったものについて、実施例4と同様な細胞解析を試みた。
実施例1で作製した微小粒子保持装置を用いて、実施例3に記載した方法で保持部50に保持した細胞60を、以下に示す方法で細胞解析後、標的細胞の採取を試みた。なお本実施例の操作の流れを図5に示す。
(1)実施例3に記載した方法で保持部50に細胞60を保持(図5(1))した後、引き続き信号発生器40により交流電圧(電圧20Vpp、周波数1MHzの矩形波)を電極基板21・22へ印加しながら、収容部へ0.01(w/v)%のポリ−L−リジン(接着物質80)を含む300mMマンニトール水溶液を導入した後、交流電圧の印加を停止し、3分間静置した(図5(2))。
(2)微小粒子保持装置1内の溶液を吸引除去後、すぐに導入口22aからPBSを細胞診断チップに導入し、微小粒子保持装置1内にある余剰のポリ−L−リジンを洗浄することで、微細孔内へ細胞を静電気的に接着させた。なお、ポリ−L−リジンの作用により、細胞は微細孔内に静電気的に接着しているため、前記洗浄操作により保持部50から脱離することはない。
(3)微小粒子保持装置1内の溶液を吸引除去後、導入口22aから10μMのProteoGREENTM−gGlu(五稜化学製)および10μg/mLのHoechst33342(同仁化学研究所社製)を含むPBSを収容部内に導入し、1分間室温で静置した。なおProteoGREENTM−gGluはがん細胞が有する酵素活性により分解し蛍光を発することで、がん細胞を選択的に検出することが可能な蛍光イメージング試薬90である。またHoechst33342は生きた細胞の細胞核を染色する試薬である(図5(3))。
(4)微小粒子保持装置1内の溶液を吸引除去後、導入口22aからフロリナートTM FC−40(3M製)(フッ素溶媒110)を導入することで保持部50を密閉した。なおフロリナートTM FC−40は不活性なフッ素溶媒である(図5(4))。
(5)室温で60分間静置することで、がん細胞が有する酵素と蛍光イメージング試薬90との酵素反応を進行させて、発生した蛍光91を光学検出器2(オリンパス製倒立型リサーチ顕微鏡IX71)を通じて、CMOSカメラで撮像した(図5(5))。
(6)微小粒子保持装置1の電極基板22をスペーサ12から取り外し、PLOS ONE、10、e0130418(2015)に記載の細胞採取方法で標的細胞を採取した(図5(6))。
実施例1で作製した微小粒子保持装置を用いて、実施例3に記載した方法で保持部50に保持した細胞60を、以下に示す方法で細胞解析後、標的細胞の採取を試みた。なお本実施例の操作の流れを図7に示す。
(1)実施例3に記載した方法で保持部50に細胞60を保持(図7(1))した後、引き続き信号発生器40により交流電圧(電圧20Vpp、周波数1MHzの矩形波)を電極基板21・22へ印加しながら、収容部へ0.01(w/v)%のポリ−L−リジン(接着物質80)を含む300mMマンニトール水溶液を導入した後、交流電圧の印加を停止し、3分間静置した(図7(2))。
(2)微小粒子保持装置1内の溶液を吸引除去後、すぐに導入口22aからPBSを細胞診断チップに導入し、微小粒子保持装置1内にある余剰のポリ−L−リジンを洗浄することで、微細孔内へ細胞を静電気的に接着させた。なお、ポリ−L−リジンの作用により、細胞は微細孔内に静電気的に接着しているため、前記洗浄操作により保持部50から脱離することはない。
(3)微小粒子保持装置1内の溶液を吸引除去後、導入口22aから10μMのProteoGREENTM−gGlu(五稜化学製)を含むPBSを収容部内に導入し、1分間室温で静置した。(図7(3))。
(4)微小粒子保持装置1内の溶液を吸引除去後、微小粒子保持装置1から電極基板22およびスペーサ12を取り外し、すぐさま、ポリジメチルシロキサン(PDMS)で作成した厚さ1mmのシリコーンゴムシート130を保持部50の表面に押し付けた(図7(4))。
(5)室温で60分間静置することで、がん細胞が有する酵素と蛍光イメージング試薬90との酵素反応を進行させて、発生した蛍光91を光学検出器2(オリンパス製倒立型リサーチ顕微鏡IX71)を通じて、CMOSカメラで撮像した(図7(5))。
(6)シリコーンゴムシート130を保持部50から取り外し、PLOS ONE、10、e0130418(2015)に記載の細胞採取方法で、酵素活性の高い(蛍光強度が大きい)がん細胞である標的細胞61の採取を試みた(図7(6))。しかしながら、保持部50内の液体がすぐに蒸発したため、標的細胞61の採取はできなかった。
10:保持基板
11:絶縁体
11a:貫通孔
12:スペーサ
12a:貫通部
21・22:電極基板
22a:導入口
22b:排出口
30:導線
40:信号発生器
50:保持部
60:細胞
61:標的細胞
62:標的でない細胞
70:誘電泳動力
80:接着物質
90:蛍光イメージング試薬
91:蛍光
100:ミネラルオイル
110:フッ素溶媒
120:ガラス製キャピラリー
130:シリコーンゴムシート
2:光学検出器
Claims (5)
- 微小粒子を保持可能な保持部を設けた基板を備えた微小粒子保持装置であって、前記基板の表面は撥水性樹脂で処理される一方、前記保持部の内面は実質的に撥水性樹脂の膜が形成されないよう処理されている、前記装置。
- 撥水性樹脂がフッ素樹脂である、請求項1に記載の装置。
- 以下の(1)から(4)の工程を含む、請求項1または2に記載の装置を用いた、微小粒子解析方法。
(1)微小粒子を含む水溶液を請求項1または2に記載の装置に備えた基板へ導入する工程
(2)前記微小粒子を基板に設けた保持部へ保持する工程
(3)前記微小粒子を保持した保持部を疎水性溶媒を用いて密閉する工程
(4)前記密閉された保持部に保持された微小粒子の表面または内部に存在する特定物質を解析する工程 - 以下の(1)から(5)の工程を含む、請求項1または2に記載の装置を用いた、微小粒子回収方法。
(1)微小粒子を含む水溶液を請求項1または2に記載の装置に備えた基板へ導入する工程
(2)前記微小粒子を基板に設けた保持部へ保持する工程
(3)前記微小粒子を保持した保持部を疎水性溶媒を用いて密閉する工程
(4)前記密閉された保持部に保持された微小粒子の表面または内部に存在する特定物質を解析する工程
(5)(4)の解析後、前記密閉された保持部内の微小粒子または微小粒子を含む水溶液を回収する工程 - 前記(2)の工程を誘電泳動力を利用して行なう、請求項3または4に記載の方法。
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