JP2016183783A - 空調システム - Google Patents

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Abstract

【課題】浴室内の空気の冷却と加熱を行う空調装置において、利用者の快適性をより向上することが可能な技術を提供する。
【解決手段】本明細書が開示する空調システムでは、浴室内の空調装置と浴室外のヒートポンプ装置の間で冷却用媒体を循環させ、かつ浴室内の空調装置と浴室外の加熱装置との間で加熱用媒体を循環させることで、筐体の内部の空気の冷却と加熱を行う。ヒートポンプ装置が浴室外に配置されるので、圧縮機の振動や騒音が空調装置から浴室内に伝わることがなく、利用者の快適性を向上することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、空調システムに関する。
特許文献1に、浴室内を空調する空調装置が開示されている。この空調装置は、筐体と、浴室内の空気を筐体の内部へ取り入れる吸気口と、筐体の内部の空気を浴室内へ送り出す排気口と、浴室内の空気を吸気口から筐体の内部へ取り入れ、筐体の内部の空気を排気口から浴室内へ送り出すように、空気を循環させる循環ファンと、筐体の内部に収容された、圧縮機と、凝縮器と、減圧器と、蒸発器を備えるヒートポンプを備えている。この空調装置では、ヒートポンプの蒸発器により筐体の内部の空気を冷却し、ヒートポンプの凝縮器により筐体の内部の空気を加熱する。この空調装置では、筐体の内部に取り入れた空気を、冷却用熱交換器で冷却して除湿し、さらに加熱用熱交換器で加熱して送り出す、再熱除湿運転を実行可能である。
特開2013−96588号公報
特許文献1の技術では、ヒートポンプを構成する圧縮機、凝縮器、減圧器、蒸発器が、すべて空調装置の筐体の内部に収容されている。このような構成とすると、圧縮機の振動や騒音が空調装置から浴室内に伝わり、利用者の快適性を損なうおそれがある。
本明細書は、上記の課題を解決する技術を提供する。本明細書では、浴室内の空気の再熱除湿運転が可能な空調装置において、利用者の快適性をより向上することが可能な技術を提供する。
本明細書が開示する空調システムは、浴室内を空調する空調装置と、浴室外に配置されており、圧縮機と、凝縮器と、減圧器と、蒸発器を備えており、蒸発器における冷媒との熱交換によって冷却用媒体を冷却するヒートポンプ装置と、冷却用媒体を空調装置とヒートポンプ装置の間で循環させる冷却用媒体循環手段と、浴室外に配置されており、加熱用媒体を加熱する加熱装置と、加熱用媒体を空調装置と加熱装置の間で循環させる加熱用媒体循環手段を備える空調システムを開示する。空調装置は、筐体と、浴室内の空気を筐体の内部へ取り入れる吸気口と、筐体の内部の空気を冷却用媒体との熱交換によって冷却する冷却用熱交換器と、筐体の内部の空気を加熱用媒体との熱交換によって加熱する加熱用熱交換器と、筐体の内部の空気を浴室内へ送り出す排気口と、浴室内の空気を吸気口から筐体の内部へ取り入れ、筐体の内部の空気を排気口から浴室内へ送り出すように、空気を循環させる循環ファンを備えている。その空調システムでは、筐体の内部に取り入れた空気を、冷却用熱交換器で冷却して除湿し、さらに加熱用熱交換器で加熱して送り出す、再熱除湿運転を実行可能である。
上記の空調システムでは、ヒートポンプ装置が浴室外に配置されるので、圧縮機の振動や騒音が空調装置から浴室内に伝わることがなく、利用者の快適性を向上することができる。
上記の空調システムは、加熱装置が、燃料の燃焼によって加熱用媒体を加熱する熱源機であってもよい。
単一のヒートポンプサイクルを構成する蒸発器と凝縮器を、冷却用媒体の冷却と加熱用媒体の加熱にそれぞれ用いる構成とする場合、凝縮器での熱交換量は、蒸発器での熱交換量に、圧縮機の動力を加えたものに等しくなる。この場合、加熱用媒体に与えられる熱量は、冷却用媒体から奪われる熱量を、常に上回ることになる。従って、このような構成で再熱除湿運転を実行すると、浴室内の空気が徐々に高温となっていく。浴室内の空気が高温になり過ぎると、冷却用熱交換器で空気を冷却しても結露しなくなり、それ以上の除湿を行うためには、例えば浴室の空気を浴室外の空気と換気することによって、浴室内の空気の温度を下げることが必要になる。
これに対して、上記の空調システムでは、再熱除湿運転において、ヒートポンプ装置を冷却用媒体の冷却に利用し、熱源機を加熱用媒体の加熱に利用している。このような構成とすることによって、冷却用媒体から奪う熱量と、加熱用媒体に与える熱量を、それぞれ独立して調整することができる。従って、両者が一致するようにヒートポンプ装置の動作や熱源機の動作をそれぞれ調整することによって、再熱除湿運転の間に浴室内の空気が高温となり過ぎることを抑制することができる。浴室内の空気の温度を下げるための浴室の換気を行うことなく、再熱除湿運転を長時間連続して実行し続けることができる。
上記の空調システムは、外気温度を検出する外気温度センサをさらに備えており、外気温度が第1の所定温度を下回る場合に、冷却用熱交換器への冷却用媒体の供給温度を下限温度に設定するように構成することができる。
上記の空調システムによれば、冷却用熱交換器への冷却用媒体の供給温度を下げることによって、空調装置において単位時間あたりに除湿可能な水量を増加させることができ、再熱除湿運転に要する時間を短縮することができる。
上記の空調システムは、浴室内の空気の温度を検出する浴室内空気温度センサをさらに備えており、浴室内の空気の温度が第2の所定温度を下回る場合に、加熱用熱交換器への加熱用媒体の供給温度を上限温度に設定するように構成することができる。
上記の空調システムによれば、浴室内の空気が低温である場合に、浴室内の空気を速やかに高温にすることができる。これによって、冷却用熱交換器により露点温度以下に冷却可能となる温度まで、浴室の空気を昇温することができ、再熱除湿運転に要する時間を短縮することができる。
あるいは、上記の空調システムは、ヒートポンプ装置が加熱装置を兼用しており、ヒートポンプ装置の凝縮器が、第1凝縮器と、第2凝縮器を備えており、ヒートポンプ装置が、第1凝縮器における冷媒との熱交換によって加熱用媒体を加熱し、蒸発器における冷媒との熱交換によって冷却用媒体を冷却するように構成されていてもよい。
上記の空調システムでは、空調装置において再熱除湿運転を行う際に、第1凝縮器での熱交換量は、蒸発器での熱交換量に、圧縮機の動力を加えたものから、第2凝縮器での熱交換量を減じたものに等しくなる。従って、第2凝縮器での熱交換量を調整することによって、第1凝縮器での熱交換量(すなわち、加熱用媒体に与えられる熱量)を、蒸発器での熱交換量(すなわち、冷却用媒体から奪われる熱量)に一致させることができる。このような構成とすることによって、再熱除湿運転の間に浴室内の空気が高温となり過ぎることを抑制することができる。浴室内の空気の温度を下げるための浴室の換気を行うことなく、再熱除湿運転を長時間連続して実行し続けることができる。
実施例に係る空調システム2,102の構成を模式的に示す側面図である。 実施例に係る空調装置4の構成を模式的に示す平面図である。 実施例に係る冷却加熱装置6の構成を模式的に示す図である。 実施例に係る冷却加熱装置6’の構成を模式的に示す図である。 実施例に係る冷却加熱装置106の構成を模式的に示す図である。
(実施例1)
図1に示すように、本実施例に係る空調システム2は、空調装置4と、冷却加熱装置6を備えている。空調装置4は、浴室Bの天井に配置されている。冷却加熱装置6は、屋外に配置されている。冷却加熱装置6には、外気温度を検出する外気温度センサ7が設けられている。空調システム2は、浴室B以外の部屋の換気を行う他室換気運転、浴室Bを換気する浴室換気運転、浴室Bを冷房する浴室冷房運転、浴室Bを暖房する浴室暖房運転、浴室Bの空気を除湿して浴室B内の衣類C等を乾燥させる再熱除湿運転を行うことができる。
図2は空調装置4を上方から平面視した場合の、空調装置4の内部の構成を模式的に示している。図2に示すように、空調装置4は、筐体9内で区画された、換気用給気室10と、換気用排気室12と、冷却室14と、加熱室16を備えている。
換気用給気室10には、洗面所やトイレなど浴室B以外の部屋に連通する複数の給気配管18が連通している。
換気用排気室12は、換気用給気室10に隣接して配置されている。換気用排気室12は、開閉式のダンパ20を介して換気用給気室10と連通している。換気用排気室12には、屋外へ連通する排気配管22が連通している。換気用排気室12の内部には換気ファン24が収容されている。換気ファン24が駆動すると、換気用排気室12の空気が排気配管22へ送り出される。
冷却室14は、換気用排気室12に隣接して配置されている。冷却室14は、開閉式のダンパ26を介して換気用排気室12と連通している。冷却室14の下面には、浴室Bの天井に露出した開閉式の吸気口28が設けられている。冷却室14の内部には、吸気口28を介して浴室Bから冷却室14へ流入する空気の温度を検出する温度センサ29が設けられている。冷却室14の内部には、冷却用熱交換器30が収容されている。冷却用熱交換器30は、内部を流れる冷却用媒体(例えば水)との熱交換によって空気を冷却する。冷却用媒体は、冷却用熱交換器30と冷却加熱装置6との間で循環する。後述するように、冷却加熱装置6は、冷却用熱交換器30から流入する冷却用媒体を冷却して、低温となった冷却用媒体を冷却用熱交換器30へ送り出す。
加熱室16は、冷却室14に隣接して配置されている。加熱室16は、開閉式のダンパ32を介して冷却室14と連通している。加熱室16の下面には、浴室Bの天井に露出した開閉式の吸気口34が設けられている。加熱室16の内部には、吸気口34を介して浴室Bから加熱室16へ流入する空気の温度を検出する温度センサ35が設けられている。さらに、加熱室16の下面には、浴室Bの天井に露出した排気口36が設けられている。加熱室16の内部には、加熱用熱交換器38が収容されている。加熱用熱交換器38は、内部を流れる加熱用媒体(例えば水)との熱交換によって空気を加熱する。加熱用媒体は、加熱用熱交換器38と冷却加熱装置6との間で循環する。後述するように、冷却加熱装置6は、加熱用熱交換器38から流入する加熱用媒体を加熱して、高温となった加熱用媒体を加熱用熱交換器38へ送り出す。さらに、加熱室16の内部には、循環ファン40が収容されている。循環ファン40が駆動すると、加熱室16の内部の空気が浴室Bへ送り出される。
空調装置4において、浴室B以外の部屋を換気する他室換気運転を行う場合には、ダンパ20を開いた状態で、換気ファン24を駆動する。換気ファン24の駆動により、給気配管18から換気用給気室10、換気用排気室12を経由して排気配管22へ空気が送り出される。これにより、浴室B以外の部屋の換気が行われる。
空調装置4において、浴室Bを換気する浴室換気運転を行う場合には、ダンパ26と吸気口28を開いた状態で、換気ファン24を駆動する。換気ファン24の駆動により、吸気口28から冷却室14、換気用排気室12を経由して排気配管22へ空気が送り出される。これにより、浴室Bの換気が行われる。なお、浴室換気運転は、上記した他室換気運転と同時に行われてもよい。
空調装置4において、浴室Bを冷房する浴室冷房運転を行う場合には、ダンパ26と吸気口34を閉じ、ダンパ32と吸気口28を開いた状態で、循環ファン40を駆動するとともに、冷却用熱交換器30と冷却加熱装置6との間で冷却用媒体を循環させる。循環ファン40の駆動により、浴室Bから吸気口28を介して冷却室14内に空気が吸入される。冷却室14内に流入した空気は、冷却用熱交換器30で冷却された後、ダンパ32を介して加熱室16へ流入し、排気口36を介して浴室B内に送り出される。これにより、浴室Bの冷房が行われる。なお、浴室冷房運転においては、冷却用熱交換器30への冷却用媒体の供給温度は、温度センサ29により検出される浴室Bの空気の温度に応じて調整される。
空調装置4において、浴室Bを暖房する浴室暖房運転を行う場合には、ダンパ32を閉じ、吸気口34を開いた状態で、循環ファン40を駆動するとともに、加熱用熱交換器38と冷却加熱装置6との間で加熱用媒体を循環させる。循環ファン40の駆動により、浴室Bから吸気口34を介して加熱室16内に空気が流入する。加熱室16内に流入した空気は、加熱用熱交換器38で加熱された後、排気口36を介して浴室B内に送り出される。これにより、浴室Bの暖房が行われる。なお、浴室暖房運転においては、加熱用熱交換器38への加熱用媒体の供給温度は、温度センサ35により検出される浴室Bの空気の温度に応じて調整される。
空調装置4において、浴室Bの空気を除湿して浴室B内の衣類C等を乾燥させる再熱除湿運転を行う場合には、ダンパ26および吸気口34を閉じ、ダンパ32および吸気口28を開いた状態で、循環ファン40を駆動し、冷却用熱交換器30と冷却加熱装置6との間で冷却用媒体を循環させるとともに、加熱用熱交換器38と冷却加熱装置6との間で加熱用媒体を循環させる。循環ファン40の駆動により、浴室Bから吸気口28を介して冷却室14内に空気が流入する。冷却室14内に流入した空気が冷却用熱交換器30で冷却されて結露し、空気から除湿がなされる。冷却室14で除湿された低温の空気は、ダンパ32を介して加熱室16内へ流入し、加熱用熱交換器38で加熱される。その後、排気口36を介して浴室B内に送り出される。これにより、浴室Bの空気を除湿して浴室B内の衣類C等を乾燥させることができる。なお、再熱除湿運転においては、冷却用熱交換器30への冷却用媒体の供給温度や加熱用熱交換器38への加熱用媒体の供給温度は、外気温度センサ7で検出される外気温度や、温度センサ35により検出される除湿した後の空気の温度や、温度センサ29により検出される浴室Bの空気の温度に応じて調整される。
図3に示すように、冷却加熱装置6は、冷媒循環路42と、冷却用媒体循環路44と、加熱用媒体循環路46と、圧縮機48と、第1熱交換器50と、第1膨張弁52と、第1電磁弁54と、第2熱交換器56と、送風ファン58と、第2膨張弁60と、第2電磁弁62と、第3熱交換器64と、冷却用循環ポンプ66と、加熱用循環ポンプ68を備えている。
冷媒循環路42は、冷媒(例えばR32やR410AといったHFC冷媒や、R744といったCO冷媒)を循環させる経路である。冷媒循環路42には、圧縮機48と、第1熱交換器50と、第1膨張弁52と、第1電磁弁54と、第2熱交換器56と、第2膨張弁60と、第2電磁弁62と、第3熱交換器64が組み込まれている。
圧縮機48は、第3熱交換器64からの冷媒を加圧して、第1熱交換器50へ送り出す。
第1熱交換器50は、冷媒循環路42を流れる冷媒と、加熱用媒体循環路46を流れる加熱用媒体の間で熱交換を行う。第1熱交換器50から流れ出る冷媒は、第1膨張弁52へ送られる。
第1膨張弁52は、第1熱交換器50からの冷媒を断熱膨張させて減圧し、第2熱交換器56へ送り出す。第1膨張弁52と並列に第1電磁弁54が設けられている。第1電磁弁54が開いている場合、第1熱交換器50からの冷媒は第1膨張弁52をバイパスして、第2熱交換器56へ送り出される。
第2熱交換器56は、冷媒循環路42を流れる冷媒と、送風ファン58により送風される外気との間で熱交換を行う。第2熱交換器56から流れ出る冷媒は、第2膨張弁60へ送られる。
第2膨張弁60は、第2熱交換器56からの冷媒を断熱膨張させて減圧し、第3熱交換器64へ送り出す。第2膨張弁60と並列に第2電磁弁62が設けられている。第2電磁弁62が開いている場合、第2熱交換器56からの冷媒は第2膨張弁60をバイパスして、第3熱交換器64へ送り出される。
第3熱交換器64は、冷媒循環路42を流れる冷媒と、冷却用媒体循環路44を流れる冷却用媒体の間で熱交換を行う。第3熱交換器64から流れ出る冷媒は、圧縮機48へ送られる。
冷却用媒体循環路44は、空調装置4の冷却用熱交換器30との間で冷却用媒体を循環させる経路である。冷却用媒体循環路44には、冷却用循環ポンプ66と、第3熱交換器64が組み込まれている。冷却用循環ポンプ66を駆動すると、冷却用熱交換器30と第3熱交換器64の間で、冷却用媒体が循環する。
加熱用媒体循環路46は、空調装置4の加熱用熱交換器38との間で加熱用媒体を循環させる経路である。加熱用媒体循環路46には、加熱用循環ポンプ68と、第1熱交換器50が組み込まれている。加熱用循環ポンプ68を駆動すると、加熱用熱交換器38と第1熱交換器50の間で、加熱用媒体が循環する。
空調装置4において浴室冷房運転を行う場合、冷却加熱装置6は、冷却用循環ポンプ66を駆動して、冷却用熱交換器30と第3熱交換器64の間で冷却用媒体を循環させる。また、冷却加熱装置6は、第1電磁弁54を開き、第2電磁弁62を閉じた状態で、圧縮機48を駆動するとともに、送風ファン58を駆動する。この場合、圧縮機48から送り出される高温高圧の気体状態の冷媒は、第1熱交換器50、第1電磁弁54を経由して、第2熱交換器56へ流入する。この際に、加熱用媒体循環路46では加熱用媒体が循環していないため、冷媒は第1熱交換器50で熱交換することなく、第2熱交換器56へ送られる。第2熱交換器56では、高温高圧の気体状態の冷媒は外気への放熱により凝縮して液体状態となり、第2膨張弁60へ送られる。すなわち、この場合、第2熱交換器56は凝縮器として機能する。第2膨張弁60へ流入した冷媒は減圧されて、低温低圧の液体状態の冷媒が第3熱交換器64へ流入する。第3熱交換器64では、低温低圧の液体状態の冷媒が冷却用媒体からの吸熱により蒸発して気体状態となり、圧縮機48へ送られる。すなわち、この場合、第3熱交換器64は蒸発器として機能する。このように冷却加熱装置6が動作することによって、空調装置4の冷却用熱交換器30へ低温の冷却用媒体を循環させることができる。冷却用熱交換器30への冷却用媒体の供給温度は、圧縮機48の回転数や、第2膨張弁60の開度、送風ファン58の回転数、冷却用循環ポンプ66の回転数などを調整することによって、目標とする供給温度とすることができる。
空調装置4において浴室暖房運転を行う場合、冷却加熱装置6は、加熱用循環ポンプ68を駆動して、加熱用熱交換器38と第1熱交換器50の間で加熱用媒体を循環させる。また、冷却加熱装置6は、第1電磁弁54を閉じ、第2電磁弁62を開いた状態で、圧縮機48を駆動するとともに、送風ファン58を駆動する。この場合、圧縮機48から送り出される高温高圧の気体状態の冷媒が、第1熱交換器50へ流入する。第1熱交換器50では、高温高圧の気体状態の冷媒は加熱用媒体への放熱により凝縮して液体状態となり、第1膨張弁52へ送られる。すなわち、この場合、第1熱交換器50は凝縮器として機能する。第1膨張弁52へ流入した冷媒は減圧されて、低温低圧の液体状態の冷媒が第2熱交換器56へ流入する。第2熱交換器56では、低温低圧の液体状態の冷媒が外気からの吸熱により蒸発して気体状態となり、第2電磁弁62、第3熱交換器64を経由して圧縮機48へ送られる。すなわち、この場合、第2熱交換器56は蒸発器として機能する。また、この際には、冷却用媒体循環路44には冷却用媒体が循環していないため、冷媒は第3熱交換器64で熱交換することなく、圧縮機48へ送られる。このように冷却加熱装置6が動作することによって、空調装置4の加熱用熱交換器38へ高温の加熱用媒体を循環させることができる。加熱用熱交換器38への加熱用媒体の供給温度は、圧縮機48の回転数や、第1膨張弁52の開度、送風ファン58の回転数、加熱用循環ポンプ68の回転数などを調整することによって、目標とする供給温度とすることができる。
空調装置4において再熱除湿運転を行う場合、冷却加熱装置6は、冷却用循環ポンプ66を駆動して、冷却用熱交換器30と第3熱交換器64の間で冷却用媒体を循環させる。また、冷却加熱装置6は、加熱用循環ポンプ68を駆動して、加熱用熱交換器38と第1熱交換器50の間で加熱用媒体を循環させる。さらに、冷却加熱装置6は、第1電磁弁54を開き、第2電磁弁62を閉じた状態で、圧縮機48を駆動するとともに、送風ファン58を駆動する。この場合、圧縮機48から送り出される高温高圧の気体状態の冷媒が、第1熱交換器50へ流入する。第1熱交換器50では、高温高圧の気体状態の冷媒は加熱用媒体への放熱により一部が凝縮して気液混合状態となり、第1電磁弁54を経由して第2熱交換器56へ送られる。第2熱交換器56では、気液混合状態の冷媒は外気への放熱により完全に凝縮して液体状態となり、第2膨張弁60へ送られる。すなわち、この場合、第1熱交換器50と第2熱交換器56は、それぞれ凝縮器として機能する。第2膨張弁60へ流入した冷媒は減圧されて、低温低圧の液体状態の冷媒が第3熱交換器64へ流入する。第3熱交換器64では、低温低圧の液体状態の冷媒が冷却用媒体からの吸熱により蒸発して気体状態となり、圧縮機48へ送られる。すなわち、この場合、第3熱交換器64は蒸発器として機能する。このように冷却加熱装置6が動作することによって、空調装置4の冷却用熱交換器30へ低温の冷却用媒体を循環させるとともに、空調装置4の加熱用熱交換器38へ高温の加熱用媒体を循環させることができる。冷却用熱交換器30への冷却用媒体の供給温度と加熱用熱交換器38への加熱用媒体の供給温度は、圧縮機48の回転数や、第2膨張弁60の開度、送風ファン58の回転数、冷却用循環ポンプ66の回転数、加熱用循環ポンプ68の回転数などを調整することによって、目標とする供給温度とすることができる。
上記の空調装置4において再熱除湿運転を行う際に、仮に、送風ファン58を駆動しない場合には、ヒートポンプサイクルの凝縮器である第1熱交換器50で冷媒が完全に凝縮し、ヒートポンプサイクルの蒸発器である第3熱交換器64で冷媒が完全に蒸発することになる。この場合、第1熱交換器50での熱交換量は、第3熱交換器64での熱交換量に、圧縮機48の動力を加えたものに等しくなる。従って、第1熱交換器50での冷媒から加熱用媒体への熱交換量は、第3熱交換器64での冷却用媒体から冷媒への熱交換量を常に上回ることになり、浴室B内の空気は徐々に高温となっていく。浴室B内の空気の温度が高温になり過ぎると、冷却用熱交換器30で空気を冷却しても結露しなくなり、それ以上の除湿を行うためには、例えば浴室換気運転によって、浴室B内の空気の温度を下げることが必要になる。
これに対して、上記の空調システム2では、空調装置4において再熱除湿運転を行う際に、送風ファン58を駆動して、第1熱交換器50と第2熱交換器56をそれぞれヒートポンプサイクルの凝縮器として機能させている。この場合、第1熱交換器50での熱交換量は、第3熱交換器64での熱交換量に、圧縮機48の動力を加えたものから、第2熱交換器56での熱交換量を減じたものに等しくなる。従って、送風ファン58の回転数を調整して、第2熱交換器56での熱交換量を調整することによって、第1熱交換器50での熱交換量を、第3熱交換器64での熱交換量に一致させることができる。このような構成とすることによって、再熱除湿運転の間に浴室B内の空気が高温となり過ぎることを抑制することができる。浴室換気運転等を行うことなく、再熱除湿運転を長時間連続して実行し続けることができる。
なお、空調システム2において、浴室冷房運転や浴室暖房運転を行うことなく、他室換気運転と、浴室換気運転と、再熱除湿運転のみを行う構成としてもよい。この場合、冷却加熱装置6を、図4に示す冷却加熱装置6’に置き換えてもよい。図4に示す冷却加熱装置6’は、図3に示す冷却加熱装置6とほぼ同様の構成を備えているが、冷媒循環路42には、圧縮機48と、第1熱交換器50と、第1膨張弁52と、第3熱交換器64のみが組み込まれている。空調装置4において再熱除湿運転を行う場合、冷却加熱装置6’は、冷却用循環ポンプ66を駆動して、冷却用熱交換器30と第3熱交換器64の間で冷却用媒体を循環させる。また、冷却加熱装置6’は、加熱用循環ポンプ68を駆動して、加熱用熱交換器38と第1熱交換器50の間で加熱用媒体を循環させる。さらに、冷却加熱装置6’は、圧縮機48を駆動する。この場合、圧縮機48から送り出される高温高圧の気体状態の冷媒が、凝縮器である第1熱交換器50へ流入する。第1熱交換器50では、高温高圧の気体状態の冷媒は加熱用媒体への放熱により凝縮して液体状態となり、第1膨張弁52へ送られる。第1膨張弁52へ流入した冷媒は減圧されて、低温低圧の液体状態の冷媒が蒸発器である第3熱交換器64へ流入する。第3熱交換器64では、低温低圧の液体状態の冷媒が冷却用媒体からの吸熱により蒸発して気体状態となり、圧縮機48へ送られる。このように冷却加熱装置6’が動作することによって、空調装置4の冷却用熱交換器30へ低温の冷却用媒体を循環させるとともに、空調装置4の加熱用熱交換器38へ高温の加熱用媒体を循環させることができる。
(実施例2)
本実施例に係る空調システム102は、図1に示す空調システム2とほぼ同様の構成を備えているが、冷却加熱装置106の構成が図3の冷却加熱装置6の構成とは異なっている。
図5に示すように、本実施例の冷却加熱装置106は、冷媒循環路108と、冷却用媒体循環路44と、加熱用媒体循環路46と、圧縮機110と、凝縮器112と、送風ファン114と、膨張弁116と、蒸発器118と、ガス熱源機120と、冷却用循環ポンプ66と、加熱用循環ポンプ68を備えている。
冷媒循環路108は、冷媒(例えばR32やR410AといったHFC冷媒や、R744といったCO冷媒)を循環させる経路である。冷媒循環路108には、圧縮機110と、凝縮器112と、膨張弁116と、蒸発器118が組み込まれている。
圧縮機110は、蒸発器118から供給される冷媒を加圧して、凝縮器112へ送り出す。
凝縮器112は、冷媒循環路108を流れる冷媒と、送風ファン114により送風される外気との間で熱交換を行う。凝縮器112から流れ出る冷媒は、膨張弁116へ送られる。
膨張弁116は、凝縮器112からの冷媒を断熱膨張させて減圧し、蒸発器118へ送り出す。
蒸発器118は、冷媒循環路108を流れる冷媒と、冷却用媒体循環路44を流れる冷却用媒体の間で熱交換を行う。蒸発器118から流れ出る冷媒は、圧縮機110へ送られる。
冷却用媒体循環路44は、空調装置4の冷却用熱交換器30との間で冷却用媒体を循環させる経路である。冷却用媒体循環路44には、冷却用循環ポンプ66と、蒸発器118が組み込まれている。冷却用循環ポンプ66を駆動すると、冷却用熱交換器30と蒸発器118の間で、冷却用媒体が循環する。
加熱用媒体循環路46は、空調装置4の加熱用熱交換器38との間で加熱用媒体を循環させる経路である。加熱用媒体循環路46には、加熱用循環ポンプ68と、ガス熱源機120が組み込まれている。ガス熱源機120は熱交換器122を備えており、燃料を燃焼させた燃焼ガスと熱交換器122を流れる加熱用媒体との間で熱交換を行う。加熱用循環ポンプ68を駆動すると、加熱用熱交換器38とガス熱源機120の間で、加熱用媒体が循環する。
空調装置4において浴室冷房運転を行う場合、冷却加熱装置106は、冷却用循環ポンプ66を駆動して、冷却用熱交換器30と蒸発器118の間で冷却用媒体を循環させる。また、冷却加熱装置106は、圧縮機110を駆動するとともに、送風ファン114を駆動する。この場合、圧縮機110から送り出される高温高圧の気体状態の冷媒は、凝縮器112において外気への放熱により凝縮して液体状態となり、膨張弁116へ送られる。膨張弁116へ流入した冷媒は減圧されて、低温低圧の液体状態の冷媒が蒸発器118へ流入する。蒸発器118では、低温低圧の液体状態の冷媒が冷却用媒体からの吸熱により蒸発して気体状態となり、圧縮機110へ送られる。このように冷却加熱装置106が動作することによって、空調装置4の冷却用熱交換器30へ低温の冷却用媒体を循環させることができる。冷却用熱交換器30への冷却用媒体の供給温度は、圧縮機110の回転数や、膨張弁116の開度、送風ファン114の回転数、冷却用循環ポンプ66の回転数などを調整することによって、目標とする供給温度とすることができる。
空調装置4において浴室暖房運転を行う場合、冷却加熱装置106は、加熱用循環ポンプ68を駆動して、加熱用熱交換器38とガス熱源機120の間で加熱用媒体を循環させる。また、冷却加熱装置106は、ガス熱源機120の燃焼運転を開始する。このように冷却加熱装置106が動作することによって、空調装置4の加熱用熱交換器38へ高温の加熱用媒体を循環させることができる。加熱用熱交換器38への加熱用媒体の供給温度は、ガス熱源機120における燃料の消費量や、加熱用循環ポンプ68の回転数などを調整することによって、目標とする供給温度とすることができる。
空調装置4において再熱除湿運転を行う場合、冷却加熱装置106は、冷却用循環ポンプ66を駆動して、冷却用熱交換器30と蒸発器118の間で冷却用媒体を循環させる。また、冷却加熱装置106は、加熱用循環ポンプ68を駆動して、加熱用熱交換器38とガス熱源機120の間で加熱用媒体を循環させる。さらに、冷却加熱装置106は、圧縮機110と送風ファン114を駆動するとともに、ガス熱源機120の燃焼運転を開始する。この場合、浴室冷房運転と同様に、空調装置4の冷却用熱交換器30へ低温の冷却用媒体を循環させることができる。加えて、浴室暖房運転と同様に、空調装置4の加熱用熱交換器38へ高温の加熱用媒体を循環させることができる。
本実施例の冷却加熱装置106では、再熱除湿運転において、ヒートポンプサイクルの蒸発器118を冷却用媒体の冷却に利用し、ガス熱源機120を加熱用媒体の加熱に利用している。このような構成とすることによって、冷却用媒体から奪う熱量と、加熱用媒体に与える熱量を、それぞれ独立して調整することができる。従って、両者が一致するように調整することによって、再熱除湿運転の間に浴室B内の空気が高温となり過ぎることを抑制することができる。浴室換気運転等を行うことなく、再熱除湿運転を長時間連続して実行し続けることができる。
本実施例の空調システム102では、再熱除湿運転において、外気温度センサ7で検出される外気温度に応じて冷却用媒体の供給温度を調整する。例えば、空調システム102では、外気温度が所定温度(例えば20℃)以下の場合に、冷却用媒体の供給温度を下限温度(例えば3℃)に設定する。ここでいう下限温度は、冷却加熱装置6が冷却用熱交換器30へ供給可能な冷却用媒体の温度のうち、冷却用熱交換器30に着霜しない範囲での最低温度である。このような構成とすることによって、空調装置4において単位時間あたりに除湿可能な水量を増加させることができ、再熱除湿運転に要する時間を短縮することができる。
本実施例の空調システム102では、再熱除湿運転において、温度センサ29で検出される浴室Bの空気の温度に応じて加熱用媒体の供給温度を調整する。例えば、空調システム102では、浴室Bの空気の温度が所定温度(例えば20℃)以下の場合に、加熱用媒体の供給温度を上限温度(例えば60℃)に設定する。このような構成とすることによって、浴室Bの空気が低温である場合に、浴室Bの空気を速やかに高温にすることができる。これによって、冷却用熱交換器30により露点温度以下に冷却可能となる温度まで、浴室Bの空気を昇温することができ、再熱除湿運転に要する時間を短縮することができる。
以上、本発明の実施例について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 :空調システム
4 :空調装置
6 :冷却加熱装置
6' :冷却加熱装置
7 :外気温度センサ
9 :筐体
10 :換気用給気室
12 :換気用排気室
14 :冷却室
16 :加熱室
18 :給気配管
20 :ダンパ
22 :排気配管
24 :換気ファン
26 :ダンパ
28 :吸気口
29 :温度センサ
30 :冷却用熱交換器
32 :ダンパ
34 :吸気口
35 :温度センサ
36 :排気口
38 :加熱用熱交換器
40 :循環ファン
42 :冷媒循環路
44 :冷却用媒体循環路
46 :加熱用媒体循環路
48 :圧縮機
50 :第1熱交換器
52 :第1膨張弁
54 :第1電磁弁
56 :第2熱交換器
58 :送風ファン
60 :第2膨張弁
62 :第2電磁弁
64 :第3熱交換器
66 :冷却用循環ポンプ
68 :加熱用循環ポンプ
102 :空調システム
106 :冷却加熱装置
108 :冷媒循環路
110 :圧縮機
112 :凝縮器
114 :送風ファン
116 :膨張弁
118 :蒸発器
120 :ガス熱源機
122 :熱交換器

Claims (5)

  1. 浴室内を空調する空調装置と、
    浴室外に配置されており、圧縮機と、凝縮器と、減圧器と、蒸発器を備えており、蒸発器における冷媒との熱交換によって冷却用媒体を冷却するヒートポンプ装置と、
    冷却用媒体を空調装置とヒートポンプ装置の間で循環させる冷却用媒体循環手段と、
    浴室外に配置されており、加熱用媒体を加熱する加熱装置と、
    加熱用媒体を空調装置と加熱装置の間で循環させる加熱用媒体循環手段を備える空調システムであって、
    空調装置が、
    筐体と、
    浴室内の空気を筐体の内部へ取り入れる吸気口と、
    筐体の内部の空気を冷却用媒体との熱交換によって冷却する冷却用熱交換器と、
    筐体の内部の空気を加熱用媒体との熱交換によって加熱する加熱用熱交換器と、
    筐体の内部の空気を浴室内へ送り出す排気口と、
    浴室内の空気を吸気口から筐体の内部へ取り入れ、筐体の内部の空気を排気口から浴室内へ送り出すように、空気を循環させる循環ファンを備えており、
    筐体の内部に取り入れた空気を、冷却用熱交換器で冷却して除湿し、さらに加熱用熱交換器で加熱して送り出す、再熱除湿運転を実行可能である空調システム。
  2. 加熱装置が、燃料の燃焼によって加熱用媒体を加熱する熱源機である、請求項1の空調システム。
  3. 外気温度を検出する外気温度センサをさらに備えており、
    外気温度が第1の所定温度を下回る場合に、冷却用熱交換器への冷却用媒体の供給温度を下限温度に設定する、請求項2の空調システム。
  4. 浴室内の空気の温度を検出する浴室内空気温度センサをさらに備えており、
    浴室内の空気の温度が第2の所定温度を下回る場合に、加熱用熱交換器への加熱用媒体の供給温度を上限温度に設定する、請求項2または3の空調システム。
  5. ヒートポンプ装置が加熱装置を兼用しており、
    ヒートポンプ装置の凝縮器が、第1凝縮器と、第2凝縮器を備えており、
    ヒートポンプ装置が、第1凝縮器における冷媒との熱交換によって加熱用媒体を加熱し、蒸発器における冷媒との熱交換によって冷却用媒体を冷却するように構成されている、請求項1の空調システム。
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