JP2016183640A - 石炭ガス化発電設備及び石炭ガス化複合発電設備 - Google Patents

石炭ガス化発電設備及び石炭ガス化複合発電設備 Download PDF

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【課題】 石炭の種類に拘わらず、一定の出力でタービンを駆動して一定の発電出力を得る。【解決手段】 組成検出手段21で検知された燃料ガスの組成、及び、微粉炭の種類の情報により、石炭ガス化ガス(燃料ガス)の発熱量が低い状況であると判断された場合、アンモニアを増加して燃焼器7での燃焼温度を上昇させ、石炭ガス化ガス(燃料ガス)の発熱量が高い状況の時のタービン12の出力と同等の出力を得る。【選択図】 図1

Description

本発明は、石炭ガス化ガスをガスタービンの燃料とした石炭ガス化発電設備及び石炭ガス化複合発電設備に関する。
石炭は世界の広い地域に存在し、可採埋蔵量が多く、価格が安定しているため、供給安定性が高く発熱量あたりの価格が低廉である。かかる石炭を燃料とする火力発電の一つの方式として、石炭ガス化複合発電(IGCC:Integrated coal Gasfication Combined Cycle)が知られている。石炭ガス化複合発電では、石炭ガス化ガスを燃料としてガスタービンを駆動して電力を得ると共に、ガスタービンの排気熱を回収して蒸気を発生させ、発生した蒸気により蒸気タービンを駆動して電力を得ている(例えば、特許文献1参照)。
石炭ガス化ガスの組成は、石炭ガス化炉に投入される石炭の種類により異なり、石炭ガス化ガスの発熱量やガスタービンの燃焼器での燃焼温度が変化するのが現状である。このため、石炭の種類に拘わらず石炭ガス化炉への投入量を一定にすると、石炭の種類によって石炭ガス化ガスの発熱量が異なる(低下する)虞がある。発熱量が低い石炭を投入する場合、ガスタービンの出力(発電出力)を一定とするためには、石炭ガス化炉への石炭の投入量を増加させ、ガスタービンへの熱量の投入を増加させているのが実情であった。つまり、ガスタービンの出力(発電出力)を一定とするためには、石炭の種類により石炭の投入量を調整する必要があるのが実情であった。
特開2005―171148号公報
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、石炭ガス化炉に投入される石炭の種類に拘わらず一定の発電出力が得られる石炭ガス化発電設備を提供することを目的とする。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、石炭ガス化炉に投入される石炭の種類に拘わらず一定の発電出力が得られる石炭ガス化発電設備を備えた石炭ガス化複合発電設備を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に係る本発明の石炭ガス化発電設備は、石炭が投入され石炭ガス化ガスを得る石炭ガス化炉と、前記石炭ガス化炉で得られた石炭ガス化ガスが圧縮流体と共に投入されて燃焼されることで燃焼ガスを得る燃焼器と、前記燃焼器で得られた前記燃焼ガスを膨張して駆動力を得るタービンと、前記燃焼器に投入される前記石炭ガス化ガスの組成を導出する組成導出手段と、前記燃焼器もしくは前記石炭ガス化炉の少なくともいずれか一方に流体燃料を投入する流体燃料投入手段と、前記組成導出手段で導出された前記石炭ガス化ガスの組成に応じて、前記流体燃料投入手段による前記流体燃料の投入を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
請求項1に係る本発明では、石炭ガス化炉で得られた石炭ガス化ガスが燃焼され、燃焼ガスがガスタービンで膨張されて駆動され発電出力が得られる。組成導出手段により導出された石炭ガス化ガスの組成に応じて、流体燃料投入手段による流体燃料の投入が制御され、例えば、石炭ガス化ガスの発熱量が低い状況であれば流体燃料を増加して燃焼器での燃焼温度を上昇させ、石炭ガス化ガスの発熱量が高い状況の時のガスタービンの出力と同等の出力を得る。
これにより、石炭ガス化炉に投入される石炭の種類に拘わらず、一定の出力でガスタービンを駆動することができ、一定の発電出力を得ることができる。
そして、請求項2に係る本発明の石炭ガス化発電設備は、請求項1に記載の石炭ガス化発電設備において、前記タービンで仕事を終えた排気ガスの通路に設けられ、アンモニアもしくは尿素を供給することにより前記排気ガスの脱硝を行う脱硝手段を備え、前記流体燃料は、前記脱硝手段に供給される前記アンモニアもしくは尿素であることを特徴とする。
請求項2に係る本発明では、系の内部に備えられた脱硝手段に用いられるアンモニアもしくは尿素を流体燃料として使用することができ、別途、流体燃料を供給するための設備を必要としない。
また、請求項3に係る本発明の石炭ガス化発電設備は、請求項1もしくは請求項2に記載の石炭ガス化発電設備において、前記組成導出手段は、前記石炭ガス化炉に投入される石炭の種類を判断する炭種判断手段であることを特徴とする。
請求項3に係る本発明では、石炭ガス化炉に投入される石炭の種類を判断することで、石炭ガス化ガスの組成を求め、流体燃料投入手段による流体燃料の投入を制御することができる。
また、請求項4に係る本発明の石炭ガス化発電設備は、請求項1もしくは請求項2に記載の石炭ガス化発電設備において、前記組成導出手段は、前記燃焼器に投入される前記石炭ガス化ガスの組成を検知する組成検知手段であることを特徴とする。
請求項4に係る本発明では、燃焼器に投入される石炭ガス化ガスの組成を検知することで、石炭ガス化ガスの組成を求め、流体燃料投入手段による流体燃料の投入を制御することができる。
上記目的を達成するための請求項5に係る本発明の石炭ガス化複合発電設備は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の石炭ガス化発電設備と、前記石炭ガス化発電設備の前記タービンの排気ガスの熱を回収して蒸気を発生させる排熱回収ボイラと、前記排熱回収ボイラで発生した蒸気が導入されて駆動力を得る蒸気タービンとを備えたことを特徴とする。
請求項5に係る本発明では、石炭ガス化炉に投入される石炭の種類に拘わらず、一定の出力でガスタービンを駆動することができ、一定の発電出力を得ることができる石炭ガス化発電設備を備え、ガスタービンの排気ガスを排熱回収ボイラで熱回収して蒸気を得て、排熱回収ボイラで得られた蒸気により蒸気タービンを駆動させることができる。
このため、石炭ガス化炉に投入される石炭の種類に拘わらず一定の発電出力が得られる石炭ガス化発電設備を備えた石炭ガス化複合発電設備とすることが可能になる。
本発明の石炭ガス化複合発電設備は、石炭ガス化炉に投入される石炭の種類に拘わらず一定の発電出力を得ることが可能になる。
本発明の石炭ガス化複合発電設備は、石炭ガス化炉に投入される石炭の種類に拘わらず一定の発電出力を得ることが可能な石炭ガスか発電設備を備えた石炭ガス化複合発電設備となる。
本発明の一実施例に係る石炭ガス化発電設備を備えた石炭ガス化複合発電設備の概略系統図である。 石炭の種類毎の組成状況とアンモニア投入量との状況を説明する表図である。
図1には本発明の一実施例に係る石炭ガス化複合発電設備の全体の構成を表す概略系統を示してある。
本実施例の石炭ガス化複合発電設備1は、石炭ガス化炉2を備え、石炭ガス化炉2では石炭(石炭ミル3で作製された微粉炭)と酸化剤(酸素、空気)の反応により石炭ガス化ガスが生成される。石炭ガス化ガスは除塵されて熱交換器4で所定温度に調整され、ガス精製設備5で不純物が除去されて燃料ガスとされる。
燃料ガスはタービン設備6の燃焼器7に投入される。タービン設備6は圧縮機11及びガスタービン(タービン)12を備え、圧縮機11で圧縮された圧縮空気と燃料ガスが燃焼器7に送られる。燃焼器7からの燃焼ガスはタービン12で膨張されて動力が得られ、発電機13が駆動される(石炭ガス化発電設備)。タービン12の排気ガスは排熱回収ボイラ14で熱回収され、脱硝装置15(脱硝手段)でNOが除去された後、煙突から大気に放出される。
脱硝装置15にはアンモニア供給装置16(脱硝手段)からアンモニア(もしくは尿素)が供給され、排ガス中にアンモニアが投入されてNOが浄化される。アンモニア供給装置16からは、アンモニアが流体燃料として燃焼器7に供給できるようになっている(流体燃料投入手段)。尚、アンモニア供給装置16から、石炭ガス化炉2に流体燃料としてアンモニアを供給することも可能である(図中点線で示してある)。
圧縮機11及びタービン12と同軸状態に蒸気タービン18が接続され、蒸気タービン18には排熱回収ボイラ14からの蒸気が送られて動力が得られる。蒸気タービン18の排気蒸気は復水器19で凝縮され、復水器19で凝縮された復水が排熱回収ボイラ14に給水される。
つまり、石炭ガス化複合発電設備1は、石炭ガス化炉2で得られた石炭ガス化ガスが燃焼器7で燃焼され、燃焼ガスがタービン12で膨張されて駆動され、発電機13により発電出力が得られる。タービン12の排気ガスは排熱回収ボイラ14で熱回収されて蒸気が得られ、排熱回収ボイラ14で得られた蒸気により蒸気タービン18が駆動される。
燃焼器7の上流側の燃料供給経路には燃焼器7に投入される石炭ガス化ガス(燃料ガス)の組成を検知する組成検知手段21(組成導出手段)が設けられ、組成検知手段21で検知された燃料ガスの組成の情報は制御装置22に送られる。制御装置22には微粉炭の種類の情報が入力される(組成導出手段:炭種判断手段)。
制御装置22からは、アンモニア供給装置16に対し、組成検知手段21で検知された燃料ガスの組成、及び、微粉炭の種類の情報に応じて類推された燃料ガスの組成に応じて、燃焼器7(石炭ガス化ガス)にアンモニアを送る指令が出力される。つまり、制御装置22は、燃料ガスの組成(微粉炭の種類)に応じて、燃焼器7に投入するアンモニアの量を制御する。
例えば、組成検知手段21で検知された燃料ガスの組成、及び、微粉炭の種類の情報により、石炭ガス化ガス(燃料ガス)の発熱量が低い状況であると判断された場合、アンモニアを増加して燃焼器7での燃焼温度を上昇させ、石炭ガス化ガス(燃料ガス)の発熱量が高い状況の時のタービン12の出力と同等の出力を得るようにしている。
これにより、石炭ガス化炉2に投入される石炭の種類に拘わらず、一定の出力でタービン12を駆動することができ、一定の発電出力を得ることができる。
そして、系内の脱硝装置15に供給するアンモニアを流体燃料として燃焼器7に供給するので、別途、アンモニアを供給するための設備を必要としない。尚、燃焼器7に供給する流体燃料としては、アンモニア供給装置16(脱硝手段)からのアンモニアに限定されず、専用のアンモニア(もしくは尿素)を供給する手段を設けることもできる。また、燃焼器7に供給する流体燃料としては、他の発電設備の系統から流体燃料(アンモニアもしくは尿素)を供給する手段を設けることもできる。
また、湿式のガス精製設備を備えた場合、ガス精製設備で洗い流されたアンモニアを燃焼器7に供給することも可能である。また、流体燃料としては、液化天然ガスやガス化ガス等他の流体燃料を用いることも可能である。尚、系内の脱硝装置15に供給するアンモニアの一部を排熱回収ボイラ14で再燃して蒸気量を増やし、蒸気タービン18の出力を増加させて石炭の種類の違いに対応させることも可能である。
図2に基づいて、異なる種類の微粉炭(石炭)を石炭ガス化炉2に投入した時の燃焼器7での燃料ガス(石炭ガス化ガス)の組成の状況を説明する。
ケースIは、石炭A(例えば瀝青炭)を石炭ガス化炉2に投入した例で、基準となる発熱量が得られる石炭の例である。燃焼器7内の燃料の成分は、COが31.0%、Hが11.0%、CHが0.8%、COが3.2%、N他が54.0%である。石炭Aを用いた場合、発熱量が1300kcal/Nmで、燃焼温度が1500℃となった。ケースIの発熱量が基準とされ発熱量比が1.0とされる。
ケースIIは、石炭B(例えば瀝青炭)を石炭ガス化炉2に投入した例で、燃焼器7内の燃料の成分は、COが28.0%、Hが10.0%、CHが0.3%、COが3.7%、N他が58.0%である。石炭Bを用いた場合、発熱量が1190kcal/Nmで、燃焼温度が1410℃となった。ケースIに対するケースIIの発熱量比は、0.9となっている。
ケースIIIは、石炭C(例えば亜瀝青炭)を石炭ガス化炉2に投入した例で、燃焼器7内の燃料の成分は、COが24.0%、Hが9.0%、CHが0.3%、COが2.7%、N他が64.0%である。石炭Cを用いた場合、発熱量が1010kcal/Nmで、燃焼温度が1270℃となった。ケースIに対するケースIIIの発熱量比は、0.8となっている。
ケースIからケースIIIに示したように、石炭の種類により、石炭ガス化ガス(燃料ガス)の燃焼器7内での発熱量が異なっている。ケースIの石炭Aに対して、ケースIIIの石炭Cを使用する際に、アンモニア(NH)を加えることで、燃焼器7での燃焼温度が上昇する(ケースIV、ケースV)。
ケースIVは、石炭C(例えば亜瀝青炭)とNH(5.8vol%)を石炭ガス化炉2に投入した例で、燃焼器7内の燃料の成分は、COが22.0vol%、Hが8.0vol%、CHが0.2vol%、COが3.0vol%、N他が61.0vol%、NHが5.8vol%である。石炭CにNH(5.8vol%)を加えた場合、発熱量が1190kcal/Nmになり、発熱量比がケースIIと略同等の、0.9となっている。
ケースVは、石炭C(例えば亜瀝青炭)とNH(9.8vol%)を石炭ガス化炉2に投入した例で、燃焼器7内の燃料の成分は、COが21.0vol%、Hが8.0vol%、CHが0.2vol%、COが3.0vol%、N他が58.0vol%、NHが9.8vol%である。石炭CにNH(9.8vol%)を加えた場合、発熱量が1300kcal/Nmになり、発熱量比がケースIと同等の、1.0となっている。
ケースIV、ケースVで示したように、基準となる石炭Aに対する発熱量比が0.8の石炭Cに対し、NHを加えることで、燃焼器7での熱量が増熱され、発熱量が高い状況の時の(ケースIの時の)発熱量を得ることができる。このため、石炭の種類が異なっても、即ち、発熱量が高い石炭Aに代えて石炭Cを使用しても、石炭ガス化ガス(燃料ガス)の発熱量が高い状況の時のタービン12の出力と同等の出力を得ることができる。
従って、石炭ガス化炉2に投入される石炭の種類に拘わらず、即ち、石炭Aを使用しても、石炭Cを使用しても、一定の出力でタービン12を駆動することができ、一定の発電出力を得ることができる。これにより、石炭ガス化複合発電設備1は、石炭ガス化炉2に投入される石炭の種類に拘わらず一定の発電出力を得ることが可能になる。
本発明は、石炭ガス化ガスをガスタービンの燃料とした石炭ガス化発電設備の産業分野で利用することができる。
また、本発明は、石炭ガス化ガスをガスタービンの燃料とした石炭ガス化発電設備を備えた石炭ガス化複合発電設備の産業分野で利用することができる。
1 石炭ガス化複合発電設備
2 石炭ガス化炉
3 石炭ミル
4 熱交換器
5 ガス精製設備
6 タービン設備
7 燃焼器
11 圧縮機
12 タービン
13 発電機
14 排熱回収ボイラ
15 脱硝装置
16 アンモニア供給装置
18 蒸気タービン
19 復水器
21 組成検出手段
22 制御装置

Claims (5)

  1. 石炭が投入され石炭ガス化ガスを得る石炭ガス化炉と、
    前記石炭ガス化炉で得られた石炭ガス化ガスが圧縮流体と共に投入されて燃焼されることで燃焼ガスを得る燃焼器と、
    前記燃焼器で得られた前記燃焼ガスを膨張して駆動力を得るタービンと、
    前記燃焼器に投入される前記石炭ガス化ガスの組成を導出する組成導出手段と、
    前記燃焼器もしくは前記石炭ガス化炉の少なくともいずれか一方に流体燃料を投入する流体燃料投入手段と、
    前記組成導出手段で導出された前記石炭ガス化ガスの組成に応じて、前記流体燃料投入手段による前記流体燃料の投入を制御する制御手段とを備えた
    ことを特徴とする石炭ガス化発電設備。
  2. 請求項1に記載の石炭ガス化発電設備において、
    前記タービンで仕事を終えた排気ガスの通路に設けられ、アンモニアもしくは尿素を供給することにより前記排気ガスの脱硝を行う脱硝手段を備え、
    前記流体燃料は、前記脱硝手段に供給される前記アンモニアもしくは尿素である
    ことを特徴とする石炭ガス化発電設備。
  3. 請求項1もしくは請求項2に記載の石炭ガス化発電設備において、
    前記組成導出手段は、前記石炭ガス化炉に投入される石炭の種類を判断する炭種判断手段である
    ことを特徴とする石炭ガス化発電設備。
  4. 請求項1もしくは請求項2に記載の石炭ガス化複合発電設備において、
    前記組成導出手段は、前記燃焼器に投入される前記石炭ガス化ガスの組成を検知する組成検知手段である
    ことを特徴とする石炭ガス化発電設備。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の石炭ガス化発電設備と、
    前記石炭ガス化発電設備の前記タービンの排気ガスの熱を回収して蒸気を発生させる排熱回収ボイラと、
    前記排熱回収ボイラで発生した蒸気が導入されて駆動力を得る蒸気タービンとを備えた
    ことを特徴とする石炭ガス化複合発電設備。
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