JP6400415B2 - ガス化複合発電設備及びその制御装置並びに制御方法 - Google Patents
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Description
図8には、従来の石炭ガス化複合発電設備の制御装置の機能ブロック図が示されている。図8の矢印で示される信号の流れにより、ガス化炉に投入される炭素水素起源燃料流量及び酸化剤流量の指令値が生成される。例えば、要求指令(MWD)を指標とする関数によりガス化炉の要求負荷となるガス化炉入力指令(GID0)が生成され、加算器66´に出力される。
また、負荷変化等の外乱に対応するために、要求指令(MWD)に対するガス化炉入力加速度信号(GIR)生成回路が用意されており、その制御量が加算器66´に出力される(フィードフォワード(FF)制御)。
このように、石炭ガス化複合発電プラントは、発電機出力を発電機の要求指令(MWD)に一致させつつ、プラントのシステムガス圧力を設定値になるように制御されている。
本発明は、燃料と酸化剤とを反応させて可燃性ガスを生成するガス化炉と、前記可燃性ガスを燃焼させて発生した燃焼ガスを用いて駆動するガスタービンの出力により発電する発電機と、前記可燃性ガスが流通する経路上に接続され、前記可燃性ガスの圧力を計測する圧力計測手段とを備えるガス化複合発電設備の制御装置であって、発電機出力の要求指令に基づいて決定される前記可燃性ガスの目標圧力と前記圧力計測手段によって計測された計測圧力との圧力差を出力する圧力差出力部と、前記圧力差出力部の出力である前記圧力差と、前記発電機出力の要求指令に応じて決定される前記ガス化炉の要求負荷とに基づいて、前記ガス化炉に投入する仮の前記燃料及び仮の前記酸化剤の流量を決定する第1制御手段と、前記圧力差出力部の出力である前記圧力差を抑えるように、前記圧力差に基づき酸化剤のバイアス量を決定する第2制御手段と、前記ガス化炉の出口熱量が変化しないように前記酸化剤のバイアス量にて燃料のバイアス量を決定し、仮の前記酸化剤の流量と前記酸化剤のバイアス量とに基づいて前記ガス化炉に投入する酸化剤流量を決定し、仮の前記燃料の流量と前記燃料のバイアス量とに基づいて前記ガス化炉に投入する燃料流量を決定する第3制御手段とを具備するガス化複合発電設備の制御装置を提供する。
これにより、従来のフィードバック制御による可燃性ガス(システムガス)の圧力制御に加え、圧力差に応じた酸化剤のバイアス量を決定して、酸化剤流量をフィードフォワード制御することにより、可燃性ガスの圧力制御性を向上させることができる。このように、可燃性ガスの圧力制御性の向上により、より安定したプラント運用が可能となる。
また、酸化剤の流量が調整されることによって、可燃性ガスの発熱量が変化することが推定されるが、発熱量の変化を抑制する燃料のバイアス量の燃料を投入させることによって、発熱量を安定させ、バランスを安定させることができる。
図1に示す本実施形態のガス化複合発電設備は、空気及び空気分離装置18からの余剰酸素を酸化剤としてガス化炉3で可燃性ガスを生成する空気吹きガス化方式を採用し、生成された可燃性ガス(システムガス)をガスタービン9へ供給する。すなわち、図1に示すガス化複合発電設備は、空気吹きガス化方式の石炭ガス化複合発電設備(以下「IGCC」(Integrated coal Gasification Combined Cycle)という。)1である。以下では、炭化水素起源燃料として石炭を用いる場合について説明するが、炭化水素起源燃料(以下「燃料」ともいう)は、石炭以外に、バイオマス又は石油残渣油等でもよく、特に限定されない。
こうして製造された微粉炭は、微粉炭ビン22へ搬送される。粒子成分の微粉炭は、重力により落下してホッパ23に供給される。
各ホッパ23に貯留された微粉炭は微粉炭ビン22と切り離され、加圧、空気分離装置18から供給される窒素とともにガス化炉3へと搬送される。
熱交換部3bは石炭ガス化部3aの上部に設置しても良い。
石炭ガス化部3aには、下方から、コンバスタ3cおよびリダクタ3dが設けられている。コンバスタ3cは、微粉炭およびチャーの一部分を燃焼させ、残りは熱分解により揮発分(CO,H2,低級炭化水素)として放出させる部分である。コンバスタ3cには噴流床が採用されている。しかし、流動床式や固定床式であっても構わない。
チャー回収装置4では、ガス化炉3で可燃性ガスとともに生成されたチャーが分離される。チャー回収装置4には、チャーの流動化及びチャーの搬送のため、空気分離装置18から窒素が供給される。可燃性ガスは、チャー回収装置4の上部から流出し、ガス精製設備5へ供給される。分離されたチャーは、空気分離装置18から供給される加圧搬送用の窒素ガスにより、ガス化炉3内へ搬送される。
ガス精製設備5は、例えば、脱硫装置や二酸化炭素回収装置などから構成され、可燃性ガスから硫黄又は硫黄化合物や二酸化炭素等を除去する。
GT燃焼器8で生成された燃焼排ガスは、ガスタービン9を駆動した後、高温の排ガスとして排出される。こうして駆動されたガスタービン9は、回転する主軸が発電機12と連結されているので、発電機12を駆動して発電を行うことができる。
排熱回収ボイラ13で生成された蒸気は、発電用の蒸気タービン11等に供給される。本実施形態では、蒸気タービン11は、ガスタービン9と連結され、発電機12を駆動して発電を行う。
制御装置100は、例えば、図示しないCPU(中央演算装置)、RAM(Random Access Memory)、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体等から構成されている。後述の各種機能を実現するための一連の処理の過程は、プログラムの形式で記録媒体等に記録されており、このプログラムをCPUがRAM等に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、後述の各種機能が実現される。
第2の演算器64は、発電機12の要求指令MWDに基づいてガス化炉入力指令GID0を算出する。
第3の演算器65は、負荷変化等の外乱に対応するため、発電機12の要求指令MWDに対するガス化炉入力加速度(GIR)信号生成回路を有しており、生成されたガス化炉入力加速度信号を加算器66に出力して、ガス化炉入力指令GIDに対してガス化炉3の運転状態を促進させ、フィードフォワード制御する。
システムガス圧力制御器63は、取得した圧力差を低減するようにPIまたはPID制御することにより、ガス化炉入力指令GIDの補正分を算出し、加算器66に出力する。
加算器66は、要求指令MWDに応じて決定されるガス化炉3の要求負荷であるガス化炉入力指令GID0と、ガス化炉の運転をフィードフォワード制御するガス化炉入力加速度GIRと、ガス化炉入力指令GIDの補正分とを加算して、ガス化炉入力指令GIDを算出する。
不感帯設定器71は、圧力差が第1所定値(例えば、0.03〔MPa〕)以下の場合に、圧力差をゼロとして出力することで、酸化剤のバイアス量をゼロとし、酸化剤流量バイアス値を出力しないようにする。このように圧力偏差入力に不感帯(デッドバンド)を設けることにより、微小な圧力変動による酸化剤流量バイアス値の加算を防止する。
このように、不感帯設定器71にデッドバンドを設けることによりある程度の圧力差以下に対しては、従来通りの圧力フィードバック制御によるシステム圧力制御機能が働くことになる。
なお、所定上限値及び不感帯とする第1所定値等は、プラント規模、プラント運転圧力により適宜決定されるものとし、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で設定されるものとする。
または、制御器72は、予め設定された関数発生器を用いて酸化剤流量バイアス値を生成してもよい。
本実施形態においては、制御器72の出力側にH/L回路73を設けていたが、これに限定されず、H/L回路73に加えてレートリミッターを設け、酸化剤流量バイアス値の増減量割合を調整することとしてもよい。また、不感帯設定器71における入力値に対する出力値を得るための傾き(変化の割合)を調整して、可変ゲイン機能を持たせ、酸化剤流量バイアス値を調整してもよい。
具体的には、第2制御部80は、第4の演算器81と、第5の演算器82と、第6の演算器83とを備えている。
第6の演算器83は、ガス化炉入力指令GIDに基づいて算出された仮の燃料流量及び燃料流量バイアス値に基づいて、最終的な燃料流量指令を演算する。さらに、第6の演算器83は、最終的に演算された燃料流量指令に基づいて、ガス化燃料流路28に設けられた流量調整弁(図示略)の開度が制御される(図示略)。
原料炭は粉砕機(図示せず)で粉砕され微粉炭となった後、微粉炭ビン22へと導かれて貯留され、供給ホッパ23に移送・加圧後、微粉炭は、空気分離装置15において分離された窒素とともに、リダクタバーナ及びコンバスタバーナへと供給される。さらに、コンバスタ3cには、コンバスタバーナ微粉炭だけでなく、チャー回収装置4において回収されたチャーがチャーバーナより供給される。
リダクタ3dでは、リダクタバーナから供給された微粉炭およびコンバスタ3c内で揮発分を放出したチャーが、コンバスタ3cから上昇してきた高温ガスによりガス化され、COやH2等の可燃性ガスが生成される。
熱交換部3bを通過したガスは、チャー回収装置4へと導かれ、チャーが回収される。
回収されたチャーは、ガス化炉3へと返送される。
蒸気タービン11は、ガス化炉3からの蒸気および排熱回収ボイラ13からの蒸気によって回転させられ、ガスタービン設備と同一の回転軸を駆動させる。回転軸の回転力は、発電機12によって電気出力へと変換される。
発電機12の要求指令MWDを取得すると、要求指令MWDに応じて決定されるガス化炉の要求負荷GID0と、要求指令MWDに基づいて決定されるシステムガスの目標圧力及びシステムガス計測圧力との圧力差と、ガス化炉3の運転状態を促進させるガス化炉入力加速度(GIR)信号とに基づいて、ガス化炉入力指令GIDが算出される。
システムガスの目標圧力と計測圧力との圧力差から、不感帯と所定上限値を勘案して酸化剤流量バイアス値を求めるための圧力差が決定され、決定されたシステムガスの圧力差を抑制するような酸化剤流量バイアス値が生成される。酸化剤流量バイアス値は、上限値を超えない値であり、かつ、下限値を下回らない値となるように調整される。
また、調整量決定部70に不感帯を設けることにより、圧力差が第1所定値以下の場合には酸化剤流量及び燃料流量にバイアス値を加算させないので、微小な圧力変動によってプラント動作に影響することはない。
以下、本発明の第2の実施形態について図1及び図3から図7を用いて説明する。本第2の実施形態に係る制御装置100aは、ガス化炉3の異常状態を検出して、検出された異常に応じて制御量を決定する点で第1の実施形態と異なる。以下、第1の実施形態と共通する点については説明を省略し、異なる点について主に説明する。
本実施形態においては、制御装置100aは、第1の実施形態における構成に加え、ガス化炉制御異常時補償回路200を備えている。具体的には、ガス化炉制御異常時補償回路200は、検出部(検出手段)110と、第3制御部(第4制御手段)120と、対応情報Xとを備えている。
検出部110は、ガス化炉3の異常状態を検出する。具体的には、検出部110は、正常時出力SG1と取得した情報とを比較し、ガス化炉3の異常状態を検出すると、対応情報Xに基づいて検出された異常状態に応じたガス化炉3の運転状態の変動を抑制するのに必要な制御量を第3制御部120に出力する。ここで、ガス化炉3の異常状態とは、例えば、弁が閉となり、固着されている等である。
ガス化炉3の異常状態が検出された(異常ON)場合には、異常を速やかに抑制させるようにステップ的に制御量を与え、ガス化炉3の異常状態が不検出となり正常状態に戻った(異常OFF)場合には、所定割合の制御量で低減させる。これは、異常OFFとなった場合に制御量を即座に大幅に落としてしまうと外乱になることが懸念されるので、所定割合を持たせることによって、フィードバック制御(システムガス圧力制御器の制御系)の回路の信号が制御できるようにしている。
図5は、従来技術によって得られる、負荷が変化した場合のシステムガス圧力制御器の出力とシステムガス圧力偏差の履歴を示している。要求指令MWDが増加傾向である場合(図5(a))には、ガスタービンが許容される変化レート以内において発電機の要求指令MWDに対して追従が速く(図5(c))、蒸気タービンはガスタービンの排ガスを熱交換して動作するため遅れが生じる(図5(d))。このように要求指令MWDのデマンド通り出力を持たせようとするとガスタービンは一時期先行的に動作するが、蒸気タービンは遅れて出力が上がる分、後からガスタービンの出力が下がっている。
負荷変化が終わった時点でGT飲み込みガス流量はバランス点に向かい(遅れる蒸気タービンの動きを保証する動作)、結果、圧力偏差はフィードバック制御により設定値に向け、なくなる方向に制御され整定する。
負荷が一定の時(図6(a))に、チャー(灰分及びガス化していない部分の微粉炭)はガス化炉3の中に循環していなければならないにも関わらず入らない状況等があると、ガス化炉にて生成されたシステムガスのカロリが下がる。これにより、ガスタービンは、同じ出力を維持するためにGT飲み込み燃料流量を増やす(図6(e))。
このとき、負荷は変化していないので、ベース信号のガス化炉入力指令GID0と入力ガス化炉加速度GIRは変化しない(図6(g)及び図6(h))。システムガス圧力が下がると、システムガス圧力制御器は、システムガス圧力低減を抑えるよう、システムガス圧力を上げるために出力を上げる信号を出力する(図6(j))。このように、従来技術では、システムガス圧力偏差が大きくなった場合に、システムガス圧力制御器のフィードバック制御量が大きくなる。
システムガスの圧力偏差が生じた場合に、所定のタイミング(例えば、時刻t1)で、システムガスの圧力偏差に応じた酸化剤流量バイアス値が酸化剤流量に加えられ、燃料流量バイアス値が燃料流量に加えられるフィードフォワード制御がなされることにより(図7(k))、ガス化炉入力指令GID(最終的な酸化剤流量及び燃料流量を含む)は大きな値となる(図7(f))。
システムガス圧力がある範囲内となると、所定割合の制御量を与えて緩やかに制御量を低減させることによって、システムガス圧力制御器の出力が本発明の制御器出力の下がり分(図7(k))を補償し、システムガス圧を抑えながら整定する(図7(j))。
2 石炭供給設備
3 ガス化炉
4 チャー回収装置
5 ガス精製設備
60 第1制御部
70 調整量決定部(第2制御手段)
80 第2制御部(第3制御手段)
100,100a 制御装置
110 検出部
120 第3制御部(第4制御手段)
Claims (6)
- 燃料と酸化剤とを反応させて可燃性ガスを生成するガス化炉と、前記可燃性ガスを燃焼させて発生した燃焼ガスを用いて駆動するガスタービンの出力により発電する発電機と、
前記可燃性ガスが流通する経路上に接続され、前記可燃性ガスの圧力を計測する圧力計測手段とを備えるガス化複合発電設備の制御装置であって、
発電機出力の要求指令に基づいて決定される前記可燃性ガスの目標圧力と前記圧力計測手段によって計測された計測圧力との圧力差を出力する圧力差出力部と、
前記圧力差出力部の出力である前記圧力差と、前記発電機出力の要求指令に応じて決定される前記ガス化炉の要求負荷とに基づいて、前記ガス化炉に投入する仮の前記燃料及び仮の前記酸化剤の流量を決定する第1制御手段と、
前記圧力差出力部の出力である前記圧力差を抑えるように、前記圧力差に基づき酸化剤のバイアス量を決定する第2制御手段と、
前記ガス化炉の出口熱量が変化しないように前記酸化剤のバイアス量にて燃料のバイアス量を決定し、仮の前記酸化剤の流量と前記酸化剤のバイアス量とに基づいて前記ガス化炉に投入する酸化剤流量を決定し、仮の前記燃料の流量と前記燃料のバイアス量とに基づいて前記ガス化炉に投入する燃料流量を決定する第3制御手段とを具備するガス化複合発電設備の制御装置。 - 前記圧力差出力部の出力である前記圧力差を入力とし、前記圧力差の不感帯を設定する不感帯設定部を備え、
前記不感帯設定部は、前記圧力差が第1所定値以下である場合は前記圧力差をゼロとし、前記圧力差が第1所定値よりも大きい第2所定値以上である場合は前記圧力差を第2所定値とする請求項1に記載のガス化複合発電設備の制御装置。 - 前記ガス化炉の異常状態を検出する検出手段と、
前記ガス化炉の異常状態に対して、推定される前記ガス化炉の運転状態の変動分に相当する燃料の第2バイアス量及び酸化剤の第2バイアス量を決定し、前記第2制御手段に出力する第4制御手段とを具備する請求項1または請求項2に記載のガス化複合発電設備の制御装置。 - 前記第4制御手段は、前記ガス化炉の異常状態が解除されたことを検出した場合に、前記ガス化炉の運転状態の変動分に相当する前記燃料の第2バイアス量及び前記酸化剤の第2バイアス量を徐々に低減させる請求項3に記載のガス化複合発電設備の制御装置。
- 請求項1から請求項4のいずれかに記載のガス化複合発電設備の制御装置と、
燃料と酸化剤とを反応させて可燃性ガスを生成するガス化炉と、
前記可燃性ガスを燃焼させて発生した燃焼ガスを用いて駆動するガスタービンの出力により発電する発電機と、
前記可燃性ガスが流通する経路上に接続され、前記可燃性ガスの圧力を計測する圧力計測手段とを備えるガス化複合発電設備。 - 燃料と酸化剤とを反応させて可燃性ガスを生成するガス化炉と、前記可燃性ガスを燃焼させて発生した燃焼ガスを用いて駆動するガスタービンの出力により発電する発電機と、前記可燃性ガスが流通する経路上に接続され、前記可燃性ガスの圧力を計測する圧力計測手段とを備えるガス化複合発電設備の制御方法であって、
発電機出力の要求指令に基づいて決定される前記可燃性ガスの目標圧力と前記圧力計測手段によって計測された計測圧力との圧力差を出力する圧力差出力過程と、
前記圧力差出力過程の出力である前記圧力差と、前記発電機出力の要求指令に応じて決定される前記ガス化炉の要求負荷に基づいて、前記ガス化炉に投入する仮の前記燃料及び仮の前記酸化剤の流量を決定する第1過程と、
前記圧力差出力過程の出力である前記圧力差を抑えるように、前記圧力差に基づき前記酸化剤のバイアス量を決定する第2過程と、
前記ガス化炉の出口熱量が変化しないように前記酸化剤のバイアス量にて燃料のバイアス量を決定し、仮の前記酸化剤の流量と前記酸化剤のバイアス量とに基づいて前記ガス化炉に投入する酸化剤流量を決定し、仮の前記燃料の流量と前記燃料のバイアス量とに基づいて前記ガス化炉に投入する燃料流量を決定する第3過程と、
を有するガス化複合発電設備の制御方法。
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