JP2016183639A - 内燃機関における吸気構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸気ポートとともに吸気経路を構成する吸気通路を有する吸気系が、吸気通路内の流通方向に沿う上流側に臨む段部を閉弁側スライド方向の前端部に有するスライド式のスロットル弁を有してシリンダヘッドに接続され、スロットル弁よりも下流側で吸気経路の少なくとも一部が、スロットル弁の開弁作動時に最初に開く側に対応して配置される低負荷側分割経路を含む複数の分割経路に分割される内燃機関において、スライド式のスロットル弁の小開弁時に低負荷側分割経路に空気を積極的に導くようにして低負荷時の燃焼効率を高める。【解決手段】仕切壁58,59の流通方向43に沿う上流端59aが、吸気通路34のうちスロットル弁33に対応する部分の直径D1以上の所定距離LA1をスロットル弁33との間にあける位置に設定される。【選択図】 図2

Description

本発明は、ピストンを摺動自在に嵌合させるシリンダブロックに、前記ピストンの頂部を臨ませる燃焼室を前記シリンダブロックとの間に形成するとともに前記燃焼室に通じ得る吸気ポートを有するシリンダヘッドが結合され、前記吸気ポートとともに吸気経路を構成するようにして前記吸気ポートに通じる吸気通路を形成する吸気系が、前記吸気通路の径方向へのスライドを可能とするとともに該吸気通路内の流通方向に沿う上流側に臨む段部を閉弁側スライド方向の前端部に有するスライド式のスロットル弁を有して前記シリンダヘッドに接続され、前記吸気経路のうち前記スロットル弁よりも下流側の少なくとも一部が、前記スロットル弁の閉弁位置からの開弁作動時に最初に開く側に対応して配置される低負荷側分割経路を含む複数の分割経路に仕切壁で分割される内燃機関に関し、特に吸気構造の改良に関する。
シリンダヘッドの吸気ポートと、その吸気ポートに通じる吸気通路とで構成される吸気経路が仕切壁で複数に分割され、吸気流量を変化させるスロットル弁の直ぐ下流側まで仕切壁が配設されるようにした吸気構造が、特許文献1で知られている。
特許第4044195号公報
ところでスライド式のスロット弁が機関の低負荷状態で小さく開弁したときには、そのスロットル弁の下流側に渦を生じさせることで低負荷側分割経路の壁面に吸気流を押しつけることで流速向上の効果を発揮しつつ低負荷側分割経路に空気を積極的に導くことが可能ではあるが、上記特許文献1で開示されたものでは、仕切壁がスロットル弁の直ぐ下流側まで配置されるので小開弁状態のスロットル弁の下流側に渦が生じることはなく、低負荷時の燃焼効率が優れているとは言い難い。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、スライド式のスロットル弁の小開弁時に低負荷側分割経路に空気を積極的に導くようにして低負荷時の燃焼効率を高め得るようにした内燃機関における吸気構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ピストンを摺動自在に嵌合させるシリンダブロックに、前記ピストンの頂部を臨ませる燃焼室を前記シリンダブロックとの間に形成するとともに前記燃焼室に通じ得る吸気ポートを有するシリンダヘッドが結合され、前記吸気ポートとともに吸気経路を構成するようにして前記吸気ポートに通じる吸気通路を形成する吸気系が、前記吸気通路の径方向へのスライドを可能とするとともに該吸気通路内の流通方向に沿う上流側に臨む段部を閉弁側スライド方向の前端部に有するスライド式のスロットル弁を有して前記シリンダヘッドに接続され、前記吸気経路のうち前記スロットル弁よりも下流側の少なくとも一部が、前記スロットル弁の閉弁位置からの開弁作動時に最初に開く側に対応して配置される低負荷側分割経路を含む複数の分割経路に仕切壁で分割される内燃機関において、前記仕切壁の前記流通方向に沿う上流端が、前記吸気通路のうち前記スロットル弁に対応する部分の直径以上の所定距離を前記スロットル弁との間にあける位置に設定されることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記吸気ポートの少なくとも一部を分割するようにして前記シリンダヘッドに前記仕切壁が設けられ、前記吸気経路が屈曲部を有するように形成され、前記屈曲部の前記流通方向に沿う上流端および前記スロットル弁間の距離が前記所定距離以上に設定されることを第2の特徴とする。
本発明は、第1または第2の特徴の構成に加えて、前記吸気系が、前記スロットル弁を有する気化器を備え、その気化器の前記吸気通路が、前記流通方向に沿う下流側に向かって漸次拡径するように形成される拡径部を、前記スロットル弁よりも前記流通方向に沿う下流側に有するように形成されることを第3の特徴とする。
本発明は、第1〜第3の特徴の構成のいずれかに加えて、前記吸気系が、前記吸気ポートに通じて前記シリンダヘッドに接続される吸気管を備え、前記低負荷側分割経路のうち前記吸気管内に形成される部分が、前記シリンダヘッド側に向かって漸次縮径するように形成されることを第4の特徴とする。
本発明は、第1〜第4の特徴の構成のいずれかに加えて、前記吸気系が、前記吸気ポートに通じて前記シリンダヘッドに接続される吸気管と、前記スロットル弁を有して前記吸気管の上流端に接続される気化器とを備え、前記仕切壁の前記流通方向に沿う上流端が、前記吸気管および前記気化器の接続面と面一となる位置に設定されることを第5の特徴とする。
本発明は、第2の特徴の構成に加えて、前記吸気系が、直線状に延びて前記シリンダヘッドに接続される吸気管を備え、前記屈曲部の前記流通方向に沿う上流端が、前記吸気管および前記シリンダヘッドの接続部に配置されることを第6の特徴とする。
本発明は、第2の特徴の構成に加えて、前記吸気系が、屈曲部を有して前記シリンダヘッドに接続される吸気管と、前記スロットル弁を有して前記吸気管の上流端に接続される気化器とを備え、前記屈曲部の前記流通方向に沿う上流端が、前記気化器および前記吸気管の接続部に配置されることを第7の特徴とする。
さらに本発明は、第1〜第7の特徴の構成のいずれかに加えて、前記低負荷側分割経路が、前記吸気経路のうち前記シリンダブロック側に寄って配置されることを第8の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、仕切壁の流通方向に沿う上流端が、スロットル弁に対応する部分の吸気通路の直径以上の所定距離をスロットル弁との間にあける位置にあるので、小開弁状態のスロットル弁の段部で絞られて生じる縮流によりスロットル弁の下流側に生じる渦を維持する空間を充分に確保し、その渦によって低負荷側分割経路の壁面に吸気流を押しつける効果を得ることで、流速向上の効果を発揮しつつ低負荷側分割経路に空気を積極的に導いて、低負荷時の燃焼効率を高めることができる。
また本発明の第2の特徴によれば、仕切壁が少なくとも吸気ポートの一部を分割し、吸気経路に形成される屈曲部の流通方向に沿う上流端およびスロットル弁間の距離が所定距離以上であるので、スロットル弁から屈曲部に吸気が達するまでの間に渦の維持に必要な空間を確保し、流速向上の効果を発揮しつつ低負荷側分割経路に空気を積極的に導いて、低負荷時の燃焼効率を高めることができる。
本発明の第3の特徴によれば、スロットル弁を有する気化器の吸気通路が流通方向に沿ってスロットル弁よりも下流側では下流側に向かって漸次拡径するので、スロットル弁の小開弁時に低負荷側分割通路側に吸気を導くのを促進することができる。
本発明の第4の特徴によれば、吸気管内に形成される低負荷側分割経路がシリンダヘッド側に向かって漸次縮径するので、低負荷側分割経路を流通する吸入空気の流速が燃焼室に近づくにつれて増大し、燃焼室内での渦流の発生を促進することができる。
本発明の第5の特徴によれば、仕切壁の流通方向に沿う上流端が吸気管および気化器の接続面と面一となる位置にあるので、気化器内に仕切壁を形成する必要がなく、コストの低減を図ることが可能であり、また吸気管側の仕切壁との公差によるずれが生じることもなく、そのずれによって性能に影響が及ぶ虞もない。
本発明の第6の特徴によれば、直線状に延びる吸気管と、シリンダヘッドとの接続部が屈曲部の流通方向に沿う上流端となるので、スロットル弁から屈曲部までの距離を充分に確保し、スロットル弁の下流側の渦の形成に屈曲部が影響を及ぼすことはない。
本発明の第7の特徴によれば、吸気管に形成される屈曲部の流通方向に沿う上流端が、気化器および吸気管の接続部にあるので、スロットル弁から屈曲部までの距離を充分に確保し、スロットル弁の下流側の渦の形成に屈曲部が影響を及ぼすことはない。
さらに本発明の第8の特徴によれば、低負荷側分割経路が吸気経路のうちシリンダブロック側に寄って配置されるので、内燃機関の低負荷領域で低負荷側分割経路を流通して燃焼室に導入される吸気流によって燃焼室内にタンブル流を生じさせることができる。
第1の実施の形態の内燃機関の要部縦断側面図である。 図1の要部拡大図である。 内燃機関の低負荷運転時の吸気経路内での吸気流の状態を説明するための図である。 第2の実施の形態の内燃機関の要部縦断側面図である。 図4の要部拡大図である。
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。なお以下の説明で前後、左右および上下は内燃機関が搭載された自動二輪車に乗車した乗員から見た方向を言うものとする。
本発明の第1の実施の形態について図1〜図3を参照しながら説明すると、先ず図1において、この内燃機関は、たとえば自動二輪車に搭載されるものであり、その機関本体6は、自動二輪車の車幅方向に軸線を配置したクランクシャフト7を回転自在に支持するクランクケース10と、前記クランクシャフト7に連接されるピストン8を摺動自在に嵌合させるシリンダボア9を有して前記クランクケース10の前側上部に結合されてわずかに前傾して上方に立ち上がるシリンダブロック11と、前記ピストン8の頂部を臨ませる燃焼室14を前記シリンダブロック11との間に形成してシリンダブロック11の上部に結合されるシリンダヘッド12と、該シリンダヘッド12との間に動弁室15を形成して前記シリンダヘッド12の上部に結合されるヘッドカバー13とを備える。
前記シリンダヘッド12には、その後側壁に開口する吸気ポート16が設けられ、この吸気ポート16に通じる吸気系17が前記シリンダヘッド12の後側壁に接続される。また前記シリンダヘッド12には、その前側壁に開口する排気ポート18が設けられており、その排気ポート18に上流端を通じさせる排気系(図示せず)が前記シリンダヘッド12の前側壁に接続される。
前記吸気ポート16および前記燃焼室14間の連通、遮断を切替える吸気弁21と、前記排気ポート18および前記燃焼室14間の連通、遮断を切替える排気弁22とが前記シリンダヘッド12に開閉作動可能に配設されており、前記吸気弁21を閉弁側に付勢する吸気側弁ばね23が前記シリンダヘッド12および前記吸気弁21間に設けられ、前記排気弁22を閉弁側に付勢する排気側弁ばね24が前記シリンダヘッド12および前記排気弁22間に設けられる。
前記動弁室15には、前記吸気弁21および前記排気弁22を開弁駆動する動弁機構25が収容される。この動弁機構25は、前記クランクシャフト7の軸線と平行な軸線を有して前記吸気弁21および前記排気弁22間に配置されるカムシャフト26と、該カムシャフト26および前記吸気弁21間に介設される吸気側ロッカアーム27と、前記カムシャフト26および前記排気弁22間に介設される排気側ロッカアーム28とを備える。
前記カムシャフト26は、前記クランクシャフト7から伝達される動力で回転するようにして前記シリンダヘッド12に回転自在に支持されており、このカムシャフト26の回転に応じて揺動して前記吸気弁21を開き側に駆動する吸気側ロッカアーム27が前記シリンダヘッド12に支持される吸気側ロッカシャフト29で揺動自在に支持され、前記カムシャフト26の回転に応じて揺動して前記排気弁22を開き側に駆動する排気側ロッカアーム28が前記シリンダヘッド12に支持される排気側ロッカシャフト30で揺動自在に支持される。
図2を併せて参照して、前記吸気系17は、前記シリンダヘッド12の後側壁に接続されて前記シリンダヘッド12から後方に延出される吸気管31と、スロットル弁33を有して前記吸気管31の上流端に接続される気化器32と、該気化器32の上流端に接続されるエアクリーナ(図示せず)とを備え、この吸気系17は、前記吸気ポート16とともに吸気経路35を構成するようにして前記吸気ポート16に通じる吸気通路34を形成する。
前記燃焼室14に一端部を通じさせる前記吸気ポート16は、前上方に向けて膨らむように屈曲して形成されるものであり、この吸気ポート16の他端に通じるようにして直線状に延びる前記吸気管31は前記シリンダヘッド12の後側壁から後方に延出される。
前記気化器32は、前記吸気通路34の一部を形成する気化器本体36と、この気化器本体36との間にフロート室を形成するようにして前記気化器本体36の下部に液密に結合されるフロート室体37と、前記フロート室38の直上で前記吸気通路34の通路断面積を変化させるように該吸気通路34の径方向にスライドすることを可能とした前記スロットル弁33とを備える。
前記気化器本体36の上部には、上方に延びる弁筒部36aが一体に設けられており、前記スロットル弁33が前記弁筒部36aにスライド可能に嵌合、支持される。前記スロットル弁33の上部にはアクセルグリップ等のスロットル操作部に連動、連結されるスロットルワイヤ39が接続され、前記弁筒部36aの上部に取付けられるキャップ40および前記スロットル弁33間には該スロットル弁33を閉弁方向(下方向)に付勢する戻しばね41が設けられる。また前記スロットル弁33の閉弁側スライド方向42の前端部、すなわち下端部には、前記吸気通路34内の流通方向43に沿う上流側に臨む段部33aが形成される。この段部33aは、前記スロットル弁33のが下端部に有する円筒状の部分の前記流通方向43につ沿う上流側を斜めに切り欠くようにすることで、前記円筒状の部分の前記流通方向43に沿う下流側の側壁によって形成される。
また気化器32の吸気通路34は、下流側に向かって漸次拡径するように形成される拡径部34aを、前記流通方向43に沿って前記スロットル弁33よりも下流側の部分に有するように形成される。
気化器本体36は、前記フロート室38内に突出するボス部36bを一体に有しており、このボス部36bを囲繞するフロート44がフロート室38内に収容される。このフロート44は、枢軸45を介してフロート室体37に上下揺動自在に支持されており、前記気化器本体36には、前記フロート室38内に燃料を供給し得る燃料流入孔46が設けられるとともに、前記フロート44の上下揺動によって前記燃料流入孔46を開閉するフロート弁47が配設される。
前記ボス部36bには、円筒状に形成されるニードルジェット48が前記スロットル弁33に対応する部分の下部に該ニードルジェット48の上端部を臨ませるようにして螺合され、このニードルジェット48の下端部にメインジェット49が螺合される。前記気化器本体36および前記ニードルジェット48間には環状室50が形成されており、この環状室50に前記スロットル弁33よりも前記流通方向に沿う上流側から空気を導入するブリードエア通路51が気化器本体36に設けられ、ブリードエア通路51の上流端部には計量ジェット52が設けられる。またスロットル弁33の下端部には、ニードル弁532が下向きに突出するようにして設けられており、このニードル弁53が前記ニードルジェット48に挿入される。そして前記スロットル弁33の開閉スライドに応じて前記メインジェット49で計量された燃料が空気と混合して霧化された状態で前記ニードルジェット48の上端部から前記吸気通路34内に吸入される。
また前記気化器本体36には、前記スロットル弁33の前記段部33aに対応する部分で前記吸気通路34に開口するスローポート54が設けられるとともに、そのスローポート54に通じるスロージェット55が前記メインジェット49と並列して螺合されており、内燃機関のアイドル運転時に前記スロットル弁33が下降限まで下降した状態では、アイドル運転に必要な量だけの燃料が前記スローポート54から前記吸気通路34に吸入される。
ところで前記吸気経路35のうち前記スロットル弁33よりも下流側の少なくとも一部が、前記スロットル弁33の閉弁位置からの開弁作動時に最初に開く側に対応して配置される低負荷側分割経路35aを含む複数の分割経路に分割されるものであり、この実施の形態では、前記吸気経路35のうち前記スロットル弁33よりも下流側の一部が、前記低負荷側分割経路35aと、高負荷側分割経路35bとに分割される。
しかも前記吸気経路35を前記低負荷側分割経路35aおよび高負荷側分割経路35bに分割する仕切壁が、少なくとも前記吸気ポート16の一部を分割するようにして前記シリンダヘッド12に設けられるものであり、この実施の形態では、前記吸気ポート16の一部を分割する仕切壁58が前記シリンダヘッド12に一体に設けられるとともに、直管状にして鋳造成形される前記吸気管31に、前記シリンダヘッド12の前記仕切壁58に連なる仕切壁59が一体に形成される。
また前記仕切壁58,59の前記流通方向43に沿う上流端すなわち前記吸気管31に形成される前記仕切壁59の前記流通方向43に沿う上流端59aが、前記吸気通路34のうち前記スロットル弁33に対応する部分の直径D1以上の所定距離LA1を前記スロットル弁33との間にあける位置に設定される。
しかも前記吸気管31に形成される前記仕切壁59の前記流通方向に沿う上流端59aが、前記吸気管31および前記気化器32の接続面60と面一となる位置に設定されるものであり、前記吸気管31には、その全長にわたって前記仕切壁59が形成されることになる。
ところで前記吸気経路35のうち前記吸気ポート16に対応する部分は屈曲部61を形成するものであり、この屈曲部61の前記流通方向に沿う上流端61aおよび前記スロットル弁33間の距離が前記所定距離LA1以上に設定され、この実施の形態では前記屈曲部61の前記上流端61aは、前記吸気管31および前記シリンダヘッド12の接続部64に配置される。
また前記低負荷側分割経路35aは、前記吸気経路35のうち前記シリンダブロック11側に寄って配置されており、前記仕切壁58,59は、前記吸気ポート16および前記吸気管31の下部内面との間に前記低負荷側分割経路35aを形成するように配置される。
しかも前記低負荷側分割経路35aのうち前記吸気管31内に形成される部分は、前記シリンダヘッド12側に向かって漸次縮径するように形成されており、前記吸気管31内の前記仕切壁59および前記吸気管31の下部内面間の距離LD1は、前記流通方向42に沿う下流側に向かって次第に小さくなるように設定される。
次にこの第1の実施の形態の作用について説明すると、シリンダヘッド12に設けられる吸気ポート16とともに吸気経路35を構成するようにして吸気ポート16に通じる吸気通路34を形成する吸気系17が、吸気通路34内の流通方向に沿う上流側に臨む段部33aを閉弁側スライド方向42の前端部に有するスライド式のスロットル弁33を有してシリンダヘッド12に接続され、吸気経路35のうちスロットル弁33よりも下流側の少なくとも一部が、スロットル弁33の閉弁位置からの開弁作動時に最初に開く側に対応して配置される低負荷側分割経路35aを含む複数の分割経路35a,35bに仕切壁58,59で分割されており、前記仕切壁58,59の前記流通方向43に沿う上流端59aが、前記吸気通路34のうち前記スロットル弁33に対応する部分の直径D1以上の所定距離LA1を前記スロットル弁33との間にあける位置に設定されるので、流速向上の効果を発揮しつつ低負荷側分割経路35aに空気を積極的に導いて、低負荷時の燃焼効率を高めることができる。
前記仕切壁58,59の前記流通方向43に沿う上流端59aを本発明に従って上述のように設定することで、図3(a)で示すように、小開弁状態のスロットル弁33の段部33aで絞られて生じる縮流によりスロットル弁33の下流側に生じる渦62を維持する空間をスロットル弁33の下流側に充分に確保し、その渦62によって低負荷側分割経路35aの壁面に吸気流を押しつける効果を得ることで、流速向上の効果を発揮しつつ低負荷側分割経路35aに空気を積極的に導いて、低負荷時の燃焼効率を高めることができる。
それに対して、仕切壁63がスロットル弁33に近接する位置まで配置された従来の構造でスロットル弁33が小開弁状態にあるときのスロットル弁33よりも下流側での吸気流の流通状態は、図3(b)で示すようになり、スロットル弁33の下流側では低負荷側吸気経路35a側に影響を及ぼす渦を形成することができず、図3(a)の本発明のものと比べて、低負荷側分割経路35aに空気を導く機能が不充分である。
また前記吸気ポート16の少なくとも一部を分割するようにして前記シリンダヘッド12に仕切壁58が設けられ、前記吸気経路35が屈曲部61を有するように形成され、前記屈曲部61の前記流通方向43に沿う上流端61aおよび前記スロットル弁33間の距離が前記所定距離LA1以上に設定されるので、スロットル弁33から屈曲部61に吸気が達するまでの間に渦の維持に必要な空間を確保し、流速向上の効果を発揮しつつ低負荷側分割経路35aに空気を積極的に導いて、内燃機関の低負荷時の燃焼効率を高めることができる。
またスロットル弁33を有する気化器32の吸気通路34が、前記流通方向43に沿う下流側に向かって漸次拡径するように形成される拡径部34aを、前記スロットル弁33よりも前記流通方向43に沿う下流側に有するように形成されるので、スロットル弁33の小開弁時に低負荷側分割通路35a側に吸気を導くのを促進することができる。
また低負荷側分割経路35aのうち前記吸気管31内に形成される部分が、前記シリンダヘッド12側に向かって漸次縮径するように形成されるので、低負荷側分割経路35aを流通する吸入空気の流速が燃焼室14に近づくにつれて増大し、燃焼室14内での渦流の発生を促進することができる。
また前記仕切壁58,59の前記流通方向43に沿う上流端59aが、前記吸気管31および前記気化器32の接続面60と面一となる位置に設定されるので、気化器32内に仕切壁を形成する必要がなく、コストの低減を図ることが可能であり、また吸気管31側の仕切壁59との公差によるずれが生じることもなく、そのずれによって性能に影響が及ぶ虞もない。
また吸気系17のうち吸気管31は直線状に延びて前記シリンダヘッド12に接続され、吸気経路35が有する屈曲部61の前記流通方向43に沿う上流端61aが、前記吸気管31および前記シリンダヘッド12の接続部64に配置されるので、スロットル弁33から屈曲部61までの距離を充分に確保し、スロットル弁33の下流側の渦の形成に屈曲部61が影響を及ぼすことはない。
また前記低負荷側分割経路35aが、前記吸気経路35のうち前記シリンダブロック11側に寄って配置されるので、内燃機関の低負荷領域で低負荷側分割経路35aを流通して燃焼室14に導入される吸気流によって燃焼室14内にタンブル流を生じさせることができる。
本発明の第2の実施の形態について図4および図5を参照しながら説明すると、先ず図4において、この内燃機関の機関本体66は、クランクシャフト67を回転自在に支持するクランクケース70と、前記クランクシャフト67に連接されるピストン68を摺動自在に嵌合させるシリンダボア69を有して前記クランクケース70の前側上部に結合されてほぼ水平となるまで前傾して前方に延びるシリンダブロック71と、前記ピストン68の頂部を臨ませる燃焼室74を前記シリンダブロック71との間に形成してシリンダブロック71の前部に結合されるシリンダヘッド72と、該シリンダヘッド72との間に動弁室75を形成して前記シリンダヘッド72の上部に結合されるヘッドカバー73とを備える。
前記シリンダヘッド72には、その上側壁に開口する吸気ポート76が設けられ、この吸気ポート76に通じる吸気系77が前記シリンダヘッド72の上側壁に接続される。また前記シリンダヘッド72には、その下側壁に開口する排気ポート78が設けられており、その排気ポート78に上流端を通じさせる排気管79を含む排気系80が前記シリンダヘッド72の下側壁に接続される。
前記吸気ポート76および前記燃焼室74間の連通、遮断を切替える吸気弁81と、前記排気ポート78および前記燃焼室74間の連通、遮断を切替える排気弁82とが前記シリンダヘッド72に開閉作動可能に配設されており、前記吸気弁81を閉弁側に付勢する吸気側弁ばね83が前記シリンダヘッド72および前記吸気弁81間に設けられ、前記排気弁82を閉弁側に付勢する排気側弁ばね84が前記シリンダヘッド72および前記排気弁82間に設けられ、前記動弁室15には、前記吸気弁81および前記排気弁82を開弁駆動する動弁機構85が収容される。
図5を併せて参照して、前記吸気系77は、前記シリンダヘッド72の上側壁に接続されて前記シリンダヘッド72から後方に延出される吸気管91と、スロットル弁93を有して前記吸気管91の上流端に接続される気化器92と、該気化器92の上流端に接続されるエアクリーナ(図示せず)とを備え、この吸気系77は、前記吸気ポート76とともに吸気経路95を構成するようにして前記吸気ポート76に通じる吸気通路94を形成する。
前記吸気ポート76に通じる前記吸気管91は、前記シリンダヘッド72の上側壁から後方に屈曲して形成される。前記気化器92は、上記第1の実施の形態と同様に、気化器本体96と、フロート室体97と、前記スロットル弁93とを備える。
前記気化器本体96の上部の弁筒部96aに前記スロットル弁93がスライド可能に支持され、このスロットル弁93の上部にはスロットルワイヤ99が接続され、前記弁筒部96aの上部に取付けられるキャップ100およびスロットル弁93間には戻しばね101が設けられる。また前記スロットル弁93の閉弁側スライド方向102の前端部、すなわち下端部には、前記吸気通路94内の流通方向103に沿う上流側に臨む段部93aが形成される。
また気化器92の吸気通路94は、下流側に向かって漸次拡径するように形成される拡径部94aを、前記流通方向43に沿って前記スロットル弁93よりも下流側の部分に有するように形成される。
前記気化器本体96および前記フロート室体97間のフロート室38内に収容されるフロート104は枢軸105を介してフロート室体97に上下揺動自在に支持されており、前記気化器本体96に設けられる燃料流入孔106を開閉するフロート弁107が前記気化器本体96に配設される。
また前記気化器本体96には、前記スロットル弁93の下部に設けられたニードル弁113を挿入させるニードルジェット108が螺合され、このニードルジェット108の下端部にメインジェット109が螺合される。また気化器本体96および前記ニードルジェット108間の環状室110に、前記スロットル弁93よりも前記流通方向103に沿う上流側から空気を導入するブリードエア通路111が気化器本体96に設けられ、ブリードエア通路111の上流端部には計量ジェット112が設けられる。
また前記気化器本体96には、前記スロットル弁93の前記段部に対応する部分で前記吸気通路94に開口するスローポート114が設けられるとともに、該スローポート114に通じるスロージェット115が前記メインジェット109と並列して螺合される。
さらに前記吸気通路94の流通方向43に沿って前記スロットル弁93の上流側に配置されるバタフライ型のチョーク弁125が、前記気化器本体96に回動可能に支持される。
ところで前記吸気経路95のうち前記スロットル弁93よりも下流側の一部が、前記低負荷側分割経路95aと、高負荷側分割経路95bとに分割されるものであり、前記吸気経路95を前記低負荷側分割経路95aおよび高負荷側分割経路95bに分割する仕切壁が、少なくとも前記吸気ポート76の一部を分割するようにして前記シリンダヘッド72に設けられるものであり、この実施の形態では、前記吸気ポート76の一部を分割する仕切壁118が前記シリンダヘッド72に一体に設けられ、前記吸気管91に、前記シリンダヘッド72の前記仕切壁118に連なる仕切壁119が一体に形成される。
また前記仕切壁118,119の前記流通方向43に沿う上流端すなわち前記吸気管91に形成される前記仕切壁119の前記流通方向43に沿う上流端119aが、前記吸気通路94のうち前記スロットル弁93に対応する部分の直径D2以上の所定距離LA2を前記スロットル弁93との間にあける位置に設定される。
しかも前記吸気管91に形成される前記仕切壁119の前記流通方向43に沿う上流端119aが、前記吸気管91および前記気化器92の接続面120と面一となる位置に設定されるものであり、前記吸気管91には、その全長にわたって前記仕切壁119が形成されることになる。
ところで前記吸気経路95のうち前記吸気管91から前記吸気ポート76にかけての部分は屈曲部121を形成するものであり、この屈曲部121の前記流通方向43に沿う上流端121aおよび前記スロットル弁93間の距離は、前記所定距離LA2以上に設定される。しかも前記屈曲部121の前記流通方向43に沿う上流端121aすなわち前記吸気管91の上流端は、前記吸気管91および前記気化器92の接続部124に設定され、、前記屈曲部121の前記流通方向43に沿う上流端121aおよび前記スロットル弁93間の距離は、前記所定距離LA2と同一である。
また前記低負荷側分割経路95aは、前記吸気経路95のうち前記シリンダブロック11側に寄って配置されており、前記仕切壁118,119は、前記吸気ポート76および前記吸気管91の下部内面との間に前記低負荷側分割経路95aを形成するように配置される。
さらに前記低負荷側分割経路95aのうち前記吸気管91内に形成される部分は、前記シリンダヘッド72側に向かって漸次縮径するように形成されており、前記吸気管91内の前記仕切壁119および前記吸気管91の下部内面間の距離LD2は、前記流通方向103に沿う下流側に向かって次第に小さくなるように設定される。
この第2の実施の形態によっても上述の第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
8,68・・・ピストン
11,71・・・シリンダブロック
12,72・・・シリンダヘッド
14,74・・・燃焼室
16,76・・・吸気ポート
17,77・・・吸気系
31,91・・・吸気管
32,92・・・気化器
33,93・・・スロットル弁
33a,93a・・・段部
34,94・・・吸気通路
34a,94a・・・拡径部
35,95・・・吸気経路
35a,95a・・・低負荷側分割経路
35b,95b・・・分割経路
42,102・・・閉弁側スライド方向
43,104・・・流通方向
60,120・・・接続面
61,121・・・屈曲部
61a,121a・・・屈曲部の流通方向に沿う上流端
64,124・・・接続部
58,59,118,119・・・仕切壁
59a,119a・・・仕切壁の流通方向に沿う上流端
D1,D2・・・吸気通路のうちスロットル弁に対応する部分の直径
LA1,LA2・・・所定距離

Claims (8)

  1. ピストン(8,68)を摺動自在に嵌合させるシリンダブロック(11,71)に、前記ピストン(8,68)の頂部を臨ませる燃焼室(14,74)を前記シリンダブロック(11,71)との間に形成するとともに前記燃焼室(14,74)に通じ得る吸気ポート(16,76)を有するシリンダヘッド(12,72)が結合され、前記吸気ポート(16,76)とともに吸気経路(35,95)を構成するようにして前記吸気ポート(16,76)に通じる吸気通路(34,94)を形成する吸気系(17,77)が、前記吸気通路(34,94)の径方向へのスライドを可能とするとともに該吸気通路(34,94)内の流通方向(43,103)に沿う上流側に臨む段部(33a,93a)を閉弁側スライド方向(42,102)の前端部に有するスライド式のスロットル弁(33,93)を有して前記シリンダヘッド(12,72)に接続され、前記吸気経路(35,95)のうち前記スロットル弁(33,93)よりも下流側の少なくとも一部が、前記スロットル弁(33,93)の閉弁位置からの開弁作動時に最初に開く側に対応して配置される低負荷側分割経路(35a,95a)を含む複数の分割経路(35a,95a;35b,95b)に仕切壁(58,59;118,119)で分割される内燃機関において、前記仕切壁(58,59;118,119)の前記流通方向(43,103)に沿う上流端(59a,119a)が、前記吸気通路(34,94)のうち前記スロットル弁(33,93)に対応する部分の直径(D1,D2)以上の所定距離(LA1,LA2)を前記スロットル弁(33,93)との間にあける位置に設定されることを特徴とする内燃機関における吸気構造。
  2. 前記吸気ポート(16,76)の少なくとも一部を分割するようにして前記シリンダヘッド(12,72)に前記仕切壁(58,118)が設けられ、前記吸気経路(35,95)が屈曲部(61,121)を有するように形成され、前記屈曲部(61,121)の前記流通方向(43,103)に沿う上流端(61a,121a)および前記スロットル弁(33,93)間の距離が前記所定距離(LA1,LA2)以上に設定されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関における吸気構造。
  3. 前記吸気系(17,77)が、前記スロットル弁(33,93)を有する気化器(32,92)を備え、その気化器(32,92)の前記吸気通路(34,94)が、前記流通方向(43,103)に沿う下流側に向かって漸次拡径するように形成される拡径部(34a,94a)を、前記スロットル弁(33,93)よりも前記流通方向(43,103)に沿う下流側に有するように形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関における吸気構造。
  4. 前記吸気系(17,77)が、前記吸気ポート(16,76)に通じて前記シリンダヘッド(12,72)に接続される吸気管(31,91)を備え、前記低負荷側分割経路(35a,95a)のうち前記吸気管(31,91)内に形成される部分が、前記シリンダヘッド(12,72)側に向かって漸次縮径するように形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の内燃機関における吸気構造。
  5. 前記吸気系(17,77)が、前記吸気ポート(16,76)に通じて前記シリンダヘッド(12,72)に接続される吸気管(31,91)と、前記スロットル弁(33,93)を有して前記吸気管(31,91)の上流端に接続される気化器(32,82)とを備え、前記仕切壁(58,59;118,119)の前記流通方向(43,103)に沿う上流端(59a,119a)が、前記吸気管(31,91)および前記気化器(32,82)の接続面(60,120)と面一となる位置に設定されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の内燃機関における吸気構造。
  6. 前記吸気系(17)が、直線状に延びて前記シリンダヘッド(12)に接続される吸気管(31)を備え、前記屈曲部(61)の前記流通方向(43,103)に沿う上流端(61a)が、前記吸気管(31)および前記シリンダヘッド(12)の接続部(64)に配置されることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関における吸気構造。
  7. 前記吸気系(77)が、屈曲部(121)を有して前記シリンダヘッド(72)に接続される吸気管(91)と、前記スロットル弁(93)を有して前記吸気管(91)の上流端に接続される気化器(92)とを備え、前記屈曲部(121)の前記流通方向(103)に沿う上流端(121a)が、前記気化器(92)および前記吸気管(91)の接続部(124)に配置されることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関における吸気構造。
  8. 前記低負荷側分割経路(35a,95a)が、前記吸気経路(35,95)のうち前記シリンダブロック(11,71)側に寄って配置されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の内燃機関における吸気構造。
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