JP2016181179A - 電源切替装置、電源システム、電源切替方法、及び電源切替プログラム - Google Patents

電源切替装置、電源システム、電源切替方法、及び電源切替プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】主電源ユニットから予備電源ユニットに切り替える際の瞬断を防ぐとともに切り替えの際に負荷に対して十分な電圧の供給を継続して行う。【解決手段】電源切替装置が、異常が発生した場合に異常を示す信号を出力する電源ユニットから前記異常を示す信号を受信した場合に、障害の発生していない電源ユニットを起動して切り替えを行う電源切替部と、前記電源ユニットの各々を接続する接続点と、一端で前記接続点に、他端で負荷に接続され、前記電源ユニットからの電力を前記負荷に供給する供給路と、二次電池に接続され、前記電源ユニットの切り替えの際に、前記供給路の電圧の低下にともなって導通し、前記二次電池から前記供給路に電力を供給させる放電用整流素子と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、電源切替装置、電源システム、電源切替方法、及び電源切替プログラムに関する。
電力供給の遮断によりデータ破壊などの重大な障害が発生する恐れがあるコンピュータなどを電源トラブルから保護するための手段として、冗長な電源供給ユニットを用意して主電源ユニットの障害時に予備電源ユニットにて装置に電源を供給するという手法がある。このような手法で主電源ユニットから予備電源ユニットに切り替えを行う場合、切り替えの際に瞬断が発生するという問題があった。これに対して、例えば、特許文献1に記載の技術では、主電源ユニットと予備電源ユニットに加えてバックアップ電源を備えて、瞬断が発生しても、それによる電圧降下を抑制することを可能としている。
特開2004−355552号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、負荷に対して供給される電力の電圧を検出して、負荷の動作に必要な電圧値以下となった場合にスイッチをオンにしてバックアップ電源に接続するようにしているため、負荷に対して十分な電圧を供給できない時間が存在するという問題がある。
本発明は、上述の課題を解決することのできる電源切替装置、電源システム、電源切替方法、及び電源切替プログラムを提供することを目的としている。
本発明の第1の態様によれば、電源切替装置は、異常が発生した場合に異常を示す信号を出力する電源ユニットから前記異常を示す信号を受信した場合に、障害の発生していない電源ユニットを起動して切り替えを行う電源切替部と、前記電源ユニットの各々を接続する接続点と、一端で前記接続点に、他端で負荷に接続され、前記電源ユニットからの電力を前記負荷に供給する供給路と、二次電池に接続され、前記電源ユニットの切り替えの際に、前記供給路の電圧の低下にともなって導通し、前記二次電池から前記供給路に電力を供給させる放電用整流素子と、を備える。
本発明の第2の態様によれば、電源システムは、電力を消費する負荷と、異常が発生した場合に異常を示す信号を出力する複数の電源ユニットと、二次電池と、前記電源ユニットから前記異常を示す信号を受信した場合に、障害の発生していない前記電源ユニットを起動して切り替えを行う電源切替部と、前記電源ユニットの各々を接続する接続点と、一端で前記接続点に、他端で負荷に接続され、前記電源ユニットからの電力を前記負荷に供給する供給路と、前記二次電池に接続され、前記電源ユニットの切り替えの際に、前記供給路の電圧の低下にともなって導通し、前記二次電池から前記供給路に電力を供給させる放電用整流素子と、を備える。
本発明の第3の態様によれば、電源切替方法は、電源切替部と、複数の電源ユニットの各々を接続する接続点と、一端で前記接続点に接続され、他端で負荷に接続され、前記電源ユニットからの電力を前記負荷に供給する供給路と、二次電池と前記供給路とに接続される放電用整流素子とを備える電源切替装置によって行われる電源切替方法であって、前記供給路を通じて前記電源ユニットから前記負荷に電力の供給が行われている間に、前記電源切替部が、前記電源ユニットから異常が発生した場合に異常を示す信号を受信した場合、障害の発生していない前記電源ユニットを起動して切り替えを行い、前記放電用整流素子が、前記電源ユニットの切り替えの際の前記供給路の電圧の低下にともなって導通し、前記二次電池から前記供給路に電力を供給させる。
本発明の第4の態様によれば、電源切替プログラムは、電源切替部と、複数の電源ユニットの各々を接続する接続点と、一端で前記接続点に接続され、他端で負荷に接続され、前記電源ユニットからの電力を前記負荷に供給する供給路と、二次電池と前記供給路とに接続される放電用整流素子とを備える電源切替装置における電源切替部のコンピュータに、前記供給路を通じて前記電源ユニットから前記負荷に電力の供給が行われている間に、前記電源ユニットから異常が発生した場合に異常を示す信号を受信した場合、障害の発生していない前記電源ユニットを起動して切り替えを行い、前記電源ユニットの切り替えの際の前記供給路の電圧の低下にともなって前記放電用整流素子を導通させて前記二次電池から前記供給路に電力を供給させる手順を実行させるための電源切替プログラムである。
この発明によれば、主電源ユニットから予備電源ユニットに切り替える際の瞬断を防ぐとともに切り替えの際に負荷に対して十分な電圧の供給を継続して行うことが可能となる。
本発明の実施形態による電源システムを示すブロック図である。 同実施形態において電源ユニットの一方に障害が発生した状態を示すブロック図である。 同実施形態において電源ユニットの他方に切り替えが行われた後の状態を示すブロック図である。 同実施形態における供給路に供給される電力の電圧の時間変化を示すグラフである。 同実施形態における二次電池の切り替えを示すブロック図である。 本発明の電源切替装置の最小構成を示す概略ブロック図である。 本発明の電源システムの最小構成を示す概略ブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明による実施形態である電源切替装置100及び当該装置を備えた電源システム1を示すブロック図である。電源システム1は、2つの電源ユニット(以下、PSU(Power Supply Unit)ともいう)11、12と、2つの二次電池41、42と、電子機器51と、整流素子21、22、23、24と、FET(Filed Effect Transistor)であるスイッチ31、32、33、34とを備える。電源ユニット11は、電子機器51に対して電力供給を行う主電源ユニットである。電源ユニット12は、主電源ユニットである電源ユニット11が故障するなどの障害が発生した場合に切り替わって電子機器51に電力供給を行う予備電源ユニットである。電源ユニット11、12は、負荷に対して電力を供給する端子と、PowerGood信号を出力する端子と、電源のONとOFFを示す制御信号を受信する端子とを備える。また、電源ユニット11、12は、電源のONを示す制御信号を受信すると起動し、逆に、電源のOFFを示す制御信号を受信すると停止する。また、電源ユニット11、12は、出力電圧の状態に応じて、当該状態を示す値を含んだPowerGood信号を出力する。
なお、電源ユニットの数は、図1に示す2つ(電源ユニット11。12)に限らず複数であればよい。また、二次電池の数は、図1に示す2つ(二次電池41、42)に限らず1つ以上であればよい。
電子機器51は、例えば、コンピュータなどの機器であり、入力端子17を通じて電源ユニット11、12のいずれか、又は二次電池41、42のいずれかからの電力の供給を受けて、内部の負荷において電力を消費する。電子機器51は、BMC(Baseboard Management Controller)52と、CPLD(Complex Programmable Logic Device)54と、I2C(Inter-Integrated Circuit)レジスタ53とを備える。BMC52、CPLD54、I2Cレジスタ53も電子機器51が内部に備える負荷の一部である。BMC52は、I2CインタフェースでI2Cレジスタ53と接続され、電子機器51の状態制御を行うファームウェア(BMCFW(Baseboard Management Controller Firm Ware))を記憶しているLSI(Large Scale Integration)チップである。
I2Cレジスタ53は、PowerGood信号61から取り込んだ各々の電源ユニット11、12のPowerGood信号の値を記憶するレジスタ53−1、53−2を有する。ここで、PowerGood信号61の値は、例えば、出力電圧が安定している安定状態を示すのが「1」であり、異常状態、すなわち出力電圧が予め定められる閾値以下になっているなど不安定な状態、又は電圧を出力していない電源OFFの状態を示すのが「0」である。また、I2Cレジスタ53は、電源ユニット11、12それぞれのONとOFFの状態を示す値を記憶するレジスタ53−3、53−4を有する。レジスタ53−3、53−4は、BMC52によって書き換えられるレジスタである。ここで、電源ユニット11、12それぞれのONとOFFの状態を示す値は、例えば、電源ONが「1」であり、電源OFFが「0」である。
通常時は、BMC52によってレジスタ53−3、53−4のいずれかに「1」が書き込まれると、対応する電源ユニット11、12のいずれかに「1」を含む制御信号がCPLD54を通じて送信され、対応する電源ユニット11、12のいずれかが起動してON状態となる。逆に、BMC52によってレジスタ53−3、53−4のいずれかに「0」が書き込まれると、対応する電源ユニット11、12のいずれかに「0」を含む制御信号がCPLD54を通じて送信され、対応する電源ユニット11、12のいずれかが停止してOFF状態となる。
CPLD54は、制御論理回路55と、CLK(Clock:クロック)56と、インバータ57−1、57−2、58−1、58−2とを備える。CPLD54は、電源ユニット11、12に制御信号を送信する端子と、電源ユニット11、12それぞれからPowerGood信号を受信する端子と、スイッチ31、32、33、34を駆動する信号を出力する端子とを備える。また、CPLD54は、I2Cレジスタ53のレジスタ53−3、53−4と接続される。これにより、前述したように、BMC52によって、レジスタ53−3、53−4の少なくともいずれかの値が書き換えられた場合、当該値を含む制御信号が、対応する電源ユニット11、12に送信される。
また、CPLD54は、電源ユニット11から受信したPowerGood信号61−1がI2Cレジスタ53のレジスタ53−1に送られるように接続され、当該PowerGood信号61−1が、インバータ58−1によって反転されて電源ユニット12の制御信号62−2として出力されるように接続される。また、CPLD54は、電源ユニット12から受信したPowerGood信号61−2がI2Cレジスタ53のレジスタ53−2に送られるように接続され、当該PowerGood信号61−2が、インバータ58−2によって反転されて電源ユニット11の制御信号62−1として出力されるように接続される。これにより、障害が発生して電源ユニット11、12のうち一方が電力を供給できなくなった場合、電源ユニット11、12のうち他方をONとして動作させるようにすることができる。また、CPLD54において、CLK56は、クロック信号を制御論理回路55に出力する。制御論理回路55は、CLK56から供給されるクロック信号のサイクルをカウントして一定時間経過すると、2つの出力端子から出力する論理値を反転させる。
二次電池41、42は、充放電を行う電池であり、電源ユニット11、12の切り替えに要する時間のあいだ、電子機器51の動作に十分な電圧の電力を供給できる程度の容量を有する電池である。電源ユニット11、12の切り替えに要する時間は、長くても数秒間であるため、大容量の電池でなくてもよい。また、二次電池41、42は、電源ユニット11、12を接続する接続点15と電子機器51の入力端子17とを接続する供給路16に2つの経路で接続される。一方の経路は、放電用の経路であり、それぞれスイッチ31、33と、二次電池41、42からの電流が供給路16に流れる方向に向けられた整流素子21、23とを介して供給路16に接続される。スイッチ31、33は、放電用スイッチの例に該当する。整流素子21、23は、放電用整流素子の例に該当する。
他方の経路は、充電用の経路であり、それぞれスイッチ32、34と、供給路16からの電流が二次電池41、42に流れる方向に向けられた整流素子22、24を介して供給路16に接続される。スイッチ32、34は、充電用スイッチの例に該当する。整流素子22、24は、充電用整流素子の例に該当する。
なお、放電用スイッチの数は図1に示す2つ(スイッチ31、33)に限らない。二次電池毎に放電用スイッチが設けられていればよい。放電用整流素子の数も図1に示す2つ(整流素子21、23)に限らない。二次電池毎に放電用整流素子が設けられていればよい。
また、充電用スイッチの数は図1に示す2つ(スイッチ32、34)に限らない。二次電池毎に充電用スイッチが設けられていればよい。充電用整流素子の数も図1に示す2つ(整流素子22、24)に限らない。二次電池毎に充電用整流素子が設けられていればよい。
放電用の整流素子21、23は、それぞれ、電源ユニット11から電源ユニット12の切り替えの際に、供給路16の電圧が、二次電池41、42の出力電圧よりも低下した場合であって、対応するスイッチ31、33がON状態となっているときに、導通状態となる。これにより、二次電池41、42のいずれかから電力が供給路16を通じて電子機器51に供給される。また、放電用の整流素子21、23は、それぞれ、切り替えられた電源ユニット12が起動して安定した電力を供給することで供給路16側の電圧が、二次電池41、42の出力電圧とほぼ同一になると遮断状態となる。これにより、二次電池41、42は、スイッチ31、33がON状態になっていても、必要以上の放電をしないことになる。
充電用の整流素子22、23は、それぞれ対応するスイッチ32、34がON状態となっている場合に、供給路16の電圧よりも二次電池42の電圧が低下しているとき、導通する。これにより、二次電池41、42は、いずれも、供給路16からの電力の供給を受けて充電を行う。また、充電用の整流素子22、23は、それぞれ対応するスイッチ32、34がON状態の場合、供給路16の電圧が、二次電池41、42の電圧よりも低いときには、遮断状態となるため、二次電池41、42からの電力が充電用の経路を通じて放電されないようにしている。また、充電用の整流素子22、23は、それぞれ二次電池41、42が、十分に充電し、二次電池41、42の出力電圧が、供給路16の電圧とほぼ同一になると遮断状態となる。これにより、二次電池41、42は、スイッチ32、34がON状態になっていても、必要以上に充電しないことになる。
ここで、二次電池41、42の出力電圧は、それぞれ、一方では、電源ユニット11、12の出力電圧との関係では、電源ユニット11、12の動作時に整流素子21、23が遮断状態となって放電しない程度の出力電圧である必要がある。他方、二次電池41、42の出力電圧は、充電が完了した場合、それぞれ整流素子22、24が遮断状態となって供給路16からの電力が二次電池41、42に供給されない程度の電圧である必要がある。したがって、例えば、二次電池41、42の出力電圧としては、それぞれ電源ユニット11、12が安定して電力の供給を行っている際の供給路16の電圧よりわずかに低い電圧であって充電用の整流素子22、24を導通させない程度の電圧が選択される。
スイッチ31、32、33、34は、いずれも制御端子に論理値「1」が入力されるとON状態となり、それぞれ一方で接続される整流素子21、22、23、24と、他方で接続される二次電池41、42のいずれかとを導通させる。スイッチ31とスイッチ32とは、制御論理回路55の一方の出力端子に接続され、その際、スイッチ32は、インバータ57−1を介して当該出力端子に接続される。また、スイッチ33とスイッチ34とは、制御論理回路55の他方の出力端子に接続され、その際、スイッチ34は、インバータ57−2を介して当該出力端子に接続される。
前述したように、制御論理回路55の2つの出力端子の論理は、常に反転しているため、二次電池41、42は、いずれも、整流素子21、22、23、24の導通と遮断の動作に加えて、スイッチ31、32、33、34のONとOFFの動作により、明確に、いずれか一方が放電状態の場合、他方が充電状態となり、この状態が、一定時間で切り替わることになる。ここで、一定時間は、二次電池41、42の容量にしたがって予め定められる時間であり、例えば、二次電池41、42のいずれかを放電状態にしてから放電によって容量が減少し、電子機器51を動作させるだけの電力を供給できなくなるまでの時間が予め計測され、計測された時間以下の適切な時間が設定されることになる。
なお、制御論理回路55の2つの出力端子からの信号は、切替信号の例に該当する。
上述したように、二次電池41、42の容量は、いずれも電源ユニット11、12の切り替えの間に、電子機器51が動作するのに十分な電力を供給することができるものが適用される。これに対して、仮に、二次電池41、42のいずれかとして、一台の二次電池によって、電源ユニット11から電源ユニット12への切り替えの間に、電子機器51が動作するのに十分な電力を供給できないものが適用されたとする。このような二次電池41、42であっても、制御論理回路55によって一定時間経過すると、充電済みの二次電池41、42のいずれかに切り替えることができるため、電子機器51に継続して十分な電力を供給することができる。
上記の実施形態の構成において、電子機器51のBMC52とCPLD54とI2Cレジスタ53とは、電源ユニット11、12の切替を行う電源切替部90を構成する。また、電源システム1おいて、電源切替部90と、スイッチ31、32、33、34と、整流素子21、22、23、24と、接続点15及び入力端子17を含む供給路16の配線の構成とを備えた構成は、電源切替装置100を構成する。
(電源ユニットの切り替え動作)
電源システム1の動作について説明する。電子機器51の起動時に、BMC52が、I2Cレジスタ53のレジスタ53−3に「1」を書き込むことにより、I2Cレジスタ53からCPLD54を経由して電源ユニット11に制御信号62−1が送信され、電源ユニット11がONとなる。電源ユニット11の出力電圧が安定すると、電源ユニット11は、PowerGood信号61−1を安定状態を示す「1」として出力し、電源ユニット11から電子機器51に対して供給路16を通じて電力が供給される。また、PowerGood信号61−1の「1」の値を受けてレジスタ53−1は、「1」を記憶する。
CPLD54の制御論理回路55は、起動時に、例えば、二次電池41に対しては、「1」を、二次電池42に対しては、「0」を出力しているとする。二次電池41のスイッチ31については「1」が供給されて、ON状態となり、スイッチ32については、インバータ57−1により反転された「0」が供給されて、OFF状態となる。二次電池42のスイッチ33については「0」が供給されて、OFF状態となり、スイッチ34については、インバータ57−2により反転された「1」が供給されて、ON状態となる。これにより、二次電池41は、放電用の経路が導通することになるが、前述したように、二次電池41の出力電圧は、電源ユニット11の出力電圧よりもわずかに低いため、電流は流れない。一方、二次電池42は、充電用の経路が導通することになり、完全に充電されていない場合、供給路16を通じて電源ユニット11から電力が供給され、当該電力により充電を行う。
この状態において、図2に示すように、電源ユニット11において故障などの障害が発生して電力の供給ができなくなったとする。このとき、電源ユニット11が出力するPowerGood信号61−1は、異常状態を示す「0」となる。電源ユニット11が供給する電力の電圧が、二次電池41の出力電圧よりも低下すると、放電状態になっている二次電池41から電力の供給が開始される。電源ユニット11が出力するPowerGood信号61−1は、CPLD54において取り込まれ、インバータ58−1により反転されて「1」となる。
このとき、I2Cレジスタ53のレジスタ53−4は、「PSU2 off(0)」となっているが、CPLD54は、電源ユニット11のPowerGood信号61−1の反転値である「1」を優先する。これにより、電源ユニット12に対してON状態を示す「1」の値を含む制御信号62−2が送信される。当該制御信号を受信した電源ユニット12は、起動を開始する。したがって、電源ユニット11に障害が発生してから、PowerGood信号61−1がCPLD54を通過するわずかな遅延時間で電源ユニット12は起動されることになる。電源ユニット11のPowerGood信号61−1の「1」を優先する処理は、例えば、CPLD54の論理回路による処理として構成される。レジスタ53−1は、PowerGood信号61−1の「0」の値を記憶する。BMC52は、レジスタ53−1が書き換えられたことを検出すると、電源ユニット11のON/OFF状態を示すレジスタ53−3の値を電源OFFを示す「0」に書き換える。
その後、電源ユニット12の出力電圧が安定すると、図3に示すように、電源ユニット12は、PowerGood信号61−2を「1」で出力する。電源ユニット12からの電力の供給が安定すると、供給路16の電圧が、二次電池41の出力電圧よりも高くなるため、二次電池41からの電力の供給は、整流素子21によって遮断される。電源ユニット12のPowerGood信号61−2の「1」が、CPLD54のインバータ58−2によって反転され「0」となり、電源ユニット11に対してOFF状態を示す「0」の値を含む制御信号62−1が送信される。当該制御信号を受信した電源ユニット11は動作を停止する。I2Cレジスタ53のレジスタ53−2は、PowerGood信号61−2の「1」を受けて「PSU2 PG(1)」を記憶する。BMC52は、レジスタ53−2が書き換えられたことを検出すると、電源ユニット12のON/OFF状態を示すレジスタ53−4の値を電源ONを示す「1」に書き換える。これにより、BMC52は、レジスタ53−3、53−4を参照して、電源ユニット11から電源ユニット12に切り替わったことを検出する。
図4は、電源ユニット11(PSU1)から電源ユニット12(PSU2)への切り替えの際の電子機器51への供給電圧の変化を示すグラフである。電源ユニット11から電源ユニット12への切り替わりが開始され、時刻t1において、電源ユニット11からの供給電力の電圧が、二次電池41の出力電圧と同一の値、又は、整流素子21が導通する電圧まで低下すると、二次電池41からの電力の供給が開始される。時刻t2において、電源ユニット12が供給する電力が安定し、二次電池41の出力電圧と同一の値、又は、整流素子21が遮断する電圧まで増加すると、二次電池41からの電力の供給がなくなり、電源ユニット12からの電力の供給のみとなる。これにより、電源ユニット11から電源ユニット12への切り替えの間、二次電池41から供給される電力により、電子機器51に対して、動作するのに十分な電力が継続して供給されることになる。
(二次電池の充放電状態の切り替え動作)
図5は、図1の状態から一定時間が経過して、制御論理回路55が2つの出力端子から出力する論理値が反転した状態を示している。制御論理回路55の出力端子の論理値が反転することにより、二次電池41のスイッチ31がOFF状態となり、スイッチ32がON状態となる。一方、二次電池42のスイッチ33がON状態となり、スイッチ34がOFF状態となる。これにより、二次電池41が充電状態となり、二次電池42が放電状態となる。更に、一定時間経過した後、制御論理回路55は、2つの出力端子の論理値を反転させ、図1の二次電池41が放電状態であり、二次電池42が充電状態となる状態に切り替え、この切り替え処理を一定時間ごとに繰り返す。
上記の実施形態の構成により、電源切替部90は、主電源である電源ユニット11が故障して障害が発生した場合、電源ユニット11から異常を示すPowerGood信号を受信し、当該PowerGood信号に基づいて電源ユニット12を起動させる。電源ユニット11の供給電圧が低下すると、放電状態にある二次電池41、42のいずれかに接続される整流素子21、23のいずれかが導通し、二次電池41、42のいずれかから電子機器51の負荷を動作させるのに十分な電圧の電力が供給される。その後、電源ユニット12から供給される電力の電圧が増加して安定状態になると、整流素子21、23は遮断され、二次電池41、42のいずれかからの電力の供給がなくなる。これにより、主電源である電源ユニット11から予備電源である電源ユニット12に切り替える際の瞬断を防ぐとともに切り替えの際に二次電池41、42のいずれかから電子機器51の負荷に対して十分な電圧の供給を継続して行うことが可能となる。
また、整流素子21、23を介してそれぞれ二次電池41、42が接続されていることから、電源ユニット11の電圧が低下することにより、整流素子21、23が導通される。このため、二次電池41、42がコンデンサのように働き、電源ユニット11からの電力の供給が二次電池41、42からの供給に変わる際も急激に低下することなく、電子機器51が動作するのに十分な電力を継続して供給することができる。
上記の実施形態では、電源ユニット11と電源ユニット12の切り替えは、電源ユニット11から出力されるPowerGood信号を利用し、当該信号をCPLD54内のインバータ58−1によって反転させて電源ユニット12を起動させる制御信号とすることで実現している。したがって、予備電源である電源ユニット12を稼動させておく必要がなく、安価な回路構成で、電源ユニット11から電源ユニット12への切り替えを可能としている。
また、予備電源である電源ユニット12が起動されてから、出力電圧が安定するまでに要する時間は、長くとも数秒間であるため、二次電池41、42にUPS(Uninterruptible Power Supply)のような大容量の電池を用いる必要がなく、小容量な電池で電子機器51に対して十分な電力を供給することができる。
これにより、本実施形態の電源切替装置100を用いることで、高可用な電源供給機能が求められる装置において、高可用な電源供給を省電力かつ低コストで実現することが可能となる。
上記の実施形態では、二次電池41、42を供給路16に直接接続せずに、スイッチ31、32、33、34と、整流素子21、22、23、24を介して接続するようにしている。二次電池41、42を供給路16に直接接続すると、それぞれ、供給路16に電源ユニット11、12が供給する電力の電圧が微妙に変化することによって、二次電池41、42の充放電が繰り返されてしまい、二次電池41、42の劣化を早めてしまうことになる。これに対して、前述したように、整流素子21、22、23、24を介して接続することで、整流素子21、22、23、24のいずれかの両端に一定の電圧差が生じない限り電流の遮断と導通が行われなくなり、二次電池41、42は、微妙な電圧の変化の影響を受けることがなくなる。また、スイッチ31、32、34を介することで、二次電池41、42が、明確に充電状態か放電状態のいずれか一方の状態になるようにしており、頻繁な充放電の繰り返しが発生しないようにしている。
また、上記の実施形態では、CPLD54の制御論理回路55が出力する反転した2つの論理値を用いて、スイッチ31、32、33、34を操作することにより、一定時間ごとに、二次電池41、42の充電状態と放電状態が切り替わる構成としている。これにより、二次電池41、42は、一定時間放電した後に、充電が行われるため、頻繁な充放電を防ぎ、二次電池41、42の劣化を軽減して寿命を延ばすことが可能となる。
上記の実施形態では、主電源である電源ユニット11から予備電源である電源ユニット12への切り替えについて説明しているが、電源ユニット11の障害が回復し、逆に、電源ユニット12に障害が発生した場合、電源ユニット12から電源ユニット11に切り替わることも可能である。
また、上記の実施形態では、主電源と予備電源という2つの電源ユニット11、12について示しているが、本発明は、当該実施の構成には限られない。電源ユニットは、2つ以上であればいくつあってもよく、3つ以上にする場合、CPLD54において、障害が発生した電源ユニットの個数だけ予備電源の電源ユニットをONにするように、PowerGood信号を処理する回路構成にする必要がある。
また、上記の実施形態では、2つの二次電池41、42について示しているが、本発明は、当該実施の構成には限られない。二次電池は、2つ以上の構成ならばいくつあってもよく、その場合、放電状態になる二次電池の個数が電子機器51の動作に必要な電圧が供給されるように制御論理回路55の論理回路を構成する必要がある。
また、上記の実施形態では、PowerGood信号を反転させて、他の電源ユニット11、12のいずれかを起動する制御信号としているが、電源ユニット11、12のいずれかの異常状態を示す信号であればよく、例えば、温度異常を通知する信号をCPLD54で反転させて制御信号とするような構成であってもよい。
また、上記の実施形態では、CLK56が出力するクロックを用いて一定時間を計測して、二次電池41と42とを切り替える構成としているが、BMC52などの別の機能部からの信号によって一定時間の計測を行うようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、I2Cレジスタ53のレジスタ53−4が、「PSU2 off(0)」となっている場合に、電源ユニット11のPowerGood信号61−1の「1」を優先する処理をCPLD54の論理回路による処理として構成されていると説明した。この処理は、例えば、BMC52とCPLD54とに制御信号線を接続し、BMC52が制御信号を「1」としてCPLD54に送信している場合、CPLD54は、I2Cレジスタ53のレジスタ53−3、54−4を優先する。一方、BMC52が制御信号を「0」としてCPLD54に送信している場合、CPLD54は、PowerGood信号61−1を優先するというというように構成される。すなわち、BMC52が電源ユニット11、12のいずれかを起動させたり停止させたりする場合のみ、I2Cレジスタ53を優先させ、それ以外のタイミングでは、PowerGood信号61−1が優先されるようにする。なお、BMC52とCPLD54とに制御信号線なしに、CPLD54内での論理回路の構成のみによって、I2Cレジスタ53とPowerGood信号61−1のいずれを優先するかを切り替えるようにしてもよい。
次に、図6及び図7を参照して本発明の最小構成について説明する。
図6は、本発明の電源切替装置の最小構成を示す概略ブロック図である。同図において、電源切替装置200は、電源切替部201と、接続点202と、供給路203と、放電用整流素子204とを備える。供給路203は、一端において、接続点202を介して電源ユニットに接続されており、他端において負荷に接続されている。また、放電用整流素子204は、二次電池に接続されている。
かかる構成において、電源切替部201は、主電源である電源ユニットが故障して障害が発生し、当該電源ユニットから異常を示す信号を受信した場合、障害の発生していない電源ユニットを起動して切り替える。また、放電用整流素子204は、電源ユニットの切り替えの際に、供給路203の電圧の低下にともなって導通し、二次電池から供給路に電力を供給させる。
これにより、主電源である電源ユニットから予備電源である電源ユニットに切り替える際の瞬断を防ぐとともに切り替えの際に二次電池から負荷に対して十分な電圧の供給を継続して行うことが可能となる。
図7は、本発明の電源システムの最小構成を示す概略ブロック図である。同図において、電源システム300は、負荷310と、電源ユニット321、322と、二次電池330と、電源切替部340と、接続点351と、供給路352と、放電用整流素子360とを備える。供給路352は、一端において、接続点351を介して電源ユニット321、322に接続されており、他端において負荷310に接続されている。また、放電用整流素子360は、二次電池330に接続されている。
かかる構成において、電源切替部340は、主電源である電源ユニット321が故障して障害が発生し、当該電源ユニット321から異常を示す信号を受信した場合、障害の発生していない電源ユニット322を起動して切り替える。また、放電用整流素子360は、電源ユニット321と322との切り替えの際に、供給路352の電圧の低下にともなって導通し、二次電池330から供給路に電力を供給させる。
これにより、主電源である電源ユニット321から予備電源である電源ユニット322に切り替える際の瞬断を防ぐとともに切り替えの際に二次電池330から負荷310に対して十分な電圧の供給を継続して行うことが可能となる。
なお、上述した実施形態における電源切替装置100、200をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1、300 電源システム
11、12、321、322 電源ユニット
15、202、351 接続点
16、203、352 供給路
17 入力端子
21、22、23、24 整流素子
31、32、33、34 スイッチ
41、42、330 二次電池
51 電子機器
52 BMC
53 I2Cレジスタ
53−1、53−2、53−3、53−4 レジスタ
54 CPLD
55 制御論理回路
56 CLK
57−1、57−2 インバータ
58−1、58−2 インバータ
61、61−1、61−2 PowerGood信号
62、62−1、62−2 制御信号
90、201、340 電源切替部
100、200 電源切替装置
204、360 放電用整流素子
310 負荷

Claims (9)

  1. 異常が発生した場合に異常を示す信号を出力する電源ユニットから前記異常を示す信号を受信した場合に、障害の発生していない電源ユニットを起動して切り替えを行う電源切替部と、
    前記電源ユニットの各々を接続する接続点と、
    一端で前記接続点に、他端で負荷に接続され、前記電源ユニットからの電力を前記負荷に供給する供給路と、
    二次電池に接続され、前記電源ユニットの切り替えの際に、前記供給路の電圧の低下にともなって導通し、前記二次電池から前記供給路に電力を供給させる放電用整流素子と、
    を備える電源切替装置。
  2. 前記放電用整流素子は、
    前記障害の発生してない電源ユニットが供給する電力による前記供給路の電圧の増加にともなって遮断し、前記二次電池から前記供給路への電力の供給を停止させる
    請求項1に記載の電源切替装置。
  3. 前記電源切替部は、
    前記電源ユニットが出力する前記異常を示す信号を用いて、前記障害の発生していない電源ユニットを起動する
    請求項1又は請求項2に記載の電源切替装置。
  4. 前記二次電池は、少なくとも2つ以上存在し、
    前記放電用整流素子は、前記二次電池ごとに備えられ、
    前記二次電池に前記放電用整流素子とは別経路で接続され、前記二次電池の電圧が前記供給路の電圧より低下した際に導通して、充電する電力を前記供給路から前記二次電池に対して供給する、前記二次電池ごとに備えられる複数の充電用整流素子と、
    を備える請求項1から3のいずれか一項に記載の電源切替装置。
  5. 各々の前記二次電池と、各々の前記放電用整流素子とに接続される複数の放電用スイッチと、
    各々の前記二次電池と、各々の前記充電用整流素子とに接続される複数の充電用スイッチとを備え、
    前記電源切替部は、
    前記複数の二次電池の一部が充電が可能な状態の場合に、残りの前記二次電池が放電が可能な状態となるように、前記充電が可能な状態と前記放電が可能な状態とを切り替える信号を前記放電用スイッチと前記充電用スイッチとに出力する
    請求項4に記載の電源切替装置。
  6. 前記電源切替部は、
    前記二次電池が前記供給路への放電を開始してから、前記負荷に対して十分な電力を供給できなくなるまでの時間以下の長さである一定時間ごとに切替信号を出力して前記充電が可能な状態と前記放電が可能な状態とを切り替える
    請求項5に記載の電源切替装置。
  7. 電力を消費する負荷と、
    異常が発生した場合に異常を示す信号を出力する複数の電源ユニットと、
    二次電池と、
    前記電源ユニットから前記異常を示す信号を受信した場合に、障害の発生していない前記電源ユニットを起動して切り替えを行う電源切替部と、
    前記電源ユニットの各々を接続する接続点と、
    一端で前記接続点に、他端で負荷に接続され、前記電源ユニットからの電力を前記負荷に供給する供給路と、
    前記二次電池に接続され、前記電源ユニットの切り替えの際に、前記供給路の電圧の低下にともなって導通し、前記二次電池から前記供給路に電力を供給させる放電用整流素子と、
    を備える電源システム。
  8. 電源切替部と、複数の電源ユニットの各々を接続する接続点と、一端で前記接続点に接続され、他端で負荷に接続され、前記電源ユニットからの電力を前記負荷に供給する供給路と、二次電池と前記供給路とに接続される放電用整流素子とを備える電源切替装置によって行われる電源切替方法であって、
    前記供給路を通じて前記電源ユニットから前記負荷に電力の供給が行われている間に、
    前記電源切替部が、前記電源ユニットから異常が発生した場合に異常を示す信号を受信した場合、障害の発生していない前記電源ユニットを起動して切り替えを行い、
    前記放電用整流素子が、前記電源ユニットの切り替えの際の前記供給路の電圧の低下にともなって導通し、前記二次電池から前記供給路に電力を供給させる
    電源切替方法。
  9. 電源切替部と、複数の電源ユニットの各々を接続する接続点と、一端で前記接続点に接続され、他端で負荷に接続され、前記電源ユニットからの電力を前記負荷に供給する供給路と、二次電池と前記供給路とに接続される放電用整流素子とを備える電源切替装置を制御するコンピュータに、
    前記供給路を通じて前記電源ユニットから前記負荷に電力の供給が行われている間に、前記電源ユニットから異常が発生した場合に異常を示す信号を受信した場合、障害の発生していない前記電源ユニットを起動して切り替えを行い、前記電源ユニットの切り替えの際の前記供給路の電圧の低下にともなって前記放電用整流素子を導通させて前記二次電池から前記供給路に電力を供給させる手順
    を実行させるための電源切替プログラム。
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