JP2016181138A - ビル設備機器用遠隔監視システム - Google Patents
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Abstract
【課題】設備機器の異常情報を自社の監視サーバから他社の監視センタヘ送信不可となったことを、自社の管制センタヘ知らしめるビル設備機器用遠隔監視システムを提供する。【解決手段】ビル1に設置される設備機器2、3の異常情報を発報する端末装置4、全国区域の大規模な自社管制センタ8、地方区域の小規模な他社監視センタ9〜9n、監視サーバ6が遠隔的にインターネット5で接続され、監視サーバ6では、端末装置4から異常情報を受信すると発報リスト格納エリア7eへ発報Jストを作成し、他社監視センタ9〜9nからのアクセスにて当該異常情報を配信し、他社監視センタ状況判断手段13bが他社監視センタ9〜9nから所定時間のアクセスが所定回数無いと検出すると、自社管制センタ8へ当該他社監視センタのアクセス異常を通報する。【選択図】 図1
Description
本発明は、建物に設置されてビル設備機器の異常検出時に異常情報を発報する端末装置、全国区域に配置した出動拠点へ対応を指示する大規模な会社を示す自社管制センタ、地方区域で監視業務を行う小規模な会社を示す他社監視センタ、及び自社所有の監視サーバを遠隔的に通信回線で接続して構成されるビル設備機器用遠隔監視システムに関する。
近年、全国的に普及しているパーソナルコンピュータ及びインターネットを利用してビル設備機器の遠隔監視を行うための遠隔監視システムを適用した会社が増大している。こうした遠隔監視を行う会社には、全国区域に出動拠点を配置し、自身の管制センタから出動拠点へ対応を指示する大規模な会社(以下、自社と呼ぶ)や、市町村レベルに限った地方区域のビル設備機器の監視業務を行う個人経営等の小規模な会社(以下、他社と呼ぶ)等がある。
このようなビル設備機器の遠隔監視や遠隔管理を行うためのシステムに関連する周知技術として、他社において、ビル設備機器の異常情報を受信する監視サーバとして自社が所有する監視サーバを借用し、他社のビル設備機器に対する異常情報が自社の監視サーバヘ送信されると自社の監視サーバから他社の監視センタヘ該当する異常情報を通報する技術を提供した「遠隔監視システム」(特許文献1参照)や、他社において、休日(例えば土曜、日曜、祭日等)や夜間(例えば18:00〜8:00)には自社ヘビル設備機器の異常復旧作業を含む監視業務の代行を依頼することがあり、他社の監視対象となるビル設備機器からの異常情報に対し、自社の監視サーバの受信日が休日や夜間であれば自社の監視サーバから自社の管制センタヘ該当する異常情報を通報する技術を提供した「ビル群遠隔管理装置」(特許文献2参照)が挙げられる。
上述した特許文献1や特許文献2記載の技術では、自社の監視サーバから自社の管制センタ、或いは他社の監視センタヘ異常情報を通信するため、自社の監視サーバが自社の管制センタや他社の監視センタとの通信経路を確立する必要があることにより、自社の監視サーバの異常情報の送信時における処理負担が大となってしまうという問題がある。
また、例えば他社の監視センタに機器異常や機器交換及びシステムのバージョンアップ作業等が発生すると、自社の監視サーバは送信失敗して所定時間後に再送信が必要となるため、他社の監視センタへの異常情報の送信が遅れてしまうという問題もあり、特に特許文献2の場合では休日や夜間における異常通報を他社の監視センタから自社の管制センタヘの切り替えが生じることにより、他社の監視センタが増設された環境下では他社の監視センタに対する異常情報の送信が顕著に遅延されてしまうことになる。
本発明の目的は、設備機器の異常情報を自社の監視サーバから他社の監視センタへ送信不可となったことを、自社の管制センタへ知らしめるビル設備機器用遠隔監視システムを提供することにある。
上記技術的課題を解決するため本発明は、複数の建物にそれぞれ設置されて監視対象のビル設備機器の異常が検出されると異常情報を発報する複数の端末装置と、前記複数の端末装置からの前記異常情報を記憶するデータベースを有すると共に、当該異常情報の提供先を平日昼間は地方区域で監視業務を行う小規模な会社を示す複数の他社監視センタとし、平日夜間及び休日は全国区域に配置した出動拠点へ対応を指示する大規模な会社を示す1つ以上の自社管制センタとするスケジュール管理機能を備えた自社所有の監視サーバと、を備え、当該複数の端末装置、当該自社管制センタ、当該他社監視センタ、及び当該監視サーバを遠隔的に通信回線で接続して構成されるビル設備機器用遠隔監視システムにおいて、前記自社管制センタ及び前記他社監視センタは、所定の時間間隔で予め定められた順序で前記通信回線を介して前記監視サーバヘアクセスを行う通信手段を備え、前記監視サーバは、前記通信回線を介して前記複数の端末装置からの前記異常情報を受信すると、前記スケジュール管理機能によるスケジュール及び受信日時に基づいて当該異常情報の提供先を含む所定の情報で構成される発報リストを作成する発報リスト作成手段と、前記データベース内に割り当てられて前記発報リスト作成手段により作成された前記発報リストを格納する発報リスト格納エリアと、前記アクセスのアクセス元を検出するアクセス検出手段と、前記発報リスト格納エリアから前記アクセス元が監視する前記発報リストを抽出して当該アクセス元へ配信する発報リスト配信手段と、前記複数の他社監視センタ毎にアクセスの有無を管理する他社監視センタアクセス状況格納エリアと、この他社監視センタアクセス状況格納エリアを参照するとともに、所定時間に所定回数以上アクセスがなかった他社監視センタを抽出し、当該他社監視センタのアクセス異常を前記自社管制センタへ通報する他社監視センタ状況判断手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、他社監視センタから自社の監視サーバヘのアクセス状況を他社監視センタ毎に管理するとともに所定時間に所定回数以上アクセスが無い他社監視センタを抽出して自社管制センタヘ通報するようにしたので、自社管制センタから他社監視センタに対する監視業務の支援や、監視システムの不具合支援が迅速に行える。
以下に、本発明のビル設備機器用遠隔監視システムについて、実施例を挙げ、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例に係るビル設備機器用遠隔監視システムの全体的構成を示した概略図である。
図1を参照すれば、本実施形態に係るビル設備機器用遠隔監視システムは、複数の建物(以下、ビルとする)1〜1nにそれぞれ設置されて監視対象のビル設備機器である受水槽設備2、受電設備3の異常が検出されると異常情報を発報する複数の端末装置4と、各端末装置4からの異常情報を記憶するデータベース7を有すると共に、異常情報の提供先を平日昼間は地方区域で監視業務を行う小規模な会社を示す複数の他社監視センタ9〜9nとし、平日夜間及び休日は全国区域に配置した図示しない出動拠点へ対応を指示する大規模な会社を示す自社管制センタ8とするスケジュール管理機能を備えた監視サーバ6と、を備え、これらの各端末装置4、自社管制センタ8、他社監視センタ9〜9n、及び監視サーバ6が遠隔的に通信回線であるインターネット5で接続されて構成されている。
このうち、ビル1〜1nでは、受水槽設備2及び受電設備3に接続された端末装置4に対し、受水槽設備2が減水や満水等の水位異常を検出すると減水信号や満水信号の異常信号を出力し、減水や満水から正常水位に戻ると復旧信号を出力する他、受電設備3が停電を検出すると停電信号の異常信号を出力し、停電が復旧すると復電信号を出力し、これらの各種信号が送信された端末装置4ではインターネット5を介して異常信号の異常情報(異常内容)を含む発報情報を監視サーバ6へ出力する。監視サーバ6では、後文で詳述するように受信した発報情報をデータベース7に格納するが、例えば発報情報がビル1の受水槽設備2からの減水信号である場合、インターネット5を介して監視サーバ6に対して所定の周期でアクセスする通信手段を備えた自社管制センタ8又は他社監視センタ9〜9nへ配信することにより、ビル1で発生した受水槽設備2の減水発生に対する対応を自社管制センタ8又は他社監視センタ9〜9nから最寄の出動拠点へ指令する。
自社管制センタ8は、インターネット5に接続されて情報の送受信を行う通信装置8Aと、通信装置8Aと接続されて内部の各機器の制御を行う制御装置8Bと、制御装置8Bと接続されて監視サーバ6から配信されるビル設備機器の異常情報を含む発報情報を記憶する記憶装置8Cと、制御装置8Bと接続されて記憶装置8Cに記憶された異常情報を含む発報情報を付設される表示画面に表示すると共に、図示しない管制員が付設される操作部により操作入力した対応情報を制御装置8Bへ出力する複数台の監視卓8D1〜8Dnと、を有して構成されている。ここで、後述する自社管制センタ8のIP(インターネットプロトコル)アドレスは、通信手段である通信装置8Aに付与され、監視サーバ6へのアクセス周期(例えば5分毎)は記憶装置8Cに書き換え自在に格納され、制御装置8Bにより通信装置8Aへ指令する。因みに、自社管制センタ8は、ビル1のオーナとの契約によりビル設備機器の監視業務を実施する場所であり、自社が所有する監視サーバ6から配信される例えば受水槽設備2の異常信号の対応をビル設備機器の修理及び保守を実施する出動拠点へ指令するものである。
他社監視センタ9〜9nは、インターネット5に接続可能な少なくとも1台のパーソナルコンピュータ(PC)9Aを有し、パーソナルコンピュータ9Aでは監視サーバ6から配信されるビル設備機器の異常情報を含む発報情報を表示部9A1こ表示し、図示しない監視員により入力部9A2で操作入力された対応情報が内蔵する記憶部(図示しない)に記憶される。ここで、他社監視センタ9〜9nから監視サーバ6へのアクセスを行う通信手段は、パーソナルコンピュータ9Aの図示しない通信装置によって行われる。因みに、他社監視センタ9〜9nは、ビル1〜1nのオーナと他社との契約によるビル設備機器の監視業務を実施し、ビル設備機器の異常情報を含む発報情報がビル1〜1nに配置される端末装置4から直接送信されるものでなく、自社と他社との契約により自社が所有する監視サーバ6を介して他社監視センタ9〜9nに配信されるように構成されている。他社監視センタ9〜9nは自社が所有する監視サーバ6を利用して行うビル設備機器の監視業務に関して、休日(例えば土曜、日曜、祭日等)や夜間(例えば17:00〜8:00)における監視業務を自社管制センタ8へ委託することも可能であり、月日や曜日及び時間によって配信先を他社監視センタ9〜9nから自社管制センタ8へ変更する機能を監視サーバ6へ持たせることで代行を実施することができる。即ち、他社監視センタ9〜9nが行う監視業務を休日や夜間に自社管制センタ8が代行するものである。
更に、ビル1〜1nに配置される端末装置4は、ビル設備機器の異常情報を含む例えば「YYYYMMDDhhmm00AA」なる発報情報を監視サーバ6へ送信を行い、この発報情報には予め付与されると共に、端末装置4を特定するIPアドレス等の情報も付加して送信される。因みにここでの発報情報の「YYYYMMDD」はビル設備機器の異常発生した年月日を示し、「hhmm」は異常発生を検出した時刻を示し、「00」は信号種別(例えば「00」であれば異常発生、「0l」であれば正常復帰)を示し、「AA」は設備コード(例えば「AA」であれば受水槽設備2、「AB」であれば受電設備3)を示すものである。
監視サーバ6は、インターネット5との通信接続を行う通信装置1Oと、通信装置10と接続されて内部の機器を所定のプログラムに従って制御する制御装置11と、制御装置11と接続されて発報情報を格納するデータベース7と、を備えて構成される。制御装置11は、他社監視センタ9〜9nからのアクセスを管理するアクセス先検出手段11aと、端末装置4から送信される異常信号を含む発報情報の各種信号に関する処理を行う受信制御部12と、自社管制センタ8及び他社監視センタ9〜9nのアクセスを検出すると、受信制御部12が処理した異常信号を含む発報情報を自社管制センタ8及び他社監視センタ9〜9nへ配信する送信制御部13と、を有している。
また、アクセス先検出手段11aは、自社管制センタ8及び他社監視センタ9〜9nのアクセスのアクセス元を検出し、送信制御部13に対して発報情報の配信依頼をするとともに、他社監視センタ9〜9nのアクセス有無の実態に対するアクセス状況を、データベース7内の後述する他社監視センタアクセス状況格納エリア7fにデータを格納する機能を有する。
更に、受信制御部12は、端末装置4からの発報情報に基づいてデータベース7からビル名称を抽出するビル名称抽出手段12aと、端末装置4からの発報情報に基づいて設備名称を抽出する設備名称抽出手段12bと、端末装置4からの発報情報に基づいて異常発生或いは復旧の発生時刻を抽出する発生時刻抽出手段12cと、端末装置4からの発報情報に基づいて受信時刻を取得する受信時刻取得手段12dと、端末装置4からの発報情報に基づいて発報種別を抽出する発報種別抽出手段12eと、端末装置4からの発報情報に対して対応先コードを付与する対応先コード付与手段12fと、端末装置4からの発報情報に基づいて発報履歴を格納する発報履歴格納手段12gと、を有する。
また、送信制御部13は、受信制御部12に対してアクセス元が監視業務を行うビル設備機器の異常情報を含む発報情報(各種信号)の抽出指令を行い、アクセス元ヘビル設備機器の異常情報を含む発報情報(各種信号)の配信を送信制御部13へ依頼する発報リスト抽出指令手段13aと、他社監視センタ9〜9n毎に行われる例えば5分間隔のアクセスが一定時間である例えば3時間に10回以上なかったことを検出すると、自社管制センタ8ヘメッセージを送信する他社監視センタ状況判断手段13bと、を有する。
データベース7におけるIPアドレス格納エリア7aには、端末装置4に付与したIPアドレスに関連付けられたビル名称と、このビル名称のビル1〜1nのビル設備機器の異常を監視する自社管制センタ8及び他社監視センタ9〜9nを特定するセンタ識別コード(例えば自社管制センタ8を「0201」、他社監視センタ9を「0102」、他社監視センタ9nを「0204」とする場合を例示できる)と、を関連付けたデータが格納されている。また、他社監視センタ9〜9nに付与されるそれぞれのIPアドレスに関連付けられた他社センタ名称も格納されている。また、上述の関連付けたデータには、ビル1〜1nのビル設備機器の監視契約に対し、自社が締結したか、他社が締結したかを識別可能なように図示しない契約コードが付与されているものとする。
データベース7におけるスケジュールテーブル7bには、そのデータを例示した図2の模式図を参照すれば、他社監視センタ9〜9n毎に監視業務の実施に関して、自社管制センタ8で行うか、或いは他社監視センタ9〜9nで行うかを時間帯7b1毎に監視区分7b2を指定して設定できるように構成されており、スケジュール管理機能が持だされている。例えば監視区分7b2の他社監視センタ9において、時間帯7b1の8:00〜18:59では、センタ識別コードが「0201」である他社監視センタ9が監視業務を行い、時間帯7b1の19:00〜7:59ではセンタ識別コードが「0102」である自社管制センタ8が監視業務を行うように設定されている。また、データベース7における設備コード格納エリア7cには、受水槽設備2及び受電設備3の名称を特定するため、「AA」や「AB」等の設備コードに対応する設備機器名が格納されている。更に、データベース7における発報種別格納エリア7dには、発報情報の異常情報に係る種別を区別するための異常発生を示す「00」や、正常復帰を示す「01」といったコードが格納されている。加えて、データベース7における発報リスト格納エリア7eには、先の制御装置11及び受信制御部12と共に、ビル名称抽出手段12a、設備名称抽出手段12b、発生時刻抽出手段12c、受信時刻取得手段12d、発報種別抽出手段12e、対応先コード付与手段12f、及び発報履歴格納手段12gとが協働して機能する発報リスト作成手段により、データベース7におけるスケジュールテーブル7bのスケジュール管理機能及び受信日時に基づいて作成した異常情報の提供先を含む所定の情報で構成される発報リストが格納されている。
図3は、データベース7内の発報リスト格納エリア7eに格納されるデータ(発報リスト)を例示した模式図である。図3を参照すれば、発報リスト格納エリア7eにおけるビル名7e1は、ビル名称抽出手段12aが端末装置4から受信した発報清報(各種信号)のIPアドレス情報を参照し、データベース7内のIPアドレス格納エリア7a内に予め登録されているIPアドレスに関連付けられたビル名称を抽出し、発報リスト格納エリア7eに格納したもので、具体的にはビルA、…、ビルNを例示できる。
発報リスト格納エリア7eにおける設備名7e2は、設備名称抽出手段12bが端末装置4から受信した発報情報(各種信号)の設備コードを抽出し、データベース7内の設備コード格納エリア7cに予め登録されている設備コードに合致する設備名称を発報リスト格納エリア7eに格納したもので、具体的には受水槽設備2や受電設備3を例示できる。
発報リスト格納エリア7eにおける発生時刻7e3は、発生時刻抽出手段12cが端末装置4から受信した発報情報(各種信号)のビル設備機器の異常発生時刻を抽出し、発報リスト格納エリア7eに格納したもので、具体的には19:00、19:05、9:05、…、20:05を例示できる。尚、異常発生時刻は異常発生或いは復旧となった日時とみなして良いものである。
発報リスト格納エリア7eにおける受信時刻7e4は、受信時刻取得手段12dが端末装置4から受信した発報情報(各種信号)を制御装置11で受信したシステム時刻を発報リスト格納エリア7eに格納したもので、具体的には19:03、19:05、9:05、…、20:06を例示できる。尚、受信時刻は監視サーバ6が異常発生或いは復旧の情報を受信した受信日時とみなして良いものである。
発報リスト格納エリア7eにおける発報種別7e5は、発報種別抽出手段12eが端末装置4から受信した発報情報(各種信号)の発報種別を抽出し、発報リスト格納エリア7eに格納したもので、具体的には異常、復旧を例示できる。
発報リスト格納エリア7eにおける対応先コード7e6は、対応先コード付与手段12fがデータベース7に格納されているスケジュールテーブル7に予め登録されている時間帯7b1と監視区分7b2とを参照し、他社監視センタ9〜9nが監視業務を行うビル設備機器に対する発報情報(各種信号)に対して、監視サーバ6の受信時刻が時間帯7b1の19:00〜19:59であれば、センタ識別コードである「0102」を発報リスト格納エリア7eに格納し、監視サーバ6の受信時刻が時間帯7b1の9:00〜9:59であれば、センタ識別コードである「0201」を発報リスト格納エリア7eに格納するものである。尚、ここではビルNを示す対応先コードとして「0204」を例示している。
発報リストにおける配信履歴7e7は、発報履歴格納手段12gが受信制御部12により発報情報(各種信号)に対して処理を行う際、未送信を示す「00」を格納し、送信制御部13により自社管制センタ8又は他社監視センタ9〜9nへ発報リスト格納エリア7e内の情報を配信すると未送信を示す「00」に代えて送信を示す「01」を格納するものである。
データベース7における他社監視センタアクセス状況格納エリア7fには、そのデータを例示した図4の模式図を参照すれば、他社監視センタ名7f1にはデータベース7内のIPアドレス格納エリア7a内に予め登録されているIPアドレスに関連付けられた他社監視センタ名を他社監視センタアクセス状況格納エリア7fに格納したもので、具体的には他社監視センタ9、…、他社監視センタ9nを例示できる。
他社監視センタアクセス状況格納エリア7fには、後述するアクセス先検出手段11aで検出された他社監視センタ9〜9nのアクセス元から送信されるIPアドレスに基づいて、データベース7内のIPアドレス格納エリア7aを検索してアクセス元の特定を行い、具体的には他社監視センタ9と予め登録されている他社監視センタネ7f1、具体的には他社監視センタ9が合致する場合、1回目のアクセスがあったものと判断し、1回7f2に「1」を格納する。ここでは、1回目のアクセスと表現したが、例えば8:00などの時間であってもよい。
また、同様にして他社監視センタ9からの2回目のアクセスがあったと判断した場合、2回7f3に「1」を格納する。ここでは、1回目のアクセスと2回目のアクセスの間隔は5分間とする。また、同様にして3回目、4回目のアクセスに対しては、3回7f4、4回7f5にそれぞれ「1」を格納し、36回目のアクセスがあった場合にも36回7f6に「1」を格納する。(にこで、アクセスが5分間隔であるため、36回目が3時間となる)。
一方、他社監視センタ9nに示すように、アクセスがあるべきときにアクセスがなかった場合、1回7f2を「空白」とし、2回目もアクセスがなかった場合、2回7f3を「空白」とし、3回目、4回目にアクセスがあった場合には、3回7f4と4回7f5にそれぞれ「1」を格納する。
また、アクセス先検出手段11aは、自社管制センタ8に設置された通信装置8A又は他社監視センタ9〜9nのパーソナルコンピュータ9Aから通信部10へのアクセスを検出した制御装置11により起動され、制御装置11が検出したアクセスに対し、自社管制センタ8に設置された通信装置8A又は他社監視センタ9〜9nのアクセス元から送信されるIPアドレスに基づいて、データベース7内のIPアドレス格納エリア7aを参照してアクセス元の特定を行い、データベース7内の他社監視センタアクセス状況格納エリア7fの所定の場所に「1」を格納する。
また、送信制御部13は発報リスト抽出指令手段13aを起動し、発報リスト抽出指令手段13aは、アクセス先検出手段11aからの信号を入力すると、受信制御部12に対してアクセス元が監視業務を行うビル設備機器の異常情報を含む発報情報(各種信号)の抽出指令を出力すると共に、アクセス先検出手段11aが検出したアクセス元ヘビル設備機器の異常情報を含む発報情報(各種信号)の配信を送信制御部13へ依頼する。そこで、発報リスト作成手段の処理機能が構築された監視サーバ6では、制御装置11及び送信制御部13と共に、アクセス先検出手段11a及び発報リスト抽出指令手段13aが協働して機能する発報リスト配信手段により、データベース7の発報リスト格納エリア7eからアクセス元が監視する発報リストを抽出してアクセス元へ配信する。
また、送信制御部13は他社監視センタ状況判断手段13bを起動し、他社監視センタ状況判断手段13bは、例えば他社監視センタ9nからのアクセスがあると、データベース7内の他社監視センタアクセス状況格納エリア7fを参照し、格納されている他社監視センタ9nのアクセス状況を確認し(アクセスすべきときにアクセスがあった揚合に「1」を格納、アクセスすべきときにアクセスがなかった場合に「空白」とする)、所定時間である例えば3時間(5分間隔のアクセスに対し、アクセス回数が36回の3時間)にアクセスがなかった回数が例えば10回以上の場合、例えば「他社監視センタ9nからのアクセスが減少しています。他社監視センタ9nへ電話連絡して確認ください。」なるメッセージを、自社管制センタ8へ送信する。
図5は、実施例に係るビル設備機器用遠隔監視システムの各部における動作処理の手順を示したフローチャートである。
図5を参照すれば、ここではまずビル1〜1nの端末装置4が例えば受水槽設備2で発生した減水発生に関する異常信号を2014年10月1日9:05に設備異常検出(ステップSA1)したとすると、続いて異常信号を合む発報情報として「20141001090500AA」をインターネット5を経由して監視サーバ6へ送信する設備異常送信(ステップSA2)を行った後、端末装置4は動作終了となる。
そこで、監視サーバ6では、通信装置10を介して制御装置11が発報情報の「20141001090500AA」を受信する設備異常受信(ステップSB1)が行われた後、受信制御部12を経由してビル名称抽出手段12aを起動し、これによりビル名称抽出手段12aが発報情報に付与されている略記するIPアドレスからデータベース7内のIPアドレス格納エリア7aを参照し、IPアドレスが合致するビル名称を抽出すると共に、そのビル名称として例えば「ビルA」をデータベース7内の発報リスト格納エリア7eのビル名7e1へ格納するようにして、発報情報からビル名を抽出・格納(ステップSB2)する処理を行う。
次に、制御装置11は受信制御部12を経由して設備名称抽出手段12bを起動し、これにより設備名称抽出手段12bが発報情報の「20141001090500AA」に含まれる設備機器コード「AA」を抽出すると共に、データベース7内の設備コード格納エリア7cから設備機器コード「AA」に合致する設備機器名称である「受水槽設備」を検索し、データベース7内の発報リスト格納エリア7eの設備名7e2へ格納するようにして、設備コードを抽出・格納(ステップSB3)する処理を行う。
更に、制御装置11は受信制御部12を経由して発生時刻抽出手段12cを起動し、これにより発生時刻抽出手段12cが発報情報の「20141001090500AA」に含まれる発生日「20141001」及び発生時刻「0905」を抽出すると共に、データベース7内の発報リスト格納エリア7eの発生時刻7e3(発生日は略記している)へ格納するようにして、発生時刻を抽出・格納(ステップSB4)する処理を行う。
引き続き、制御装置11は受信制御部12を経由して受信時刻取得手段12dを起動し、これにより受信時刻取得手段12dが監視サーバ6の通信装置10が該当する発報情報を受信した時刻が9時5分であれば、発報リスト格納エリア7eの受信時刻7e4へ「9:05」を格納するようにして、受信時刻を抽出・格納(ステップSB5)する処理を行う。
また、制御装置11は受信制御部12を経由して発報種別抽出手段12eを起動し、これにより発報種別抽出手段12eが発報情報の「20141001090500AA」に含まれる発報種別コード「00」を抽出すると共に、データベース7内の発報種別格納エリア7dを参照し、発報種別コード「00」に合致する発報種別である「異常」を発報リスト格納エリア7eの発報種別7e5へ格納するようにして、発報の種別を抽出・格納(ステップSB6)する処理を行う。
更に、制御装置11は受信制御部12を経由して対応先コード付与手段12fを起動し、これにより対応先コード付与手段12fが先の発報情報からビル名を抽出・格納(ステップSB2)する処理で抽出したビル名及びそのビル名の建物に設置されるビル設備機器の異常監視を実施する自社管制センタ8又は他社監視センタ9〜9n(ここではビルAの監視を他社監視センタ9で行うものとする)に基づいて、データベース7内のスケジュールテーブル7bの監視区分7b2の他社監視センタ9、及び先の受信時刻を抽出・格納(ステップSB5)する処理で取得した受信時刻である9:05が含まれる時間帯7b1より、該当する対応先コード「0201」を抽出し、発報リスト格納エリア7eの対応先コード7e6へ格納するようにして、スケジュールを参照し、対応先コードを格納(ステップSB7)する処理を行う。因みに、受信時刻を抽出・格納(ステップSB5)する処理で取得した時刻が19:05であれば、発報リスト格納エリア7eの対応先コード7e6には自社管制センタ8を示す対応先コード「0102」が格納される。
引き続き、制御装置11は受信制御部12を経由して発報履歴格納手段12gを起動し、これにより発報履歴格納手段12gが監視サーバ6から自社管制センタ8又は他社監視センタ9〜9nへの未配信を示す「00」を発報リスト格納エリア7eの配信履歴7e7へ格納するようにして、未配信を示す「00」を格納(ステップSB8)する処理を行うようにした後、受信制御部12は送信制御部13からの信号受信待ち状態となる。
一方、制御装置11は、アクセスの有無を判定し(ステップSC1)、アクセスが無ければこの判定(ステップSC1)の前に戻って判定継続するが、アクセスが有ればアクセス先検出手段11aを起動し、アクセス先検出手段11aは、自社管制センタ8又は他社監視センタ9〜9n及びその他からのアクセスかを検出するとともに(ステップSC2)、アクセス元が他社監視センタ9〜9nか否かを判断し(ステップSC3)、他社監視センタ9〜9nの場合、データベース7の他社監視センタアクセス状況格納エリア7fに「1」を格納する(ステップSC4)。
次に、アクセス先検出手段11aは他社監視センタ9〜9nが監視対象とするビル設備機器の発報リストを抽出する旨の信号を発報リスト抽出指令手段13aに対して出力し、発報リスト抽出指令手段13aではアクセス先検出手段11aからの信号を入力すると、他社監視センタ9〜9nの監視対応となるビル設備機器に対する発報情報である発報リストの要求信号を受信制御部12に対して送信することにより、データを要求(ステップSC5)する処理を行い、ステップSC3で、アクセス元が他社監視センタ9〜9nでなく自社管制センク8であれば、アクセス先検出手段11aは自社管制センタ8が監視対象とするビル設備機器の発報リストを抽出する旨の信号を発報リスト抽出指令手段13aに対して出力し、発報リスト抽出指令手段13aではアクセス先検出手段11aからの信号を入力すると、自社管制センタ8の監視対応となるビル設備機器に対する発報情報である発報リストの要求信号を受信制御部12に対して送信することにより、データを要求(ステップSC6)する処理を行う。
そこで、監視サーバ6の制御装置11では、送信制御部13に係る発報リスト抽出指令手段13aからのデータ要求が受信制御部12で受信され、送信処理からのデータ要求を受信(ステップSB9)すると、対象のデータを抽出(ステップSB10)する処理を行う。具体的に云えば、受信制御部12では、発報リスト抽出指令手段13aから他社監視センタ9〜9nの監視対応となるビル設備機器に対する発報時報である発報リストの要求に対して、例えばデータベース7内の発報リスト格納エリア7eを参照し、対応先コード7e6から他社監視センタ9を示す対応先コード「0201」、配信履歴7e7から未送信を示す「00」を抽出し、他社監視センタ9に対する発報リストを作成する。この発報リストは、ビル名7e1の「ビルA」、設備名7e2の「受水槽設備」、発生時刻7e3の「9:05」、受信時刻7e4の「9:05」、発報種別7e5の[異常]、対応先コード7e6の「0201」を少なくとも含むように構成され、監視対象のビル設備機器の異常発報が無かったときの発報リストは「異常なし」となる。また、発報リスト抽出指令手段13aから自社管制セッタ8の監視対応となるビル設備機器に対する発報情報である発報リストの要求に対して、例えばデータベース7内の発報リスト格納エリア7eを参照し、対応先コード7e6から自社管制センタ8を示す対応先コード「0102」、配信履歴7e7から未送信を示す「00」を抽出し、自社管制センタ8に対する発報リストを作成する。
次に、監視サーバ6の制御装置11では、対象のデータを抽出(ステップSB10)する処理で作成した他社監視センタ9に対する発報リストや自社管制センタ8に対する発報リストを送信処理へ抽出結果を送信(ステップSB11)する処理を行う。これを受けて、送信制御部13では、他社監視センタ9に対する発報リストを受信制御部12から受信することでデータを受信(ステップSC7)する処理を行うと、先のアクセス有か否かの判定(ステップSC1)の結果でアクセス先検出手段11aがアクセス有と判定され、アクセスが継続中の他社監視センタ9に対して該当する発報リストのデータを配信する該当データを他社監視センタ9へ配信(ステップSC8)する処理を行う。ここで、他社監視センタ9では、監視サーバ6ヘアクセスした先のアクセス有か否かの判定(ステップSC1)から該当データを他社監視センタ9へ配信(ステップSC8)する処理で発報リストの配信を受けるまでアクセスを継続していることになるが、係るアクセス時間は他社監視センタ9の特定や発報リストの作成及び配信等に要する監視サーバ6の処理時間を考慮し、予め設定されれば良いものである。監視サーバ6から発報リストを配信された他社監視センタ9では、パーソナルコンピュータ9Aの表示部9A1に発報リストが表示されるため、ビル設備機器(受水槽設備2)に対する異常の復旧作業指示等を行う監視業務が監視員により実行される。また、送信制御部13では、自社管制センタ8に対する発報リストを受信制御部12から受信することでデータを受信(ステップSC9)する処理を行うと、同様にアクセスが継続中の自社管制センタ8に対して該当する発報リストのデータを配信する該当データを自社管制センタ8へ配信(ステップSC10)する処理を行う。監視サーバ6から発報リストを配信された自社管制センタ8では、通信装置8Aで受信した後、制御装置8Bにより記憶装置8Cへの格納を行うと共に、管制卓8D1〜8Dnの何れかに発報リストを表示させ、ビル設備機器(受水槽設備2)に対する異常の復旧作業指示等を行う監視業務が管制員により実行される。
更に、監視サーバ6の制御装置11では、送信制御部13により該当データを他社監視、センタ9へ配信(ステップSC8)する処理や該当データを自社管制センタ8へ配信(ステップSC10)する処理が終了すると、何れの場合も送信制御部13から受信制御部12に対して発報履歴更新指令信号を出力することで配信済通知(ステップSC11)の処理を行い、発報履歴更新指令信号を入力した受信制御部12は発報履歴格納手段12fを起動させ、発報履歴格納手段12fが配信済通知(ステップSC11)の処理で配信済みとした発報リストに対し、データベース7内の発報リスト格納エリア7eの配信履歴7e7の未送信を示す「00」へ、送信済みを示す「01」へ更新させることにより、発報履歴更新(ステップSB12)の処理を行なう。
また、ステップSC11の処理が終了すると、送信制御部13は他吐監視センタ状況判断手段13bを起動させ、他社監視センタ状況判断手段13bは、データベース7内の他社監視センタアクセス状況格納エリア7fを参照し、ステップSC1でアクセス検出した例えば他社監視センタ9nの接続回数に「空白」が10箇所以上あるか否かの判断を行い(ステップSC13)、10箇所以上であれば、例えば「他社監視センタ9nからのアクセスが減少しています。他社監視センタ9nへ電話連絡しで確認ください。」なるメッセージを、自社管制センタ8へ送信する(ステップSC14)。
次に、ステップSC14で送信されたメッセージを受信した自社管制センタ8の制御装置8Bは、メッセージを管制卓8D1送信し、管制卓8D1にメッセージを表示させ、管制卓8D1に表示されたメッセージを確認した図示しない管制員は、他社監視センタ9nに対して問い合わせを行って、パーソナルコンピュータ9Aや他社監視センタ9nの状況把握を行う。
監視サーバ6のデータベース7内の発報リスト格納エリア7eで管理される発報リストには、配信する情報に対する配信状況を示す配信履歴7e7を含む構成とすることが好ましい。尚、図5で説明した動作処理は、ビル1〜1nに設置されたビル設備機器の受水槽設備2の何れかが異常発生した場合を想定して説明したが、これに代えて受電設備3の何れか、或いは受水槽設備2及び受電設備3の双方、又は何れかが異常発生した場合にも同等な処理機能が働くものである。
本実施例によれば、ビル1〜1nに設置される端末装置4が検出したビル設備機器の異常情報を、インターネット5を介して監視サーバ6へ送信し、監視サーバ6では送信された異常情報を含む発報情報をデータベース7に発報リストとして格納し、自社管制センタ8や他社監視センタ9〜9nが所定の周期で監視サーバ6ヘアクセスを行って監視対象のビル設備機器の発報情報に対する取得要求を行うとき、監視サーバ6は、他社監視センタ9〜9n毎のアクセス状況を管理し、所定時間である3時間に所定回数である10回以上アクセスがなかった他社監視センタ9〜9nを検出すると、自社管制センタ8へ所定のメッセージを送信することで、自社管制センタ8からアクセス状況の悪い他社監視センタ9〜9nを知らしめるようにしたので、自社管制センタ8から他社監視センタ9〜9nに対する監視システムに対する不具合の支援や、監視業務の支援が迅速に行えるとともに、ビル設備機器の異常によるビル1〜1nの居住者への不便を短時間で解消できる。
尚、実施例で説明したビル設備機器用遠隔監視システムでは、ビル1〜1nに設置される端末装置4、監視サーバ6の通信装置10、自社管制センタ8の通信装置8A、他社監視センタ9〜9nのパーソナルコンピュータ9Aをインターネット5で接続した構成を説明したが、これに代えて一般電話回線等の他の通信回線を適用させることも可能である。
また、他社監視センタ状況判断手段13bに対し、3時間に10回以上アクセスのない他社監視センタ9〜9nを検出する説明を行ったが、時間と回数は任意に定めても同様なる効果がえられ、他社監視センタ9〜9n毎に時間と回数は任意に定めても良い。
また、実施例で説明したビル設備機器用遠隔監視システムでは、1台の自社管制センタ8を使用した例を説明したが、2台以上としても同等に適用可能なものである。このように、本発明のビル設備機器用遠隔監視システムは、様々な変更が可能であるため、実施例で開示した形態に限定されない。
1〜1n ビル
2 受水槽設備
3 受電設備
4 端末装置
5 インターネット
6 監視サーバ
7 データベース
7a IPアドレス格納エリア
7b スケジュールテーブル
7b1 時間帯
7b2 監視区分
7c 設備コード格納エリア
7d 発報種別格納エリア
7e 発報リスト格納エリア
7e1 ビル名
7e2 設備名
7e3 発生時刻
7e4 受信時刻
7e5 発報種別
7e6 対応先コード
7e7 配信履歴
7f 他社監視センタアクセス状況格納エリア
8 自社管制センタ
8A、10 通信装置
8B、11 制御装置
8C 記憶装置
8D1〜8Dn 監視卓
9〜9n 他社監視センタ
9A パーソナルコンピュータ(PC)
9A1 表示部
9A2 入力部
11a アクセス検出手段
12 受信制御部
12a ビル名称抽出手段
12b 設備名称抽出手段
12c 発生時刻抽出手段
12d 受信時刻取得手段
12e 発報種別抽出手段
12f 対応先コード付与手段
12g 発報履歴格納手段
13 送信制御部
13a 発報リスト抽出指令手段
13b 他社監視センタ状況判断手段
2 受水槽設備
3 受電設備
4 端末装置
5 インターネット
6 監視サーバ
7 データベース
7a IPアドレス格納エリア
7b スケジュールテーブル
7b1 時間帯
7b2 監視区分
7c 設備コード格納エリア
7d 発報種別格納エリア
7e 発報リスト格納エリア
7e1 ビル名
7e2 設備名
7e3 発生時刻
7e4 受信時刻
7e5 発報種別
7e6 対応先コード
7e7 配信履歴
7f 他社監視センタアクセス状況格納エリア
8 自社管制センタ
8A、10 通信装置
8B、11 制御装置
8C 記憶装置
8D1〜8Dn 監視卓
9〜9n 他社監視センタ
9A パーソナルコンピュータ(PC)
9A1 表示部
9A2 入力部
11a アクセス検出手段
12 受信制御部
12a ビル名称抽出手段
12b 設備名称抽出手段
12c 発生時刻抽出手段
12d 受信時刻取得手段
12e 発報種別抽出手段
12f 対応先コード付与手段
12g 発報履歴格納手段
13 送信制御部
13a 発報リスト抽出指令手段
13b 他社監視センタ状況判断手段
Claims (1)
- 複数の建物にそれぞれ設置されて監視対象のビル設備機器の異常が検出されると異常情報を発報する複数の端末装置と、前記複数の端末装置からの前記異常情報を記憶するデータベースを有すると共に、当該異常情報の提供先を平日昼間は地方区域で監視業務を行う小規模な会社を示す複数の他社監視センタとし、平日夜間及び休日は全国区域に配置した出動拠点へ対応を指示する大規模な会社を示す1つ以上の自社管制センタとするスケジュール管理機能を備えた自社所有の監視サーバと、を備え、当該複数の端末装置、当該自社管制センタ、当該他社監視センタ、及び当該監視サーバを遠隔的に通信回線で接続して構成されるビル設備機器用遠隔監視システムにおいて、
前記自社管制センタ及び前記他社監視センタは、所定の時間間隔で予め定められた順序で前記通信回線を介して前記監視サーバヘアクセスを行う通信手段を備え、
前記監視サーバは、前記通信回線を介して前記複数の端末装置からの前記異常情報を受信すると、前記スケジュール管理機能によるスケジュール及び受信日時に基づいて当該異常情報の提供先を含む所定の情報で構成される発報リストを作成する発報リスト作成手段と、
前記データベース内に割り当てられて前記発報リスト作成手段により作成された前記発報リストを格納する発報リスト格納エリアと、
前記アクセスのアクセス元を検出するアクセス検出手段と、
前記発報リスト格納エリアから前記アクセス元が監視する前記発報リストを抽出して当該アクセス元へ配信する発報リスト配信手段と、
前記複数の他社監視センタ毎にアクセスの有無を管理する他社監視センタアクセス状況格納エリアと、
この他社監視センタアクセス状況格納エリアを参照するとともに、所定時間に所定回数以上アクセスがなかった他社監視センタを抽出し、当該他社監視センタのアクセス異常を前記自社管制センタへ通報する他社監視センタ状況判断手段と、
を備えたことを特徴とするビル設備機器用遠隔監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015061153A JP2016181138A (ja) | 2015-03-24 | 2015-03-24 | ビル設備機器用遠隔監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015061153A JP2016181138A (ja) | 2015-03-24 | 2015-03-24 | ビル設備機器用遠隔監視システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016181138A true JP2016181138A (ja) | 2016-10-13 |
Family
ID=57132211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015061153A Pending JP2016181138A (ja) | 2015-03-24 | 2015-03-24 | ビル設備機器用遠隔監視システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016181138A (ja) |
-
2015
- 2015-03-24 JP JP2015061153A patent/JP2016181138A/ja active Pending
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