JP2016180445A - エネルギ吸収構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】共通のエネルギ吸収部材を使用しつつ、衝突発生時の発現荷重を所望の荷重特性に適合することができるエネルギ吸収構造体を提供する。
【解決手段】エネルギ吸収構造体は、衝突荷重の入力時に軸方向に圧壊して衝突エネルギを吸収する繊維強化樹脂製の筒状のエネルギ吸収部材と、前記エネルギ吸収部材の先端側の端部に当接し、前記衝突荷重を前記エネルギ吸収部材に伝達する押圧部材と、前記エネルギ吸収部材の後端側の端部に当接する保持部材と、前記押圧部材に設けられ、前記エネルギ吸収部材の外周側に配置されて前記エネルギ吸収部材の圧壊時に前記エネルギ吸収部材の外部への繊維材料の逃げを妨げる立上がり部と、前記エネルギ吸収部材の圧壊時に前記繊維材料の一部を前記エネルギ吸収部材の外部へ逃がす間隙部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の衝突発生時に圧壊して衝撃エネルギを吸収するエネルギ吸収部材を保持するためのエネルギ吸収構造体に関する。
車両には、衝突発生時に圧壊し、衝撃エネルギを吸収するエネルギ吸収部材が備えられている。エネルギ吸収部材の代表的な例としては、バンパビームとフロントフレームとの間に配置されるクラッシュボックスが挙げられる。従来、エネルギ吸収部材は、鉄等の金属により構成されていたが、近年、車体の軽量化のために、炭素繊維が混合された繊維強化樹脂(CFRP)により成形されたエネルギ吸収部材が実用化されている。
かかるエネルギ吸収部材は、例えば筒状の中空成形体に成形され、軸方向に沿って圧壊させることにより、安定したエネルギ吸収量を発現できることが知られている。例えば、特許文献1には、より大きなエネルギ吸収量の実現を可能にしたエネルギ吸収体が提案されている。具体的に、特許文献1には、中空成形体からなる筒状のエネルギ吸収部材の壁部が中空部の中に折り返されるように構成され、折り曲げられた壁部同士を相互に接触させて、摩擦力によってもエネルギを吸収するようにしたエネルギ吸収体が開示されている。
特開2009−287749号公報
しかしながら、狙いとされるエネルギ吸収部材の荷重特性は、衝突発生時に望まれるパフォーマンス等により、車種ごとに様々である。車種ごとに望まれる発現荷重に合わせて、それぞれエネルギ吸収部材の形状を変えることは製造上の効率が悪い。特に、車両を生産するに当たっては、使用部品を共通化することによる生産効率や歩留性、コストダウンの効果を向上させることは重要な課題となっている。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、共通のエネルギ吸収部材を使用しつつ、衝突発生時の発現荷重を所望の荷重特性に適合することが可能な、エネルギ吸収構造体を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、衝突荷重の入力時に軸方向に圧壊して衝突エネルギを吸収する繊維強化樹脂製の筒状のエネルギ吸収部材と、前記エネルギ吸収部材の先端側の端部に当接し、前記衝突荷重を前記エネルギ吸収部材に伝達する押圧部材と、前記エネルギ吸収部材の後端側の端部に当接する保持部材と、前記押圧部材に設けられ、前記エネルギ吸収部材の外周側に配置されて前記エネルギ吸収部材の圧壊時に前記エネルギ吸収部材の外部への繊維材料の逃げを妨げる立上がり部と、前記エネルギ吸収部材の圧壊時に前記繊維材料の一部を前記エネルギ吸収部材の外部へ逃がす間隙部と、を備える、エネルギ吸収構造体が提供される。
前記間隙部は、前記立上がり部の内周面と前記エネルギ吸収部材の外周面との間に設けられた隙間であってもよい。
前記間隙部は、前記立上がり部又は前記押圧部材に設けられた開口であってもよい。
前記開口は、前記押圧部材と前記立上がり部との接続部に設けられてもよい。
前記立上がり部は、前記エネルギ吸収部材の外周面に接してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、エネルギ部材の先端側の端部に当接し、衝突荷重を前記エネルギ吸収部材に伝達する押圧部材に設けられ、前記エネルギ吸収部材の外周側に配置される立上がり部により、前記エネルギ吸収部材の圧壊時に前記エネルギ吸収部材の内部に向けられる繊維材料の量と、前記エネルギ吸収部材の圧壊時に間隙部を介して前記エネルギ吸収部材の外部へ逃がされる繊維材料の量と、を調節することにより所望の荷重特性が発現されるように、前記間隙部の大きさを設定する工程を含む、エネルギ吸収構造体の製造方法が提供される。
以上説明したように本発明によれば、共通のエネルギ吸収部材を使用しつつ、衝突発生時の発現荷重を所望の荷重特性に適合することができる。
第1の実施の形態にかかるエネルギ吸収構造体を示す断面図である。 FRP材料の逃げ量と発現荷重との関係を示す説明図である。 第1の立上がり部とエネルギ吸収部材との間の間隙の面積を示す説明図である。 第1の実施の形態にかかるエネルギ吸収部材が圧壊する様子を示す説明図である。 同実施形態にかかるエネルギ吸収部材が圧壊する様子を示す説明図である。 第2の実施の形態にかかるエネルギ吸収構造体の押圧部材を示す説明図である。 同実施形態にかかるエネルギ吸収構造体の押圧部材を示す断面図である。 同実施形態にかかるエネルギ吸収部材が圧壊する様子を示す説明図である。 第3の実施の形態にかかるエネルギ吸収構造体の押圧部材を示す説明図である。 同実施形態にかかるエネルギ吸収構造体の押圧部材を示す断面図である。 同実施形態にかかるエネルギ吸収部材が圧壊する様子を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<<1.第1の実施の形態>>
<1−1.エネルギ吸収構造体の全体構成>
図1は、第1の実施の形態にかかるエネルギ吸収構造体100の一例を示す。図1は、エネルギ吸収部材としてのエネルギ吸収部材10が車両に取り付けられ、保持される様子を車両の上方側から見た断面図である。図1において、上側が車両の前方側であり、下側が車両の後方側である。以下の説明において、車両の前方側を上側といい、車両の後方側を下側という場合がある。
図1において、エネルギ吸収部材10は、上側が押圧部材20によって保持され、下側が保持部材40によって保持されている。押圧部材20は、車両の衝突時に、衝突荷重を受け得る部位の近傍に固定されている。本実施形態では、押圧部材20はバンパビーム2に接合されている。また、保持部材40は、フロントフレーム4の先端側に接合されている。したがって、エネルギ吸収部材10は、バンパビーム2とフロントフレーム4との間に配置される。
(1−1−1.エネルギ吸収部材)
エネルギ吸収部材10は、車両が、先行車両や障害物その他の対象物に衝突したときに衝突荷重を受けて圧壊し、衝突エネルギを吸収する部材である。また、エネルギ吸収部材10は、衝突荷重が大きい場合には、荷重をフロントフレーム4に適切に伝達する役割も担う。かかるエネルギ吸収部材10は、繊維強化樹脂(FRP)により形成される。本実施形態では、エネルギ吸収部材10は、熱硬化性樹脂と炭素繊維とを用いた炭素繊維強化樹脂(CFRP)により形成され、高強度、かつ、軽量化を実現可能になっている。
FRP製のエネルギ吸収部材10は、衝突時に、連続的に破壊されながら潰れることにより荷重が発現し、荷重変動の少ない安定した衝撃エネルギ吸収を実現することができる。また、FRP製のエネルギ吸収部材10は、潰れ残りが少なく、単位重量当たりの衝撃エネルギ吸収量が大きいという特性を有する。かかるFRP製のエネルギ吸収部材10は、例えば、組紐と縦紐とによって構成される組み物を用いた複合材料としてもよい。
エネルギ吸収部材10を構成する繊維強化樹脂に使用される強化繊維は、特に限定されない。例えば、炭素繊維やガラス繊維、アラミド繊維等、さらにはこれらを組み合わせた強化繊維を使用することができる。中でも、高い機械特性や強度設計の行いやすさ等の観点から、炭素繊維を含むことが好ましい。
また、エネルギ吸収部材10を構成する繊維強化樹脂のマトリックス樹脂としては、熱硬化性樹脂であってもよく、熱可塑性樹脂であってもよい。熱硬化性樹脂の場合、その主材としては、例えば、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂、フェノール樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコン樹脂などが例示され、このうちの1種類、あるいは2種類以上の混合物を使用してもよい。これらの熱硬化性樹脂をマトリックス樹脂に採用する場合、熱硬化性樹脂に適切な硬化剤や反応促進剤を添加することが可能である。
熱可塑性樹脂の場合、その主材としては、例えば、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ABS樹脂、ポリスチレン樹脂、AS樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリカーボネート樹脂、熱可塑性ポリエステル樹脂、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂、フッ素樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリエーテルケトン樹脂、ポリイミド樹脂などが例示され、このうちの1種類、あるいは2種類以上の混合物を使用してもよい。これら熱可塑性樹脂は単独でも、混合物でも、また共重合体であってもよい。混合物の場合には相溶化剤を併用してもよい。さらに、難燃剤として臭素系難燃剤、シリコン系難燃剤、赤燐などを加えてもよい。比較的大量生産することが求められる自動車用の部材には、成形のしやすさ、量産性の面から、熱可塑性樹脂を使用することが好ましい。
この場合、使用される熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリエーテルケトン、ポリエーテルスルフォン、芳香族ポリアミド等の樹脂が挙げられる。中でも可塑性マトリックス樹脂がポリアミド、ポリフェニレンスルフィド、ポリプロピレン、ポリエーテルエーテルケトン及びフェノキシ樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種であることが好ましい。
また、エネルギ吸収部材10は中空の筒形状をなし、軸方向が、車両の前後方向に沿うように配置される。エネルギ吸収部材10の上側の端部は、端部に向けて縮径するテーパ部12を有している。かかるテーパ形状を有することにより、エネルギ吸収部材10が衝突荷重を受けたときに、エネルギ吸収部材10の先端が内側空間に向けて潰れながら進展しやすくなる。かかるエネルギ吸収部材10の寸法は、車両の大きさや、得ようとする衝撃エネルギ吸収量、エネルギ吸収部材10の重量等によって適宜設計可能である。例えば、エネルギ吸収部材10の軸方向長さは130〜200mmであり、内側空間の直径は40〜60mmであり、厚さは4〜5mm程度である。
(1−1−2.押圧部材)
エネルギ吸収部材10の上側の端部は、押圧部材20に対して、接着剤等により接合される。押圧部材20は、衝突発生時に衝突荷重をエネルギ吸収部材10に伝達し、エネルギ吸収部材10を圧壊させる機能を有する。押圧部材20は、例えば、鉄等に代表される金属からなる。図1に示した押圧部材20は、バンパステーと一体化されている。
(1−1−3.第1の立上がり部)
押圧部材20は、エネルギ吸収部材10側に向かって突出する第1の立上がり部22を有する。第1の立上がり部22は、溶接等により押圧部材20に対して接合されてもよいし、プレス成形等により押圧部材20と一体成形されてもよい。かかる第1の立上がり部22は、円筒形状を有し、エネルギ吸収部材10の上側の端部の外周側に配置される。第1の立上がり部22は、エネルギ吸収部材10の圧壊の初期において、エネルギ吸収部材10の上側の端部が外側に拡がりながら潰れることを抑制する。これにより、エネルギ吸収部材10が衝突荷重を受けたときに、潰されたFRP材料(繊維材料)がエネルギ吸収部材10の内側空間に向けて進展しやすくなる。
第1の立上がり部22の高さH1は、例えば5〜20mmとすることができる。ただし、第1の立上がり部22の高さH1が低いと、エネルギ吸収部材10の外部へのFRP材料の逃げを妨げることができない場合がある。また、第1の立上がり部22の高さH1が高すぎると、エネルギ吸収部材10の圧壊時において、押圧部材20と保持部材40との間に形成される間隔が大きくなって、エネルギ吸収部材10の潰れ残り量を増加させることになる。したがって、第1の立上がり部22の高さH1は、8〜15mm程度であることが好ましい。
(1−1−4.間隙部)
本実施形態では、第1の立上がり部22の内径D1が、エネルギ吸収部材10の外径よりも大きくされており、第1の立上がり部22とエネルギ吸収部材10との間に隙間Sが設けられている。かかる隙間Sは、エネルギ吸収部材10の圧壊時に、潰されたFRP材料の一部をエネルギ吸収部材10の外部へ逃がすための間隙部30として機能する。すなわち、エネルギ吸収部材10の圧壊時において、潰されたFRP材料の一部はエネルギ吸収部材10の周方向外側に向かって移動し、そのうちの一部が第1の立上がり部22によって内側空間に向けて折り返され、その他の部分は間隙部30から外部へ逃がされる。
このとき、内側空間に向けて折り返されるFRP材料の量が多いほど、エネルギ吸収部材10の内部で互いに接したり、あるいは、絡み合ったりすることで、荷重は大きくなる。すなわち、第1の立上がり部22とエネルギ吸収部材10との間の隙間Sの大きさを調節することによって、エネルギ吸収部材10の圧壊時の発現荷重を変更することができる。したがって、エネルギ吸収構造体100を構成する際には、所望の荷重特性が発現するように隙間Sの大きさを設定し、車両等への適合を行うようにすることができる。
(1−1−5.保持部材)
エネルギ吸収部材10の下側の端部は、保持部材40により支持される。保持部材40は、例えば鉄等に代表される金属からなる。保持部材40は、衝突発生時において、エネルギ吸収部材10に対して入力される衝撃荷重を受け止め、フロントフレーム4に伝達する役割を担う。本実施形態では、保持部材40は、エネルギ吸収部材10の内側空間に対応する位置に、エネルギ吸収部材10側とは反対側に突出した凹部44を有する。かかる凹部44は、エネルギ吸収部材10の圧壊時に、潰されたFRP材料が収容される空間である。したがって、潰されたFRP材料がエネルギ吸収部材10の内部空間に収容されることによるエネルギ吸収部材10の潰れ残りの発生が抑制される。なお、凹部44の代わりに、開口部が設けられてもよい。
(1−1−6.第2の立上がり部)
保持部材40は、エネルギ吸収部材10側に向かって突出する第2の立上がり部42を有する。第2の立上がり部42は、円筒形状を有し、エネルギ吸収部材10の下側の端部の外周側に配置される。エネルギ吸収部材10の下側の端部は、その外周面が第2の立上がり部42に対して接合されている。これにより、エネルギ吸収部材10と保持部材40との接合面積が大きくなって、フロントバンパに発生する荷重モーメントにも耐えやすくなっている。
また、第2の立上がり部42が、エネルギ吸収部材10の外周側に設けられていることから、エネルギ吸収部材10が内側空間に向けて潰れながら進展したときに、潰されたFRP材料が第2の立上がり部42に引っ掛かるおそれがない。したがって、エネルギ吸収部材10の潰れ残りの発生が抑制される。また、第2の立上がり部がエネルギ吸収部材10の内側に設けられていると、エネルギ吸収部材10の圧壊時に、エネルギ吸収部材10と第2の立上がり部42の上端エッジとの接触部分でエネルギ吸収部材10が折れて、荷重の発現が不安定になるおそれがある。これに対し、第2の立上がり部42がエネルギ吸収部材10の外周側に設けられていることにより、エネルギ吸収部材10の圧壊時に発生する荷重が安定する。
第2の立上がり部42の高さH2は、例えば5〜20mmとすることができる。ただし、第2の立上がり部42の高さH2が低いと、エネルギ吸収部材10の接合強度が低下し、フロントバンパに発生するモーメントに耐えられなくなるおそれがある。また、第2の立上がり部42の高さH2が高すぎると、エネルギ吸収部材10の圧壊時に、押圧部材20と保持部材40との間に形成される間隔が大きくなって、エネルギ吸収部材10の潰れ残り量を増加させることになる。したがって、第2の立上がり部42の高さH2は、8〜15mm程度であることが好ましい。
本実施形態にかかるエネルギ吸収構造体100では、第2の立上がり部42の外径が、第1の立上がり部22の内径よりも小さい。したがって、エネルギ吸収部材10の圧壊時において、押圧部材20に設けられた第1の立上がり部22と、保持部材40に設けられた第2の立上がり部42とが干渉しない構成となっている。これにより、エネルギ吸収部材10の潰れ残りが必要以上に大きくなることが抑制される。第1の立上がり部22と第2の立上がり部42とが干渉しない状態とは、第1の立上がり部22の高さH1と、第2の立上がり部の高さH2と、押圧部材20と保持部材40との間に形成される間隙の大きさWとが以下の関係を充足する状態を意味する。
W<H1+H2
<1−2.FRP材料の逃げ量と発現荷重との関係>
以上、エネルギ吸収構造体100の構成について説明した。次に、エネルギ吸収構造体100における、第1の立上がり部22とエネルギ吸収部材10との間の間隙Sの面積と、発現荷重との関係について説明する。図2は、横軸に間隙Sの面積を示し、縦軸に発現荷重を示す。
図3は、第1の立上がり部22及びエネルギ吸収部材10を軸方向に見た図である。間隙Sの面積は、図3における、第1の立上がり部22とエネルギ吸収部材10との間の斜線領域の面積を示す。すなわち、間隙Sの面積とは、エネルギ吸収部材10の軸方向に直交する平面上における、間隙Sの面積である。間隙Sの面積は、FRP材料の逃げ量に置き換えることができる。間隙Sの面積が大きくなれば、エネルギ吸収部材10の外部へのFRP材料の逃げ量も多くなる。
図2に示したように、間隙Sの面積が大きくなるほど、すなわち、FRP材料の逃げ量が多くなるほど、エネルギ吸収部材10の内部空間に折り返されるFRP材料は減少するため、発現荷重は低下する。したがって、図3に示す第1の立上がり部22の内径D1を調節することによって、所望の発現荷重を実現できることが分かる。本実施形態にかかるエネルギ吸収構造体100によるエネルギ吸収構造体を製造する際には、例えば車種ごとに第1の立上がり部22の内径D1を設定することによって、共通のエネルギ吸収部材10を用いて、所望の発現荷重のエネルギ吸収構造体を製造することができる。
図4及び図5は、第1の立上がり部22の内径D1が異なる二つのエネルギ吸収構造体100において、エネルギ吸収部材10が圧壊する状態を示す。図4に示した第1の立上がり部22の内径D1−1は、図5に示した第1の立上がり部22の内径D1−2よりも小さい。したがって、エネルギ吸収部材10が圧壊する過程でエネルギ吸収部材10の外部に逃がされるFRP材料の量は、図4に示したエネルギ吸収構造体100よりも、図5に示したエネルギ吸収構造体100の方が多くなる。したがって、この場合、図4に示したエネルギ吸収構造体100の発現荷重は、図5に示したエネルギ吸収構造体100の発現荷重よりも大きくなる。
以上説明したように、本実施形態にかかるエネルギ吸収構造体100は、エネルギ吸収部材10の圧壊時にエネルギ吸収部材10の外部へのFRP材料の逃げを妨げる第1の立上がり部22と、FRP材料の一部をエネルギ吸収部材10の外部へ逃がす間隙部30とを備える。したがって、共通のエネルギ吸収部材10を用いる場合であっても、間隙部30の大きさを調節することによって、所望の発現荷重を実現することができる。
また、本実施形態にかかるエネルギ吸収構造体100は、第1の立上がり部22とエネルギ吸収部材10との間に隙間Sを設けることによって間隙部30が形成されている。したがって、第1の立上がり部22の内径D1が、保持部材40側の第2の立上がり部42の外径D2よりも大きい場合には、第1の立上がり部22と第2の立上がり部42との緩衝を無くすことができ、エネルギ吸収部材10の潰れ残りを低減することができる。
なお、上記の実施形態では、エネルギ吸収部材10の外周の全周に亘って、第1の立上がり部22との間に隙間Sが設けられていたが、かかる隙間Sは、エネルギ吸収部材10の外周において部分的に設けられてもよい。例えば、第1の立上がり部22の内面に凹凸を設けることによって、エネルギ吸収部材10の外周において部分的に隙間Sを形成し、他の部分において、第1の立上がり部22とエネルギ吸収部材10とを接触させることができる。この場合、部分的に形成した隙間SからFRP材料を逃がすためには、隙間Sの幅は、少なくとも5mm以上とすることができる。
<第2の実施の形態>
次に、第2の実施の形態にかかるエネルギ吸収構造体について説明する。図6は、本実施形態にかかるエネルギ構造体に用いられる押圧部材60を示す図である。図6の上段は押圧部材60の側面図であり、当該側面図のXX断面の矢視図を下段に示す。また、図7は、図6中のYY断面の矢視図を示す。図8は、エネルギ吸収構造体を車両の上方側から見た断面図である。本実施形態にかかるエネルギ吸収構造体は、FRP材料の一部をエネルギ吸収部材10の外部へ逃がすための間隙部66の構成が、第1の実施の形態にかかる間隙部30の構成とは異なる。
本実施形態にかかるエネルギ吸収構造体の押圧部材60は、第1の立上がり部62を有する。第1の立上がり部62は円筒形状を有し、エネルギ吸収部材10の上側の端部の外周側に配置される。本実施形態においては、第1の立上がり部62の内周面とエネルギ吸収部材10の外周面とが接していてもよい。第1の立上がり部62と押圧部材60との接続部には、FRP材料をエネルギ吸収部材10の外部に逃がすための間隙部66となる開口が形成されている。間隙部66は、第1の立上がり部62の根元部分に、均等な間隔で配置されている。
また、間隙部66の位置に合わせて、押圧部材60には、エネルギ吸収部材10側とは反対側に突出する凹部64が形成されている。かかる凹部64により、FRP材料が通過する開口の面積が拡大され、間隙部66でのFRP材料の詰まりが抑制される。ただし、凹部64は省略されていてもよい。上記した点以外の構成については、第1の実施の形態にかかるエネルギ吸収構造体と同様に構成することができる。
図8に示すように、本実施形態にかかるエネルギ吸収構造体は、エネルギ吸収部材10の圧壊時に、FRP材料の一部が、間隙部66を介してエネルギ吸収部材10の外部に逃がされる。このときに逃がされるFRP材料の割合は、間隙部66の大きさや数、配置位置等を変更することによって調節することができる。間隙部66の大きさが大きいほど、一つの間隙部66から逃がされるFRP材料の量は増える。
また、間隙部66の大きさが等しい場合、間隙部66の数が多いほど、逃がされるFRP材料の全体の量は増える。また、間隙部66の位置が、押圧部材60と第1の立上がり部62との接続部から離れるほど、FRP材料は逃がされにくくなる。したがって、狙いとする発現荷重に応じて、間隙部66の大きさや数、配置位置等を調節することにより、所望の発現荷重を実現することができる。
以上説明したように、本実施形態にかかるエネルギ吸収構造体は、エネルギ吸収部材10の圧壊時にエネルギ吸収部材10の外部へのFRP材料の逃げを妨げる第1の立上がり部62と、FRP材料の一部をエネルギ吸収部材10の外部へ逃がす間隙部66とを備える。したがって、共通のエネルギ吸収部材10を用いる場合であっても、間隙部66の大きさや数、配置位置等を調節することによって、所望の発現荷重を実現することができる。
また、本実施形態にかかるエネルギ吸収構造体は、第1の立上がり部62とエネルギ吸収部材10とを接合することができる。したがって、エネルギ吸収部材10が安定的に保持されるとともに、エネルギ吸収部材10が軸方向に沿って潰されやすくなる。これにより、エネルギ吸収構造体の荷重特性を安定させることができる。
<第3の実施の形態>
次に、第3の実施の形態にかかるエネルギ吸収構造体について説明する。図9は、本実施形態にかかるエネルギ構造体に用いられる押圧部材70を示す図である。図9の上段は押圧部材70の側面図であり、当該押圧部材70を下方側から見た図を下段に示す。また、図10は、図9中のZZ断面の矢視図を示す。図11は、エネルギ吸収構造体を車両の上方側から見た断面図である。本実施形態にかかるエネルギ吸収構造体は、FRP材料の一部をエネルギ吸収部材10の外部へ逃がすための間隙部74の構成が、第1の実施の形態及び第2の実施の形態にかかる間隙部30,66の構成とは異なる。
本実施形態にかかるエネルギ吸収構造体の押圧部材70は、第1の立上がり部72を有する。第1の立上がり部72は円筒形状を有し、エネルギ吸収部材10の上側の端部の外周側に配置される。本実施形態においては、第1の立上がり部72の内周面とエネルギ吸収部材10の外周面とが接していてもよい。第1の立上がり部72と押圧部材70との接続部には、FRP材料をエネルギ吸収部材10の外部に逃がすための間隙部74となる開口が形成されている。間隙部74は、押圧部材70を貫通する開口であり、均等な間隔で配置されている。
図11に示すように、本実施形態にかかるエネルギ吸収構造体は、エネルギ吸収部材10の圧壊時に、FRP材料の一部が、間隙部74を介してエネルギ吸収部材10の外部に逃がされる。本実施形態では、押圧部材70が、バンパビームに取り付けられるバンパステーを兼ねる場合、間隙部74を介してエネルギ吸収部材10の外部に逃がされたFRP材料をバンパステー内に保持することもできる。したがって、FRP材料が周囲に飛散することが抑制される。
このときに逃がされるFRP材料の割合は、間隙部74の大きさや数、配置位置等を変更することによって調節することができる。間隙部74の大きさが大きいほど、一つの間隙部74から逃がされるFRP材料の量は増える。また、間隙部74の大きさが等しい場合、間隙部74の数が多いほど、逃がされるFRP材料の全体の量は増える。また、間隙部74の位置が、押圧部材70と第1の立上がり部72との接続部から離れるほど、FRP材料は逃がされにくくなる。したがって、狙いとする発現荷重に応じて、間隙部74の大きさや数、配置位置等を調節することにより、所望の発現荷重を実現することができる。
以上説明したように、本実施形態にかかるエネルギ吸収構造体は、エネルギ吸収部材10の圧壊時にエネルギ吸収部材10の外部へのFRP材料の逃げを妨げる第1の立上がり部72と、FRP材料の一部をエネルギ吸収部材10の外部へ逃がす間隙部74とを備える。したがって、共通のエネルギ吸収部材10を用いる場合であっても、間隙部74の大きさや数、配置位置等を調節することによって、所望の発現荷重を実現することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。また、上記の各実施形態を互いに組み合わせた態様も、当然に本発明の技術的範囲に属する。
2 バンパビーム
4 フロントフレーム
10 エネルギ吸収部材
12 縮径するテーパ部
20 押圧部材
22 第1の立上がり部
30 間隙部
40 保持部材
42 第2の立上がり部
44 凹部
60 押圧部材
62 第1の立上がり部
64 凹部
66 間隙部
70 押圧部材
72 第1の立上がり部
74 間隙部
100 エネルギ吸収構造体
D1、D1−1,D1−2 第1の立上がり部の内径
D2 エネルギ吸収部材の外径

Claims (6)

  1. 衝突荷重の入力時に軸方向に圧壊して衝突エネルギを吸収する繊維強化樹脂製の筒状のエネルギ吸収部材と、
    前記エネルギ吸収部材の先端側の端部に当接し、前記衝突荷重を前記エネルギ吸収部材に伝達する押圧部材と、
    前記エネルギ吸収部材の後端側の端部に当接する保持部材と、
    前記押圧部材に設けられ、前記エネルギ吸収部材の外周側に配置されて前記エネルギ吸収部材の圧壊時に前記エネルギ吸収部材の外部への繊維材料の逃げを妨げる立上がり部と、
    前記エネルギ吸収部材の圧壊時に前記繊維材料の一部を前記エネルギ吸収部材の外部へ逃がす間隙部と、
    を備える、エネルギ吸収構造体。
  2. 前記間隙部は、前記立上がり部の内周面と前記エネルギ吸収部材の外周面との間に設けられた隙間である、請求項1に記載のエネルギ吸収構造体。
  3. 前記間隙部は、前記立上がり部又は前記押圧部材に設けられた開口である、請求項1に記載のエネルギ吸収構造体。
  4. 前記開口は、前記押圧部材と前記立上がり部との接続部に設けられる、請求項3に記載のエネルギ吸収構造体。
  5. 前記立上がり部は、前記エネルギ吸収部材の外周面に接する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のエネルギ吸収構造体。
  6. エネルギ吸収部材の先端側の端部に当接し、衝突荷重を前記エネルギ吸収部材に伝達する押圧部材に設けられ、前記エネルギ吸収部材の外周側に配置される立上がり部により、前記エネルギ吸収部材の圧壊時に前記エネルギ吸収部材の内部に向けられる繊維材料の量と、
    前記エネルギ吸収部材の圧壊時に間隙部を介して前記エネルギ吸収部材の外部へ逃がされる繊維材料の量と、
    を調節することにより所望の荷重特性が発現されるように、前記間隙部の大きさを設定する工程を含む、
    エネルギ吸収構造体の製造方法。
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