JP2016179571A - ヘッドユニットおよび液体吐出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アクチュエーター基板40に駆動IC50を実装した場合の誤動作を防止する。
【解決手段】圧電素子を封止するようにアクチュエーター基板40に実装された駆動ICは、当該圧電素子への駆動信号を当該圧電素子の一端に伝達するための配線が形成された駆動信号配線部と、当該圧電素子の他端を一定の状態に保持するための電圧VBSで一定の保持信号を、当該他端に伝達するため配線パターン550と、平面視したときに、配線パターン550を、駆動信号配線部との間に位置する配線パターン552とを有する。
【選択図】図7

Description

本発明は、ヘッドユニットおよび液体吐出装置に関する。
インクなどの液体を吐出することによって、画像や文書などを印刷する液体吐出装置が知られている。液体を吐出する吐出部は、典型的には、ピエゾ素子のような圧電素子を複数含み、それぞれが駆動信号にしたがって駆動されることにより、ノズルから所定のタイミングで所定量のインク等の液体を吐出させる。
このような液体吐出装置において高品質かつ高繊細の生成物を得るためには、生成物の解像度を上げる必要がある。解像度を上げるためには、吐出部の高集積化が必要となる。吐出部の高集積化を実現することで、吐出部の距離に依存する解像度を高くすることが可能となる。
このような高集積化の技術として、吐出部の流路および圧電素子を含むアクチュエーター基板(構造体)に、当該圧電素子を駆動する駆動ICを直接実装して、一体化する技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2014−51008号公報
ところで、駆動ICをアクチュエーター基板に実装すると、当該アクチュエーター基板と駆動ICとの相互干渉により、吐出部の誤動作(インクの誤吐出等)を招いて、生成物の品質を低下させる、という問題が指摘されている。
そこで、本発明のいくつかの態様の目的の一つは、アクチュエーター基板に駆動ICを実装した場合であっても、誤動作を防止する技術を提供することにある。
上記目的の一つを達成するために、本発明の一態様に係るヘッドユニットは、内部に液体が充填され、該内部の圧力が増減されるキャビティと、前記キャビティに連通し、当該キャビティ内における圧力の増減により前記液体を吐出するノズルと、が形成された構造体と、 前記構造体上に形成され、前記キャビティの内部の圧力を増減させる圧電素子と、前記圧電素子を封止するように前記構造体に実装された駆動ICと、を具備し、前記駆動ICは、前記圧電素子を駆動するための駆動信号を当該圧電素子の一端に伝達するための配線が形成された駆動信号配線部と、前記圧電素子の一端とは異なる他端を一定の状態に保持するための保持信号を、前記他端に伝達するため配線が形成された保持信号配線部と、前記駆動ICを前記構造体との実装面から平面視したときに、前記保持信号配線部と、前記駆動信号配線部との間に位置するガード配線部と、を含むことを特徴とする。
この一態様に係るヘッドユニットによれば、ガード配線部が、前記保持信号配線部と、前記駆動信号配線部との間に位置するので、当該保持信号配線部を介して圧電素子の他端に流れる電流が大きくなっても、当該電流によるノイズが、駆動ICの内部素子、例えばトランジスターに与える影響を小さく抑えることができる。これにより、生成物の品質低下を防止することができる。
上記一態様に係るヘッドユニットにおいて、前記保持信号配線部は、複数の圧電素子と電気的に接続されている構成が好ましい。この構成によれば、アクチュエーター基板における複数の圧電素子への影響が低減される。
また、この構成において、前記保持信号配線部には、前記圧電素子を一定に保持するための電流が流れ、前記ガード配線部は、金属配線層であることが好ましい。金属配線層によりガード配線部の低抵抗化を図ることができる。
なお、低抵抗化を図る観点からいえば、ガード配線部、保持信号配線部については、駆動ICにおいて複数の配線層を用いた並列接続構造としても良い。
また、上記一態様に係るヘッドユニットにおいて、前記駆動ICを前記構造体との実装面から平面視したときに、前記ガード配線部は、前記保持信号配線部を、前記駆動信号配線部との間で囲む構成が好ましい。この構成により、圧電素子の他端に流れる電流によるノイズが、駆動ICの内部素子に与える影響をより小さく抑えることができる。
なお、前記ガード配線部は、断面視したときに、前記保持信号配線部を、内部素子にシールドするように構成しても良い。
なお、本発明は、ヘッドユニット単体に限られず、種々の態様で実現することが可能であり、例えば当該ヘッドユニットを含む液体吐出装置として概念することが可能である。ここでいう液体吐出装置とは、液体を吐出するものであれば良く、後述するように、印刷装置のほかに、立体造形装置(いわゆる3Dプリンター)、捺染装置なども含まれる。
実施形態に係る印刷装置の概略構成を示す図である。 ヘッドユニットの構成を示す平面図である。 印刷装置の電気的な構成を示す図である。 アクチュエーター基板における電極の配置を示す図である。 ヘッドユニットの構成を示す分解図である。 ヘッドユニットの構成を示す要部断面図である。 駆動ICの実装面を示す図である。 駆動ICの構成を示す部分断面図である。 駆動ICの別の構成を示す部分断面図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について、液体吐出装置としての印刷装置を例にとって説明する。
図1は、印刷装置の概略構成を示す斜視図である。
この印刷装置1は、液体としてのインクを吐出することによって、紙などの媒体Pにインクドット群を形成し、これにより、画像(文字、図形等を含む)を印刷する液体吐出装置の一種である。
図1に示されるように、印刷装置1は、キャリッジ20を、主走査方向(X方向)に移動(往復動)させる移動機構6(相対移動部)を備える。
移動機構6は、キャリッジ20を移動させるキャリッジモーター61と、両端が固定されたキャリッジガイド軸62と、キャリッジガイド軸62とほぼ平行に延在し、キャリッジモーター61により駆動されるタイミングベルト63と、を有している。
キャリッジ20は、キャリッジガイド軸62に往復動自在に支持されるとともに、タイミングベルト63の一部に固定されている。そのため、キャリッジモーター61によりタイミングベルト63を正逆走行させると、キャリッジ20がキャリッジガイド軸62に案内されて往復動する。
キャリッジ20には、吐出部22が搭載されている。この吐出部22は、媒体Pと対向する部分に、インクを個別にZ方向に吐出する複数のノズルを有する。なお、吐出部22は、カラー印刷のために、概略的に4個のブロックに分かれている。個々のブロックは、ブラック(Bk)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のインクをそれぞれ吐出する。
なお、キャリッジ20には、フレキシブルケーブル190を介してメイン基板(この図では省略)から各種の制御信号等が供給される構成となっている。
印刷装置1は、媒体Pを、プラテン80上で搬送させる搬送機構8を備える。搬送機構8は、駆動源である搬送モーター81と、搬送モーター81により回転し、媒体Pを副走査方向(Y方向)に搬送する搬送ローラー82と、を備える。
このような構成において、キャリッジ20の主走査に合わせて吐出部22のノズルから印刷データに応じてインクを吐出させるとともに、媒体Pを搬送機構8によって搬送する動作を繰り返すことで、媒体Pの表面に画像が形成される。
なお、本実施形態において主走査は、キャリッジ20を移動させることで実行されるが、媒体Pを移動させることで実行しても良く、キャリッジ20と媒体Pとの双方を移動させても良い。要は、媒体Pとキャリッジ20(吐出部22)とが相対的に移動する構成であれば良い。
図2は、吐出部22におけるインクの吐出面を媒体Pからみた場合の図である。
この図に示されるように、吐出部22は、4個のヘッドユニット3を有する。4個のヘッドユニット3の各々は、それぞれブラック(Bk)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)に対応し、主走査方向であるX方向に配列し、1つのヘッドユニット3(アクチュエーター基板)には、複数のノズルNが2列で配列している。
ヘッドユニット3は、詳細には後述するようにアクチュエーター基板における圧電素子を駆動ICで封止した構造である。
ここで、説明の便宜上、印刷装置1の電気的な構成について説明する。
図3は、印刷装置1の電気的な構成を示すブロック図である。
この図に示されるように、印刷装置1は、メイン基板100にヘッドユニット3が接続された構成となっている。ヘッドユニット3は、アクチュエーター基板40と駆動IC50とに大別される。
メイン基板100は、制御信号Ctrや、駆動信号COM−A、COM−B、電圧VBSの保持信号を駆動IC50に供給し、駆動IC50は、アクチュエーター基板40における複数の圧電素子Pztの一端にそれぞれ駆動信号を供給するとともに、電圧VBSを複数の圧電素子Pztの他端に中継する。
なお、印刷装置1では、4個のヘッドユニット3が設けられるが、4個のヘッドユニット3では、吐出するインクの色以外において異なることがないので、ここでは、ある1つの色に対応するヘッドユニット3を対象として説明する。すなわち、メイン基板100では、4個のヘッドユニット3をそれぞれ独立に制御するが、ここでは便宜的に1個のヘッドユニット3について代表して説明することにする。
図3に示されるように、メイン基板100は、制御部110と、駆動回路120a、120bと、電圧生成回路130とを含む。
このうち、制御部110は、CPUやRAM、ROMなどを有する一種のマイクロコンピューターであり、所定のプログラムを実行することによって、ホストコンピューター等から、印刷対象となる画像データが供給されたときに、各部を制御するための各種の制御信号等を出力する。
具体的には、第1に、制御部110は、駆動回路120aにデジタルのデータdAを繰り返して供給し、駆動回路120bにデジタルのデータdBを同じく繰り返して供給する。ここで、データdAは、ヘッドユニット3に供給する駆動信号COM−Aの波形を規定し、データdBは、駆動信号COM−Bの波形を規定する。
駆動回路120aは、データdAをアナログ変換した後に、例えばD級増幅して、当該増幅した信号を駆動信号COM−Aとして出力する。同様に、駆動回路120bは、データdBをアナログ変換した後に、D級増幅して、当該増幅した信号を駆動信号COM−Bとして出力する。
なお、駆動回路120a、120bについては、入力するデータ、および、出力する駆動信号の波形が異なるのみであり、回路的な構成は同一である。
第2に、制御部110は、移動機構6および搬送機構8に対する制御に同期して、ヘッドユニット3に各種の制御信号Ctrを供給する。なお、ヘッドユニット3に供給される制御信号Ctrには、ノズルNから吐出させるインクの量を規定する印刷データ、当該印刷データの転送に用いるクロック信号、印刷周期等を規定するタイミング信号等が含まれる。
また、制御部110は、移動機構6および搬送機構8を制御するが、このための構成については既知であるので省略する。
メイン基板100における電圧生成回路130は、時間的に一定の電圧VBSの保持信号を生成して出力する。なお、電圧VBSは、アクチュエーター基板40における複数の圧電素子の他端を、それぞれにわたって一定の状態に保持するためのものである。
本実施形態では、1つのドットについて、印刷周期に1つのノズルNからインクを最多で2回吐出させることで、大ドット、中ドット、小ドットおよび非記録の4階調を表現する。この4階調を表現するために、本実施形態では、2種類の駆動信号COM−A、COM−Bを用意するとともに、それぞれに印刷周期を前半期間と後半期間とに分けている。そして、駆動信号COM−A、COM−Bを、印刷周期のうち、前半・後半において表現すべき階調に応じた選択して(または選択しないで)、圧電素子Pztの一端に供給する構成となっている。
まず、駆動信号COM−A、COM−Bについて説明する。
図3に示されるように、駆動信号COM−Aは、印刷周期のうち、前半期間に配置された台形波形Adp1と、後半期間に配置された台形波形Adp2とを連続させた波形となっている。台形波形Adp1、Adp2とは、互いにほぼ同一の波形であり、仮にそれぞれが圧電素子Pztの一端に供給されたとしたならば、当該圧電素子Pztに対応するノズルNから所定量、具体的には中程度の量のインクをそれぞれ吐出させる波形である。
駆動信号COM−Bは、前半期間に配置された台形波形Bdp1と、後半期間に配置された台形波形Bdp2とを連続させた波形となっている。台形波形Bdp1、Bdp2とは、互いに異なる波形であり、このうち、台形波形Bdp1は、ノズルNの付近におけるインクを微振動させてインクの粘度の増大を防止するための波形である。このため、仮に台形波形Bdp1が圧電素子Pztの一端に供給されたとしても、当該圧電素子Pztに対応するノズルNからインク滴が吐出されない。また、台形波形Bdp2は、仮に圧電素子Pztの一端に供給されたとしたならば、当該圧電素子Pztに対応するノズルNから上記所定量よりも少ない量のインクを吐出させる波形である。
したがって、大ドットを形成すべき場合には、当該大ドットを形成するノズルNの圧電素子Pztの一端に、印刷周期の前半期間および後半期間にわたって駆動信号COM−A(Adp1、Adp2)を選択して供給すれば、中程度の量のインクが2回にわけて吐出されるので、媒体Pにはそれぞれのインクが着弾し合体して、結果的に、目標通りの大ドットが形成されることになる。
また、中ドットを形成すべき場合には、当該中ドットを形成するノズルNの圧電素子Pztの一端に、印刷周期の前半期間に駆動信号COM−A(Adp1)を選択し、後半期間に駆動信号COM−B(Bdp2)を選択して供給すれば、中程度および小程度のインクが2回にわけて吐出されるので、媒体Pにはそれぞれのインクが着弾し合体して、結果的に、目標通りの中ドットが形成されることになる。
一方、小ドットを形成すべき場合には、当該小ドットを形成するノズルNの圧電素子Pztの一端に、印刷周期の前半期間では駆動信号COM−A、COM−Bのいずれも選択せず、後半期間に駆動信号COM−B(Bdp2)を選択して供給すれば、小程度のインクが1回のみ吐出されるので、媒体Pには目標通りの小ドットが形成されることになる。
そして、非記録とする場合には、対応するノズルNの圧電素子Pztの一端に、印刷周期の前半期間では駆動信号COM−B(Bdp1)を選択し、後半期間に駆動信号COM−−A、COM−Bのいずれも選択しなければ、前半期間において当該ノズルNの付近のインクが微振動するのみであり、インクが吐出されないので、結果的に、目標通り非記録になる。
ヘッドユニット3のうち、駆動IC50は、選択制御部510と、圧電素子Pztに一対一に対応した選択部520と、を有する。このうち、選択制御部510は、各選択部520における選択をそれぞれ制御する。詳細には、選択制御部510は、制御部110からクロック信号に同期して供給される印刷データを、ヘッドユニット3のノズル(圧電素子Pzt)の数個分、一旦蓄積するとともに、各選択部520に対し、印刷データにしたがって駆動信号COM−A、COM−Bの選択を、タイミング信号で規定される印刷周期(前半期間、後半期間)の開始タイミングで指示する。
各選択部520は、選択制御部510による指示にしたがって、駆動信号COM−A、COM−Bのいずれかを選択し(または、いずれも選択せずに)、電圧Voutの駆動信号として、対応する圧電素子Pztの一端に印加する。
アクチュエーター基板40には、ノズルN毎に圧電素子Pztが1個ずつ設けられる。圧電素子Pztの各々における他端は、共通接続されて、電圧生成回路130による電圧VBSが印加される。
詳細には、電圧生成回路130による電圧VBSは、駆動IC50における配線パターン550を介して、圧電素子Pztの他端である駆動電極72に印加される。なお、実際には
後述するように、配線パターン550と駆動電極72とは並列に接続されるので、配線パターン550と駆動電極72とを電気的に区別する意義はない。
また、複数の圧電素子Pztの一端は、形成するドットの大きさに応じて電圧Voutが変化するのに対して、複数の圧電素子Pztの他端(駆動電極72)は、電圧VBSで一定であって共通であるので、電圧VBSの経路(配線パターン550、駆動電極72)には、比較的大電流が流れることになる。
図4は、アクチュエーター基板40の単体における圧電素子Pztの駆動電極およびノズルNの配列を示す図である。なお、図4は、図2とは異なり、媒体Pの反対側からインクの吐出方向に向かって透視した場合の図である。また、アクチュエーター基板40の単体とは、ヘッドユニット3のうち、駆動IC50を実装する前の状態、という意味である。
上述したように、アクチュエーター基板40(ヘッドユニット3)では、複数のノズルNが、2列で配列する。ここで、説明の便宜上、この2列をそれぞれノズル列Na、Nbとする。
ノズル列Na、Nbでは、それぞれ複数のノズルNが、それぞれY方向に沿ってピッチP1で配列する。また、ノズル列Na、Nb同士は、Y方向にピッチP2だけ離間する。ノズル列Naに属するノズルNとノズル列Nbに属するノズルNとは、Y方向に、ピッチP1の半分だけシフトした関係となっている。
図5は、アクチュエーター基板40の構造を示す断面図である。詳細には図4におけるg−g線で破断した場合の断面を示す図である。なお、図5は、当該アクチュエーター基板40に実装される駆動IC50についても図示されている。また、図6は、アクチュエーター基板40に駆動IC50が実装された状態を示す図である。
まず、図5に示されるように、アクチュエーター基板40は、流路基板42のうち、Z方向の負側の面上に圧力室基板44と振動板46とが設けられる一方、Z方向の正側の面上にノズル板41が設置された構造体である。
アクチュエーター基板40の各要素は、概略的にはY方向に長尺な略平板状の部材であり、例えば接着剤を利用して互いに固定される。また、流路基板42および圧力室基板44は、例えばシリコンの単結晶基板で形成される。
ノズルNは、ノズル板41に形成される。図4で概略説明したように、アクチュエーター基板40では、ノズル列Naに属するノズルに対応する構造と、ノズル列Nbに属するノズルに対応する構造とは、Y方向にピッチP1の半分だけシフトした関係にあるが、それ以外では、略対称に形成されるので、以下においてはノズル列Naに着目してアクチュエーター基板40の構造を説明することにする。
流路基板42は、インクの流路を形成する平板材であり、開口部422と供給流路424と連通流路426とが形成される。供給流路424および連通流路426は、ノズル毎に形成され、開口部422は、複数のノズルにわたって連続するように形成されるとともに、対応する色のインクが供給される構造となっている。この開口部422は、液体貯留室Srとして機能し、当該液体貯留室Srの底面は、例えばノズル板41によって構成される。具体的には、流路基板42における開口部422と各供給流路424と連通流路426とを閉塞するように流路基板42の底面に固定される。
圧力室基板44のうち流路基板42とは反対側の表面に振動板46が設置される。振動板46は、弾性的に振動可能な平板状の部材であり、例えば酸化シリコン等の弾性材料で形成された弾性膜と、酸化ジルコニウム等の絶縁材料で形成された絶縁膜との積層で構成される。振動板46と流路基板42とは、圧力室基板44の各開口部422の内側で互い間隔をあけて対向する。各開口部422の内側で流路基板42と振動板46とに挟まれた空間は、インクに圧力を付与するキャビティ442として機能する。各キャビティ442は、流路基板42の連通流路426を介してノズルNに連通する。
振動板46のうち圧力室基板44とは反対側の表面には、ノズルN(キャビティ442)毎に圧電素子Pztが形成される。
圧電素子Pztは、振動板46の面上に形成された複数の圧電素子Pztにわたって共通の駆動電極72と、当該駆動電極72の面上に形成された圧電体74と、当該圧電体74の面上に圧電素子Pzt毎に形成された個別の駆動電極76aとを包含する。このような構成において、駆動電極72、76aによって圧電体74を挟んで対向する領域が圧電素子Pztとして機能する。
圧電体74は、例えば加熱処理(焼成)を含む工程で形成される。具体的には、複数の駆動電極72が形成された振動板46の表面に塗布された圧電材料を、焼成炉内での加熱処理により焼成してから圧電素子Pzt毎に成形(例えばプラズマを利用したミーリング)することで圧電体74が形成される。
なお、ノズル列Nbに対応する圧電素子Pztも同様に、駆動電極72と、圧電体74と、駆動電極76bとを包含する。ここでは、ノズル列Na、Nbにおいて、個別の駆動電極を区別するために符号76a、76bを付している。
また、この例では、圧電体74に対し、共通の駆動電極72を下層とし、個別の駆動電極76a(76b)を上層としたが、逆に駆動電極72を上層とし、駆動電極76a(76b)を下層とする構成としても良い。
上述したように、圧電素子Pztの一端である駆動電極76a(76b)には、吐出すべきインク量に応じた駆動信号の電圧Voutが印加される一方、圧電素子Pztの他端である駆動電極72には、時間的に一定の電圧VBSが印加される。
このため、圧電素子Pztは、駆動電極72、76a(76b)に印加された電圧に応じて、上または下方向に変位する。詳細には、駆動電極76a(76b)を介して印加される駆動信号の電圧Voutが低くなると、圧電素子Pztにおける中央部分が両端部分に対して上方向に撓む一方、当該電圧Voutが高くなると、下方向に撓む構成となっている。
ここで、上方向に撓めば、キャビティ442の内部容積が拡大(圧力が減少)するので、インクが液体貯留室Srから引き込まれる一方、下方向に撓めば、圧力室Scの内部容積が縮小(圧力が増加)するので、縮小の程度によっては、インク滴がノズルNから吐出される。このように、圧電素子Pztに適切な駆動信号が印加されると、当該圧電素子Pztの変位によって、インクがノズルNから吐出される構成となっている。
さて、このような構造の圧電素子Pztにおける駆動電極72、76a(76b)の配置について、再び図4を参照して説明する。なお、この図では、圧電体74については図示省略している。
この図に示されるように、平面視でY方向に長手の矩形形状にパターニングされた駆動電極72に対し、ノズル列Naに属するノズルNの駆動電極76aは、図において右側に張り出している。駆動電極76aのうち、この張り出した領域において黒丸印で示される地点が、駆動IC50におけるバンプ(突起電極)54aとの接続点となっている。
同様に、ノズル列NbのノズルNの駆動電極76bは、図において左側に張り出している。駆動電極76bのうち、この張り出した領域において黒丸印で示される地点が、駆動IC50のバンプ54bとの接続点となっている。
また、平面視したときに、駆動電極72では、ノズル列Na、Nbに沿って、駆動電極76a、76bが設けられていない領域が存在する。この領域が、駆動IC50における複数のバンプ54cとの接続点となっている。
図7は、駆動IC50の実装面(接続面)を示す平面図である。
この図において、X方向の正側端部における縁端領域560には、バンプ54aが、Y方向に沿って一列に駆動電極76aに一対一に対応して設けられる。同様に、X方向の負側端部における縁端領域570には、バンプ54bが、Y方向に沿って一列に駆動電極76bに一対一に対応して設けられる。
駆動IC50の実装面には、配線パターン550が、駆動電極72と対向し、駆動電極76a、76bとは対向しない位置に、Y方向に沿った長手の形状で設けられる。配線パターン552(ガード配線部)は、実装面を平面視したときに、配線パターン550を囲むように、かつ、当該配線パターン550とは電気的に絶縁した状態で設けられている。配線パターン552は、縁端領域560、570からも隔絶している。
駆動IC50において、例えば、Y方向の一端側の領域590において、選択制御部510の構成素子が形成されるとともに、特に図示しないがフレキシブルケーブル190の一部が接続されて、メイン基板100からの制御信号Ctrや、駆動信号COM−A、COM−B、電圧VBSの保持信号の供給を受けるとともに、グランド電位に接地される構成となっている。
この構成において、電圧VBSの保持信号は、例えば領域590から直接または間接的に配線パターン550に印加される。このため、領域590から配線パターン550、バンプ54cに至るまでの経路が、保持信号配線部となる。
なお、配線パターン552は、グランド電位に接地される。
駆動IC50の実装面(図7参照)が、アクチュエーター基板40の電極形成面(図4参照)に、図6に示されるように実装(フェイスダウンボンディング)される。これにより、駆動IC50の実装面に設けられたバンプ54aが駆動電極76aに、バンプ54bが駆動電極76bに、バンプ54cが駆動電極72に、それぞれ接続される。
したがって、駆動電極72は、バンプ54cを介して配線パターン550と並列接続されるので、ヘッドユニット3において、電圧VBSを印加する経路が低抵抗化される。この低抵抗化によって、電圧VBSの経路に比較的大電流が流れても、電圧VBSの安定化が図られるので、インクの吐出精度が高められて、高品質の印刷が可能となる。なお、駆動IC50がアクチュエーター基板40に実装後、接続部分の周囲を封止材で封止されて、圧電素子Pzt(圧電体74)の劣化が防止される。
図8は、駆動IC50の構造を示す要部断面図であり、詳細には、図7におけるh−h線で破断した場合の断面を示す図である。なお、この説明において、上とは半導体プロセスにおいて時間的に後に形成される方向であって、重力方向の反対方向とは無関係である。
この図に示されるように、駆動IC50にあっては、Si基板51に、酸化膜581がLOCOS(local oxidation of silicon)法によって局所的に形成されて、素子分離領域を構成している。酸化膜581が形成されなかった部分では、当該酸化膜581をマスクとしたイオンの打ち込み(ドーパントの注入)により、P型ドープ領域563やN型ドープ領域573が形成される。また、これらの酸化膜581、P型ドープ領域563、N型ドープ領域573を覆うように第1層間絶縁膜591が形成されている。
そして、縁端領域560では、ノズル列Naに対応する選択部520の構成素子(トランジスター)が形成される。また、縁端領域570では、ノズル列Nbに対応する選択部520の構成素子が形成される。
第1層間絶縁膜591上には、第1配線層をパターニングすることにより配線M1、N1が形成される。第2層間絶縁膜592は、配線M1、N1および第1層間絶縁膜591を覆うように設けられる。
第2層間絶縁膜592には、複数のコンタクトホール(ビア)が設けられる一方、第2配線層をパターニングすることにより形成された配線M2が配線M1にコンタクトホールを介して接続され、同様に、第2配線層をパターニングすることにより形成された配線N2が配線N1にコンタクトホールを介して接続される。第3層間絶縁膜593は、配線M2、N2および第2層間絶縁膜592を覆うように設けられる。
第3層間絶縁膜593には、複数のコンタクトホールが設けられる一方、第3配線層をパターニングすることにより形成された配線M3が配線M2にコンタクトホールを介して接続され、同様に、第3配線層をパターニングすることにより形成された配線N3が配線N2にコンタクトホールを介して接続される。絶縁膜594は、配線M3、N3および第3層間絶縁膜593を覆うように設けられる。
このように、配線パターン550は、配線M1、M2、M3の三層からなる並列接続構造となり、同様に、配線パターン552についても、配線N1、N2、N3の三層からなる並列接続構造となる。このため、配線パターン550、552は、単層の場合と比較して、それぞれ低抵抗化が図られる。
なお、図において、縁端領域560では、P型ドープ領域563のみが示されているが、N型ドープ領域も形成される場合もある。同様に、縁端領域570では、N型ドープ領域573のみが示されているが、P型ドープ領域も形成される場合もある。
縁端領域560にあっては、バンプ54a(図8では省略)が、絶縁膜594上に形成される。ノズル列Naの選択部520における構成素子の出力点は、バンプ54aに、第1層間絶縁膜591から絶縁膜594まで段階的に貫通するコンタクトホールを介して電気的に接続される。同様に、縁端領域570にあっては、バンプ54b(図8では省略)が、絶縁膜594上に形成される。ノズル列Nbの選択部520における構成素子の出力点は、バンプ54bに、第1層間絶縁膜591から絶縁膜594まで段階的に貫通するコンタクトホールを介して電気的に接続される。
このため、選択部520の出力点からバンプ54a(54b)に至るまでの経路が、駆動信号配線部となる。
一方、配線パターン550、520は、縁端領域560、570の間にあって、P型ドープ領域563およびN型ドープ領域573でないノンドープ領域上に設けられる。詳細には、配線パターン550、552は、Si基板51においてイオンが打ち込まれていない(または、実際には、微量のイオンが打ち込まれているが、打ち込まれていない状態と同視てきる)ノンドープ領域に対し、酸化膜581および第1層間絶縁膜591の上に、銅やアルミなどの金属配線層を、それぞれ上述した第1配線層、第2配線層、第3配線層として成膜し、これををパターニングすることで形成される。
また、バンプ54c(図8では省略)が、絶縁膜594上に形成されるとともに、当該絶縁膜594を貫通するコンタクトホールを介して配線M3に電気的に接続される。
上述したように、ヘッドユニット3では、駆動電極72と配線パターン550との並列接続によって電圧VBSの経路は低抵抗化されるが、当該経路に比較的大電流が流れることには変わりはない。このため、当該経路に流れる大電流に起因するノイズによって、駆動IC50が誤動作してしまうことが懸念される。
これに対し、本実施形態では、配線パターン550付近は、トランジスターなどの能動素子が形成されないノンドープ領域であり、さらに駆動IC50の実装面を平面視したときに、配線パターン550は、グランド電位に接地された配線パターン552に囲まれているので、このようなノイズに起因する誤動作の可能性を小さくすることができる。
また、ここでは、電圧VBSの経路に大電流が流れることによって発生するノイズが、他の部分に影響を及ぼす点について説明したが、逆に、他の部分が電圧VBSの経路に影響を及ぼすことも考えられる。例えば、ある圧電素子Pztへの電圧Voutの変化が、電圧VBSの経路に影響を及ぼすことが考えられる。特に電圧VBSの経路は、複数の圧電素子Pztにわたるので、その影響は全ての圧電素子Pztに及ぶことになる。本実施形態では、電圧VBSの経路の低抵抗化等が図られているので、他の部分が電圧VBSの経路に及ぼす影響が抑えられる。
なお、ある圧電素子Pztへの電圧Voutの変化は、別の圧電素子Pztへの電圧Voutに影響を及ぼすことも考えられる。
実施形態では、配線層を三層としたが、これに限られない。また、図9に示されるように配線パターン550を、平面視だけでなく、断面視したときでも配線パターン552によってシールドする構成としても良い。
実施形態では、メイン基板100からの電圧VBSの保持信号を、駆動IC50を経由させてアクチュエーター基板40に印加する構成としたが、アクチュエーター基板40に直接供給する構成としても良い。いずれの構成であっても、駆動電極72と配線パターン550とはバンプ54cを介して並列接続されるので、電圧VBSの経路が低抵抗されることに変わりはない。
また、実施形態では液体吐出装置を印刷装置として説明したが、液体を吐出して立体を造形する立体造形装置や、液体を吐出して布地を染める捺染装置などであっても良い。
1…印刷装置(液体吐出装置)、3…ヘッドユニット、50…駆動IC、54a、54b、54c…バンプ、40…アクチュエーター基板(構造体)、442…キャビティ、100…メイン基板、550…配線パターン(保持信号配線部)、552…配線パターン(ガード配線部)、Pzt…圧電素子、N…ノズル。

Claims (5)

  1. 内部に液体が充填され、該内部の圧力が増減されるキャビティと、前記キャビティに連通し、当該キャビティ内における圧力の増減により前記液体を吐出するノズルと、が形成された構造体と、
    前記構造体上に形成され、前記キャビティの内部の圧力を増減させる圧電素子と、
    前記圧電素子を封止するように前記構造体に実装された駆動ICと、
    を具備し、
    前記駆動ICは、
    前記圧電素子を駆動するための駆動信号を当該圧電素子の一端に伝達するための配線が形成された駆動信号配線部と、
    前記圧電素子の一端とは異なる他端を一定の状態に保持するための保持信号を、前記他端に伝達するため配線が形成された保持信号配線部と、
    前記駆動ICを前記構造体との実装面から平面視したときに、前記保持信号配線部と、前記駆動信号配線部との間に位置するガード配線部と、
    を含むことを特徴とするヘッドユニット。
  2. 前記保持信号配線部は、複数の圧電素子と電気的に接続されている
    ことを特徴とする請求項1記載のヘッドユニット。
  3. 前記保持信号配線部には、前記圧電素子を一定に保持するための電流が流れ、
    前記ガード配線部は、金属配線層である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のヘッドユニット。
  4. 前記駆動ICを前記構造体との実装面から平面視したときに、前記ガード配線部は、前記保持信号配線部を、前記駆動信号配線部との間で囲む
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のヘッドユニット。
  5. ヘッドユニットと、
    前記ヘッドユニットを媒体に対し相対移動させる相対移動部と、
    を具備し、
    前記ヘッドユニットは、
    内部に液体が充填され、該内部の圧力が増減されるキャビティと、前記キャビティに連通し、当該キャビティ内における圧力の増減により前記液体を吐出するノズルと、が形成された構造体と、
    前記構造体上に形成され、前記キャビティの内部の圧力を増減させる圧電素子と、
    前記圧電素子を封止するように前記構造体に実装された駆動ICと、
    を具備し、
    前記駆動ICは、
    前記圧電素子を駆動するための駆動信号を当該圧電素子の一端に伝達するための配線が形成された駆動信号配線部と、
    前記圧電素子の一端とは異なる他端を一定の状態に保持するための保持信号を、前記他端に伝達するため配線が形成された保持信号配線部と、
    前記駆動ICを前記構造体との実装面から平面視したときに、前記保持信号配線部と、前記駆動信号配線部との間に位置するガード配線部と、
    を含むことを特徴とする液体吐出装置。
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