JP2016179053A - 血管穿刺用補助装置 - Google Patents

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Tomoaki Hashimoto
知明 橋本
慶二 山口
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慶二 山口
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亮平 勝木
淳也 古市
Junya Furuichi
淳也 古市
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巧 塩谷
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Abstract

【課題】穿刺を簡単にかつ確実に行うことができる血管穿刺用補助装置を提供する。【解決手段】被術者の血管周辺領域を含む患部Cに超音波を送受信し血管周辺領域の画像情報を取得する超音波プローブ20と、患部Cに配置されるシートSと、超音波プローブ20で取得した超音波画像をシートSに印刷する印刷部30と、を備えることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、血管を穿刺する際に用いられる血管穿刺用補助装置に関するものである。
経皮的心肺補助を行う際、大腿動脈へのカニュレーションの挿入が必須の手技になる。現状、大腿動脈へのカニュレーションの挿入手技の難易度が高く、難易度を下げるために、X線透視下での手技が病院で行われている。
しかしながら、救急搬送された患者でX線透視下での手技をしたくても、救急処置室は放射線管理区外のことが多く、X線透視なしの手技を余儀なくされている。
X線透視を利用しないで、カニュレーションをするための装置として、カテーテルの血管内留置のための統合システムがある(特許文献1)。
特許文献1の従来例は、カテーテルの血管内への導入に先立って患者の体内部分を超音波プローブで撮像し、撮像された画像をディスプレイで表示させるものである。
特表2011−504766号公報
特許文献1の従来例では、X線透視下でなくても、超音波プローブで撮像した画像を見ながら穿刺を行えるが、医師等は、ディスプレイと患部との双方を交互に見ながら穿刺しなければならないので、その手順が煩雑となり、穿刺が不確実となる課題がある。
本発明の目的は、穿刺を簡単にかつ確実に行うことができる血管穿刺用補助装置を提供することにある。
本発明の血管穿刺用補助装置は、穿刺部材で穿刺しようとする被術者の血管周辺領域を含む患部に超音波を送受信し前記血管周辺領域の画像情報を取得する超音波プローブと、前記患部に配置されるシートと、前記超音波プローブで取得した超音波画像を前記シートに印刷する印刷部と、を備えたことを特徴とする。
本発明では、超音波プローブで患部の血管周辺領域の画像情報を取得し、この画像情報が印刷部に送られる。印刷部では、超音波プローブで取得した超音波画像をシートに印刷する。シートは患部に配置されているので、医師等は、シートに対して直接、穿刺することができる。
そのため、医師等は、穿刺するにあたり、ディスプレイを見ることなく、患部のみを見ればよいから、穿刺を簡単に行うことができるとともに、穿刺の確実性が向上する。
本発明の血管穿刺用補助装置において、前記印刷部で超音波画像が印刷された前記シートを前記患部に貼付する貼付部を備え、前記貼付部は、前記印刷部で前記画像情報が印刷された前記シートを前記超音波プローブで取得された位置に同期させる構成が好ましい。
本発明によれば、超音波画像が印刷されたシートが患部に貼付され、このシートの画像情報が印刷された位置に超音波プローブで取得された位置が一致することになるので、穿刺をより確実に行うことができる。
本発明の血管穿刺用補助装置において、前記印刷部で用いるインクと前記シートとは、それぞれ生体適合性を有する構成が好ましい。
本発明によれば、穿刺に際して、仮に、シートの切れ端やインクが体内に入っても、人体への影響が少ない。
本発明の血管穿刺用補助装置において、前記超音波プローブは、前記血管周辺領域の深さ方向と交差する方向の第一情報と前記深さ方向の第二情報とを取得し、前記印刷部は、前記超音波プローブで取得した超音波画像を前記第一情報と前記第二情報とに分けて前記シートに印刷する構成が好ましい。
本発明によれば、深さ方向と交差する第一情報だけでなく、深さ方向の第二情報もシートに合わせて表示されることから、患部に貼付されたシートの正面のみを見て医師等が穿刺を確実に行うことができる。
本発明の血管穿刺用補助装置において、前記第二情報は、前記血管の長さ方向の位置と深さとの関係が数値及びグラフで表示される構成が好ましい。
本発明によれば、深さ情報が数値及びグラフとして表示されるから、医師等は、数値という正確な情報と、グラフという見やすい情報との双方を参照することで、穿刺を正確に行うことができる。
本発明の血管穿刺用補助装置は、穿刺部材で穿刺しようとする被術者の血管周辺領域を含む患部に超音波を送受信し前記血管周辺領域の画像情報を取得する超音波プローブと、前記超音波プローブで取得した超音波画像を前記患部に印刷する印刷部と、前記超音波プローブで画像情報が取得された位置に前記印刷部で超音波画像を印刷する位置を一致させる制御部と、を備えたことを特徴とする。
本発明では、印刷部により、超音波画像を患部に直接印刷するので、シートを貼付する手間が省け、装置の構造を簡易なものにできる。
本発明の第1実施形態にかかる血管穿刺用補助装置が患部に設置された状態の概略を示す平面図。 血管穿刺用補助装置の内部構造を示す概略図。 制御装置のブロック図。 (A)は超音波プローブの超音波照射部の概念図、(B)は断面画像データを積層した状態を示す概念図。 印刷部により、印刷された超音波画像を示す平面図。 本発明の第2実施形態にかかる血管穿刺用補助装置の内部構造を示す概略図。 制御装置のブロック図。 本発明の第3実施形態にかかる血管穿刺用補助装置の内部構造を示す概略図。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態を図1から図5に基づいて説明する。
図1には、第1実施形態にかかる血管穿刺用補助装置が患部に設置された状態が示されている。
図1において、血管穿刺用補助装置1は、医師等が血管周辺領域Eにある血管Bに図示しない穿刺部材(例えば、留置針)を正確に穿刺するために利用されるものである。図1において、血管周辺領域Eは、患者の大腿部にある患部Cであるが、血管穿刺用補助装置1を利用できる患部は限定されない。
血管穿刺用補助装置1は、持ち運びが自在である。使用時には、医師等が被術者の血管周辺領域Eを含む患部Cに血管穿刺用補助装置1を配置し、矢印P方向に沿って移動させる。
図2には、血管穿刺用補助装置1の内部構造が示されている。
図2において、血管穿刺用補助装置1は、患部に貼付されるシートSと、ケーシング10と、ケーシング10にそれぞれ設けられた超音波プローブ20、印刷部30、貼付部40及び制御装置50とを備える。
超音波プローブ20は、血管周辺領域Eを含む患部Cに超音波を照射するとともに、血管周辺領域Eから反射された超音波を受けるものであり、その一部がケーシング10から露出されている。
超音波プローブ20は、リニア走査型やコンベックス走査型のいずれを用いることもできるが、本実施形態では、直線的に超音波を奏して設置表面付近を大きく視認でき、かつ、進退との接触面積が略平坦なリニア走査型プローブが用いられる。
印刷部30は、超音波プローブ20で取得した超音波画像をシートSに印刷するものであり、インクを収納するタンク31と、タンク31に収納されたインクをインクジェット方式で噴射する噴射部32と、噴射部32を制御する印刷制御部33とを有する。
インクとシートSとには、それぞれ生体適合性を有する材料が使用されている。
生体適合性を有する材料として、体内に吸収されても問題のない材料、例えば、生物医学用分解性ポリマーのセルロースやポリグリコール酸等を例示できる。
貼付部40は、印刷部30で超音波画像が印刷されたシートSを血管周辺領域Eに貼付するものであり、シートSを患部Cの表面に送るシート送り部41を有する。なお、本実施形態では、シートSの患部Cの表面への貼り付けを確実にするために、シート送り部41を患部Cに向けて押圧する押圧部材を必要に応じて設けるものであってもよい。
シート送り部41は、駆動ローラ41A及び従動ローラ41Bと、送りローラ41C,41Dと、速度検出ローラ41Eと、を有する。
駆動ローラ41Aは、図示しないモーターを備えている。モーターは、制御装置50からの信号を受け、血管穿刺用補助装置1の移動速度に対応する速度でシートSを送る。
従動ローラ41Bは、シートSを挟んで駆動ローラ41Aとは対向配置されている。
送りローラ41Cと送りローラ41Dとの間には、印刷部30が配置されている。
送りローラ41Cは、図示しないシート巻回ローラから超音波画像が印刷されていないシートSを送りローラ41Dに送るものである。シート巻回ロールは、ケーシング10に設けられている。
送りローラ41Dは、印刷部30で超音波画像が印刷されたシートSを駆動ローラ41A及び従動ローラ41Bに送る。
ここで、駆動ローラ41A及び従動ローラ41Bと、送りローラ41C,41Dとは、印刷部30で画像情報が印刷されたシートSを超音波プローブ20で取得された位置に同期させるように配置されている。
つまり、駆動ローラ41A及び従動ローラ41Bから超音波画像が印刷されたシートSが患部Cの表面に接する位置P0と超音波プローブ20の血管周辺領域Eから反射された超音波を受ける位置P1との寸法L1と、シートSの位置P0から印刷部30で超音波画像を印刷する位置P2との寸法L2とは同じである。
速度検出ローラ41Eは、ケーシング10の移動速度を検出するものであり、検出信号が制御装置50に送られる。
制御装置50のブロック図が図3に示されている。
図3において、制御装置50は、送受信部51、信号処理部52、画像生成部53、コントローラ54及び制御部55を備えている。制御部55は、画像生成部53で生成された3次元の超音波画像の信号を印刷制御部33に送るとともに、速度検出ローラ41Eからの信号を受けて駆動ローラ41Aへ駆動信号を送る。
送受信部51は、超音波プローブ20に駆動信号を供給して超音波を発生させる送信部と、超音波プローブ20からの信号を受信する受信部とを備える。
送受信部51の送信部は、走査を行うための遅延回路を有する。送受信部51の受信部は、超音波プローブ20から出力される信号を増幅するプリアンプ回路、増幅された信号をA/D変換するA/D変換回路、その他、信号遅延や加算回路等を有する。
信号処理部52は、送受信部51の受信部から入力された反射波データを信号処理するための回路である。
画像生成部53は、画像データを生成する回路であり、信号処理部52から出力された生データを読み込んで、これを表示用のデータに変換(スキャンコンバージョン処理)し、MPR(Multi Planar Reconstruction)等のレタリング処理を行う。
なお、送受信部51、信号処理部52及び画像生成部53は、コントローラ54により処理全体が制御されている。また、これら送受信部51、信号処理部52及び画像生成部53は、集積回路などのハードウェアで構成されているが、ソフトウェア的に構成されてもよい。
図4(A)は超音波プローブの超音波照射部の概念図であり、図4(B)は平面画像を積層した状態を示す概念図である。
図4(A)において、超音波プローブ20は、超音波を送受信する照射部201,202,…,20kがライン状に配列されている。これらの照射部201,202,…20kを有する超音波プローブ20は矢印P方向に走査される(図1参照)。
なお、本実施形態の超音波プローブ20は前述の構成に限定されるものではなく、圧電振動子をマトリックス状に配列した2次元のアレイプローブであってもよい。
図4(B)は、画像生成部53で生成されるデータの概略が示されている。
図4(B)において、画像生成部53は、超音波プローブ20から送られる1番目の断面画像データm1、2番目の断面画像データm2、…、k番目の断面画像データmkを時間軸方向へ積層して三次元の超音波画像を生成する。
画像生成部53では、超音波プローブ20で取得した三次元の超音波画像から、血管周辺領域Eの深さ方向と交差する方向の第一情報S1と、深さ方向の第二情報S2とを生成する。
図5には、超音波画像が印刷されたシートSの平面が示されている。
図5に示される通り、1枚のシートSには、三次元の超音波画像が第一情報S1と第二情報S2とに分けて印刷されている。
第一情報S1は、三次元の超音波画像のうち超音波プローブ20から垂直方向の正射映像として表示される血管周辺領域Eの平面情報である。正射映像では、原寸大の血管周辺領域Eの平面視した画像が表示される。
第二情報S2は、血管の長さ方向の位置と接触面からの深さとの関係が所定寸法d、例えば、1cmの間隔で数値G1とグラフG2とで表示される血管周辺領域Eの深さ情報である。
以上の構成の血管穿刺用補助装置1を用いて、穿刺部材を患部Cに穿刺するには、まず、血管穿刺用補助装置1を患部Cにセットする。
そして、血管穿刺用補助装置1を作動させるとともに、患部Cを移動させる。
まず、送受信部51が超音波プローブ20に駆動信号を供給して超音波を発生させる。超音波プローブ20から超音波が血管周辺領域Eを含む患部Cに照射され、血管周辺領域Eから超音波が反射される。反射された超音波を超音波プローブ20が受け、制御装置50の送受信部51に送られる。
送受信部51から信号処理部52に信号が送られ、信号処理部52で反射波データが信号処理される。さらに、画像生成部53では、超音波画像情報から第一情報S1と第二情報S2とを生成し、印刷制御部33を介して印刷部30の噴射部32に送られる。噴射部32では、シートSに第一情報S1と第二情報S2とを分けて印刷する。
第一情報S1と第二情報S2とが印刷されたシートSは、患部Cの表面に貼付部40により貼付される。
医師等は、第一情報S1と第二情報S2とが印刷されたシートSを見て、シートSの上から穿刺部材を用いて穿刺を行う。
穿刺が終了したなら、シートSを患部Cから剥がす。
[第1実施形態の効果]
第1実施形態では、次の効果を奏することができる。
患部Cの血管周辺領域Eの画像情報を取得する超音波プローブ20と、患部Cに配置されるシートSと、超音波プローブ20で取得した超音波画像をシートSに印刷する印刷部30とを備えて血管穿刺用補助装置1を構成したから、医師等は、穿刺するにあたり、ディスプレイを見ることなく、シートSが配置された患部Cのみを見ればよい。そのため、穿刺を簡単に行うことができるとともに、穿刺の確実性が向上する。
超音波画像が印刷されたシートSを超音波プローブ20で超音波画像の情報が取得された位置に貼付部40により同期させるから、血管周辺領域Eの超音波画像の位置と実際の血管周辺領域Eの位置とが一致することになり、穿刺をより確実に行うことができる。
印刷部30で用いるインクとシートSとがそれぞれ生体適合性を有するから、穿刺に際して、仮に、シートSの切れ端やインクが体内に入っても、人体への影響が少ない。
超音波プローブ20で取得した超音波画像は、平面を示す第一情報S1と、深さ情報を示す第二情報S2とに分けてシートSに印刷されるので、平面情報と深さ情報とが1枚のシートSに表示されることになる。そのため、患部Cに貼付されたシートSの正面のみを見て医師等が穿刺を確実に行うことができる。
第二情報S2により、血管の長さ方向の位置と深さとの関係が数値G1及びグラフG2として表示されるので、数値G1という正確な情報と、グラフG2という見やすい情報との双方から、穿刺を正確に行うことができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を図6及び図7に基づいて説明する。
第2実施形態は、貼付部40及びシートSが省略された点が第1実施形態とは異なり、他の構成は第1実施形態と同じである。第2実施形態の説明において、第1実施形態と同様の構成は同一符号を付して説明を省略する。
図6には、血管穿刺用補助装置2の内部構造が示されている。
図6において、血管穿刺用補助装置2は、ケーシング10と、ケーシング10にそれぞれ設けられた超音波プローブ20、印刷部30、速度検出ローラ41E及び制御装置60とを備える。
印刷部30では、噴射部32からインクが患部Cに直接噴射される。
制御装置60のブロック図が図7に示されている。
図7において、制御装置60は、送受信部51、信号処理部52、画像生成部53、コントローラ54及び制御部65を備えている。
制御部65は、画像生成部53で生成された3次元の超音波画像の信号を印刷制御部33に送る。なお、制御部65は、速度検出ローラ41Eからの信号を受けて超音波プローブ20で超音波画像の情報が取得された位置に印刷位置が一致するように印刷制御部33に送る信号のタイミングを調整している。
[第2実施形態の効果]
第2実施形態では、第1実施形態と同様の効果を奏することができる他、次の効果を奏することができる。
本発明では、印刷部30により、超音波画像を患部Cに直接印刷するので、シートSを貼付する手間が省ける。しかも、貼付部40が省略されるので、第1実施形態に比べて、装置の構造を簡易なものにできる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態を図8に基づいて説明する。
第3実施形態は、貼付部40が省略された点が第1実施形態とは異なり、他の構成は第1実施形態と同じである。第3実施形態の説明において、第1実施形態と同様の構成は同一符号を付して説明を省略する。
図8には、血管穿刺用補助装置3の内部構造が示されている。
図8において、血管穿刺用補助装置3は、患部に貼付されるシートSと、ケーシング10と、ケーシング10にそれぞれ設けられた超音波プローブ20、印刷部30、速度検出ローラ41E及び制御装置60とを備える。ケーシング10、超音波プローブ20、印刷部30、速度検出ローラ41E及び制御装置60の構成は、第2実施形態と同じである。
第3実施形態では、第1実施形態とは異なり、シートSは、予め、患部Cに貼付されている。シートSを患部Cに貼付する方法としては種々の方法がある。例えば、医師や看護師等がシートSを手で貼ってもよく、機械でシートSを貼ってもよい。
[第3実施形態の効果]
第3実施形態では、第1実施形態と同様の効果を奏することができる他、第1実施形態の構成に対して貼付部40が省略されるので、装置の構造を簡易なものにできる。
[変形例]
なお、本発明は前述の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記各実施形態では、第二情報S2に、血管の長さ方向の位置と深さとの関係を示す数値G1及びグラフG2を表示した構成としたが、本発明では、第二情報S2を第一情報S1と同様に画像情報としてもよい。
即ち、ケーシングを患部Cの平面と側面とを双方に対向するように門型形状とし、門型形状のケーシングの患部Cの平面と側面とにそれぞれ対向する部分に印刷部30を設ける。患部Cの平面に対向配置された印刷部30は、第一情報S1のみを患部Cの平面のシートSや患部Cに直接印刷し、患部Cの側面に対向配置された印刷部30は、深さを示す第二情報S2のみを患部Cの側面のシートSや患部Cに直接印刷する。
さらに、本発明では、第二情報S2を省略し、第一情報S1のみをシートSや患部Cに直接、印刷するものでもよい。
また、前記実施形態では、血管穿刺用補助装置1〜3は、持ち運びが自在の構成としたが、本発明では、血管穿刺用補助装置を床等に固定し、被術者を乗せたベッドを血管穿刺用補助装置1〜3に対して移動させる構成としてもよい。
さらに、前記実施形態では、ケーシング10の移動速度を検出するために速度検出ローラ41Eを設けたが、本発明では、血管穿刺用補助装置1〜3を常に一定速度で移動できるものであれば、速度検出ローラ41Eを省略することができる。仮に、ケーシング10の移動速度を検出するための手段が必要であっても、速度検出ローラ41Eに限定されるものではなく、例えば、赤外線センサー、光センサー等を用いることができる。
1,2,3…血管穿刺用補助装置、10…ケーシング、20…超音波プローブ、30…印刷部、40…貼付部、41…シート送り部、50,60…制御装置、51…送受信部、52…信号処理部、53…画像生成部、54…コントローラ、55,65…制御部、C…患部、E…血管周辺領域、S…シート、S1…第一情報、S2…第二情報

Claims (6)

  1. 穿刺部材で穿刺しようとする被術者の血管周辺領域を含む患部に超音波を送受信し前記血管周辺領域の画像情報を取得する超音波プローブと、
    前記患部に配置されるシートと、
    前記超音波プローブで取得した超音波画像を前記シートに印刷する印刷部と、を備えた
    ことを特徴とする血管穿刺用補助装置。
  2. 請求項1に記載された血管穿刺用補助装置において、
    前記印刷部で超音波画像が印刷された前記シートを前記患部に貼付する貼付部を備え、
    前記貼付部は、前記印刷部で前記画像情報が印刷された前記シートを前記超音波プローブで取得された位置に同期させる
    ことを特徴とする血管穿刺用補助装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載された血管穿刺用補助装置において、
    前記印刷部で用いるインクと前記シートとは、それぞれ生体適合性を有する
    ことを特徴とする血管穿刺用補助装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載された血管穿刺用補助装置において、
    前記超音波プローブは、前記血管周辺領域の深さ方向と交差する方向の第一情報と前記深さ方向の第二情報とを取得し、
    前記印刷部は、前記超音波プローブで取得した超音波画像を前記第一情報と前記第二情報とに分けて前記シートに印刷する
    ことを特徴とする血管穿刺用補助装置。
  5. 請求項4に記載された血管穿刺用補助装置において、
    前記第二情報は、前記血管の長さ方向の位置と深さとの関係が数値及びグラフで表示される
    ことを特徴とする血管穿刺用補助装置。
  6. 穿刺部材で穿刺しようとする被術者の血管周辺領域を含む患部に超音波を送受信し前記血管周辺領域の画像情報を取得する超音波プローブと、
    前記超音波プローブで取得した超音波画像を前記患部に印刷する印刷部と、
    前記超音波プローブで画像情報が取得された位置に前記印刷部で超音波画像を印刷する位置を一致させる制御部と、を備えた
    ことを特徴とする血管穿刺用補助装置。
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