JP2016178663A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. 少なくとも１つのトランスポンダ（２２、２２ｂ）と周波数で同調する、または同調するよう意図する受動アンテナ（２４、３４）を備える無線周波数装置であって、
   ―前記トランスポンダ（２２、２２ｂ）は、電磁結合面外周部（Ｐ）を規定するアンテナインターフェイス（２８、３６）にリンクされた集積回路チップ（１６）を備え、
   ―前記受動アンテナは：
   ループ内に、少なくとも面（Ｂ）の一部分を含むように巻回されたメインループと、前記メインループの少なくとも１つのくぼみ（Ｒ、Ｒ２）とを備え、トランスポンダ回路を用いて電磁結合をもたらすように前記面（Ｂ）の前記一部分は前記くぼみ（Ｒ、Ｒ２）内に配置され、
   ―前記くぼみ（Ｒ、Ｒ２）は、前記トランスポンダ（２２、２２ｂ）を受け入れる、または受け入れるよう意図され、
   ―前記アンテナインターフェイス（２８、３６）と前記受動アンテナ（２４、３４）とは１ｍｍ以下で離隔して互いに隣接して配置されることを特徴とする、無線周波数装置。
2. 前記受動アンテナの複数回の巻回部分が、前記電磁結合面外周部（Ｐ）の半分以上にわたり、前記アンテナインターフェイス（２８）に沿って（Ｄｍ、Ｃｍ、Ｅｍ）、また実質的に近くに延在する、または延在するよう意図することを特徴とする、請求項１に記載の装置。
3. 前記くぼみは、前記メインループの内側から外側へ向うことを特徴とする、請求項１に記載の装置。
4. 前記受動アンテナの前記複数回の巻回部分は、前記アンテナインターフェイス（２８）の外周部（Ｐ）の４分の３上に延在する、または延在するよう意図することを特徴とする、請求項２に記載の装置。
5. 前記装置の表面に開口している接触モジュール（３６）中の第一のトランスポンダ（２２）、および開口していない非接触モジュール中の第二のトランスポンダ（２２ｂ）を備える、または備えるよう意図することを特徴とする、請求項４に記載の装置。
6. 前記第一のトランスポンダ（２２）は、ＩＳＯ／ＩＥＣ１４４４３規格のタイプＡに適合し、前記第二のトランスポンダ（２２ｂ）はタイプＢに適合する、またはその逆であることを特徴とする、請求項５に記載の装置。
7. 前記受動アンテナの結合面は、前記トランスポンダの電磁結合面に重畳して配置されることを特徴とする請求項１乃至６のいずれかに記載の装置。
8. 前記受動アンテナの結合面は、前記トランスポンダの電磁結合面を含み好ましくはＩＳＯ７８１６スマートカードの表面の約半分の大きさの面、すなわち８１×２５ｍｍの面をカバーして延在することを特徴とする、請求項１乃至７のいずれかに記載の装置。
9. 前記受動アンテナは、エンボス域（ＥＭＢ）の外側に延在することを特徴とする、請求項８に記載の装置。
10. 前記くぼみ（Ｒ、Ｒ２）は、前記受動アンテナの内面に対して“Ｕ”字、または“Ｖ”字、または“Ｃ”字状に外側に突出した形状を有し、
    前記“Ｃ”字状に外側に突出した形状である並列分岐（Ｃｐ、Ｅｐ）は、５ｍｍから１５ｍｍの間離隔して並んでいることを特徴とする、請求項１に記載の装置。
11. 前記くぼみ（Ｒ、Ｒ２）は、無線周波数またはＮＦＣ型トランスポンダを構成する加入者識別モジュール（ＳＩＭ）の真上に配置されるよう意図することを特徴とする、請求項１乃至１０のいずれかに記載の装置。
12. 複数回の巻回部分で形成されたメインループと、
    前記メインループの内側から前記メインループの外側へ向って開口し、トランスポンダを受け入れる前記メインループのくぼみとを備え、
    前記くぼみ内に前記メインループの内部巻回部分を含み、
    前記内部巻回部分を形成する導体の幅は、前記メインループの前記巻回部分を形成する導体の幅よりも大きいことを特徴とする受動アンテナ。