JP2016178399A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】スキャンされた画像データに基づいて、リモートメンテナンスを行うことができるようにすること。【解決手段】パネル部112への操作の入力に基づいて、自装置のモードを、リモートメンテナンスを行うためのリモートメンテナンスモードに移行させるコマンド制御部115と、画像形成指示及び読取指示を受信する送受信部111と、画像形成指示に従って、リモートメンテナンス用の画像データに基づいて、画像を媒体に形成する印刷部113と、読取指示に従って、印刷部113で画像が形成された媒体を読み取り、読取画像データを生成するスキャナ部114とを備え、送受信部111は、スキャナ部114で生成された読取画像データを送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成方法に関し、特に、リモートでメンテナンスを行うことのできる画像形成装置及び画像形成方法に関する。
従来から、スキャンした画像データをネットワーク上の共有フォルダに格納する装置があった(特許文献1参照)。
特開2005−94444号公報
しかしながら、従来の技術は、スキャンされた画像データがネットワーク上の共有フォルダに格納されるだけであり、このような画像データに基づいて、装置のリモートメンテナンスを行うことはできない。
そこで、本発明は、スキャンされた画像データに基づいて、リモートメンテナンスを行うことができるようにすることを目的とする。
本発明の一態様に係る画像形成装置は、操作の入力を受け付ける操作部と、前記操作部への操作の入力に基づいて、自装置のモードを、リモートメンテナンスを行うためのリモートメンテナンスモードに移行させる管理部と、前記リモートメンテナンスモードにおいて、画像形成指示及び読取指示を受信する受信部と、前記リモートメンテナンスモードにおいて、前記画像形成指示に従って、リモートメンテナンス用の画像データに基づいて、画像を媒体に形成する画像形成部と、前記リモートメンテナンスモードにおいて、前記読取指示に従って、前記画像形成部で画像が形成された媒体を読み取り、読取画像データを生成する読取部と、前記リモートメンテナンスモードにおいて、前記読取部で生成された読取画像データを送信する送信部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一態様に係る画像形成方法は、操作の入力を受け付け、前記操作の入力に基づいて、リモートメンテナンスを行うためのリモートメンテナンスモードに移行し、前記リモートメンテナンスモードにおいて、画像形成指示を受信し、前記リモートメンテナンスモードにおいて、前記画像形成指示に従って、リモートメンテナンス用の画像データに基づいて、画像を媒体に形成し、前記リモートメンテナンスモードにおいて、読取指示を受信し、前記リモートメンテナンスモードにおいて、前記読取指示に従って、前記画像が形成された媒体を読み取り、読取画像データを生成し、前記リモートメンテナンスモードにおいて、前記生成された読取画像データを送信し、前記リモートメンテナンスモードから別のモードに移行することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、スキャンされた画像データに基づいて、リモートメンテナンスを行うことができる。
実施の形態1に係る複合機を含むリモートメンテナンスシステムの概略図である。 実施の形態1に係る複合機の構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態1におけるパネル部の一例を示す概略図である。 実施の形態1におけるサポートサーバの構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態1におけるファイルサーバの構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態1に係る複合機で障害が発生した場合に、ユーザ側とサポートセンタ側とで行われる処理の概要を示すシーケンス図である。 実施の形態1において、テスト条件を選択する際に、表示部に表示される画面の一例を示す概略図である。 実施の形態1に係る複合機がサポートセンタ側のサーバと通信し、テストパターンの画像データを取得して、印刷を行う処理を示すシーケンス図である。 実施の形態1に係る複合機でスタートボタンが押下されて、サポートセンタ側のサポートサーバにコマンドの問合せを開始した時の複合機の処理を示すフローチャートである。 実施の形態1において、コマンド処理時の複合機の処理を示すフローチャートである。 実施の形態1において、サポートサーバが複合機からコマンド要求を受ける際の処理を示すフローチャートである。 実施の形態1において、複合機がサポートセンタ側のサーバと通信し、スキャンデータを送信する処理を示すシーケンス図である。 実施の形態1において、コマンド処理時の複合機の処理を示すフローチャートである。 実施の形態2におけるサポートサーバの構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態2において、テスト条件を選択する際に、表示部に表示される画面の一例を示す概略図である。
実施の形態1.
(構成の説明)
図1は、実施の形態1に係る画像形成装置としての複合機110を含むリモートメンテナンスシステム100の概略図である。
リモートメンテナンスシステム100は、大きく分けて2つの部分からなる。複合機110が接続されている「ユーザ側」の部分と、外部装置としてのサポートサーバ130及びファイルサーバ150が接続されている「サポートセンタ側」の部分である。
ユーザ側では、複合機110は、LAN101に接続されていて、ルータ102を介して、インターネット103に接続されている。
サポートセンタ側には、障害発生時に問題の解決をサポートするためのサポートサーバ130がインターネット103に接続されている。また、複合機110が印刷のために受信するファイルと、スキャンしたデータとして送信されたファイルとを格納するためのファイルサーバ150がインターネット103に接続されている。
複合機110は、サポートサーバ130とファイルサーバ150にインターネット103経由で接続可能である。さらに、サポートサーバ130及びファイルサーバ150には、それぞれの装置を識別するための装置識別情報としてのホスト名が割り当てられている。サポートサーバ130のホスト名は、「support.cloud.com」であり、ファイルサーバ150のホスト名は、「file.service.com」である。
図2は、実施の形態1に係る複合機110の構成を概略的に示すブロック図である。
複合機110は、送受信部111と、パネル部112と、印刷部113と、スキャナ部114と、コマンド制御部115とを備える。
送受信部111は、データを送信する送信部及びデータを受信する受信部として機能する。送受信部111は、LAN101と接続されている。送受信部111は、例えば、ネットワークカードで実現することができる。
パネル部112は、操作の入力を受け付ける操作部(入力部)及び表示部として機能する。パネル部112は、例えば、タッチパネル等のオペレータパネルである。
図3は、パネル部112の一例を示す概略図である。
パネル部112は、タッチパネル121aにより構成されている。
タッチパネル121aは、表示領域121bと、リモートメンテナンスボタン121cと、スタートボタン121dとを有する。
表示領域121bは、複合機の状態等の各種画像を表示するための領域である。
リモートメンテナンスボタン121cは、障害発生時に障害の発生原因の調査の開始を指示するために押下される領域である。このボタン121cが押下されることにより、複合機110は、印刷(画像形成)、スキャン(読み取り)又はファクシミリ送受信等を通常通りに行う通常モード(第1のモード)から、障害の発生原因を調査するためのリモートメンテナンスモード(第2のモード)に移行する。
スタートボタン121dは、印刷又はスキャンの開始を指示するために押下される領域である。
図2の説明に戻り、印刷部113は、画像データに基づいて、印刷する(画像を形成する)画像形成部である。
スキャナ部114は、原稿をスキャンする画像読取部である。特に、スキャナ部114は、印刷部113で画像が形成された媒体を読み取り、スキャンデータ(読取画像データ)を生成する。
コマンド制御部115は、複合機110での処理を制御する制御部である。例えば、コマンド制御部115は、複合機110のモードを管理する管理部として機能する。また、コマンド制御部115は、ファイルサーバ150からリモートメンテナンス用の画像データを取得する取得部として機能する。さらに、コマンド制御部115は、外部サーバへのコマンド要求の送信、外部サーバからのコマンド受信を制御する。
コマンド制御部115は、例えば、図示してはいない記憶部(不揮発性メモリ又は揮発性メモリ)に記憶されているプログラムをCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサで実行することにより実現することができる。
図4は、サポートサーバ130の構成を概略的に示すブロック図である。
サポートサーバ130は、送受信部131と、コマンド格納部132と、表示部133と、操作部134と、制御部135とを備える。
送受信部131は、データを送信する送信部及びデータを受信する受信部として機能する。送受信部131は、インターネット103に接続されている。
コマンド格納部132は、コマンドファイルを格納する記憶領域である。例えば、コマンド格納部132は、制御部135で生成された印刷開始コマンドファイル(画像形成開始コマンドファイル)及びスキャン開始コマンドファイル(読取開始コマンドファイル)が関連付けられて記憶される。
表示部133は、各種画像を表示する。例えば、表示部133は、コマンドファイル作成のための操作画面の画像を表示する。
操作部134は、操作の入力を受け付ける入力部である。例えば、操作部134は、コマンドファイルを生成するための操作の入力を受け付ける。
制御部135は、サポートサーバ130での処理を制御する。制御部135は、コマンド生成部136と、コマンド制御部137とを備える。
コマンド生成部136は、操作部134によって操作された内容に従って、コマンドファイルを生成する。コマンド生成部136で作成したコマンドファイルは、コマンド格納部132に格納される。
コマンド制御部137は、サーバ外部から受信したコマンド要求に対する応答を制御する。コマンド制御部137は、コマンド要求を受け取った際に、コマンド格納部132に格納されたコマンドファイルを参照して、コマンド要求に対する応答を行う。
以上に記載されたサポートサーバ130は、例えば、CPUと、メモリと、HDD(Hard Disk Drive)等の外部記憶装置と、キーボード及びマウス等の入力装置と、ディスプレイ等の表示装置と、通信ネットワークに接続するためのネットワークインターフェース等の通信装置とを備えた一般的なコンピュータで実現できる。
例えば、コマンド格納部132は、CPUがメモリ又は外部記憶装置を利用することにより実現可能であり、制御部135は、外部記憶装置に記憶されている所定のプログラムをメモリにロードしてCPUで実行することで実現可能であり、操作部134は、CPUが入力装置を利用することで実現可能であり、表示部133は、CPUが表示装置を利用することで実現可能であり、送受信部131は、CPUが通信装置を利用することで実現可能である。
図5は、ファイルサーバ150の構成を概略的に示すブロック図である。ファイルサーバ150は、送受信部151と、記憶部152と、制御部155とを備える。
送受信部151は、データを送信する送信部及びデータを受信する受信部として機能する。送受信部151は、インターネット103に接続されている。
記憶部152は、ファイルサーバ150での処理に必要なデータを記憶する記憶領域である。記憶部152は、テストパターン格納部153と、スキャンデータ格納部154とを備える。
テストパターン格納部153は、複合機110で印刷を行わせる画像データを記憶する記憶領域である。障害の発生原因を調査するためテストパターンに対応して、複数の画像データが記憶されている。
スキャンデータ格納部154は、複合機110でスキャンされたスキャンデータを記憶する記憶領域である。
制御部155は、ファイルサーバ150での処理を制御する。例えば、制御部155は、複合機110からの要求に応じて、テストパターン格納部153に記憶されている画像データを、送受信部151に送信させる。また、制御部155は、送受信部151が、スキャンデータを受信した場合に、このスキャンデータをスキャンデータ格納部154に記憶する。さらに、制御部155は、サポートサーバ130からの要求に応じて、スキャンデータ格納部154に格納されているスキャンデータを、送受信部151に送信させる。
以上に記載されたファイルサーバ150は、例えば、CPUと、メモリと、HDD等の外部記憶装置と、通信ネットワークに接続するためのネットワークインターフェース等の通信装置とを備えた一般的なコンピュータで実現できる。
例えば、記憶部152は、CPUがメモリ又は外部記憶装置を利用することにより実現可能であり、制御部155は、外部記憶装置に記憶されている所定のプログラムをメモリにロードしてCPUで実行することで実現可能であり、送受信部151は、CPUが通信装置を利用することで実現可能である。
(動作の説明)
図6は、複合機110で障害が発生した場合に、ユーザ側とサポートセンタ側とで行われる処理の概要を示すシーケンス図である。
複合機110で印刷した結果に問題があった場合(S10)、ユーザは、電話にてサポートセンタに連絡し、問題の内容を報告する(S11)。
サポートセンタの担当者は、電話にて問題の状況を聞き取った結果、サポートセンタが指定したテストパターンの画像データを実際に印刷した結果を確認する必要があると判断すると、ユーザにリモートメンテナンスの開始を依頼する(S12)。具体的には、複合機110のパネル部112に表示されているリモートメンテナンスボタン121c(図3参照)を押下するように、ユーザに依頼する。
このような依頼を受けたユーザは、複合機110のパネル部112を操作して、リモートメンテナンスボタン121cを押下する(S13)。
リモートメンテナンスボタン121cが押下されると、複合機110は、サポートセンタ側のサポートサーバ130とのセッションを開始することで、リモートメンテナンスモードに移行する(S14)。ここで、サポートサーバ130のコマンド制御部137は、複合機110とのセッションを開始すると、セッションを識別するために、セッション毎に一意となるセッション識別情報であるセッションIDを付与する。
サポートサーバ130と、複合機110との間でセッションが開始されると、例えば、サポートサーバ130の表示部133に、セッションを開始した複合機110を識別するための識別情報が表示される。そして、サポートセンタの担当者が、操作部134を介して、表示部133に表示された識別情報を選択して実行する指示の入力を行うと、サポートサーバ130と複合機110との間のセッションIDが、電話をしてきたユーザに割り当てられたものとして扱われる。
そして、サポートセンタの担当者は、故障の原因を診断するためのテスト条件を選択する。
図7は、テスト条件を選択する際に、表示部133に表示される画面の一例を示す概略図である。
条件選択画面104は、印刷条件選択領域(画像形成条件選択領域)104aと、スキャン条件選択領域(読取条件選択領域)104bと、スタートボタン104cとを備える。
印刷条件選択領域104aは、印刷条件(画像形成条件)を選択するための領域である。印刷条件選択領域104aは、テストパターン選択領域104a−1と、印刷パラメータ(画像形成パラメータ)の項目を示す印刷パラメータ項目表示領域104a−2と、印刷パラメータの値を選択するための印刷パラメータ選択領域104a−3とを備えている。サポートセンタの担当者は、操作部134を介して、テストパターンとして使用する画像データを、テストパターン選択領域104a−1から選択するとともに、印刷パラメータ項目表示領域104a−2に表示されている項目毎に、印刷パラメータ選択領域104a−3に表示されている何れかの値を選択する。
スキャン条件選択領域104bは、スキャン条件(読取条件)を選択するための領域である。スキャン条件選択領域104bは、スキャンパラメータ(読取パラメータ)の項目を示すスキャンパラメータ項目表示領域104b−1と、スキャンパラメータの値を選択するためのスキャンパラメータ選択領域104b−2とを備えている。サポートセンタの担当者は、操作部134を介して、スキャンパラメータ項目表示領域104b−1に表示されている項目毎に、スキャンパラメータ選択領域104b−2に表示されている何れかの値を選択し、又は、所望の値を入力する。
スタートボタン104cは、印刷条件選択領域104a及びスキャン条件選択領域104bで選択されたパラメータの値に基づいて、コマンドファイルを生成する指示を入力する領域である。スタートボタン104cが押下されると、コマンド生成部136は、印刷条件選択領域104aで選択された値に基づいて、複合機110に印刷を行わせる印刷指示(画像形成指示)及び印刷条件を含む印刷開始コマンド(画像形成開始コマンド)を含む印刷開始コマンドファイルを生成して、コマンド格納部132に記憶させる。また、コマンド生成部136は、スキャン条件選択領域104bで選択された値に基づいて、複合機110に印刷を行わせるスキャン指示(読取指示)及びスキャン条件を含むスキャン開始コマンド(読取開始コマンド)を含むスキャン開始コマンドファイルを生成して、コマンド格納部132に記憶させる。
ここで生成された印刷開始コマンドファイル及びスキャン開始コマンドファイルは、関連付けてコマンド格納部132に記憶される。例えば、S14でセッションが開始された際に生成されたセッションIDにこれらのファイルを関連付けることで、これらのファイルを関連付けることができる。具体的には、これらのファイルのファイル名にセッションIDを含めることで、これらのファイルを関連付けることができる。また、これらのファイルを識別するためのファイル識別情報(例えば、ファイル名)と、S14でセッションが開始された際に生成されたセッションIDとを対応付けるファイル管理情報(例えば、テーブル形式のファイル管理テーブル)をコマンド格納部132に記憶させておくことで、これらのファイルを関連付けることができる。さらに、セッションIDに記憶領域を割り当て、割り当てられた記憶領域に、印刷開始コマンドファイル及びスキャン開始コマンドファイルを記憶させてもよい。なお、これらのファイルが関連付けられることで、これらのファイルに含まれている印刷条件及びスキャン条件が関連付けられることになる。
図6の説明に戻り、サポートセンタの担当者は、電話で、複合機110のパネル部112に表示されているスタートボタン121d(図3参照)を押下して、印刷を開始するように、ユーザに依頼する(S16)。
このような依頼を受けて、ユーザは、スタートボタン121dを押下する(S17)。複合機110は、サポートセンタ側のサーバ130、150と通信して、テストパターンの画像データを受信し、印刷部113で印刷を実行する(S18)。なお、複合機110とサポートセンタ側のサーバ130、150とのやり取りの詳細は、後述する。
次に、サポートセンタの担当者は、電話で、印刷結果(原稿)を複合機110のスキャナ部114にセットして、パネル部112のスタートボタン121dを押下することで、スキャンを開始するように、ユーザに依頼する(S19)。
このような依頼を受けて、ユーザは、印刷された原稿を複合機110のスキャナ部114にセットする(S20)。
次に、ユーザは、複合機110のパネル部112のスタートボタン121dを押下する(S21)。
そして、複合機110は、スキャナ部114で原稿を読み取り、スキャンデータを生成し、サポートセンタ側のサーバ130、150と通信して、そのスキャンデータを送信する(S22)。なお、複合機110とサポートセンタ側のサーバ130、150とのやり取りの詳細は、後述する。
サポートセンタの担当者は、ファイルサーバ150に格納された画像データを確認して、印刷結果の問題の原因を推測する(S23)。
そして、サポートセンタの担当者は、電話で、ユーザに問題を解消する方法を案内する(S24)。
案内が終了したら、複合機110又はサポートサーバ130からの要求により、セッションを終了し、複合機は、リモートメンテナンスモードから通常モードに移行する。
なお、図6に記載したシーケンスでは、ユーザとサポートセンタの担当者とは、電話でやりとりを行っているが、このような例に限定されるものではない。例えば、電子メール、ファクシミリ通信その他の通信手段により、やりとりが行われてもよい。
図8は、複合機110がサポートセンタ側のサーバ130、150と通信し、テストパターンの画像データを取得して、印刷を行う処理を示すシーケンス図である。
複合機110のコマンド制御部115は、パネル部112のスタートボタン121dが押下されると、サポートセンタ側のサポートサーバ130に、コマンドの問合せのために、送受信部111を介して、コマンド要求を送信する(S30)。例えば、コマンド要求は、HTTPのPOSTメソッドによって、“http://support.cloud.com/inquire”宛に送信される。
なお、サポートサーバ130のコマンド制御部137は、セッションが開始されて最初に取得されるコマンド要求は、印刷開始のコマンドを要求するものであり、印刷開始コマンドの送信後に取得されるコマンド要求は、スキャン開始のコマンドを要求するものであると認識するものとする。
サポートサーバ130では、サポートセンタ担当者によって選択されたテスト条件に従った印刷開始コマンドが作成され、セッションIDに関連付けられて、印刷開始コマンドファイルとしてコマンド格納部132に格納されている。サポートサーバ130のコマンド制御部137は、コマンド要求を受信すると複合機110に対して、HTTPレスポンスコード「200OK」と印刷開始コマンドを含んだデータを応答する(S31)。
その応答には、例えば、以下のようなデータが含まれている。
{
“success”:“true”
“command”:“start_print”
“filename”:“pattern.pdf”
“destination”:“file.server.com/print/”
“color”:“color”
“quality”:“photo”
“size”:“A4”
}
ここで、「“success”:“true”」は、コマンド要求に対してコマンドがあることを示している。
「“command”:“start_print”」は、コマンドの名称を示しており、印刷をスタートするコマンドであることを示している。
「“filename”:“pattern001.pdf”」は、ファイルサーバ150に格納されているテストパターンの画像データのファイル名が、“pattern001.pdf”であることを示している。このファイル名は、画像データを識別するための画像データ識別情報として機能する。
「“destination”:“file.server.com/print/”」は、テストパターンの画像データのファイルが格納されている宛先を示している。
「“color”:“color”」は、カラーの印刷パラメータを「カラー」に設定することを示している。
「“quality”:“photo”」は、印刷品質の印刷パラメータを「写真」に設定することを示している。
「“size”:“A4”」は、用紙サイズの印刷パラメータを「A4」に設定することを示している。
即ち、以上のデータでは、「“command”:“start_print”」が印刷開始指示(画像形成指示)を示し、「“filename”:“pattern001.pdf”」が印刷すべき画像データを示し、「“color”:“color”」、「“quality”:“photo”」及び「“size”:“A4”」が、印刷時に設定するパラメータの値を示している。
なお、「“destination”:“file.server.com/print/”」は、リモートメンテナンス用の画像データを取得するための宛先を示している。
複合機110のコマンド制御部115は、サポートサーバ130からのコマンドを受信して、コマンド実行可能である旨をサポートサーバ130に通知する。この通知は、例えば、HTTPのPOSTメソッドによって、“http://support.cloud.com/report”宛に、以下の様なデータを送信することで実現される(S32)。
{
“command-result”:“accepted”
}
ここで、「“command-result”:“accepted”」は、サポートサーバ130からのコマンドを複合機110が受け付けたことを示している。
サポートサーバ130のコマンド制御部137は、複合機110からの通知に対して、HTTPレスポンスコード「200OK」と共に以下のデータを返し、異議のないことを示す(S33)。
{
“success”:“true”
}
複合機110のコマンド制御部115は、ステップS33のHTTPレスポンスコードを受信して、テストパターンの画像データのファイルのダウンロードを開始する。ここでは、コマンド制御部115は、送受信部111を介して、宛先“file.server.com/print/”に従って、ホスト名“file.server.com”のファイルサーバ150に接続する。この例では、WebDAVプロトコルが用いられている。
まず、複合機110のコマンド制御部115は、ファイルサーバ150に対して、ファイルサーバ150に格納先のフォルダ“/print”があることを確認するために、HTTPのHEADコマンドを送信する(S34)。
ファイルサーバ150の制御部155は、“/print”フォルダが存在するので、複合機110に対して、HTTPレスポンスコード「200OK」を返す(S35)。
複合機110のコマンド制御部115は、“/print”フォルダがあることを確認できたので、ファイルサーバ150からテストパターンの画像データを取得する要求を行う。ここでは、HTTPのGETメソッド“GET/print/pattern001.pdf”により、画像データの取得を要求する(S36)。
ファイルサーバ150の制御部155は、そのような要求に応じて、「pattern001.pdf」の画像データを複合機110に送る。そして、ファイルサーバ150の制御部155は、その画像データの送信が完了したらHTTPレスポンスコード「200OK」を返して、ファイルの送信が成功したことを複合機110に通知する(S37)。
複合機110は、ファイルサーバ150からのテストパターンデータの受信が完了したら、印刷部113でテストパターンの画像データの印刷を開始する(S38)。このとき、印刷部113は、ステップS31で送られてきた印刷パラメータを取得して、取得された印刷パラメータを用いて印刷を行う。印刷が完了したら、複合機110のコマンド制御部115は、サポートサーバ130にコマンド実行が完了した旨を通知する(S39)。この通知は、HTTPのPOSTメソッドによって、“http://support.cloud.com/report”宛に以下のようなデータを送信することで実現される。
{
“command-result”:“completed”
}
サポートサーバ130のコマンド制御部137は、複合機110からの通知に対して、HTTPレスポンスコード「200OK」と共に以下のようなデータを返し、通知を受領したことを示す(S40)。
{
“success”:“true”
}
図9は、複合機110でスタートボタン121dが押下されて、サポートセンタ側のサポートサーバ130にコマンドの問合せを開始した時の複合機110の処理を示すフローチャートである。
複合機110のスタートボタン121dがユーザにより押下されると、パネル部112からコマンド制御部115に対して、ユーザによりスタートボタン121dの押下が通知される。コマンド制御部115は、その通知を受けて、コマンド取得するために、サポートサーバ130にコマンド取得要求を送信する(S50)。
そして、コマンド制御部115は、サポートサーバ130からの応答にコマンドが含まれているか否かを判断する(S51)。コマンドが含まれていなければ(S51でNo)、ステップS50に戻り、コマンド制御部115は、一定時間待って再度サポートサーバ130にコマンド取得要求を送信する。応答にコマンドが含まれていれば(S51でYes)、処理はステップS52に進む。
ステップS52では、コマンド制御部115は、コマンドを処理する。ここでの処理の詳細は、図10を用いて説明する。
コマンド制御部115は、コマンド処理が完了すると、処理結果をサポートサーバ130に送信する(S53)。
そして、コマンド制御部115は、サポートサーバ130からの応答を受け取ると(S54)、ステップS51に戻り、次のコマンドがあるか否かの確認をする。
図10は、コマンド処理時の複合機110の処理を示すフローチャートである。ここでは、印刷開始コマンドを処理する時の動作フローを説明する。
複合機110のコマンド制御部115は、サポートサーバ130から印刷開始コマンドを受信すると、ファイル受信を開始する前にサポートサーバ130に対してコマンド処理の開始を通知する(S60)。この処理は、図8のステップS32の処理に相当する。
サポートサーバ130からのコマンド開始を了承する旨の応答を受領すると(これは、図8のステップS33の処理に相当する)、ファイルサーバ150からファイルを受信する(S61)。この処理は、図8のステップS34〜S37の処理に相当する。
ファイルの受信が完了すると、印刷部113は印刷を開始する(S62)。ここでは、印刷開始コマンドに含まれているパラメータの値が設定されて、印刷が行われる。
印刷が完了すると、コマンド制御部115は、印刷開始コマンドの処理が完了したことをサポートサーバ130に通知する(S63)。この処理は、図8のステップS39〜S40の処理に相当する。
図11は、サポートサーバ130が複合機110からコマンド要求を受ける際の処理を示すフローチャートである。
サポートサーバ130のコマンド制御部137は、コマンド要求を待ち受けている(S70)。
外部からコマンド要求を受信すると、コマンド制御部137は、コマンド格納部132に対応するコマンドファイルがあるか否かを確認する(S71)。コマンドファイルがなければ(S71でNo)、コマンド制御部137は、コマンドがない旨を応答し(S72)、ステップS70に戻り、再度コマンド要求を待ち受ける。一方、コマンドファイルがある場合には(S71でYes)、処理はステップS73に進む。
ステップS73では、コマンド制御部137は、コマンド格納部132に格納されている対応するコマンドファイルに含まれているコマンドを送信する。
そして、コマンド制御部137は、コマンドを送信した後、コマンドの処理結果の受信を待つ(S74)。
コマンド制御部137は、コマンド処理結果を受信したら処理を終了し(S75)、ステップS70に戻り、コマンド処理の受信待ち状態となる。
図12は、複合機110がサポートセンタ側のサーバ130、150と通信し、スキャンデータを送信する処理を示すシーケンス図である。
複合機110のコマンド制御部115は、パネル部112のスタートボタン121dが押下されると、サポートセンタ側のサポートサーバ130に、コマンドの問合せのために、送受信部111を介して、コマンド要求を送信する(S80)。例えば、コマンド要求は、HTTPのPOSTメソッドによって、“http://support.cloud.com/inquire”宛に送信される。
ここでのコマンド要求は、印刷開始コマンドを送信した後のものであるため、サポートサーバ130のコマンド制御部137は、スキャン開始のコマンドを要求するものであると認識する。
サポートサーバ130では、サポートセンタ担当者によって選択されたテスト条件に従ったスキャン開始コマンドが作成され、セッションIDに関連付けられて、スキャン開始コマンドファイルとしてコマンド格納部132に格納されている。サポートサーバ130のコマンド制御部137は、コマンド要求を受信すると複合機110に対して、HTTPレスポンスコード「200OK」とスキャン開始コマンドとを含んだデータを応答する(S81)。
その応答には、例えば、以下のようなデータが含まれている。
{
“success”:“true”
“command”:“startscan'
“filename”:“image123456.pdf'
“scansize”:“A4”
“density”:“0”
“document_type”:“photo'
“resolution”:“200”
“contrast”:“0”
“grayscale”:“OFF”
}
ここで、「“success”:“true”」は、コマンド要求に対してコマンドがあることを示している。
「“command”:“start_scan”」は、コマンドの名称を示しており、スキャンをスタートするコマンドであることを示している。
「“filename”:“image123456.pdf”」は、スキャンした結果をファイルサーバ150に格納する時のファイル名を示している。このファイル名は、スキャンデータを識別するためのスキャンデータ識別情報(読取画像データ識別情報)として機能する。
「“destination”:“file.server.com/scan/”」は、スキャンした結果を格納するファイルの宛先を示している。
「“scan_size”:“A4”」はスキャンする領域のサイズを示している。
「“density”:“0”」はスキャン時の濃度の補正値を示している。
「“document_type”:“photo”」はスキャン原稿のタイプを示している。
「“resolution”:“200”」はスキャン解像度の値を示している。
「“contrast”:“0”」はスキャン時のコントラストの値を示している。
「“grayscale”:“OFF”」はスキャン時のグレースケールの適用のON又はOFFを示している。
即ち、以上のデータでは、「“command”:“start_scan”」がスキャン開始指示(読取指示)を示し、「“filename”:“image123456.pdf”」がスキャンデータのファイル名を示し、「“scan_size”:“A4”」、「“density”:“0”」、「“document_type”:“photo”」、「“resolution”:“200”」、「“contrast”:“0”」及び「“grayscale”:“OFF”」が、スキャン時に設定するパラメータの値を示している。
なお、「“destination”:“file.server.com/scan/”」は、スキャンデータを送信する宛先を示している。
複合機110のコマンド制御部115は、サポートサーバ130からのコマンドを受信して、コマンド実行可能である旨をサポートサーバ130に通知する。この通知は、例えば、HTTPのPOSTメソッドによって、“http://support.cloud.com/report”宛に、以下の様なデータを送信することで実現される(S82)。
{
“command-result”:“accepted”
}
サポートサーバ130のコマンド制御部137は、複合機110からの通知に対して、HTTPレスポンスコード「200OK」と共に以下のデータを返し、異議のないことを示す(S83)。
{
“success”:“true”
}
複合機110は、ステップS83のHTTPレスポンスコードを受信して、スキャナ部114で原稿の読み取りを開始する(S84)。ここでは、スキャナ部114は、ステップS81で取得されたスキャン開始コマンドに含まれているスキャナパラメータの値を取得して、取得されたスキャナパラメータの値を用いて、原稿の読み取りを行う。
そして、複合機110のコマンド制御部115は、送受信部111を介して、ステップS81で受信したスキャン開始コマンドに含まれる宛先に接続する。ここでは、コマンド制御部115は、送受信部111を介して、宛先“file.server.com/scan/”に従って、ホスト名“file.server.com”のファイルサーバ150に接続する。この例では、WebDAVプロトコルが用いられている。
まず、複合機110のコマンド制御部115は、ファイルサーバ150に対して、ファイルサーバ150に格納先のフォルダ“/scan”があることを確認するために、HTTPのHEADコマンドを送信する(S85)。
ファイルサーバ150の制御部155は、“/scan”フォルダが存在するので、複合機110に対してHTTPレスポンスコード「200OK」を返す(S86)。
複合機110のコマンド制御部115は、“/scan”フォルダがあることを確認できたので、ファイルサーバ150に対してスキャンで読み取られたスキャンデータを送信する(S87)。データの送信には、HTTPのPUTメソッド“PUT/scan/image123456.pdf”が用いられ、スキャンデータが送信される。
ファイルサーバ150の制御部155は、データの格納が完了したら、HTTPレスポンスコード「200OK」を返して、ファイルの格納が成功したことを複合機110に通知する(S88)。
複合機110のコマンド制御部115は、ファイルサーバ150へのスキャンデータの格納が完了したら、サポートサーバ130にコマンド実行が完了した旨を通知する(S89)。この通知は、HTTPのPOSTメソッドによって、“http://support.cloud.com/report”宛に以下の様なデータを送信することで実現される。
{
“command-result”:“completed”
}
サポートサーバ130のコマンド制御部137は、複合機110からの通知に対して、HTTPレスポンスコード「200OK」と共に以下のようなデータを返し、通知を受領したことを示す(S90)。
{
“success”:“true”
}
図13は、コマンド処理時の複合機110の処理を示すフローチャートである。ここでは、スキャン開始コマンドを処理する時の動作フローを説明する。
複合機110のコマンド制御部115は、サポートサーバ130からスキャン開始コマンドを受信すると、スキャンを開始する前にサポートサーバ130に対してコマンド処理の開始を通知する(S100)。この処理は、図12のステップS82の処理に相当する。
サポートサーバ130からのコマンド開始を了承する旨の応答を受領すると(この処理は、図12のステップS83の処理に相当する)、スキャナ部114は原稿の読み取りを開始する(S101)。ここでは、スキャン開始コマンドに含まれているパラメータの値が設定されて、スキャンが行われる。
スキャンが完了すると、コマンド制御部115は、読み取られたスキャンデータをファイルサーバ150に送信する(S102)。ここでの処理は、図12のステップS85〜S88の処理に相当する。
そして、コマンド制御部115は、スキャンデータの送信が完了すると、スキャン開始コマンドの処理が完了したことをサポートサーバ130に通知する(S103)。ここでの処理は、図12のステップS89〜S90の処理に相当する。
以上のように、実施の形態1によれば、サポートセンタが指定したテストパターンの画像データに基づく印刷の内容に従って、スキャンパラメータの値が自動的に決定され、複合機110に設定される。このため、複合機110は、ユーザ自身が設定することなく、テストパターンの内容に応じた最適なパラメータの値を設定して、印刷及びスキャンを行うことができる。
実施の形態2.
図1に示されているように、実施の形態2におけるリモートメンテナンスシステム200は、複合機110と、サポートサーバ230と、ファイルサーバ150とを備える。
実施の形態2における複合機110及びファイルサーバ150は、実施の形態1と同様に構成されているため、以下では、実施の形態2におけるサポートサーバ230について説明する。
図14は、実施の形態2におけるサポートサーバ230の構成を概略的に示すブロック図である。
サポートサーバ230は、送受信部131と、コマンド格納部232と、表示部133と、操作部134と、制御部235とを備える。
実施の形態2における送受信部131、表示部133及び操作部134については、実施の形態1と同様に構成されているため、以下、コマンド格納部232及び制御部235について説明する。
コマンド格納部232は、テスト条件毎に、印刷条件と、スキャン条件とを関連付けて記憶している。具体的には、コマンド格納部232は、テスト条件毎に、印刷開始コマンドファイルと、スキャン開始コマンドファイルとを関連付けて記憶している。
制御部235は、サポートサーバ230での処理を制御する。制御部135は、コマンド制御部137と、コマンド指定部238とを備える。
コマンド制御部137は、実施の形態1と同様に構成されているため、以下、コマンド指定部238について説明する。
コマンド指定部238は、表示部133に複合機110の故障診断を行うためのテスト条件を選択するための画面の画像を表示させて、操作部134を介して、サポートセンタの担当者から使用するテスト条件の選択を受け付ける。そして、コマンド指定部238は、コマンド格納部232において、選択されたテスト条件に対応する印刷開始コマンドファイル及びスキャン開始コマンドファイルと、セッションIDとを関連付ける。関連付けについては、実施の形態1と同様に行われればよい。
図15は、テスト条件を選択する際に、表示部133に表示される画面の一例を示す概略図である。
条件選択画面204は、テスト条件選択領域204aと、スタートボタン204bとを備える。
テスト条件選択領域204aには、テストパターンとして使用される画像データと、印刷パラメータの項目及び値と、スキャンパラメータの項目及び値と、を関連付けたテスト条件が複数表示されている。サポートセンタの担当者は、操作部134を介して、テスト条件選択領域204aに表示されている複数のテスト条件から、使用するテスト条件を選択する。
スタートボタン204bは、テスト条件選択領域204aで選択されたテスト条件に対応するコマンドファイルを用いて、故障診断を行う指示を入力する領域である。スタートボタン204bが押下されると、コマンド指定部238は、コマンド格納部232において、選択されたテスト条件に対応する印刷開始コマンドファイル及びスキャン開始コマンドファイルをセッションIDと関連付ける。以下、このセッションでは、関連付けられた印刷開始コマンドファイル及びスキャン開始コマンドファイルを用いて、故障診断が行われる。
以上のように、実施の形態2によれば、印刷開始コマンド及びスキャン開始コマンドが予め関連付けられているので、サポートセンタの担当者は、テスト条件を容易に選択することができる。
以上に記載した実施の形態1及び2では、画像形成装置の一例として複合機110が記載されているが、このような例に限定されるものではない。例えば、画像形成装置は、複写機及びファクシミリ装置等であってもよい。
以上に記載された実施の形態1及び2では、複合機110は、LAN101経由でインターネット103に接続されていたが、このような例に限定されるものではない。複合機110が、サポートサーバ130、230及びファイルサーバ150に接続することができれば、その他のネットワーク構成であってもよい。
以上に記載された実施の形態1及び2では、サポートサーバ130、230と、ファイルサーバ150とが設けられているが、これらが一つのサーバであってもよい。また、ファイルサーバ150が、リモートメンテナンス用の画像データ及びスキャンデータを記憶しているが、画像データを記憶するサーバと、スキャンデータを記憶するサーバとに分かれていてもよい。
以上に記載された実施の形態1及び2では、複合機110は、ファイルサーバ150より、テストパターンに対応する画像データを取得するように構成されているが、このような例に限定されるものではない。例えば、複合機110の図示しない記憶部に、複数のテストパターンに対応する複数の画像データが予め記憶されており、印刷開始コマンドで、どの画像データを使用するかが指定されてもよい。
また、その記憶部には、印刷条件と、スキャン条件とが関連付けて記憶されていてもよい。そして、サポートサーバ130、230からの印刷開始コマンド及びスキャン開始コマンドで、どの印刷条件及びスキャン条件を使用するかが、例えば、ID等の識別情報で指定されてもよい。ここでの識別情報は、印刷条件を識別する印刷条件識別情報(画像形成条件識別情報)及びスキャン条件を識別するスキャン条件識別情報(読取条件識別情報)の組み合わせであってもよく、又は、印刷条件及びスキャン条件の組み合わせを識別する条件識別情報であってもよい。印刷部113及びスキャナ部114は、このような識別情報に基づいて、記憶部から印刷条件及びスキャン条件をそれぞれ取得して用いる。
100,200 リモートメンテナンスシステム、 110 複合機、 111 送受信部、 112 パネル部、 113 印刷部、 114 スキャナ部、 115 コマンド制御部、 130,230 サポートサーバ、 131 送受信部、 132,232 コマンド格納部、 133 表示部、 134 操作部、 135,235 制御部、 136 コマンド生成部、 137 コマンド制御部、 238 コマンド指定部、 150 ファイルサーバ、 151 送受信部、 152 記憶部、 155 制御部。

Claims (9)

  1. 操作の入力を受け付ける操作部と、
    前記操作部への操作の入力に基づいて、自装置のモードを、リモートメンテナンスを行うためのリモートメンテナンスモードに移行させる管理部と、
    前記リモートメンテナンスモードにおいて、画像形成指示及び読取指示を受信する受信部と、
    前記リモートメンテナンスモードにおいて、前記画像形成指示に従って、リモートメンテナンス用の画像データに基づいて、画像を媒体に形成する画像形成部と、
    前記リモートメンテナンスモードにおいて、前記読取指示に従って、前記画像形成部で画像が形成された媒体を読み取り、読取画像データを生成する読取部と、
    前記リモートメンテナンスモードにおいて、前記読取部で生成された読取画像データを送信する送信部と、を備えること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成部は、リモートメンテナンスモードにおいて、画像を形成するために必要なパラメータの値を含む画像形成条件を取得するとともに、当該取得された画像形成条件に含まれているパラメータの値を用いて、前記画像を前記媒体に形成し、
    前記読取部は、前記画像形成条件に関連付けられ、前記読取画像データを読み取るために必要なパラメータの値を含む読取条件を取得するとともに、当該取得された読取条件に含まれているパラメータの値を用いて、前記画像形成部で画像が形成された媒体を読み取ること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記リモートメンテナンスモードにおいて、前記受信部は、前記画像形成条件及び前記読取条件を受信し、
    前記画像形成部は、前記受信部から前記画像形成条件を取得し、
    前記読取部は、前記受信部から前記読取条件を取得すること
    を特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記受信部は、前記画像形成条件と前記読取条件とを関連付けて記憶している外部装置から、前記画像形成条件と前記読取条件とを受信することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成指示及び前記画像形成条件は、第1のコマンドに含まれており、
    前記読取指示及び前記読取条件は、第2のコマンドに含まれており、
    前記受信部は、前記第1のコマンド及び前記第2のコマンドを受信すること
    を特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成条件には、前記リモートメンテナンス用の画像データを識別するための画像データ識別情報と、前記リモートメンテナンス用の画像データを取得するための宛先と、がさらに含まれており、
    前記リモートメンテナンスモードにおいて、前記画像形成条件に含まれている宛先から、前記画像データ識別情報で識別されるリモートメンテナンス用の画像データを取得する取得部をさらに備え、
    前記画像形成部は、前記取得部で取得されたリモートメンテナンス用の画像データに基づいて、画像を媒体に形成すること
    を特徴とする請求項2から5の何れか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記読取条件には、前記読取画像データを送信する宛先がさらに含まれており、
    前記送信部は、前記読取条件に含まれている宛先に、前記読取画像データを送信すること
    を特徴とする請求項2から6の何れか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記読取条件には、前記読取画像データを識別するための読取画像データ識別情報がさらに含まれており、
    前記読取部は、前記読取画像データに前記読取画像データ識別情報を付与し、
    前記送信部は、前記読取条件に含まれている宛先に、前記読取画像データとともに、前記読取画像データに付与された前記読取画像データ識別情報を送信すること
    を特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 操作の入力を受け付け、
    前記操作の入力に基づいて、リモートメンテナンスを行うためのリモートメンテナンスモードに移行し、
    前記リモートメンテナンスモードにおいて、画像形成指示を受信し、
    前記リモートメンテナンスモードにおいて、前記画像形成指示に従って、リモートメンテナンス用の画像データに基づいて、画像を媒体に形成し、
    前記リモートメンテナンスモードにおいて、読取指示を受信し、
    前記リモートメンテナンスモードにおいて、前記読取指示に従って、前記画像が形成された媒体を読み取り、読取画像データを生成し、
    前記リモートメンテナンスモードにおいて、前記生成された読取画像データを送信し、
    前記リモートメンテナンスモードから別のモードに移行すること
    を特徴とする画像形成方法。
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