JP2016175734A - 解撚パイプ部材及びこれを備えた糸継装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】歩留りを高めることができる解撚パイプ部材及びこれを備えた糸継装置を提供する。
【解決手段】第1解撚パイプ部材40A(第2解撚パイプ部材40B)は、一対の糸YA,YBの糸端同士を継ぎ合わせる糸継装置10に設けられる。第1解撚パイプ部材は、軸方向に接続される解撚パイプ41,43の内周面41a,43aによって糸端の撚りを解くための解撚空気が流れる解撚空気流路46が形成されている。
【選択図】図6
【解決手段】第1解撚パイプ部材40A(第2解撚パイプ部材40B)は、一対の糸YA,YBの糸端同士を継ぎ合わせる糸継装置10に設けられる。第1解撚パイプ部材は、軸方向に接続される解撚パイプ41,43の内周面41a,43aによって糸端の撚りを解くための解撚空気が流れる解撚空気流路46が形成されている。
【選択図】図6
Description
本発明は、解撚パイプ部材及びこれを備えた糸継装置に関する。
上流側の糸の糸端と下流側の糸の糸端とを継ぐ糸継装置を備えたワインダユニット等の糸巻取機が知られている。上流側の糸の糸端と下流側の糸の糸端とを継ぐ場合に、両糸端をそれぞれ解撚パイプ部材中に吸引し、解撚パイプ部材中で糸端に圧力気流を吹き付けることにより、糸端を構成する繊維を解繊している。
このような解撚パイプ部材を備える糸継装置が、例えば、特許文献1及び2に開示されている。特許文献1の糸継装置では、解撚パイプ部材61において糸端を吸引する端部とは反対側の後端にフレキシブルパイプ62を接続し、吸引した糸屑などを機台の後方側に送り出している。特許文献2の糸継装置においても同様に、解撚パイプ部材82の後端に気流誘導チューブ89を取り付け、解撚パイプ部材内に噴射される圧縮空気による気流を機台の後方側に配置された集塵機80へ誘導している。
特許文献1に記載の糸継装置も、特許文献2に記載の糸継装置も、解撚パイプ部材61,82も後端にチューブ62,89が取り付けられている。なお、当該チューブは、解撚糸屑を回収するための経路を形成するために設けられ、このチューブ内では、糸端の解撚は行われない。チューブが取り付けられる解撚パイプ部材62,89は、カセット(特許文献1ではブロック50)等を介して糸継装置の本体部に取り付けられる。このとき、カセットにおいて解撚パイプ部材を内挿する内挿部と解撚パイプ部材との密閉性を確保するために、解撚パイプ部材の形状には高い精度が求められる。軸方向(長手方向)における解撚パイプ部材の長さが長くなるほど、形状精度を維持することが難しくなり、特に、セラミックで形成された解撚パイプは、歩留りが低くなる。
そこで、本発明は、歩留りを高めることができる解撚パイプ部材及びこれを備えた糸継装置を提供することを目的とする。
本発明の解撚パイプ部材は、一対の糸端同士を継ぎ合わせる糸継装置に設けられる解撚パイプ部材であって、軸方向に接続される複数の筒状部材の内周面によって、糸端の撚りを解くための解撚空気が流れる解撚空気流路が形成されている。
この解撚パイプ部材では、軸方向(長手方向)に接続される複数の筒状部材から形成されるので、軸方向に一つの筒状部材として形成されるよりも、一つ一つの筒状部材の長さが短い。これにより、筒状部材の形状精度を維持し易くなり、筒状部材の歩留りを高めることができる。この結果、これらの筒状部材を接続して形成される解撚パイプ部材の歩留りを高めることができる。
本発明の解撚パイプ部材における複数の筒状部材には、異なる材質の筒状部材が含まれていてもよい。
本発明の解撚パイプ部材では、筒状部材は、セラミック、金属、又は樹脂によって形成されていてもよい。
これらの構成の解撚パイプ部材では、筒状部材ごとに様々な材質の選択が可能となるので、例えば、糸を吸引する側の部位に配置される筒状部材の材質を糸種などに合わせて選択したりするなど、目的に合わせて最適な解撚パイプ部材を製造することが可能となる。
本発明の解撚パイプ部材では、軸方向に接続される複数の筒状部材の軸方向における全長は、20mm以上80mm以下であってもよい。
本発明の解撚パイプ部材では、複数の筒状部材は、第1解撚パイプ及び第2解撚パイプであり、第1解撚パイプには、解撚すべき糸を取り入れるための糸導入部と、解撚空気を導入するための第1解撚空気導入部と、解撚空気を排出するための第1解撚空気排出部と、が形成され、第2解撚パイプには、第1解撚パイプの第1解撚空気排出部に接続される第2解撚空気導入部が形成されており、第1解撚空気排出部の内径と第2解撚空気導入部の内径は同径以上であってもよい。
この構成の解撚パイプ部材では、吸引した糸が段差に引っ掛かることを低減できる。また、第1解撚空気排出部の内径と第2解撚空気導入部の内径とを同径とすれば、吸引した糸の引っ掛かりを抑制できると共に、解撚空気の流れを乱すことがないので、糸端の解撚性を向上させることができる。
本発明の解撚パイプ部材では、第1解撚パイプは、セラミックで形成され、第2解撚パイプは、樹脂で形成されていてもよい。
糸継装置に配置される解撚パイプ部材では、解撚すべき糸を取り入れるための糸導入部近傍の形状精度の維持が求められている。吸引した糸端の解撚性に影響を及ぼすからである。この構成の解撚パイプ部材では、糸導入部が形成される第1解撚パイプがセラミックにより形成されるので形状精度を維持できる。また、形状精度の維持が、第1解撚パイプに比べて求められない第2解撚パイプが、樹脂により形成されるので、解撚パイプ部材の製造コストを抑制することができる。
本発明の解撚パイプ部材では、第2解撚パイプにおける解撚空気流路には、第1解撚パイプが接続されている方向とは反対方向に向かって内周面の内径が広がるテーパ部が形成されていてもよい。
この構成の解撚パイプ部材では、解撚空気の流れが良好になり、糸端の解撚性を向上させることができる。また、テーパ部が形成される筒状部材は、軸方向への長さが相対的に短いのでテーパ部の形成が容易になる。
本発明の解撚パイプ部材では、第1解撚パイプと第2解撚パイプとは、嵌め合い、圧入、ネジ、接着、焼き付け、又はインサート成形により接続されていてもよい。
この構成の解撚パイプ部材では、第1解撚パイプと第2解撚パイプとを、軸方向に容易に接続させることができる。
本発明の解撚パイプ部材では、本体フレームと、上記解撚パイプ部材と、解撚パイプ部材を内挿する内挿部を有するカセット部と、を備え、解撚パイプ部材は、カセット部における内挿部に内挿された状態で本体フレームに取り付けられていてもよい。
この構成の糸継装置では、形状精度が高い解撚パイプ部材がカセット部に内挿されるので、解撚パイプ部材とカセット部と密閉性を高めることができる。また、この構成の糸継装置を製造する場合であっても、歩留りを高めることができる。
本発明によれば、歩留りを高めることができる解撚パイプ部材及びこれを備えた糸継装置を提供することができる。
以下、図面を参照して一実施形態について説明する。図面の説明において、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。
初めに、図1を参照して、本実施形態の糸継装置10を備えるワインダユニット1の全体的な構成について説明する。なお、本明細書において「上流」及び「下流」とは、糸巻取時での糸の走行方向における上流及び下流を意味する。
図1に示されるように、ワインダユニット1は、給糸ボビンBからパッケージPに糸Yを巻き取る。給糸ボビンBは、前工程の精紡機で形成され、例えば、トレーにセットされた状態で精紡機から搬送される。なお、複数のワインダユニット1が並設されることにより、繊維機械である自動ワインダが構成されている。
ワインダユニット1には、ボビン支持部2、糸解舒補助装置3、プレクリアラ4、テンション付与装置5、テンションセンサ6、下糸捕捉装置7、糸継装置10、カッター9、糸監視装置11、上糸捕捉装置12及び巻取装置13が、糸Yの走行経路に沿って上流側(ここでは、下側)からこの順序で設けられている。これらの各構成は、ユニット本体8に取り付けられている。
ボビン支持部2は、給糸ボビンBを直立させた状態で支持し、糸Yを供給可能にする。糸解舒補助装置3は、給糸ボビンBの上方に配置された筒状部材によって、給糸ボビンBから解舒された糸Yのバルーンを制御する。テンション付与装置5は、櫛歯状の固定ゲート及び可動ゲートからなる一対のゲートによって糸Yをジグザグ状に保持することで、走行する糸Yに所定テンションを付与するゲート式テンサである。テンションセンサ6は、テンション付与装置5によって付与された糸Yのテンションを測定する。
プレクリアラ4は、糸Yの走行経路を挟んで所定間隔で配置された一対の規制部材によって、規定値よりも大きい絡み糸等の糸欠陥の通過を規制する。糸監視装置11は、糸Yの巻取中にスラブ等の糸欠陥を検出する。カッター9は、糸監視装置11によって糸欠陥が検出されたときに、糸Yを切断する。糸継装置10は、カッター9による糸Yの切断時、或いは糸Yの糸切れ時等に、パッケージP側の糸Yの糸端と給糸ボビンB側の糸Yの糸端とを継ぐ。
下糸捕捉装置7は、軸線αを中心として回動可能にユニット本体8に取り付けられている。下糸捕捉装置7の回動端には、吸引口7aが設けられている。吸引口7aは、糸継装置10の上部とプレクリアラ4の下部との間で回動させられる。プレクリアラ4の下部側に吸引口7aが待機しており、下糸捕捉装置7は、カッター9による糸Yの切断時、或いは糸Yの糸切れ時等に、吸引口7aで給糸ボビンB側の糸Yの糸端を吸引し、その後、糸継装置10の上部側に吸引口7aを回動させて給糸ボビンB側の糸Yを糸継装置10に引き渡す。
上糸捕捉装置12は、軸線βを中心として回動可能にユニット本体8に取り付けられている。上糸捕捉装置12の回動端には、吸引口12aが設けられている。吸引口12aは、糸継装置10の下部と巻取装置13との間で回動させられる。上糸捕捉装置12は、カッター9による糸Yの切断時、或いは糸Yの糸切れ時等に、巻取装置13側に吸引口12aを回動させて吸引口12aでパッケージP側の糸Yの糸端を吸引し、その後、糸継装置10の下部側に吸引口12aを回動させてパッケージP側の糸Yを糸継装置10に引き渡す。
巻取装置13は、給糸ボビンBから解舒された糸YをパッケージPに巻き取って満巻のパッケージPを形成する。巻取装置13は、ドラム溝14aが形成された巻取ドラム14、及びパッケージPを回転可能に支持するクレードル15を有している。クレードル15は、パッケージPの表面を巻取ドラム14の表面に対して適切な接圧で接触させる。巻取装置13は、モータで巻取ドラム14を駆動回転させてパッケージPを従動回転させることにより、糸Yを所定幅で綾振りしつつ糸YをパッケージPに巻き取っていく。
ユニット本体8には、制御部16、入力部17及び表示部18が設けられている。制御部16は、ワインダユニット1の各構成を制御する。入力部17は、例えば操作ボタン等であり、オペレータが制御部16に対して種々の値を設定する際等に使用される。表示部18は、ワインダユニット1の動作状況等を表示する。なお、制御部16は、自動ワインダが備える上位制御部との間で、ワインディング動作に関する種々の情報を送受信する。上位制御部は、各ワインダユニット1の制御部16を統制し、自動ワインダの全体を制御する。
次に、糸継装置10の構成について説明する。なお、以下の説明では、便宜上、パッケージP側を上側、給糸ボビンB側を下側、糸継装置10に対して糸Yの走行経路側を前側、その反対側を後側という。また、パッケージP側の糸Yを上糸YAといい、給糸ボビンB側の糸Yを下糸YBという。
図2に示されるように、糸継装置10は、第1解撚パイプ部材(解撚パイプ部材)40A及び第2解撚パイプ部材(解撚パイプ部材)40Bと、糸継部50と、一対の糸寄せレバー81と、一対の撚り止めレバー82と、を備えている。一対の糸寄せレバー81は、第1解撚パイプ部材40A及び第2解撚パイプ部材40Bを挟むように旋回する。一対の撚り止めレバー82は、糸継部50を挟むように旋回する。糸継装置10は、その各構成を支持する本体フレーム20を介してユニット本体8に取り付けられている。
第1解撚パイプ部材40A及び第2解撚パイプ部材40Bの上側には、第1ガイド板21が配置されている。第1解撚パイプ部材40A及び第2解撚パイプ部材40Bの下側には、第2ガイド板22が配置されている。第1ガイド板21と第2ガイド板22とは、上下方向において糸継部50を挟んで対向している。第1ガイド板21には、ガイド溝21a及びガイド溝21bが形成されている。第2ガイド板22には、ガイド溝22a及びガイド溝22bが形成されている。第1ガイド板21のガイド溝21aは、上下方向において第2ガイド板22のガイド溝22aと対向している。第1ガイド板21のガイド溝21bは、上下方向において第2ガイド板22のガイド溝22bと対向している。
上下方向において対向するガイド溝21a及びガイド溝22aには、上糸捕捉装置12によって案内されて糸寄せレバー81によって引き寄せられた上糸YAが導入される。上下方向において対向するガイド溝21b及びガイド溝22bには、下糸捕捉装置7によって案内されて糸寄せレバー81によって引き寄せられた下糸YBが導入される。
第1ガイド板21の上側には、上糸保持部60Aが設けられており、第1ガイド板21の下側には、下糸切断部70Aが設けられている。第2ガイド板22の下側には、下糸保持部60Bが設けられており、第2ガイド板22の上側には、上糸切断部70Bが設けられている。上糸保持部60Aは、ガイド溝21aに導入された上糸YAを保持する。上糸切断部70Bは、上糸保持部60Aによって上糸YAが保持された状態で、ガイド溝22aに導入された上糸YAを切断する。下糸保持部60Bは、ガイド溝22bに導入された下糸YBを保持する。下糸切断部70Aは、下糸保持部60Bによって下糸YBが保持された状態で、ガイド溝21bに導入された下糸YBを切断する。
第1解撚パイプ部材40Aは、上糸保持部60Aによって上糸YAが保持された状態で、上糸切断部70Bによって切断された上糸YAの糸端を取り込んで解撚する。第2解撚パイプ部材40Bは、下糸保持部60Bによって下糸YBが保持された状態で、下糸切断部70Aによって切断された下糸YBの糸端を取り込んで解撚する。
糸継部50は、第1解撚パイプ部材40Aによって解撚された上糸YAの糸端と、第2解撚パイプ部材40Bによって解撚された下糸YBの糸端とを撚り合わせることで、上糸YAの糸端と下糸YBの糸端とを継ぐ。糸継部50において糸端同士を撚り合わせる際には、上糸YAは、上糸保持部60Aによって保持されており、下糸YBは、下糸保持部60Bによって下糸YBが保持されている。そして、糸寄せレバー81によって上糸YAの糸端が第1解撚パイプ部材40Aから引き出されると共に下糸YBの糸端が第2解撚パイプ部材40Bから引き出され、撚り止めレバー82によって上糸YAの糸端の先端部分及び下糸YBの糸端の先端部分が糸継部50の近傍に配置される。
図3に示されるように、本体フレーム20には、一対の糸寄せレバー81及び一対の撚り止めレバー82の駆動源として駆動モータ23が取り付けられている。駆動モータ23は、例えばステッピングモータである。駆動モータ23の駆動軸24には、アーム25が固定されている。アーム25には、連結部材26の後端部が回転可能に連結されている。連結部材26の前端部には、糸寄せレバー81の基端部が回転可能に連結されている。糸寄せレバー81は、本体フレーム20に固定された支持軸27に回転可能に支持されている。
図2及び図3に示されるように、支持軸27には、撚り止めレバー82が回転可能に支持されている。撚り止めレバー82は、支持軸27に回転可能に取り付けられたねじりコイルばね28によって第1解撚パイプ部材40A及び第2解撚パイプ部材40B側に付勢されている。これにより、撚り止めレバー82は、糸寄せレバー81と共に第1解撚パイプ部材40A及び第2解撚パイプ部材40B側に回動させられる。ただし、撚り止めレバー82の基端部に螺合されたストッパボルト29の先端部が本体フレーム20の一部に接触した後は、糸寄せレバー81のみが第1解撚パイプ部材40A及び第2解撚パイプ部材40B側に回動させられる。
本体フレーム20には、第1処理部100A及び第2処理部100Bの駆動源として駆動モータ31が取り付けられている。駆動モータ31は、例えばステッピングモータである。第1処理部100Aは、上述した上糸保持部60A及び下糸切断部70A、並びに第1伝達機構90Aを有している。第2処理部100Bは、上述した下糸保持部60B及び上糸切断部70B、並びに第2伝達機構90Bを有している。第1処理部100A及び第2処理部100Bは、糸継部50の両側に設けられている。つまり、糸継部50は、第1処理部100Aと第2処理部100Bとの間に配置されている。
図3に示されるように、第1伝達機構90Aは、第1アーム91A及び第1連結部材92Aを含んでおり、駆動モータ31の第1駆動軸部32Aから上糸保持部60A及び下糸切断部70Aに駆動力を伝達する。第1駆動軸部32Aには、第1アーム91Aが固定されている。第1アーム91Aには、第1連結部材92Aの後端部が回転可能に連結されている。
図2に示されるように、下糸切断部70Aは、固定片71及び可動片72を有している。固定片71は、第1ガイド板21に固定されている。可動片72は、第1ガイド板21に固定された支持軸(図示せず)73に回転可能に支持されている。第1連結部材92Aの前端部は、可動片72の基端部から延在するアーム(図示せず)に回転可能に連結されている。上糸保持部60Aは、ベース部材61及びサブ部材62を有している。上糸保持部60Aでは、ベース部材61とサブ部材62とで上糸YAが保持される。
図3に示されるように、第2伝達機構90Bは、第2アーム91B及び第2連結部材92Bを含んでおり、駆動モータ31の第2駆動軸部32Bから下糸保持部60B及び上糸切断部70Bに駆動力を伝達する。第2駆動軸部32Bには、第2アーム91Bが固定されている。第2アーム91Bには、第2連結部材92Bの後端部が回転可能に連結されている。
図2に示されるように、上糸切断部70Bの構成は、前側から見た場合に、糸継部50を中心として下糸切断部70Aの構成と点対称の関係にある。同様に、下糸保持部60Bの構成は、前側から見た場合に、糸継部50を中心として上糸保持部60Aの構成と点対称の関係にある。
次に、第1解撚パイプ部材40A及び第2解撚パイプ部材40Bの構成について、図4〜図7を用いて詳細に説明する。第1解撚パイプ部材40A及び第2解撚パイプ部材40Bの構成は同じであるので、ここでは、第1解撚パイプ部材40Aのみを説明する。
図6(A)及び図6(B)に示されるように、第1解撚パイプ部材40Aは、軸方向に接続される複数の筒状部材(第1解撚パイプ41及び第2解撚パイプ43)の内周面41a,43aにより、糸端の撚りを解くための解撚空気が流れる解撚空気流路46が形成されている。
第1解撚パイプ部材40Aは、セラミックにより形成された第1解撚パイプ41及び樹脂により形成された第2解撚パイプ43の2つの部材により形成されている。ここでいう樹脂の例には、ポリアセタール樹脂(POM)、ポリウレタン、及びナイロンなどが含まれる。軸方向に接続された第1解撚パイプ部材40Aの軸方向における全長は、20mm以上80mm以下である。同様に、第2解撚パイプ部材40Bの軸方向における長さは、20mm以上80mm以下である。また、第1解撚パイプ41の軸方向における長さは、10mm以上30mm以下である。第2解撚パイプ43の軸方向における長さは、10mm以上70mm以下である。なお、第2解撚パイプ43の軸方向における長さは、接続部43cを除いた長さである。
図4に示されるように、第1解撚パイプ41は、糸継装置10の前側、すなわち、糸端を吸引する側に配置されている。図5、図6(A)及び図6(B)に示されるように、第1解撚パイプ41は、解撚すべき糸YA,YB(図2参照)を取り入れるための糸導入部41bと、図示しない解撚空気源から送られてくる解撚空気を導入するための第1解撚空気導入部41cと、解撚空気を排出するための第1解撚空気排出部41dと、が形成されている。第1解撚空気導入部41cは、第2解撚パイプ43が接続される側に向けて第1解撚パイプ41の外周面と内周面との間を貫通する孔部である。
図4に示されるように、第2解撚パイプ43は、第1解撚パイプ41の後側、すなわち、解撚空気を排出する側に配置されている。図5、図6(A)及び図6(B)に示されるように、第2解撚パイプ43は、第1解撚空気排出部41dから排出される解撚空気を導入する第2解撚空気導入部43bと、第1解撚パイプ41に接続される接続部43cと、が形成されている。
第2解撚パイプ43における解撚空気流路46には、第1解撚パイプ41が接続されている方向とは反対方向に向かって内周面43aの内径が広がるテーパ部44が形成されている。言い換えれば、第1解撚パイプ41が接続されている方向とは反対方向に向かって第2解撚パイプ43の肉厚部(厚み)が薄くなっていくテーパ部44が形成されている。
接続部43cの内径は、解撚空気流路46を形成する部分の外周面と同じ外径に形成され、解撚空気流路46を形成する部分の内周面の内径と比べて大きな内周面を形成している。第1解撚パイプ41は、第2解撚パイプ43の接続部43cに圧入されることにより軸方向に一体的に接続されている。本実施形態では、第1解撚空気排出部41dの内径と第2解撚空気導入部43bの内径とは同径である。すなわち、接続部43cの内径は、第1解撚パイプ41が接続されたときに、第1解撚空気排出部41dの内径と第2解撚空気導入部43bの内径とが同径となるようなサイズに形成されている。なお、第2解撚空気導入部43bの内径は、第1解撚空気排出部41dの内径と同径以上であってもよい。
第1解撚パイプ部材40Aは、図4及び図7に示されるように、第1カセット(カセット部)57及び第2カセット(カセット部)59を介して本体フレーム20に取り付けられている。詳細には、第1解撚パイプ部材40Aにおける第1解撚パイプ41は、ブッシュ58が固定された第1カセット(カセット部)57における内挿部57a及びブッシュ58における内挿部58aに内挿された状態で本体フレーム20に取り付けられている。第1解撚パイプ部材40Aにおける第2解撚パイプ43は、第2カセット(カセット部)59における内挿部59aに内挿された状態で本体フレーム20に取り付けられている。第2カセット59の内挿部59aの内周面と第1解撚パイプ部材40Aの外周面との間の隙間は、第1カセット57の内挿部57aの内周面と第1解撚パイプ部材40Aの外周面との間の隙間と比べて大きくなるように形成されている。
第1解撚パイプ部材40Aは、ゴム栓49を挟んで、ブッシュ58の側面に設けられたネジ孔58cに挿通されるネジ47によって取り付けられる。また、ブッシュ58には、第1解撚空気導入部41cに解撚空気を導入するための空気孔58bが設けられる。ゴム栓49は、ネジ47によってセラミック製の第1解撚パイプ41が締め付けられる際のパイプの割れを防止している。
なお、第1解撚パイプ部材40Aを本体フレーム20に取り付けるには、ブッシュ58が固定された第1カセット57に第1解撚パイプ部材40Aを挿通し、第1カセット57と一体となった第1解撚パイプ部材40Aを、ワインダユニット1の前方から第2カセット59に取り付ける。
次に、上記第1解撚パイプ部材40A及び第2解撚パイプ部材40Bを備えた糸継装置10の作用効果について説明する。上記実施形態の第1解撚パイプ部材40A及び第2解撚パイプ部材40Bでは、軸方向に接続される複数の筒状部材(第1解撚パイプ41及び第2解撚パイプ43)から形成されるので、軸方向に一つの部材として形成される解撚パイプ部材と比べて、第1解撚パイプ41及び第2解撚パイプ43の長さが短い。これにより、第1解撚パイプ41及び第2解撚パイプ43の形状精度を維持し易くなり、第1解撚パイプ41及び第2解撚パイプ43の歩留りを高めることができる。これにより、これらの第1解撚パイプ41及び第2解撚パイプ43を接続して形成される第1解撚パイプ部材40A及び第2解撚パイプ部材40Bの歩留りを高めることができる。この結果、製造コストを低減することができる。
また、上記実施形態の第1解撚パイプ部材40A及び第2解撚パイプ部材40Bでは、第1解撚パイプ41及び第2解撚パイプ43ごとに様々な材質の選択が可能となる。このため、設計の自由度が増す。例えば、糸YA,YBを吸引する側の形状精度が求められる部位に配置される第1解撚パイプ41を形状精度が維持しやすい材質としたり、パッケージを形成する糸に接触する部位に配置される第1解撚パイプ41を糸種などに合わせた材質としたり、内周面にテーパ部を形成する第2解撚パイプ43を加工が容易な材質としたりすることが容易となる。この結果、目的に合わせた最適な解撚パイプ部材を製造することが可能となる。
上記実施形態の第1解撚パイプ部材40A及び第2解撚パイプ部材40Bでは、解撚すべき糸YA,YBを取り入れるための糸導入部41b近傍の形状精度の維持が求められているところ、糸導入部41bが形成される第1解撚パイプ41がセラミックにより形成されるので形状精度を維持できる。また、形状精度の維持が、第1解撚パイプ41に比べて低い第2解撚パイプ43が、樹脂により形成されているので、第1解撚パイプ部材40A及び第2解撚パイプ部材40Bの製造コストを抑制することができる。
上記実施形態の第1解撚パイプ部材40A及び第2解撚パイプ部材40Bでは、第2解撚パイプ43における解撚空気流路にテーパ部44が形成されている。これにより、解撚空気の流れが良好になり、糸端の解撚性を向上させることができる。また、テーパ部44が形成される第2解撚パイプ43は、ポリアセタール樹脂により形成されているので、テーパ部44の形成のために薄肉となる部分があっても、セラミックに比べて割れにくい。
上記実施形態の糸継装置10では、形状精度が高い第1解撚パイプ部材40A及び第2解撚パイプ部材40Bが第1及び第2カセット57,59に内挿されるので、第1解撚パイプ部材40A(第2解撚パイプ部材40B)と第1及び第2カセット57,59との密閉性を高めることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されない。
<変形例1>
上記実施形態の第1解撚パイプ部材40A及び第2解撚パイプ部材40Bでは、第1解撚パイプ41及び第2解撚パイプ43の2個の筒状部材から形成される例を挙げて説明したが、3個以上の筒状部材から形成されてもよい。このように、軸方向に複数の筒状部材を接続する構成とすることで、様々な長さの解撚パイプ部材を容易に形成することができると共に、部材を共通化することが可能となる。
上記実施形態の第1解撚パイプ部材40A及び第2解撚パイプ部材40Bでは、第1解撚パイプ41及び第2解撚パイプ43の2個の筒状部材から形成される例を挙げて説明したが、3個以上の筒状部材から形成されてもよい。このように、軸方向に複数の筒状部材を接続する構成とすることで、様々な長さの解撚パイプ部材を容易に形成することができると共に、部材を共通化することが可能となる。
<変形例2>
上記実施形態の第1解撚パイプ部材40A及び第2解撚パイプ部材40Bでは、第1解撚パイプ41がセラミックにより形成され、第2解撚パイプ43がポリアセタール樹脂により形成された例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1解撚パイプ41及び第2解撚パイプ43が両方ともセラミックにより形成されていてもよい。この場合であっても、歩留りを高めることができる。また、例えば、第1解撚パイプ41が金属により形成され、第2解撚パイプ43が樹脂により形成されてもよい。この場合には、セラミックによる作成が難しく、又、一体での機械加工が難しいパイプ部材であっても安価に作成することができる。
上記実施形態の第1解撚パイプ部材40A及び第2解撚パイプ部材40Bでは、第1解撚パイプ41がセラミックにより形成され、第2解撚パイプ43がポリアセタール樹脂により形成された例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1解撚パイプ41及び第2解撚パイプ43が両方ともセラミックにより形成されていてもよい。この場合であっても、歩留りを高めることができる。また、例えば、第1解撚パイプ41が金属により形成され、第2解撚パイプ43が樹脂により形成されてもよい。この場合には、セラミックによる作成が難しく、又、一体での機械加工が難しいパイプ部材であっても安価に作成することができる。
<変形例3>
上記実施形態の第1解撚パイプ部材40A及び第2解撚パイプ部材40Bでは、第2解撚パイプ43に第1解撚パイプ41が圧入されることにより、軸方向に一体的に接続された例を挙げて説明した。本発明はこれに限定されることなく、第1解撚パイプ41と第2解撚パイプ43とは、互いに嵌め合い、ネジ、接着、溶接、焼き付け又はインサート成形などの方法により、軸方向に一体的に接続されてもよい。
上記実施形態の第1解撚パイプ部材40A及び第2解撚パイプ部材40Bでは、第2解撚パイプ43に第1解撚パイプ41が圧入されることにより、軸方向に一体的に接続された例を挙げて説明した。本発明はこれに限定されることなく、第1解撚パイプ41と第2解撚パイプ43とは、互いに嵌め合い、ネジ、接着、溶接、焼き付け又はインサート成形などの方法により、軸方向に一体的に接続されてもよい。
1…ワインダユニット、10…糸継装置、20…本体フレーム、40A…第1解撚パイプ部材(解撚パイプ部材)、40B…第2解撚パイプ部材(解撚パイプ部材)、41…第1解撚パイプ(筒状部材)、41a…内周面、41b…糸導入部、41c…第1解撚空気導入部、41d…第1解撚空気排出部、43…第2解撚パイプ(筒状部材)、43a…内周面、43b…第2解撚空気導入部、43c…接続部、44…テーパ部、46…解撚空気流路、47…ネジ、49…ゴム栓、57…第1カセット(カセット部)、57a…内挿部、58…ブッシュ、58a…内挿部、58b…空気孔、58c…ネジ孔、59…第2カセット(カセット部)、59a…内挿部、B…給糸ボビン、P…パッケージ、Y…糸、YA…上糸、YB…下糸。
本発明の糸継装置は、本体フレームと、上記解撚パイプ部材と、解撚パイプ部材を内挿する内挿部を有するカセット部と、を備え、解撚パイプ部材は、カセット部における内挿部に内挿された状態で本体フレームに取り付けられていてもよい。
Claims (9)
- 一対の糸端同士を継ぎ合わせる糸継装置に設けられる解撚パイプ部材であって、
軸方向に接続される複数の筒状部材の内周面によって、前記糸端の撚りを解くための解撚空気が流れる解撚空気流路が形成されている、解撚パイプ部材。 - 前記複数の筒状部材には、異なる材質の筒状部材が含まれている、請求項1記載の解撚パイプ部材。
- 前記筒状部材は、セラミック、金属、又は樹脂によって形成されている、請求項1又は2記載の解撚パイプ部材。
- 前記軸方向に接続される複数の筒状部材の前記軸方向における全長は、
20mm以上80mm以下である、請求項1〜3の何れか一項記載の解撚パイプ部材。 - 前記複数の筒状部材は、第1解撚パイプ及び第2解撚パイプであり、
前記第1解撚パイプには、解撚すべき糸を取り入れるための糸導入部と、前記解撚空気を導入するための第1解撚空気導入部と、前記解撚空気を排出するための第1解撚空気排出部と、が形成され、
前記第2解撚パイプには、前記第1解撚パイプの前記第1解撚空気排出部に接続される第2解撚空気導入部が形成されており、
前記第2解撚空気導入部の内径は、前記第1解撚空気排出部の内径と同径以上である、請求項1〜4の何れか一項記載の解撚パイプ部材。 - 前記第1解撚パイプは、セラミックで形成され、前記第2解撚パイプは、樹脂で形成されている、請求項5に記載の解撚パイプ部材。
- 前記第2解撚パイプにおける前記解撚空気流路には、前記第1解撚パイプが接続されている方向とは反対方向に向かって内周面の内径が広がるテーパ部が形成されている、請求項5又は6記載の解撚パイプ部材。
- 前記第1解撚パイプと前記第2解撚パイプとは、嵌め合い、圧入、ネジ、接着、焼き付け、又はインサート成形により接続されている、請求項5〜7の何れか一項記載の解撚パイプ部材。
- 本体フレームと、
請求項1〜8の何れか一項記載の解撚パイプ部材と、
前記解撚パイプ部材を内挿する内挿部を有するカセット部と、
を備え、
前記解撚パイプ部材は、前記カセット部における前記内挿部に内挿された状態で前記本体フレームに取り付けられている、糸継装置。
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