JP2016174522A - 電界共鳴型カップラ - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の第1実施形態に係る電界共鳴型カップラを、図1を用いて説明する。図1は、本実施形態の電界共鳴型カップラ100の構成を示す斜視図である。同図(a)は、電界共鳴型カップラ100の全体斜視図を示し、同図(b)は電界共鳴型カップラ100の部分斜視図である。本実施形態の電界共鳴型カップラ100は、送電用カップラ110と受電用カップラ120を備えており、送電用カップラ110が電力ケーブル11で交流電源(図示せず)に接続され、受電用カップラ120が電力ケーブル21で負荷(図示せず)に接続されている。
・同軸ケーブル11、21
特性インピーダンスZ0=50Ω
ケーブル長:800mm
電界共鳴型カップラ100が接続されていない端部において、外導体をGNDに接続
・グランド(GND)
2175mm×1512mmの導体板を想定
送受電カップラとの距離:500mm
巻き数N1=13,コイル長H1=15.1mm、コイル径D1=21mm、
コイル間距離L=22.54mm
・共振コイル113、114、123、124
巻き数N1=6,コイル長H1=15.1mm、コイル径D1=21mm、コイル間距離L=22.54mm
・リンクコイル115、125
巻き数N2=6、コイル長H2=20mm、コイル径D2=21mm
・キャパシタ115、126
容量:39pF
本発明の第2実施形態に係る電界共鳴型カップラを、図9を用いて説明する。図9は、本実施形態の電界共鳴型カップラ200のリンクコイル及びキャパシタの配置を拡大して示す部分斜視図である。本実施形態の電界共鳴型カップラ200では、リンクコイル215、225とインピーダンス調整用のキャパシタ216、226の接続関係が第1実施形態と異なっている。第1実施形態では、リンクコイル115とキャパシタ116、及びリンクコイル125とキャパシタ126が、それぞれ直列に接続されていた。これに対し本実施形態では、リンクコイル215とキャパシタ216、及びリンクコイル225とキャパシタ226が、それぞれ並列に接続されている。
・共振コイル213、214、223、224
巻き数N1=6,コイル長H1=15.1mm、コイル間距離L=22.54mm
・リンクコイル215、225
巻き数N2=2、コイル長H2=20mm、コイル径D2=21mm
・キャパシタ215、226
容量:200pF
本発明の第3実施形態に係る電界共鳴型カップラを、図11を用いて説明する。図11は、本実施形態の電界共鳴型カップラ300のリンクコイルの配置を拡大して示す部分斜視図である。本実施形態の電界共鳴型カップラ300では、同軸ケーブル11、21に接続されるリンクコイル315、325にインピーダンス調整用のキャパシタが接続されていない。本実施形態では、インピーダンス調整用のキャパシタを用いないことで構成を簡素化しており、キャパシタを用いないためその特性を考慮する必要がなくなる。
・共振コイル313、314、323、324
巻き数N1=6,コイル長H1=15.1mm、コイル間距離L=12.54mm
・リンクコイル315、325
巻き数N2=3、コイル長H2=10mm、コイル径D2=21mm
・電極111、112、121、122
形状:平板、電極間距離=70mm、長手方向の長さ=243mm、幅=87mm
・共振コイル313、314、323、324
巻き数N1=9、コイル長H1=34mm、コイル間距離L=13.5mm
・リンクコイル315、325
巻き数N2=3、コイル長H2=7.5mm、コイル径D2=32mm
・シールドケース550
外形寸法=270mm×270mm×80mm
・電極111、112、121、122
形状:平板、電極間距離=70mm、長手方向の長さ=243mm、幅=87mm
・共振コイル313、314、323、324
巻き数N1=9、コイル長H1=34mm、コイル間距離L=13.5mm
・リンクコイル315、325
巻き数N2=3、コイル長H2=7.5mm、コイル径D2=32mm
・シールドケース550
外形寸法=270mm×270mm×80mm
12 給電コネクタ
13 フェライトコア
100、200、300 電界共鳴型カップラ
110、210、310 送電用カップラ
111、112、121、122 電極
113、114、123、124、213、214、223、224、313、314、323、324 共振コイル
120、220、320 受電用カップラ
115、125、215、225、315、325 リンクコイル
116、126、225、226 キャパシタ
410、510 樹脂部
411 切欠き部
412〜415 貫通孔
421 プッシュリベットまたはネジ
422 はんだ
550 シールドケース
460、560 支柱
570 レドーム
Claims (10)
- 所定の間隔を隔てて配置された第1電極及び第2電極と、それぞれ前記第1電極及び前記第2電極に接続されて共振回路を形成する第1共振コイル及び第2共振コイルと、を有する送電用カップラと、前記間隔または異なる間隔を隔てて配置された第3電極及び第4電極と、それぞれ前記第3電極及び前記第4電極に接続されて共振回路を形成する第3共振コイル及び第4共振コイルと、を有する受電用カップラと、を備え、前記第1電極及び前記第2電極と前記第3電極及び前記第4電極との間で電界共鳴させることで前記送電用カップラから前記受電用カップラにワイヤレスで電力伝送する電界共鳴型カップラであって、
前記送電用カップラは、第1同軸ケーブルで交流電源に接続されて前記第1共振コイル及び前記第2共振コイルに磁界結合によって交流電力を給電する第1リンクコイルをさらに備え、
前記受電用カップラは、第2同軸ケーブルで負荷に接続されて前記第3共振コイル及び前記第4共振コイルから磁界結合によって交流電力を受電する第2リンクコイルをさらに備える
ことを特徴とする電界共鳴型カップラ。 - 前記第1リンクコイルと前記第1共振コイル及び前記第2共振コイルとが同一半径を有して同一中心線状に配置され、
前記第2リンクコイルと前記第3共振コイル及び前記第4共振コイルとが同一半径を有して同一中心線状に配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の電界共鳴型カップラ。 - 1以上のインピーダンス調整用キャパシタが、前記第1リンクコイル及び/または前記第2リンクコイルに直列に接続されている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の電界共鳴型カップラ。 - 1以上のインピーダンス調整用キャパシタが、前記第1リンクコイル及び/または前記第2リンクコイルに並列に接続されている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の電界共鳴型カップラ。 - 前記送電カップラは、第1のシールドケースを有し、
前記受電カップラは、第2のシールドケースを有する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電界共鳴型カップラ。 - 前記第1同軸ケーブル及び前記第2同軸ケーブルの外導体の外周を覆うフェライトコアを備え、
前記第1のシールドケースは、前記第1同軸ケーブルの前記外導体に導通され、
前記第2のシールドケースは、前記第2同軸ケーブルの前記外導体に導通されている
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電界共鳴型カップラ。 - 前記第1のシールドケースは、前記第1共振コイルの前記第1電極に接続されていない端部及び前記第2共振コイルの前記第2電極に接続されていない端部に接続されており、
前記第2のシールドケースは、前記第3共振コイルの前記第3電極に接続されていない端部及び前記第4共振コイルの前記第4電極に接続されていない端部に接続されている
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電界共鳴型カップラ。 - 前記送電用カップラは、樹脂部を備え、
前記樹脂部の一方の面の略中央に前記第1同軸ケーブルが接続された給電コネクタを固定し、他方の面の略中央に前記第1リンクコイルを固定して前記第1リンクコイルを挟む両側にそれぞれ前記第1共振コイル及び前記第2共振コイルを固定し、
前記樹脂部の長手方向両側に固定された支柱に、前記第1電極及び第2電極を固定し、
前記受電用カップラは、別の樹脂部を備え、
前記別の樹脂部の一方の面の略中央に前記第2同軸ケーブルが接続された別の給電コネクタを固定し、他方の面の略中央に前記第2リンクコイルを固定して前記第2リンクコイルを挟む両側にそれぞれ前記第3共振コイル及び前記第4共振コイルを固定し、
前記別の樹脂部の長手方向両側に固定された支柱に、前記第3電極及び第4電極を固定し、
前記第1リンクコイルが前記樹脂部を貫通して前記給電コネクタに接続され、前記第2リンクコイルが前記別の樹脂部を貫通して前記別の給電コネクタに接続されている
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電界共鳴型カップラ。 - 前記第1共振コイル、前記第2共振コイル及び前記第1リンクコイルは、それぞれの足部が前記樹脂部の貫通孔に封入固定され、
前記第3共振コイル、前記第4共振コイル及び前記第2リンクコイルは、それぞれの足部が前記別の樹脂部の貫通孔に封入固定されている
ことを特徴とする請求項8に記載の電界共鳴型カップラ。 - 前記送電用カップラは、一方の面の両端側に前記1電極及び前記第2電極を固定し他方の面の略中央に所定幅の間隙を空けて前記第1共振コイル及び前記第2共振コイルを固定した樹脂部と、前記樹脂部を内蔵して支柱で支持する前記第1のシールドケースと、を備え、
前記受電用カップラは、一方の面の両端側に前記3電極及び前記第4電極を固定し他方の面の略中央に前記所定幅または異なる幅の別の間隙を空けて前記第3共振コイル及び前記第4共振コイルを固定した別の樹脂部と、前記別の樹脂部を内蔵して別の支柱で支持する前記第2のシールドケースと、を備え、
前記第1のシールドケースは、前記第1リンクコイルを前記間隙に位置するように内壁に固定し、前記第1同軸ケーブルが接続された給電コネクタを外壁に固定し、前記第1リンクコイルの足部が前記内壁から前記外壁まで貫通して前記給電コネクタに接続されており、
前記第2のシールドケースは、前記第2リンクコイルを前記別の間隙に位置するように内壁に固定し、前記第2同軸ケーブルが接続された別の給電コネクタを外壁に固定し、前記第2リンクコイルの足部が前記内壁から前記外壁まで貫通して前記別の給電コネクタに接続されている
ことを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の電界共鳴型カップラ。
Applications Claiming Priority (2)
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---|---|---|---|
JP2015052509 | 2015-03-16 | ||
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018148750A (ja) * | 2017-03-08 | 2018-09-20 | 古河電気工業株式会社 | 電磁界共鳴型カップラ |
JP2019176590A (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-10 | 古河電気工業株式会社 | ワイヤレス給電システム、及びその給電カップラの位置検出方法 |
JP2019176591A (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-10 | 古河電気工業株式会社 | 電界共鳴型カップラ、及びその回転ずれの調整方法 |
US11171517B2 (en) | 2018-03-28 | 2021-11-09 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Electrode unit, power transmitting device, power receiving device, and wireless power transmission system |
WO2024111120A1 (ja) * | 2022-11-25 | 2024-05-30 | 日本電信電話株式会社 | 電界共振アンテナ、電力伝送装置 |
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2016
- 2016-03-15 JP JP2016050792A patent/JP6655434B2/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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