JP2016171425A - クレードル装置 - Google Patents

クレードル装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016171425A
JP2016171425A JP2015049288A JP2015049288A JP2016171425A JP 2016171425 A JP2016171425 A JP 2016171425A JP 2015049288 A JP2015049288 A JP 2015049288A JP 2015049288 A JP2015049288 A JP 2015049288A JP 2016171425 A JP2016171425 A JP 2016171425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
handset
terminal device
magnet
cradle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015049288A
Other languages
English (en)
Inventor
容明 松本
Masaaki Matsumoto
容明 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2015049288A priority Critical patent/JP2016171425A/ja
Priority to US15/053,714 priority patent/US9527590B2/en
Publication of JP2016171425A publication Critical patent/JP2016171425A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D11/00Passenger or crew accommodation; Flight-deck installations not otherwise provided for
    • B64D11/0015Arrangements for entertainment or communications, e.g. radio, television
    • B64D11/00152Seat back fixtures for removable monitors, e.g. tablet computers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D11/00Passenger or crew accommodation; Flight-deck installations not otherwise provided for
    • B64D11/0015Arrangements for entertainment or communications, e.g. radio, television
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16MFRAMES, CASINGS OR BEDS OF ENGINES, MACHINES OR APPARATUS, NOT SPECIFIC TO ENGINES, MACHINES OR APPARATUS PROVIDED FOR ELSEWHERE; STANDS; SUPPORTS
    • F16M1/00Frames or casings of engines, machines or apparatus; Frames serving as machinery beds
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/11Supports for sets, e.g. incorporating armrests
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/15Protecting or guiding telephone cords
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/04Supports for telephone transmitters or receivers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

【課題】使用者が収納位置まで押し込んだ状態において、確実に端末装置を保持する状態へ移行することが可能なクレードル装置を提供する。【解決手段】クレードル装置10は、トレイ21、本体部22、ポップアップ機構23、マグネット24を備えている。ポップアップ機構23は、本体部22に設けられ、収納位置から取出し位置へとトレイ21を移動させる。マグネット24は、本体部22におけるトレイ21の載置面21aとは反対側に設けられ、ハンドセット11を取り出す際に収納位置から取出し位置までハンドセット11をトレイ21側に吸着させ、ハンドセット11をトレイ21上から取り出すと所定の退避位置へ移動し、ハンドセット11をトレイ21に戻す際にハンドセット21が収納位置まで押し込まれると退避位置からハンドセット11をトレイ21側に吸着させる吸着位置へ移動する。【選択図】図7D

Description

本開示は、端末装置が装着されるクレードル装置に関する。
例えば、航空機の客室内に設置された各座席の周辺には、各種エンターテイメントシステムを操作するための端末装置(ハンドセット)を格納するクレードル装置が設けられている。
例えば、特許文献1には、航空機等に搭載された端末装置において、使用者が操作ボタンを押下して、ハンドセットが収納された収納位置から、ハンドセットを取り出し可能なポップアップ位置へ移行させた状態でも、クレードル側に設けられたラッチ部材によってハンドセットを中間保持する操作端末装置が開示されている。
これにより、ハンドセットとクレードル装置において、ハンドセットの取出し時における座席への落下を防ぐことができる。
特開2003−69682号公報
本開示の課題は、使用者によって収納位置まで押し込まれた際に、確実に端末装置を保持する状態へ移行することが可能なクレードル装置を提供することにある。
本開示に係るクレードル装置は、端末装置が装着されるクレードル装置であって、トレイと、本体部と、ポップアップ機構と、吸着部材と、を備えている。トレイは、端末装置が載置される載置面を有する。本体部は、取付面に設けられており、載置面とは反対側からトレイを支持する。ポップアップ機構は、本体部に設けられており、取付面内に端末装置を収める収納位置から取付面に対して端末装置を持ち上げる方向に移動させた取出し位置へと、トレイを移動させる。吸着部材は、本体部におけるトレイの載置面とは反対側に設けられており、端末装置を取り出す際には、収納位置から取出し位置まで端末装置をトレイ側に吸着させるとともに、端末装置をトレイ上から取り出すと所定の退避位置へ移動し、端末装置をトレイに戻す際には、端末装置が収納位置まで押し込まれると退避位置から端末装置をトレイ側に吸着させる吸着位置へ移動する。
本開示に係るクレードル装置によれば、使用者によって収納位置まで押し込まれた際に、確実に端末装置を保持する状態へ移行することができる。
本開示の第1の実施形態に係るクレードル装置にハンドセットが収納された座席裏面の構成を示す概観図。 図1のハンドセットが収納されたクレードル装置の拡大図。 図2のA−A線矢視断面図。 図2のB−B線矢視断面図。 図3および図4の構成において、クレードル装置からハンドセットを取り出す際の工程を示す断面図。 図3および図4の構成において、クレードル装置からハンドセットを取り出す際の工程を示す断面図。 図3および図4の構成において、クレードル装置からハンドセットを取り出す際の工程を示す断面図。 図3および図4の構成において、クレードル装置からハンドセットを取り出す際の工程を示す断面図。 図3および図4の構成において、クレードル装置からハンドセットを取り出す際の工程を示す断面図。 図3および図4の構成において、クレードル装置からハンドセットを取り出す際の工程を示す断面図。 図3および図4の構成において、クレードル装置にハンドセットを収納する際の工程を示す断面図。 図3および図4の構成において、クレードル装置にハンドセットを収納する際の工程を示す断面図。 図3および図4の構成において、クレードル装置にハンドセットを収納する際の工程を示す断面図。 図3および図4の構成において、クレードル装置にハンドセットを収納する際の工程を示す断面図。 本開示の第2の実施形態に係るクレードル装置にハンドセットが収納された状態を示す断面図。 図8の構成において、クレードル装置からハンドセットを取り出す際の工程を示す断面図。 図8の構成において、クレードル装置からハンドセットを取り出す際の工程を示す断面図。 図8の構成において、クレードル装置からハンドセットを取り出す際の工程を示す断面図。 図8の構成において、クレードル装置からハンドセットを取り出す際の工程を示す断面図。 図8の構成において、クレードル装置からハンドセットを取り出す際の工程を示す断面図。 図8の構成において、クレードル装置にハンドセットを収納する際の工程を示す断面図。 図8の構成において、クレードル装置にハンドセットを収納する際の工程を示す断面図。 図8の構成において、クレードル装置にハンドセットを収納する際の工程を示す断面図。 本開示の第3の実施形態に係るクレードル装置にハンドセットが収納された状態を示す断面図。 図12の構成において、クレードル装置からハンドセットを取り出す際の工程を示す断面図。 図12の構成において、クレードル装置からハンドセットを取り出す際の工程を示す断面図。 図12の構成において、クレードル装置からハンドセットを取り出す際の工程を示す断面図。 図12の構成において、クレードル装置からハンドセットを取り出す際の工程を示す断面図。 図12の構成において、クレードル装置からハンドセットを取り出す際の工程を示す断面図。 図12の構成において、クレードル装置にハンドセットを収納する際の工程を示す断面図。 図12の構成において、クレードル装置にハンドセットを収納する際の工程を示す断面図。 図12の構成において、クレードル装置にハンドセットを収納する際の工程を示す断面図。 図12の構成において、クレードル装置にハンドセットを収納する際の工程を示す断面図。 本開示のさらに他の実施形態に係るクレードル装置にハンドセットが収納された状態において、別のポップアップ機構を採用した構成を示す断面図。 本開示のさらに他の実施形態に係るクレードル装置にハンドセットが収納された状態において、別のポップアップ機構を採用した構成を示す断面図。 本開示のさらに他の実施形態に係るクレードル装置の構成を示す断面図。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、出願人は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施形態1)
本開示の第1実施形態に係るクレードル装置10について、図1〜図7Dを用いて説明すれば以下の通りである。
本実施形態に係るクレードル装置10は、ハンドセット(端末装置)11を収納するための装置であって、例えば、図1に示すように、航空機の客室内に複数設置されたそれぞれの座席1の背もたれ2の背面2aに埋め込まれるように設けられている。そして、各座席1の後ろの座席1に着座した客は、正面に設置されたハンドセット11をクレードル装置10から取り出して操作することで、例えば、航空機の客室内に搭載されたエンターテイメントシステムを利用したり、客室乗務員を呼び出したりすることができる。
ハンドセット11は、図2に示すように、背面2aに埋め込まれたクレードル装置10に収納されており、複数の操作ボタン11a、表示画面11bを有している。また、ハンドセット11の内部には、後述するクレードル装置10側に設けられたマグネット(吸着部材)の磁力によって吸着される吸着板12が設けられている。
複数の操作ボタン11aは、エンターテイメントシステムの各種設定やコンテンツの選択、客室乗務員の呼び出し等に使用される。
表示画面11bは、エンターテイメントシステムの各種設定画面、コンテンツの選択画面等を表示する。
吸着板12は、図3に示すように、ハンドセット11の筐体部の内部におけるクレードル装置10へ装着される側の内壁面に設けられている。また、吸着板12は、図3に示す断面視において、ハンドセット11内のほぼ中央に設けられている。なお、吸着板12の位置は、ハンドセット11内のほぼ中央に限定されるものではない。
(クレードル装置10の詳細な構成)
本実施形態のクレードル装置10は、図3に示すように、トレイ21、本体部22、ポップアップ機構23、マグネット24、および退避機構25を備えている。
トレイ21は、例えば、樹脂製の部材であって、図3に示すように、ハンドセット11が装着される載置面21a、被係止部21b、ロック穴21c、第1・第2脚部21da,21db、およびストッパ21eを有している。
載置面21aは、図3に示すように、ハンドセット11の外形に沿うように形成されている。
被係止部21bは、図3に示すように、載置面21aと一体成形されており、トレイ21における載置面21aとは反対側の裏面から載置面21aに略垂直な方向に沿って突出するように形成されている。また、被係止部21bには、載置面21aに平行な方向に沿って貫通するロック穴21cが形成されている。
ロック穴21cは、後述するポップアップ機構23のロック部材23bの先端が抜き差しされる貫通穴である。そして、ロック部材23bがロック穴21cに挿入されると、所定の収納位置(図3参照)においてトレイ21が係止される。
第1脚部21da,21daは、図3に示すように、トレイ21の裏面から載置面21aに略垂直な方向に沿って立設された2本の柱状の部材である。また、第1脚部21da,21daは、トレイ21の裏面における長手方向におけるほぼ中央に設けられている(図2のA−A線参照)。第1脚部21da,21daは、後述する退避機構25のバネ(第1弾性部材)25aの内部に挿入されている。そして、第1脚部21da,21daには、柱状の部分に沿って移動可能な支持板24aが取り付けられている。さらに、第1脚部21da,21daの間には、支持板24a上に載置されたマグネット24が配置されている。
第2脚部21db,21dbは、図4に示すように、載置面21aと一体成形されており、第1脚部21da,21daと同様に、トレイ21の裏面から載置面21aに略垂直な方向に沿って立設された2本の柱状の部材である。また、第2脚部21db,21dbは、トレイ21の裏面における長手方向における端部に設けられている(図2のB−B線参照)。第2脚部21db,21dbは、後述するポップアップ機構23のバネ(第2弾性部材)23dの内部に挿入されている。そして、第2脚部21db,21dbには、柱状の下端部に固定された板状のストッパ21eが取り付けられている。
なお、第2脚部21db,21dbは、図2に示すB−B線の位置とは反対側にも設けられているが、図4に示す構成と同様であるため、ここでは説明を省略する。
ストッパ21eは、後述するポップアップ機構23によってトレイ21が持ち上げられて収納位置(図5A参照)から取出し位置(図6C参照)へと移行した際に、本体部22の底部22bに当接する。これにより、ストッパ21eと底部22bとの当接によってトレイ21の位置が規制されるため、トレイ21を所定の取出し位置において保持することができる。
本体部22は、図3に示すように、トレイ21を下方から支持する受け部材であって、トレイ21の裏面側との間に形成される空間に、上述した第1脚部21da,21da、マグネット24、支持板24a、バネ25a,25a等を収納する。そして、本体部22は、取付部22a、底部22b、凸部(移動機構)22cを有している。
取付部22aは、図3に示すように、座席1の背もたれ2の背面2a(取付面)に対して平行に形成された鍔状の部分であって、背面2aの裏面側に固定されている。これにより、本体部22が座席1の背もたれ2の背面2aに対して取り付けられる。
底部22bは、図3に示すように、本体部22の底面を形成する部分であって、上述した第1脚部21da,21daが配置されている。
凸部22c(移動機構)は、図3に示すように、本体部22の底部22bの中央部分に形成された凸状の部分であって、トレイ21の裏面に向かって突出している。また、凸部22cは、収納位置において、マグネット24が載置された支持板24aを下方から支持することで、マグネット24を吸着位置へと移動させる。
なお、凸部22cによる、マグネット24を退避位置から吸着位置へと移動させる工程については、後段にて詳述する。
ポップアップ機構23は、トレイ21を、収納位置から取出し位置へ、反対に、取出し位置から収納位置へと移行させる機構であって、図3に示すように、リリースボタン23a、バネ23aa、ロック部材23b、バネ23ba、ケース部23c、バネ23d(図4参照)を有している。
リリースボタン(解除部)23aは、図1および図2に示すように、正面視において、ハンドセット11が収納されるスペースの直下に設けられている。また、リリースボタン23aは、図3に示すように、背面2aから突出するように設けられており、トレイ21が収納位置にある状態で押下されると、ロック部材23bを退避させ、トレイ21を収納位置から取出し位置へと移行させる。
バネ23aaは、図3に示すように、リリースボタン23aの筒状の下端部が内側に挿入された状態で、ケース部23cと取付部22aとの間に配置されている。バネ23aaは、リリースボタン23aを取付部22a側へ押し付ける付勢力を付与する。
ロック部材23bは、図3に示すように、背面2aに対して略平行な方向に沿って配置された棒状の部材であって、ケース部23c内において移動可能な状態で収納されている。また、ロック部材23bの先端部分は、上述したトレイ21の被係止部21bに形成されたロック穴21c内に抜き差し可能な状態で配置されている。ここで、ロック部材23bの先端部がロック穴21c内へ挿入されると、トレイ21が収納位置において保持される。
さらに、図3に示すように、ロック部材23bは、長手方向におけるほぼ中央付近に、リリースボタン23aの下端部に形成された傾斜面と当接する傾斜面を有している。
これらの傾斜面は、断面視において、ともに約45度になるように形成されている。なお、傾斜面の角度は、45度に限らず、45度より小さくてもよいし、大きくてもよい。
これにより、リリースボタン23aが押下されて下方へ移動すると、互いに当接している傾斜面によって、ロック部材23bが後退することで、ロック部材23bによるトレイ21の係止が解除される。
バネ23baは、図3に示すように、ケース部23c内において、ロック部材23bの後端部とケース部23cの最奥部との間に挟まれるように配置されている。そして、バネ23baは、ロック部材23bの先端がトレイ21のロック穴21c内へ挿入される方向に付勢する。
ケース部23cは、図3に示すように、有底筒状の部材であって、ロック部材23bとバネ23baとを収納する。また、ケース部23cは、リリースボタン23aの先端部分が抜き差しされる貫通穴を有している。これにより、ケース部23c内において、リリースボタン23aの先端の傾斜面とロック部材23bの傾斜面とを当接させることができる。
バネ(第2弾性部材)23dは、図4に示すように、第2脚部21db,21dbが内側に挿入された状態で、トレイ21の裏面側と本体部22の底部22bとの間に挟まれるように配置されている。そして、バネ23dは、リリースボタン23aが押下されてロック部材23bによるトレイ21の係止が解除されると、背面2aから飛び出す方向にトレイ21を押し上げる。このように、バネ23dの付勢力を利用することにより、トレイ21を、ハンドセット11を取り出しやすい位置、すなわち取出し位置へと移行させることができる。
マグネット24は、図3に示すように、トレイ21の裏面付近に配置されており、トレイ21が収納位置にある状態では、ハンドセット11の内部に設けられた吸着板12を吸着する。
支持板24aは、図3に示すように、上面にマグネット24が載置されている。そして、支持板24aは、第1脚部21da,21daに対して、図中上下方向において移動可能な状態で取り付けられている。
これにより、支持板24aは、図3に示すように、マグネット24がハンドセット11の吸着板12に吸着している状態では、マグネット24の厚み分だけ裏面から離間した位置にある。
一方、ハンドセット11がトレイ21の載置面21aから取り外された状態(図6C参照)では、マグネット24と吸着板12との吸着状態が解消され、バネ25a,25aの弾性力によって、支持板24aは、マグネット24とともにトレイ21の裏面から引き離され、第1脚部21da,21daの端部まで移動する。
退避機構25は、トレイ21が収納位置(図5A参照)から取出し位置(図6C参照)へ移行した際に、ハンドセット11が取り外されると、マグネット24を吸着位置から退避位置へと移動させる。そして、退避機構25は、図3に示すように、バネ(第1弾性部材)25aを有している。
バネ25aは、図3に示すように、断面視において、マグネット24の左右両側に設けられた第1脚部21da,21daが内側に挿入された状態で配置されている。また、バネ25aは、支持板24aとトレイ21の裏面との間に挟まれており、その弾性力によって、マグネット24が固定された支持板24aを、トレイ21の裏面から離間させる方向に付勢する。
ここで、マグネット24の吸着力Fmgは、バネ25aの弾性力Fspよりも大きくなるように設定されている(Fmg>Fsp)。
よって、ハンドセット11がトレイ21の収納位置(図5A参照)にある状態では、マグネット24の吸着力によって、マグネット24がバネ25aによってトレイ21の裏面から引き離されることはなく、マグネット24が裏面に対して当接した状態で保持される(吸着位置)。
そして、ハンドセット11がトレイ21の取出し位置(図6C参照)にある状態から取り外されると、マグネット24の吸着力がなくなり、マグネット24がバネ25aの弾性力によってトレイ21の裏面から引き離される(退避位置)。
<クレードル装置10からハンドセット11を取り出す工程>
本実施形態のクレードル装置10は、収納状態にあるハンドセット11を取り出して使用する際には、以下のような工程により、トレイ21を収納位置から取出し位置へと移行させる。
すなわち、図5Aに示すように、ハンドセット11がトレイ21の載置面21a上にセットされ、トレイ21が収納位置にある状態では、ハンドセット11内の吸着板12とマグネット24とが吸着している。
これにより、ハンドセット11は、トレイ21上において吸着されているため、座席1の背もたれ2の背面2aから脱落することはない。
次に、図5Bに示すように、使用者がリリースボタン23aを押下すると、ロック部材23bが後退して、ロック部材23bの先端が、トレイ21のロック穴21cから抜けた状態となる。
これにより、図5Cに示すように、トレイ21の係止が解除され、ポップアップ機構23によってトレイ21が背面2aから突出する方向へ移動する。
なお、ポップアップ機構23によるトレイ21の移動は、ロック部材23bによるトレイ21のロック穴21cからの退避によって、図6Aに示すように、収納位置において縮んでいたバネ23dの弾性力によって行われる。
次に、図6Bに示すように、使用者がリリースボタン23aから手を離すと、リリースボタン23aが初期位置へ戻されるとともに、リリースボタン23aに連動するロック部材23bもロック穴21cに係止されていた初期位置へと戻される。
このとき、トレイ21が取出し位置まで移動しているため、ロック部材23bの先端は、ロック穴21c内へ挿入されることなく、被係止部21bの直下へと移動する。
なお、トレイ21が取出し位置へ移行した状態では、マグネット24とハンドセット11内の吸着板12との吸着状態は維持されている。
このとき、ポップアップ状態においても、ハンドセット11はトレイ21に吸着されている。このため、使用者の操作によってポップアップ状態へ移行した場合でも、ハンドセット11がテーブル等の上に脱落してしまうことを防止することができる。
また、使用者は、ポップアップ状態において、ハンドセット11がマグネット24の吸着力だけでトレイ21に保持されているため、ハンドセット11を容易に取り外すことができる。
次に、図6Cに示すように、取出し位置において、使用者によってハンドセット11がトレイ21から取り外されると、ハンドセット11内の吸着板12がマグネット24から引き離される。
これにより、マグネット24の吸着力はなくなり、退避機構25のバネ25a,25aの弾性力によって、支持板24aがトレイ21から離れる方向へ移動する。よって、支持板24a上に固定されたマグネット24は、図6Cに示す所定の退避位置へ移動する。
<クレードル装置10にハンドセット11を収納する工程>
本実施形態のクレードル装置10は、使用者によって、使用されていたハンドセット11がクレードル装置10へ収納される際には、以下のような工程により、ハンドセット11を収納位置へと移行させる。
すなわち、図7Aに示すように、まず、使用者によって、ハンドセット11がトレイ21の載置面21a上にセットされる。
このとき、トレイ21の載置面21a上にセットされただけでは、吸着板12とマグネット24との吸着状態にはならず、マグネット24はそのまま退避位置にある。
次に、図7Bに示すように、使用者によって、ハンドセット11が背面2a側へ押し込まれると、トレイ21の被係止部21bの下端部がロック部材23bの先端に形成された傾斜部へ当接しながら背面2aの奥側へと移動する。
このとき、トレイ21が所定の中間位置まで押し込まれると、図7Bに示すように、マグネット24が固定された支持板24aの裏面側に本体部22の凸部22cが当接する。
次に、図7Cに示すように、さらにハンドセット11が押し込まれると、マグネット24が固定された支持板24aの裏面側に本体部22の凸部22cが当接したまま、マグネット24をトレイ21の裏面側へと押し上げていく。
このとき、退避機構25のバネ25a,25aは、徐々に縮んでいく。
次に、図7Dに示すように、ハンドセット11の表示画面11bが背面2aとほぼフラットな状態になるまで完全に押し込まれると、マグネット24はトレイ21の裏面と当接する吸着位置まで押し上げられ、再び、ハンドセット11内の吸着板12と吸着する。
これにより、使用者がハンドセット11を完全に押し込んでトレイ21が収納位置へ移動するまでは、マグネット24と吸着板12との吸着状態が復活しない。
このため、使用者がハンドセット11を押し込む作業を途中でやめてしまうと、マグネット24による吸着力が生じていないハンドセット11は、すぐに落下する状態にある。
よって、使用者が、中途半端な状態で収納されているにもかかわらず、収納されたと勘違いすることを防止することができる。
この結果、ハンドセット11が中途半端な状態で収納されたことに起因して、ハンドセット11が不意にクレードル装置10から落下してしまうことを防止することができる。
特に、図1に示すように、クレードル装置10が座席1の背もたれ2の背面2aに横向きに埋め込まれている場合でも、収納位置において確実にハンドセット11を保持することができるため、ハンドセット11の落下を確実に防止することができる。
なお、ハンドセット11を収納する際に、マグネット24と吸着板12との吸着状態が復活するタイミングとしては、図7Dに示すように、ハンドセット11が完全に押し込まれた状態に限らず、図7Cに示すトレイ21が収納位置に移行する直前であってもよい。以下の各実施形態についても同様である。
(実施形態2)
本開示の第2の実施形態に係るクレードル装置100について、図8〜図11Cを用いて説明すれば以下の通りである。
なお、説明の便宜上、上述した実施形態1と同じ形状・機能を有する部材については、同じ符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態のクレードル装置100は、図8に示すように、取出し位置においてハンドセット11が取り外された際に、マグネット24を吸着位置から退避位置へと移動させる退避機構を備えていない点で、上記実施形態1とは異なっている。
つまり、本実施形態の構成では、ハンドセット11が取り外されると、重力によってマグネット24を自由落下させて退避位置へと移動させる。
より具体的には、本実施形態のクレードル装置100は、図8に示すように、トレイ21、本体部122、ポップアップ機構23を備えている。
本体部122は、図8に示すように、トレイ21を下方から支持する受け部材であって、トレイ21の裏面側との間に形成される空間に、マグネット24を収納する。そして、本体部22は、取付部122a、底部122b、落下空間122c、壁部122dを有している。
取付部122aは、図8に示すように、略水平方向に沿った取付面102aに対して平行に形成された鍔状の部分であって、取付面102aの裏面側に固定されている。これにより、本体部122が取付面102aに対して取り付けられる。
底部122bは、図8に示すように、本体部122の底面を形成する部分であって、上述したマグネット24が自由落下する際の落下空間122cを形成する。
落下空間122cは、図8に示すように、本体部122とトレイ21の裏面との間に形成された空間のほぼ中央に設けられており、壁部122dによって他の空間と仕切られている。
壁部122dは、マグネット24の寸法に合わせて、底部122bに立設された円筒状の部分である。そして、壁部122dは、後述する図9Aに示す収納位置から図10Cに示す取出し位置へ移行するまで、マグネット24の外周を取り囲むように配置されている。
<クレードル装置100からハンドセット11を取り出す工程>
本実施形態のクレードル装置100は、収納状態にあるハンドセット11を取り出して使用する際には、以下のような工程により、トレイ21を収納位置から取出し位置へと移行させる。
すなわち、図9Aに示すように、ハンドセット11がトレイ21の載置面21a上にセットされ、トレイ21が収納位置にある状態では、ハンドセット11内の吸着板12とマグネット24とが吸着している。
これにより、ハンドセット11は、トレイ21上において吸着されているため、取付面102aから脱落することはない。
次に、図9Bに示すように、使用者がリリースボタン23aを押下すると、ロック部材23bが後退して、ロック部材23bの先端が、トレイ21のロック穴21cから抜けた状態となる。
これにより、図9Cに示すように、トレイ21の係止が解除され、ポップアップ機構23によってトレイ21が取付面102aから突出する方向へ移動する。
なお、ポップアップ機構23によるトレイ21の移動は、上記実施形態と同様に、ロック部材23bによるトレイ21のロック穴21cからの退避によって、図6Aに示すように、収納位置において縮んでいたバネ23dの弾性力によって行われる。
次に、図10Aに示すように、使用者がリリースボタン23aから手を離すと、リリースボタン23aが初期位置へ戻されるとともに、リリースボタン23aに連動するロック部材23bもロック穴21cに係止されていた初期位置へと戻される。
このとき、トレイ21が取出し位置まで移動しているため、ロック部材23bの先端は、ロック穴21c内へ挿入されることなく、被係止部21bの直下へと移動する。
なお、トレイ21が取出し位置へ移行した状態では、マグネット24とハンドセット11内の吸着板12との吸着状態は維持されている。
次に、図10Bに示すように、取出し位置において、使用者によってハンドセット11がトレイ21から取り外されると、ハンドセット11内の吸着板12がマグネット24から引き離される。
これにより、マグネット24の吸着力はなくなり、マグネット24は重力による自由落下によって、落下空間122cにおいて、トレイ21の裏面から離れる方向へ移動する。よって、マグネット24は、図10Bに示す退避位置(落下空間122cの最下部)へ移動する。
なお、本実施形態では、上述した通り、マグネット24を退避位置へと移動させる手段が、マグネット24に掛かる重力に依存している。
このため、本実施形態のクレードル装置100は、原則として、ほぼ鉛直方向に沿ってトレイ21が移動する向きになるように設置される。
これにより、マグネット24を退避位置へ移動させる機構が不要となり、構成を簡素化することができる。
<クレードル装置100にハンドセット11を収納する工程>
本実施形態のクレードル装置100は、使用者によって、使用されていたハンドセット11がクレードル装置10へ収納される際には、以下のような工程により、ハンドセット11を収納位置へと移行させる。
すなわち、図11Aに示すように、まず、使用者によって、ハンドセット11がトレイ21の載置面21a上にセットされる。
このとき、トレイ21の載置面21a上にセットされただけでは、吸着板12とマグネット24との吸着状態にはならず、マグネット24はそのまま落下空間122cの最下部(退避位置)にある。
次に、図11Bに示すように、使用者によって、ハンドセット11が取付面102a側へ押し込まれると、ハンドセット11がセットされたトレイ21が本体部122の底部122bの方向へと移動する。
次に、図11Cに示すように、さらにハンドセット11が押し込まれて、ハンドセット11の表示画面11bが取付面102aとほぼフラットな状態になると、マグネット24はトレイ21の背面に対して距離が近くなるため、吸着板12に対する吸着力が生じる。
これにより、マグネット24は、その吸着力が重力を上回ることで、トレイ21の裏面と当接する吸着位置まで移動して、再び、ハンドセット11内の吸着板12と吸着する。
これにより、使用者がハンドセット11を完全に押し込んでトレイ21が収納位置へ移動するまでは、マグネット24と吸着板12との吸着状態が復活しない。
このため、使用者がハンドセット11を押し込む作業を途中でやめてしまうと、マグネット24による吸着力が生じていないハンドセット11は、クレードル装置100に保持されていない状態にある。
よって、使用者が、中途半端な状態で収納されているにもかかわらず、収納されたと勘違いすることを防止することができる。
この結果、ハンドセット11が中途半端な状態で収納されたことに起因して、ハンドセット11が不意にクレードル装置10から落下してしまうことを防止することができる。
(実施形態3)
本開示の第3の実施形態に係るクレードル装置200について、図12〜図15Dを用いて説明すれば以下の通りである。
なお、説明の便宜上、上述した実施形態1,2と同じ形状・機能を有する部材については、同じ符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態のクレードル装置200は、図12に示すように、取出し位置においてハンドセット11が取り外された際に、マグネット24を吸着位置から退避位置へと移動させる退避機構225として、マグネット24を背面2aに対して略平行な方向に沿って移動させる機構を備えている点で、上記実施形態1とは異なっている。
より具体的には、本実施形態のクレードル装置200は、図12に示すように、トレイ21、本体部222、ポップアップ機構23、および退避機構225を備えている。
本体部222は、図12に示すように、トレイ21を下方から支持する受け部材であって、トレイ21の裏面側との間に形成される空間に、マグネット24、退避機構225を収納する。そして、本体部222は、取付部222a、底部222b、ケース部222d、傾斜面222eを有している。
取付部222aは、図12に示すように、座席1の背もたれ2の背面(取付面)2aに対して平行に形成された鍔状の部分であって、背面2aの裏面側に固定されている。これにより、本体部222が背面2aに対して取り付けられる。
底部222bは、図12に示すように、本体部122の底面を形成する部分であって、トレイ21の裏面との間の隙間に、マグネット24、退避機構225を収納する空間を形成する。
ケース部222dは、図12に示すように、トレイ21の裏面側に取り付けられた矩形状の部材であって、内部空間に、マグネット24、バネ(第1弾性部材)225aが横向きに収納されている。
なお、マグネット24の磁極方向は、図12中の上下方向であって、バネ225aが弾性力を付与する方向と直角になるように配置されている。
そして、マグネット24は、ケース部222dの内部空間において、移動可能な状態で収納されている。
また、ケース部222dには、後述するハンドセット11を収納する工程において、マグネット24の端部を傾斜面222eと当接させるための開口部が形成されている。
傾斜面(移動機構)222eは、本体部222における底部222bよりもロック部材23b側に設けられており、ロック部材23bから離れる方向に向かって下方傾斜している。なお、マグネット24を移動させる傾斜面(移動機構)としては、ロック部材とは反対側に設けられていてもよい。
これにより、後述するハンドセット11を収納状態へ移行させる際には、傾斜面222eがマグネット24の端部に当接することで、マグネット24を退避位置から吸着位置へと移動させることができる。
退避機構225は、トレイ21が収納位置(図13A参照)から取出し位置(図14B参照)へ移行した際に、ハンドセット11が取り外されると、マグネット24を吸着位置から退避位置へと移動させる。そして、退避機構225は、図12に示すように、バネ(第1弾性部材)225aを有している。
バネ(第1弾性部材)225aは、図12に示すように、ケース部222dの内側に挿入された状態で配置されている。また、バネ225aは、ケース部222dの底面とマグネット24の側面との間に挟まれており、その弾性力によって、マグネット24をトレイ21の裏面側において吸着位置から退避位置へ移動させる方向に付勢する。
ここで、マグネット24の吸着力Fmgは、バネ225aの弾性力Fspの大きさとの関係が以下の関係式を満たすように設定されている。
μ×Fmg>Fsp(ただし、μは、マグネット24とトレイ21の裏面との摩擦係数)
つまり、マグネット24とバネ225aとが図12に示す位置関係にある場合には、バネ225aの弾性力Fspは、マグネット24の吸着力Fmgによって生じる摩擦力μ×Fmgよりも小さくなるように設定されている。
よって、ハンドセット11がトレイ21の収納位置(図13A参照)にある状態では、マグネット24の吸着力によって、マグネット24がバネ225aの弾性力に負けてトレイ21の裏面側における吸着位置から移動させられることはなく、マグネット24が所定の吸着位置において保持される。
そして、ハンドセット11がトレイ21の取出し位置(図14B参照)にある状態から取り外されると、マグネット24の吸着力がなくなり、マグネット24がバネ225aの弾性力によって、吸着位置から退避位置へと移動する。
<クレードル装置200からハンドセット11を取り出す工程>
本実施形態のクレードル装置200は、収納状態にあるハンドセット11を取り出して使用する際には、以下のような工程により、トレイ21を収納位置から取出し位置へと移行させる。
すなわち、図13Aに示すように、ハンドセット11がトレイ21の載置面21a上にセットされ、トレイ21が収納位置にある状態では、ハンドセット11内の吸着板12とマグネット24とが吸着している。
これにより、ハンドセット11は、トレイ21上において吸着されているため、座席1の背もたれ2の背面2aから脱落することはない。
次に、図13Bに示すように、使用者がリリースボタン23aを押下すると、ロック部材23bが後退して、ロック部材23bの先端が、トレイ21のロック穴21cから抜けた状態となる。
これにより、図13Cに示すように、トレイ21の係止が解除され、ポップアップ機構23によってトレイ21が背面2aから突出する方向へ移動する。
なお、ポップアップ機構23によるトレイ21の移動は、上記実施形態と同様に、ロック部材23bによるトレイ21のロック穴21cからの退避によって、図6Aに示すように、収納位置において縮んでいたバネ23dの弾性力によって行われる。
次に、図14Aに示すように、使用者がリリースボタン23aから手を離すと、リリースボタン23aが初期位置へ戻されるとともに、リリースボタン23aに連動するロック部材23bもロック穴21cに係止されていた初期位置へと戻される。
このとき、トレイ21が取出し位置まで移動しているため、ロック部材23bの先端は、ロック穴21c内へ挿入されることなく、被係止部21bの直下へと移動する。
なお、トレイ21が取出し位置へ移行した状態では、マグネット24とハンドセット11内の吸着板12との吸着状態は維持されている。
次に、図14Bに示すように、取出し位置において、使用者によってハンドセット11がトレイ21から取り外されると、ハンドセット11内の吸着板12がマグネット24から引き離される。
これにより、マグネット24の吸着力はなくなり、マグネット24は、退避機構225のバネ225aの弾性力によって、トレイ21の裏面に沿ってロック部材23bの方向へ移動し、図14Bに示す所定の退避位置(ケース部222d内におけるロック部材23b側の端部)へ移動する。
<クレードル装置200にハンドセット11を収納する工程>
本実施形態のクレードル装置200は、使用者によって、使用されていたハンドセット11がクレードル装置10へ収納される際には、以下のような工程により、ハンドセット11を収納位置へと移行させる。
すなわち、図15Aに示すように、まず、使用者によって、ハンドセット11がトレイ21の載置面21a上にセットされる。
このとき、トレイ21の載置面21a上にセットされただけでは、吸着板12とマグネット24との吸着状態にはならず、マグネット24はそのまま吸着板12の直下からはずれた退避位置にある。
次に、図15Bに示すように、使用者によって、ハンドセット11が背面2a側へ押し込まれると、トレイ21の被係止部21bの下端部がロック部材23bの先端に形成された傾斜部へ当接しながら背面2aの奥側へと移動する。
このとき、トレイ21が所定の中間位置まで押し込まれると、図15Bに示すように、ケース部222d内に収納されたマグネット24のロック部材23b側の端部が、本体部222の傾斜面22eに当接する。
次に、図15Cに示すように、さらにハンドセット11が押し込まれると、マグネット24が傾斜面222eに当接したまま、マグネット24が退避機構225のバネ225aを縮める方向へ移動していく。
次に、図15Dに示すように、ハンドセット11の表示画面11bが背面2aとほぼフラットな状態になるまで完全に押し込まれると、マグネット24は傾斜面222eによって吸着位置まで移動させられ、再び、ハンドセット11内の吸着板12と吸着する。
これにより、使用者がハンドセット11を完全に押し込んでトレイ21が収納位置へ移動するまでは、マグネット24と吸着板12との吸着状態が復活しない。
このため、使用者がハンドセット11を押し込む作業を途中でやめてしまうと、マグネット24による吸着力が生じていないハンドセット11は、すぐに落下する状態にある。
よって、使用者が、中途半端な状態で収納されているにもかかわらず、収納されたと勘違いすることを防止することができる。
この結果、ハンドセット11が中途半端な状態で収納されたことに起因して、ハンドセット11が不意にクレードル装置10から落下してしまうことを防止することができる。
特に、図1に示すように、クレードル装置20が座席1の背もたれ2の背面2aに横向きに埋め込まれている場合でも、収納位置において確実にハンドセット11を保持することができるため、ハンドセット11の落下を確実に防止することができる。
[他の実施形態]
以上、本開示の一実施形態について説明したが、本開示は上記実施形態に限定されるものではなく、開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施形態1〜3では、ポップアップ機構23によって、トレイ21を取付面に対して略平行な姿勢を維持したまま、収納位置から取出し位置へと移行する例を挙げて説明した。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。
例えば、図16Aおよび図16Bに示すように、トレイ21は取付面に平行な姿勢を維持したまま移動するのではなく、一方の端部だけを持ち上げる方持ちポップアップ方式を採用してもよい。
なお、図16Aおよび図16Bに示す断面図は、図2に示すB−B線の位置に対応する断面図である。
具体的には、本実施形態のクレードル装置300は、図16Aに示すように、トレイ321、本体部322、ポップアップ機構323を備えている。
本体部322は、図16Aに示すように、トレイ321を下方から支持する受け部材であって、トレイ321の裏面に対して近接して配置されている。そして、本体部322は、取付部322a、係止孔322bを有している。
取付部322aは、図16Aに示すように、座席1の背もたれ2の背面(取付面)2aに対して平行に形成された鍔状の部分であって、背面2aの裏面側に固定されている。これにより、本体部322が背面2aに対して取り付けられる。
係止孔322bは、本体部322における底部分に形成された開口であって、後述するねじりバネ323aの第1端部を係止している。
ポップアップ機構323は、トレイ321を、収納位置から取出し位置へ、反対に、取出し位置から収納位置へと移行させる機構であって、図16Aに示すように、ねじりバネ323aを有している。
ねじりバネ323aは、第1端部が係止孔322bに、第2端部がトレイ321の裏面側に当接した状態で配置されている。
そして、ねじりバネ323aは、上述した実施形態で説明したリリースボタン23aが押下されると、図16Bに示すように、弾性力によってトレイ321の片側を斜めに持ち上げるようにして取出し位置へと移行させる。
これにより、使用者は、持ち上げられた側の端部を持ってハンドセット11をトレイ321から取り外すことで、上記各実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、ポップアップ機構の駆動源としては、バネに限らず、プランジャー、板バネ、ぜんまいバネ、油圧・空気圧、ボールネジ、すべりネジ等を採用してもよい。
さらに、ポップアップ機構によってトレイをポップアップさせる方向としては、図1に示す方向に限らず、座席の背もたれ部分の背面に向かって左右方向であってもよい。この場合には、例えば、左端にリリースボタン、右端にヒンジやねじりバネを配置すればよい。
(B)
上記実施形態1,3では、ハンドセット11をクレードル装置10へ収納する際に、マグネット24を退避位置から吸着位置へ移動させる機構として、本体部22に形成された凸部22c(実施形態1)、本体部222に形成された傾斜面222e(実施形態3)を用いた例を挙げて説明した。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。
例えば、マグネット24を退避位置から吸着位置へ移動させる移動機構としては、上記実施形態において開示された構成に限らず、トレイの上下動(ポップアップ)に連動して駆動されるギアやピニオンを組み合わせてマグネットを所望の方向へ移動させる移動機構を採用してもよい。
その他にも、マグネットを退避位置から吸着位置へ移動させる機構として、プランジャー、モータ、カム、ギア、ピニオン等を採用してもよい。さらには、トレイの上下動に連動して駆動されるプーリとワイヤ等を用いた構成であってもよい。
(C)
上記実施形態1〜3では、ハンドセット11を収納位置において係止するための機構として、ハンドセット11が載置されるトレイ21の一部(ロック穴21c)をロック部材23bによって係止する例を挙げて説明した。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。
例えば、図17に示すように、ロック部材23bが、トレイ21の一部ではなく、ハンドセット411自体を係止する構成であってもよい。
具体的には、ハンドセット411には、ロック部材23bが挿入された状態で係止される係止部411aが設けられている。
係止部411aは、ハンドセット411の側面に形成されており、収納状態においてハンドセット411を係止する。
これにより、上記実施形態1〜3と同様に、使用者が、リリースボタン23aを押下することで、容易にハンドセット411を取出し位置へ移動させることができる。また、トレイを固定するよりもハンドセットを直接固定することでより確実に係止することができるため、例えば、航空機内にクレードル装置が設置されている場合でも、飛行中の振動等によってハンドセットが脱落してしまうことを防止することができる。
なお、ハンドセットを係止する機構としては、上記の構成以外にも、プランジャー、モータとカムとギアとピニオンの組合せ、電磁石、磁力等を用いてもよい。
(D)
上記実施形態1〜3では、クレードル装置10の本体部22側にマグネット24、ハンドセット11の内部に吸着板12がそれぞれ設けられた構成を例として挙げて説明した。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。
例えば、マグネットと吸着板とが反対に設けられていてもよい。
すなわち、クレードル装置側に吸着板、ハンドセット側にマグネットがそれぞれ設けられていてもよい。
(E)
上記実施形態1,3では、本開示に係るクレードル装置10,200が航空機の座席1の背もたれ2の背面2a側に設置された例を挙げて説明した。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。
例えば、クレードル装置の設置場所としては、航空機に限らず、電車、バス、船舶等、他の移動手段であってもよい。
また、取付け面としては、座席の背もたれ部分の背面側以外に、背もたれ部分の上部、座席横のアームレストの部分、壁面、床面等であってもよい。
(F)
上記実施形態では、クレードル装置10に装着される端末装置として、航空機内で使用されるハンドセット11を例として挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、携帯電話や各種コントローラ等の端末装置を収納するクレードル装置であってもよい。
(G)
上記実施形態では、ポップアップ機構23がトレイ21の長手方向における両端にそれぞれ配置されている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、ポップアップ機構をトレイ21の長手方向におけるほぼ中央に1つだけ設けた構成であってもよい。
また、ポップアップ機構をトレイ21の長手方向におけるほぼ中央に1つだけ設けた構成を採用した場合には、マグネットをトレイの長手方向におけるいずれか一方の端部に設けてもよい。
このような構成を採用した場合でも、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
本開示のクレードル装置は、使用者によって収納位置まで押し込まれた際に、確実に端末装置を保持する状態へ移行することができるという効果を奏することから、端末装置が使用される各種環境において広く適用可能である。
1 座席
2 背もたれ
2a 背面
10 クレードル装置
11 ハンドセット(端末装置)
11a 操作ボタン
11b 表示画面
12 吸着板
21 トレイ
21a 載置面
21b 被係止部
21c ロック穴
21da 第1脚部
21db 第2脚部
21e ストッパ
22 本体部
22a 取付部
22b 底部
22c 凸部(移動機構)
23 ポップアップ機構
23a リリースボタン(解除部)
23aa バネ
23b ロック部材
23ba バネ
23c ケース部
23d バネ(第2弾性部材)
24 マグネット(吸着部材)
24a 支持板
25 退避機構
25a バネ(第1弾性部材)
100 クレードル装置
102a 取付面
122 本体部
122a 取付部
122b 底部
122c 落下空間
122d 壁部
200 クレードル装置
222 本体部
222a 取付部
222b 底部
222d ケース部
222e 傾斜面(移動機構)
225 退避機構
225a バネ(第1弾性部材)
300 クレードル装置
321 トレイ
321a 載置面
322 本体部
322a 取付部
322b 係止孔
323 ポップアップ機構
323a ねじりバネ
400 クレードル装置
411 ハンドセット(端末装置)
411a 係止部
422 本体部

Claims (14)

  1. 端末装置が装着されるクレードル装置であって、
    前記端末装置が載置される載置面を有するトレイと、
    取付面に設けられており、前記載置面とは反対側から前記トレイを支持する本体部と、
    前記本体部に設けられており、前記取付面内に前記端末装置を収める収納位置から前記取付面に対して前記端末装置を持ち上げる方向に移動させた取出し位置へと、前記トレイを移動させるポップアップ機構と、
    前記本体部における前記トレイの前記載置面とは反対側に設けられており、前記端末装置を取り出す際には、前記収納位置から前記取出し位置まで前記端末装置を前記トレイ側に吸着させるとともに、前記端末装置を前記トレイ上から取り出すと所定の退避位置へ移動し、前記端末装置を前記トレイに戻す際には、前記端末装置が前記収納位置まで押し込まれると前記退避位置から前記端末装置を前記トレイ側に吸着させる吸着位置へ移動する吸着部材と、
    を備えているクレードル装置。
  2. 前記取出し位置において、前記トレイ上から前記端末装置が取り出されると、前記吸着部材を前記吸着位置から前記退避位置へと移動させる退避機構を、さらに備えている、
    請求項1に記載のクレードル装置。
  3. 前記退避機構は、前記吸着部材の吸着力よりも弱い弾性力を持つ第1弾性部材を有している、
    請求項2に記載のクレードル装置。
  4. 前記退避機構は、前記取付面に対して略垂直な方向において前記吸着部材を移動させる、
    請求項2または3に記載のクレードル装置。
  5. 前記退避機構は、前記取付面に対して略平行な方向において前記吸着部材を移動させる、
    請求項2または3に記載のクレードル装置。
  6. 前記吸着部材は、前記取出し位置において、前記トレイ上から前記端末装置が取り出されると、重力によって前記吸着位置から前記退避位置へと移動する、
    請求項1に記載のクレードル装置。
  7. 前記端末装置を前記トレイに戻す際に、前記端末装置が前記収納位置まで押し込まれると、前記吸着部材を前記退避位置から前記吸着位置へと移動させる移動機構を、さらに備えている、
    請求項1から6のいずれか1項に記載のクレードル装置。
  8. 前記移動機構は、前記本体部に形成されており前記トレイの方向に向かって突出した凸部を有している、
    請求項7に記載のクレードル装置。
  9. 前記移動機構は、前記本体部に形成されており前記端末装置が前記収納位置まで押し込まれるにつれて前記退避位置から前記吸着位置へと移動するように前記吸着部材を誘導する傾斜面を有している、
    請求項7に記載のクレードル装置。
  10. 前記ポップアップ機構は、
    前記トレイを前記収納位置において係止した状態で保持するロック部材と、
    前記ロック部材による係止状態を解除する解除部と、
    前記解除部によって前記ロック部材による係止が解除された際に、前記トレイを前記取出し位置まで移動させる弾性力を付与する第2弾性部材と、
    を有している、
    請求項1から9のいずれか1項に記載のクレードル装置。
  11. 前記ポップアップ機構は、前記トレイを前記収納位置から前記取出し位置へ移行させる際に、前記取付面に対して略平行な姿勢を維持したまま、前記トレイを移動させる、
    請求項1から10のいずれか1項に記載のクレードル装置。
  12. 前記ポップアップ機構は、前記トレイを前記収納位置から前記取出し位置へ移行させる際に、前記端末装置の第1端部側が前記取付面に対して突出するように、前記トレイを傾けて移動させる、
    請求項1から10のいずれか1項に記載のクレードル装置。
  13. 前記吸着部材は、マグネット、あるいは前記端末装置側に設けられたマグネットに吸着する吸着板である、
    請求項1から12のいずれか1項に記載のクレードル装置。
  14. 前記取付面は、航空機内に設置された座席の背もたれ部分の背面、あるいは座席のアームレストを構成する面である、
    請求項1から13のいずれか1項に記載のクレードル装置。
JP2015049288A 2015-03-12 2015-03-12 クレードル装置 Pending JP2016171425A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015049288A JP2016171425A (ja) 2015-03-12 2015-03-12 クレードル装置
US15/053,714 US9527590B2 (en) 2015-03-12 2016-02-25 Cradle device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015049288A JP2016171425A (ja) 2015-03-12 2015-03-12 クレードル装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016171425A true JP2016171425A (ja) 2016-09-23

Family

ID=56886409

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015049288A Pending JP2016171425A (ja) 2015-03-12 2015-03-12 クレードル装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9527590B2 (ja)
JP (1) JP2016171425A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10421545B2 (en) * 2015-06-30 2019-09-24 Bae Systems Controls Inc. Vehicle display
US9919659B2 (en) * 2015-12-22 2018-03-20 Fca Us Llc Adjustable mobile-device holder
US10616389B2 (en) * 2018-03-08 2020-04-07 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Apparatus with a cradle for an electronic device
CN110316095B (zh) * 2018-03-30 2023-04-07 比亚迪股份有限公司 显示终端的安装系统以及具有其的车辆
US11524635B2 (en) * 2019-12-17 2022-12-13 Steven Wayne Thomas Retainer for securing personal electronic devices on seatbacks
US11563316B2 (en) * 2020-02-18 2023-01-24 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. System including management apparatus and electronic device connected to cord reel

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5931527A (en) * 1996-05-03 1999-08-03 D'onofrio; Giulio Seat back mounted cargo shelf
US6545577B2 (en) 2001-06-18 2003-04-08 Hewlett-Packard Company Frictionless pen ejector mechanism
JP4138279B2 (ja) 2001-08-27 2008-08-27 松下電器産業株式会社 操作端末装置
JP4122931B2 (ja) 2002-10-31 2008-07-23 ティアック株式会社 ディスク装置
GB2430769A (en) * 2004-09-28 2007-04-04 Pranil Ram Keyboard and display apparatus for passengers in a vehicle
US7762627B2 (en) * 2005-11-02 2010-07-27 Chung Lung Chang Headrest-mounted entertainment systems
JP5168385B2 (ja) 2011-05-11 2013-03-21 株式会社Jvcケンウッド 電子機器
US20150036060A1 (en) * 2013-07-31 2015-02-05 Airgo Design Pte. Ltd. Passenger Delivery System
WO2016106385A1 (en) * 2014-12-23 2016-06-30 Reliant Worldwide Plastics, Llc Thermoplastic composite retrofit panel assembly for personal entertainment device mount system

Also Published As

Publication number Publication date
US20160264244A1 (en) 2016-09-15
US9527590B2 (en) 2016-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016171425A (ja) クレードル装置
TW202011144A (zh) 用於可攜式電子裝置的泊接座
US7274556B2 (en) Display set
KR101339050B1 (ko) 쿠션 시트를 구비하는 웨이퍼 수납용기
US20080182163A1 (en) Battery loading and unloading structure
TW201220809A (en) Portable electronic device
US20130016463A1 (en) Connector apparatus
KR20140005297U (ko) 휴대폰 홀더
WO2018096990A1 (ja) 電子機器およびスタンド
WO2016007177A1 (en) Retention system for dynamic loading
US20140022716A1 (en) In-vehicle electronic apparatus
JP2012192523A5 (ja)
CN107327674B (zh) 支架及应用该支架的遥控器
WO2018090791A1 (zh) 一种移动终端
JP5660089B2 (ja) カード収納構造およびこれを利用した電子機器
US20120268900A1 (en) Latch mechanism for a battery unit and electronic device having the same
US7837240B2 (en) Display and its locking mechanism
US20130149028A1 (en) Locking device
TWM542106U (zh) 可攜式電子產品的夾持裝置
TWM561965U (zh) 行動裝置重力夾座
JP3774620B2 (ja) 基板搬送用カセット
US10278297B1 (en) Case with assembly structure and electronic device using thereof
JP5407251B2 (ja) 車両搭載用収納ケース
CN111050241A (zh) 可穿戴设备
JP2009268886A (ja) 飛出防止装置を有する物品収容装置