JP2016171178A - 半導体素子付き繊維構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】フレキシブル性や伸長特性を損なわずに、簡単な構造でもって隣接する半導体素子付き機能糸同士の電気的な接続状態を維持して出力特性の安定を図った半導体素子付き繊維構造体を提供することである。
【解決手段】半導体素子付き繊維構造体1は、設定数の半導体素子付き機能糸6を、導電方向を揃えて平面状に平行に配置し、導電方向に隣接する半導体素子付き機能糸6同士を導電線8又は導電接合材9を介して電気的に接続した半導体素子付き機能構造部4と、半導体素子付き機能構造部4の導電方向の一端側において導体機能素子付き機能糸6に電気的に接続され且つ半導体素子付き機能糸6の導電方向の幅より短い幅に形成された1又は複数の導電糸21からなる導電部5とを備え、複数組の半導体素子付き機能構造部4及び導電部5を繰り返すように平面的に配置し、導電方向に隣接する半導体素子付き機能構造部4と導電部5とを電気的に接続している。
【選択図】図2

Description

本発明は半導体素子付き繊維構造体において、特に粒状の複数の半導体素子とこれら複数の半導体素子を並列接続する可撓性のある1対の導電線とからなる紐状の半導体素子付き機能糸を利用したものに関する。
従来から、テキスタイル分野において、受光機能又は発光機能等を備えた種々の半導体素子付き繊維構造体(テキスタイル構造体)が提案されている。この種の半導体素子付き繊維構造体は、複数の半導体素子(例えば、太陽電池セル、発光ダイオード、バイパスダイオード等)が組み込まれた紐状の半導体素子付き機能糸を経糸又は緯糸とし、導電線や絶縁線を緯糸又は経糸として織り込んだり編み込んだりすることで構成される。
例えば、特許文献1の半導体素子付き繊維構造体には、複数の半導体素子付き機能糸を緯糸とし、複数の絶縁糸を経糸として製織されたメッシュ状の繊維構造体が開示されている。複数の半導体素子付き機能糸の各々は、複数の半導体素子(球状太陽電池セル)と、これら複数の半導体素子を並列接続する可撓性のある1対の導電線等から紐状に構成されている。複数の半導体素子付き機能糸は、半導体素子の正負の電極を結ぶ導電方向に揃えた状態に平面状に平行に配設され、隣接する半導体素子付き機能糸の導電線同士を物理的に接触させることで電気的に接続されている。
WO2013/076794号公報
ところで、特許文献1の半導体素子付き繊維構造体は、導電方向に隣接する半導体素子付き機能糸の導電線同士を物理的に接触させることで電気的に直列接続されているが、半導体素子付き機能糸は、複数の半導体素子を1対の導電線にハンダ等の導電接合材を介して固定する構造上、導電線や導電接合材の形状によって半導体素子付き機能糸の導電方向の幅にバラツキが生じてしまう。
従来では、半導体素子付き繊維構造体の織り密度を大きくし、半導体素子付き機能糸の導電線や導電接合材を、隣接する半導体素子付き機能糸の導電線や導電接合材に部分的に重なり合わせることで、電気的な接続状態の安定化を図る場合がある。しかし、導電接合材のサイズ、織り密度のムラ、織り構造のバラツキ、伸長や圧縮等の変形応力の作用等を起因にして、隣接する半導体素子付き機能糸同士の重なり具合が変化して電気的な接続状態が部分的に解除されてしまう場合が多い。
特に、半導体素子付き繊維構造体に織り込まれる半導体素子付き機能糸の数は多量である場合が多いので、隣接する半導体素子付き機能糸同士の非接触箇所も増加してしまい、半導体素子付き繊維構造体の出力が不安定になり、半導体素子付き繊維構造体の利点を有効に活用できなくなるという問題がある。
本発明の目的は、半導体素子付き繊維構造体において、フレキシブル性や伸長特性を損なわずに、簡単な構造でもって隣接する半導体素子付き機能糸同士の電気的な接続状態を維持して出力特性の安定を図ったもの、等を提供することである。
本発明に係る半導体素子付き繊維構造体は、両端に正負の電極を有し且つ受光又は発光機能を有する複数の半導体素子と、前記正負の電極を結ぶ導電方向を揃えた状態で前記複数の半導体素子を並列接続する平行な1対の導電線とを備え、前記複数の半導体素子の正電極が一方の導電線に導電接合材を介して電気的に接続されると共に前記複数の半導体素子の負電極が他方の導電線に導電接合材を介して電気的に接続された紐状の複数の半導体素子付き機能糸を組み込んだ半導体素子付き繊維構造体において、予め設定された設定数の前記半導体素子付き機能糸を、前記導電方向を揃えて平面状に平行に配置し、前記導電方向に隣接する前記半導体素子付き機能糸同士を前記導電線又は前記導電接合材を介して電気的に接続した半導体素子付き機能構造部と、前記半導体素子付き機能構造部の前記導電方向の一端側において前記導体機能素子付き機能糸に電気的に接続され且つ前記半導体素子付き機能糸の前記導電方向の幅より短い幅に形成された1又は複数の導電糸からなる導電部とを備え、複数組の前記半導体素子付き機能構造部及び前記導電部を繰り返すように平面的に配置し、前記導電方向に隣接する前記半導体素子付き機能構造部と前記導電部とを電気的に接続したことを特徴としている。
本発明の構成に加えて、次のような種々の構成を採用してもよい。
(a)前記導電部の導電方向の幅は、前記半導体素子の直径の1/4以上に且つ1倍以下のサイズに設定され、前記導電部の電気抵抗は、3Ω/m以下となるように設定されている。
(b)前記導電線及び前記導電糸は、ガラス繊維、炭素繊維、ポリエステル繊維、アラミド繊維、ポリエチレン繊維、ポリアリレート系繊維等の液晶ポリマー繊維のうちから選択される何れか1又は複数種類の繊維の束又は撚線の表面に1又は複数の金属細線をコイル状にカバーリングした導電糸で構成されている。
(c)少なくとも下層に絶縁糸からなる織布構造体を設けた多層構造に構成され、上層側の複数組の前記半導体素子付き機能構造部及び前記導電部と下層側の前記織布構造体とは、前記導電方向に延びる前記絶縁糸を介して一体的に構成されている。
本発明によれば、半導体素子付き繊維構造体に対して圧縮変形が作用した場合、隣接する半導体素子付き機能構造部の間隔が狭まり、隣接する半導体素子付き機能糸が互いに接近し重なり合うことで、隣接する導電線や導電接合材が非接触状態になるが、1又は複数の導電糸によって隣接する導電線や導電接合材との間の電気的な接続状態を維持することができる。また、半導体素子付き繊維構造体に対して伸長変形が作用した場合、隣接する半導体素子付き機能構造部の間隔が広がるが、隣接する半導体素子付き機能糸同士の間隔を1又は複数の導電糸で埋めることで電気的な接続状態を維持することができる。
従って、1又は複数の導電糸を設定数の半導体素子付き機能糸毎に挿入することで、半導体素子付き繊維構造体の変形に対する追従性が向上するので、フレキシブル性や伸長特性を極力損なわずに、簡単な構造でもって隣接する半導体素子付き機能構造部同士の電気的な接続状態を維持し、半導体素子付き繊維構造体の出力特性を安定化させることができる。また、1又は複数の導電糸によって、織り構造による隣接する半導体素子付き機能構造部の半導体素子付き機能糸間のばらつきが補正されるので、半導体素子付き繊維構造体の構造を安定化させることができ、半導体素子付き繊維構造体の品質を安定化させることができる。
実施例1に係る半導体素子付き繊維構造体の平面図である。 半導体素子付き繊維構造体の要部拡大平面図である。 半導体素子付き機能糸と導電糸の断面図である。 半導体素子付き機能糸の平面図である。 図4のV-V線断面図である。 導電糸及び導電線の部分拡大斜視図である。 圧縮状態の半導体素子付き機能糸と導電糸の断面図である。 伸長状態の半導体素子付き機能糸と導電糸の断面図である。 実施例2に係る圧縮状態の半導体素子付き機能糸と導電糸の断面図である。 実施例2に係る伸長状態の半導体素子付き機能糸と導電糸の断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
先ず、半導体素子付き繊維構造体1の全体構造について説明する。
図1〜図3に示すように、半導体素子付き繊維構造体1は、複数の半導体素子7が組み込まれた可撓性のある繊維構造体(テキスタイル)であり、上層側の複数の半導体素子付き機能糸6と複数の導電糸21からなる上層半導体素子付き繊維構造体2と、この上層半導体素子付き繊維構造体2の下層側に配設され且つ複数の絶縁糸25からなる織布構造体3とを備えている。
即ち、半導体素子付き繊維構造体1は、上層半導体素子付き繊維構造体2と織布構造体3とを重ね合わせた多層構造に構成されている。上層半導体素子付き繊維構造体2と織布構造体3とは織機により2重織で製織されている。尚、以下の説明では、図1の上下左右を上下左右として説明し、上下方向を縦方向、左右方向を横方向として説明する。
次に、上層半導体素子付き繊維構造体2について説明する。
図1〜図3に示すように、上層半導体素子付き繊維構造体2は、複数組の半導体素子付き機能構造部4及び導電部5を縦方向に繰り返すように平面的に配置し、縦方向(導電方向)に隣接する半導体素子付き機能構造部4と導電部5とを電気的に接続することで構成されている。尚、図1に示す半導体素子付き繊維構造体1は、全体のほんの一部の半導体素子付き機能構造部4と導電部5を図示しているに過ぎない。
次に、半導体素子付き機能構造部4について説明する。
図1〜図3に示すように、半導体素子付き機能構造部4は、横方向に延びる紐状の複数の半導体素子付き機能糸6から構成されている。複数の半導体素子付き機能糸6は、横方向に平行状態に配設されると共に縦方向に隙間を空けずに密に接触状に配設されている。
即ち、半導体素子付き機能構造部4は、予め設定された設定数(例えば10本)の半導体素子付き機能糸6を、その導電方向を揃えて平面状に平行に配置し、導電方向に隣接する半導体素子付き機能糸6同士を導電線8(8a,8b)又は導電接合材9(9a,9b)を介して電気的に接続することで構成されている。尚、設定数は、特に10本に限定する必要はないが、半導体素子付き機能構造部4において直列接続される半導体素子付き機能糸6の数は20本以下が望ましい。
半導体素子付き機能構造部4の織り密度は、隣接する半導体素子付き機能糸6の導電線8同士が部分的に重なる程度が望ましく、複数の半導体素子付き機能糸6は、その導電方向が平面に対して僅かに傾斜するような姿勢で織り込まれる(図3参照)。
尚、図1,図2では、半導体素子付き機能糸6の導電接合材9が、隣接する半導体素子付き機能糸6の導電線8に接触するように図示されているが、特にこの構造に限定する必要はなく、半導体素子付き機能糸6は可撓性を有するので、隣接する導電線8同士が接触しても良く、隣接する半導体素子付き機能糸6同士は、その全長に亙って密に接触状に配設されることが望ましい。
次に、半導体素子付き機能糸6について説明する。
図1〜図5に示すように、半導体素子付き機能糸6は、両端に正負の電極11,12を有する粒状の複数の半導体素子7と、正負の電極11,12を結ぶ導電方向を揃えた状態で複数の半導体素子7を並列接続する平行な1対の導電線8とを備え、複数の半導体素子7の正電極11が一方の導電線8aに導電接合材9aを介して電気的に接続されると共に複数の半導体素子7の負電極12が他方の導電線8bに導電接合材9bを介して電気的に接続されて構成されている。
半導体素子付き機能糸6は、長い糸状に連続的に製造することが可能である。半導体素子付き機能糸6の導電方向の幅は、導電接合材9の形状を起因としたばらつきによって、例えば1.7〜2.1mm程度である。尚、半導体素子付き機能糸6のサイズ(半導体素子7の大きさや導電線8の太さ等)は、仕様に応じて適宜設定可能である。
隣接する半導体素子7の間には、設定間隔(例えば、半導体素子7の直径と同程度の間隔)が空けられている。この設定間隔は、半導体素子7の幅の1/2倍以上且つ2倍以下の間隔であることが望ましい。この設定間隔にすることで、半導体素子付き機能糸6の光透過性と可撓性を確保することができ、通気性が向上し、また、製織時にこの半導体素子付き機能糸6と交差する経糸又は緯糸の配設スペースを設けることができる。
次に、半導体素子7について説明する。
図5に示すように、半導体素子7は、球状太陽電池セルから構成されている。半導体素子7は、直径1.2mm程度の球状のp型シリコン単結晶14を用いて製造される。このp型シリコン単結晶14の表面の一部に平坦面15が形成され、この平坦面15とその近傍部を除く球面の大部分にn型不純物が拡散されてn型拡散層16が形成され、n型拡散層16の表面から1μm程度の位置に球面状のpn接合17が形成されている。
平坦面15のp型表面(半導体素子7の一端)に、アルミ添加の銀合金からなる正電極11(アノード電極)がスポット状に低抵抗接続され、p型シリコン単結晶14の中心を挟んで正電極11の反対側のn型表面(半導体素子7の他端)に、アンチモン添加の銀合金からなる負電極12(カソード電極)がスポット状に低抵抗接続されている。この正負の電極11,12以外のp型シリコン単結晶14とn型拡散層16の全表面に、透明なSiO膜からなる反射防止膜18が形成されている。
この半導体素子7は、正負の電極11,12を結ぶ導電方向を除く全方向からの光を受光することができる。このため、直射光の入射方向が変動しても受光することができ、反射光も含めてあらゆる方向の光を受光することができ、半導体素子7の周辺に入って来る光の利用効率を最大化できる。半導体素子7の導電方向は、1対の導電線8を含む平面と並行で且つ1対の導電線8と直交する方向である。尚、半導体素子7としての球状太陽電池セルにおいて、球状のn型シリコン結晶にp型の拡散層を形成することでpn接合を形成しても良い。
次に、1対の導電線8について説明する。
図1〜図5に示すように、1対の導電線8は、所定の間隔(半導体素子7の直径と同じ程度)を空けて平行状態に配置されている。複数の半導体素子7の正電極11の外面が、導電線8aに導電接合材9aを介して夫々電気的に接続され、複数の半導体素子7の負電極12の外面が、導電線8bに導電接合材9bを介して夫々電気的に接続されている。尚、導電線8の構造は、後述する導電糸21の構造と、サイズは異なるが実質的に同様であるので、具体的な説明は後述する。
次に、導電接合材9について説明する。
図1〜図5に示すように、導電接合材9は、例えば、ハンダ等のろう接材料からなる。1対の導電線8の間に半導体素子7を固定する場合、ハンダ等のろう接材料を1対の導電線8と半導体素子7の正負の電極11,12の接触部に塗布し、ハンダ等のろう接材料を加熱して乾燥させて硬化させて、半導体素子7を1対の導電線8に固定する。尚、ハンダ等のろう接材料の他に、導電性エポキシ樹脂(エポキシ樹脂に銀粉を混入したもの)等の導電性接着剤を使用しても良い。
次に、導電部5について説明する。
図1〜図3に示すように、導電部5は、横方向に延びる1本の導電糸21から構成されている。導電部5は、半導体素子付き機能構造部4の導電方向の一端側(上端側)において導体機能素子付き機能糸6に電気的に接続されている。
導電糸21は、縦方向に隣接する半導体素子付き機能構造部4の間において両側の半導体素子付き機能糸6とその全長に亙って密に接触状に配設されている。導電糸21の外表面の一端部は、隣接する半導体素子付き機能糸6のうちの一方の導電線8a及び導電接合材9aと接触し、導電糸21の外表面の他端部は、隣接する半導体素子付き機能糸6のうちの他方の導電線8b及び導電接合材9bと接触している(図3参照)。
導電部5(1本の導電糸21)は、半導体素子付き機能糸6の導電方向の幅より短い幅に形成されている。即ち、導電部5の導電方向の幅は、半導体素子7の直径の1/4以上に且つ1倍以下のサイズに設定され、導電部5の電気抵抗は、3Ω/m以下となるように設定されている。
次に、導電糸21及び導電線8の構造について説明する。
図6に示すように、導電糸21(直径0.6mm程度)及び導電線8(直径0.3mm程度)は、複数本のガラス繊維の束からなる芯材22の表面に、錫メッキした直径0.06mm程度の金属細線23a,23b(例えば、銅の細線)を2本コイル状にカバーリングすることで構成されている。尚、芯材22としては、ガラス繊維の束に代えて、炭素繊維、ポリエステル繊維、アラミド繊維、ポリエチレン繊維、ポリアリレート系繊維等の液晶ポリマー繊維のうちから選択される何れか1又は複数種類の繊維の束又は撚線を採用しても良い。
2本の金属細線23a,23bは、互いに交差するよう右巻きと左巻きに巻き付けられている。導電糸21及び導電線8は、2本の金属細線23a,23bをコイル状に巻き付けた構造であるので、どの方向にも折曲可能で且つ折曲を繰り返しても高い耐久性を有する。2本の金属細線23a,23bの交差構造により、互いに電気的に接触する複数の接触箇所が小間隔で形成されるため、金属細線23a,23bの実際の長さよりも格段に短い導電経路を形成する。さらに、2本の金属細線23a,23bのうち一方の金属細線23a,23bが断線しても、導電糸21及び導電線8の導電性が確保される。尚、導電線8では、半導体素子付き機能糸6の機能が損なわれることはない。
尚、金属細線23a,23bの本数は2本であるが、特に2本に限定する必要はなく、1本又は3本以上の複数の金属細線でコイル状にカバーリングしても良い。金属細線23a,23bは金属単体で構成されているが、特にこの構造に限定する必要はなく、金属細線23a,23bは、錫メッキされて良いし、銀メッキされても良い。
尚、導電糸21のサイズは直径0.6mm程度であり、導電線8のサイズは直径0.3mm程度であるが、半導体素子7に入射される光を効率良く受光させる為に、半導体素子7の直径の1/10〜1/1程度のサイズに設定することが望ましい。この構造によれば、導電糸21及び導電線8が半導体素子7への入射光を極力妨げずに発電効率の低下を防止することができる。
また、導電糸21及び導電線8の電気抵抗での消費電力を考慮して、電気抵抗は0.001〜3Ω/mの範囲であることが望ましい。この構造によれば、電気抵抗の低い導電糸21及び導電線8を採用することで、半導体素子7で発電した電力を効率良く搬送することができる。尚、導電線8は、半導体素子7との接触部に導電接合材9を塗布して加熱硬化して半導体素子7と接続される為に、150℃以上の耐熱性を備えていることが望ましい。
次に、織布構造体3について説明する。
図1〜図3に示すように、織布構造体3は、複数の絶縁糸25を経糸と緯糸として製織された織網構造体である。半導体素子付き繊維構造体1の所定の複数部分において、下層と上層とに跨がって組織される(所謂、接結点を設ける)ことで、半導体素子付き繊維構造体1は一体的に構成される。即ち、上層側の上層半導体素子付き繊維構造体2(複数組の半導体素子付き機能構造部4及び導電部5)と下層側の織布構造体3とは、導電方向に延びる絶縁糸25を介して一体的に構成されている。
絶縁糸25は、例えば複数本のポリエステル繊維の束ねた線又は縒り線(例えば、直径0.1〜0.3mm程度)で構成されている。絶縁糸25に透明なポリエステル繊維を採用する場合、入射光はポリエステル繊維を通って入射側とは反対側に透過するが、同時に入射光を散乱させることができ、半導体素子7として球状太陽電池セルを使用している場合、球状太陽電池セルの表面全体に光が回り込む確率を高めることができ、球状太陽電池セルの受光効率が増して出力増加に寄与する。
次に、本発明の半導体素子付き繊維構造体1の作用及び効果について説明する。
テキスタイル加工時に、設定数の半導体素子付き機能糸6毎に1本の導電糸21を挿入することで、即ち、隣接する半導体素子付き機能構造部4の間に1本の導電糸21からなる導電部5を設けることで、隣接する半導体素子付き機能構造部4の間の電気的接続範囲が広がると共に、半導体素子付き機能構造部4の縦方向の両端部が導電糸21により僅かに押圧された状態となり、隣接する半導体素子付き機能糸6同士がより密に接触状態になる。
ここで、半導体素子付き繊維構造体1に対して縦方向に圧縮変形が作用すると、図7に示すように、複数の半導体素子付き機能糸6の傾斜が大きくなり、特に、隣接する半導体素子付き機能構造部4の半導体素子付き機能糸6同士の重なり合う部分が増大し、隣接する半導体素子付き機能糸6の導電線8又は導電接合材9が物理的に非接触状態になるが、導電糸21(導電部5)の介在によって導電線8又は導電接合材9同士の電気的な接続状態は維持される。
一方、半導体素子付き繊維構造体1に対して縦方向に伸長変形が作用すると、図8に示すように、複数の半導体素子付き機能糸6の傾斜が小さくなり、特に、隣接する半導体素子付き機能構造部4の半導体素子付き機能糸6間の間隔が増大し、隣接する半導体素子付き機能糸6の導電線8又は導電接合材9が物理的に非接触状態になるが、導電糸21(導電部5)が空いた間隔を埋めることで、導電線8や導電接合材9同士の電気的な接続状態は維持される。
以上説明したように、半導体素子付き繊維構造体1に対して圧縮変形が作用した場合、隣接する半導体素子付き機能構造部4の間隔が狭まり、隣接する半導体素子付き機能糸6が互いに接近し重なり合うことで、隣接する導電線8や導電接合材9が非接触状態になるが、1又は複数の導電糸21によって隣接する導電線8や導電接合材9との間の電気的な接続状態を維持することができる。また、半導体素子付き繊維構造体1に対して伸長変形が作用した場合、隣接する半導体素子付き機能構造部4の間隔が広がるが、隣接する半導体素子付き機能糸6同士の間隔を1又は複数の導電糸21で埋めることで電気的な接続状態を維持することができる。
従って、導電糸21を設定数の半導体素子付き機能糸6毎に挿入することで、半導体素子付き繊維構造体1の変形(圧縮変形・伸長変形)に対する追従性が向上するので、フレキシブル性や伸長特性を極力損なわずに、簡単な構造でもって隣接する半導体素子付き機能構造部4同士の電気的な接続状態を維持し、半導体素子付き繊維構造体1の出力特性を安定化させることができる。
また、導電糸21によって、織り構造による隣接する半導体素子付き機能構造部4の半導体素子付き機能糸6間のばらつきが補正されるので、半導体素子付き繊維構造体1の構造を安定化させることができ、半導体素子付き繊維構造体1の品質を安定化させることができる。
尚、半導体素子付き繊維構造体1は、次のような効果も奏する。
半導体素子付き繊維構造体1においては、半導体素子7が太陽電池セルの場合、直列接続される素子数を介して発電電圧を自由に設定し、並列接続される素子数を介して発電電流を自由に且つ安定的に設定することができる。半導体素子付き繊維構造体1は、フレキシブルであり、半導体素子7同士間の隙間等を調整することで光透過性能(光透過率)を調整することができる。
本実施例では、実施例1の半導体素子付き繊維構造体1を部分的に変更した半導体素子付き繊維構造体について説明するが、実施例1と同様の構成要素には同様の参照符号を付して説明を省略し、異なる構成要素についてのみ説明する。
図9,図10に示すように、導電部5Aは、横方向に延びる複数(例えば4本)の導電糸21Aから構成されている。導電部5Aは、半導体素子付き機能構造部4の導電方向の一端側(上端側)において半導体素子付き機能糸6に電気的に接続されている。尚、導電糸21Aの数は、特に4本に限定する必要はなく、2,3本又は5本以上であっても良い。
導電糸21Aは、縦方向に隣接する半導体素子付き機能構造部4の間において両側の半導体素子付き機能糸6とその全長に亙って密に接触状に配設されている。4本の導電糸21Aは、束状に構成されることで互いに電気的に接続され、4本の導電糸21Aのうち1本の外表面は、隣接する半導体素子付き機能糸6の一方の導電線8a及び導電接合材9aと接触し、4本の導電糸21Aのうち別の1本の外表面は、隣接する半導体素子付き機能糸6の他方の導電線8b及び導電接合材9bと接触している。
導電部5A(4本の導電糸21A)は、半導体素子付き機能糸6の導電方向の幅より短い幅に形成されている。即ち、導電部5Aの導電方向の幅は、半導体素子7の直径の1/4以上に且つ1倍以下のサイズに設定され、導電部5Aの電気抵抗は、3Ω/m以下となるように設定されている。尚、導電部5Aは、4本の導電糸21Aの重なり具合に応じて導電方向の幅変形可能に形成されている。
次に、導電糸21Aについて説明する。
導電糸21Aは、前記実施例1の導電線8(例えば、直径0.3mm程度)と略同じサイズに構成されている。即ち、導電糸21Aは、複数本のガラス繊維の束からなる芯材22の表面に、錫メッキした直径0.06mm程度の金属細線(例えば、銅の細線)を2本コイル状にカバーリングすることで構成されている。尚、芯材22の材料としては、前記実施例1と同様のものが採用可能である。
半導体素子付き繊維構造体1に対して縦方向に圧縮変形が作用すると、図9に示すように、複数の半導体素子付き機能糸6の傾斜が大きくなり、特に、隣接する半導体素子付き機能構造部4の半導体素子付き機能糸6同士の重なり合う部分が増大し、隣接する半導体素子付き機能糸6の導電線8又は導電接合材9が物理的に非接触状態になるが、複数の導電糸21Aの重なり具合も増大し導電部5Aの幅も狭くなることで、導電線8又は導電接合材9同士の電気的な接続状態は維持される。
一方、半導体素子付き繊維構造体1に対して縦方向に伸長変形が作用すると、図10に示すように、複数の半導体素子付き機能糸6の傾斜が小さくなり、特に、隣接する半導体素子付き機能構造部4の半導体素子付き機能糸6間の間隔が増大し、隣接する半導体素子付き機能糸6の導電線8又は導電接合材9が物理的に非接触状態になるが、複数の導電糸21Aの重なり具合も減少して導電部5Aの幅も広がり、複数の導電糸21Aが空いた間隔を埋めることで、導電線8や導電接合材9同士の電気的な接続状態は維持される。その他の構成、作用及び効果については実施例1と同様であるので、詳細な説明は省略する。
次に、前記実施例1,2を部分的に変更する例について説明する。
[1]前記実施例1,2の半導体素子付き繊維構造体1は、上層半導体素子付き繊維構造体2と織布構造体3とを重ね合わせた多層構造に構成されているが、特にこの構造に限定する必要はなく、半導体素子付き繊維構造体1を、複数の絶縁糸を経糸として複数の半導体素子付き機能糸6及び複数の導電糸21,21Aの表面と裏面とに交互に接触するジグザグ状態に織り込むことで一層構造に構成しても良い。
[2]前記実施例1,2の織布構造体3は、上述したような織網構造体に限定する必要はなく、編物構造体や不織布等の他の構造体を採用しても良い。また、織布構造体3は、その表面にコーティングや金属蒸着(表面絶縁処理)等を施すことで、光反射効果が得られる特性を付与しても良い。
[3]前記実施例1,2において、半導体素子7として球状太陽電池セルのみに限定する必要はなく、半導体素子7として発光機能を有する発光ダイオードを採用しても良い。また、半導体素子7として一種類の素子に限定する必要はなく、予め設定された設定数の半導体素子7(球状太陽電池セル又は発光ダイオード)の列の一端側に1つ又は複数のバイパスダイオードを配置した素子配列組を導電線8の長さ方向に複数組繰り返し形成するように構成しても良い。
[4]前記実施例1,2の導電糸21,21Aは、特に実施例1,2の構造に限定する必要はなく、縦方向に弾性変形可能な糸材を採用しても良い。例えば、導電糸21,21Aを、金属細線や金属メッキ糸の単体もしくは束ねた糸又は撚糸で構成してもよい。特に、一般的な複数の金属細線を編んで織り上げた組紐で構成した場合、導電糸21,21Aの縦方向の幅が、圧縮変形又は伸長変形に応じて伸縮するので、半導体素子付き繊維構造体1の変形に対する追従性がさらに向上する。
[5]その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例の種々の変更を付加した形態で実施可能で本発明はそのような変更形態を包含するものである。
半導体素子付き繊維構造体は、軽量で可撓性および伸長特性に優れている。そこで、曲面形状の建造物や車体の外面に設置することが可能となる。また、張力を付与して設置する膜構造建造物の屋根や壁、テントや店舗型サンシェード等の太陽光を遮蔽する目的で使用されるテキスタイル部材として、建築分野の他にも、カーテンやブラインド等のインテリア分野、自動車や列車、船舶等の移動体分野、アウトドアウエアや帽子、バック等のスポーツ分野、一般的な、スマートフォン、ウエアや帽子、バックでは衣料分野、雑貨分野等で幅広くウェアブルに利用することができる。さらに、単に折り畳む等のコンパクトな形状で保管して、災害等の必要時に電源を得る手段としても使用することができる。
1 半導体素子付き繊維構造体
2 上層半導体素子付き繊維構造体
3 織布構造体
4 半導体素子付き機能構造部
5,5A 導電部
6 半導体素子付き機能糸
7 半導体素子
8 導電線
9 導電接合材
11 正電極
12 負電極
21,21A 導電糸
25 絶縁糸


Claims (4)

  1. 両端に正負の電極を有し且つ受光又は発光機能を有する複数の半導体素子と、前記正負の電極を結ぶ導電方向を揃えた状態で前記複数の半導体素子を並列接続する平行な1対の導電線とを備え、前記複数の半導体素子の正電極が一方の導電線に導電接合材を介して電気的に接続されると共に前記複数の半導体素子の負電極が他方の導電線に導電接合材を介して電気的に接続された紐状の複数の半導体素子付き機能糸を組み込んだ半導体素子付き繊維構造体において、
    予め設定された設定数の前記半導体素子付き機能糸を、前記導電方向を揃えて平面状に平行に配置し、前記導電方向に隣接する前記半導体素子付き機能糸同士を前記導電線又は前記導電接合材を介して電気的に接続した半導体素子付き機能構造部と、
    前記半導体素子付き機能構造部の前記導電方向の一端側において前記導体機能素子付き機能糸に電気的に接続され且つ前記半導体素子付き機能糸の前記導電方向の幅より短い幅に形成された1又は複数の導電糸からなる導電部とを備え、
    複数組の前記半導体素子付き機能構造部及び前記導電部を繰り返すように平面的に配置し、前記導電方向に隣接する前記半導体素子付き機能構造部と前記導電部とを電気的に接続したことを特徴とする半導体素子付き繊維構造体。
  2. 前記導電部の導電方向の幅は、前記半導体素子の直径の1/4以上に且つ1倍以下のサイズに設定され、前記導電部の電気抵抗は、3Ω/m以下となるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子付き繊維構造体。
  3. 前記導電線及び前記導電糸は、ガラス繊維、炭素繊維、ポリエステル繊維、アラミド繊維、ポリエチレン繊維、液晶ポリマー繊維のうちから選択される何れか1又は複数種類の繊維の束又は撚線の表面に1又は複数の金属細線をコイル状にカバーリングした導電糸で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子付き繊維構造体。
  4. 少なくとも下層に絶縁糸からなる織布構造体を設けた多層構造に構成され、
    上層側の複数組の前記半導体素子付き機能構造部及び前記導電部と下層側の前記織布構造体とは、前記導電方向に延びる前記絶縁糸を介して一体的に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子付き繊維構造体。


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