JP2016170129A - 電子時計 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動モータの動作精度の確保とアンテナ装置の電波受信性能の確保とを両立させることができる電子時計を提供する。【解決手段】電波を受信するためのアンテナ装置61と、指針11等を動作させるための駆動モータ63と、少なくとも一部が移動可能に構成され、駆動モータ63に対する外部磁界の影響を遮蔽する遮蔽位置とアンテナ装置61から離間する退避位置とをとり得る耐磁板7と、耐磁板7のうち少なくとも一部を移動させる移動機構とを備え、移動機構は、アンテナ装置61による電波受信時に、耐磁板7を退避位置に移動させる。【選択図】図1

Description

本発明は、電子時計に関するものである。
従来、ステッピングモータ等の駆動モータを複数備えるとともに、長波電波である標準電波を受信するアンテナ装置を備え、標準電波による時刻修正等を行う電子時計が知られている。
駆動モータの動作精度を重視すれば、駆動モータの動作に影響を及ぼす外部磁界から駆動モータを磁気的にシールドする耐磁板を配置することが好ましい。
しかし、耐磁板は比透磁率の高い材料で形成されるが、このような比透磁率の高い部材がアンテナ装置の近傍に配置されると、渦電流が発生しやすくなり、電気エネルギーの損失(渦電流損)を生じてアンテナ装置の受信感度が低下してしまう。
そこで、外部磁界から駆動モータを磁気的にシールドする耐磁板を設けるとともに、この耐磁板と重ならない位置にアンテナ装置を配置することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−062852号公報
しかしながら、電子時計が腕時計等の小型の機器である場合、ケース内の限られたスペースの中に全てのモジュールを組み込まなければならないため、駆動モータとアンテナ装置とが近接して配置されることも避けられない。
この点、特許文献1に記載の技術では、耐磁板が駆動モータを覆いつつアンテナ装置には重ならないようにするために、耐磁板を異形の形状としている。
しかし、耐磁板を異形の形状に形成するのは製造コストがかかるとともに、アンテナ装置の組み込み位置に応じて耐磁板の形状を変えなければならず、耐磁板を汎用化できないとの問題もある。
また、駆動モータとアンテナ装置との配置によっては、耐磁板を異形の形状としても、耐磁板とアンテナ装置との間に十分な距離をあけることが難しい場合も考えられ、アンテナ装置の受信感度が低下するおそれがある。
標準電波により時刻修正を行う電子時計においては、アンテナ装置の受信感度の低下は、時計としての本来的な性能を低下させることとなる。
このため、電子時計では、アンテナ装置の電波受信性能を確保するために駆動モータの耐磁性能をある程度犠牲にせざるを得なかった。
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、駆動モータの動作精度の確保とアンテナ装置の電波受信性能の確保とを両立させることができる電子時計を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本発明に係る電子時計は、
電波を受信するためのアンテナ装置と、
動作部を動作させるための駆動モータと、
少なくとも一部が移動可能に構成され、前記駆動モータに対する外部磁界の影響を遮蔽する遮蔽位置と前記アンテナ装置から離間する退避位置とをとり得る耐磁板と、
前記耐磁板のうち少なくとも一部を移動させる移動機構と、
を備え、
前記移動機構は、前記アンテナ装置による電波受信時に、前記耐磁板を前記退避位置に移動させることを特徴としている。
本発明によれば、駆動モータの動作精度の確保とアンテナ装置の電波受信性能の確保とを両立させることができるという効果を奏する。
本実施形態における電子時計の断面図である。 (a)は、第1の実施形態における耐磁板が遮蔽位置にある状態を示す時計の平面図であり、(b)は、(a)の耐磁板が退避位置にある状態を示す時計の平面図である。 本実施形態における時計の制御構成を示す要部ブロック図である。 本実施形態における時計の電波受信処理を示すフローチャートである。 (a)は、第2の実施形態における耐磁板が遮蔽位置にある状態を示す時計の平面図であり、(b)は、(a)の耐磁板が退避位置にある状態を示す時計の平面図である。 (a)は、第3の実施形態における耐磁板が遮蔽位置にある状態を示す時計の平面図であり、(b)は、(a)の耐磁板が退避位置にある状態を示す時計の平面図である。 本実施形態の一変形例の時計の電波受信処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明に係る電子時計の好適な実施形態について説明する。なお、本発明を適用可能な実施形態はこれに限定されるものではない。
[第1の実施の形態]
先ず、図1から図4を参照しつつ、本発明に係る電子時計の第1の実施形態について説明する。なお、以下においては、電子時計を単に「時計」とする。
図1は、本実施形態に係る時計の側断面図である。
図1に示すように、この時計100は、中空の短柱形状に形成された本体ケース1を備えている。本体ケース1は、例えばSUSやチタニウム等の金属材料で形成されている。なお、本体ケース1を形成する材料はここに例示したものに限定されない。
本体ケース1は、表面側(図1において上側、時計の視認側)及び裏面側(図1において下側)に開口部を有している。
本体ケース1の表面側の開口部には、透明なガラス等の透明材料で形成された風防部材4が防水リング4aを介して開口部を閉塞するように取り付けられている。また、本体ケース1の裏面側の開口部には、裏蓋部材5が防水リング5aを介して開口部を閉塞するように取り付けられている。裏蓋部材5は、例えばSUSやチタニウム等の金属材料で形成されている。なお、裏蓋部材5を形成する材料はここに例示したものに限定されない。
また、風防部材4の下側(図1において下側)には、時字16が施された文字板15が配置されている。
文字板15のほぼ中央部には、貫通孔が設けられており、この貫通孔には軸部材10aが挿通されている。軸部材10aには、それぞれ指針11である秒針11a、分針11b、時針11cが支持されており、軸部材10aが回転することで指針11a〜11cが文字板15の上で回転するようになっている。
また、本実施形態では、文字板15上で各種の機能表示を行う機能針13及び日付表示を行う日車12(図3参照)が設けられている。
後述するように、指針11a〜11c、機能針13及び日車12は、駆動モータ63a〜63dが駆動することによって動作するものであり、本実施形態における動作部である。
本体ケース1の内部であって文字板15の下側(図1において下側)には、例えば樹脂等によって形成されたハウジング6が設けられている。
本実施形態において、ハウジング6内には、電波を受信するためのアンテナ装置61、指針11等を動作させる輪列機構62(輪列機構62a〜62d)、この輪列機構62を動作させるための駆動モータと63(駆動モータ63a〜63d)、耐磁板7及びこれを動作させるための移動機構72、各種電子部品が搭載された回路基板64等が設けられている。
本実施形態のアンテナ装置61は、時刻情報を含む標準電波を受信するものである。
アンテナ装置61は、例えば磁性材料であるアモルファス金属やフェライト等からなるコア61aとこれに巻回されたコイル61bとを備えている。
アンテナ装置61によって受信された標準電波は、後述する標準電波受信部25(図3参照)に送られる。
駆動モータ63は、動作部を動作させるものである。
本実施形態の時計100には、動作部として3つの指針11(すなわち、秒針11a、分針11b、時針11c)、日車12、機能針13が設けられており、これらを動作させるための4つの駆動モータ63(すなわち、駆動モータ63a〜63d)が設けられている。
なお、時計100に設けられる動作部はこれに限定されない。さらに多くの動作部が配置されていてもよく、この場合には、動作部の数に応じて5つ以上の駆動モータ63を備えてもよい。
駆動モータ63は、例えば図示しないステータとロータとを備え、ステータと磁気的に連結されたコイルに適宜駆動パルスを印加することによりロータが所定のステップ角で回転するステッピングモータである。なお、駆動モータ63はこれに限定されない。
また、輪列機構62は、例えば複数の歯車で構成され、駆動モータ63の駆動力を指針11等の動作部に伝達するものである。
本実施形態では、駆動モータ63aの駆動力を秒針11aに伝える輪列機構62a、駆動モータ63bの駆動力を分針11bに及び時針11cに伝える輪列機構62bが設けられている。
駆動モータ63a及び駆動モータ63bは、後述する駆動回路29によってその動作が制御され、指針11が文字板15上の適切な時刻を指し示すように指針11を運針させる。
その他、本実施形態では、駆動モータ63cの駆動力を日車12(図3参照) に伝える輪列機構62c、駆動モータ63dの駆動力を機能針13 に伝える輪列機構62dを備えている。
ハウジング6の内部であって、文字板15と後述する回路基板64との間には、駆動モータ63a〜63dへの外部磁界の侵入を阻止する耐磁機能を有する耐磁板7が設けられている。
耐磁板7は、少なくとも一部が移動可能に構成され、駆動モータ63a〜63dに対する外部磁界の影響を遮蔽する遮蔽位置とアンテナ装置61から離間する退避位置とをとり得るようになっている。
本実施形態では、後述するように、耐磁板7全体が面方向に回転移動するように構成されている。
耐磁板7は、例えば、純鉄に近い性質の鉄やパーマロイ等の比透磁率の高い材料で形成されている。なお、耐磁板7を形成する材料はこれに限定されず、比透磁率の高い材料(例えば、比透磁率300以上程度)であれば適用することが可能である。
このように、比透磁率の高い材料で形成された耐磁板7を配置することにより、外部から侵入する磁界を耐磁板7に引き寄せて、外部磁界が駆動モータ63a〜63dに影響を及ぼすのを防ぐことができる。
図2(a)及び図2(b)は、時計100から風防部材4や文字板15等を外して内部構成を示したものである。
図2(a)及び図2(b)では、耐磁板7を二点鎖線で示している。
図2(a)及び図2(b)に示すように、本実施形態の耐磁板7は、ほぼ円盤状に形成されており、アンテナ装置61が設けられている側に配置される部分に、非耐磁部となる切欠き部が設けられている。
また、耐磁板7には、輪列機構62や軸部材10aの集中しているハウジング6の中央部に孔部75が形成されている。
また、後述するように耐磁板7が移動(回転移動)する際に、耐磁板7が輪列機構62c,62dの軸部材10b,10cに引っ掛からないように、軸部材10b,10cに対応する位置に軸部材10b,10cを回避するためのスリット76がそれぞれ形成されている。
なお、耐磁板7の大きさや形状等は図示例に限定されない。耐磁板7の大きさ等は、耐磁板7により磁気的にシールドする必要のある駆動モータ63の数や配置に応じて、図示例よりも大きくてもよいし、例えば、半円状や扇型状等、図示例よりも小さいものであってもよい。
図1に示すように、本実施形態では、ハウジング6の内側面であって文字板15と回路基板64との間となる高さ位置に、ハウジング6の内周に沿って、ガイド部71が設けられている。
ガイド部71は耐磁板7の厚みよりもわずかに大きな隙間を開けてほぼ平行に配置された一対のレールであり、耐磁板7はこのガイド部71の一対のレールの間に、挟まれるようにして回転移動可能に保持されている。
ガイド部71の一端には、耐磁板7を面方向に回転移動させる移動機構72が設けられている。
移動機構72としては、外部磁界の影響を受けず、小型で高トルクのアクチュエータを適用することが好ましく、例えば圧電素子を用いた圧電アクチュエータ等を好適に適用することが可能である。
移動機構72は、アンテナ装置61による電波受信時に、耐磁板7を面方向に回転移動させることで、耐磁板7がアンテナ装置61の電波受信に影響を及ぼさない退避位置まで耐磁板7を移動させるようになっている。
すなわち、本実施形態では、通常状態では、図2(a)に示すように、耐磁板7が全ての駆動モータ63a〜63dの上を覆い、駆動モータ63a〜63dに対する外部磁界の影響を遮蔽する遮蔽位置に耐磁板7が配置されている。
そして、アンテナ装置61によって電波を受信する際には、図2(b)に示すように、駆動モータ63a〜63dの一部が耐磁板7をから外れて露出したとしても、できる限り耐磁板7がアンテナ装置61から離間する退避位置まで移動する。
回路基板64は、図1に示すように、ハウジング6内であって、耐磁板7よりも下側(図1において下側、時計100の裏面側)に配置されている。
本実施形態では、回路基板64の裏面側の一端部にアンテナ装置61が配置されている。また、回路基板64の裏面側には、4つの駆動モータ63が配置されている。
本実施形態において回路基板64に実装される回路要素としては、例えば、時計100の各部を制御するCPU21(Central Processing Unit、すなわち、制御IC)、ROM(Read Only Memory),RAM(Random Access Memory)等で構成される記憶部22、標準電波受信部25、発振回路26、分周回路27、計時回路28、駆動回路29等がある。
CPU21は、各種演算処理を行い、また、時計100の全体動作を統括制御する。CPU21は、日時の表示に係る指針11や日車12の動作を制御すると共に、標準電波受信部25を動作させて受信データを取得し日時を算出する。また、CPU21は、得られた日時データに基づいて、計時回路28の計数する日時を修正する。
記憶部22は、CPU21により実行される各種制御用のプログラムや設定データ等を格納する。また、記憶部22は、CPU21に作業用のメモリ空間を提供し、一時データを記憶する。
標準電波受信部25は、アンテナ装置61を用いて長波長帯の電波(標準電波)を受信して、振幅変調された標準電波の時刻信号出力(TCO)を復調し、CPU21に出力する。標準電波受信部25による長波長帯の同調周波数は、CPU21の制御により受信対象の標準電波送信局からの送信周波数に応じて変更される。また、標準電波受信部25は、受信感度を向上させるための各種処理を行い、アナログ信号を所定のサンプリング周波数でデジタル化してCPU21に出力する。
発振回路26は、所定の周波数信号を生成して出力する。発振回路26は、例えば、水晶発振器を備える。
分周回路27は、発振回路26から出力された周波数信号をCPU21や計時回路28により利用される周波数の信号に分周して出力する。出力される周波数は、CPU21からの制御信号により変更可能に設定されていてもよい。
計時回路28は、所定の日時を示す初期値に分周回路27から入力される分周信号を計数して加算していくことにより現在の日時を計数する。この計時回路28の計数する日時は、CPU21からの制御信号により修正可能となっている。
駆動回路29は、CPU21から制御信号が入力されて、当該制御信号に応じた駆動モータ63a〜63dに適切なタイミングで駆動信号を出力して当該駆動モータ63a〜63dを回転駆動する。駆動回路29では、CPU21から入力される設定に基づいて駆動信号のパルス幅や駆動電圧を適宜調整可能となっている。
駆動モータ63aは、複数の歯車の配列である輪列機構62aを介して秒針11aを回転動作させる。駆動モータ63aが一回駆動されると、秒針11aは、1ステップ6度回転し、駆動モータ63aの60回の動作により文字板15上で一周するようになっている。
駆動モータ63bは、輪列機構62bを介して分針11b及び時針11cを回転動作させる。輪列機構62bは、時針11cを分針11bに連動して回転させる構成であり、分針11bを1度ずつ回転移動させると共に時針11cを1/12度ずつ回転移動させる。
駆動モータ63cは、輪列機構62cを介して日車12を回転動作させる。
日車12の配置等は、特には限定されないが、例えば時計100における6時側寄りに設けられた回転軸10bに取り付けられ、文字板15の裏面側において文字板15と平行に回転自在に設けられている。文字板15には図示しない窓部が設けられており、日車12における当該窓部と対向する円周上には1〜31日の各日を示す標識が設けられている。そして、日車12の回転動作に伴って何れか一つの標識が窓部から露出されるようになっている。駆動モータ63cが一回駆動されると、日車12は、1ステップ分の角度回転移動し、150ステップの回転移動により360/31度の回転が生じて、文字板15の窓部から露出される日付標識が1日分変化する。そして、日車12が31日分回転移動すると、再び最初の日付を示す日付標識が窓部から露出されることになる。
駆動モータ63dは、輪列機構62dを介して機能針13を回転動作させる。機能針13は、特には制限されないが、例えば、秒針11a、分針11b、時針11c及び日車12とは異なる回転軸10cに取り付けられ、日時表示以外の内容又はその種別の表示に用いられる。輪列機構62dは、例えば、駆動モータ63dの一回の回転に対して機能針13を6度回転させる。
また、回路基板64には、電源部23及び操作部24及び移動機構72等が接続されている。
電源部23は、各部の動作に係る電力を所定電圧で供給する。電源部23は、図示しないバッテリを備え、このバッテリとしては、例えば、交換可能なボタン型の乾電池が用いられる。なお、ソーラーパネルと二次電池の組み合わせで電源部23を構成してもよい。
操作部24は、ユーザからの入力操作を受け付けるものである。操作部24には、図示しない押しボタンスイッチ等が含まれる。押しボタンスイッチの何れかが押下されたり、押下された状態から解放されたりした場合には、その旨を示す電気信号が割込信号としてCPU21に出力される。
本実施形態では、操作部24を操作することにより、アンテナ装置61による標準電波の強制受信を指示する信号をCPU21に出力させることができるようになっている。
次に、図2(a)、図2(b)及び図4を参照しつつ、本実施形態における電子時計100の作用について説明する。
本実施形態では、アンテナ装置61により標準電波を受信する電波受信処理を行わないときには、図2(a)に示すように、全ての駆動モータ63が耐磁板7によって覆われ外部磁界からシールドされた状態となるように、耐磁板7が遮蔽位置に配置されている。
図4に示すように、CPU21は、アンテナ装置61による電波受信処理を行うか否かを判断する(ステップS1)。
具体的には、ユーザが操作部24を操作することで標準電波の強制受信を指示する信号がCPU21に入力されたときや、定期的に行われる電波受信のタイミングであると判断されるときに、CPU21は電波受信処理を行うと判断する。
電波受信処理を行わないと判断した場合(ステップS1;NO)には、CPU21はステップS1の判断を繰り返す。他方、電波受信処理を行うと判断される場合(ステップS1;YES)には、CPU21が移動機構72を制御して、アンテナ装置61から離間する退避位置(図2(b)参照)まで耐磁板7が移動するように耐磁板7を回転移動させる(ステップS2)。
そして、耐磁板7が退避位置まで移動すると、標準電波受信部25は、アンテナ装置61を用いて標準電波を受信する(ステップS3)。
CPU21は、アンテナ装置61による電波受信処理が適切に完了したか否かを判断し(ステップS4)、電波受信処理が完了していないと判断する場合(ステップS4;NO)には、ステップS3に戻ってアンテナ装置61による電波受信処理を繰り返す。一方、電波受信処理が完了したと判断する場合(ステップS4;YES)には、CPU21が移動機構72を制御して、耐磁板7によって駆動モータ63が外部磁界から遮蔽されるもとの遮蔽位置(図2(a)参照)まで耐磁板7を回転移動させる(ステップS5)。これにより電波受信処理が終了する。
なお、電波受信処理が完了する条件としては、電波受信により時刻修正が完了する時、電波受信による時刻修正が一定時間内に完了せずCPU21から終了命令が発行される時、ボタン等の外部入力によりCPU21から終了命令が発行される時、が考えられる。
このように、アンテナ装置61による電波受信時以外には耐磁板7を遮蔽位置に配置させて駆動モータ63を磁気的にシールドすることで、駆動モータ63の動作に影響を及ぼす外部磁界が駆動モータ63に到達し難くなる。これにより、駆動モータ63の誤作動等を防いで動作精度が向上する。
他方で、耐磁板7は比透磁率の高い材料で形成された部材であるため、アンテナ装置61が電波を受信する際にアンテナ装置61の近傍に耐磁板7が配置されていると、磁束が耐磁板7の中を通過しやすい。
磁束が耐磁板7内を通過すると、これにより渦電流が発生し、電気エネルギーの損失(渦電流損)を生じてアンテナ装置61の受信感度が低下してしまう。
この点、本実施形態の電子時計では、アンテナ装置61による電波受信時には、耐磁板7をアンテナ装置61から離間した退避位置に配置させるため、耐磁板7による渦電流の発生を抑え、アンテナ装置61の受信感度を良好に保つことができる。
以上のように、本実施形態によれば、耐磁板7を、駆動モータ63に対する外部磁界の影響を遮蔽する遮蔽位置とアンテナ装置61から離間する退避位置とをとり得るように移動可能に構成し、アンテナ装置61による電波受信時に、耐磁板7を退避位置に移動させるようにしている。
これにより、アンテナ装置61による電波受信時以外は駆動モータ63の動作に影響を及ぼす外部磁界が遮蔽されるため、例えば耐磁時計としてJIS規格(日本工業規格)で要求されているような高度な耐磁規格を満たすことも可能となり、これにより、駆動モータ63の動作精度が向上する。また、アンテナ装置61による電波受信時には、耐磁板7をアンテナ装置61から離間した退避位置に配置させるため、耐磁板7による渦電流の発生を抑え、アンテナ装置61の受信感度を良好に保つことができる。
このように、電波受信用のアンテナ装置61を備え、駆動モータ63で各動作部を駆動させる時計100(電子時計)において、本実施形態を採用することで、駆動モータ63の動作精度の確保とアンテナ装置61の電波受信感度の確保との両立を実現することができる。
また、本実施形態の耐磁板7はほぼ円盤状に形成されており、耐磁板7を移動させる移動機構72は、耐磁板7を面方向に回転させることで、退避位置と遮蔽位置とをとり得るように耐磁板7を移動させる。このため、時計100のほぼ中央部に配置されている軸部材10aを中心に耐磁板7を回転させるという比較的簡易な構成で耐磁板7を移動させることができる。
[第2の実施形態]
次に、図5(a)及び図5(b)を参照しつつ、本発明に係る電子時計の第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態は、耐磁板の構成のみが第1の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態と異なる点について説明する。
図5(a)及び図5(b)は、本実施形態に係る電子時計(以下、単に「時計」という)の平面図であり、図5(a)は、耐磁板が遮蔽位置にある状態を示し、図5(b)は、耐磁板が退避位置にある状態を示したものである。
図5(a)及び図5(b)に示すように、本実施形態における耐磁板8は、常に遮蔽位置に配置されている固定型の第1の耐磁板8aと、移動可能に構成された可動型の第2の耐磁板8bとで構成されている。
本実施形態では、軸部材10aを中心に一端側に3つの駆動モータ63a,63b,63cが配置されており、他端側にアンテナ装置61と1つの駆動モータ63dが配置されている。
このうち、3つの駆動モータ63a,63b,63cについては、アンテナ装置61から十分に距離が離れているため、これらを覆う範囲に常に耐磁板を配置してもアンテナ装置61の受信感度にはほとんど影響を及ぼさない。
このため、本実施形態では、これら3つの駆動モータ63a,63b,63cについては常に第1の耐磁板8aによって覆われ磁気的にシールドされた状態とする。
そして、アンテナ装置61の近傍に配置されている駆動モータ63dについては、別途可動型の第2の耐磁板8bを設けて、これにより外部磁界を遮蔽する。
第2の耐磁板8bは、遮蔽位置にあるときに駆動モータ63dを覆うことのできる形状・大きさとなっている。
時計のハウジング6内には、第1の実施形態で示したものと同様に圧電アクチュエータ等で構成される移動機構81が設けられており、この移動機構81により、第2の耐磁板8bは、駆動モータ63d全体を覆って駆動モータ63dが遮蔽状態となる遮蔽位置(図5(a)参照)と、アンテナ装置61から離間する方向に退避した退避位置(図5(b)参照)をとり得るようになっている。
なお、その他の構成は、第1の実施形態と同様であることから、同一部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
次に、本実施形態における電子時計の作用について説明する。
本実施形態では、アンテナ装置61による電波受信処理を行う場合には、移動機構81により、駆動モータ63dを覆っている第2の耐磁板8bを、アンテナ装置61から離間する方向(図5(b)において左斜め下方向)に移動させる。
第2の耐磁板8bがアンテナ装置61から離間した退避位置(図5(b)参照)に配置されると、アンテナ装置61による電波受信処理を行う。
電波受信処理が良好に完了した場合には、移動機構81により、第2の耐磁板8bを再び駆動モータ63dを覆う遮蔽位置(図5(a)参照)に移動させ、処理を終了する。
他方、電波受信処理が良好に完了していない場合には、電波受信が完了するまでアンテナ装置61による電波受信処理を繰り返す。
なお、その他の点については、第1の実施形態と同様であることから、その説明を省略する。
以上のように、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得られる他、以下の効果を得ることができる。
すなわち、本実施形態では、アンテナ装置61から十分に距離が離れている駆動モータ63a,63b,63cについては常に第1の耐磁板8aによって覆われた状態とする。
そして、アンテナ装置61の近傍に配置されている駆動モータ63dを遮蔽状態とする第2の耐磁板8bのみを移動機構81により可動としている。
これにより、移動機構81によって移動させる対象が小さくて済み、移動機構81を第1の実施形態よりも小型の簡易な機構で実現することも可能となる。
また、アンテナ装置61による電波受信中も駆動モータ63a,63b,63cについては第1の耐磁板8aに覆われて遮蔽状態となっているため、駆動モータ63a,63b,63cの動作精度を落とすことなく電波の受信を行うことができる。このため、より高度な正確さ・精密さが求められる動作部を駆動させる駆動モータ63を第1の耐磁板8aによって遮蔽される位置に配置することで、より信頼性の高い時計を実現することが可能となる。
[第3の実施形態]
次に、図6(a)及び図6(b)を参照しつつ、本発明に係る電子時計の第3の実施形態について説明する。なお、本実施形態は、耐磁板の構成のみが第1の実施形態及び第2の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態等と異なる点について説明する。
図6(a)及び図6(b)は、本実施形態に係る電子時計(以下、単に「時計」という)の平面図であり、図6(a)は、耐磁板が遮蔽位置にある状態を示し、図6(b)は、耐磁板が退避位置にある状態を示したものである。
本実施形態において、移動機構92は、第1の実施形態等と同様に、アンテナ装置61による電波受信時に、耐磁板9を面方向に回転移動させることで、耐磁板9を退避位置に移動させるようになっている。
図6(a)及び図6(b)に示すように、本実施形態における耐磁板9は、一部に非耐磁部91を有する円盤状に形成されている。
すなわち、耐磁板9のうち、アンテナ装置61と重なり合う部分(例えば耐磁板9において耐磁機能を有する部分と対角の位置等)は、例えば単なるアクリル板等で構成された非耐磁部91となっている。
そしてこの非耐磁部91には、耐磁板9が退避位置に移動した際に、アンテナ装置61の両端部(すなわち、コア61aの端部やその周辺部)の少なくとも一部と重なる位置に、集磁部93が配置されている。
集磁部93は、例えばアモルファス金属やフェライト等の磁性材料で形成されている。集磁部93を非耐磁部91に設ける手法は特に限定されず、例えばアモルファス金属やフェライト等で形成されたシートを非耐磁部91に貼り付けることで集磁部93を形成してもよい。なお、集磁部93を形成する材料や形成手法等はここに例示したものに限定されない。
なお、その他の構成は、第1の実施形態等と同様であることから、同一部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
次に、本実施形態における電子時計の作用について説明する。
本実施形態では、アンテナ装置61による電波受信処理を行う場合に、移動機構92が、耐磁板9を面方向に回転移動させることで、耐磁板9を退避位置(図6(b)参照)に移動させる。
耐磁板9が退避位置に移動した状態において、アンテナ装置61の両端部の少なくとも一部と重なる位置には、集磁部93が配置される。
このように、アンテナ装置61の両端部に集磁部93が配置された状態でアンテナ装置61による電波受信処理を行う。これにより、アンテナ装置61は、標準電波の磁束を引き付けるように効率よく集めて、コア61aを透過する磁束をより良好に捕捉することができる。
電波受信処理が良好に完了した場合には、移動機構92により、耐磁板9を再び駆動モータ63を覆う遮蔽位置(図6(a)参照)に移動させ、処理を終了する。
他方、電波受信処理が良好に完了していない場合には、電波受信が完了するまでアンテナ装置61による電波受信処理を繰り返す。
なお、その他の点については、第1の実施形態等と同様であることから、その説明を省略する。
以上のように、本実施形態によれば、第1の実施形態等と同様の効果を得られる他、以下の効果を得ることができる。
すなわち、本実施形態では、耐磁板9のうち、アンテナ装置61と重なり合う部分を非耐磁部91とし、この非耐磁部91のうち、耐磁板9が退避位置に移動した際に、アンテナ装置61の両端部の少なくとも一部と重なる位置に、集磁部93が配置されている。
そして、アンテナ装置61の両端部に集磁部93が配置された状態でアンテナ装置61による電波受信処理を行う。
これにより、集磁部93を設けない場合と比較して、標準電波の磁束をより効率よく集めて、コア61aを透過する磁束をより良好に捕捉することができ、標準電波の受信感度、受信精度を向上させることができる。
なお、以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記各実施形態では、アンテナ装置61による電波受信処理を行う際には、移動機構によって、耐磁板を退避位置となる所定の位置(できる限り耐磁板7がアンテナ装置61から離間する位置)まで移動させる場合を例示したが、退避位置は常に所定の位置でなくてもよい。
例えば、図7に示すように、アンテナ装置61による電波受信処理を行う場合(ステップS11;YES)には、移動機構により耐磁板を移動させ(ステップS12)、この耐磁板の移動中に標準電波受信部25により、受信された信号の品質が良好であるか否かをモニタリングする(ステップS13)。
信号品質が良好であると判断された場合(ステップS13;YES)には、移動機構による耐磁板の移動を停止させ(ステップS14)、アンテナ装置61による電波受信処理を行う(ステップS15)。そして、アンテナ装置61による電波受信処理が良好に完了したか否かを判断し(ステップS16)、電波受信処理が完了していないと判断される場合(ステップS16;NO)には、ステップS15に戻って、電波受信処理が完了するまで、処理を繰り返す。
他方、電波受信処理が完了したと判断される場合(ステップS16;YES)には、移動機構により、耐磁板を再び駆動モータ63を覆う遮蔽位置に移動させて(ステップS17)、処理を終了する。
一方で、信号品質が良好でない場合(ステップS13;NO)には、ステップS12に戻って、信号品質が良好となるまで、移動機構により耐磁板を移動させる。
すなわち、耐磁板の位置が、退避可能な最終移動位置か否かを判断し(ステップS18)、耐磁板の位置が最終移動位置でない場合(ステップS18;NO)には、ステップS12に戻って、信号品質が良好となるまで、移動機構により耐磁板を移動させる。他方、耐磁板の位置が最終移動位置である場合(ステップS18;YES)には、耐磁板の移動が完了しても尚信号品質が良好でない場合である。この場合には、受信処理を終了し(ステップS19)、耐磁板を遮蔽位置に移動させて(ステップS17)、処理を終了する。
このような構成とした場合には、仮に耐磁板がアンテナ装置からより離間する位置を取り得る場合(すなわち、移動機構によってさらにアンテナ装置61から離れた位置まで移動させることができる場合)でも、信号品質が良好となった時点でアンテナ装置61による電波受信処理を行うことができる。
このため、アンテナ装置61の電波受信感度を良好としつつ、より効率的かつ迅速に電波受信処理を行うことができる。
また、時計100は、ソーラーパネルを備えるソーラー充電式の時計でもよい。この場合には耐磁板は、ソーラーパネルの下側に配置される。
以上本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
電波を受信するためのアンテナ装置と、
動作部を動作させるための駆動モータと、
少なくとも一部が移動可能に構成され、前記駆動モータに対する外部磁界の影響を遮蔽する遮蔽位置と前記アンテナ装置から離間する退避位置とをとり得る耐磁板と、
前記耐磁板のうち少なくとも一部を移動させる移動機構と、
を備え、
前記移動機構は、前記アンテナ装置による電波受信時に、前記耐磁板を前記退避位置に移動させることを特徴とする電子時計。
<請求項2>
前記移動機構は、前記アンテナ装置による電波受信時に、前記耐磁板を面方向に回転移動させることで、前記耐磁板を前記退避位置に移動させることを特徴とする請求項1に記載の電子時計。
<請求項3>
前記耐磁板は、一部に非耐磁部を有する円盤状に形成されており、
前記非耐磁部に集磁部を有し、
前記耐磁板が前記退避位置に移動した際に、前記集磁部が前記アンテナ装置の両端部の少なくとも一部と重なる位置に配置されることを特徴とする請求項2に記載の電子時計。
<請求項4>
前記耐磁板は、常に前記遮蔽位置に配置されている固定型の第1の耐磁板と、移動可能に構成された可動型の第2の耐磁板とで構成されており、
前記移動機構は、前記第2の耐磁板を移動させることを特徴とする請求項1に記載の電子時計。
1 本体ケース
7 耐磁板
11 指針(動作部)
61 アンテナ装置
63 駆動モータ
71 ガイド部
72 移動機構
100 時計

Claims (4)

  1. 電波を受信するためのアンテナ装置と、
    動作部を動作させるための駆動モータと、
    少なくとも一部が移動可能に構成され、前記駆動モータに対する外部磁界の影響を遮蔽する遮蔽位置と前記アンテナ装置から離間する退避位置とをとり得る耐磁板と、
    前記耐磁板のうち少なくとも一部を移動させる移動機構と、
    を備え、
    前記移動機構は、前記アンテナ装置による電波受信時に、前記耐磁板を前記退避位置に移動させることを特徴とする電子時計。
  2. 前記移動機構は、前記アンテナ装置による電波受信時に、前記耐磁板を面方向に回転移動させることで、前記耐磁板を前記退避位置に移動させることを特徴とする請求項1に記載の電子時計。
  3. 前記耐磁板は、一部に非耐磁部を有する円盤状に形成されており、
    前記非耐磁部に集磁部を有し、
    前記耐磁板が前記退避位置に移動した際に、前記集磁部が前記アンテナ装置の両端部の少なくとも一部と重なる位置に配置されることを特徴とする請求項2に記載の電子時計。
  4. 前記耐磁板は、常に前記遮蔽位置に配置されている固定型の第1の耐磁板と、移動可能に構成された可動型の第2の耐磁板とで構成されており、
    前記移動機構は、前記第2の耐磁板を移動させることを特徴とする請求項1に記載の電子時計。
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