JP2016169034A - 梱包装置 - Google Patents

梱包装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016169034A
JP2016169034A JP2015050125A JP2015050125A JP2016169034A JP 2016169034 A JP2016169034 A JP 2016169034A JP 2015050125 A JP2015050125 A JP 2015050125A JP 2015050125 A JP2015050125 A JP 2015050125A JP 2016169034 A JP2016169034 A JP 2016169034A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packing
packing material
surface portion
fixing
plate member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015050125A
Other languages
English (en)
Inventor
健一 阿部
Kenichi Abe
健一 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Canon Finetech Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Finetech Inc filed Critical Canon Finetech Inc
Priority to JP2015050125A priority Critical patent/JP2016169034A/ja
Publication of JP2016169034A publication Critical patent/JP2016169034A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
  • Cartons (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

【課題】容易な構成で梱包装置の梱包強度を確保できる梱包装置を提供する。【解決手段】保護部材としての上保持部材10は、被梱包物の上部に装着されて被梱包物を保護する。長方形の段ボールの板部材11の四隅に挿入部11a、11b、11c、11dが形成される。緩衝体12、13、14、15には、挿入部11a、11b、11c、11dに対応する位置に被挿入部12m、13m、14m、15mが形成される。挿入部11a、11b、11c、11dを被挿入部12m、13m、14m、15mに挿入することにより、上保持部材10が組み立てられる。【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置等の被梱包物を梱包する梱包装置に関する。
画像形成装置等の装置本体は、工場で組み立てられた後、出荷に際して、説明書、部品、消耗品等の付属品を一緒に梱包される。梱包装置が一般的な段ボール箱の場合、段ボール箱から被梱包物を取り出す場合、段ボール箱の高さだけ被梱包物の装置本体を持ち上げて段ボール箱の外まで移動させる必要がある。
特許文献1には、画像形成装置を固定した底板部材に上方から底の無い箱体を被せて箱体の下縁と底板部材とを複数個所で固定するようにした梱包装置が示される。このような構成であれば、被梱包物の装置本体を持ち上げることなく箱体から取り出して梱包を解除できる。
ところで、特許文献1では、被梱包物である装置本体の上面に、装置本体を保護するとともに装置本体の付属品を保持する上保持部材が装着されている。上保持部材は、4個の緩衝体を1枚の板部材の四隅に固定して形成され、装置本体の上部の4つの角部に対して接触する4個の緩衝体が装着されることにより装置本体に固定されている。
特開2002−145338号公報
特許文献1の梱包装置では、被梱包物の上方を保護する上保持部材は、発泡スチロールの緩衝体にピン状の凸部を設け、ベースの四辺の穴を凸部に差し込む構成を取っている。このため、被梱包物を収容した梱包装置を、上保持部材が配置された角部を下にして落下させると、その衝撃でベースと緩衝体の位置がずれて凸部が折れ、上保持部材が解体してしまうおそれがある。
一度、上保持部材が解体すると、梱包装置の梱包強度が保障できないので、被梱包物である画像形成装置の保護ができない。
本発明は、容易な構成で梱包装置の梱包強度を確保できる梱包装置を提供することを目的としている。
本発明の梱包装置は、少なくとも2個の凸部を有する基部材と、前記基部材の凸部を保持する凹部を有し、被梱包物に装着される複数の緩衝体と、を備える保護部材であって、前記保護部材で前記被梱包物を保護するものである。
本発明の梱包装置では、凸部を有する基部材と、基部材の凸部を保持する凹部を有する、複数の緩衝体で被梱包物を保護している。このため、容易な構成で梱包装置の梱包強度を確保できる梱包装置を提供することができる。
実施の形態1の梱包装置における画像形成装置出荷時の梱包の説明図である。 梱包装置の下梱包材と上梱包材の接続の説明図である。 梱包装置の下梱包材の説明図である。 梱包装置の上保持部材の説明図である。 緩衝体による箱体の支持の説明図である。 梱包装置の固定部材の説明図である。 別の固定方法の説明図である。 実施の形態2における上保持部材の説明図である。 実施の形態3における上保持部材の説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
<実施の形態1>
(出荷時の梱包)
図1は実施の形態1の梱包装置における画像形成装置出荷時の梱包の説明図である。図2は梱包装置の下梱包材と上梱包材の接続の説明図である。
図1に示すように、複写機の装置本体200は、製造工場で組み立てられた後、梱包装置100に梱包されて出荷される。装置本体200は、画像形成で用いるトナーボトル120、排出トレイ130、設置手順書140等の付属品を同梱して出荷される。付属品は、装置本体200が画像形成装置としてセットアップされる際に、解説書、組み付け部品、消耗品として使用される。
実施の形態1では、付属品の一部は、梱包時に、複写機本体の内部空間を利用して収納される。しかし、多くの付属品は、装置本体200の上部に装着される上保持部材10に収納されている。上保持部材10は、被梱包物の付属品を保持可能である。トナーボトル120を装置本体200の上部に保持して梱包するために、装置本体200上部の4コーナーに緩衝体12、13、14、15を設けている。緩衝体14、15に収納凹部14b、15bを設け、収納凹部14b、15bとその近傍のスペースを利用して、トナーボトル120及び消耗付属品を収納している。緩衝体14、15には、箱詰めされたトナーボトル120を収納するための収納凹部14b、15bが形成されている。板部材11の下面には、設置手順書140等の付属品が梱包されている。
緩衝体12、13、14、15と装置本体200との間に、段ボールを折り曲げて形成された補強部材16が配置されている。補強部材16は、高さの異なる複数機種の装置本体を共通の梱包装置100で梱包するためのスペーサである。補強部材16は、緩衝体12、13、14、15の内側に形成された不図示の凹所に保持され、装置本体200と緩衝体12、13、14、15の間に高さ方向の間隔を確保する。
図2に示すように、梱包装置100では、下梱包材30を折り曲げて箱状に整形した後、上方から上梱包材40を重ね、下梱包材30と上梱包材40とを固定部材50により固定して箱体を組み立てている。付属品を保持した複写機の装置本体200は、緩衝体22、23、24、25を介して下梱包材30上に載置され、その全体が折り畳み式の上梱包材40で覆われる。上梱包材40の下縁部が固定部材50によって下梱包材30に固定されることで、最終的な梱包状熊が完成されている。
(下梱包材)
図3は下梱包材の説明図である。図3に示すように、下梱包材30は、1枚の段ボール板を所定の輪郭で切断し、切り込みを形成し、必要な折り線を形成してある。
下面部の一例である下面部31は、被梱包物の下面を覆う。第1側面部の一例である側面部32a、32bは、下面部31の対向辺から折り曲げて被梱包物を挟んで対向するように形成されている。第2側面部の一例である側面部35a、35bは、下面部31の別の対向辺から折り曲げて対向するように形成されている。
上面重なり部の一例である重なり部34a、34bは、側面部32a、32bから折り曲げて被梱包物の上面の少なくとも一部を覆うように形成されている。
第2側面重なり部の一例である重なり部33a、33cは、側面部32aから折り曲げて側面部35a、35bに重なるように形成されている。重なり部33b、33dは、側面部32bから折り曲げて側面部35a、35bに重なるように形成されている。
側面部35aを挟む2つの側面部32a、32bにそれぞれ重なり部33a、33bが形成される。重なり部33a、33bは、組み立て状態で、先端面が互いに当接するように形成されている。側面部35bを挟む2つの側面部32a、32bにそれぞれ重なり部33c、33dが形成される。重なり部33c、33dは、組み立て状態で、先端面が互いに当接するように形成されている。
重なり部33a、33bは、組み立て状態で、重なり部34a、34bの面に対して側面部分が線状に当接するように形成されている。重なり部33c、33dは、組み立て状態で、重なり部34a、34bの面に対して側面部分が線状に当接するように形成されている。
下梱包材30は、波型厚紙を一対の板状厚紙で挟んで成る段ボール板を2枚重ねで一体接合して成るダブルタイプの段ボ−ル板を素材として、装置本体200及び付属品を全て覆うことが可能な大きさに形成される。
(下保持部材)
図3に示すように、下梱包材30の下面部31に発泡スチロールで形成された緩衝体22、23、24、25が両面テープを用いて固定されている。下保持部材の一例である緩衝体22、23、24、25は、下面部31に配置されて被梱包物を保護する。
緩衝体22、23、24、25には、装置本体200の下部の4つの角部に合せて凹所22a、23a、24a、25aが形成されている。凹所22a、23a、24a、25aに装置本体200を嵌め込んで、下梱包材30上に装置本体200が位置決め固定される。
その後、緩衝体22a、24aを装置本体200に装着する。緩衝体22a、24aは、不図示の凹所に緩衝体22、24の突起22b、24bを嵌め込むことで、緩衝体22、24に一体化される。緩衝体22a、24aを取り外すことで、装置本体200を持ち上げることなく緩衝体22a、24a側へ引き出すことができる。
なお、下梱包材30のリサイクル性を高めるために、緩衝体22、23、24、25は、下面部31と同一形状に形成した別の段ボール板に固定して、下面部31上に配置してもよい。
(上保持部材)
図4は上保持部材の説明図である。図5は緩衝体による箱体の支持の説明図である。図1に示すように、保護部材の一例である上保持部材10は、装置本体200の上面と下梱包材30との間に配置され、上保持部材10に設けた収容空間に付属品を保持する。
上保持部材10は、長方形の段ボールの板部材(基部材)11の四隅に緩衝体12、13、14、15を固定している。緩衝体12、13、14、15の内側面には、装置本体200の上部の4つの角部及び補強部材16に合せて凹部が形成されている。緩衝体12、13、14、15の下部に、装置本体200の上端角部を嵌合可能な下向き凹部が形成されている。上保持部材10は、側面部32a、32bの対向面間に保持された状態で、緩衝体22、23、24、25よりも高い位置で、被梱包物に装着されて被梱包物を保護する。
図4の(a)に示すように、緩衝体12、13、14、15の上面に板部材11が固定されている。緩衝体12、13、14、15の上面には、板部材11の四隅を保持する上向きの凹所が形成されている。緩衝体12、13、14、15は、下梱包材30の重なり部34a、34bを下から支持可能な高さに形成されている。緩衝体12、13、14、15の板部材11に干渉する位置を避けて、付属品を収納するための収納凹部14b、15bが形成されている。
図4の(b)に示すように、上保持部材10は、被梱包物に装着される複数の緩衝体12、13、14、15を、板部材11によって一体に連絡している。
板部材11は、波型厚紙を一対の板状厚紙で挟んで成るシングルタイプの段ボール板を素材としている。板部材11は、四隅の複数の部分が折り曲げられて挿入部(凸部)11a、11b、11c、11dを形成している。挿入部11a、11b、11c、11dは、板部材11の角部で辺の一部から折り曲げて立ち上げることにより、線状又はL字状の折り曲げ突起として形成される。板部材11の四隅に、突出した折り曲げ部が挿入部11a、11b、11c、11dとして形成される。
緩衝体12、13、14、15には、挿入部11a、11b、11c、11dに対応する位置に被挿入部(凹部)12m、13m、14m、15mが形成される。被挿入部12m、13m、14m、15mは、緩衝体12、13、14、15における板部材11の角部の一方の面に面接触する凹所の隅に設けられた溝又はL字溝である。緩衝体12、13、14、15の上面に板部材11の四隅を保持して板部材11を隙間無く載置する上向き凹部(図9参照)が形成されている。上向き凹部の四隅に、挿入部11a、11b、11c、11dを挿入可能な嵌め込み係合溝部である被挿入部12m、13m、14m、15mが形成されている。
挿入部11a、11b、11c、11dを未挿入時の被挿入部12m、13m、14m、15mの溝幅は、挿入部11a、11b、11c、11dの厚みよりも小さい。このため、被挿入部12m、13m、14m、15mに挿入部11a、11b、11c、11dが挿入されることにより、緩衝体12、13、14、15と板部材11とが一体化される。挿入部11a、11b、11c、11dを立ち上げた状態で、緩衝体12、13、14、15の上面に板部材11が押圧されることで、被挿入部12m、13m、14m、15mに挿入部11a、11b、11c、11dが挿入される。係合溝と折り曲げ突起との間に摩擦力が生じ、摩擦力で互いが一体的に連結され、板部材11の四隅に緩衝体12、13、14、15がそれぞれ組み付けられる。
図5に示すように、上保持部材10は、下梱包材30の側面部32a、32b、重なり部33a、33b、33c、33d、及び重なり部34a、34bに対して内側から当接している。緩衝体12、13、14、15は、装置本体200の上端角部に嵌合した際に、下梱包材30と装置本体200との間に間隔を保持する。このため、下梱包材30に損傷や変形が発生しても装置本体200が損傷を受けないよう配慮されている。
なお、図4の(b)では、板部材11の四隅を保持するための上向きの凹所の図示を略している。実施の形態1では、板部材11の下面に付属品を保持するので、上向きの凹所の深さを板部材11の厚みと等しくして、緩衝体12、13、14、15の上面と板部材11の上面とを同一平面にしてもよい。
(上梱包材)
図2に示すように、上梱包材の一例である上梱包材40は、1枚の段ボール板を折り曲げて形成される。上面部41は、下梱包材30の重なり部34a、34bに重なる。固定部42a、42bは、上面部41から折り曲げて側面部35a、35bに重なる。
(固定部材)
図6は固定部材の説明図である。図7は別の固定方法の説明図である。図6中、(a)は上面図、(b)は正面図である。図7中、(a)は粘着テープ、(b)はステイプラである。
図2に示すように、固定手段の一例である固定部材50は、上梱包材40の固定部42aと側面部35aとを固定することにより、下梱包材30と上梱包材40とを接続して箱体を形成する。固定部材50は、重なり部33a、33bと側面部35aとを固定する手段を兼ねている。上梱包材40の固定部42bと側面部35bとの固定は、固定部42aと側面部35aと同様に行われるので、重複する説明を省略する。
図6の(a)に示すように、爪部52b、53bを内側へ寄せた状態で、クランプ部52a、53aを開口36a、43aの重なりに通過させる。この状態で、把手52d、53dを操作してスライダ52、53を外側へ押し広げることで、クランプ部52a、53aが破線位置まで移動して爪部52b、53bが3枚の段ボール板の重なりを圧縮する。これにより、下梱包材30の重なり部33a、33bと側面部35aと上梱包材40の固定部42aとが一体に固定される。
固定部材50は、把手52d、53dを内側へ寄せる1回の手動操作によって固定部42aと側面部35aとの固定を解除可能である。なお、反対側の固定部42bと側面部35bとの固定にも同様な固定部材50が用いられている。
図7に示すように、一般的な固定手段を用いてもよい。図7の(a)に示すように、開口36a、43aの重なりを通過させて、固定部42aと側面部35aと重なり部33bとを粘着テープ54で固定し、固定部42aと側面部35aと重なり部33aとを粘着テープ55で固定してもよい。その後、外側から開口36a、43aの重なりにゴムキャップ50bを挿入して開口43aを塞ぐ。
図7の(b)に示すように、開口36a、43aの重なりにステイプラを通過させて、開口36a、43aの重なりの縁をステイプル針56a、56bで綴じ処理してもよい。固定部42aと側面部35aと重なり部33bとをステイプル針57で針綴じし、固定部42aと側面部35aと重なり部33aとをステイプル針56で針綴じしてもよい。その後、外側から開口36a、43aの重なりにゴムキャップを挿入して同様に開口43aを塞ぐ。
(箱体の補強構造)
実施の形態1の梱包装置100は、2個の固定部材50を外すと箱形状を保てなくなるため、いくつかの補強構造が組み込まれている。
図5に示すように、上保持部材10は、側面部32a、32b及び側面部35a、35bを内側から支持する。緩衝体22、23、24、25の外周面は、下梱包材30の側面部32a、32b及び側面部35a、35bを内側から支持する。図3に示すように、緩衝体22、23、24、25の外周面は、下梱包材30の側面部32a、32b、重なり部33a、33b、33c、33d、に内側から当接して、下梱包材30を直方体の箱状に整形する。
図2に示すように、1つの側面部35aを挟む2つの側面部32a、32bにそれぞれ重なり部33a、33c、33b、33dが形成されている。側面部32aと重なり部33a、33cとが直交することで上方からの負荷に対する側面部32aの強度が高められている。側面部33bと重なり部33b、33dとの関係についても同様である。1つの側面部35aに対して重なり部33a、33bが重なり、固定されることで、固定部42aが上方からの負荷に対して座屈しにくくなっている。
2つの重なり部33a、33bは、側面部32a、32bの対向方向の先端面が互いに当接するように形成されている。これにより、固定部42aの上辺と下辺とをせん断する方向の力に対して重なり部33a、33bがあたかも1枚の段ボール板のように抵抗して、被梱包物に負荷がかかることを阻止する。
2つの重なり部33a、33bは、側面部35aの内側で、下面部31に対して線状に当接するように形成されている。これにより、固定部42aの上辺と下辺とをせん断する方向の力に対して重なり部33a、33bの下辺が突っ張って箱体が変形することに抵抗し、被梱包物に負荷がかかることを回避している。
2つの重なり部33a、33bは、重なり部34a、34bの下面又は上梱包材40の重なり部に対して線状に当接するように形成されている。これにより、固定部42aの上辺と下辺とをせん断する方向の力に対して重なり部33a、33bの上辺が突っ張って箱体が変形することに抵抗し、被梱包物に負荷がかかることを回避している。
上保持部材10は、4つの緩衝体12、13、14、15、16が装置本体200上端角部にずれなく嵌合される。装置本体200及び付属品は、全体が下梱包材30で包むように覆われ、上梱包材40の下端部が2箇所で下梱包材30に連結されている。
梱包装置100内で、装置本体200は、下側の4つの緩衝体22、23、24、25と、上側の4つの緩衝体12、13、14、15によって移動しないように固定されている。そして、緩衝体22、23、24、25と緩衝体12、13、14、15とは、外側を下梱包材30で覆われたときに、装置本体200と下梱包材30との間に間隔を保持している。このため、梱包装置100の外部からの押圧力を受けても装置本体200が損傷することを防止される。
下梱包材30の重なり部34a、34bは、緩衝体12、13、14、15と上面部41との間に挟み込まれる。このため、箱体が歪んでも重なり部33a、33c、33b、33dが重なり部34a、34bに対して確実に当接する。
下梱包材30の重なり部33a、33c、33b、33dは、側面部35a、35bと緩衝体22、23、24、25との間に挟み込まれる。このため、箱体が歪んでも重なり部33a、33c、33b、33dが下面部31に対して確実に当接する。
(開梱手順)
図2に示すように、梱包装置100に梱包された装置本体200及び付属品がユーザー先に納品され、開梱作業がなされる。
開梱作業では、固定部材50を取り外して、上梱包材40と下梱包材30とを分離し、上梱包材40を上方へ取り除く。その後、装置本体200及び付属品を覆っている下梱包材30を外す際に作業性を考慮し、図1に示すように、下梱包材30を展開して床面に広げ、その上で開梱する。
開梱作業時に、上梱包材40が傾いて除去されたとしても、上保持部材10は、下梱包材30に保持されているので、装置本体200から落ちることが無く、付属品の落下が防止される。梱包装置100の開梱作業時において、下部梱包部材30を設置面に水平に広げる際に、上保持部材10が装置本体200に一体化しているため、付属品の落下を容易に防止できる。
下梱包材30は、側面部32a、32bが外側へ開かれるので、装置本体200上に上保持部材10を用いて載置されている付属品は安定して姿勢を保持する。また、開梱後、付属品を取り出す際に誤って落下させたとしても、下梱包材30の上に落下するので付属品の破損は回避される。
したがって、装置本体200の開梱作業時に付属品が落下することを防止でき、開梱作業性に優れ、組立て分解が容易で、周辺スペースなどの環境や場所を選ばず開梱作業を実施できる梱包装置100を提供することができる。
(リサイクル性)
開梱作業の後、梱包装置100は、解体されリサイクルされる。上保持部材10は、板部材11の四隅の挿入部11a、11b、11c、11dを、緩衝体12、13、14、15の被挿入部12m、13m、14m、15mから引き抜く。これにより、板部材11と緩衝体12、13、14、15とが容易に分離される。
このため、再使用にあたって解体や分別に比較的スペースを要せず、リサイクル品の収納も容易である。緩衝体12、13、14、15に両面テーブが残ったり、ステイプル針が残ったりすることも無い。確実に異種材の段ボ−ル板と、発泡スチロールの4つの緩衝体12、13、14、15とを分別してリサイクルに供することができ、リサイクル性が向上し、資源再利用の点で有利である。
板部材11は、安価な段ボ−ル板で形成される。4つの緩衝体12、13、14、15のみを樹脂材料を発泡させた材料の一例である発泡スチロールで形成される。このため、上保持部材10の全体が発泡スチロールで一体成形される場合と比べ、発泡スチロールの使用量を低減できる。緩衝体12、13、14、15を成型するための金型の小型化による製造コストの低減が実現される。
このため、被梱包物の上側に付属品を載置するのに用いられ、簡単に組立て分解でき、リサイクル性を失うことのない上保持部材10を安価に提供することができる。上保持部材10を含む梱包装置100の強度を確保でき、且つ安価に提供でき、しかも、簡単に組立て一体化することが可能で、使用後もリサイクル性を失うことなく簡単に開梱、分解することが可能である。
なお、ここでは、緩衝体12、13、14、15として発泡スチロール材の成型品を用いた場合を説明したが、緩衝体12、13、14、15は、発泡スチロール材以外の緩衝性を備えた樹脂成型品、パルプ成型品等で同様に成形しても良い。
(比較例1)
比較例1は、特許文献1に示されるように、パレットと、底の無い段ボール箱とで構成される梱包装置である。フォークリフトで運搬可能なパレット上に緩衝体を介して装置本体200を取り付け、付属品を含む上部緩衝10を装置本体200を取り付け、その全体を底の無い段ボール箱で覆って段ボール箱の下縁の複数個所をパレットに固定している。段ボール箱の上面部は、ステイプラや包装用テーブで固定されているとする。
比較例1の梱包装置に梱包された装置本体200及び付属品をユーザー先へ運び込んで開梱する場合、段ボール箱の上面部を開けて上方へ装置本体200を吊り上げる作業はユーザー先では採用しにくい。このため、段ボール箱の下縁の複数個所の固定を取り除いて、段ボール箱を上方へスライドさせて装置本体200を取り出す方法が採用される。
このとき、段ボール箱を上方へスライドさせる作業は、装置本体200の高さが大きいほどスライド量が多くなり、低い天井の設置場所ではスライドさせる上方スペースを確保できないことがある。また、パレットの厚み分、スロープを確保して開梱作業を行う必要があるため、開梱作業環境が限られてしまう。
また、段ボール箱を上方へスライドさせるとき、装置本体200上の4つのコーナーに設置してある緩衝体に段ボール箱が接触して上方へ持ち上げられる可能性がある。特許文献1に示されるように、4つの緩衝体が段ボール板で連結されている場合であっても、全体が段ボール箱と一緒に持ち上げられて装置本体200から外れる可能性がある。段ボール箱が斜めに持ち上げられたとき、段ボール箱に装置本体の荷重がかかって持ち上げる抵抗が大きくなる可能性がある。
このような場合、緩衝体を利用して装置本体200に装着されていた付属品が段ボール箱と装置本体200との隙間から床へ落下する可能性もある。
また、4分割された緩衝体を発泡スチロール等で一体化して、装置本体200の上部へ強固に固定しておく方法は、付属品を落下させない点では効果があるが、緩衝体の体積が増えて金型代の大幅なアップにつながってしまう。梱包に使用する緩衝体は、最低限の緩衝能力さえ確保できればいいので、緩衝体の使用量はできるだけ少ない方がよいという点でも不十分である。
4個の緩衝体を1枚の段ボール板で連結して上保持部材を構成している場合、緩衝体の体積が小さくなって金型代は削減され、緩衝体の材料の使用量も節約可能である。
しかし、4個の緩衝体を段ボール板に接着剤、両面テープ、ステイプラ、結束バンド等の別部材を用いて固定している場合、使用後に回収して分解するときに、分別回収が複雑になり、資源再利用の点で短所がある。緩衝体に両面テープが残ったり、段ボール板から十分に分離できなかったり、別部材の保管スペースが必要となったりする等により、廃棄され易くなり、リサイクル回収率が低下する。緩衝体と段ボール板の接合に接着剤を使用すると、有機溶剤の排気設備、処理設備等も必要となり、環境に配慮されたものと判断されない場合も出てくる。
特許文献1に示されるように、4個の緩衝体と段ボール板の四隅とに取り付け穴を形成しておき、発泡スチロールの成型部材を挿入して4個の緩衝体を固定することも考えられる。これにより、分別回収が簡単になり、資源再利用の点で好ましい。
しかし、この場合、連結部同士の強度保持を緩衝体と同一材料で行う場合、一定の強度を確保しようとすると、発泡スチロールの成型部材の外径が大きくなり、段ボール板の四隅に大きな穴を形成する必要がある。このため、段ボール板の強度低下が著しくなり、厚い段ボール板を使用する必要が出てくる。あるいは、強度の点で安価な緩衝体材料を利用できなくなり、包装装置のコストが高くなることも考えられる。
(実施の形態1の効果)
実施の形態1では、上保持部材10で梱包剛性を確保できることから、その外装となる上梱包材40及び下梱包材30を簡素化可能である。梱包装置100は、上梱包材40及び下梱包材30を一体化させた非箱状の構成で、開梱作業時に設置面に略水平に展開できるので、開梱作業性に優れている。
実施の形態1では、板部材11と緩衝体12、13、14、15とを容易に連結できるので、上保持部材10を簡単に組立てて一体化し、使用後は簡単に分解することが可能である。
実施の形態1では、挿入部11a、11b、11c、11dを被挿入部12m、13m、14m、15mに挿入することにより、摩擦力を発生させて板部材11と緩衝体12、13、14、15とを一体化させる。このため、一体化に接着剤を使用しないで済み、環境配慮に優れている。一体化のための連結手段を専用部材で別途形成する必要がなく、構成をより簡素化できる。
実施の形態1では、段ボール板からなる板部材11の四隅の折り曲げ方向は、段ボール板の繊維の向き対して垂直方向に折り曲げている。このため、折り曲げ部の一様な薄板状態を避けて、耐久性、さらに連結体としての剛性を向上させることができる。
梱包装置の評価方法として、被梱包物を収容した梱包装置を、上保持部材が配置された角部を下にして所定の高さから落下させ、開梱して落下による影響を確認する方法がある。実施の形態1の梱包装置で100cmの高さにて当該実験を行ったところ、落下の衝撃で板部材11と緩衝体12、13、14、15の位置がずれることも、上保持部材が解体してしまうこともなかった。なお、当該試験は、そのような落下以外の衝撃、例えば、車載したトラックが壁に衝突して投げ出された場合の衝撃や、他の重量物が上から落下して梱包装置へ衝突した場合の衝撃に対する耐久性も保証していることは言うまでもない。
<実施の形態2>
図1に示すように、下梱包材30に固定された4つの緩衝体22、23、24、25の上に装置本体200の下面がずれなくセットされる。次いで、装置本体200の上面に上保持部材10が載置される。実施の形態2では、図8に示す上保持部材10Bを、上保持部材10に置き換えて使用する。それ以外の構成は実施の形態1と同一である。
(上保持部材)
図8は実施の形態2における上保持部材の説明図である。図8の(a)に示すように、上保持部材10Bは、装置本体(200)への装着に先立たせて組み立てられる。
板部材61の四隅の角部に形成された厚み方向に貫通する開口の一例である係合穴61a、61b、61c、61dに対して、突起部の一例である緩衝体62、63、64、65の嵌め込み凸部62d、63d、64d、65dが嵌め込み挿入される。緩衝体62、63、64、65の上面に形成された上向き凹部62a、63a、64a、65aが板部材61の各隅を保持しているので、嵌め込み凸部62d、63d、64d、65dと係合穴61a、61b、61c、61dとの間に圧力が発生する。これにより、嵌め込み凸部62d、63d、64d、65dと係合穴61a、61b、61c、61dとの間に摩擦力が発生して、板部材61に対して緩衝体62、63、64、65が順次結合され、組み立てられる。
なお、板部材61の四隅に実施の形態1と同様に挿入部11a、11b、11c、11dを形成してもよい。緩衝体62、63、64、65に実施の形態1と同様に形成した被挿入部12m、13m、14m、15mに挿入部11a、11b、11c、11dを挿入することで、上保持部材10Bがさらに補強されることになる。
図8の(b)に示すように、上保持部材10Bが組み立てられた状態において、4つの緩衝体62、63、64、65の上向き凹部62a、63a、64a、65aで囲まれた上面の収容空間には画像形成装置の排出トレイユニットが収容される。排出トレイユニットは、装置本体200から分離されて小型段ボ−ル箱に包装された状態で装置本体200に同梱出荷される。
緩衝体62、63、64、65の上向き凹部62a、63a、64a、65aは、載置された排出トレイユニットと、緩衝体16の62、63、64、65で支持される上面部(34a、34b:図2)と、の間に間隔を保持するように形成される。これにより、下梱包材30の重なり部34a、34bが下方へ変形した場合でも、排出トレイユニットが損傷を受けないで済む。
上保持部材10Bの緩衝体64、65に収納凹部64b、65bが形成される。収納凹部64b、65bに掛け渡して消耗付属品であるユニット付属品が収納される。収納凹部64b、65bは、緩衝体64、65の側面で支持される下梱包材30の内壁面から距離を隔てて内側に後退した位置に形成されている。このため、下梱包材30の側面に変形があってもユニット付属品が損傷を受けないで済む。
上保持部材10Bの緩衝体62、63に収納凹部62b、63bが形成される。収納凹部64b、65bに掛け渡してサプライ品であるトナーボトルが収納される。収納凹部62b、63bは、緩衝体62、63の側面で支持される下梱包材30の内壁面から距離を隔てて内側に後退した位置に形成されている。このため、下梱包材30の側面に変形があってもトナーボトルが損傷を受けないで済む。
実施の形態2では、排出トレイユニット、ユニット付属品、及びトナーボトルが上保持部材10Bに保持された状態で装置本体200の上部に、ずれなく安定して載置される。排出トレイユニット、ユニット付属品、及びトナーボトルは、全体として4つの緩衝体62、63、64、65で保持された状態で下梱包材30によって覆われる。排出トレイユニット、ユニット付属品、及びトナーボトルは、下梱包材30の内壁面に対して距離を置いて配置される。このため、下梱包材30に衝撃が加わったり、下梱包材30が変形したりしても、排出トレイユニット、ユニット付属品、及びトナーボトルが損傷することを十分に防止できる。
<実施の形態3>
図9は実施の形態3における上保持部材の説明図である。図8に示すように、実施の形態2では、円柱状の嵌め込み凸部62d、63d、64d、65dが円形の係合穴61a、61b、61c、61dに挿入される。これに対して、実施の形態3では、円柱状の嵌め込み凸部62d、63d、64d、65dの先端に膨らみ部を設けているので、膨らみ部が係合穴61a、61b、61c、61dの縁に引掛かって抜け落ちない。嵌め込み凸部62d、63d、64d、65dと係合穴61a、61b、61c、61dとの関係は同一であるため、ここでは、板部材61の挿入部61cと緩衝体63の関係について説明する。
図9の(a)に示すように、嵌め込み凸部63dは、緩衝体63の上向き凹部63aに形成され、板部材61の四隅の係合穴61cは、長穴形状に形成されている。
図9の(b)に示すように、嵌め込み凸部63dは、長穴形状の係合穴61cに押し込んで嵌め込まれ、先端の膨張部63gが嵌合した長穴形状の係合穴61cの縁に係止される。これにより、板部材61と緩衝体63とを実施の形態2よりも強固に連結できる。
同様に考えて、実施の形態1では、板部材11の四隅の板状の挿入部11a、11b、11c、11dが、緩衝体12、13、14、15のスリット状の被挿入部12m、13m、14m、15mにそれぞれ挿入された。これに対して、実施の形態3では、板部材11の四隅の板状の挿入部11a、11b、11c、11dの先端を二つ折りにしてフック状にした状態でスリット状の被挿入部12m、13m、14m、15mにそれぞれ挿入する。これにより、挿入部11a、11b、11c、11dが抜け難くなって板部材11と緩衝体12、13、14、15の組み立て強度がさらに高まる。
このように、実施の形態3では、係合溝又は係合穴に嵌め込まれる突出部にフック形状を設けるので、フック形状が無い場合に比較して、係合溝又は係合穴に突出部を嵌合させた際の両者の結合強度が高まる。板部材の四隅と上部緩衝体を強固に連結して、構成をより簡素化できる。
10 上保持部材(保護部材)、11 板部材(基部材)
12、13、14、15 緩衝体
16 補強部材、20 下保持部材
22、23、24、25 緩衝体
30 下梱包材、31 下面部
32a、32b 側面部
33a、33b、33c、33d 重なり部
34a、34b 重なり部、35a、35b 側面部
36a、36b 開口部、40 上梱包材
41 上面部、42a、42b 固定部
50 固定部材、100 梱包装置、200 装置本体

Claims (13)

  1. 少なくとも2個の凸部を有する基部材と、
    前記基部材の凸部を保持する凹部を有し、被梱包物に装着される複数の緩衝体と、を備える保護部材であって、
    前記保護部材で前記被梱包物を保護することを特徴とする梱包装置。
  2. 前記基部材は、方形の板部材であり、前記凸部は該板部材の端部から前記緩衝体に向って突出していることを特徴とする請求項1に記載の梱包装置。
  3. 前記基部材は、前記板部材の辺の一部から折り曲げて形成した挿入部としての前記凸部を有し、
    前記緩衝体は、前記挿入部を挿入可能な被挿入部としての前記凹部を有し、
    前記被挿入部に前記挿入部を挿入することにより、前記緩衝体が前記板部材に固定されていることを特徴とする請求項2に記載の梱包装置。
  4. 前記被挿入部は、前記挿入部を未挿入時の幅が前記挿入部の厚みよりも小さい溝であることを特徴とする請求項3に記載の梱包装置。
  5. 前記板部材は、4つの角部と、前記角部において前記板部材を厚み方向に貫通する開口と、を有し、
    前記緩衝体は、前記角部の一方の面に面接触する凹所と、前記凹所に前記角部を保持させた状態で前記開口に嵌め込み可能な突起部と、を有し、
    前記開口に前記突起部を嵌め込むことにより前記緩衝体が前記板部材に固定されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の梱包装置。
  6. 前記板部材は、段ボール板で形成され、
    前記緩衝体は、樹脂材料を発泡させた材料で形成されていることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の梱包装置。
  7. 被梱包物の下面を覆うように形成された下面部と、前記下面部の対向辺から折り曲げて対向するように形成された第1側面部と、前記下面部の前記対向辺とは異なる対向辺から折り曲げて対向するように形成された第2側面部と、を有する下梱包材と、
    前記下面部に配置されて前記被梱包物を保持する下保持部材と、
    前記被梱包物の付属品を保持可能に形成され、前記第1側面部の対向面間に保持された状態で前記下保持部材よりも高い位置で前記被梱包物を保持する上保持部材としての前記保護部材と、
    前記被梱包物を挟んで前記下面部に対向する上面部と、前記上面部から折り曲げて前記第2側面部に重なる固定部と、を有する上梱包材と、
    前記下梱包材と前記上梱包材とを接続して箱体を形成するように前記固定部と前記第2側面部とを固定する固定手段と、を備え、
    前記下梱包材は、前記上保持部材の上面の少なくとも一部を覆うように、前記第1側面部から折り曲げて形成された上面重なり部を有し、
    前記上面重なり部は、前記上保持部材と前記上面部との間に挟み込まれることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の梱包装置。
  8. 前記下梱包材は、前記第2側面部に重なるように、前記第1側面部から折り曲げて形成された第2側面重なり部を有し、
    前記第2側面重なり部は、前記下保持部材と前記第2側面部との間に挟み込まれることを特徴とする請求項7に記載の梱包装置。
  9. 1つの前記第2側面部を挟む2つの前記第1側面部にそれぞれ前記第2側面重なり部が形成され、
    前記固定手段は、前記第2側面部に重なる2つの前記第2側面重なり部を、前記第2側面部に固定する手段を兼ねていることを特徴とする請求項8に記載の梱包装置。
  10. 1つの前記第2側面部を挟む2つの前記第1側面部にそれぞれ前記第2側面重なり部が形成され、
    1つの前記第2側面部に重なる2つの前記第2側面重なり部は、2つの前記第1側面部の対向方向の先端面が互いに当接するように形成されていることを特徴とする請求項8又は9に記載の梱包装置。
  11. 前記第2側面重なり部は、前記上面部の下面又は前記上面重なり部に対して線状に当接するように形成されていることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の梱包装置。
  12. 前記固定手段は、1回の手動操作によって前記固定部と前記第2側面部との固定を解除可能であることを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載の梱包装置。
  13. 前記下梱包材及び前記上梱包材は、それぞれ1枚の段ボール板から形成されることを特徴とする請求項7乃至12のいずれか1項に記載の梱包装置。
JP2015050125A 2015-03-13 2015-03-13 梱包装置 Pending JP2016169034A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015050125A JP2016169034A (ja) 2015-03-13 2015-03-13 梱包装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015050125A JP2016169034A (ja) 2015-03-13 2015-03-13 梱包装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016169034A true JP2016169034A (ja) 2016-09-23

Family

ID=56982115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015050125A Pending JP2016169034A (ja) 2015-03-13 2015-03-13 梱包装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016169034A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109573327A (zh) * 2018-11-12 2019-04-05 深圳市共进电子股份有限公司 包装部件、包装盒及包装盒组合
US20200031558A1 (en) * 2018-07-25 2020-01-30 Canon Kabushiki Kaisha Packing member
JP2020147324A (ja) * 2019-03-14 2020-09-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 梱包ユニット

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20200031558A1 (en) * 2018-07-25 2020-01-30 Canon Kabushiki Kaisha Packing member
JP2020015519A (ja) * 2018-07-25 2020-01-30 キヤノン株式会社 梱包体
CN110775440A (zh) * 2018-07-25 2020-02-11 佳能株式会社 包装构件
JP7204364B2 (ja) 2018-07-25 2023-01-16 キヤノン株式会社 梱包体
CN109573327A (zh) * 2018-11-12 2019-04-05 深圳市共进电子股份有限公司 包装部件、包装盒及包装盒组合
CN109573327B (zh) * 2018-11-12 2022-02-25 深圳市共进电子股份有限公司 包装部件、包装盒及包装盒组合
JP2020147324A (ja) * 2019-03-14 2020-09-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 梱包ユニット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5240464B2 (ja) 梱包装置
JP5445855B2 (ja) 梱包装置
JP2016169034A (ja) 梱包装置
US8919564B2 (en) Packaging case and pack body
KR20110002494U (ko) 패널제품용 포장박스
US20130220866A1 (en) Cushioning material
JP2018177343A (ja) 梱包体
EP2671812B1 (en) Reusable container
JP2008018979A (ja) 空中梱包具
JP4291877B1 (ja) ロール製品のプロテクタおよびそれを用いた梱包資材
JP3149426U (ja) ロール製品のプロテクタおよびそれを用いた梱包資材
CN113086424A (zh) 包装装置、印刷装置、纸张输送装置、制造方法
JP2002145338A (ja) 包装用パッド及び梱包装置
CN109178645B (zh) 一种m型吊床气柱装置
JP2010030641A (ja) 包装装置
JP4548240B2 (ja) コンテナ部材
JP6048197B2 (ja) 貯湯式給湯機用梱包部材
JP2022040480A (ja) 緩衝構造体およびそれを備えた包装材
CN110775440A (zh) 包装构件
JP3203329U (ja) 梱包材及びその組合せ
JP3194333U (ja) 内装用梱包具
JP3094917U (ja) 収納箱
JP5429420B2 (ja) 梱包装置
EP4227234A1 (en) Method for assembling and packaging a heating device
JP3210948U (ja) 支持部材、包装資材及び包装体