JP2016167376A - 固体高分子形燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】セルの劣化を抑制しつつ運転効率を高めた固体高分子形燃料電池システムを提供する。
【解決手段】冷却水循環路19に備えられた圧力調整弁V1あるいはポンプP1のうち少なくとも一方を制御して、燃料ガス供給路14における燃料ガスの圧力と冷却部6の冷却水流路における冷却水の圧力との圧力差を調整する調整動作を行う動作制御部と、燃料電池FCの出力電圧の時間に対する低下率である電圧低下率に基づいて上述の調整動作を行うか否かを決定する動作決定部とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、固体高分子電解質膜を燃料極と酸素極とで挟んで構成されるセルを、冷却水を通流させる冷却水流路を有し導電性多孔質である冷却部を介して、複数積層してなる燃料電池と、前記燃料極に燃料ガスを供給する燃料ガス供給路と、前記冷却水流路から流出した冷却水を循環させて前記冷却水流路に供給する冷却水循環路とを有する固体高分子形燃料電池システムに関する。
固体高分子形燃料電池は、固体高分子電解質膜を燃料極及び酸素極で挟んで構成されるセルを複数積層して備えて構成される。固体高分子形燃料電池を発電運転させるとき、燃料極には燃料ガス(水素)を供給し、酸素極には酸素含有ガスを供給する。酸素極には酸素含有ガスが通流する酸素含有ガス流路が設けられる。固体高分子電解質膜は、燃料極で発生した水素イオンを酸素極まで移動させる役割を担っている。
固体高分子電解質膜は、適度に湿潤した状態で良好な水素イオン伝導性を発揮する。そのため、固体高分子形燃料電池の運転にあたっては固体高分子電解質膜の加湿を行う必要がある。加湿の方式としては、セルスタックの外部から加湿を行う外部加湿方式と、次に述べる内部加湿方式が知られている。
特許文献1に開示された内部加湿方式では、循環冷却水を充満された中央通路を有する微孔のある導体分離体が、電解質膜へ水分を供給するために使用される。燃料電池の反応で生じた余剰の水分は、陰極側反応物質流動領域と冷却水循環通路との間の圧力差によって、水循環路へと送られる。
特許文献2では、特許文献1の内部加湿方式の問題点として、長時間の運転や装置の経年劣化に伴い、上述の余剰水分の除去能力を超える量の水が局所的に発生して燃料電池内部の拡散性が阻害されるいわゆるフラッディングや、電解質膜の保湿不足の発生が指摘されている。これらが発生した場合、燃料電池の特性が低下し、耐久性が加速度的に損なわれるとされている。
これを解決するため特許文献2の装置では、循環冷却水の圧力を低下制御して酸化剤極および空気極とセパレータとの圧力差を上昇させる動作(調整動作)を行うことが提案されている。これによりフラッディング現象や保水性不足を解消できるとされている。
特表平11−508726号公報 特開2008−198496号公報
特許文献2の装置において、上述の調整動作は燃料電池の累積運転時間が所定時間を上回った場合や、燃料電池スタックの電圧が低下した場合に行われる。しかし累積運転時間に基づいて調整動作を行うように装置を構成すると、想定した時期よりも早期にフラッディング現象や保水性不足が生じた場合には調整動作が行われないまま運転が継続し、セル(燃料電池スタック)を劣化させてしまう虞がある。また、燃料電池スタックの電圧が単に低下した場合に調整動作を行うように装置を構成すると、未だ調整動作が必要とされていない状態であっても、出力変動の過渡期などに調整動作を実行してしまうので、その間は発電が行われず、燃料電池の運転効率が無駄に低くなってしまう。
本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、セルの劣化を抑制しつつ運転効率を高めた固体高分子形燃料電池システムを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る固体高分子形燃料電池システムの特徴構成は、固体高分子電解質膜を燃料極と酸素極とで挟んで構成されるセルを、冷却水を通流させる冷却水流路を有し導電性多孔質である冷却部を介して、複数積層してなる燃料電池と、前記燃料極に燃料ガスを供給する燃料ガス供給路と、前記冷却水流路から流出した冷却水を循環させて前記冷却水流路に供給する冷却水循環路と、前記冷却水循環路に備えられた圧力調整弁あるいはポンプのうち少なくとも一方を制御して、前記燃料ガス供給路における燃料ガスの圧力と前記冷却水流路における冷却水の圧力との圧力差を調整する調整動作を行う動作制御部と、前記燃料電池の出力電圧の時間に対する低下率である電圧低下率に基づいて前記調整動作を行うか否かを決定する動作決定部とを有する点にある。
上記の特徴構成によれば、冷却水循環路に備えられた圧力調整弁あるいはポンプのうち少なくとも一方を制御して、燃料ガス供給路における燃料ガスの圧力と冷却水流路における冷却水の圧力との圧力差を調整する調整動作を行う動作制御部と、燃料電池の出力電圧の時間に対する低下率である電圧低下率に基づいて調整動作を行うか否かを決定する動作決定部とを有するので、燃料電池の実際の状態に基づいて調整動作を行うことができ、セルの劣化を抑制することができる。また単なる出力電圧値ではなく、出力電圧の時間に対する低下率である電圧低下率に基づいて調整動作を行うので、適切なタイミングで調整動作を実行でき、固体高分子形燃料電池システムの運転効率を高めることができる。
本発明に係る固体高分子形燃料電池システムの別の特徴構成は、前記動作決定部は、前記電圧低下率が予め設定された低下率閾値を上回った場合に前記調整動作が必要であると決定する点にある。
上記の特徴構成によれば、動作決定部は、電圧低下率が予め設定された低下率閾値を上回った場合に調整動作が必要であると決定するから、電圧低下率が小さい場合には調整動作を行わないことで運転効率を高め、かつ、電圧低下率が大きいときには調整動作を行って、フラッディング現象や保水性不足を適切に解消できる。このため、固体高分子形燃料電池システムの運転効率を更に高めることができる。
本発明に係る固体高分子形燃料電池システムの別の特徴構成は、前記動作決定部は、前記電圧低下率が予め設定された低下率閾値を上回る状態が、予め設定された低下継続時間閾値を超えて継続した場合に前記調整動作が必要であると決定する点にある。
上記の特徴構成によれば、動作決定部は、電圧低下率が予め設定された低下率閾値を上回る状態が、予め設定された低下継続時間閾値を超えて継続した場合に調整動作が必要であると決定するから、更に適切なタイミングで調整動作を実行することができる。すなわち、電圧低下率が低い状態が長く続くと、フラッディング現象や保水性不足が発生している可能性が非常に高いと推測できるから、単に出力電圧に基づいて調整動作を行う場合と比べ、固体高分子形燃料電池システムの運転効率を更に高めることができる。
本発明に係る固体高分子形燃料電池システムの別の特徴構成は、前記動作制御部は、前回の調整動作からの経過時間が予め設定された調整動作禁止時間を超えていない場合には、前記動作決定部による決定にかかわらず前記調整動作を行わない点にある。
調整動作を一度行った後しばらくの期間は、フラッディング現象や保水性不足が発生する可能性は低くなる。上記の特徴構成によれば、動作制御部は、前回の調整動作からの経過時間が予め設定された調整動作禁止時間を超えていない場合には、動作決定部による決定にかかわらず調整動作を行わないから、フラッディング現象・保水性不足が発生する可能性が低い期間に調整動作を行うことを回避でき、固体高分子形燃料電池システムの運転効率を更に高めることができる。
本発明に係る固体高分子形燃料電池システムの別の特徴構成は、前記動作制御部は、前記燃料電池への出力の指示値である出力指示値を参照し、予め設定された出力指示値確認期間だけ以前の時点から現在までの期間における前記出力指示値の変化幅が、予め設定された出力指示変動閾値よりも大きい場合には、前記動作決定部による決定にかかわらず前記調整動作を行わない点にある。
出力指示値が変更された後しばらくの間は、燃料電池の出力電圧は大きく変動する可能性が高い。すると、実際にはフラッディング現象や保水性不足が発生していないにもかかわらず、動作決定部により調整動作を行うことが決定される可能性がある。上記の特徴構成によれば、動作制御部は、燃料電池への出力の指示値である出力指示値を参照し、予め設定された出力指示値確認期間だけ以前の時点から現在までの期間における出力指示値の変化幅が、予め設定された出力指示変動閾値よりも大きい場合には、動作決定部による決定にかかわらず調整動作を行わないので、出力指示値の変化に起因する燃料電池の出力電圧低下が生じた場合に調整動作を行うことを回避でき、固体高分子形燃料電池システムの運転効率を更に高めることができる。
固体高分子形燃料電池の構成を示す概略図 第1実施形態に係る調整動作制御を示すフローチャート 第2実施形態に係る調整動作制御を示すフローチャート 調整動作制御の説明図
<第1実施形態>
以下に図面を参照して第1実施形態に係る燃料電池システムの構成および動作について説明する。燃料電池システムは、固体高分子形燃料電池FC(以下単に「燃料電池FC」を記載する)を備える。燃料電池FCは、固体高分子電解質膜4を燃料極3と酸素極5とで挟んで構成されるセルCを、冷却水を通流させる冷却水流路を有し導電性多孔質である冷却部6を介して、複数積層してなる。尚、図1中では簡略化のため単一のセルCのみを記載している。燃料極3には燃料ガス(水素)が供給され、酸素極5には酸素含有ガス(空気)が供給され、もって発電が行われる。
冷却部6は、導電性を有しかつ多孔質である材料により形成される。例えば、カーボンのプレートが用いられる。これにより冷却部6の冷却水流路を通流する冷却水が、燃料極3を通じて電解質膜4に供給される。
冷却部6には冷却水循環路19を循環する水(以下、「冷却水」と記載する)が供給されて、燃料電池FCの冷却が行われる。冷却部6を通過することで温度が上昇した冷却水は、冷却水循環路19の途中に設けられた熱交換器8に流入する。この熱交換器8において、冷却水は、排熱回収路25を流れる湯水と熱交換して燃料電池FCから回収した排熱をその湯水に渡す。湯水は、貯湯タンク7に貯えられ、そこで蓄熱が行われる。
改質器1には、炭化水素を含む原燃料(例えば、メタンを含む都市ガスなど)が供給され、及び、冷却水循環路19から分岐した改質用水供給路20を介し弁V2を通じて水が供給される。改質器1は、併設される燃焼器2から与えられる燃焼熱を利用して、原燃料の水蒸気改質を行う。改質器1での水蒸気改質により得られた水素を主成分とする燃料ガスは、燃料ガス供給路14を介して燃料極3に供給される。
燃料極3では、供給された全ての燃料ガスが発電反応で消費される訳ではない。そのため、燃料極3から排出される燃料極排ガスの中には水素等の燃料ガスの成分が残存している。そこで、燃焼器2での燃焼用ガスとして、燃料極排ガスを利用している。具体的には、燃料極3から燃焼器2へ、燃料極排ガス路15を介して燃料極排ガスを供給する。燃焼器2で燃焼された後の燃焼排ガスは、燃焼排ガス路16を介して外部に排出される。
燃料極排ガス及び燃焼排ガスには水分が含まれている。そのため、その水分を回収する目的で、燃料極排ガス路15及び燃焼排ガス路16の途中に水回収器21、22を設けている。水回収器21、22は、例えば、凝縮器とドレントラップとを組み合わせて構成される。つまり、燃料極排ガス及び燃焼排ガスに含まれる水分が凝縮器によって凝縮され、その凝縮水がドレントラップによって取り出される。ドレントラップによって取り出された水は水回収タンク10へと回収され、冷却水循環路19を循環する水として再利用される。
このように、冷却水循環路19を流れる冷却水は、燃料極排ガス中に含まれていた水分や、燃焼排ガス中に含まれていた水分が混入しているため、電解質や水に溶解しない不純物などを含んでいることが想定される。そのため、本実施形態の燃料電池システムは、冷却水循環路19を流れる冷却水が、冷却水循環路19の途中に設けられる水処理装置9によって処理されるように構成してある。本実施形態において、水処理装置9は、冷却水中に存在している有機物などを吸着可能な吸着材9aと、冷却水中に溶存しているイオンを除去可能なイオン交換樹脂9bとを含む。水処理装置9は、これら吸着材9a及びイオン交換樹脂9bの一方のみで構成されてもよく、或いは、これら以外の手段を備えてもよい。例えば逆浸透膜などを併用してもよい。
イオン交換樹脂9bは、冷却水に溶存している電解質のイオン(例えば、イオン化して溶存している塩類やアンモニアなど)を例えばH+、OH-と交換することで、冷却水に含まれる電解質の濃度を相対的に低くさせる(即ち、電気伝導度を低くさせる)機能を果たす。例えば、水処理装置9よりも下流側の冷却水循環路19を流れる冷却水の電気伝導度は、1μS/cm〜10μS/cm程度であることが好ましい。
吸着材9aは例えば活性炭等を備えて構成され、冷却水に含まれる有機物(例えば、シロキサン、無極性又は極性有機分子、微生物や微生物の分泌物、油分等)などの被吸着物を吸着するという機能を発揮する。例えば、水処理装置9よりも下流側の冷却水循環路19を流れる冷却水の油分濃度は、0.01wtppm〜1wtppm程度であることが好ましい。
上述した熱交換器8において冷却水から回収した排熱(即ち、燃料電池FCから回収した排熱)は、排熱回収路25を流れる湯水に与えられ、その湯水は貯湯タンク7に貯えられる。本実施形態において、燃料電池FCの排熱を回収する排熱回収装置12は、貯湯タンク7と補助熱源機11とを備える。具体的には、排熱回収装置12は、貯湯タンク7に貯えている湯水が貯湯タンク7と熱交換器8との間で循環する排熱回収路25を有する。排熱回収路25における湯水の流速はポンプP2によって調整される。また、排熱回収装置12は、貯湯タンク7に蓄えている湯水が補助熱源機11を経由して熱利用装置13に供給される湯水循環路26を有する。湯水循環路26における湯水の流速はポンプP3によって調整される。熱利用装置13が、湯水の熱のみを利用する床暖房装置などの場合、熱利用装置13で熱が利用された後の湯水は湯水循環路26を通って貯湯タンク7に帰還する。或いは、熱利用装置13が、湯水自体を利用する給湯装置などの場合、貯湯タンク7には湯水は帰還しない。補助熱源機11は、熱利用装置13で要求される湯水を所定温度に昇温した上で熱利用装置13に供給する際に使用される。
燃料電池FCが発電運転を行っている間、運転制御装置27は、改質器1および燃焼器2を動作させて改質器1から燃料ガスを燃料極3に供給し、酸素含有ガス供給路17に設けられたブロア(図示せず)を動作させて空気(酸素含有ガス)を酸素極5に供給する。その結果、セルCでは発電反応が行われ、電気負荷(図示せず)やインバータ(図示せず)などに対して電力が出力される。酸素極5で生じる酸素極排ガスは、酸素極排ガス路18を通じて外部に排出される。
尚、運転制御装置27は、改質器1で燃料ガスを生成するとき、改質器1に原燃料を供給し、且つ、冷却水循環路19に設けているポンプP1を動作させると共に冷却水循環路19から分岐した改質用水供給路20に設けている弁V2を開弁して改質器1に改質用水を供給する。改質器1には上述したように燃焼器2で発生される燃焼熱が与えられて、水蒸気改質反応が促進される。
<動作制御部による調整動作>
運転制御装置27は、冷却水循環路19に備えられた圧力調整弁V1あるいはポンプP1のうち少なくとも一方を制御して、燃料ガス供給路14における燃料ガスの圧力と冷却部6の冷却水流路における冷却水の圧力との圧力差ΔPを調整する調整動作を行う動作制御部を有する。
具体的には動作制御部は、後述する動作決定部が調整動作を行う旨を決定すると、圧力調整弁V1とポンプP1とを制御して、冷却水循環路19における冷却水の圧力を低下させ、もって冷却部6の冷却水流路における冷却水の圧力を低下させる。そうすると、燃料ガス供給路14における燃料ガスの圧力と冷却部6の冷却水流路における冷却水の圧力との圧力差ΔPは上昇する。
ここで圧力差ΔPの上昇によるフラッディング現象の解消について説明する。燃料電池FCにて発電が行われる際、燃料極3ではプロトン(水素イオン)と酸素とが化合することにより水が生成される。燃料極3で生成された水のうち余剰分は、毛細管現象により導電性多孔質である冷却部6を通って冷却水流路へと送られる。すなわち、燃料電池FCの運転中は、燃料ガス供給路14における燃料ガスの圧力に比べ、冷却部6の冷却水流路における冷却水の圧力は低く保たれている。
ここで燃料電池FCが長時間連続して行われると、冷却部6における毛細管現象の働きが小さくなり、余剰の水の吸い出しが滞って排水が適切に行われなくなる、いわゆるフラッディング現象が発生する。なお毛細管現象の働きは経年的にも劣化し、運転状況によっても変化するので、フラッディング現象の発生するタイミングは様々である。
動作制御部が冷却水循環路19における冷却水の圧力を低下させると、圧力差ΔPは上昇して、毛細管現象による水の移動を促進するので、フラッディング現象を解消することができる。また、多孔質である冷却部6の内部において、親水性不足や連続運転の影響により空隙が生じている場合にも、圧力差ΔPの上昇により冷却部6の内部に水が浸透し、もって冷却部6による水の除去機能を回復・強化することができる。
なお、後述する動作決定部が調整動作を行う旨を決定した際、動作制御部は、圧力調整弁V1とポンプP1とを制御して、冷却水循環路19における冷却水の圧力を上昇させ、もって冷却部6の冷却水流路における冷却水の圧力を上昇させてもよい。この場合、燃料ガス供給路14における燃料ガスの圧力と冷却部6の冷却水流路における冷却水の圧力との圧力差ΔPは低下することになるが、もって燃料極3と冷却部6における保水状態を変化させ、保水性不足を解消できる場合がある。このように本実施形態においては、動作制御部が圧力調整弁V1とポンプP1とを制御して、燃料ガス供給路14における燃料ガスの圧力と冷却部6の冷却水流路における冷却水の圧力との圧力差ΔPを(上昇または低下させて)調整する調整動作を行う。
また調整動作において、圧力調整弁V1とポンプP1のうち一方のみを制御して冷却水循環路19における冷却水の圧力を上昇または低下させてもよい。
<動作決定部>
運転制御装置27は、燃料電池FCの出力電圧Vの時間に対する低下率である電圧低下率vに基づいて上述の調整動作を行うか否かを決定する動作決定部を有する。動作決定部は、電圧低下率vが予め設定された低下率閾値Svを上回った場合に調整動作が必要であると決定する。
詳しくは動作決定部は、所定の時間間隔で燃料電池FCの出力電圧Vを取得・記憶し、出力電圧Vの変化量を時間で除算して電圧低下率vを計算し記憶する。そして電圧低下率vが計算される都度、予め設定・記憶された低下率閾値Svと比較し、電圧低下率vが低下率閾値Svを上回ると、上述の調整動作が必要であると決定する。
<動作制御部による調整動作の中止>
なお動作制御部は、前回の調整動作からの経過時間τ1が予め設定された調整動作禁止時間ST2を超えていない場合には、動作決定部による決定にかかわらず調整動作を行わない。
詳しくは動作制御部は、前記の調整動作が終了すると、その時点から時間の計測を開始し、経過時間τ1として都度記憶する。そして、動作決定部が調整動作が必要であると決定した際、記憶された経過時間τ1と調整動作禁止時間ST2とを比較する。経過時間τ1が調整動作禁止時間ST2よりも大きい場合、動作制御部は上述の調整動作を実行する。経過時間τ1が調整動作禁止時間ST2よりも小さいか同じ場合、動作制御部は上述の調整動作を実行しない。
また動作制御部は、燃料電池FCへの出力の指示値である出力指示値Rを参照し、予め設定された出力指示値確認期間ST1だけ以前の時点から現在までの期間における出力指示値Rの変化幅ΔRが、予め設定された出力指示変動閾値SRよりも大きい場合には、動作決定部による決定にかかわらず調整動作を行わない。
詳しくは動作制御部は、燃料電池FCへの出力の指示値である出力指示値Rを、所定の時間間隔で記憶する。そして動作決定部が調整動作が必要であると決定した際、その時点から出力指示値確認期間ST1だけ以前の時点までの出力指示値Rを読み出して、その期間における出力指示値Rの最大値と最小値との差を計算し、その値を出力指示値Rの変化幅ΔRとして記憶する。次いで変化幅ΔRと出力指示変動閾値SRとを比較して、変化幅ΔRが出力指示変動閾値SRよりも小さいか同じ場合は、調整動作を実行する。変化幅ΔRが出力指示変動閾値SRよりも大きい場合は、調整動作を実行しない。
<調整動作制御>
図2のフローチャートを用いて、第1実施形態に係る燃料電池システムで行われる調整動作制御について説明する。
工程#1において運転制御装置27(動作決定部)は、電圧低下率vが低下率閾値Svを上回っているか否かを判定する。その結果、電圧低下率vが低下率閾値Svを上回っている場合(Yes)、調整動作が必要であると決定し(工程#2)、工程#4へ進む。電圧低下率vが低下率閾値Svを下回るか同じの場合(No)、調整動作が不要であると決定し(工程#3)、工程#7へ進み、調整動作を行わず、調整動作制御を終了する。
工程#4において運転制御装置27(動作制御部)は、前回の調整動作からの経過時間τ1が調整動作禁止時間ST2を超えたか否かを判定する。その結果、経過時間τ1が調整動作禁止時間ST2を超えていない場合(No)、工程#7へ進み、調整動作を行わず、調整動作制御を終了する。経過時間τ1が調整動作禁止時間ST2を超えている場合(Yes)、工程#5へ進む。
工程#5において運転制御装置27(動作制御部)は、出力指示値Rの変化幅ΔRが出力指示変動閾値SRよりも大きいか否かを判定する。その結果、変化幅ΔRが出力指示変動閾値SRよりも大きい場合(Yes)、工程#7へ進み、調整動作を行わず、調整動作制御を終了する。変化幅ΔRが出力指示変動閾値SRよりも小さいか同じ場合(No)、工程#6ヘ進み、運転制御装置27(動作制御部)が調整動作を実行し、調整動作制御を終了する。
次に図4のグラフを用いて第1実施形態に係る調整動作制御の例を説明する。時刻T0において調整動作が行われると、出力電圧Vは一旦上昇した後、減少する。その際の電圧低下率vは比較的大きいが、時刻T0から調整動作禁止時間ST2が経過するまでの間は、上述した工程#4により動作制御部にて調整動作は実行されない。
その後出力電圧Vは安定した状態となるが、時刻T2の前から減少し始める。そして時刻T1にて電圧低下率vが低下率閾値Svを上回り、動作決定部が調整動作が必要である旨決定する(工程#1→#2)。
この時刻T1では、前回の調整動作(時刻T0)からの経過時間τ1が、調整動作禁止時間ST2を超えている(工程#4→#5)。
そうすると動作制御部は、時刻T1から出力指示値確認期間ST1だけ以前の時点までの出力指示値Rを読み出して変化幅ΔRを計算する。図4の例では出力指示値Rは一定のため、ΔR=0となる。そうすると変化幅ΔRは出力指示変動閾値SRよりも小さくなり、時刻T1にて調整動作が実行される(工程#5→#6)。
時刻T1において調整動作が行われると、出力電圧Vは一旦上昇した後、減少する。その際の電圧低下率vは比較的大きいが、時刻T1から調整動作禁止時間ST2が経過するまでの間は、上述した工程#4により動作制御部にて調整動作は実行されない。
<第2実施形態>
第2実施形態では、動作決定部は、電圧低下率vが予め設定された低下率閾値Svを上回る状態が、予め設定された低下継続時間閾値ST3を超えて継続した場合に調整動作が必要であると決定する。第2実施形態に係る燃料電池システムの構成は第1実施形態と同じである。以下、第2実施形態に係る燃料電池システムの動作について、図3と図4を参照して説明する。第1実施形態と同一の構成については、同一の符号を用い、説明を省略する。
詳しくは動作決定部は、所定の時間間隔で燃料電池FCの出力電圧Vを取得・記憶し、出力電圧Vの変化量を時間で除算して電圧低下率vを計算し記憶する。そして電圧低下率vが計算される都度、予め設定・記憶された低下率閾値Svと比較する。電圧低下率vが低下率閾値Svを上回ると、その時点から時間の計測を開始し、経過時間τ2として都度記憶する。そして経過時間τ2が予め設定・記憶された低下継続時間閾値ST3を超えると、上述の調整動作が必要であると決定する。
<調整動作制御>
図3のフローチャートを用いて、第2実施形態に係る燃料電池システムで行われる調整動作制御について説明する。
工程#11において運転制御装置27(動作決定部)は、電圧低下率vが低下率閾値Svを上回っているか否かを判定する。その結果、電圧低下率vが低下率閾値Svを上回っている場合(Yes)、工程#12へ進む。電圧低下率vが低下率閾値Svを下回るか同じの場合(No)、調整動作が不要であると決定し(工程#14)、工程#18へ進み、調整動作を行わず、調整動作制御を終了する。
工程#12において運転制御装置27(動作決定部)は、電圧低下率vが低下率閾値Svを上回っている状態が、低下継続時間閾値ST3を超えて継続しているか否かを判定する。その結果、低下継続時間閾値ST3を超えて継続している場合(Yes)、調整動作が必要であると決定し(工程#13)、工程#15へ進む。低下継続時間閾値ST3を超えて継続していない場合(No)、調整動作が不要であると決定し(工程#14)、工程#18へ進み、調整動作を行わず、調整動作制御を終了する。
工程#15において運転制御装置27(動作制御部)は、前回の調整動作からの経過時間τ1が調整動作禁止時間ST2を超えたか否かを判定する。その結果、経過時間τ1が調整動作禁止時間ST2を超えていない場合(No)、工程#18へ進み、調整動作を行わず、調整動作制御を終了する。経過時間τ1が調整動作禁止時間ST2を超えている場合(Yes)、工程#16へ進む。
工程#16において運転制御装置27(動作制御部)は、出力指示値Rの変化幅ΔRが出力指示変動閾値SRよりも大きいか否かを判定する。その結果、変化幅ΔRが出力指示変動閾値SRよりも大きい場合(Yes)、工程#18へ進み、調整動作を行わず、調整動作制御を終了する。変化幅ΔRが出力指示変動閾値SRよりも小さいか同じ場合(No)、工程#17ヘ進み、運転制御装置27(動作制御部)が調整動作を実行し、調整動作制御を終了する。
次に図4のグラフを用いて第2実施形態に係る調整動作制御の例を説明する。時刻T0において調整動作が行われると、出力電圧Vは一旦上昇した後、減少する。この間の電圧低下率vは比較的大きいが、時刻T0から調整動作禁止時間ST2が経過するまでの間は、上述した工程#15により動作制御部にて調整動作は実行されない。
その後出力電圧Vは安定した状態となるが、時刻T2の前から減少し始め、時刻T2にて電圧低下率vが低下率閾値Svを上回る(工程#11→#12)。なお第2実施形態における低下率閾値Svは、第1実施形態における値よりも小さく設定されているものとする。
そして低下継続時間閾値ST3の間、電圧低下率vが低下率閾値Svを上回る状態を継続し、時刻T1にて経過時間τ2が低下継続時間閾値ST3を超えると、動作決定部が調整動作が必要である旨決定する(工程#12→#13)。
この時刻T1では、前回の調整動作(時刻T0)からの経過時間τ1が、調整動作禁止時間ST2を超えている(工程#15→#16)。
そうすると動作制御部は、時刻T1から出力指示値確認期間ST1だけ以前の時点までの出力指示値Rを読み出して変化幅ΔRを計算する。図4の例では出力指示値Rは一定のため、ΔR=0となる。そうすると変化幅ΔRは出力指示変動閾値SRよりも小さくなり、時刻T1にて調整動作が実行される(工程#16→#17)。
時刻T1において調整動作が行われると、出力電圧Vは一旦上昇した後、減少する。その際の電圧低下率vは比較的大きいが、時刻T1から調整動作禁止時間ST2が経過するまでの間は、上述した工程#15により動作制御部にて調整動作は実行されない。
<別実施形態>
上述の第1実施形態では、動作制御部による調整動作の中止について工程#4と工程#5の両方を行ったが、いずれか一方を行うように運転制御装置27(動作制御部)を構成してもよい。同様に第2実施形態では、動作制御部による調整動作の中止について工程#15と工程#16の両方を行ったが、いずれか一方を行うように運転制御装置27(動作制御部)を構成してもよい。
上述の第1および第2実施形態では、調整動作において、冷却水の圧力を調整することにより、燃料ガス供給路14における燃料ガスの圧力と冷却部6の冷却水流路における冷却水の圧力との圧力差ΔPを調整した。これに替えて、燃料ガス供給路14における燃料ガスの圧力を調整することにより圧力差ΔPを調整するように構成してもよい。
なお、上記実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。特に上述した調整動作は一例であって、燃料ガス供給路14における燃料ガスの圧力と冷却部6の冷却水流路における冷却水の圧力との圧力差ΔPを調整するものであれば他の形態を取ることが可能である。
3 :燃料極
4 :電解質膜
5 :酸素極
6 :冷却部
14 :燃料ガス供給路
19 :冷却水循環路
27 :運転制御装置(動作制御部、動作決定部)
C :セル
FC :燃料電池
P1 :ポンプ
V1 :圧力調整弁

Claims (5)

  1. 固体高分子電解質膜を燃料極と酸素極とで挟んで構成されるセルを、冷却水を流通させる冷却水流路を有し導電性多孔質である冷却部を介して、複数積層してなる燃料電池と、前記燃料極に燃料ガスを供給する燃料ガス供給路と、前記冷却水流路から流出した冷却水を循環させて前記冷却水流路に供給する冷却水循環路と、
    前記冷却水循環路に備えられた圧力調整弁あるいはポンプのうち少なくとも一方を制御して、前記燃料ガス供給路における燃料ガスの圧力と前記冷却水流路における冷却水の圧力との圧力差を調整する調整動作を行う動作制御部と、
    前記燃料電池の出力電圧の時間に対する低下率である電圧低下率に基づいて前記調整動作を行うか否かを決定する動作決定部とを有する固体高分子形燃料電池システム。
  2. 前記動作決定部は、前記電圧低下率が予め設定された低下率閾値を上回った場合に前記調整動作が必要であると決定する請求項1に記載の固体高分子形燃料電池システム。
  3. 前記動作決定部は、前記電圧低下率が予め設定された低下率閾値を上回る状態が、予め設定された低下継続時間閾値を超えて継続した場合に前記調整動作が必要であると決定する請求項1に記載の固体高分子形燃料電池システム。
  4. 前記動作制御部は、前回の調整動作からの経過時間が予め設定された調整動作禁止時間を超えていない場合には、前記動作決定部による決定にかかわらず前記調整動作を行わない請求項1〜3のいずれか1項に記載の固体高分子形燃料電池システム。
  5. 前記動作制御部は、前記燃料電池への出力の指示値である出力指示値を参照し、予め設定された出力指示値確認期間だけ以前の時点から現在までの期間における前記出力指示値の変化幅が、予め設定された出力指示変動閾値よりも大きい場合には、前記動作決定部による決定にかかわらず前記調整動作を行わない請求項1〜4のいずれか1項に記載の固体高分子形燃料電池システム。
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