JP2016167120A - 救急搬送支援システム、サーバ、救急搬送支援方法及びプログラム - Google Patents

救急搬送支援システム、サーバ、救急搬送支援方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】救急隊が所持する携帯端末に表示される報告書の入力の操作性を向上する救急搬送支援システムを提供する。
【解決手段】救急移動体で搬送される救急搬送者に関する予め定められた様式の報告書の項目を設定するサーバ1と、救急移動体内で使用可能であり、サーバ1と通信可能な携帯端末2とを有する。サーバ1は、報告書の項目のうち、携帯端末2に表示する報告書の入力項目とその表示順序とを設定し、携帯端末に表示する報告書の表示設定情報を作成する表示設定手段と、表示設定情報を、携帯端末2に送信する送信手段とを有する。携帯端末2は、報告書を表示する表示手段と、表示設定情報を受信する受信手段と、表示設定情報に基づいて、報告書を、表示手段に表示する表示制御手段とを有する救急搬送支援システムである。
【選択図】図1

Description

本発明は、救急搬送支援システム、サーバ、救急搬送支援方法及びプログラムに関する。
急病人やケガ人など、救急車で搬送されるべき傷病者が発生した場合、消防指令センターに連絡が入り、消防指令センターは、傷病者のもとへ救急隊員を派遣する。そして、傷病者のもとへ到着した救急隊員は、傷病者に応急処置を施すと共に、救急車によって傷病者を病院へ搬送する。その際、救急隊員は、例えば、出場隊員の氏名及び所属等の情報、出動時刻、現着時刻、帰署時刻等の時刻情報、覚知情報、発生場所情報等の発生情報、搬送者の氏名、住所、年齢、呼吸回数、脈拍回数、血圧、心電図データなどのバイタルデータ、傷病者の頭部、頸部、胸部、腹部などの観察結果、酸素投与、気道確保、薬剤投与などの処置情報等の搬送者に関する搬送者情報を、報告書に記録する。その報告書には、例えば、救急搬送確認書と呼ばれるものがあり、搬送先の医療機関で搬送者の処置のために利用され、更に、救急搬送業務や医療機関の報告のため利用される。
また、近年の電子化に伴い、報告書の搬送者情報の記録も、紙媒体への記入からタブレット等の電子携帯端末への入力が多くなっている。
ところで、救急搬送確認書等の報告書は、後日の参照のため、様式が定められている。
しかし、救急隊員は、搬送者の搬送時に多種の対応を取らなければならず、限られた時間内で優先して入力しなければならない情報を、予め定められた様式の多くの項目から探して入力するのは負担が大きい。
そこで、本発明は救急隊が所持する携帯端末に表示される報告書の入力の操作性を向上することができる救急搬送支援システム、サーバ、救急搬送支援方法及びプログラムを提供することにある。
本発明は、救急移動体で搬送される救急搬送者に関する予め定められた様式の報告書の項目を設定するサーバと、救急移動体内で使用可能であり、前記サーバと通信可能な携帯端末とを有し、前記サーバは、前記報告書の項目のうち、携帯端末に表示する報告書の入力項目とその表示順序とを設定し、前記携帯端末に表示する報告書の表示設定情報を作成する表示設定手段と、前記表示設定情報を、前記携帯端末に送信する送信手段とを有し、前記携帯端末は、前記報告書を表示する表示手段と、前記表示設定情報を受信する受信手段と、前記表示設定情報に基づいて、前記報告書を、前記表示手段に表示する表示制御手段とを有する救急搬送支援システムである。
本発明は、救急移動体内で使用される携帯端末と通信可能なサーバであって、前記救急移動体で搬送される救急搬送者に関する予め定められた様式の報告書の項目のうち、前記携帯端末に表示する入力項目とその表示順序とを設定し、前記携帯端末に表示する報告書の表示設定情報を作成する表示設定手段と、前記表示設定情報を、前記携帯端末に送信する送信手段とを有するサーバである。
本発明は、救急移動体で搬送される救急搬送者に関する予め定められた様式の報告書の項目のうち、救急移動体内で使用される携帯端末に表示する入力項目とその表示順序とを設定し、前記携帯端末に表示する報告書の表示設定情報を作成し、前記表示設定情報を、前記携帯端末に送信する救急搬送支援方法である。
本発明は、救急移動体で搬送される救急搬送者に関する予め定められた様式の報告書の項目のうち、救急移動体内で使用される携帯端末に表示する入力項目とその表示順序とを設定する処理と、前記携帯端末に表示する報告書の表示設定情報を作成する処理と、前記表示設定情報を、前記携帯端末に送信する処理とをコンピュータに実行させるプログラムである。
本発明は救急隊が所持する携帯端末における搬送者情報の入力の操作性を向上することができる。
図1は本発明の救急搬送支援システムの概要を示すブロック図である。 図2は本発明の救急搬送支援システムの他の概要を示すブロック図である。 図3は本発明の実施の形態を示すブロック図である。 図4は設定情報データベースの一例を示す図である。 図5は、携帯端末200に表示する救急搬送確認書入力画面の入力項目、および、帳票形式の救急搬送確認書の項目の候補となる項目の選択画面の一例を示す図である。 図6は携帯端末200に表示する救急搬送確認書入力画面の入力項目の選択及び表示順序を設定する設定画面の一例を示す図である。 図7は帳票様式の設定画面の一例を示す図である。 図8は携帯端末200に表示される救急搬送確認書入力画面を示す図である。 図9は携帯端末200に表示される救急搬送確認書入力画面を示す図である。 図10は救急搬送確認書(医療機関用)の帳票の一例を示す図である。 図11は救急活動記録票(救急隊用)兼出場報告書の帳票の一例を示す図である。 図12はプログラムで動作するハードウェアの構成図である。
本発明の概要を説明する。図1は本発明の概要を示すブロック図である。
救急業務の高度化に伴い、救急隊員は、搬送者の搬送時に、搬送者の容態や、日時の情報等の搬送者情報を、タブレットのような携帯端末に表示された報告書に入力することを要求されている。
しかし、搬送者の搬送時には、多種の対応を取らなければならず、多種の項目からなる報告書の項目から、優先的に入力しなければならない項目を探して入力するのは手間である。
そこで、本発明は、この点に着目し、救急隊が所持する携帯端末に表示される報告書への搬送者情報の入力の操作性を向上することを目的とし、発明されたものである。
具体的には、本発明は、救急移動体で搬送される救急搬送者に関する予め定められた様式の報告書の項目を設定するサーバ1と、救急移動体内で使用可能であり、サーバ1と通信可能な携帯端末2とを有する救急搬送支援システムである。そして、サーバ1は、報告書の項目のうち、携帯端末2に表示する報告書の入力項目とその表示順序とを設定し、携帯端末21に表示する報告書の表示設定情報を作成する表示設定部10と、表示設定情報を、携帯端末2に送信する送受信部11とを有する。携帯端末2は、報告書を表示する表示部20と、表示設定情報を受信する送受信部21と、表示設定情報に基づいて、報告書を表示部20に表示する表示制御部22とを有する。
サーバ1は、例えば、救急隊を統括する部署に設置され、携帯端末2と通信可能な通信網に接続されている。
サーバ1の表示設定部10は、予め様式が定められた報告書の搬送者情報の項目のうち、携帯端末2に表示する報告書の入力項目と表示順序とを設定する機能を有する。ここで、搬送者情報とは、例えば、出場隊員の氏名及び所属等の情報、出動時刻、現着時刻、帰署時刻等の時刻情報、覚知情報、発生場所情報等の発生情報、搬送者の氏名、住所、年齢、呼吸回数、脈拍回数、血圧、心電図データなどのバイタルデータ、傷病者の頭部、頸部、胸部、腹部などの観察結果、酸素投与、気道確保、薬剤投与などの処置情報等である。表示設定部10は、複数の搬送者情報の項目のうち、携帯端末2に表示する報告書の項目を選択し、更に、優先的に表示する項目の表示順序を設定し、携帯端末2用の報告書の表示設定情報を作成する。尚、各項目の表示に際し、表示順序だけでなく、その重要度に応じて表示する項目の色を変えて表示するように、報告書の表示設定情報を作成してもよい。更に、重要な項目について未入力の場合には、警告を表示するように表示設定情報を作成してもよい。
サーバ1の送受信部11は、携帯端末2から要求に応答して表示設定情報を送信する。
救急移動体内で使用される携帯端末2は、例えば、タブレット端末、ノートパソコン等である。尚、救急移動体は、代表的な例として救急車があるが、これに限られず、例えば、救急用ヘリコプター等でも良い。
携帯端末2の表示部20は、例えば、ディスプレイであり、タッチパネルを搭載したものが好ましい。このタッチパネルにより、表示されている項目をタッチすることにより、その項目の情報を入力できるようになっていることが好ましい。
送受信部21は、通信網に接続し、サーバ1からの表示設定情報を受信する。
表示制御部22は、表示設定情報に基づいて、報告書を、表示部20に表示するものである。報告書が一画面に収まらない場合などは、項目の表示順序に従って複数画面にわたって表示する。
このように、構成された救急搬送支援システムによれば、多種の項目からなる報告書の項目のうち、優先的に入力しなければならない搬送者情報の項目が優先的に表示されるので、救急隊員の報告書への入力の操作性を向上することができる。
また、地域毎に定まっている救急隊と医療機関との間での報告書の様式(フォーマット)に基づいて入力項目と入力順を設定でき、救急隊員の搬送者情報の入力時の煩わしさを解消し、救急隊が所持する携帯端末における搬送者情報の入力の操作性を向上することができる。
更に、サーバ1は、サーバ1に接続された端末(例えば、救急隊を統括する部署に設置され端末や、医療機関に設置された端末)からの閲覧要求に応答し、予め定められた様式で、携帯端末2で入力された搬送者情報が記入された報告書を作成し、端末に出力する出力部を有しても良い。
このような構成にすれば、搬送者の治療にあたる病院等の医療機関では、日頃から慣れている様式の報告書で搬送者情報を検分し、医療行為を行うことができ、救急隊が搬送する搬送者を受け入れる病院等の医療機関等との連携もスムーズに行うことができる。
次に、更なる本発明の態様について説明する。
上記の構成に加え、サーバ1は、搬送者情報が記載される帳票の様式を設定し、帳票様式情報として記憶する帳票様式設定部12と、設定された帳票様式情報に基づいて、携帯端末で入力された搬送者情報から帳票を作成する帳票作成部13とを有する。
帳票様式設定部12は、上述した報告書とは異なる帳票、例えば、後日、医療機関が報告するための帳票や、医療機関及び救急隊側が共通して使用する帳票等の様式(フォーマット)を設定するものである。ここで、様式とは、搬送者情報をどのように表示するかの様式であり、例えば、搬送者情報が画面で表示される際の帳票の様式や、紙媒体への印刷時の帳票の様式等である。
帳票作成部13は、設定された様式(フォーマット)に基づいて、搬送者情報から帳票を作成するものである。帳票作成部13によって作成された帳票は、医療機関に設置されている医療機関端末3によって閲覧、印刷するだけでなく、携帯端末2でも閲覧できる。
このように構成された救急搬送支援システムによれば、携帯端末2で入力された搬送者情報を、各機関が同一の様式(フォーマット)の帳票の形式で閲覧できるため、救急隊と医師との問合せ・確認時に搬送者の情報を正確に伝達することができ、救急搬送業務を効率化することができる。
次に、具体的な実施の形態を説明する。
尚、本実施の形態では、報告書が救急搬送確認書(票)である場合を例にして説明する。
図3は本発明の実施の形態のブロック図である。
本実施の形態における救急搬送支援システムは、救急隊を統括する消防指令センター100と、救急車において救急隊員が使用する携帯端末200と、医療機関に設置される医療機関端末300とから構成される。
消防指令センター100は、消防サーバ101と、ゲートウェイサーバ102と、消防端末103と、医療機関サーバ104と、設定情報データベース105と、搬送者情報データベース106とを備える。
消防サーバ101は、表示設定部111と、送受信部112と、帳票様式設定部113とを備える。消防サーバ101は消防端末103と接続されている。そして、表示設定部111は、消防端末103から操作により、設定情報データベース105に格納されている項目データから携帯端末200に表示する救急搬送確認書入力画面の入力項目を選択し、その入力項目の携帯端末200における表示順序を設定する機能を有する。また、帳票様式設定部113は、携帯端末200で入力された搬送者情報に関する救急搬送確認書(票)や、他の帳票の様式(フォーマット)を設定するものである。尚、帳票には、検証用の検証票や、救命処置録、救急活動記録票等の各種帳票がある。それぞれの帳票の様式(フォーマット)は、医療機関が指定する場合や、医療機関及び救急隊側が指定する場合もあり、それぞれが指定する複数の様式(フォーマット)を設定しても良い。
設定情報データベース105には、搬送者情報の項目毎に1レコードを形成した設定情報データベースが格納されている。図4は、設定情報データベースの一例を示すものであり、例えば、出場場所、出場番号、事案番号、出場車輛、署所、搬送者の氏名、住所、年齢、呼吸回数、脈拍回数、血圧、心電図データなどのバイタルデータ、出場隊員の氏名及び所属等の情報、出動時刻、現時刻、帰署時刻等の時刻情報、覚知情報、発生場所情報等の発生情報、傷病者の頭部、頸部、胸部、腹部などの観察結果、酸素投与、気道確保、薬剤投与などの処置情報等の設定項目名毎に、項目番号、表示項目名(携帯端末200に表示する名称)、ボタン色、必須の有無、救急搬送確認書入力画面の入力項目や、正式な帳票形式の救急搬送確認書の項目の候補となる項目であるかの有無、帳票形式の救急搬送確認書の項目であるかの有無、携帯端末200に表示する救急搬送確認書入力画面の入力項目であるかの有無、携帯端末200に表示する救急搬送確認書入力画面における表示順序、グループ名などの情報が1レコードで形成されている。
ゲートウェイサーバ102は、医療機関サーバ104と携帯端末200との間で、搬送者情報を中継すると共に、後述するように搬送者情報の出力様式を変換するものである。そして、ゲートウェイサーバ102は、帳票作成部121と、送受信部122とを備えている。
帳票作成部121は、消防サーバ101の帳票様式設定部113により設定された帳票の様式(フォーマット)に基づいて、携帯端末200から送信されてくる搬送者情報により帳票を作成し、医療関係サーバ104に送信するものである。例としては、設定された様式(フォーマット)の項目に、該当する搬送者情報を挿入していき、ひとつの出力ファイル(例えば、PDFファイル)として帳票を作成する。
医療関係サーバ104は、搬送者情報データベース106に接続されており、ゲートウェイサーバ102から送信されてくる帳票(搬送者情報)を、搬送者情報データベース106に格納する。そして、消防端末103、携帯端末200及び医療機関端末300からの帳票の閲覧要求に応答して、要求のあった消防端末103、携帯端末200及び医療機関端末300に帳票を送信する。
携帯端末200は、救急移動体内で使用されるタブレット端末、ノートパソコン等である。尚、救急移動体は、代表的なものとして救急車があるが、これに限られず、例えば、救急用ヘリコプター等でも良い。そして、携帯端末200は、送受信部201と、表示部203と、表示制御部202とを備える。送受信部201は、通信網400に接続し、ゲートウェイサーバ102と情報の送受信を行う。表示部203は、例えば、ディスプレイであり、入力部を兼ねたタッチパネルを搭載したものが好ましい。表示制御部202は、表示設定情報に基づいて、救急搬送確認書入力画面を表示部203に表示するものである。
医療機関端末300は、医療機関側に設置され、必要に応じて医療関係サーバ104に、通信網401を介してアクセスし、救急搬送確認書(票)や、他の帳票の閲覧を要求し、それを表示又は印刷するものである。
次に、上述の構成における救急搬送支援システムの動作を説明する。
まず、携帯端末200に表示する救急搬送確認書入力画面の入力項目の設定動作から説明する。
ユーザは、消防端末103から、システムのメニューを起動し、携帯端末200に表示する救急搬送確認書入力画面の入力項目の選択を行う。表示設定部111では、ユーザの要求に応答して、設定情報データベース105から設定情報データベースを読出し、携帯端末200に表示する救急搬送確認書入力画面の入力項目を選択する画面を表示する。
図5は、携帯端末200に表示する救急搬送確認書入力画面の入力項目や、正式な帳票形式の救急搬送確認書の項目の候補となる項目の選択画面の一例である。ユーザは、選択画面を見ながら、救急搬送確認書入力画面の入力項目や、正式な帳票形式の救急搬送確認書の項目の候補となる項目を選択する。項目の選択は、その項目に対応する選択チェックボックスをアクティブにすることにより行われる。尚、ここで、選択された項目は、携帯端末200に表示する救急搬送確認書入力画面の入力項目や、正式な帳票形式の救急搬送確認書(票)の項目となるのではなく、あくまでも携帯端末200に表示する救急搬送確認書入力画面の入力項目や、正式な帳票形式の救急搬送確認書の項目の候補となる項目である。候補となる項目の選択が終わると、登録ボタンを押し、項目の選択処理を終了させる。選択された項目は、設定情報データベースの候補項目のフィールドに有効のフラグが立てられる。
続いて、ユーザは、携帯端末200に表示する救急搬送確認書入力画面の入力項目の表示順序の設定処理を起動する。表示設定部111では、ユーザの要求に応答して、設定情報データベース105から設定情報データベースを読み出し、救急搬送確認書入力画面の入力項目と、その項目の表示順序の設定する画面を表示する。図6は携帯端末200に表示する救急搬送確認書の入力項目の選択及び表示順序を設定する設定画面の一例である。
ユーザは、設定画面を見ながら、入力項目の候補となる項目から、携帯端末200に表示する救急搬送確認書入力画面の入力項目を選択する。入力項目の選択は確定の欄をアクティブにすることにより行われ、その入力項目の表示順序の入力を行う。その際、携帯端末200での視認性を考慮し、表示される項目の色も指定することができる。例えば、最優先で入力しなければならない項目は、赤色で表示するなどである。また、入力済みの項目は赤色を示し、未入力の項目は、黄色や橙色などにしてもよい。更に、携帯端末200で実際に表示される項目名を、正式な項目名ではなく、短縮させた項目名にすることもできる。これらの場合は、設定画面において、それらの色や項目名を入力する。設定が終わると、登録のボタンを押し、設定処理を終了させる。そして、携帯端末200に表示する救急搬送確認書入力画面の入力項目として選択された項目は、設定情報データベースの入力項目のフィールドに有効のフラグが立てられ、設定された表示順序や、色、項目名は、設定情報データベースの表示順序や、色、項目名の各フィールドに記録される。
上述した動作により、携帯端末200に表示する救急搬送確認書入力画面の入力項目及びその表示順序の設定処理が終了する。
次に、帳票様式設定部113による帳票の様式の設定動作について説明する。
ユーザは、消防端末103から、システムのメニューを起動し、搬送者情報を報告又は利用するための帳票の様式(救急搬送確認書(票)や、他の検証用の検証票や、救命処置録、救急活動記録票等の様式)を設定する。図7は帳票様式の設定画面の一例を示す図である。
消防端末103の画面には、図7の帳票様式の設定画面が表示される。ここで、画面右側には、帳票に出力される項目の候補となる項目の一覧が表示される。これら一覧表示される候補となる項目は、設定情報データベースの候補項目のフィールドに有効のフラグが立てられている項目である。
続いて、デザインボタンを押下すると、帳票のデザイン画面に切り替わる。帳票のデザイン画面では、左側に帳票のテンプレートが表示され、そのテンプレートに、右側に表示されている「$マーク」項目を埋め込んでいき、帳票様式設定データを定義する。定義された帳票様式設定データは、設定情報データベース105に格納される。
次に、携帯端末200の動作について説明する。
出動の要請があると、救急隊員は携帯端末200を持ち、救急車等に乗車して出場する。救急隊員が携帯端末200を起動すると、携帯端末200の送受信部201は通信網400を介して消防サーバ101に接続し、表示設定情報を受信する。続いて、表示制御部202は、受信した表示設定情報に基づいて、表示部203に救急搬送確認書を表示する。ここで、表示される救急搬送確認書は、救急隊と医療機関等との間で予め法令等で定められた様式ではなく、救急隊員の入力の便宜を考えた表示設定情報に基づく救急搬送確認書入力画面である。この携帯端末200で表示される救急搬送確認書入力画面の一例を図8、9に示す。
図8、9に示されるように、救急隊員が優先的に入力しなければならない、入力項目が優先的に表示され、また、搬送者情報が入力済みの項目の表示色は他の色と異なっており、入力済みであるのか、未入力であるのかが分かるように表示されている。
救急隊員による救急搬送確認書入力画面への搬送者情報の入力後、送受信部201により、搬送者情報がゲートウェイサーバ102に送信される。
ゲートウェイサーバ102の送受信部122が搬送者情報を受信すると、帳票作成部121は、消防サーバ101にアクセスし、設定情報データベース105に格納されている帳票様式設定データを要求する。消防サーバ101は、設定情報データベース105に格納されている帳票様式設定データを読み出し、送受信部112を介して、帳票様式設定データをゲートウェイサーバ102に送信する。
帳票作成部121は、帳票様式設定データに基づいて、受信した搬送者情報により帳票(救急搬送確認書(票)や、他の検証用の検証票や、救命処置録、救急活動記録票等)を作成し、医療関係サーバ104に送信する。帳票作成部121が作成する帳票の一例を、図10及び図11に示す。図10は救急搬送確認書(票)(医療機関用)の帳票の一例であり、図11は救急活動記録票(救急隊用)兼出場報告書の帳票の一例である。帳票作成部121は、受信した搬送者情報を、各帳票の該当する項目に挿入することにより、ひとつの出力ファイル(例えば、PDFファイル)として帳票を作成する。
医療関係サーバ104は、ゲートウェイサーバ102から送信されてくる帳票を、搬送者情報データベース106に格納する。そして、消防端末103、携帯端末200及び医療機関端末300からの帳票の閲覧要求に応答して、要求のあった消防端末103、携帯端末200及び医療機関端末300に帳票を送信する。
消防端末103、携帯端末200及び医療機関端末300では、送信されていきた帳票を、ディスプレイに表示、又は、紙に印刷して確認することができる。
本実施の形態によれば、地域毎に定まっている救急隊と医療機関等の間で予め定められている報告書の様式にかかわらず、救急隊による搬送者情報の入力の操作性を考慮した入力項目と表示順序を設定でき、結果として、救急隊員の搬送者情報の入力操作の負担を軽減することができる。
更に、携帯端末から搬送者情報の受信時に設定内容に基づき所定の様式の帳票を作成し、帳票をデータベースに保存するので、携帯端末、消防端末、医療機関端末で同一の様式の帳票が閲覧できるため、救急隊と医師との問合せ・確認時に、搬送者の情報を正確に伝達することができ、救急搬送業務を効率化することができる。
尚、上述した実施の形態では、各部をハードウェアで構成したが、上述した動作の処理を情報処理装置(CPU)に行わせるプログラムによっても構成できる。
例えば、消防サーバ101は、図12に示す如く、メモリ500と、CPU501と、出力部502と、入力部503と、通信部504とから構成されるコンピュータシステムによって実現可能である。この場合、メモリ500には、上述した表示設定部111及び帳票様式設定部113に対応する処理を行うプログラムが格納されている。そして、CPU501がメモリ500に格納されているプログラムを実行することで、表示設定部111及び帳票様式設定部113の機能が実現される。情報の送受信は、入力部503や、通信部504を介して入力可能であり、通信部504を介して外部の端末に送信可能である。ゲートウェイサーバ102も同様である。
以上好ましい実施の形態をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形し実施することが出来る。
1 サーバ
2 携帯端末
10 表示設定部
11 送受信部
12 帳票様式設定部
13 帳票作成部
20 表示部
21 送受信部
22 表示制御部
100 消防指令センター
101 消防サーバ
102 ゲートウェイサーバ
103 消防端末
104 医療機関サーバ
105 設定情報データベース
106 搬送者情報データベース
111 表示設定部
112 送受信部
113 帳票様式設定部
121 帳票作成部
122 送受信部
200 携帯端末
201 送受信部
202 表示制御部
203 表示部
300 医療機関端末
400 通信網
401 通信網
500 メモリ
501 CPU
502 出力部
503 入力部
504 通信部

Claims (13)

  1. 救急移動体で搬送される救急搬送者に関する予め定められた様式の報告書の項目を設定するサーバと、
    救急移動体内で使用可能であり、前記サーバと通信可能な携帯端末とを有し、
    前記サーバは、
    前記報告書の項目のうち、携帯端末に表示する報告書の入力項目とその表示順序とを設定し、前記携帯端末に表示する報告書の表示設定情報を作成する表示設定手段と、
    前記表示設定情報を、前記携帯端末に送信する送信手段と
    を有し、
    前記携帯端末は、
    前記報告書を表示する表示手段と、
    前記表示設定情報を受信する受信手段と、
    前記表示設定情報に基づいて、前記報告書を、前記表示手段に表示する表示制御手段と
    を有する救急搬送支援システム。
  2. 前記携帯端末は、前記報告書に入力した搬送者情報を、前記サーバに送信する送信手段を有し、
    前記サーバは、前記携帯端末から搬送者情報を受信し、データベースに格納する格納手段を有する
    請求項1に記載の救急搬送支援システム。
  3. 前記サーバは、前記サーバに接続された端末からの閲覧要求に応答し、前記携帯端末で入力された搬送者情報に基づいて、前記予め定められた様式の報告書を前記端末に出力する出力手段を有する
    請求項1又は請求項2に記載の救急搬送支援システム。
  4. 前記サーバは、
    搬送者情報が記載される帳票の様式を設定し、帳票様式情報として記憶する帳票様式設定手段と、
    前記設定された帳票様式情報に基づいて、前記携帯端末で入力された搬送者情報から前記帳票を作成する帳票作成手段と
    を有する請求項1から請求項3のいずれかに記載の救急搬送支援システム。
  5. 救急移動体内で使用される携帯端末と通信可能なサーバであって、
    前記救急移動体で搬送される救急搬送者に関する予め定められた様式の報告書の項目のうち、前記携帯端末に表示する入力項目とその表示順序とを設定し、前記携帯端末に表示する報告書の表示設定情報を作成する表示設定手段と、
    前記表示設定情報を、前記携帯端末に送信する送信手段と
    を有するサーバ。
  6. 端末からの閲覧要求に応答し、前記携帯端末で入力された搬送者情報に基づいて、前記予め定められた様式の報告書を前記端末に出力する出力手段を有する
    請求項5に記載のサーバ。
  7. 前記携帯端末で入力された搬送者情報が記載される帳票の様式を設定し、帳票様式情報として記憶する帳票様式設定手段と、
    前記設定された帳票様式情報に基づいて、前記搬送者情報から前記帳票を作成する帳票作成手段と
    を有する請求項5又は請求項6に記載のサーバ。
  8. 救急移動体で搬送される救急搬送者に関する予め定められた様式の報告書の項目のうち、救急移動体内で使用される携帯端末に表示する入力項目とその表示順序とを設定し、
    前記携帯端末に表示する報告書の表示設定情報を作成し、
    前記表示設定情報を、前記携帯端末に送信する
    救急搬送支援方法。
  9. 端末からの閲覧要求に応答し、前記携帯端末で入力された搬送者情報に基づいて、前記予め定められた様式の報告書を前記端末に出力する
    請求項8に記載の救急搬送支援方法。
  10. 前記携帯端末で入力された搬送者情報が記載される帳票の様式を設定し、帳票様式情報として記憶し、
    前記帳票様式情報に基づいて、前記携帯端末で入力された搬送者情報から前記帳票を作成する
    請求項8又は請求項9に記載の救急搬送支援方法。
  11. 救急移動体で搬送される救急搬送者に関する予め定められた様式の報告書の項目のうち、救急移動体内で使用される携帯端末に表示する入力項目とその表示順序とを設定する処理と、
    前記携帯端末に表示する報告書の表示設定情報を作成する処理と、
    前記表示設定情報を、前記携帯端末に送信する処理と
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  12. 端末からの閲覧要求に応答し、前記携帯端末で入力された搬送者情報に基づいて、前記予め定められた様式の報告書を前記端末に出力する処理を
    コンピュータに実行させる請求項11に記載のプログラム。
  13. 前記携帯端末で入力された搬送者情報が記載される帳票の様式を設定し、帳票様式情報として記憶する処理と、
    前記帳票様式情報に基づいて、前記携帯端末で入力された搬送者情報から前記帳票を作成する処理と
    をコンピュータに実行させる請求項11又は請求項12に記載のプログラム。
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