JP2014112342A - 医療用緊急連絡システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 何らかの疾患のため緊急事態が生じた場合、例えば、意識を失う等の場合、救急車等によって病院に運ばれることになる。このとき、その病院では、適切な措置、治療のため、種々の検査を実施しなければならない。そのような場合、自己の医療データを緊急措置を行う医師、病院に伝達できれば、非常に便利である。
【解決手段】 コンピューターに患者の情報を入力する、該入力された情報はサーバに記録する、該入力された情報を外部メディアに移送する、該外部メディアを患者自身の身に付けるものに保管するという工程により、患者の情報を管理するもの。
【選択図】 図1
【解決手段】 コンピューターに患者の情報を入力する、該入力された情報はサーバに記録する、該入力された情報を外部メディアに移送する、該外部メディアを患者自身の身に付けるものに保管するという工程により、患者の情報を管理するもの。
【選択図】 図1
Description
本発明は、医療用緊急連絡システムに関するものである。
何らかの疾患のため緊急事態が生じた場合、例えば、意識を失う等の場合、救急車等によって病院に運ばれることになる。このとき、その病院では、適切な措置、治療のため、種々の検査を実施しなければならない。
また、その患者に持病がある場合には、その点を考慮した適切な措置が必要となる。特に、重大なアレルギー等があり、特定の薬剤が使えないような場合、緊急のためそれらを使用して、より重大な事態になることも予想される。
必ず、その患者の係りつけの医師や家族が付き添えるわけではなく、かつ自己も意識不明の場合もあり、このような自己の医療データを緊急措置を行う医師、病院に伝達できれば、非常に便利である。
このため、患者が常に紙媒体に記載されたものを携帯することも考えられるが、そのデータが更新されるたびに書き込まなければならないばかりか、そのような書面を常に携帯することは実際には不可能である。
そこで、本業界では、本発明はこれを提供するものである。
このような現状に鑑み、本発明者は鋭意研究の結果本発明医療情報管理システムを完成したものであり、その特徴とするところは、コンピューターに患者の情報を入力する、
該入力された情報はサーバに記録する、
該入力された情報を外部メディアに移送する、
該外部メディアを患者自身の身に付けるものに保管するという工程により、患者の情報を管理することを特徴とする医療情報管理システム。
該入力された情報はサーバに記録する、
該入力された情報を外部メディアに移送する、
該外部メディアを患者自身の身に付けるものに保管するという工程により、患者の情報を管理することを特徴とする医療情報管理システム。
以下順に特許請求の範囲に記載した用語について説明する。
まず、コンピューターに患者の情報を入力する。コンピューターはどのようなものでもよく、携帯電話が情報入力機能を有していれば、携帯電話でもよい。
まず、コンピューターに患者の情報を入力する。コンピューターはどのようなものでもよく、携帯電話が情報入力機能を有していれば、携帯電話でもよい。
ここでいう情報とは、個人識別情報、医療情報、連絡先の情報を含み、さらにその他の情報を含めてもよい。個人識別情報とは、少なくとも個人の住所、氏名、生年月日を含み、その他メールアドレス、勤務先等を含めてもよい。
また、医療情報とは、少なくとも、もしあれば現在罹患している病名、もしあれば現在通院している医療施設、血液型、もしあればどのようなアレルギーを含み、さらに、通常の血圧や血糖値等の検査データや、例えば、人工透析治療に使用する機器や情報を含めてもよい。
また、医療情報とは、少なくとも、もしあれば現在罹患している病名、もしあれば現在通院している医療施設、血液型、もしあればどのようなアレルギーを含み、さらに、通常の血圧や血糖値等の検査データや、例えば、人工透析治療に使用する機器や情報を含めてもよい。
さらに入力する情報には、緊急事態を知らせる連絡先の情報が含まれる。これは、患者の緊急事態を知らせる家族や友人、その他の医療施設の連絡先である。連絡先の情報としては、それらの氏名、施設名、担当者名、およびメールを配信するためのメールアドレス(携帯電話のメールアドレス、パソコンのメールアドレス)、電話番号、住所
、FAX番号等である。
、FAX番号等である。
ここで患者とは、それまで健康な者も含める。即ち、本発明は何らかの医療的緊急事態が発生したときのものであるため、データを入力する者すべてを患者と呼ぶ。
医療情報とは、その患者の現在の状態、例えば、罹患している病名、血液や尿等の検査データ、血液型、アレルギーや禁忌剤、現在服用している薬剤、現在通っている医療施設名その他である。
さらに、この情報の中には、患者が緊急事態に陥った場合に、連絡すべき者の住所、氏名、携帯番号、メールアドレスが含まれる。
この入力された情報は、サーバに記録され管理される。サーバとしては、SSLサーバが望ましい。SSLサーバとは、ホームページとウェブブラウザの間で送受信するデータを暗号化し、保護する機能を有するサーバである。
このように情報を入力すると、サーバではそのまま記録されるか、又はQRコード(登録商標)にされて記録される。
また、このサーバ内の情報を外部メディアに移送する。ここで外部メディアとは、単なる紙等のシート、ICタグ等である。
ICタグとは、電波を受けて働く小型の電子装置の1つである。ICタグリーダー(専用品又はスマートフォン等)から発射される電波は、微量な電力を生み出す。その電力で内蔵の個別番号などの情報処理を行い電波を送信する。リーダーはこの電波信号を読み取ってICタグの情報を得る。
ICタグとは、電波を受けて働く小型の電子装置の1つである。ICタグリーダー(専用品又はスマートフォン等)から発射される電波は、微量な電力を生み出す。その電力で内蔵の個別番号などの情報処理を行い電波を送信する。リーダーはこの電波信号を読み取ってICタグの情報を得る。
ここでいう移送とは、外部メディアが紙等の場合、プリントアウトをいう。このプリントアウトの時には、そのままでもよいが、QRコードだけでも、QRコードを含めてもよい。
また、外部メディアがICタグの場合、タグに情報を送ることをいう。
また、外部メディアがICタグの場合、タグに情報を送ることをいう。
外部メディアが紙等のシートの場合について説明する。
該入力された情報をプリントアウトする。これはQRコードと入力された情報である。ただし、メールアドレスはプリントアウトしてもしなくてもよい。このプリントアウトされたQRコードを切り取り、それを携帯のストラップ、ネックレス等の身に着けるものに収納する。また、外部の人間(医療関係者や救急隊員等)にも、その存在が分かるようにしておくのがよい。
該入力された情報をプリントアウトする。これはQRコードと入力された情報である。ただし、メールアドレスはプリントアウトしてもしなくてもよい。このプリントアウトされたQRコードを切り取り、それを携帯のストラップ、ネックレス等の身に着けるものに収納する。また、外部の人間(医療関係者や救急隊員等)にも、その存在が分かるようにしておくのがよい。
QRコード以外の情報は、A4やB5版に打ち出し、それを保管しておく。勿論、これを持ち歩いてもよい。
外部メディアがICタグの場合では、患者が、医療関係者やその他手助けする人にそれと分かる場所に保管する必要がある。例えば、医療情報と記載したペンダントのなか等である。
これで本システムの基本は完了である。
次にこのシステムのさらなる態様について説明する。
次にこのシステムのさらなる態様について説明する。
このシステムでいう緊急時(事態)とは、病気の発作や深刻化、その他の病状の悪化や発生だけでなく、事故やその他の怪我も含めて、緊急に医療処置が必要時を意味する。
このシステムを有する患者がある所で倒れたとする。そして、誰かが救急車が呼んだ。そのとき、救急隊員が、患者が保有すQRコードを打ち出したものを見つける。それを携帯電話で読み込むと、すぐに
サーバに接続され、一定の情報が携帯電話に表示される。そこで、行ってはならない応急処置等があればチェックする。
また、患者がICタグを保有している場合では、それをスマートフォン等で読み取り、上記同様にサーバに接続される。
サーバに接続され、一定の情報が携帯電話に表示される。そこで、行ってはならない応急処置等があればチェックする。
また、患者がICタグを保有している場合では、それをスマートフォン等で読み取り、上記同様にサーバに接続される。
また、サーバから、緊急連絡先(患者が予め指定した連絡先)に自動的にメールが送られる。このメールは患者が緊急事態であることのみを知らせてもよいが、次のようなものが好ましい。
「○○(患者の氏名)様に関する連絡、○○様が何らかのトラブルにより、緊急搬送されている模様です。このメールアドレスに電話番号を入力して返信してください。なお、このメールは救急隊員、医療関係者、または警察から発信されています。」
「○○(患者の氏名)様に関する連絡、○○様が何らかのトラブルにより、緊急搬送されている模様です。このメールアドレスに電話番号を入力して返信してください。なお、このメールは救急隊員、医療関係者、または警察から発信されています。」
さらに、医療関係の連絡先(病院等)の電話番号(複数も可)も入力されているため、それらに電話連絡することも簡単である。また、サーバからの情報を送ることもできる。
サーバからの情報(病歴、持病、血液型、アレルギーの有無、禁忌剤、その他のデータ)を搬送される又は搬送された医療機関に提供することにより、医療機関での措置が早くなる。
医療機関へ情報を直接メールで送ることも可能である。
医療機関へ情報を直接メールで送ることも可能である。
本発明には次のような効果がある。
(1) 患者がいつも情報が移送された外部メディア(ICタグやプリントアウトしたQRコード)を持ち歩いているため、緊急時にその外部メディアから簡単に患者の情報を取り出せる。
(2) 医療機関が初期措置を的確に迅速に行える。
(3) 患者の家族等の一定の連絡先にすぐに連絡できる。
(4) 適切な医療施設に誘導、搬送できる。
(5) 患者が安心して外出できる。
(1) 患者がいつも情報が移送された外部メディア(ICタグやプリントアウトしたQRコード)を持ち歩いているため、緊急時にその外部メディアから簡単に患者の情報を取り出せる。
(2) 医療機関が初期措置を的確に迅速に行える。
(3) 患者の家族等の一定の連絡先にすぐに連絡できる。
(4) 適切な医療施設に誘導、搬送できる。
(5) 患者が安心して外出できる。
以下実施例に従って本発明をより詳細に説明する。しかし実施例に限定するものではない。
図1は、最初に情報をパソコンで入力するためのページの図であり、パソコンでこのページを開いて、各項目に入力していくだけでよい。必須のところと、なくてもよい項目がある。また、緊急連絡先(家族、主治医等)のメールアドレスや電話番号(家、携帯)は重要である。
このページ(用紙)に情報を入力すると、自動的にサーバにこれらの情報が送られ記憶される。そして、この情報の一部又は全部が外部メディアに移送されるのである。例えば、メールアドレス等のみがQRコード化されてプリントアウトされ、その他の情報は文字でプリントアウトされる等である。
そして打ち出されたQRコードはペンダント等に入れて携帯するのである。その他の情報は携帯しなくてもよい。
また、ICタグの場合には、小さいので、ペンダント等にICタグが入っていることが外部から分かるようにその旨記載していくことが重要である。
Claims (3)
- コンピューターに患者の情報を入力する、
該入力された情報はサーバに記録する、
該入力された情報を外部メディアに移送する、
該外部メディアを患者自身の身に付けるものに保管するという工程により、患者の情報を管理することを特徴とする医療情報管理システム。 - 該情報には、少なくとも患者の氏名、住所を含む個人識別情報、患者の持病や血液型を含む医療情報、及び患者の緊急事態を知らせる連絡先の情報を含むものである請求項1記載の医療情報管理システム。
- 緊急時、患者が保有する外部メディアから情報を携帯電話で読み込み、それによってサーバに接続し、サーバに保管されている情報を医療機関に連絡するとともに、患者が予め指定した連絡先にメールで連絡するものである請求項1又は2記載の医療情報管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013019163A JP2014112342A (ja) | 2012-11-02 | 2013-02-04 | 医療用緊急連絡システム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012242362 | 2012-11-02 | ||
JP2012242362 | 2012-11-02 | ||
JP2013019163A JP2014112342A (ja) | 2012-11-02 | 2013-02-04 | 医療用緊急連絡システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014112342A true JP2014112342A (ja) | 2014-06-19 |
Family
ID=51169427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013019163A Pending JP2014112342A (ja) | 2012-11-02 | 2013-02-04 | 医療用緊急連絡システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014112342A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016099860A (ja) * | 2014-11-25 | 2016-05-30 | 巴電気通信株式会社 | 医療データ管理システム |
JP2019164506A (ja) * | 2018-03-19 | 2019-09-26 | 特定非営利活動法人日本医療ネットワーク協会 | 提供システム及び提供プログラム |
-
2013
- 2013-02-04 JP JP2013019163A patent/JP2014112342A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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