JP2016165186A - 電動モータ及び電動モータの製造装置 - Google Patents

電動モータ及び電動モータの製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ウォータポンプに用いられる電動モータであって、高効率を発揮しながら信頼性を備えたモータを提供する。
【解決手段】界磁コイルを有する環状のステータ10と、ステータ10の内部空間で回転軸芯Xを中心に回転し、筒状の外表部に回転方向に沿って複数の磁石30を有するロータヨーク21と、ロータヨーク21の外表部に裏面のみを当接させて配置した複数の磁石30とを有し、複数の磁石30及びロータヨーク21の外面が、回転方向に沿って連続した樹脂層で被覆されているウォータポンプ用の電動モータM、及び、この電動モータMの製造装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、各種の内燃機関に用いられるウォータポンプ用の電動モータであって、ロータの磁石が樹脂によってロータヨークに固定してある電動モータ、及び、当該電動モータの製造装置に関する。
従来からウォータポンプに用いる電動モータとしては、例えば特許文献1に示すものがある。この電動モータは、ロータとステータとの間の磁束密度を高めて、ポンプ効率の向上を図るものである。そのため、特にロータの構成として、円筒状のヨークの内側に複数のマグネットが配置され、これらが樹脂により一体に固定されている。樹脂はヨークの外周を被覆すると共に、マグネットどうしを固定する。即ち、注入された樹脂は、ヨークの外周に流動すると共に、樹脂の一部が、ヨークの各所に設けられた孔部からヨークの内部側に移動し、マグネットどうしの間に充填されてマグネットどうしが固定される。
特開2005−98162号公報
ウォータポンプに用いられる電動モータにあっては、循環させる冷却水の一部がモータの内部に侵入するため、ロータ等の構成部品には耐水性が求められる。
しかしながら、上記従来の電動モータにあっては、マグネットの内面が露出した状態にある。これは、前記樹脂注入の際に、マグネットを支える受け型がマグネットの内周側に配置されており、この受け型と当接するマグネットの裏面全体には樹脂が回り込まず、露出状態で残るためである。このため、従来の電動モータは、耐水性さらには信頼性において未だ改善の余地がある。
このようにウォータポンプに用いられる電動モータにあっては、高効率を発揮しながら信頼性を確保し得るモータが求められている。
本発明に係る電動モータの特徴構成は、界磁コイルを有する環状のステータと、前記ステータの内部空間で回転軸芯を中心に回転し、筒状の外表部に回転方向に沿って複数の磁石を有するロータヨークと、前記ロータヨークの外表部に裏面のみを当接させて配置した複数の磁石とを有し、前記複数の磁石及び前記ロータヨークの外面が、前記回転方向に沿って連続した樹脂層で被覆されている点にある。
本構成のごとく、ロータヨークに対して磁石を裏面のみで当接させることで、磁石は、ロータヨークの表面に略全てが突出した状態で取り付けられるものとなる。つまり、隣接する磁石どうしの間には、ロータヨークが存在しない。その結果、磁石とこれに対向するステータの間に形成される磁束が、磁石の側方からロータヨークを介してループを描くといった不都合が解消されるので、回転トルクとして機能する有効磁束量が増加して回転効率のよい電動モータを得ることができる。
また、磁石はその全体がロータヨークの表面に突出して形成されるから、ロータヨークの表面形状は磁石の裏面を受けるだけの形状とすればよく、ロータヨークの形状が簡略なものとなる。
さらに、ロータヨーク及び磁石の表面が連続した樹脂層で被覆されているから、ロータヨーク及び磁石の耐水性が向上する。磁石は、樹脂層によってロータヨークに固定される効果も得られるから、ロータヨークに対する磁石の吸着効果と相まってロータヨークに対する磁石の固定状態が強固なものとなる。
本発明に係る電動モータにあっては、前記樹脂層を第1樹脂部としたとき、隣接する前記磁石どうしの間の領域であって前記樹脂層の内側に第2樹脂部を形成するものであってもよい。
ロータヨーク及び磁石の表面に樹脂層を形成する場合、樹脂層の断面形状は外形が凹凸の少ない円形となるのが望ましい。そのような円形であれば、ロータに対向するステータとの間の隙間が全周に亘って等距離となる。よって当該隙間が不均一な場合に比べて、ロータが回転する際の当該隙間に存在する冷却水の流通抵抗が小さくなる。
ただし、隣接する磁石どうしの間に充填する樹脂の厚みは、例えばマグネットのうち回転方向に沿った中央位置でのマグネットの表面に充填される樹脂の厚みと比較して厚くなる。このため、双方の個所に樹脂を充填するのに、一度に樹脂を充填したのでは、磁石どうしの間に充填された樹脂の冷却速度が遅くなって樹脂の収縮が大きくなる。この結果、当該位置での樹脂がロータヨークの側に引退して樹脂層の表面形状が真円ではなくなってしまう。
そこで本構成のごとく、外側の樹脂層とは異なる第2樹脂部を内側に配置することで、例えば、外側の第1樹脂部を全周に亘って略均一な厚みに形成した後に、磁石どうしの間に第2樹脂部を形成することで、ロータヨークの外方側に樹脂を完全に充填しながら最外側の第1樹脂部の形状を真円に形成することができる。この結果、冷却水の抵抗が軽減され、回転効率の良い電動モータを得ることができる。
本発明に係る電動モータの製造装置の特徴構成は、ロータヨークと前記ロータヨークの外表部に前記ロータヨークの回転方向に沿って配置される複数の磁石とを装着する凹状の収容室を備えた下型と、前記下型に重ね合わせて、前記ロータヨーク及び前記複数の磁石と前記収容室の内周面との間に樹脂注入用のキャビティを形成する上型と、前記下型のうち前記キャビティに連通する位置に設けられ、前記キャビティに樹脂を注入する樹脂注入口と、前記上型及び前記下型の少なくとも何れか一方に設けられ、前記樹脂の注入時に、前記内周面には当接せず、前記磁石のうち回転方向に沿った両端部の外面に当接して、樹脂注入時に前記磁石が前記ロータヨークから離間するのを防止する保持部材とを備えた点にある。
本構成のごとく、磁石とロータヨークとを収容する上型と下型とを用い、下型の内周面には当接せず、磁石の外面に当接する保持部材を備えることで、樹脂注入時に磁石の移動を防止し、磁石及びロータヨークの外面に連続した樹脂層を形成することができる。これにより、耐水性の高い電動ポンプを得ることができる。
本発明に係る電動モータの製造装置にあっては、前記保持部材として、前記ロータヨークの表面を押さえる第1支持部と、当該第1支持部を挟んで反対側に夫々位置し、隣接する二つの前記磁石の端部表面を押さえる第2支持部とを備えた柱状部材を用いることができる。
本構成のごとく、保持部材がロータヨークの表面と隣接する磁石の表面を押えることで、樹脂注入に際してこれらの部材が移動するのを阻止することができる。また、保持部材は、真ん中にロータヨークに当接する第1支持部を備えつつ、その両側に永久磁石に当接する第2支持部を備えている。このような断面形状とすることで、保持部材の断面積を所定の値に留めつつ、保持部材の剛性を高めることができる。よって、製造装置の信頼性を高めることができる。
本発明に係る電動モータの製造装置にあっては、前記保持部材の断面形状をT字状に構成することができる。
このようなT字状は、即ち、保持部材の真ん中に設けた第1支持部と、その両側に設けた第2支持部とで構成される。本構成とすることで、保持部材のうちロータヨークと反対側に向く面と、下型の収容室の内周面との間隔を、何れの部位においても略一定に構成し易くなる。その結果、第1樹脂部を形成する際に、当該保持部材の外側に位置する領域での樹脂の収縮量が何れの位置においても同等となり、第1樹脂部の完成後の表面形状が円筒形状を維持し易くなる。
本発明に係る電動モータの製造装置にあっては、前記保持部材として、隣接する二つの前記磁石の端部表面を各別に押さえる断面形状が円形の第1ピンと第2ピンとを備えて構成することができる。
本構成のように、保持部材を断面形状が円形のピンで構成すれば、保持部材の構成が極めて簡単なものとなる。特に全体の形状が棒状となるから、表面積に比べて曲げ強度が大きくなる。その結果、表面積を小さく形成することが可能となり、注入した樹脂の温度が過度に冷却されるなどの不都合は生じず、また、樹脂が硬化したのちの型抜きも容易となる。
オイルポンプの断面図である。 図1のII−II断面図である。 ロータヨークと永久磁石とを示す断面図である。 永久磁石の斜視図である。 磁束集中パターンにおける磁束の流れを示す模式図である。 ロータの樹脂層形成工程を示す説明図である。 ロータの樹脂層形成工程を示す説明図である。 着磁半径に応じた磁束密度とコギングトルクとの関係を示す図である。 別実施形態に係る保持部材の形状を示す説明図である。
以下に、本発明に係る電動モータの実施形態について、図面に基づいて説明する。本実施形態では、電動モータMを、ウォータポンプWPに使用した一例として説明する。ただし、以下の実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。
〔全体概要〕
図1に示すように、電動モータMを収容する樹脂製のモータハウジング1と、インペラ6を収容する樹脂製のポンプハウジング2とを連結し、モータハウジング1に制御ケースCを一体形成してウォータポンプWPが構成されている。
回転軸芯Xと同軸芯に配置される支持シャフト4の一方の端部をモータハウジング1に支持し、他方の端部をポンプハウジング2に支持しており、この支持シャフト4に外嵌する状態で回転自在に樹脂製の回転シャフト5を支持している。この回転シャフト5の一方の端部側に電動モータMのロータ20を備え、回転シャフト5の他方の端部側に複数のインペラ6を一体形成している。
電動モータMは、例えばブラシレスDCモータとして構成される。電動モータMの回転は、制御ケースCに収容された制御基板7に実装される制御素子により制御される。
本実施形態の電動モータMは、ウォータポンプWP以外に、車両のエンジンにおいて潤滑油を供給するオイルポンプの駆動源などに使用可能である。例えば、アイドリングストップ時に弁開閉時期制御装置(VVT:Variable Valve Timing)への油圧補助用として使用可能である。また、車両のウインドウの開閉や、ステアリングホイールの駆動源として使用することも可能であり、車両以外に使用しても良い。
尚、電動モータMとしては、ブラシレスDCモータの他に、三相交流モータとして構成しても良く特に限定されない。
(電動モータ)
図1及び図2に示すように電動モータMは、回転軸芯Xを中心にした環状に構成されるステータ10と、このステータ10の内部空間で回転軸芯Xを中心に回転自在に支持されるロータ20とを備えている。
ステータ10は多数の電磁鋼板を積層して構成され、ステータ10に一体的に形成された九つのティース部11に対してインシュレータ12を介して界磁コイル13を巻回した九つのスロット型に構成されている。ただし、ティース部11の数は九つに限るものではない。
ロータ20は、回転シャフト5と一体回転するロータヨーク21と、ロータヨーク21の外周に支持された複数の永久磁石30(以下、単に磁石30と称する)とを備えることにより全体的に円柱状に構成されている。図2には六つの磁石30を備えた6極型のロータ20を示している。ただし、磁石30の数は六つに限られるものではない。
〔ロータ構造〕
図3は、ロータ20の拡大図である。ロータヨーク21は、打ち抜き加工等により成形された多数の磁性鋼板を積層して構成される。ロータヨーク21の外表部には回転軸芯Xの周方向に沿って例えば六つの磁石30が装着される磁石保持面Saが形成されている。磁石保持面Saは平坦面に構成してあり、ここに磁石30が、その全体がロータヨーク21の表面に突出する状態に固定される。よって、ロータヨーク21の表面形状は磁石30の裏面である裏壁部32を受けるだけの形状とすればよく、ロータヨーク21の形状が簡略なものとなる。
図3,図7に示すように、ロータヨーク21は、多数の磁性鋼板を重ね合わせた状態で回転軸芯Xの方向にカシメ加工してある。そのため、多数の磁性鋼板の間に形成されたダボ状部21aによって多数の電磁鋼板の相対位置関係が維持され、夫々の分離が阻止される。尚、磁性鋼板の表面は絶縁膜が形成されるため、この絶縁膜として絶縁性の接着剤を用いることで複数の磁性鋼板どうしを積層するものであってもよい。
尚、図3には、後述する保持部材Hを点線で記載してある。この保持部材Hは、ロータヨーク21と磁石30とを位置決めする部材である。つまり、ロータヨーク21と磁石30とが保持部材Hによって固定され、ロータヨーク21と磁石30との外方側に樹脂が注入される。これにより、耐水性を備えたロータ20が形成される。
磁石30は、例えばネオジム、サマリウムやジスプロシウム等の希土類を含む強力なものが用いられている。この磁石30は、図4〜図5に示すような形状を有するが、磁石30の素材を切削したり、型を用いたりして成形する。
磁石30は、磁石保持面Saに装着された状態で、ロータヨーク21の外表部から径外方向に突出した状態となる。磁石30は、円弧状の外壁部31と、回転軸芯Xの側に向く平面状の裏壁部32と、ロータヨーク21の周方向両端部における一対の側壁部33とを有している。これら外壁部31と側壁部33との接続部や、裏壁部32と側壁部33との接続部は、滑らかな円弧状に形成されている。
磁石30の外面は、図2に示すように、ステータ10の内周面10aの円弧形状と平行な円弧形状を有している。これにより、磁石30をステータ10の内周面10aに対して一様に近接させることができ、大きな回転トルクを得ることができる。また、周方向に隣接する磁石30の側壁部33どうしの間には、ロータヨーク21が存在しない。このため、磁石30の側壁部33を通過する磁束が、ロータヨーク21を介してループを描くといった不都合が抑制され、回転トルクとして機能する有効磁束量を増加させることができる。特に、本実施形態における電動モータMに、後述する磁束集中パターンを併用すれば、図5に示すように、隣接する磁石30の側壁部33どうしの磁束が滑らかに繋がることとなり、回転トルクに寄与しない有効磁束量を無くすことができる。
図4〜図5に示すように、磁石30の側壁部33は、裏壁部32の端部から径外方向に延出する平面状(断面直線状)の第1側面33aと、第1側面33aから外壁部31の端部に行くに連れて、一対の側壁部33どうしが接近するように形成される平面状(断面直線状)の第2側面33bとで構成されている。この磁石30は、平面状の側壁部33を有しているので、例えば側壁部33を有しない三日月状の磁石のように、型成形時に焼結される磁石粒子が隅部に流動し難いといった不都合がない。よって、磁石30の成形が容易である。
〔電動モータの製造装置〕
図6及び図7には、本実施形態における電動モータMの製造装置を用いたロータ20の製造工程を示す。電動モータMの製造装置は、下型Duと上型Do1,Do2と樹脂注入口P1,P2と保持部材Hとを備えている。以下、電動モータMの製造装置として、ロータ20の製造装置について説明する。
多数の磁性鋼板を重ね合わせて形成されたロータヨーク21は、樹脂成形に際して下型Duに設置される。下型Duは、例えば有底のカップ形状を呈し、ロータヨーク21及び磁石30を収容する収容室Kを備えている。底部Du1には、外方側に複数設置された第1樹脂注入口P1と、底部Du1の中央側に複数設置された第2樹脂注入口P2とを有する。また、底部Du1のうち、ロータヨーク21の裏面が対向する位置には、樹脂注入が終了した時点で、ロータ20を押し出す押しピンP3が設けられている。さらに、底部Du1には、例えば、ロータヨーク21の裏面に当接して、ロータヨーク21を底部Du1から所定の寸法だけ浮かせ、第1樹脂注入口P1から注入された樹脂がロータヨーク21の裏面の全体に行き亘る支持ピンP4を備えてある。この支持ピンP4は、例えば、ロータヨーク21の底面に形成したダボ状部21aに挿入させることができる。これにより、ロータヨーク21を下型Duに対して所定の回転位相に位置固定することができる。
下型Duにロータヨーク21を位置決めしつつ挿入したのち、ロータヨーク21の六つの磁石保持面Saに対して磁石30を夫々挿入する。このとき、磁石30の周囲にはある程度の隙間が生じる。しかし、後述する第1上型Do1の装着により、磁石30の位置は所定の位置に決定される。
磁石30の挿入に続けて、第1上型Do1を下型Duに装着する。図6に示すように、第1上型Do1の中央部にはロータヨーク21の中央の孔部22に隙間なく挿入される凸部40が設けてある。また、第1上型Do1の下面には、保持部材Hがロータヨーク21の回転軸芯Xの方向に沿って突出形成してある。
保持部材Hは柱状の部材であり、互いに隣接する磁石30どうしの隙間に挿入されるよう六か所に形成してある。断面形状は、図3に示すごとく略T字状である。具体的には、ロータヨーク21の表面を押さえる第1支持部H1と、この第1支持部H1を挟んで反対側に夫々位置し、隣接する二つの磁石30の端部表面即ち側壁部33を押さえる第2支持部H2とを備えている。保持部材Hの先端部は先細に形成してある。これにより、下型Duに配置され、未だ位置決めがされていない磁石30どうしの間に先端部が容易に挿入して磁石30を所期の位置に誘導し固定する。尚、保持部材Hの先端部は、ロータヨーク21の外表部に密着して、注入された樹脂が保持部材Hとロータヨーク21との間に充填されないようにするのが望ましい。
図6に示すごとく、保持部材Hの長さは、必ずしもロータヨーク21の全長に亘る寸法である必要はない。例えば、ロータヨーク21の回転軸芯Xの方向に沿った長さの3分の1程度のものであってもよい。保持部材Hが下型Duに向けて挿入されると、保持部材Hは必然的に磁石30の側壁部33に当接する。側壁部33は、図2に示す如く台形状に裏壁部32の側に広がっているから、保持部材Hが側壁部33に当接することで磁石30どうしが所期の間隔に広げられ、かつ、ロータヨーク21の磁石保持面Saに押し付けられることとなる。よって、保持部材Hの長さは、磁石30が過度に傾向いたままになるのを防止し、後述する樹脂注入の際に、磁石30と下型Duの内周面Du2との間に樹脂を注入するキャビティが適切に形成できる長さであれば何れの寸法であってもよい。
このように、保持部材Hがロータヨーク21の表面と隣接する磁石30の側壁部33を押えることで、樹脂注入に際してこれらの部材が移動するのを阻止することができる。また、保持部材Hは、中央にロータヨーク21に当接する第1支持部H1を備えつつ、その両側に磁石30に当接する第2支持部H2を備えている。このような断面形状とすることで、保持部材Hの断面積を所定の値に留めつつ、保持部材Hの剛性を高めることができる。よって、ロータ20の製造装置の信頼性を高めることができる。
特に、保持部材Hの断面形状がT字状であれば、保持部材Hのうちロータヨーク21と反対側に向く面と、下型Duの収容室Kの内周面Du2との間隔を、何れの部位においても略一定に構成し易くなる。その結果、後述する如く第1樹脂部J1を形成する際に、当該保持部材Hの外側に位置する領域での樹脂の収縮量が何れの位置においても同等となり、第1樹脂部J1の完成後の表面形状が円筒形状を維持し易くなる。
保持部材Hによって位置が決定されたロータヨーク21及び磁石30の外壁部31と下型Duの内周面Du2との間には、ロータ20の回転方向に沿って連続した樹脂注入用のキャビティが形成される。磁石30の形状が図3に示す如く円筒状の外壁部31を有する略台形状であるから、キャビティの間隔は、磁石30の外壁部31に対向する領域では一定間隔となる。これに比べて保持部材Hと下型Duの内周面Du2との間隔はやや広いものとなる。ただし、保持部材Hに係る領域の間隔が磁石30に対向する領域の間隔に比べて広過ぎると、両者の樹脂注入後の収縮度合いの差が大きくなる。つまり、保持部材Hに対向する領域の収縮量が大きくなり、形成された樹脂層が当該領域だけ内径側に窪んでしまう。この結果、ロータ20が回転する際に、ロータ20とステータ10との間に存在する冷却水がロータ20の回転抵抗となり、電動モータMの回転効率が低下する。これを軽減するためには、保持部材Hの外側に形成されるキャビティの隙間寸法は、磁石30の外壁部31に対向する領域の隙間寸法と同等に設定するのが好ましい。
このキャビティに樹脂を注入すべく下型Duの底部Du1に形成した第1樹脂注入口P1は、図3,図6に示す如く、底部Du1の外縁部近傍であって、保持部材Hの先端部に対向する位置に設けてある。保持部材Hの長さは、ロータ20の回転軸芯Xの方向に沿った長さよりも短いから、第1樹脂注入口P1は、隣接する磁石30の側壁部33どうしの間であって、ロータヨーク21の外表部と下型Duの内周面Du2との間に連通する。
第1上型Do1を下型Duに装着したのち、第1樹脂注入口P1から樹脂を注入する。樹脂は、磁石30の側壁部33を押圧し、磁石30をロータヨーク21の磁石保持面Saに押し付ける。注入された樹脂の液面は次第に上昇し、保持部材Hの下端部に到達する。さらに樹脂の液面が上昇して樹脂が保持部材Hの外側に進入し始める。その後、樹脂面が第1上型Do1の下面まで上昇し、1回目の樹脂注入を終了する。これにより、第1樹脂部J1として外側の樹脂層が形成される。
樹脂が硬化したのち第1上型Do1を取り外し、続けて第2上型Do2を下型Duに装着する。図7に示す如く、第2上型Do2には、ロータヨーク21の孔部22に挿入される凸部41が形成してある。この凸部41の外側面41aとロータヨーク21の孔部22の内周面22aとの間には、2回目の樹脂注入に際しての第2キャビティが形成される。
下型Duの底部Du1には、第2キャビティに連通する複数の第2樹脂注入口P2を設けてある。一方、第2上型Do2の下面には、ロータヨーク21の端面と当該下面との間に隙間を設けるべく凹部42を形成してある。この隙間は第2キャビティに連通する。
第2上型Do2を装着したのち2回目の樹脂注入を行う。樹脂は、ロータ20の回転シャフト5を形成するべく第2キャビティを上昇する。樹脂は、第2上型Do2の下面に到達したのち、凹部42を介してロータヨーク21の外周面に向けて移動する。この部分の樹脂はロータヨーク21の端面の樹脂層となる。さらに径外方向に流動した樹脂は、第1上型Do1の保持部材Hによって形成された穴部60に進入する。当該穴部60の内面は、ロータヨーク21の外表部が露出している。よって、樹脂の進入に際して閉じ込められた空気は、ロータヨーク21を形成する磁性鋼板どうしの隙間や、磁石30と磁石保持面Saとの隙間などから拡散させることができる。この操作により、第2樹脂部J2としての内側の樹脂層が形成される。先の第1樹脂部J1と当該第2樹脂部J2とにより、ロータヨーク21及び磁石30の外表部が被覆され、冷却水などとの直接の接触を阻止してロータ20の耐水性を高めることができる。
2回目の樹脂注入が終了したら、第2上型Do2を取外し、下型Duの底部Du1に設けた押しピンP3を突き出してロータ20を取り外す。
尚、2回目の樹脂注入を行う場合にも樹脂の収縮は生じる。例えば、第1上型Do1の保持部材Hによって形成された穴部60に充填された2回目の樹脂も冷却と共にある程度は収縮する。しかし、1回目の樹脂注入によって最外層に形成された第1樹脂部J1は所定の剛性を有するから、2回目の充填樹脂が収縮する際であっても、第1樹脂部J1が大きく径方向の内側に変形することはない。よって、本実施形態のロータ20の製造装置を用いるものであれば、ロータ20の外観形状を精度よく仕上げることができる。
〔着磁〕
本実施形態では、上記の如くロータ20を樹脂成形した後に磁石30に着磁を行う。その方が、磁石30をロータヨーク21に装着し易い。ただし、この方法に限られるものではなく、磁石30を着磁したのちにロータヨーク21と共に樹脂成形してもよい。
磁石30の着磁は、例えば図5に示すように、磁束群が収束点Tに収束する磁束集中パターンの磁場を利用して行う。回転軸芯Xに沿う方向視において、磁石30のうち周方向中央の磁束方向は外壁部31に対してほぼ直交方向に形成される。一方、両側の側壁部33の近傍では、磁束方向は傾斜する。
これにより、隣接する磁石30の側壁部33どうしを行き来する磁束が、ロータヨーク21の外周に沿って滑らかに繋がることとなる。その結果、ロータ20の回転に伴って磁石30の極性が急激に切換ることがなく、コギングトルクの発生が抑制され、電動モータMの回転が円滑なものとなる。
この様な着磁を行う際には、電動モータMの着磁半径L、即ち、図6に示す回転軸芯Xと収束点Tとの距離が重要である。例えば、着磁半径Lが短くなって、収束点Tが磁石30の外壁面に近付くと、磁石30の側壁部33を通過する磁束が周方向に沿ったものになり、コギングトルクが減少する。その反面、着磁半径Lが短くなるほど磁束方向が分散するので、磁石30の外壁部31から裏壁部32に亘って通過する磁束量が減少する。そこで、磁束量とコギングトルクとの関係が良好となる着磁半径Lを決定する必要がある。尚、着磁半径Lが最小の位置は、収束点Tが磁石30の外壁部31の表面に一致する位置である。
例えば、ロータヨーク21の回転軸芯Xと外壁部31の外面との距離が約22mmであり、磁石30の径方向の厚みが約4mmである場合の例を示す。
図8には、所定の回転角度の範囲内におけるコギングトルクの積分値と磁束密度の積分値との関係を示す。図中の曲線に記載した数字は着磁半径Lである。
図8に示すように、着磁半径Lの変動に応じてコギングトルクが変化し、二つの極小値が得られた。磁束密度の大きさを考慮してそのうちの磁束密度が大きい方の極小値に着目した。この時の着磁半径Lは約36mmであった。着磁半径Lを例えば100mmから減少させ約36mmに至るまではコギングトルクが急減した。ただし、この領域では、磁束密度はそれ程の低下はみられない。よって、着磁半径Lを決定する場合には、できるだけ大きな回転トルクが確保でき、コギングトルクが小さくなるように、磁束密度が大きい方の極小値が得られる着磁半径Lに対してやや大きな着磁半径Lの条件を選択するのが好ましいといえる。
本実施形態のごとく、この様な特性を有する磁石30を、ロータヨーク21に対して磁石30の裏面である裏壁部32のみで当接させることで、磁石30は、ロータヨーク21の表面である磁石保持面Saに略全てが突出した状態で取り付けられるものとなる。その結果、磁石30とこれに対向するステータ10の間に形成される磁束が、磁石30の側壁部33からロータヨーク21を介してループを描くといった不都合が解消されるので、回転トルクとして機能する有効磁束量が増加して回転効率のよい電動モータMを得ることができる。
〔別実施形態〕
〔1〕上記実施形態では、保持部材Hとして略T字状のものを用いたが、その他の形状として図9に示すものであってもよい。
即ち、隣接する二つの磁石30の端部表面を各別に押さえるものであって、断面形状が円形の第1ピンH5と第2ピンH6とで保持部材Hを構成することができる。磁石30の端部表面は、側壁部33であってもよいし、外壁部31であってもよい。ただし、外壁部31に当接させる場合には、第1ピンH5と第2ピンH6とが磁石30の外壁部31には当接するが下型Duの内周面Du2には当接しないのが望ましい。そのために、回転軸芯Xに沿った方向視において、磁石30の外壁部31に窪みを設けておくとよい。
このように、保持部材Hを断面形状が円形のピンで構成すれば、保持部材Hの構成が極めて簡単なものとなる。特に全体の形状が棒状となるから、表面積に比べて大きな曲げ強度が確保できる。強度に比べて表面積が小さくなれば、注入した樹脂の温度がピンによって過度に冷却されるなどの不都合は生じない。また、樹脂が硬化したのちの第2上型Do2の型抜きに要する力も小さくなる。
〔2〕磁石30の形状としては、図3に示したものの他に、例えば、回転軸芯Xに沿った方向視において側壁部33を曲線状に構成しても良い。この場合、側壁部33の厚みが薄くなるため、隣接する磁石30どうしに作用する磁束が絞られ、側壁部33を通過する磁束の受け渡しがより円滑なものとなる。
〔3〕上記実施形態では、磁石30の裏壁部32を平坦に形成したが、ここを外壁部31の側に凹んだ形状としても良い。これにより、磁石30の径方向の厚さが薄くなり、磁石30の体積がより小さくなって材料コストを節約することができる。その場合には、ロータヨーク21の磁石保持面Saを裏壁部32の凹状に合わせて外側に膨らませる形状とするのが好ましい
本発明は、内燃機関などのウォータポンプに用いられる電動モータなど、ロータが冷却液などの液体に接触する状態で運転されるものに広く適用可能である。
10 ステータ
20 ロータ
21 ロータヨーク
30 磁石
Du 下型
Du2 下型の内周面
Do1、Do2 上型
H 保持部材
H1 第1支持部
H2 第2支持部
H5 第1ピン
H6 第2ピン
J1 第1樹脂部
J2 第2樹脂部
K 収容室
M 電動モータ
P1、P2 樹脂注入口
WP ウォータポンプ
X 回転軸芯

Claims (6)

  1. 界磁コイルを有する環状のステータと、
    前記ステータの内部空間で回転軸芯を中心に回転し、筒状の外表部に回転方向に沿って複数の磁石を有するロータヨークと、
    前記ロータヨークの外表部に裏面のみを当接させて配置した複数の磁石とを有し、
    前記複数の磁石及び前記ロータヨークの外面が、前記回転方向に沿って連続した樹脂層で被覆されているウォータポンプ用の電動モータ。
  2. 前記樹脂層を第1樹脂部としたとき、隣接する前記磁石どうしの間の領域であって前記樹脂層の内側に第2樹脂部が形成されている請求項1に記載のウォータポンプ用の電動モータ。
  3. ロータヨークと前記ロータヨークの外表部に前記ロータヨークの回転方向に沿って配置される複数の磁石とを装着する凹状の収容室を備えた下型と、
    前記下型に重ね合わせて、前記ロータヨーク及び前記複数の磁石と前記下型の内周面との間に樹脂注入用のキャビティを形成する上型と、
    前記下型のうち前記キャビティに連通する位置に設けられ、前記キャビティに樹脂を注入する樹脂注入口と、
    前記上型及び前記下型の少なくとも何れか一方に設けられ、前記樹脂の注入時に、前記内周面には当接せず、前記磁石のうち回転方向に沿った両端部の外面に当接して、樹脂注入時に前記磁石が前記ロータヨークから離間するのを防止する保持部材とを備えた、
    電動モータの製造装置。
  4. 前記保持部材が、前記ロータヨークの表面を押さえる第1支持部と、当該第1支持部を挟んで反対側に夫々位置し、隣接する二つの前記磁石の端部表面を押さえる第2支持部とを備えた柱状部材である請求項3に記載の電動モータの製造装置。
  5. 前記保持部材は、T字状の断面形状を有する請求項4に記載の電動モータの製造装置。
  6. 前記保持部材が、隣接する二つの前記磁石の端部表面を各別に押さえる断面形状が円形の第1ピンと第2ピンとを備えている請求項3に記載の電動モータの製造装置。
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