JP2016162194A - スポンサー決定装置、放送コンテンツ配信システム、スポンサー決定方法、及び、プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ネット配信される放送コンテンツのスポンサー(ネット配信時スポンサー)を決定する新たな手段を提供する。
【解決手段】放送コンテンツのTV放送時のスポンサーの属性を示すTV放送時スポンサー情報を取得するTV放送時スポンサー情報取得部101と、放送コンテンツのネット配信時のスポンサーの候補の属性を示すネット配信時スポンサー候補情報を取得するネット配信時スポンサー候補情報取得部102と、TV放送時スポンサー情報と、ネット配信時スポンサー候補情報とに基づいて、ネット配信時のスポンサーとして上記候補を採用するか否かを決定するネット配信時スポンサー決定部103と、を有するスポンサー決定装置100。
【選択図】図10

Description

本発明は、スポンサー決定装置、放送コンテンツ配信システム、スポンサー決定方法、及び、プログラムに関する。
特許文献1に関連する技術が開示されている。特許文献1には、インターネット等のネットワーク上での広告の配信を管理する広告配信管理装置が開示されている。当該広告配信管理装置は、将来の広告配信先として予測される複数の配信対象ユーザのユーザ属性を含む情報を記憶する予測情報記憶手段と、ユーザ属性を指定した複数の注文要求を取得する取得手段と、取得手段により新たな注文要求が取得される毎に、当該新たな注文要求を含む複数の注文要求に対して配信対象ユーザを割り当てる割当手段と、を有する。
特開2014−179132号
民放局でTV(television)放送される放送コンテンツにはスポンサーがつく。そして、放送コンテンツのテレビ放送中に、当該スポンサーのCMが放送される。
近年、テレビ局等により、テレビ放送された放送コンテンツを、インターネットなどのネットワーク上で配信(ネット配信)する試みがなされている。放送コンテンツをネット配信する場合にも、放送コンテンツ各々に、ネット配信時用のスポンサーがつく。そして、放送コンテンツの前、また、放送コンテンツの途中等、任意のタイミングで当該スポンサーのCMが表示される。
従来、テレビ放送時のスポンサーを考慮して、ネット配信時のスポンサーを決定するという思想、及び、当該思想を実現する手段がなかった。
本発明は、ネット配信される放送コンテンツのネット配信時のスポンサーを決定する新たな手段を提供することを課題とする。
本発明によれば、
放送コンテンツのTV(television)放送時のスポンサーの属性を示すTV放送時スポンサー情報を取得するTV放送時スポンサー情報取得手段と、
前記放送コンテンツのネット配信時のスポンサーの候補の属性を示すネット配信時スポンサー候補情報を取得するネット配信時スポンサー候補情報取得手段と、
前記TV放送時スポンサー情報と、前記ネット配信時スポンサー候補情報とに基づいて、前記ネット配信時のスポンサーとして前記候補を採用するか否かを決定するネット配信時スポンサー決定手段と、
を有するスポンサー決定装置が提供される。
また、本発明によれば、
放送コンテンツの動画ファイルを取得して前記放送コンテンツを表示するとともに、所定のタイミングで、CMコンテンツの動画ファイルの要求、及び、前記放送コンテンツのTV放送時のスポンサーの属性を示すTV放送時スポンサー情報を外部装置に送信するユーザ端末と、
前記ユーザ端末から前記要求及び前記TV放送時スポンサー情報を取得すると、当該TV放送時スポンサー情報と、予め保持している前記放送コンテンツのネット配信時のスポンサーの候補の属性を示すネット配信時スポンサー候補情報とに基づいて、前記ネット配信時のスポンサーを決定し、決定したスポンサーのCMコンテンツの動画ファイルを前記ユーザ端末に返信するスポンサー決定装置と、
を有する放送コンテンツ配信システムが提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータが、
放送コンテンツのTV(television)放送時のスポンサーの属性を示すTV放送時スポンサー情報を取得するTV放送時スポンサー情報取得工程と、
前記放送コンテンツのネット配信時のスポンサーの候補の属性を示すネット配信時スポンサー候補情報を取得するネット配信時スポンサー候補情報取得工程と、
前記TV放送時スポンサー情報と、前記ネット配信時スポンサー候補情報とに基づいて、前記ネット配信時のスポンサーとして前記候補を採用するか否かを決定するネット配信時スポンサー決定工程と、
を実行するスポンサー決定方法が提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータを、
放送コンテンツのTV(television)放送時のスポンサーの属性を示すTV放送時スポンサー情報を取得するTV放送時スポンサー情報取得手段、
前記放送コンテンツのネット配信時のスポンサーの候補の属性を示すネット配信時スポンサー候補情報を取得するネット配信時スポンサー候補情報取得手段、
前記TV放送時スポンサー情報と、前記ネット配信時スポンサー候補情報とに基づいて、前記ネット配信時のスポンサーとして前記候補を採用するか否かを決定するネット配信時スポンサー決定手段、
として機能させるためのプログラムが提供される。
本発明によれば、ネット配信される放送コンテンツのネット配信時のスポンサーを決定する新たな手段が実現される。
本実施形態の装置のハードウエア構成の一例を概念的に示す図である。 本実施形態の放送コンテンツ配信システムを示す機能ブロック図の一例である。 本実施形態のTV放送時スポンサー情報の一部の一例を模式的に示す図である。 本実施形態のTV放送時スポンサー情報の一部の一例を模式的に示す図である。 本実施形態のネット配信時スポンサー候補情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の放送コンテンツアドレス情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の管理装置の機能ブロック図の一例である。 本実施形態の動画コンテンツを説明するための図である。 本実施形態のコンテンツ情報を説明するための図である。 本実施形態のスポンサー決定装置の機能ブロック図の一例である。 本実施形態のCM再生条件の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の放送コンテンツ配信システムの処理の流れの一例を示すフロー図である。 本実施形態の放送コンテンツ配信システムの処理の流れの一例を示すフロー図である。 本実施形態のスポンサー決定装置の機能ブロック図の一例である。 本実施形態のスポンサー決定装置の処理の流れの一例を示すフロー図である。 ネット配信される放送コンテンツと、各放送コンテンツのネット配信時スポンサーとを対応付けた情報の一例である。 本実施形態のスポンサー決定装置の機能ブロック図の一例である。 本実施形態のスポンサー決定装置の処理の流れの一例を示すフロー図である。
まず、本実施形態の装置のハードウエア構成の一例について説明する。本実施形態の装置が備える各部は、任意のコンピュータのCPU(Central Processing Unit)、メモリ、メモリにロードされるプログラム、そのプログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット(あらかじめ装置を出荷する段階から格納されているプログラムのほか、CD(Compact Disc)等の記憶媒体やインターネット上のサーバ等からダウンロードされたプログラムをも格納できる)、ネットワーク接続用インタフェイスを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。
図1は、本実施形態の装置のハードウエア構成の一例を概念的に示す図である。図示するように、本実施形態の装置は、例えば、バス10Aで相互に接続されるCPU1A、RAM(Random Access Memory)2A、ROM(Read Only Memory)3A、表示制御部4A、ディスプレイ5A、操作受付部6A、操作部7A、通信部8A、補助記憶装置9A等を有する。なお、図示しないが、その他、外部機器と有線で接続される入出力インタフェイス、マイク、スピーカ等の他の要素を備えてもよい。
CPU1Aは各要素とともに装置のコンピュータ全体を制御する。ROM3Aは、コンピュータを動作させるためのプログラムや各種アプリケーションプログラム、それらのプログラムが動作する際に使用する各種設定データなどを記憶する領域を含む。RAM2Aは、プログラムが動作するための作業領域など一時的にデータを記憶する領域を含む。補助記憶装置9Aは、例えばHDD(Hard Disc Drive)であり、大容量のデータを記憶可能である。
ディスプレイ5Aは、例えば、表示装置(LED(Light Emitting Diode)表示器、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等)である。ディスプレイ5Aは、タッチパッドと一体になったタッチパネルディスプレイであってもよい。表示制御部4Aは、VRAM(Video RAM)に記憶されたデータを読み出し、読み出したデータに対して所定の処理を施した後、ディスプレイ5Aに送って各種画面表示を行う。操作受付部6Aは、操作部7Aを介して各種操作を受付ける。操作部7Aは、操作キー、操作ボタン、スイッチ、ジョグダイヤル、タッチパネルディスプレイ、キーボードなどを含む。通信部8Aは、有線及び/または無線で、インターネット、LAN(Local Area Network)等のネットワークに接続し、他の電子機器と通信する。
以下、本実施の形態について説明する。なお、以下の実施形態の説明において利用する機能ブロック図は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。これらの図においては、各装置は1つの機器により実現されるよう記載されているが、その実現手段はこれに限定されない。すなわち、物理的に分かれた構成であっても、論理的に分かれた構成であっても構わない。なお、同一の構成要素には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。また、複数の装置間で送受信される各種情報(放送コンテンツ特定情報、CM特定情報等)は、各情報が示す所定の内容の同一性が維持されていればよく、複数の装置内で転送される途中でその構成が変形等されてもよい。
<第1の実施形態>
まず、図2の機能ブロック図を用いて、本実施形態の放送コンテンツ配信システムの全体像を説明する。放送コンテンツ配信システムは、管理装置20と、本編配信装置30と、第1のCM配信装置40と、第2のCM配信装置50と、設定装置70とを有する。なお、第2のCM配信装置50を有さない構成としてもよい。図2においては、管理装置20、本編配信装置30、第1のCM配信装置40、第2のCM配信装置50及び設定装置70を別々に表示し、これらが論理的に分かれていることを示しているが、これらの装置の一部又は全部が物理的に一体となり、1つの装置で構成されていてもよい。
これらの装置及びユーザ端末10は、例えばネットワーク60を介して互いに通信を行うことができる。なお、一部の装置間の通信は、近距離無線通信や、ケーブルを介した通信等とすることもできる。
以下、本実施形態の放送コンテンツ配信システムにおける各装置の役割を簡単に説明する。
ユーザ端末10は、放送コンテンツを視聴するユーザに使用される端末であり、例えば、PC(Personal Computer)、スマートフォン、タブレット端末、ネットワーク接続機能を有するテレビ、ゲーム機等が該当する。なお、ここでの例示に限定されない。ユーザ端末10は、ユーザ操作に応じて所定の装置と通信し、動画コンテンツ(放送コンテンツやCMコンテンツ)を取得する機能、及び、取得した動画コンテンツをディスプレイに表示する機能を有する。
設定装置70は、放送コンテンツのネット配信に関する所定の情報のユーザ入力を受付ける。ネット配信を管理するオペレータが設定装置70を操作し、所定の情報を入力する。例えば、テレビ放送された複数の放送コンテンツの中からネット配信する放送コンテンツを決定する入力、各放送コンテンツをネット配信する期間を設定する入力、各放送コンテンツのTV放送時のスポンサーに関する情報(TV放送時スポンサー情報)の入力、ネット配信時のスポンサー候補に関する情報(ネット配信時スポンサー候補情報)の入力等を受付ける。これらの情報の一部又は全部は、任意の通信手段で、管理装置20、第1のCM配信装置40、第2のCM配信装置50等に送信されてもよい。詳細は、以下で説明する。
管理装置20は、放送コンテンツ及びCMコンテンツを含む動画コンテンツの配信を管理する。管理装置20は、例えば、現在ネット配信中の放送コンテンツの一覧情報をユーザ端末10に提供する機能や、放送コンテンツの視聴要求をユーザ端末10から受付ける機能等を有する。
本編配信装置30は、放送コンテンツの動画ファイルを配信する。本編配信装置30は、ユーザ端末10からの要求に応じて所定の動画ファイルを返信する機能を有する。動画ファイルの配信方法としては、ストリーミング配信、ダウンロード配信、プログレッシブ配信等、様々な方法を採用できる。
第1のCM配信装置40は、第1のCM管理者が管理するCMコンテンツの動画ファイルを配信する。第1のCM管理者は、例えば、テレビ局である。本実施形態の第1のCM配信装置40は、ユーザ端末10からの要求に応じて、返信するCMコンテンツを決定する。そして、本実施形態の第1のCM配信装置40は、決定したCMコンテンツの動画ファイルをユーザ端末10に返信する。動画ファイルの配信方法としては、ストリーミング配信、ダウンロード配信、プログレッシブ配信等、様々な方法を採用できる。
第2のCM配信装置50は、第2のCM管理者が管理するCMコンテンツの動画ファイルを配信する。第2のCM管理者は、例えば、インターネット広告を管理するいわゆるメディアレップである。第2のCM配信装置50は、ユーザ端末10からの要求に応じて、返信するCMコンテンツを決定する。そして、第2のCM配信装置50は、決定したCMコンテンツの動画ファイルをユーザ端末10に返信する。動画ファイルの配信方法としては、ストリーミング配信、ダウンロード配信、プログレッシブ配信等、様々な方法を採用できる。
ここで、本実施形態の放送コンテンツ配信システムが配信する動画コンテンツの構成について説明する。上述の通り、動画コンテンツは、放送コンテンツと、CMコンテンツとを含む。図8に示すように、1つの動画コンテンツは、CMコンテンツ(番組CM、スポットCM)及び放送コンテンツ(本編1、本編2)を複数含み、これらが所定の順に表示される(図の場合、左から順に)。
1つの動画コンテンツは、複数の動画ファイルで構成される。CMコンテンツ(番組CM、スポットCM)及び放送コンテンツ(本編1、本編2)各々は別の動画ファイルとして、本編配信装置30、第1のCM配信装置40及び第2のCM配信装置50に管理されている。そして、ユーザ端末10は、1つの動画コンテンツを再生中、これら複数の装置から取得した複数の動画ファイルを連続的に実行することで、CMコンテンツ(番組CM、スポットCM)及び放送コンテンツ(本編1、本編2)を所定の順に表示する。
図示する「番組CM」は、第1のCM管理者(例:テレビ局)が管理するCMコンテンツであり、第1のCM配信装置40により配信される。図示する「スポットCM」は、第2のCM管理者(例:メディアレップ)が管理するCMコンテンツであり、第2のCM配信装置50により配信される。図示する「本編」は、放送コンテンツそのものであり、本編配信装置30により配信される。
次に、各装置の構成について詳細に説明する。
まず、設定装置70について説明する。設定装置70は、放送コンテンツのネット配信に関する各種情報の入力を受付ける。そして、設定装置70は、入力された各種情報を記憶装置に記憶する。
例えば、設定装置70は、放送コンテンツのTV放送時のスポンサーの属性を示すTV放送時スポンサー情報の入力を受付けてもよい。図3及び図4に、TV放送時スポンサー情報の一例を模式的に示す。図3の情報では、放送コンテンツ名の一覧が記載されている。また、図3の情報では、放送コンテンツ名各々に、TV放送時のスポンサー名(TV放送時スポンサー名)が対応付けられている。図4の情報では、スポンサー毎に、属性情報が対応付けられている。図3及び図4に示すTV放送時スポンサー情報によれば、放送コンテンツ「クイズ○×△」のTV放送時のスポンサーは「A社」であり、その属性は、業種「食品」、グループ会社「a社、ab社等」等であることが分かる。なお、TV放送時スポンサー情報は、スポンサーの属性として、その他の項目を含んでもよい。
その他、設定装置70は、放送コンテンツのネット配信時のスポンサー候補の属性を示すネット配信時スポンサー候補情報の入力を受付けてもよい。図5に、ネット配信時スポンサー候補情報の一例を模式的に示す。図5の情報では、ネット配信時のスポンサー候補名の一覧が記載されている。また、スポンサー候補各々に対応付けて、契約期間(CMをネット配信する期間)等が示されている。また、スポンサー候補各々に対応付けて、業種やグループ会社等の属性情報が示されている。なお、ネット配信時スポンサー候補情報は、スポンサー候補の属性として、その他の項目を含んでもよい。
その他、設定装置70は、ネット配信時のスポンサー候補各々のCM素材名(CMコンテンツ名)、各CM素材のターゲット層、各CM素材の希望再生時間等のCM再生条件の入力を受付けてもよい。図11に、CM再生条件の一例を模式的に示す。図11の情報では、ネット配信時のスポンサー候補の名称と、スポンサー候補各々の1つ又は複数のCM素材の名称(CM素材名)と、各CM素材のターゲット層と、各CM素材の希望再生時間等が互いに対応付けられている。
その他、設定装置70は、各放送コンテンツの動画ファイルの格納場所(アドレス情報)を示す情報(放送コンテンツアドレス情報)の入力を受付けてもよい。図6に、放送コンテンツアドレス情報の一例を模式的に示す。図6の情報では、各放送コンテンツの各動画ファイルの名称と、各動画ファイルのアドレス情報とが対応付けられている。
次に、図7を用いて管理装置20の構成を説明する。図示するように、管理装置20は、視聴要求受信部21と、返信部22とを有する。
視聴要求受信部21は、動画コンテンツの視聴要求をユーザ端末10から受信する。動画コンテンツは、放送コンテンツ、及び、CMコンテンツを含む。
例えば、視聴要求受信部21は、ユーザ端末10からの要求に応じて、動画コンテンツの視聴要求を受付けるための情報を返信する。動画コンテンツの視聴要求を受付けるための情報は、例えば、動画コンテンツの視聴要求を受付けるように構成されたウェブページである。ユーザ端末10は、受信した当該情報をディスプレイに表示する。
上記情報を表示した表示画面においては、例えば、視聴可能な1つ又は複数の放送コンテンツの属性情報(例:サムネイル画像、番組名、テレビ放送日、出演者、放送コンテンツの長さ等)が表示される。そして、ユーザ端末10は、その中から、視聴対象として1つを選択する入力を受付ける。ユーザ端末10は、1つを選択するユーザ入力を受付けると、選択された放送コンテンツを特定する情報(以下、放送コンテンツ特定情報)を含む視聴要求を管理装置20に送信する。
視聴要求受信部21は、例えばこのようにしてユーザ端末10から送信されてきた視聴要求を受信する。上述の通り、視聴要求には、放送コンテンツ特定情報が含まれている。
返信部22は、視聴要求受信部21がユーザ端末10から視聴要求を受信すると、本編配信装置30のアドレス情報、第1のCM配信装置40のアドレス情報、及び、第2のCM配信装置50のアドレス情報を含むコンテンツ情報を返信する。コンテンツ情報は、ユーザが選択した放送コンテンツを特定する情報(放送コンテンツ特定情報)を含む。また、コンテンツ情報では、放送コンテンツ及びCMコンテンツを含む複数のコンテンツのプレイ順(表示順、再生順)が定められている。
また、コンテンツ情報は、ユーザが選択した放送コンテンツのTV放送時のスポンサーの属性を示すTV放送時スポンサー情報を含む。TV放送時スポンサー情報は、TV放送時のスポンサーを識別する情報(名称等)や、スポンサーの業種や、スポンサーのグループ会社を識別する情報(グループ会社の名称等)等の中の少なくとも1つを含む。例えば、設定装置70が記憶するTV放送時スポンサー情報(図3及び図4参照)、及び、視聴要求受信部21が受信した放送コンテンツ特定情報を利用して、コンテンツ情報に所定のTV放送時スポンサー情報を含めることができる。
コンテンツ情報は、例えばHTMLファイルや、そこから呼び出される他のファイル等で構成される。ユーザ端末10がコンテンツ情報を実行すると、所定の放送コンテンツ表示画面がディスプレイに表示される。放送コンテンツ表示画面は、動画が表示されるエリア(動画表示エリア)を含む。ユーザ端末10は、コンテンツ情報に含まれる上記アドレス情報を順に利用し、所定の順で本編配信装置30、第1のCM配信装置40及び第2のCM配信装置50に動画ファイルを要求する。そして、ユーザ端末10は取得した動画ファイルを実行し、動画表示エリアに動画を表示する。
ここで、図9を用いて、コンテンツ情報の概念を説明する。図9に示すように、コンテンツ情報は、TV放送時スポンサー情報を含む。
また、コンテンツ情報では、動画コンテンツに含まれる複数のコンテンツ(図の場合、番組CM、スポットCM、本編1及び本編2)各々に対応付けて、アドレス情報が記載されている。アドレス情報は、各コンテンツを配信する装置、すなわち本編配信装置30、第1のCM配信装置40及び第2のCM配信装置50のネットワーク60上のアドレスである。
また、コンテンツ情報では、複数のコンテンツ(図の場合、番組CM、スポットCM、本編1及び本編2)のプレイ順(表示順、再生順)、例えば、各コンテンツに対応付けられているアドレス情報の処理順が定められている。当該コンテンツ情報を実行したユーザ端末10は、コンテンツ情報で定められている順にアドレス情報を利用し、動画ファイルを要求する。図9の例の場合、ユーザ端末10は上から順にアドレス情報を利用する。
ここで、ユーザ端末10が、コンテンツ情報を実行し、本編配信装置30、第1のCM配信装置40及び第2のCM配信装置50から動画ファイルを取得する処理について説明する。
最初に、本編配信装置30から動画ファイルを取得する処理について説明する。
コンテンツ情報(図9参照)には、ユーザが視聴対象として選択した放送コンテンツを特定する情報(放送コンテンツ特定情報)が含まれる。例えば、放送コンテンツの名前やIDが含まれてもよいし、又は、放送コンテンツの動画ファイルの格納先が含まれてもよい。ユーザ端末10は、当該放送コンテンツ特定情報を利用して、本編配信装置30に、放送コンテンツ特定情報で特定される放送コンテンツの動画ファイルを要求する。
例えば、コンテンツ情報に含まれる本編配信装置30のアドレス情報(図9の例の場合、本編1及び本編2に対応付けられているアドレス情報)は、ホストマシンの名前、及び、ユーザが選択した放送コンテンツの動画ファイルのパスを含むURLであってもよい。この場合、ユーザ端末10は、本編配信装置30に、当該パスで特定される動画ファイルを要求する。そして、本編配信装置30は、要求された特定の放送コンテンツの動画ファイルを検索し、ユーザ端末10に返信する。返信部22は、例えば、設定装置70が入力を受付けた放送コンテンツアドレス情報(図6参照)を利用することで、コンテンツ情報に特定の動画ファイルのパスを含めることができる。なお、本編配信装置30が複数の放送コンテンツの動画ファイルを記憶していてもよいし、本編配信装置30からアクセス可能な他の外部装置が複数の放送コンテンツの動画ファイルを記憶していてもよい。
次に、ユーザ端末10が、第1のCM配信装置40から動画ファイルを取得する処理について説明する。
ユーザ端末10は、コンテンツ情報に含まれる第1のCM配信装置40のアドレス情報(図9の例の場合、番組CMに対応付けられているアドレス情報)を利用して、第1のCM配信装置40にCMコンテンツの動画ファイルを要求する。例えば、コンテンツ情報に含まれる第1のCM配信装置40のアドレス情報は、ホストマシンの名前、及び、要求に応じて返信するCMコンテンツの動画ファイルを決定し、決定した動画ファイルを返信するよう構成されたファイルのパスを含むURLであってもよい。ユーザ端末10は、例えば、このファイルに、TV放送時スポンサー情報を渡すとともに、動画ファイルを要求する。
次に、第1のCM配信装置40の構成について説明する。第1のCM配信装置40は、スポンサー決定装置100を含む。図10に、スポンサー決定装置100の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、スポンサー決定装置100は、TV放送時スポンサー情報取得部101と、ネット配信時スポンサー候補情報取得部102と、ネット配信時スポンサー決定部103とを有する。
図17に、スポンサー決定装置100の機能ブロック図の他の一例を示す。図示するように、スポンサー決定装置100は、TV放送時スポンサー情報取得部101と、ネット配信時スポンサー候補情報取得部102と、ネット配信時スポンサー決定部103と、CM動画ファイル返信部106とを有する。
TV放送時スポンサー情報取得部101は、ユーザ端末10から、CMコンテンツの動画ファイルの要求、及び、TV放送時スポンサー情報を取得する。
ネット配信時スポンサー候補情報取得部102は、放送コンテンツのネット配信時のスポンサー候補の属性を示すネット配信時スポンサー候補情報を取得する。例えば、ネット配信時スポンサー候補情報取得部102は、設定装置70(図2参照)が入力を受付けたネット配信時スポンサー候補情報を取得してもよい。例えば、予め、第1のCM配信装置40内の記憶装置に、設定装置70が入力を受付けたネット配信時スポンサー候補情報がコピーされていてもよい。そして、ネット配信時スポンサー候補情報取得部102は、当該記憶装置から、任意のネット配信時スポンサー候補情報を取得してもよい。
ネット配信時スポンサー決定部103は、TV放送時スポンサー情報取得部101が取得したTV放送時スポンサー情報と、ネット配信時スポンサー候補情報取得部102が取得したネット配信時スポンサー候補情報とに基づいて、ネット配信時のスポンサーとして当該ネット配信時スポンサー候補(ネット配信時スポンサー候補情報取得部102が取得したネット配信時スポンサー候補情報に対応する候補)を採用するか否かを決定する。以下、ネット配信時スポンサー決定部103による処理例を説明する。
第1の処理例では、ネット配信時スポンサー決定部103は、まず、複数のスポンサー候補の中から、ネット配信時のスポンサーを決定する。その後、ネット配信時スポンサー決定部103は、決定したスポンサーのCMコンテンツの中から、返信するCMコンテンツを決定する。
例えば、ネット配信時スポンサー決定部103は、複数のスポンサー候補を任意の順で処理対象とし、処理対象のネット配信時スポンサー候補情報と、TV放送時スポンサー情報とに基づいて、当該処理対象をネット配信時のスポンサーとして採用するか否かを決定する。
例えば、TV放送時スポンサー情報取得部101は、TV放送時スポンサー情報として、TV放送時のスポンサーの「業種を示す情報」を取得してもよい。また、ネット配信時スポンサー候補情報取得部102は、ネット配信時スポンサー候補情報として、処理対象(ネット配信時のスポンサー候補)の「業種を示す情報」を取得してもよい。そして、ネット配信時スポンサー決定部103は、TV放送時のスポンサーと業種が異なる場合、当該処理対象をネット配信時のスポンサーとして決定してもよい。
その他、TV放送時スポンサー情報取得部101は、TV放送時スポンサー情報として、業種に加えて、「TV放送時のスポンサーを識別する情報(例:スポンサー名など)」をさらに取得してもよい。また、ネット配信時スポンサー候補情報取得部102は、ネット配信時スポンサー候補情報として、業種に加えて、「処理対象(ネット配信時のスポンサー候補)を識別する情報(例:スポンサー名等)」をさらに取得してもよい。そして、ネット配信時スポンサー決定部103は、TV放送時のスポンサーと業種が同じであっても、TV放送時のスポンサーと一致する場合(同じスポンサー)、当該処理対象をネット配信時のスポンサーとして決定してもよい。
その他、TV放送時スポンサー情報取得部101は、TV放送時スポンサー情報として、業種に加えて、「TV放送時のスポンサーのグループ会社を識別する情報(例:グループ会社名など)」をさらに取得してもよい。また、ネット配信時スポンサー候補情報取得部102は、ネット配信時スポンサー候補情報として、業種に加えて、「処理対象(ネット配信時のスポンサー候補)を識別する情報(例:スポンサー名等)」をさらに取得してもよい。そして、ネット配信時スポンサー決定部103は、TV放送時のスポンサーと業種が同じであっても、TV放送時のスポンサーのグループ会社である場合、当該処理対象をネット配信時のスポンサーとして決定してもよい。
ネット配信時スポンサー決定部103は、例えば上述のような処理によりネット配信時のスポンサーを決定すると、その後、決定したネット配信時のスポンサーのCMコンテンツの中から、任意のルールに基づき、ユーザ端末10に返信するCMコンテンツを決定する。
第2の処理例では、ネット配信時スポンサー決定部103は、まず、複数のスポンサー候補の複数のCMコンテンツの中から、任意のルールに基づき、返信するCMコンテンツを仮決定する。その後、仮決定したCMコンテンツのスポンサーが、TV放送時のスポンサーとの間で所定の条件を満たすか判定する。満たさない場合、仮決定したCMコンテンツは採用せず、次のCMコンテンツを仮決定し、同様の判定を行う。一方、仮決定したCMコンテンツが上記所定の条件を満たす場合、ネット配信時スポンサー決定部103は、当該CMコンテンツを、ユーザ端末10に返信するCMコンテンツとして決定する。
例えば、ネット配信時スポンサー決定部103は、予め、図11に示すようなCM再生条件を保持しておいてもよい。そして、ネット配信時スポンサー決定部103は、CM再生条件を満たす(例:現在時刻が希望再生時間帯に含まれる)複数のCMコンテンツ(CM素材)を順に、ユーザ端末10に返信するCMコンテンツとして仮決定する。そして、ネット配信時スポンサー決定部103は、仮決定したCMコンテンツのスポンサー(ネット配信時スポンサー候補)のネット配信時スポンサー候補情報と、TV放送時スポンサー情報とに基づき、当該ネット配信時のスポンサー候補がTV放送時のスポンサーとの間で所定の条件を満たすか判定する。満たす場合、ネット配信時スポンサー決定部103は、仮決定したCMコンテンツを、ユーザ端末10に返信するCMコンテンツとして決定する。満たさない場合、ネット配信時スポンサー決定部103は、次のCMコンテンツを仮決定し、同様の処理を繰り返す。
図17に示されるCM動画ファイル返信部106は、ネット配信時スポンサー決定部103により決定されたネット配信時のスポンサーのCMコンテンツの動画ファイルを、ユーザ端末10に返信する。
次に、ユーザ端末10が、第2のCM配信装置50から動画ファイルを取得する処理について説明する。
ユーザ端末10は、コンテンツ情報に含まれる第2のCM配信装置50のアドレス情報(図9の例の場合、スポットCMに対応付けられているアドレス情報)を利用して、第2のCM配信装置50にCMコンテンツの動画ファイルを要求する。例えば、コンテンツ情報に含まれる第2のCM配信装置50のアドレス情報は、ホストマシンの名前、及び、要求に応じて返信するCMコンテンツの動画ファイルを決定し、決定した動画ファイルを返信するよう構成されたファイルのパスを含むURLであってもよい。ユーザ端末10は、例えば、このファイルに、TV放送時スポンサー情報を渡すとともに、動画ファイルを要求する。
次に、第2のCM配信装置50の構成について説明する。第2のCM配信装置50は、スポンサー決定装置100を含む。第2のCM配信装置50が含むスポンサー決定装置100の構成は、第1のCM配信装置40が含む上述したスポンサー決定装置100(図10及び図17参照)と同様である。
次に、図12及び図13を用いて、本実施形態の放送コンテンツ配信システム及びユーザ端末10の処理の流れの一例を説明する。
まず、図12に示すように、ユーザ端末10は、ユーザから、所定の動画コンテンツを視聴する要求を受付ける(S20)。
例えば、ユーザ端末10を操作するユーザは、所定のウェブページ(例:各放送局のホームページや、放送コンテンツの配信を管理している会社のホームページ等)から、「動画コンテンツの視聴要求を受付けるための情報(例:ウェブページ)」を要求する。管理装置20は当該要求に応じ、要求された情報(例:ウェブページ)を返信する。
ユーザ端末10は、受信した情報をディスプレイに表示する。当該情報の表示画面においては、例えば、視聴可能な1つ又は複数の放送コンテンツの属性情報(例:サムネイル画像、番組名、テレビ放送日、出演者、放送コンテンツの長さ等)が表示される。ユーザ端末10は、その中から、視聴対象として1つを選択する入力をユーザから受付ける。
S20で視聴要求を受付けたユーザ端末10は、選択された動画コンテンツの視聴要求を管理装置20に送信する(S21)。当該視聴要求には、選択された放送コンテンツを特定する放送コンテンツ特定情報が含まれる。
管理装置20は、S21の視聴要求に応じ、放送コンテンツ特定情報で特定される放送コンテンツに対応したコンテンツ情報、すなわち、当該放送コンテンツを特定する情報を含むコンテンツ情報を返信する(S22)。コンテンツ情報には、本編配信装置30、第1のCM配信装置40及び第2のCM配信装置50のアドレス情報、各コンテンツ(CM、本編)のプレイ順、放送コンテンツ特定情報、放送コンテンツのTV放送時のスポンサーの属性を示すTV放送時スポンサー情報等が含まれる。
ユーザ端末10は、受信したコンテンツ情報を実行し、放送コンテンツ表示画面をディスプレイに表示する。放送コンテンツ表示画面は、動画が表示される動画表示エリアを含む。また、ユーザ端末10は、コンテンツ情報に含まれる本編配信装置30、第1のCM配信装置40及び第2のCM配信装置50のアドレス情報を順に利用して、これら装置から動画ファイルを取得する。そして、ユーザ端末10は、取得した動画ファイルを実行し、動画表示エリアに動画を表示する(S23)。
次に、図13を用いて、ユーザ端末10によるS23の処理について説明する。
ユーザ端末10は、受信したコンテンツ情報(図9参照)で定められる順に、コンテンツ情報に含まれるアドレス情報を用いて、所定の装置(動画配信サーバ)に動画ファイルを要求する。ユーザ端末10が、本編配信装置30、第1のCM配信装置40及び第2のCM配信装置50から動画ファイルを取得する処理の詳細は上述したので、ここでは省略する。
図13の場合、まず、ユーザ端末10は、最初のアドレス情報(図中、番組CMに対応付けられたアドレス情報)を用いて、第1のCM配信装置40に動画ファイルを要求する。当該要求には、TV放送時スポンサー情報が含まれる。すると、第1のCM配信装置40は、TV放送時スポンサー情報に基づき、返信するCMコンテンツを決定する。そして、第1のCM配信装置40は、決定したCMコンテンツの動画ファイルを返信する。
第1のCM配信装置40から動画ファイルを受信したユーザ端末10は、当該動画ファイルを実行し、動画表示エリアに番組CMを表示する。
また、ユーザ端末10は、任意のタイミングで、次のアドレス情報(図中、スポットCMに対応付けられたアドレス情報)を用いて、第2のCM配信装置50に動画ファイルを要求する。当該要求には、TV放送時スポンサー情報が含まれる。すると、第2のCM配信装置50は、TV放送時スポンサー情報に基づき、返信するCMコンテンツを決定する。そして、第2のCM配信装置50は、決定したCMコンテンツの動画ファイルを返信する。
第2のCM配信装置50から動画ファイルを受信したユーザ端末10は、任意のタイミングで当該動画ファイルを実行し、番組CMに続いて、スポットCMを動画表示エリアに表示する。
また、ユーザ端末10は、任意のタイミングで、次のアドレス情報(図中、本編1に対応付けられたアドレス情報)を用いて、本編配信装置30に動画ファイルを要求する。当該要求には、放送コンテンツを特定する情報(例:放送コンテンツの各動画ファイルのパス)が含まれる。すると、本編配信装置30は、要求された特定の動画ファイルを検索し、ユーザ端末10に返信する。
本編配信装置30から動画ファイルを受信したユーザ端末10は、任意のタイミングで当該動画ファイルを実行し、番組CM、スポットCMに続いて、本編1(放送コンテンツ)を動画表示エリアに表示する。
以降、ユーザ端末10は、同様の処理を繰り返す。
以上説明した本実施形態によれば、第1のCM配信装置40及び第2のCM配信装置50は、TV放送時の放送コンテンツのスポンサーを考慮して、当該放送コンテンツのネット配信時のスポンサーや、ネット配信するCMコンテンツを決定することができる。例えば、TV放送時のスポンサーとネット配信時のスポンサーとが競合関係にある場合、いずれかからCM配信を管理する管理者(例:TV局等)に対するクレームが発生する恐れがある。これに対し、本実施形態によれば、TV放送時のスポンサーと業種が異なる会社を、ネット配信時のスポンサーとできる。すなわち、TV放送時のスポンサーと業種が同じである会社を、ネット配信時のスポンサーとすることを回避できる。このため、上述のような不都合の発生を軽減できる。
また、TV放送時のスポンサーと業種が同じであっても、TV放送時のスポンサーと一致する場合(同じ会社)や、グループ会社である場合には、上述のようなクレームの恐れがない。本実施形態では、TV放送時のスポンサーと業種が同じであっても、TV放送時のスポンサーと一致する場合(同じ会社)や、グループ会社である場合には、ネット配信時のスポンサーとできる。このため、上述のようなクレームの恐れがないにも関わらす、ネット配信時のスポンサーから外すという不都合の発生を抑制できる。
ここで、本実施形態の変形例を説明する。当該変形例でも、同様の作用効果を実現できる。本実施形態の変形例では、管理装置20が、図10に示すスポンサー決定装置100を備える。
そして、TV放送時スポンサー情報取得部101は、ユーザ端末10から送信されてくる放送コンテンツ特定情報と、TV放送時スポンサー情報(図3及び図4参照)とを利用して、ユーザにより選択された放送コンテンツのTV放送時スポンサーのTV放送時スポンサー情報を取得することができる。ネット配信時スポンサー候補情報取得部102及びネット配信時スポンサー決定部103の構成は、上述の通りである。ネット配信時スポンサー決定部103は、ネット配信時のスポンサーを決定する処理、又は、ユーザ端末10に返信するCMコンテンツを決定する処理を実行する。
ネット配信時スポンサー決定部103がネット配信時のスポンサー又はユーザ端末10に返信するCMコンテンツを決定すると、管理装置20は、(1)決定されたネット配信時のスポンサーを特定する情報、(2)決定されたCMコンテンツを特定する情報、の中の少なくとも1つをコンテンツ情報(図9参照)に含めて、ユーザ端末10に送信する。
ユーザ端末10は、CMコンテンツの動画ファイルの要求とともに、上記(1)及び(2)の中の少なくとも1つを、第1のCM配信装置40及び第2のCM配信装置50の少なくとも一方に送信する。
(1)の情報を受信した第1のCM配信装置40及び第2のCM配信装置50の少なくとも一方は、当該情報で特定されるネット配信時のスポンサーのCMコンテンツの中から、任意のルールに基づき、ユーザ端末10に返信するCMコンテンツを決定する。そして、決定したCMコンテンツの動画ファイルを返信する。
一方、(2)の情報を受信した第1のCM配信装置40及び第2のCM配信装置50の少なくとも一方は、当該情報で特定されるCMコンテンツの動画ファイルを、ユーザ端末10に返信する。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、ユーザが視聴する放送コンテンツを選択した後に、その都度、選択された放送コンテンツのネット配信時スポンサーが決定されていた。これに対し、本実施形態では、各放送コンテンツのネット配信が開始される前の準備段階で、予め、各放送コンテンツのネット配信時スポンサーが決定される。そして、第1のCM配信装置40及び第2のCM配信装置50の少なくとも一方は、ユーザ端末10からの動画ファイルの要求に対し、予め決定されたネット配信時スポンサーのCMコンテンツの動画ファイルを返信する。以下、詳細に説明する。
図14に、本実施形態のスポンサー決定装置100の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、スポンサー決定装置100は、TV放送時スポンサー情報取得部101と、ネット配信時スポンサー候補情報取得部102と、ネット配信時スポンサー決定部103と、第1のユーザ入力受付部104と、第2のユーザ入力受付部105と、を有する。本実施形態のスポンサー決定装置100は、例えば、図2に示す管理装置20、又は、設定装置70等が備える。
第1のユーザ入力受付部104は、複数の放送コンテンツの中から1つを選択する入力を受付ける。例えば、第1のユーザ入力受付部104は、放送コンテンツ名の一覧が記載されている図3の情報を利用して、放送コンテンツ名の一覧をディスプレイに表示してもよい。そして、第1のユーザ入力受付部104は、表示した一覧の中から、1つを選択するユーザ入力を受付けてもよい。その他、第1のユーザ入力受付部104は、特定の放送コンテンツ名の直接入力を受付けてもよい。
TV放送時スポンサー情報取得部101は、例えば図3及び図4の情報を利用して、第1のユーザ入力受付部104が選択を受付けた放送コンテンツのTV放送時のスポンサーの属性を示すTV放送時スポンサー情報を取得する。
第2のユーザ入力受付部105は、ネット配信時のスポンサーの候補の中から、1つを選択する入力を受付ける。例えば、第2のユーザ入力受付部105は、ネット配信時のスポンサー候補の一覧が記載されている図5の情報を利用して、ネット配信時のスポンサー候補の一覧をディスプレイに表示してもよい。そして、第2のユーザ入力受付部105は、表示した一覧の中から、1つを選択するユーザ入力を受付けてもよい。その他、第2のユーザ入力受付部105は、特定のスポンサー候補の名称の直接入力を受付けてもよい。
ネット配信時スポンサー候補情報取得部102は、図5の情報を利用して、第2のユーザ入力受付部105が選択を受付けたネット配信時のスポンサーの候補の属性を示すネット配信時スポンサー候補情報を取得する。
ネット配信時スポンサー決定部103は、TV放送時スポンサー情報取得部101が取得したTV放送時スポンサー情報と、ネット配信時スポンサー候補情報取得部102が取得したネット配信時スポンサー候補情報とに基づいて、第2のユーザ入力受付部105が選択を受付けたスポンサー候補を、第1のユーザ入力受付部104が選択を受付けた放送コンテンツのネット配信時のスポンサーとして採用するか否かを決定する。決定手法は、第1の実施形態と同様である。
ここで、変形例を説明する。第1のユーザ入力受付部104が複数の放送コンテンツの中から1つを選択する入力を受付けると、TV放送時スポンサー情報取得部101は、第1のユーザ入力受付部104が選択を受付けた放送コンテンツのTV放送時のスポンサーの属性を示すTV放送時スポンサー情報を取得する。また、スポンサー決定装置100は、複数のネット配信時のスポンサー候補を表示(例:一覧表示)する。
ネット配信時スポンサー候補情報取得部102は、ディスプレイに表示(例:一覧表示)されているネット配信時のスポンサー候補各々の属性を示すネット配信時スポンサー候補情報を取得する。そして、ネット配信時スポンサー決定部103は、TV放送時スポンサー情報取得部101が取得したTV放送時スポンサー情報と、ネット配信時スポンサー候補情報取得部102が取得したネット配信時スポンサー候補情報とに基づいて、ディスプレイに表示(例:一覧表示)されているネット配信時のスポンサー候補各々に対して、スポンサーとして採用するか否かの判定を行う。
その後、スポンサー決定装置100は、ディスプレイにおいて、ネット配信時スポンサー決定部103による判定結果を表示する。例えば、スポンサー決定装置100は、ネット配信時のスポンサー候補を表示(例:一覧表示)した画面において、採用すると判定された候補と、採用しないと判定された候補とを識別表示する。スポンサー決定装置100は、さらに、採用しないと判定された候補各々に対応付けて、その理由(例:TV放送時スポンサーと業種が同一等)を表示してもよい。
また、ネット配信時スポンサー決定部103は、表示(例:一覧表示)された候補の中の、採用すると判定した候補の中から、1つを選択するユーザ入力を受付けてもよい。そして、ネット配信時スポンサー決定部103は、選択された候補を、ネット配信時のスポンサーとして決定してもよい。
ここで、図15のフローチャートを用いて、本実施形態のスポンサー決定装置100の処理の流れの一例を説明する。
まず、第1のユーザ入力受付部104は、複数の放送コンテンツの中から、1つを選択するユーザ入力を受付ける(S30)。その後、TV放送時スポンサー情報取得部101は、S30で選択された放送コンテンツのTV放送時のスポンサーの属性を示すTV放送時スポンサー情報を取得する(S31)。
また、第2のユーザ入力受付部105は、ネット配信時のスポンサー候補の中から、1つを選択するユーザ入力を受付ける(S32)。その後、ネット配信時スポンサー候補情報取得部102は、S32で選択されたスポンサー候補の属性を示すネット配信時スポンサー候補情報を取得する(S33)。
その後、ネット配信時スポンサー決定部103は、S31で取得されたTV放送時スポンサー情報と、S33で取得されたネット配信時スポンサー候補情報とに基づいて、S32で選択されたスポンサー候補を、S30で選択された放送コンテンツのネット配信時のスポンサーとするか否かを決定する(S34)。
ネット配信時のスポンサーとする場合(S34のYes)、スポンサー決定装置100は、S30で選択された放送コンテンツのネット配信時のスポンサーとして、S32で選択されたスポンサー候補を登録する(S37)。例えば、図16に示すような、ネット配信される放送コンテンツと、各放送コンテンツのネット配信時スポンサーとを対応付けた情報に、決定された内容が登録される。
一方、ネット配信時のスポンサーとしない場合(S34のNo)、スポンサー決定装置100は、S32で選択された候補を、S30で選択された放送コンテンツのネット配信時のスポンサーにできない旨をユーザに通知する(S35)。例えば、スポンサー決定装置100は、ディスプレイにその旨を表示する。この際、スポンサー決定装置100は、候補をスポンサーにできない理由(例:TV放送時スポンサーと業種が同一)を併せて表示してもよい。
S35の後、スポンサー決定装置100は、続けて、他のスポンサー候補を選択するか否かの選択を受付ける(S36)。選択を受付けない場合(S36のNo)、スポンサー決定装置100は、処理を終了する。一方、選択を受付ける場合(S36のYes)、スポンサー決定装置100は、S32に戻って、同様の処理を繰り返す。
ここで、図18を用いて、上記処理の流れの変形例を説明する。図15及び図18を比べると、S30及びS31の処理と、S32及びS33の処理との順番が逆である。その他の処理は同じである。
当該変形例の場合、まず、ネット配信時のスポンサー候補が選択される。その後、放送コンテンツが選択される。そして、S36でYesの時、S30に戻って、放送コンテンツを選択し直すこととなる。
以上説明した本実施形態のスポンサー決定装置100によれば、放送コンテンツのネット配信を開始する前に、当該放送コンテンツのTV放送時のスポンサーを考慮して、ネット配信時のスポンサーを決定できる。そして、図16に示すような、ネット配信される放送コンテンツと、各放送コンテンツのネット配信時スポンサーとを対応付けた情報を生成することができる。
本実施形態の管理装置20は、ユーザ端末10から、視聴対象として選択された放送コンテンツを特定する放送コンテンツ特定情報を含む視聴要求を受信すると、図16に示す情報を利用して、当該放送コンテンツのネット配信時のスポンサーを特定する。そして、当該ネット配信時のスポンサーを特定する情報(例:ネット配信時のスポンサーの名称)を含むコンテンツ情報をユーザ端末10に返信する。
ユーザ端末10は、第1のCM配信装置40及び第2のCM配信装置50の少なくとも一方にCMの動画ファイルを要求する際、ネット配信時のスポンサーを特定する情報をこれらの装置に送信する。
そして、第1のCM配信装置40及び第2のCM配信装置50の少なくとも一方は、受信したネット配信時のスポンサーを特定する情報で特定されるスポンサーのCMコンテンツの中から、任意のルールに基づき、ユーザ端末10に返信するCMコンテンツを決定する。そして、決定したCMコンテンツの動画ファイルを、ユーザ端末10に返信する。
以上説明した本実施形態によれば、第1の実施形態と同様な作用効果を実現できる。また、放送コンテンツのネット配信を開始する前に、予めネット配信時のスポンサーを決定しておく本実施形態によれば、第1のCM配信装置40及び第2のCM配信装置50等の処理負担を軽減できる。結果、ユーザ端末10からのCMの動画ファイルの要求受信から、CMの動画ファイルの返信までの時間を短くできる。
以上説明した第1及び第2の実施形態では、動画コンテンツ内で放送コンテンツが複数に分かれている場合(図8の例の場合、本編1及び本編2)、各々が異なる動画ファイルとして放送コンテンツ配信装置30に管理される例を説明した。変形例として、放送コンテンツ配信装置30は、それらを1つの動画ファイルとして管理してもよい。この場合、ユーザ端末10は、放送コンテンツの動画ファイルを所定の停止位置(図8の例の場合、本編1の終了位置)まで再生したら停止し、所定のCMの動画ファイルを実行して所定のCMを再生する。そして、CMの動画ファイルの再生が終了すると、再び、ユーザ端末10は、放送コンテンツの動画ファイルを上記停止位置から再生することとなる。コンテンツ情報は、コンテンツ情報を実行したユーザ端末10がこのような処理を実行するよう構成される。
以下、参考形態の例を付記する。
1. 放送コンテンツのTV放送時のスポンサーの属性を示すTV放送時スポンサー情報を取得するTV放送時スポンサー情報取得手段と、
前記放送コンテンツのネット配信時のスポンサーの候補の属性を示すネット配信時スポンサー候補情報を取得するネット配信時スポンサー候補情報取得手段と、
前記TV放送時スポンサー情報と、前記ネット配信時スポンサー候補情報とに基づいて、前記ネット配信時のスポンサーとして前記候補を採用するか否かを決定するネット配信時スポンサー決定手段と、
を有するスポンサー決定装置。
2. 1に記載のスポンサー決定装置において、
前記TV放送時スポンサー情報取得手段は、前記TV放送時スポンサー情報として、前記TV放送時のスポンサーの業種を示す情報を取得し、
前記ネット配信時スポンサー候補情報取得手段は、前記ネット配信時スポンサー候補情報として、前記ネット配信時のスポンサーの候補の業種を示す情報を取得し、
前記ネット配信時スポンサー決定手段は、前記TV放送時のスポンサーと業種が異なるスポンサーを、前記ネット配信時のスポンサーとして決定するスポンサー決定装置。
3. 2に記載のスポンサー決定装置において、
前記TV放送時スポンサー情報取得手段は、前記TV放送時スポンサー情報として、前記TV放送時のスポンサーを識別する情報をさらに取得し、
前記ネット配信時スポンサー候補情報取得手段は、前記ネット配信時スポンサー候補情報として、前記ネット配信時のスポンサーの候補を識別する情報をさらに取得し、
前記ネット配信時スポンサー決定手段は、前記TV放送時のスポンサーと業種が同じであっても、前記TV放送時のスポンサーと一致する場合、当該候補を前記ネット配信時のスポンサーとして決定するスポンサー決定装置。
4. 1から3のいずれかに記載のスポンサー決定装置において、
複数の前記放送コンテンツの中から、1つを選択する入力を受付ける第1のユーザ入力受付手段と、
前記ネット配信時のスポンサーの前記候補の中から、1つを選択する入力を受付ける第2のユーザ入力受付手段と、
をさらに有し、
前記TV放送時スポンサー情報取得手段は、選択された前記放送コンテンツの前記TV放送時スポンサー情報を取得し、
前記ネット配信時スポンサー候補情報取得手段は、選択された前記候補の前記ネット配信時スポンサー候補情報を取得するスポンサー決定装置。
5. 1から3のいずれかに記載のスポンサー決定装置において、
前記TV放送時スポンサー情報取得手段は、ユーザ端末から、CMコンテンツの動画ファイルの要求、及び、前記TV放送時スポンサー情報を取得し、
当該TV放送時スポンサー情報に基づいて前記ネット配信時スポンサー決定手段により決定された前記ネット配信時のスポンサーのCMコンテンツの動画ファイルを、前記ユーザ端末に返信するCM動画ファイル返信手段をさらに有するスポンサー決定装置。
6. 放送コンテンツの動画ファイルを取得して前記放送コンテンツを表示するとともに、所定のタイミングで、CMコンテンツの動画ファイルの要求、及び、前記放送コンテンツのTV放送時のスポンサーの属性を示すTV放送時スポンサー情報を外部装置に送信するユーザ端末と、
前記ユーザ端末から前記要求及び前記TV放送時スポンサー情報を取得すると、当該TV放送時スポンサー情報と、予め保持している前記放送コンテンツのネット配信時のスポンサーの候補の属性を示すネット配信時スポンサー候補情報とに基づいて、前記ネット配信時のスポンサーを決定し、決定したスポンサーのCMコンテンツの動画ファイルを前記ユーザ端末に返信するスポンサー決定装置と、
を有する放送コンテンツ配信システム。
7. コンピュータが、
放送コンテンツのTV放送時のスポンサーの属性を示すTV放送時スポンサー情報を取得するTV放送時スポンサー情報取得工程と、
前記放送コンテンツのネット配信時のスポンサーの候補の属性を示すネット配信時スポンサー候補情報を取得するネット配信時スポンサー候補情報取得工程と、
前記TV放送時スポンサー情報と、前記ネット配信時スポンサー候補情報とに基づいて、前記ネット配信時のスポンサーとして前記候補を採用するか否かを決定するネット配信時スポンサー決定工程と、
を実行するスポンサー決定方法。
7−2. 7に記載のスポンサー決定方法において、
前記TV放送時スポンサー情報取得工程では、前記TV放送時スポンサー情報として、前記TV放送時のスポンサーの業種を示す情報を取得し、
前記ネット配信時スポンサー候補情報取得工程では、前記ネット配信時スポンサー候補情報として、前記ネット配信時のスポンサーの候補の業種を示す情報を取得し、
前記ネット配信時スポンサー決定工程では、前記TV放送時のスポンサーと業種が異なるスポンサーを、前記ネット配信時のスポンサーとして決定するスポンサー決定方法。
7−3. 7−2に記載のスポンサー決定方法において、
前記TV放送時スポンサー情報取得工程では、前記TV放送時スポンサー情報として、前記TV放送時のスポンサーを識別する情報をさらに取得し、
前記ネット配信時スポンサー候補情報取得工程では、前記ネット配信時スポンサー候補情報として、前記ネット配信時のスポンサーの候補を識別する情報をさらに取得し、
前記ネット配信時スポンサー決定工程では、前記TV放送時のスポンサーと業種が同じであっても、前記TV放送時のスポンサーと一致する場合、当該候補を前記ネット配信時のスポンサーとして決定するスポンサー決定方法。
7−4. 7から7−3のいずれかに記載のスポンサー決定方法において、
前記コンピュータが、
複数の前記放送コンテンツの中から、1つを選択する入力を受付ける第1のユーザ入力受付工程と、
前記ネット配信時のスポンサーの前記候補の中から、1つを選択する入力を受付ける第2のユーザ入力受付工程と、
をさらに実行し、
前記TV放送時スポンサー情報取得工程では、選択された前記放送コンテンツの前記TV放送時スポンサー情報を取得し、
前記ネット配信時スポンサー候補情報取得工程では、選択された前記候補の前記ネット配信時スポンサー候補情報を取得するスポンサー決定方法。
7−5. 7から7−3のいずれかに記載のスポンサー決定方法において、
前記TV放送時スポンサー情報取得工程では、ユーザ端末から、CMコンテンツの動画ファイルの要求、及び、前記TV放送時スポンサー情報を取得し、
前記コンピュータが、当該TV放送時スポンサー情報に基づいて前記ネット配信時スポンサー決定工程で決定された前記ネット配信時のスポンサーのCMコンテンツの動画ファイルを、前記ユーザ端末に返信するCM動画ファイル返信工程をさらに実行するスポンサー決定方法。
8. コンピュータを、
放送コンテンツのTV放送時のスポンサーの属性を示すTV放送時スポンサー情報を取得するTV放送時スポンサー情報取得手段、
前記放送コンテンツのネット配信時のスポンサーの候補の属性を示すネット配信時スポンサー候補情報を取得するネット配信時スポンサー候補情報取得手段、
前記TV放送時スポンサー情報と、前記ネット配信時スポンサー候補情報とに基づいて、前記ネット配信時のスポンサーとして前記候補を採用するか否かを決定するネット配信時スポンサー決定手段、
として機能させるためのプログラム。
8−2. 8に記載のプログラムにおいて、
前記TV放送時スポンサー情報取得手段に、前記TV放送時スポンサー情報として、前記TV放送時のスポンサーの業種を示す情報を取得させ、
前記ネット配信時スポンサー候補情報取得手段に、前記ネット配信時スポンサー候補情報として、前記ネット配信時のスポンサーの候補の業種を示す情報を取得させ、
前記ネット配信時スポンサー決定手段に、前記TV放送時のスポンサーと業種が異なるスポンサーを、前記ネット配信時のスポンサーとして決定させるプログラム。
8−3. 8−2に記載のプログラムにおいて、
前記TV放送時スポンサー情報取得手段に、前記TV放送時スポンサー情報として、前記TV放送時のスポンサーを識別する情報をさらに取得させ、
前記ネット配信時スポンサー候補情報取得手段に、前記ネット配信時スポンサー候補情報として、前記ネット配信時のスポンサーの候補を識別する情報をさらに取得させ、
前記ネット配信時スポンサー決定手段に、前記TV放送時のスポンサーと業種が同じであっても、前記TV放送時のスポンサーと一致する場合、当該候補を前記ネット配信時のスポンサーとして決定させるプログラム。
8−4. 8から8−3のいずれかに記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータを、
複数の前記放送コンテンツの中から、1つを選択する入力を受付ける第1のユーザ入力受付手段、
前記ネット配信時のスポンサーの前記候補の中から、1つを選択する入力を受付ける第2のユーザ入力受付手段、
としてさらに機能させ、
前記TV放送時スポンサー情報取得手段に、選択された前記放送コンテンツの前記TV放送時スポンサー情報を取得させ、
前記ネット配信時スポンサー候補情報取得手段に、選択された前記候補の前記ネット配信時スポンサー候補情報を取得させるプログラム。
8−5. 8から8−3のいずれかに記載のプログラムにおいて、
前記TV放送時スポンサー情報取得手段に、ユーザ端末から、CMコンテンツの動画ファイルの要求、及び、前記TV放送時スポンサー情報を取得させ、
前記コンピュータを、当該TV放送時スポンサー情報に基づいて前記ネット配信時スポンサー決定手段により決定された前記ネット配信時のスポンサーのCMコンテンツの動画ファイルを、前記ユーザ端末に返信するCM動画ファイル返信手段としてさらに機能させるプログラム。
1A CPU
2A RAM
3A ROM
4A 表示制御部
5A ディスプレイ
6A 操作受付部
7A 操作部
8A 通信部
9A 補助記憶装置
10A バス
10 ユーザ端末
20 管理装置
21 視聴要求受信部
22 返信部
30 本編配信装置
40 第1のCM配信装置
41 CM要求受信部
42 CM返信部
50 第2のCM配信装置
60 ネットワーク
70 設定装置
100 スポンサー決定装置
101 TV放送時スポンサー情報取得部
102 ネット配信時スポンサー候補情報取得部
103 ネット配信時スポンサー決定部
104 第1のユーザ入力受付部
105 第2のユーザ入力受付部
106 CM動画ファイル返信部

Claims (8)

  1. 放送コンテンツのTV(television)放送時のスポンサーの属性を示すTV放送時スポンサー情報を取得するTV放送時スポンサー情報取得手段と、
    前記放送コンテンツのネット配信時のスポンサーの候補の属性を示すネット配信時スポンサー候補情報を取得するネット配信時スポンサー候補情報取得手段と、
    前記TV放送時スポンサー情報と、前記ネット配信時スポンサー候補情報とに基づいて、前記ネット配信時のスポンサーとして前記候補を採用するか否かを決定するネット配信時スポンサー決定手段と、
    を有するスポンサー決定装置。
  2. 請求項1に記載のスポンサー決定装置において、
    前記TV放送時スポンサー情報取得手段は、前記TV放送時スポンサー情報として、前記TV放送時のスポンサーの業種を示す情報を取得し、
    前記ネット配信時スポンサー候補情報取得手段は、前記ネット配信時スポンサー候補情報として、前記ネット配信時のスポンサーの候補の業種を示す情報を取得し、
    前記ネット配信時スポンサー決定手段は、前記TV放送時のスポンサーと業種が異なるスポンサーを、前記ネット配信時のスポンサーとして決定するスポンサー決定装置。
  3. 請求項2に記載のスポンサー決定装置において、
    前記TV放送時スポンサー情報取得手段は、前記TV放送時スポンサー情報として、前記TV放送時のスポンサーを識別する情報をさらに取得し、
    前記ネット配信時スポンサー候補情報取得手段は、前記ネット配信時スポンサー候補情報として、前記ネット配信時のスポンサーの候補を識別する情報をさらに取得し、
    前記ネット配信時スポンサー決定手段は、前記TV放送時のスポンサーと業種が同じであっても、前記TV放送時のスポンサーと一致する場合、当該候補を前記ネット配信時のスポンサーとして決定するスポンサー決定装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のスポンサー決定装置において、
    複数の前記放送コンテンツの中から、1つを選択する入力を受付ける第1のユーザ入力受付手段と、
    前記ネット配信時のスポンサーの前記候補の中から、1つを選択する入力を受付ける第2のユーザ入力受付手段と、
    をさらに有し、
    前記TV放送時スポンサー情報取得手段は、選択された前記放送コンテンツの前記TV放送時スポンサー情報を取得し、
    前記ネット配信時スポンサー候補情報取得手段は、選択された前記候補の前記ネット配信時スポンサー候補情報を取得するスポンサー決定装置。
  5. 請求項1から3のいずれか1項に記載のスポンサー決定装置において、
    前記TV放送時スポンサー情報取得手段は、ユーザ端末から、CMコンテンツの動画ファイルの要求、及び、前記TV放送時スポンサー情報を取得し、
    当該TV放送時スポンサー情報に基づいて前記ネット配信時スポンサー決定手段により決定された前記ネット配信時のスポンサーのCMコンテンツの動画ファイルを、前記ユーザ端末に返信するCM動画ファイル返信手段をさらに有するスポンサー決定装置。
  6. 放送コンテンツの動画ファイルを取得して前記放送コンテンツを表示するとともに、所定のタイミングで、CMコンテンツの動画ファイルの要求、及び、前記放送コンテンツのTV放送時のスポンサーの属性を示すTV放送時スポンサー情報を外部装置に送信するユーザ端末と、
    前記ユーザ端末から前記要求及び前記TV放送時スポンサー情報を取得すると、当該TV放送時スポンサー情報と、予め保持している前記放送コンテンツのネット配信時のスポンサーの候補の属性を示すネット配信時スポンサー候補情報とに基づいて、前記ネット配信時のスポンサーを決定し、決定したスポンサーのCMコンテンツの動画ファイルを前記ユーザ端末に返信するスポンサー決定装置と、
    を有する放送コンテンツ配信システム。
  7. コンピュータが、
    放送コンテンツのTV放送時のスポンサーの属性を示すTV放送時スポンサー情報を取得するTV放送時スポンサー情報取得工程と、
    前記放送コンテンツのネット配信時のスポンサーの候補の属性を示すネット配信時スポンサー候補情報を取得するネット配信時スポンサー候補情報取得工程と、
    前記TV放送時スポンサー情報と、前記ネット配信時スポンサー候補情報とに基づいて、前記ネット配信時のスポンサーとして前記候補を採用するか否かを決定するネット配信時スポンサー決定工程と、
    を実行するスポンサー決定方法。
  8. コンピュータを、
    放送コンテンツのTV放送時のスポンサーの属性を示すTV放送時スポンサー情報を取得するTV放送時スポンサー情報取得手段、
    前記放送コンテンツのネット配信時のスポンサーの候補の属性を示すネット配信時スポンサー候補情報を取得するネット配信時スポンサー候補情報取得手段、
    前記TV放送時スポンサー情報と、前記ネット配信時スポンサー候補情報とに基づいて、前記ネット配信時のスポンサーとして前記候補を採用するか否かを決定するネット配信時スポンサー決定手段、
    として機能させるためのプログラム。
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スポンサー対策−民法テレビ番組を広告モデルでネット配信する時の「意外な課題」, JPN6019002957, 23 February 2006 (2006-02-23), ISSN: 0003968756 *

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