JP6541736B2 - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
従来、電子化された書籍を例えばユーザが利用する携帯端末装置に保存し、かかる携帯端末装置に書籍を表示させて読書を行う、いわゆる電子書籍に関する技術が種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−252869号公報
しかしながら、従来技術には、書籍に関連する情報をユーザへ適切に提供するという点で改善の余地があった。すなわち、書籍については、例えば映画化されたり、ドラマ化されたりすることがあるが、従来技術にあっては、かかる映画化等の書籍に関連する情報をユーザへ適切に提供することができなかった。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、電子化された書籍に関連する情報をユーザへ適切に提供することができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、取得部と、生成部とを備える。前記取得部は、電子書籍を媒体として電子化された書籍に関連する情報であって、前記電子書籍とは異なる媒体に関する情報を取得する。前記生成部は、前記取得部によって取得された前記電子書籍とは異なる媒体に関する情報へのリンクを生成する。
実施形態の一態様によれば、電子化された書籍に関連する情報をユーザへ適切に提供することができる。
図1は、第1実施形態に係る情報処理の一例を示す説明図である。 図2は、情報処理システムの構成例を示す図である。 図3は、ユーザ端末装置の構成例を示す図である。 図4は、情報処理装置の構成例を示す図である。 図5は、書籍情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、リンク情報記憶部の一例を示す図である。 図7は、リンクの情報および書籍の情報が表示された画面例を示す図である。 図8は、情報処理装置における情報処理の流れを示すフローチャートである。 図9は、第2実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 図10は、モデル情報記憶部の一例を示す図である。 図11は、アクセス履歴情報記憶部の一例を示す図である。 図12は、第2実施形態に係る情報処理装置における情報処理の流れを示すフローチャートである。 図13は、プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムが限定されるものではない。
(第1実施形態)
〔1.情報処理〕
まず、第1実施形態に係る情報処理の一例について図1を参照して説明する。図1は、第1実施形態に係る情報処理の一例を示す説明図であり、図1に示す例では、情報処理装置70によって情報処理が実行される。
情報処理装置70は、電子化された書籍の情報をユーザ端末装置10へ提供する電子書籍サーバである。情報処理装置70は、ユーザ端末装置10および情報配信装置40とインターネット等のネットワークを介して接続されており、これらの装置との間で各種情報の送受信を行うことができる。各種情報には、例えば書籍の情報要求などを示す信号が含まれており、情報処理装置70は、各種情報等に基づき、例えば電子書籍を提供する処理などを行う。
なお、上述した情報処理装置70および情報配信装置40は、単体の処理装置である必要はなく、クラウドシステム等の複数の処理装置が協調して動作することで実現されてもよい。また、図1では、情報処理装置70および情報配信装置40を別々の装置としたが、これは例示であって限定されるものではなく、例えば情報処理装置70が情報配信装置40を備えるようにしてもよい。
ところで、電子化された書籍については、例えば映画化されたり、ドラマ化されたりすることがある。言い換えると、電子書籍を媒体としていた書籍について、電子書籍とは異なる媒体で実現されることがある。ここで、「電子書籍とは異なる媒体」は、上記した映画やドラマ(テレビ)に限定されるものではなく、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)やCD(Compact Disc)などの記録媒体、ラジオ、新聞、雑誌などその他の種類の媒体であってもよい。
本実施形態に係る情報処理装置70にあっては、電子化された書籍に関連する情報(例えば映画化情報など)をユーザUへ適切に提供することができるようにした。
具体的に、ここでは書籍が映画化された場合を例にとって説明する。例えば、書籍に関連する映画の製作が決定すると、情報配信装置40は、かかる映画の出演者、監督、公開予定日など、映画に関する各種の情報を配信することができる。また、情報配信装置40は、映画に関する各種の情報が記載された映画化サイトを提供することができる。
情報処理装置70は、まず電子書籍とは異なる媒体である映画に関する情報を取得する(ステップS1)。かかる映画に関する情報の取得は、例えば、情報配信装置40が情報処理装置70にアクセスすることで行われたり、情報処理装置70が情報配信装置40へ映画に関する情報を要求することで行われたりする。なお、図示は省略するが、情報処理装置70を管理する端末装置が管理者によって操作されて、情報処理装置70が映画に関する情報を取得してもよい。
次に、情報処理装置70は、映画に関する情報が取得されると、媒体たる映画に関する情報へのリンクを生成する(ステップS2)。例えば、情報処理装置70は、上記した映画化サイトへのリンクを生成する。
そして、情報処理装置70は、ユーザUが利用するユーザ端末装置10から書籍の情報要求を受け付ける(ステップS3)。情報処理装置70は、書籍の情報要求を受け付けると、生成されたリンクの情報を書籍の情報とともに、ユーザ端末装置10へ提供する(ステップS4)。
これにより、情報処理装置70は、ユーザ端末装置10の表示部12に対し、書籍の情報M1と、ユーザが書籍を読む際に押下されるボタンM2と、リンクの情報であって、当該書籍の映画化情報を示すボタンM3とを表示させることができる。なお、図1に示す表示部12の画面は、例示であって限定されるものではない。
これにより、情報処理装置70は、映画化情報など書籍に関連する情報をユーザUに対して提供することができる。そして、ユーザ端末装置10は、かかるボタンM3が押下されると、ボタンM3にはられているリンクの情報に基づいて、リンク先の映画サイトにアクセスして情報を取得し、映画に関する各種の情報を表示部12に表示させることができる。
なお、例えば、情報処理装置70は、映画に関する情報を取得する前でリンクを生成していない場合に、書籍の情報要求を受け付けると、書籍の情報のみをユーザ端末装置10へ提供する。すなわち、ユーザ端末装置10の表示部12にボタンM3は表示されない。
このように、本実施形態に係る情報処理装置70にあっては、映画に関する情報を取得した場合、映画に関する情報へのリンクを自動的に生成するようにした。これにより、例えば、情報処理装置70は、ユーザ端末装置10から書籍の情報要求を受け付けた場合に、書籍に関連する情報(例えば映画化情報など)を適切に提供することが可能となる。
また、情報処理装置70にあっては、生成されたリンクの情報を書籍の情報とともにユーザ端末装置10へ提供することで、リンクの情報および書籍の情報の両方をユーザ端末装置10に対して表示させることが可能となり、よって書籍に関連する情報をより適切に提供することができる。
なお、上記では、情報処理装置70は、リンクの情報と書籍の情報とをユーザ端末装置10へ提供するようにしたが、これに限定されるものではない。すなわち、書籍の情報要求が2回目以降であって、書籍の情報がユーザ端末装置10に対して既に提供されているような場合、情報処理装置70は、新しく生成されたリンクの情報のみをユーザ端末装置10へ提供してもよい。
また、上記では、書籍が映画化された場合を例にとって説明したが、これに限られず、例えば書籍がドラマ化された場合にはドラマ化サイトへのリンクが、DVD化された場合にはDVD化サイトへのリンクが生成されて、かかるリンクの情報がユーザ端末装置10へ提供されることとなる。
〔2.情報処理システム1〕
図2は、情報処理システム1の構成例を示す図である。図2に示すように、第1実施形態に係る情報処理システム1は、ユーザ端末装置10と、情報配信装置40と、情報処理装置70とを備える。
これらの各種装置は、ネットワークNを介して無線または有線で互いに通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、LAN(Local Area Network)や、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。
ユーザ端末装置10は、ユーザUが利用する端末装置である。ユーザ端末装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、PDA(Personal Digital Assistant)や、デスクトップ型PC(Personal Computer)や、ノート型PC等により実現される。なお、図2において、ユーザ端末装置10を複数台示したが、これに限られず、1台であってもよい。
〔3.ユーザ端末装置10〕
図3は、ユーザ端末装置10の構成例を示す図である。図3に示すように、ユーザ端末装置10は、通信部11と、表示部12と、入力部13と、制御部20と、記憶部30とを有する。
〔3.1.通信部11〕
通信部11は、ネットワークNと有線または無線で接続され、情報配信装置40や情報処理装置70等との間で情報の送受信を行うことができる。例えば、通信部11は、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。
〔3.2.表示部12〕
表示部12は、例えば電子書籍などのコンテンツを含む各種の情報等を表示する表示デバイスである。例えば、表示部12は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイである。また、表示部12は、タッチパネル式のディスプレイであってもよい。
〔3.3.入力部13〕
入力部13は、ユーザから各種操作を受け付ける入力デバイスである。入力部13は、例えば、文字や数字などを入力するためのボタン等を有する。また、表示部12がタッチパネル式のディスプレイである場合、表示部12の一部が入力部13として機能する。
〔3.4.記憶部30〕
記憶部30は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。かかる記憶部30には、各種プログラムや設定データ、受信した書籍の情報などが記憶される。
〔3.5.制御部20〕
制御部20は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM、入出力ポートなどを有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。また、制御部20は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路等のハードウェアで構成されてもよい。制御部20は、送信部21と、受信部22と、処理部23とを備える。
〔3.6.1.送信部21〕
送信部21は、例えば、入力部13を介して受け付けたユーザ操作に従って、情報処理装置70に対し、電子化された書籍の情報の取得要求を送信する。
また、例えば、送信部21は、リンクの情報が表示部12に表示された状態で、リンクの情報を含むボタンM3(図1参照)に対するユーザの押下操作を受け付けた場合、リンク先のサイトを提供する情報配信装置40にアクセスし、書籍に関連する情報(例えば映画化情報)の要求を送信する。
〔3.6.2.受信部22〕
受信部22は、例えば、情報処理装置70から送信される書籍の情報や、情報配信装置40から配信される書籍に関連する情報など各種の情報を受信する。受信部22は、受信された各種の情報を記憶部30に記憶させることができる。
〔3.6.3.処理部23〕
処理部23は、表示部12等を含め、ユーザ端末装置10全体を制御する。例えば、処理部23は、受信部22によって受信された書籍の情報や、書籍に関連する情報を記憶部30から読み出し、表示部12へ出力して表示させることができる。なお、ユーザ端末装置10は、例えば、インストールされた所定のアプリケーション(例えば、電子書籍ビューア)等を用いて、書籍の情報を閲覧可能としてもよい。
〔4.情報配信装置40〕
図2の説明に戻ると、情報配信装置40は、電子書籍を媒体としていた書籍について、電子書籍とは異なる媒体で実現された場合に、かかる媒体に関する情報を配信するサーバである。
図2に示すように、情報配信装置40は、映画情報配信装置40aと、ドラマ情報配信装置40bと、DVD情報配信装置40cとを含む。なお、情報配信装置40は、上記した各配信装置40a,40b,40cに限定されるものではない。すなわち、例えば、書籍がラジオ化される場合、図示しないラジオ情報配信部が情報配信装置40に含まれてもよい。また、書籍が映画化されるのみで、ドラマ化、DVD化されない場合、ドラマ情報配信装置40bおよびDVD情報配信装置40cは除去される。
映画情報配信装置40aは、映画に関する各種の情報(例えば、映画の出演者などの情報)を配信することができる。また、情報配信装置40は、映画に関する各種の情報が記載された映画化サイトを提供することができる。
ドラマ情報配信装置40bは、書籍のドラマ化が決定した場合に、ドラマの出演者、監督、放送予定日など、ドラマに関する各種の情報を配信することができる。また、ドラマ情報配信装置40bは、ドラマに関する各種の情報が記載されたドラマサイトを提供することができる。
DVD情報配信装置40cは、書籍のDVD化が決定した場合に、DVDの出演者、監督、発売予定日など、DVDに関する各種の情報を配信することができる。また、DVD情報配信装置40cは、DVDに関する各種の情報が記載されたDVDサイトを提供することができる。なお、DVDは、記録媒体の一例である。また、記録媒体としては、CDなどその他の種類の記録媒体を用いてもよい。
〔5.情報処理装置70〕
図4は、情報処理装置70の構成例を示す図である。図4に示すように、情報処理装置70は、通信部71と、制御部80と、記憶部90とを有する。
情報処理装置70は、上記したように、書籍に関連する情報であって、映画などの媒体に関する情報を取得した場合、媒体に関する情報へのリンクを自動的に生成することができる。以下、情報処理装置70の構成について具体的に説明する。
〔5.1.通信部71〕
通信部71は、ネットワークNと有線または無線で接続され、ユーザ端末装置10や情報配信装置40との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部71は、NIC等によって実現される。
〔5.2.記憶部90〕
記憶部90は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。本実施形態に係る記憶部90は、書籍情報記憶部91と、リンク情報記憶部92とを備える。
〔5.2.1.書籍情報記憶部91〕
書籍情報記憶部91は、電子化された書籍の情報を記憶する。図5は、書籍情報記憶部91の一例を示す図である。例えば、書籍情報記憶部91には、「書籍情報ID」、「タイトル」、「情報内容」といった項目が含まれる。
「書籍情報ID」は、電子化された書籍を識別するための識別情報を示す。「タイトル」は、書籍のタイトルの情報を示す。「情報内容」は、書籍の内容の情報を示す。
図5に示す例では、書籍情報ID「S001」は、タイトルが「AAA」であり、情報内容が「XXX」であることを示している。なお、「XXX」には、書籍内の文字情報(詳しくは文章の情報)、表紙や挿絵などの画像情報、作者情報、頁数情報など種々の情報が含まれるものとする。
〔5.2.2.リンク情報記憶部92〕
リンク情報記憶部92は、上記したリンクの情報を記憶する。図6は、リンク情報記憶部92の一例を示す図である。例えば、リンク情報記憶部92には、「リンク情報ID」、「リンク情報名」、「リンク先サイト」、「表示内容」といった項目が含まれる。
「リンク情報ID」は、リンクの情報を識別するための識別情報を示す。「リンク情報名」は、リンクの情報に含まれる媒体の名称の情報を示す。「リンク先サイト」は、リンク先のサイトのURL(Uniform Resource Locator)の情報を示す。「表示内容」は、リンクの情報がユーザ端末装置10へ提供される際、ユーザ端末装置10の表示部12に表示される内容の情報を示す。
図6に示す例では、リンク情報ID「T001」は、リンク情報名が「映画」であり、リンク先サイトは「T1.com」であり、表示内容は「映画化決定!!」である。なお、表示内容は、上記したボタンM3(図1参照)に表示される。
〔5.3.制御部80〕
図4の説明に戻ると、制御部80は、コントローラであり、例えば、CPU、ROM、RAM、入出力ポートなどを有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。かかる制御部80は、例えば、ASICやFPGA等のハードウェアで構成されてもよい。
制御部80は、取得部81と、生成部82と、提供部83とを備える。
〔5.3.1.取得部81〕
取得部81は、電子化された書籍に関連する情報であって、電子書籍とは異なる媒体(例えば映画など)に関する情報を取得する。例えば、取得部81は、情報配信装置40から媒体に関する情報を取得する。
詳しくは、取得部81は、映画(媒体の一例)に関する情報を映画情報配信装置40a(図2参照)から取得することができる。また、取得部81は、ドラマ(媒体の一例)に関する情報をドラマ情報配信装置40b(図2参照)から取得することができる。また、取得部81は、DVD(媒体の一例)に関する情報をDVD情報配信装置40c(図2参照)から取得することができる。
これにより、取得部81は、書籍が映画化やドラマ化、DVD化された場合であっても、対応する媒体に関する情報を取得することができる。なお、上記では、取得部81は、映画に関する情報、ドラマに関する情報、および、DVDに関する情報を、電子書籍とは異なる媒体に関する情報として取得したが、これら3つの情報の全てを取得することを要さず、3つの情報のうち1つまたは2つであってもよい。
そして、取得部81は、取得した媒体に関する情報を生成部82へ送信する。
〔5.3.2.生成部82〕
生成部82は、取得部81によって取得された媒体に関する情報へのリンクを生成する。このように、生成部82は、媒体に関する情報を取得した場合、かかる媒体に関する情報へのリンクを自動的に生成することができる。そして、生成部82は、生成されたリンクの情報を、リンク情報記憶部92に記憶させる。
〔5.3.3.提供部83〕
提供部83は、生成部82によって生成されたリンクの情報を、ユーザ端末装置10に送信し、ユーザ端末装置10に表示させて提供することができる。また、例えば、提供部83は、書籍の情報を書籍情報記憶部91から読み出し、リンクの情報を、読み出した書籍の情報とともにユーザ端末装置10に表示させて提供してもよい。また、例えば、提供部83は、ユーザ端末装置10から書籍の情報の要求があった場合に、リンクの情報および書籍の情報をユーザ端末装置10に表示させて提供してもよい。
ここで、リンクの情報および書籍の情報が提供されたユーザ端末装置10の表示部12の画面例について図7を参照して説明する。図7は、リンクの情報および書籍の情報が表示された画面例を示す図である。
図7に示すように、ユーザ端末装置10の表示部12には、書籍の情報M1と、ユーザが書籍を読む際に押下されるボタンM2と、映画化の情報を含むボタンM3と、ドラマ情報を含むボタンM4と、DVD情報を含むボタンM5とが表示される。なお、ボタンM3〜M5がユーザによって押下されると、それぞれのリンクの情報に基づいて、対応するリンク先のサイトにアクセスして情報を取得し、取得された各種の情報が表示部12に表示される。
〔6.情報処理装置70の処理フロー〕
次に、情報処理装置70における情報処理の手順について説明する。図8は、情報処理装置70における情報処理の流れを示すフローチャートである。
図8に示すように、情報処理装置70の制御部80は、電子書籍とは異なる媒体に関する情報を取得する(ステップS10)。次いで、制御部80は、媒体に関する情報へのリンクを生成する(ステップS11)。
続いて、制御部80は、ユーザ端末装置10から書籍の情報の要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS12)。制御部80は、書籍の情報の要求を受け付けていないと判定された場合(ステップS12,No)、ステップS12の処理を繰り返す。
一方、制御部80は、書籍の情報の要求を受け付けたと判定された場合(ステップS12,Yes)、リンクの情報および書籍の情報をユーザ端末装置10へ提供する(ステップS13)。
なお、上記では、制御部80は、書籍の情報の要求を受け付けた場合に、リンクの情報をユーザ端末装置10へ提供するようにしたが、これに限られず、書籍の情報の要求の有無に関わらず、生成した時点でリンクの情報を提供するようにしてもよい。
(第2実施形態)
〔7.第2実施形態に係る情報処理装置70〕
次に、第2実施形態について説明する。上記したように、例えば書籍が映画化された場合、映画の将来的な興行収入の予測は、映画のマーケティングなど行う上で重要となる。
また、映画化されることで、書籍の販売部数が伸びることも期待されるため、書籍の将来的な販売部数の予測も望まれる。さらに、例えば、ユーザの映画などに対する満足度の程度を示す評価値が予測できれば、上映館数を増減させたりドラマ化を企画したり、今後のマーケティング戦略を立て易くなる。
そこで、第2実施形態にあっては、映画や電子書籍などの媒体における売上数、売上額、ユーザの媒体に対する評価値など、媒体に関する指標を精度よく予測できるようにした。
具体的には、第2実施形態にあっては、生成部82(図4参照)によって生成されたリンクに対するユーザのアクセス履歴を示すアクセス履歴情報に基づいて、媒体に関する指標を予測する。かかる指標の予測は、指標を算出することで行われる。なお、指標の算出にあっては、例えば、回帰分析によって得られるモデルを用いることができるが、これについては後に説明する。
図9は、第2実施形態に係る情報処理装置70の構成例を示す図である。なお、以下においては、上記した第1実施形態と共通の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図9に示すように、第2実施形態に係る情報処理装置70の制御部80は、モデル生成部84と、予測部85とをさらに備える。また、記憶部90は、モデル情報記憶部93と、アクセス履歴情報記憶部94とをさらに備える。
〔7.1.1.モデル情報記憶部93〕
モデル情報記憶部93は、上記した媒体に関する指標を算出するためのモデルの情報を記憶する。図10は、モデル情報記憶部93の一例を示す図である。例えば、モデル情報記憶部93には、「モデルID」、「モデル情報」といった項目が含まれる。
「モデルID」は、モデルを識別するための識別情報を示す。「モデル情報」は、媒体に関する指標(以下、単に「指標」と記載する場合がある)の算出に用いられるモデルの情報を示す。図10に示す例では、モデルID「M01」は、モデル情報が「MM」であることを示している。かかる「MM」は、モデルを構成する具体的なモデルデータ(例えば後述するωに設定された重み値等)が含まれる。
ここで、指標を算出するためのモデルの一例について説明する。例えば、モデルは、制御部80のモデル生成部84(図9参照)によって生成される。
例えば、モデル生成部84は、所定の正解データを利用した回帰分析によってモデルを生成する。なお、以下では、媒体が映画、指数が売上額(興行収入)である場合を例に挙げて説明する。
モデル生成部84は、過去に書籍から映画化されたものについて、映画の実際の売上額(実績としての興行収入)を正解データ(目的変数)とし、かかる映画に関する情報へのリンクに対する「アクセス回数」、「アクセス時間」、「アクセス地域」などを要素(説明変数)として回帰分析を行うことができる。なお、「アクセス回数」、「アクセス時間」、「アクセス地域」などの情報は、アクセス履歴情報の一例であるが、これらに限定されるものではない。
具体的には、モデル生成部84は、例えば下記式(1)のような回帰式を生成する。
Y = ω・x + ω・x + ω・x + ・・・ + ω・x ・・・ (1)
上記式(1)において、例えば、「Y」には、映画の実際の売上額などの正解データが入力される。また、「x〜x」には、例えば、映画に関する情報へのリンクに対するアクセス回数、アクセス時間、アクセス地域等の各々を所定の基準で数値化した変数(例えば、アクセス回数やアクセス時間、アクセス地域等を、相互に比較できるように数値化した情報)が、それぞれ入力される。なお、式(1)中のnは任意の数を示す。
上記式(1)を用いて学習を進める(すなわち、充分な数のサンプルを回帰的に計算する)ことで、モデル生成部84は、各項目に対応する「ω」の値を最適化する。すなわち、モデル生成部84は、例えば、映画について将来の売上額たる指標を算出するにあたり、例えば「アクセス回数」の高低等の要素が指標に対してどのくらいの影響を与えるか、といった重み値「ω」の値を求める。モデル生成部84は、求めた重み値を設定してモデルを生成する。
下記式(2)は、媒体(ここでは映画)に関する指標を算出するモデルを示す。下記式(2)では、式(1)を回帰分析することにより求められた具体的な数値が各重み値ωに代入される。
媒体に関する指標 = ω・x + ω・x + ω・x + ・・・ + ω・x ・・・ (2)
媒体たる映画に関する指標は、制御部80の予測部85(図9参照)によって算出される。例えば、予測部85は、生成されたモデルに、予測したい映画に対応するリンクのアクセス履歴情報を「x」〜「x」に入力することで、当該映画に関する指標(ここでは売上額)を算出することができる。なお、算出される指標は、映画の売上額そのものであっても、売上額を示すスコアなどであってもよい。
なお、上記で説明したモデルは一例であり、モデル生成部84が生成するモデルは上記の例に限られない。すなわち、モデル生成部84は、アクセス履歴情報などを入力とし、媒体に関する指標を示す値を出力とするモデルであれば、既知の手法を組み合わせることによって、上記例とは異なるモデルを適宜生成してもよい。例えば、上記の例では、回帰分析によってモデルを生成する例を示したが、モデル生成部84は、他の統計的処理によりモデルを生成してもよい。
なお、上記では、具体的にアクセス回数やアクセス時間などを要素としたが、これらはあくまでも例示であって限定されるものではない。すなわち、上記したアクセス回数やアクセス時間などの情報のうち、任意の情報を要素としてもよく、さらには、その他の種類の情報を要素としてもよい。例えば、モデル生成部84は、ユーザがリンクに対してアクセスする時間帯などの情報を要素としてもよい。
〔7.1.2.アクセス履歴情報記憶部94〕
アクセス履歴情報記憶部94は、上記したアクセス履歴情報を記憶する。図11は、アクセス履歴情報記憶部94の一例を示す図である。例えば、アクセス履歴情報記憶部94には、「アクセス履歴情報ID」、「リンク情報名」、「アクセス回数」、「アクセス時間」、「アクセス地域」といった項目が含まれる。
「アクセス履歴情報ID」は、アクセス履歴情報を識別するための識別情報を示す。「リンク情報名」は、リンクの情報に含まれる媒体の名称の情報を示す。「アクセス回数」は、ユーザのリンクに対するアクセス回数の情報を示す。「アクセス時間」は、ユーザがリンク先のサイトにアクセスしている時間の情報を示す。「アクセス地域」は、ユーザ端末装置10のアクセス元IP(Internet Protocol)で特定される地域の情報を示す。
図11に示す例では、アクセス履歴情報ID「U001」は、リンク情報名が「映画」であり、アクセス回数が「DD回」、アクセス時間が「GG分」、アクセス地域が「JJ地域」であることを示している。
〔7.2.1.モデル生成部84〕
図9の説明に戻ると、モデル生成部84は、上記したモデルを生成する。例えば、モデル生成部84は、上記式(1)で示す回帰式を生成し、生成された回帰式を回帰分析することによって、上記式(2)で示す媒体に関する指標を算出するためのモデルを生成する。そして、モデル生成部84は、生成されたモデルの情報を、モデル情報記憶部93に記憶させる。
〔7.2.2.予測部85〕
予測部85は、アクセス履歴情報に基づいて、媒体に関する指標を予測する。例えば、予測部85は、例えば、予測部85は、媒体に関する将来の人気を示す情報を媒体に関する指標として予測する。詳しくは、予測部85は、アクセス履歴情報をアクセス履歴情報記憶部94から読み出す。そして、予測部85は、モデルの情報をモデル情報記憶部93から読み出し、読み出されたモデル(式(2)参照)の「x」〜「x」に、アクセス回数などのアクセス履歴情報を入力することで、媒体に関する指標を算出することができる。
このように、第2実施形態にあっては、媒体に関する情報へのリンクを生成した後の、リンクに対するアクセス履歴情報を用いることで、媒体に関する指標を精度よく算出することができる。
なお、予測部85は、上記したリンクの情報が含まれる映画に関する指標の予測に限定されるものではなく、媒体としての電子書籍やドラマ、DVDに関する指標を予測してもよい。
また、上記では、指標が売上額である場合を例にとって説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、例えば、モデル生成部84は、媒体における売上数や、ユーザの媒体に対する評価値を算出するモデルを生成してもよく、これにより、予測部85は、売上数や評価値を指数として予測することもできる。
また、媒体に関する指標である、媒体に関する将来の人気を示す情報は、上記した売上数や売上額に限られない。すなわち、指標(将来の人気を示す情報)には、媒体に関連し、将来的にヒットする可能性がある作者やテーマなど、予測可能なものであれば、どのようなものであってもよい。
〔8.第2実施形態に係る情報処理装置70の処理フロー〕
次に、第2実施形態に係る情報処理装置70における情報処理の手順について説明する。図12は、第2実施形態に係る情報処理装置70における情報処理の流れを示すフローチャートである。なお、図12に示す情報処理は、生成部82によってリンクの情報が生成された後に実行されるものとする。また、図12に示す情報処理は、図8に示す情報処理と並行して実行されても、別々に実行されてもよい。
図12に示すように、情報処理装置70の制御部80は、モデルを生成する(ステップS20)。次いで、制御部80は、リンクに対するアクセス履歴情報を取得する(ステップS21)。
次いで、制御部80は、生成されたモデル、アクセス履歴情報に基づいて、媒体に関する指標を予測(算出)する(ステップS22)。そして、制御部80は、予測された媒体に関する指標の情報を、例えば情報処理装置70を管理する端末装置(図示せず)へ提供する(ステップS23)。なお、管理する端末装置においては、提供された媒体に関する指標の情報が表示され、映画などの媒体のマーケティング等を行うことが可能となる。
〔9.効果〕
情報処理装置70は、取得部81と、生成部82とを備える。取得部81は、電子書籍を媒体として電子化された書籍に関連する情報であって、電子書籍とは異なる媒体に関する情報を取得する。生成部82は、取得部81によって取得された電子書籍とは異なる媒体に関する情報へのリンクを生成する。
これにより、電子化された書籍に関連する情報をユーザへ適切に提供することができる。詳しくは、電子書籍とは異なる媒体に関する情報へのリンクの情報を、電子化された書籍に関連する情報としてユーザへ適切に提供することができる。
また、情報処理装置70は、制御部80によって生成されたリンクの情報を、電子化された書籍の情報とともにユーザ端末装置10に表示させて提供する提供部83をさらに備える。これにより、リンクの情報と書籍の情報とをユーザ端末装置10に表示させることが可能となり、よって書籍に関連する情報をより適切に提供することができる。
また、取得部81は、書籍に関連する映画に関する情報、書籍に関連するドラマに関する情報、および、書籍に関連するDVD(記録媒体の一例)に関する情報のうち少なくとも一つを、電子書籍とは異なる媒体に関する情報として取得する。これにより、媒体が映画、ドラマ、DVDであっても、媒体に関する情報を取得することができる。
また、情報処理装置70は、生成部82によって生成されたリンクに対するユーザのアクセス履歴を示すアクセス履歴情報に基づいて、媒体としての電子書籍および電子書籍とは異なる媒体のうち少なくとも一つの媒体に関する指標を予測する予測部85をさらに備える。このように、媒体に関する情報へのリンクを生成した後の、リンクに対するアクセス履歴情報を用いることで、媒体に関する指標を精度よく算出することができる。
また、予測部85は、媒体に関する将来の人気を示す情報を媒体に関する指標として予測する。これにより、例えば、電子化された書籍の販売戦略などマーケティングに用いられる、媒体における売上数などの種々の情報を、媒体に関する指標として予測(算出)することが可能となる。
〔10.ハードウェア構成〕
上述した実施形態における情報処理装置70は、例えば図13に示すような構成のコンピュータ100がプログラムを実行することによって実現される。
図13は、プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ100は、CPU(Central Processing Unit)101、RAM(Random Access Memory)102、ROM(Read Only Memory)103、HDD(Hard Disk Drive)104、通信インターフェイス(I/F)105、入出力インターフェイス(I/F)106、およびメディアインターフェイス(I/F)107を備える。
CPU101は、ROM103またはHDD104に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM103は、コンピュータ100の起動時にCPU101によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ100のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD104は、CPU101によって実行されるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス105は、通信部71に対応し、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU101へ送り、CPU101が生成したデータを、ネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU101は、入出力インターフェイス106を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU101は、入出力インターフェイス106を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU101は、生成したデータを、入出力インターフェイス106を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス107は、記録媒体108に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM102を介してCPU101に提供する。CPU101は、当該プログラムを、メディアインターフェイス107を介して記録媒体108からRAM102上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体108は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
コンピュータ100が情報処理装置70として機能する場合、コンピュータ100のCPU101は、RAM102上にロードされたプログラムを実行することにより、図4および図9に示す取得部81、生成部82、提供部83、モデル生成部84および予測部85の各機能を実現する。
コンピュータ100のCPU101は、これらのプログラムを、記録媒体108から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、ネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の第1および第2実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の行に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔11.その他〕
また、上記第1および第2実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた第1および第2実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上記してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部81は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 情報処理システム
70 情報処理装置
81 取得部
82 生成部
83 提供部
85 予測部

Claims (6)

  1. 電子書籍を媒体として電子化された書籍に関連する情報であって、前記電子書籍とは異なる媒体に関する情報を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された前記電子書籍とは異なる媒体に関する情報へのリンクを生成する生成部と、
    前記生成部によって生成されたリンクに対するユーザのアクセス履歴を示すアクセス履歴情報に基づいて、媒体としての前記電子書籍および前記電子書籍とは異なる媒体のうち少なくとも一つの媒体に関する指標を予測する予測部と
    他の電子書籍に関連する情報であって当該他の電子書籍とは異なる媒体に関する情報へのリンクに対するアクセス履歴情報と、当該アクセス履歴情報が得られたときの実際の指数との関係性を学習することにより、指数を算出するモデルを生成するモデル生成部と
    を備え、
    前記予測部は、
    記生成部によって今回のリンクが生成された後に、当該今回のリンクに対するアクセス履歴情報を、前記モデル生成部によって生成されたモデルに入力して、当該今回リンクに対応する媒体に関する指標を予測すること
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 前記生成部によって生成されたリンクの情報を、前記電子化された書籍の情報とともにユーザの端末装置に表示させて提供する提供部
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記取得部は、
    前記書籍に関連する映画に関する情報、前記書籍に関連するドラマに関する情報、および、前記書籍に関連する記録媒体に関する情報のうち少なくとも一つを、前記電子書籍とは異なる媒体に関する情報として取得する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記予測部は、
    前記媒体に関する将来の人気を示す情報を前記媒体に関する指標として予測する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  5. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    電子書籍を媒体として電子化された書籍に関連する情報であって、前記電子書籍とは異なる媒体に関する情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得された前記電子書籍とは異なる媒体に関する情報へのリンクを生成する生成工程と、
    前記生成工程によって生成されたリンクに対するユーザのアクセス履歴を示すアクセス履歴情報に基づいて、媒体としての前記電子書籍および前記電子書籍とは異なる媒体のうち少なくとも一つの媒体に関する指標を予測する予測工程と
    他の電子書籍に関連する情報であって当該他の電子書籍とは異なる媒体に関する情報へのリンクに対するアクセス履歴情報と、当該アクセス履歴情報が得られたときの実際の指数との関係性を学習することにより、指数を算出するモデルを生成するモデル生成工程と
    を含み、
    前記予測工程は、
    記生成工程によって今回のリンクが生成された後に、当該今回のリンクに対するアクセス履歴情報を、前記モデル生成工程によって生成されたモデルに入力して、当該今回リンクに対応する媒体に関する指標を予測すること
    を特徴とする情報処理方法。
  6. 電子書籍を媒体として電子化された書籍に関連する情報であって、前記電子書籍とは異なる媒体に関する情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順によって取得された前記電子書籍とは異なる媒体に関する情報へのリンクを生成する生成手順と、
    前記生成手順によって生成されたリンクに対するユーザのアクセス履歴を示すアクセス履歴情報に基づいて、媒体としての前記電子書籍および前記電子書籍とは異なる媒体のうち少なくとも一つの媒体に関する指標を予測する予測手順と
    他の電子書籍に関連する情報であって当該他の電子書籍とは異なる媒体に関する情報へのリンクに対するアクセス履歴情報と、当該アクセス履歴情報が得られたときの実際の指数との関係性を学習することにより、指数を算出するモデルを生成するモデル生成手順と
    をコンピュータに実行させ、
    前記予測手順は、
    記生成手順によって今回のリンクが生成された後に、当該今回のリンクに対するアクセス履歴情報を、前記モデル生成手順によって生成されたモデルに入力して、当該今回リンクに対応する媒体に関する指標を予測すること
    を特徴とする情報処理プログラム。
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