JP2016161927A - 画像形成装置およびプロセスカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】電子放出素子から飛散する導電性物質による画質劣化を抑制した画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置100は、感光体11と、電子放出素子から空気中へ放出される電子によって感光体11を帯電する帯電装置12と、電子放出素子から飛散して感光体11に付着する導電性粉末や導電性微粒子を感光体11から取り除くクリーニング装置15とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置、および、当該画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジに関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置において、感光体を帯電する帯電手段としてコロナ放電を利用したコロナ帯電装置(例えばスコロトロン帯電装置)が知られている。コロナ放電とは、気体から電子が電離される現象であり、コロナ帯電装置は、当該帯電装置のグリッド電極の周囲においてコロナ放電を起こして感光体を帯電するようになっている。しかし、コロナ放電は、前記電離に伴って、オゾンまたは窒素酸化物(NO)が発生するため、環境配慮の面で好ましくない。
また、コロナ帯電装置以外の帯電手段としては、接触帯電方式が知られている。接触帯電方式とは、バイアスが印加されている導電性の帯電装置を感光体表面に当接(または近接)させ、当接箇所近傍(または近接箇所)の微小空間での近接放電によって、接触型帯電装置から感光体へ電荷を供給する方式である。接触型帯電装置としては、帯電ローラまたは帯電ブラシが挙げられる。この接触帯電方式によれば、コロナ帯電装置に比べてオゾンまたは窒素酸化物(NO)の発生量を減少させることができる。しかし、接触帯電方式においても、接触帯電装置と感光体との隙間において放電が生じるため、オゾンまたは窒素酸化物(NO)が僅かに発生する。オゾンや窒素酸化物は極めて有害な物質であるため、接触帯電方式を用いても当該物質が僅かでも発生する以上、当該物質の発生量を接触帯電方式よりもさらに低減できる代替技術の提案が望まれている。
特開2013−254648号公報 特開2009−146891号公報 特開2008−151970号公報 特開2014−7128号公報
近年、素子内部にて加速させた電子を素子から空気中に放出するようになっている電子放出素子が開発されている。このような電子放出素子によれば、素子外部の空気中にて強電界を必要とせず、前述した接触型帯電器よりもオゾンや窒素酸化物の発生量を抑制できる。そこで、特許文献1〜3においては、このような電子放出素子を、電子写真方式の画像形成装置の帯電装置に利用するというアイディアが示されている。
ところで、本願発明者らは、素子内部にて加速させた電子を素子から空気中に放出するようになっている電子放出素子を帯電装置として実用化することを目指して様々な試験を行ったところ、通電によって電子放出素子から微小の導電性物質(導電性粉末または導電性微粒子)が徐々に飛散していることを新たに確認した。これは、通電に伴うジュール熱の影響によって電極や導電性微粒子含有層から微小の導電性物質が剥がれて飛散するものと考えられる。
図1Aは、使用前の電子放出素子の表面電極の顕微鏡写真であり、図1Bは、230時間通電後の電子放出素子の表面電極の顕微鏡写真である。図1Bの黒色部は主に表面電極の金属薄膜が剥がれてしまった劣化箇所である。
それゆえ、電子写真方式の画像形成装置の帯電装置として電子放出素子を用いると、電子放出素子は感光体に近接する位置に配されるため、電子放出素子から導電性物質が飛散してしまうと、感光体の表面に導電性物質が付着してしまう。感光体の表面に導電性物質が付着したまま帯電工程が行われると、均一な帯電が保証されず、画質劣化が生じることになる。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであり、電子放出素子を帯電装置とする電子写真方式の画像形成装置において、電子放出素子から飛散する導電性物質による画質劣化を抑制することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明の一態様の画像形成装置は、感光体と、電子放出素子から空気中へ放出される電子によって前記感光体を帯電する帯電装置と、前記電子放出素子から飛散して前記感光体に付着する導電性物質を前記感光体から取り除く除去部材と、を備えたことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、前記電子放出素子から飛散した導電性物質(導電性粉末や導電性微粒子)が前記感光体に付着しても、前記導電性物質は前記除去部材により前記感光体から取り除かれるため、導電性物質による画質劣化の発生を抑制できるという効果を奏する。
使用前の電子放出素子の表面電極の顕微鏡写真である。 230時間通電後の電子放出素子の表面電極の顕微鏡写真である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の主要部を示す模式図である。 図2に示す帯電装置を拡大して示した模式図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成を示した機能ブロック図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について詳細に説明する。図2は、本実施形態の電子写真方式の画像形成装置の主要部を示す模式図である。
(画像形成装置100の全体構成)
本実施形態の画像形成装置100は、中間転写方式のカラープリンタであり、入力される画像データに応じた画像をシート(用紙)に対して印刷する装置である。
画像形成装置100は、図2に示されるように、画像形成ユニット10および中間転写ユニット50を備えている。
中間転写ユニット50は、中間転写ベルト51、駆動ローラ52、従動ローラ(不図示)、2次転写ローラ53を備えている。中間転写ベルト51は、駆動ローラ52および不図示の従動ローラに架けられている無端ベルトであり、駆動ローラ52および従動ローラによって図2のX方向に回転するようになっている。なお、図2においては、中間転写ユニット50のうち、駆動ローラ52側が描かれているものの、従動ローラ側の図示が省略されている。
画像形成ユニット10は、電子写真方式によって画像データに応じたトナー像を形成し、中間転写ベルト51の表面に対してトナー像を1次転写するユニットである。
なお、図2においては一つの画像形成ユニット10が描かれているだけであるが、画像形成装置100は、実際には画像形成ユニットを4つ備えている。すなわち、実際には、中間転写ベルト51の駆動ローラ52側から従動ローラ(不図示)側に向けた方向に沿って4つの画像形成ユニットが並んで配置されているが、図2では、最も駆動ローラ52に近い位置にある画像形成ユニット10のみが示され、他の3つの画像形成ユニットの図示が省略されている。なお、図示の省略されている画像形成ユニットは、図示されている画像形成ユニット10と同じ構造である。但し、画像形成ユニット10は黒トナーを用いる画像形成用のユニットであるのに対し、不図示の3つの画像形成ユニットは、黄トナーを用いる画像形成用のユニット、マゼンタトナーを用いる画像形成用のユニット、および、シアントナーを用いる画像形成ユニットである。
画像形成ユニット10は、図2に示すように、感光体11と、帯電装置12と、現像装置13と、1次転写装置14と、クリーニング装置15とを備えている。具体的には、感光体11の周囲において、感光体11の回転方向(Y方向)に沿って、帯電装置12、現像装置13、1次転写装置14、クリーニング装置15が順に並んでいる。
感光体11は、中間転写ベルト51に転写するためのトナー像(トナーから構成される画像)を周面に形成するドラム状部材である。
帯電装置12は、感光体11の周面を均一に帯電する装置であり、本実施形態では感光体11と非接触の装置が用いられている。帯電装置12の構成については後に詳述する。また、帯電装置12にて帯電された感光体11の表面(周面)に対して走査部104(図4参照)から照射されるレーザ光Rが照射されることにより、入力画像データに応じた静電潜像が感光体11の表面に形成される。
現像装置13は、感光体11の表面に形成された静電潜像にトナー(現像剤)を供給することにより、当該静電潜像を現像してトナー像を形成する装置である。1次転写装置14は、トナーの極性とは逆極性のバイアス電圧が印加されており、このバイアス電圧によって感光体11の表面のトナー像を中間転写ベルト51の表面に1次転写する装置である。クリーニング装置15は、1次転写後の感光体11の表面から異物を取り除くクリーニング装置である。クリーニング装置15の詳細については後述する。
全ての画像形成ユニットにおいて以上のような1次転写が行われることにより、中間転写ベルト51の表面に対し、シアン、マゼンタ、黄、黒の各色のトナー像を重畳させてなるカラー画像が形成される。中間転写ベルト51の表面に形成されたカラー画像は、2次転写ローラ53に印加されている転写バイアスによってシートPに転写され、カラー画像の形成されたシートPは、不図示の定着ユニットを介して画像形成装置100の外部へ排出される。
(帯電装置12について)
つぎに、帯電装置12について詳細に説明する。図3は、図2に示す帯電装置12を拡大して示した図である。
帯電装置12は、所謂電子放出素子によって感光体11を帯電する。電子放出素子としては、特許文献4(特開2014−007128号公報)の電子放出素子が用いられる。
具体的には、帯電装置12は、図3に示すように、電子放出素子21および電源22を備えている。電子放出素子21は、第1電極31と、第2電極32と、第1電極31と第2電極32との間に設けられる中間層33とを備えている。
第1電極31は、基板の機能を兼ねる基板電極であり、導電性を有する板状体で構成されている。例えば、第1電極31として、A4サイズまでの画像形成装置の場合は10mm×240mmのSUS基板を用いることができる。また、第1電極31として、セラミックやガラスなどの絶縁性基板上に導電性薄膜を形成したものを用いることもできる。
中間層33は、主体となる樹脂33aと、樹脂33a中に分散された導電性微粒子33bとを含んでいる。樹脂33aは、絶縁性の樹脂材料であり、例えば、シラノール(R3Si-OH)を縮合重合したシリコーン樹脂を用いることができる。また、導電性微粒子33bとしては、金属や半導電体など導電性材料を用いることが可能である。例えば、金、銀、白金、パラジウム等の導電性を有する金属微粒子を用いることができる。樹脂33aに添加する導電性微粒子33bの含有量を変えることにより、中間層33の抵抗値を調整することができる。
中間層33は、樹脂33aと導電性微粒子33bを混合した分散液を用い、スピンコート法、ドクターブレード法、スプレー法、ディッピング法等によって第1電極31上に塗布することで形成される。上記の分散液は、試薬瓶へ樹脂33aとしてシリコーン樹脂(室温硬化性、東レ・ダウコーニング株式会社製)を入れ、これに導電性微粒子33bとしてAgナノ粒子を混合し、さらに上記混合液が入った試薬瓶を超音波振動器にかけて作製される。なお、樹脂33aと導電性微粒子33bの分散液の割合は、シリコーン樹脂(80〜99%)、Agナノ粒子(1〜20%)の範囲が好ましい。上記分散液の割合とすることにより、中間層33の抵抗値が調整され、5〜40V程度の適度な印加電圧で電子放出させることができる。シリコーン樹脂の種類として室温硬化性シリコーンを用いたが、シリコーン樹脂の硬化方法は限定されない。ただし、熱硬化性シリコーン樹脂は、硬化温度が一般的に100℃〜150℃であり、熱応力による撓みが発生するため、第1電極31の材料や膜厚により適さない場合がある。一方、UV硬化性シリコーン樹脂は、UV光の照射によって硬化できるため熱応力が発生することがなく、第1電極31の材料や膜厚に影響されずに用いることができる。
なお、中間層33の膜厚は、電子放出素子に印加する電圧の大きさや中間層33の抵抗値によって異なるが、例えば、0.3〜2.0μmとすることができる。
第2電極32は、電子放出素子21の表面をなす表面電極であり、導電性を有し、平板状の薄膜電極である。第2電極32は、第1電極31と対をなす電極であり、第1電極31と共に中間層33に電圧を印加させる機能を有する。また、第2電極32は、中間層33内で加速され高エネルギーとなった電子を透過させて空気中へ放出する機能を有する。
第2電極32の材質および製法は特に制限されるものではないが、例えば、材料としてAu−Pdを用い、中間層33の表面にマグネトロンスパッタ装置を用いてスパッタリングを行うことで形成できる。また、第2電極32の膜厚は、厚すぎると電子が第2電極32にトラップされて外部へ放出される電子の量が減少し、電子の放出効率が減少するため、できるだけ薄い方が好ましい。例えば、Au−Pdを材料として膜厚50nmとすることができる。
電源22は、第1電極31と第2電極32との間に電圧を印加するための電源装置である。
以上のような帯電装置12において、電源22がオンにされて第1電極31と第2電極32との間に電圧が印加されると、第1電極31と第2電極32との間の中間層(電子加速層)33にて電子が加速され、加速された電子が第2電極32から空気中へ放出されるようになっている。
ここで、図2に示すように、帯電装置12は、第2電極32の表面が感光体11と対向するように配置されている。それゆえ、第2電極32から放出される電子は感光体11の表面に達し、これにより感光体11の表面が帯電されるのである。
なお、本実施形態では、特許文献4の実施例1に開示されている絶縁膜(開口部を有する絶縁膜)が第1電極上に形成されていないが、勿論、第1電極上に前記絶縁膜を形成して前記開口部から第1電極が部分的に露出した状態になった後に、第1電極および絶縁膜上に中間層を形成するようになっていてもよい。また、本実施形態では、特許文献4の実施例2に開示されているように可撓性基板上に第1電極31を形成するような形態になっていないが、勿論、可撓性基板上に第1電極31を形成する形態であってもよい。
(導電性物質の飛散について)
以上のような電子放出素子21を用いて電子放出を行っていると、電子放出素子21の通電に伴うジュール熱の影響によって、第1電極31、第2電極32、中間層(電子加速層)33から微小の導電性物質(金属からなる導電性粉末や導電性微粒子)が徐々に剥がれて飛散することが本願発明者らの研究によって明らかになった。
図1Aは、ある電子放出素子の使用前の表面電極の顕微鏡写真であり、図1Bは、230時間通電後の前記表面電極の顕微鏡写真である。図1Bの黒色部は、表面電極の劣化箇所であり、金属からなる導電性粉末が徐々に剥がれてしまって破壊されている(なお、電子放出素子21から飛散する導電性物質のサイズであるが、表面電極の厚さが数十nmであることと、中間層に含まれる導電性微粒子の1次粒子径が数nmであることから、数nm〜数百nmと考えられる)。
以上のように電子放出素子21から導電性物質が飛散することから、画像形成装置100の帯電装置12として電子放出素子21を用いると、電子放出素子21は感光体11に近接する位置に配されるため、電子放出素子21から飛散する導電性物質が感光体11の表面に付着する。感光体11の表面に導電性物質が付着したまま帯電工程が行われると、均一な帯電が保証されず、画質劣化が生じることになる。
これに対し、本実施形態の画像形成装置100では、クリーニング装置15が感光体11の表面に付着した導電性物質を感光体11から取り除くようになっている。以下、クリーニング装置15を説明する。
(クリーニング装置15について)
つぎに、クリーニング装置15について詳細に説明する。クリーニング装置15は、図2に示されるように、回収ボックス15aとブレード15cとを備えている。
回収ボックス15aは、感光体11との対向部に開口部が形成されている箱状部材であり、ブレード15cによって感光体11の表面から除去される異物を内部に回収するものである。なお、一旦回収ボックス15aに回収された異物は、図示しない回収容器へと回収される。
ブレード(除去部材)15cは、弾性を有するブレード部材であり、ウレタンゴムを短冊状(略長方形の平板状)に形成してなる。ブレード15cは、感光体11に当接しつつ、回収ボックス15aに取り付けられている。具体的には、ブレード15cの二つの長辺のうち、一方の長辺側のエッジが感光体11の表面に当接し、他方の長辺側が、図示しない保持部材を介して、回収ボックス15aの開口部におけるY方向(感光体11の回転方向)の上流側に接着されている。また、ブレード15cは、感光体11の表面の画像形成領域のうち感光体11の直径方向の一端側から他端側に少なくとも至るように、感光体11の表面に当接している。
さらに、回収ボックス15aの開口部のうちY方向の下流側には、ブレード15cにより回収ボックス15aの内部に回収した異物が外部に漏れてしまうことを防ぐためのシール部材15bが取り付けられている。このシール部材15bは、例えばPET等からなる。
以上の構成において、感光体11の回転に伴い、感光体11に当接しているブレード15cが、トナー画像が転写された後の感光体11の表面に付着されている異物を掻き取ることにより、感光体11から異物が取り除かれるようになっている。取り除かれた異物は、回収ボックス15aに回収される。当該異物としては、1次転写後に感光体11の表面に残存している残存トナー、帯電装置12から飛散して感光体11の表面に付着している導電性物質、紙粉等が挙げられる。
すなわち、トナー像を1次転写する画像転写プロセスが実行されている間、感光体11は回転しており、1次転写後の感光体11の表面からブレード15cによって残存トナーが取り除かれる。つまり、1次転写後の感光体11の表面から、次の1次転写のために残存トナーが取り除かれるのである。
また、以上の構成によれば、電子放出素子21から飛散した導電性物質が感光体11の表面に付着しても、前記導電性物質はブレード15cにより感光体11の表面から取り除かれるため、導電性微粒子に起因した、新たに形成される画像の画質劣化(均一に帯電されないことによる画質劣化)の発生を抑制できるのである。特に、ブレード15cは、感光体11の周囲において帯電装置12よりもY方向(感光体11の回転方向)の上流側で導電性物質を除去するようになっているため、帯電される直前の感光体11の表面から導電性物質を効果的に除去でき、帯電不良による画質劣化を効果的に抑制できる。
以上のように、ブレード15cは、感光体11の表面に付着している異物が除去されるように、感光体11の表面に対して作用するよう設けられている。なお、ブレード15cは、感光体11の表面を傷つけない程度に回転する感光体11に当接し続け、当該表面から前記の異物を掻き取るだけの弾性力、硬度、形状を有していればよく、その材質はウレタンゴムに限られるものではない。
〔実施形態2〕
実施形態1では、1次転写のために感光体11を回転させる間に、ブレード15cによって感光体11の表面から導電性物質を除去できる点を説明したが、1次転写のための感光体11の回転期間以外で感光体11を回転させるようにしても、感光体11から導電性物質を除去できる。そこで、本実施形態では、印刷ジョブの処理期間には、感光体11を回転させることにより当該印刷ジョブの処理対象の全頁の画像転写を行う画像転写プロセス期間と、前記画像転写プロセス期間よりも前の期間であり、感光体11の回転安定化および導電性物質除去のために感光体11を回転させる前回転期間とが含まれるようになっている。
以下、印刷ジョブを処理するシステムを説明する。図4は、画像形成装置100のハードウェア構成を示した機能ブロック図である。画像形成装置100は、図4に示すように、画像入力部101、画像処理部102、メモリ103、走査部104、記憶部105、画像形成部106、および制御部107を備える。
画像入力部101は、所謂スキャナであり、複写処理の対象となる原稿から入力画像データを読み取るブロックである。画像処理部102は、入力画像データに対して印刷処理に必要な所定の画像処理を施す画像処理用の集積回路である。メモリ103は、入力画像データが書き込まれる画像用メモリである。走査部104は、メモリ103に書き込まれている入力画像データに基づいて感光体11にレーザ光Rを照射する露光ユニットである。記憶部105は、ハードディスクまたは半導体メモリ等の不揮発性記憶装置である。記憶部105には、制御部107が画像形成装置100の各種制御を行うために必要なプログラム、情報等が記憶されている。画像形成部106は、電子写真方式による画像形成処理を実行するブロックである。具体的には、図2の画像形成ユニット10、中間転写ユニット50、定着装置(不図示)、用紙搬送ローラ(不図示)等の画像形成処理を行うハードウェアが画像形成部106に相当する。
制御部107は、図4に示される各ブロックを制御するコンピュータ(プロセッサ)である。具体的には、制御部107は、記憶部105に記憶されているプログラムによって動作し、このプログラムおよび記憶部105に記憶されている各種情報に基づいて画像形成装置100の各ハードウェアに制御信号を送信することにより、画像形成装置100を制御するようになっている。
本実施形態では、印刷ジョブの処理期間には、感光体11を回転させることにより当該印刷ジョブの処理対象の全頁の画像転写を行う画像転写プロセス期間と、前記画像転写プロセス期間よりも前の期間であり、感光体11の回転安定化および導電性物質除去のために感光体11を回転させる前回転期間とが含まれるようになっている。つまり、制御部107は、印刷ジョブの処理期間において、最初の用紙に対応する画像転写を伴う感光体11の回転処理を行う前に、画像転写を伴わない感光体11の前回転を行うことで回転安定化および導電性物質の除去を行っている。
これにより、画像転写のための感光体11の回転処理の前に行われる前回転によって、感光体11の回転が安定化するとともに、ブレード15cによって感光体11から導電性物質が除去されることになる。
本実施形態の構成によれば、画像転写を行う画像転写プロセス期間が始まる前に導電性物質の除去が行われることで、画像転写プロセス期間にて転写される画像の画質劣化を抑制できる。
〔実施形態3〕
また、高画質が要求される印刷ジョブが処理される場合には、それ以外の印刷ジョブが処理される場合よりも、実施形態2にて説明した前回転期間における感光体11の回転数を多くするようになっていてもよい。以下、本形態について説明する。
本実施形態では、制御部(第1の制御部)107は、処理対象の印刷ジョブに対して高画質処理が必要か否かを判定する判定処理を行う。そして、制御部107は、高画質処理が必要と判定される印刷ジョブについては、それ以外の印刷ジョブよりも(高画質処理が不要と判定された印刷ジョブよりも)、前回転期間における感光体11の回転数を増加させる制御を行う。例えば、制御部107は、高画質処理が必要と判定される印刷ジョブについては、それ以外の印刷ジョブよりも、前回転期間における感光体11の回転数を倍にして、感光体11を回転させるようになっている。
また、制御部107は、処理対象の印刷ジョブが、(1)カラー印刷、(2)印刷解像度が所定値よりも高い印刷、(3)写真印刷の3つの条件のうちの少なくともいずれかの条件を満たす場合に、高画質処理が必要と判定し、いずれの条件も満たさない場合に、高画質処理が不要と判定するようになっている。
これにより、高画質が要求される印刷ジョブについては、それ以外の印刷ジョブよりも念入りに導電性物質の除去を行うことになり、より画質劣化を抑制できる。
〔実施形態4〕
実施形態2では、印刷ジョブの処理期間には、感光体11を回転させることにより当該印刷ジョブの処理対象の全頁の画像転写を行う画像転写プロセス期間と、前記画像転写プロセス期間よりも前の期間であり、感光体11の回転安定化および導電性物質除去のために感光体11を回転させる前回転期間とが含まれるようになっている点を説明した。これに対し、本実施形態では、印刷ジョブの処理期間には、感光体11を回転させることにより当該印刷ジョブの処理対象の全頁の画像転写を行う画像転写プロセス期間と、前記画像転写プロセスよりも後の期間であり感光体11を回転させることによって感光体11から前記導電性物質を除去する後回転期間とが含まれるようになっている。
つまり、制御部107は、印刷ジョブの処理期間において、当該印刷ジョブの最後の用紙に対応する画像転写を伴う感光体11の回転処理の後に、感光体11から導電性物質を除去するために感光体11を回転させるようになっている。
これにより、印刷ジョブにおいて、画像転写が行われる画像転写プロセス期間の後に導電性物質の除去を行うことで、次の印刷ジョブのために感光体の表面から導電性物質を除去していることになり、これにより次の印刷ジョブにおいて転写される画像の画質劣化を抑制できる。
なお、実施形態2(または実施形態3)と実施形態4とを組み合わせた構成であっても勿論よい。つまり、画像転写プロセス期間の前に前回転期間があり、且つ画像転写プロセス期間の後に後回転期間が設定されていてもよいのである。
〔実施形態5〕
また、電子放出素子21の通電時間に応じて、感光体11から導電性物質を除去するために感光体11を回転させる清掃工程が行われる形態であってもよい。
実施形態4では、制御部(第2の制御部)107は、電子放出素子21の通電時間の通算値を計測し、当該通算値を記憶部105に記憶且つ更新するようになっている。そして、制御部107は、記憶部105の通算値を監視し、この通算値に基づいて清掃タイミングを検出し、清掃タイミングにおいて、感光体11から導電性物質を除去するために感光体11を回転させる清掃工程を行うようになっている。例えば、制御部107は、通電時間の通算値が予め定められている値(10時間、20時間、30時間…)になる度に清掃タイミングを検出するようになっていてもよい。
なお、清掃工程における感光体11の回転処理は、印刷ジョブの処理期間外に行われる。また、印刷ジョブの実行中に清掃タイミングが検出された場合、制御部107は、当該印刷ジョブが終了してから清掃工程を行う。
本実施形態の構成によれば、印刷ジョブの処理時以外にも感光体11の表面から導電性物質を除去するようになっているため、念入りに導電性物質を除去することになり、より画質劣化を抑制できる。また、帯電装置12の通電によって導電性物質が発生するため、通電時間の通算値に応じて清掃タイミングを判定する本実施形態によれば効率的に導電性物質の清掃を行うことができる。
〔変形例〕
本実施形態では、感光体11の表面から導電性物質を除去する手段としてブレード15cが用いられているが、導電性物質を除去できればブレード15cに限られることはなく、例えば、周面にブラシの付いたブラシローラを感光体11の表面に当接して回転させ、このブラシローラが感光体11の表面から導電性物質を除去するようになっていてもよい。或いは、静電気力によって感光体11の表面から異物を除去する静電ローラを感光体11に当接させて回転させるようになっていてもよい。但し、省スペース化という点からブレード15cが最も好ましい。
また、本実施形態の電子放出素子21は、通電によって素子内部にて加速された電子を第2電極32(表面電極)から空気中へ放出するものである。ここで、第2電極32(表面電極)が薄膜(例えば厚み50nm)であったり、中間層33に樹脂が含まれていたりするため、第2電極32および中間層33は劣化し易く、通電に伴って、第2電極32(表面電極)から金属薄膜が剥がれることにより導電性物質が飛散し、中間層から導電性微粒子(導電性物質)が剥がれて飛散してしまう。したがって、感光体11の表面から導電性物質を除去する手段(ブレード15c等)が必要になる。
なお、通電に伴って劣化して導電性物質が飛散する電子放出素子であれば本実施形態を適用可能であり、実施形態1にて示した構造の電子放出素子21に限定されるものではない。
また、以上の実施形態では、画像形成装置100は、カラープリンタであったが、モノクロプリンタであってもよい。また、以上の実施形態では、画像形成装置100は、所謂中間転写方式であったが、当該方式に限られるものではなく、感光体から用紙へ直接トナー像が転写される方式であってもかまわない。
また、以上の実施形態では画像形成装置を説明したが、画像形成装置に対して着脱可能であり、感光体11、帯電装置12、およびクリーニング装置15を一体的に構成したプロセスカートリッジも本発明の変形例として勿論挙げられる。
〔まとめ〕
本発明の態様1の画像形成装置100は、感光体(11)と、電子放出素子(21)から空気中へ放出される電子によって前記感光体を帯電する帯電装置(12)と、前記電子放出素子21から飛散して前記感光体に付着する導電性物質を感光体11から取り除く除去部材(ブレード15c)と、を備えたことを特徴とする。
本発明の態様1によれば、前記電子放出素子から飛散した導電性物質(導電性粉末や導電性微粒子)が前記感光体に付着しても、前記導電性物質は前記除去部材により前記感光体から取り除かれるため、導電性微粒子による画質劣化の発生を抑制できるという効果を奏する。
また、本発明の態様2の画像形成装置では、前記電子放出素子は、平板状の基板電極(第1電極31)と、平板状の表面電極(第2電極32)と、これら電極の間に形成される電子加速層(中間層33)とを備え、基板電極と表面電極との間に電圧を印加することによって、前記電子加速層にて電子を加速させて当該電子を前記表面電極から空気中へ放出するようになっている。
本発明の態様3の画像形成装置は、態様1または態様2の構成に加え、印刷ジョブの処理期間には、感光体を回転させることにより当該印刷ジョブの処理対象の全頁の画像転写を行う画像転写プロセス期間と、前記画像転写プロセス期間よりも前の期間であり前記感光体を回転させることによって前記感光体から前記導電性物質を除去する前回転期間とが含まれることを特徴とする。
本発明の態様3によれば、画像転写を行う画像転写プロセス期間が始まる前に導電性物質の除去が行われることで、画像転写プロセス期間にて転写される画像の画質劣化を抑制できる。
本発明の態様4の画像形成装置は、態様3に加えて、処理対象の印刷ジョブに対して高画質処理が必要か否かを判定し、高画質処理が必要と判定される印刷ジョブについては、それ以外の印刷ジョブよりも、前記前回転期間の前記感光体の回転が多く行われるように前記画像形成装置を制御する第1の制御部を備えたことを特徴とする。
これにより、高画質が要求される印刷ジョブについては、それ以外の印刷ジョブよりも念入りに導電性物質の除去を行うことになり、より画質劣化を抑制できる。
なお、本発明の態様4において、例えば、前記第1の制御部は、前記処理対象の印刷ジョブが、(1)カラー印刷、(2)印刷解像度が所定値よりも高い印刷、(3)写真印刷の3つの条件のうちの少なくともいずれかの条件を満たす場合に、高画質処理が必要と判定するようになっていてもよい。
本発明の態様5の画像形成装置は、態様1から態様4のいずれかに加え、印刷ジョブの処理期間には、感光体を回転させることにより当該印刷ジョブの処理対象の全頁の画像転写を行う画像転写プロセス期間と、前記画像転写プロセスよりも後の期間であり前記感光体を回転させることによって前記感光体から前記導電性物質を除去する後回転期間とが含まれることを特徴とする。
本発明の態様5によれば、画像転写が行われる画像転写プロセス期間の後に導電性物質の除去を行うことで、次の印刷ジョブのために感光体の表面から導電性物質を除去していることになり、これにより次の印刷ジョブにおいて転写される画像の画質劣化を抑制できる。
本発明の態様6の画像形成装置は、態様1から態様5のいずれかに加え、前記電子放出素子の通電時間の通算値を監視し、この通算値に基づいて清掃タイミングを検出し、前記清掃タイミングを検出した場合には前記感光体から前記導電性物質を除去するために前記感光体を回転させる第2の制御部を備えたことを特徴とする。
本発明の態様6によれば、前記電子放出素子の通電によって前記導電性物質が発生するため、前記通電時間の通算値に応じて清掃タイミングを検出して、清掃タイミングにて感光体から導電性物質を除去するようになっている。これにより、効率的に導電性物質の清掃を行うことができる。また、態様6を態様3〜5と組み合わせた構成においては、より念入りに導電性物質の除去を行うことになり、より画質劣化を抑制できる。
なお、前記の第1の制御部と第2の制御部とは、同じ制御装置(プロセッサ等)からなるものであってもよいし、或いは、互いに別々の制御装置であってもよい。
また、本発明の態様1〜6において、前記除去部材は、前記感光体に当接しており、前記感光体から前記導電性物質を掻き取るブレードであってもよい。つまり、画像転写プロセスの期間において画像転写のために前記感光体を回転させている間、前記除去部材によって前記感光体の表面から前記導電性物質が掻き取られて除去されるようになっている。
また、本発明の態様1〜6において、前記除去部材は、前記導電性物質を前記感光体から取り除くとともに、前記感光体においてトナー画像が転写された後に残存するトナーを前記感光体から取り除くようになっていてもよい。
さらに、本発明の態様7は、態様1〜態様6の画像形成装置に対して着脱可能なプロセスカートリッジであって、少なくとも前記感光体、前記帯電装置および前記除去部材を備えたことを特徴とする。
これにより、態様1と同様、導電性微粒子による画質劣化の発生を抑制できるという効果を奏する。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、電子写真方式の画像形成装置に利用できる。画像形成装置の具体例としては、複合機、複写機、プリンタ専用機が挙げられる。
11 感光体
12 帯電装置
15 クリーニング装置
15c ブレード(除去部材)
21 電子放出素子
31 第1電極(基板電極)
32 第2電極(表面電極)
33 中間層(電子加速層)
100 画像形成装置
107 制御部(第1の制御部、第2の制御部)
P シート

Claims (10)

  1. 感光体と、
    電子放出素子から空気中へ放出される電子によって前記感光体を帯電する帯電装置と、
    前記電子放出素子から飛散して前記感光体に付着する導電性物質を前記感光体から取り除く除去部材と、を備えたことを特徴とする電子写真方式の画像形成装置。
  2. 前記電子放出素子は、平板状の基板電極と、平板状の表面電極と、これら電極の間に形成される電子加速層とを備え、基板電極と表面電極との間に電圧を印加することによって、前記電子加速層にて電子を加速させて当該電子を前記表面電極から空気中へ放出するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 印刷ジョブの処理期間には、感光体を回転させることにより当該印刷ジョブの処理対象の全頁の画像転写を行う画像転写プロセス期間と、前記画像転写プロセス期間よりも前の期間であり前記感光体を回転させることによって前記感光体から前記導電性物質を除去する前回転期間とが含まれることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 処理対象の印刷ジョブに対して高画質処理が必要か否かを判定し、高画質処理が必要と判定される印刷ジョブについては、それ以外の印刷ジョブよりも、前記前回転期間の前記感光体の回転が多く行われるように前記画像形成装置を制御する第1の制御部を備えたことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1の制御部は、前記処理対象の印刷ジョブが、(1)カラー印刷、(2)印刷解像度が所定値よりも高い印刷、(3)写真印刷の3つの条件のうちの少なくともいずれかの条件を満たす場合に、高画質処理が必要と判定するようになっていることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 印刷ジョブの処理期間には、感光体を回転させることにより当該印刷ジョブの処理対象の全頁の画像転写を行う画像転写プロセス期間と、前記画像転写プロセスよりも後の期間であり前記感光体を回転させることによって前記感光体から前記導電性物質を除去する後回転期間とが含まれることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記電子放出素子の通電時間の通算値を監視し、この通算値に基づいて清掃タイミングを検出し、前記清掃タイミングを検出した場合には前記感光体から前記導電性物質を除去するために前記感光体を回転させる第2の制御部を備えたことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記除去部材は、前記感光体に当接し、前記感光体から前記導電性物質を掻き取るブレードであることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記除去部材は、前記導電性物質を前記感光体から取り除くとともに、前記感光体においてトナー画像が転写された後に残存するトナーを前記感光体から取り除くようになっていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の画像形成装置に対して着脱可能なプロセスカートリッジであって、少なくとも前記感光体、前記帯電装置および前記除去部材を備えたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
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