JP2016161740A - 表示装置用回転機構および表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】機能的および意匠的に優れた構造を有するスタンドの台座部を設計可能な表示装置用回転機構および表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】回転機構5は、パネルモジュール2の背面側であり、かつ、背面意匠4の前面側に取り付けられ、パネルモジュール2の背面側において、回転軸方向が上下方向となる回転支軸12,13と、回転支軸12,13を回転可能に支持し、かつ、スタンド101に固定される軸受ブロック81と、モーター61と、回転支軸12,13を中心に回転可能な円弧ギヤ51を含み、かつ、当該円弧ギヤ51を介してモーター61の駆動力をパネルモジュール2に伝達する減速機構50とを備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、テレビ受像機またはパソコンモニター装置等の表示装置の向きを回転駆動する回転機構に関するものである。
従来の表示装置に設けられる電動の回転機構は、例えば固定台に回転自在のローラーが円周上に複数個配置され、回転台としての円板の外周下面がそれら各ローラーに支持されて回転する構造である。駆動用のモーターおよび複数のギヤで構成される減速機構は、円板の下部に配置されている。前記の円板、モーター、および減速機構は、表示装置を支えるスタンドの台座部に内蔵されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第5241586号公報
従来の構成では、表示装置を安定に支持するために、円板は大径にならざるを得ない。そのため、スタンドの台座部は、前記円板、モーター、および減速機構をカバーで覆う必要があり、分厚く不透明な板状にならざるを得ない。したがって、スタンドの台座部は、設計の自由度に乏しいため、機能的および意匠的に優れた構造を設計することが困難であった。
そこで、本発明は、機能的および意匠的に優れた構造を有するスタンドの台座部を設計可能な表示装置用回転機構および表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る表示装置用回転機構は、パネルモジュールと当該パネルモジュールの背面側を覆う背面意匠とを備える表示装置を支持するスタンドに対して、前記表示装置の向きを変更可能な表示装置用回転機構であって、前記表示装置用回転機構は、前記パネルモジュールの背面側であり、かつ、前記背面意匠の内側に取り付けられ、前記パネルモジュールの背面側において、回転軸方向が上下方向となる回転軸と、前記回転軸を回転可能に支持し、かつ、前記スタンドに固定される軸受ブロックと、モーターと、前記回転軸を中心に回転可能な円弧ギヤを含み、かつ、当該円弧ギヤを介して前記モーターの駆動力を前記パネルモジュールに伝達する減速機構とを備えるものである。
本発明によれば、表示装置用回転機構は、パネルモジュールの背面側であり、かつ、背面意匠の内側に取り付けられるため、表示装置用回転機構を構成する回転軸、軸受ブロック、モーターおよび減速機構をスタンドの台座部内に収容する必要がなくなる。これにより、機能的および意匠的に優れた構造を有するスタンドの台座部を設計可能となる。
実施の形態1に係る表示装置および回転機構の分解斜視図である。 回転機構の断面図である。 表示装置の要部断面図である。 減速機構の底面図である。 軸受けブロックの斜視図である。 表示装置およびスタンドの模式図である。 表示装置の背面図である。 表示装置の断面図である。 −RZ方向に回転させる場合の回転機構の動作説明図である。 RZ方向に回転させる場合の回転機構の動作説明図である。 表示装置を種々のスタンドに取り付けることができることを説明するための図である。 実施の形態2に係る表示装置の要部断面図である。
<実施の形態1>
本発明の実施の形態1について、図面を用いて以下に説明する。図1は、実施の形態1に係る表示装置および回転機構5の分解斜視図であり、図2は、回転機構5の断面図であり、図3は、表示装置の要部断面図であり、図4は、減速機構50の底面図である。
説明を容易にするため、各図中にXYZ直交座標軸を示す。以下の説明において、表示装置の前方を+X方向とし、後方を−X方向とする。表示装置を正面側から視て右方向を+Y方向とし、左方向を−Y方向とする。表示装置を設置した状態で上方向を+Z方向とし、下方向を−Z方向とする。表示装置を背面側(−X方向)から視た際に、X軸を中心軸として、時計回りを+RX方向とし、反時計回りを−RX方向とする。また、表示装置を正面左方向(−Y方向)から視た際に、Y軸を中心軸として、時計回りを+RY方向とし、反時計回りを−RY方向とする。また、表示装置を下方向(−Z方向)から視た際に、Z軸を中心軸として、時計回りを+RZ方向とし、反時計回りを−RZ方向とする。
最初に表示装置について説明する。図1と図3に示すように、表示装置は、テレビ本体20および回転機構5を備えている。テレビ本体20は、パネルモジュール2、電源基板21、信号処理基板22、表示装置の前面の化粧カバーである前面意匠3、および表示装置の背面の化粧カバーである背面意匠4を備えている。パネルモジュール2は、表示デバイスとしての液晶パネル201と、液晶パネル201を背面(−X方向)から照明するバックライト202を収容する部材であり、パネルモジュール2の背面(−X方向)は金属板金で覆われている。電源基板21は、パネルモジュール2の背面(−X方向)の右側(+Y方向)部分に取り付けられている。信号処理基板22は、パネルモジュール2の背面(−X方向)の左側(−Y方向)部分に取り付けられている。
パネルモジュール2の下側(−Z方向)には一対のスピーカー31,32が取り付けられ、一対のスピーカー31,32は前方(+X方向)に音を放出するように構成されている。前面意匠3は、液晶パネル201の表示領域に対応する部分が開口され、パネルモジュール2の前面(+X方向)側の周縁部を覆っている。背面意匠4は、液晶パネル201の背面(−X方向)側を覆っている。さらに、前面意匠3と背面意匠4とでパネルモジュール2の上側(+Z方向)と下側(−Z方向)を覆っている。
次に、回転機構5について説明する。図1から図3に示すように、回転機構5は、表示装置を支持するスタンド101に対して表示装置の向きを変更可能に構成され、回転機構5は、パネルモジュール2の背面側であり、かつ、背面意匠4の内側に取り付けられている。また、回転機構5は、一対の回転支軸12,13、軸受ブロック81、モーター61、減速機構50およびブラケット10,11を備えている。
ブラケット10は、板金で立設状に形成されており、下端部(−Z方向)が背面方向(−X方向)に折り曲げられて突出する突出部が形成されている。回転支軸12は、ブラケット10の突出部に絞り加工で一体的に形成されている。ブラケット10の背面側(−X方向)の上部にブラケット11が固定され、ブラケット11は、板金で形成されており、一部が背面方向(−X方向)に折り曲げられて突出する突出部が形成されている。回転支軸13は、ブラケット11の突出部に絞り加工で一体的に形成されている。ブラケット11はブラケット10よりも板厚の厚い材料で形成されている。回転支軸12および回転支軸13は、互いに向き合うように上下に所定間隔をおいて配置され、回転支軸12と回転支軸13を結んでZ軸と平行(回転軸方向が上下方向)な回転軸110を構成している。
軸受ブロック81は、一対の回転支軸12,13を回転可能に支持する部材であり、スタンド101に固定される。軸受けブロック81には、Z軸と平行な貫通穴84が形成されている。貫通穴84の上端(+Z方向)にはフランジ付きのブッシュ82が嵌めこまれ、下端(−Z方向)にも同様にフランジ付きのブッシュ83が嵌めこまれている。ブッシュ82,83は、一対の回転支軸12,13と摺動性に優れる、摩擦係数の低い材料で構成されている。
次に、減速機構50について説明する。図1から図4に示すように、減速機構50は、ウォームギヤ62、ギヤ63,64および円弧ギヤ51を備えている。円弧ギヤ51は、一対の回転支軸12,13を中心に回転可能、すなわち回転軸110を中心に回転可能に、回転軸110よりも液晶パネル201の表示面側(+X方向)で、かつ、パネルモジュール2の下側(−Z方向)に配置されている。円弧ギヤ51は、円弧の内周側に歯車が形成されている内歯ギヤである。
ギヤ63は、大径ウォームホイール631と小径ギヤ632が同軸に形成されたギヤであり、ギヤ64は、大径ギヤ641と小径ギヤ642が同軸に形成されたギヤである。軸受けブロック81の−X方向の面にギヤホルダー75が取り付けられ、ギヤホルダー75には、ギヤ63,64をそれぞれ回転支持する軸73,74が立設されている。モーター61は、ウォームギヤ62が取り付けられた駆動源であり、ギヤホルダー75に取り付けられている。ウォームギヤ62は大径ウォームホイール631と噛み合い、小径ギヤ632は大径ギヤ641と噛み合う。また、大径ギヤ641は円弧ギヤ51と噛み合う。
次に、図5を用いて、軸受ブロック81の形状を詳細に説明する。図5は、軸受けブロック81の斜視図である。軸受ブロック81は、Z軸に平行な向きに同じ断面を成す押出し成形によって成型されている。貫通穴84の周囲には、貫通穴84と平行に貫通穴85が形成されており、貫通穴85は軸受ブロック81の軽量化に寄与している。軸受ブロック81にはZ軸に平行な向きに溝86が形成され、溝86は、モーター61に接続される配線88を収容し、モーター61の回転動作時に配線88が絡まることを防止する。
図1に示すように、スタンド101は、表示装置を床面または台の上に設置させるための部材であり、表示装置を安定して支え得るように所定の幅(Y軸方向)および奥行き方向(X軸方向)に広がる台座部であるスタンドベース102と、軸受ブロック81とねじ等で固定される支柱103とを備えている。ブラケット10はパネルモジュール2の背面(−X方向)にねじ等で固定され、軸受ブロック81は支柱103にねじ等で固定されている。
液晶パネル201を表示デバイスとしたテレビ本体20は厚みが薄いことが特徴であるが、スタンド101を含む製品外形はスタンドベース102の奥行き(X軸方向)寸法が大きく、製品梱包が大型化する。製品の輸送コストは一度に何台を運べるかで決まるため、梱包の小型化が望まれる。そこで一般には、スタンド101をテレビ本体20と切り離して梱包される。表示装置が回転機構を有する場合にスタンド側にモーターが配置されていると、スタンドの着脱に際してモーターの配線を接続したり切り離したりする必要がある。本実施の形態のように、モーター61はテレビ本体20側に配置され、軸受ブロック81と支柱103との間で切り離せる構造としておくことで、配線88の接続または切り離しの必要がない。
次に、回転機構5がテレビ本体20を支持している際の一対の回転支軸12,13、および軸受ブロック81への力のかかり方について説明する。図6は、表示装置およびスタンド101の模式図であり、一対の回転支軸12,13、および軸受ブロック81への力のかかり方を説明するための図である。
図6に示すように、軸1000は、テレビ本体20から背面側(−X方向)に突出するブラケット10とブラケット11で保持され、軸受ブロック800はスタンド101に固定されている。軸1000は、軸受ブロック800の貫通穴にZ軸周りに回転できるように所定のクリアランスをもって挿入されている。
スタンド101が床面に設置してある状態を考えると、仮にテレビ本体20の重さをWとすると、Z軸方向でテレビ本体20の重さを受けるのはブラケット11と接している軸受ブロック800の上面Aである。つまり、ブラケット11がテレビ本体20の重さを支えることになり、ブラケット11は、テレビ本体20の重さを支えるために十分な強度を有する必要がある。一方、ブラケット10の突出部および当該突出部に形成された回転支軸の周辺はテレビ本体20の重さを受けることはないため、ブラケット10はブラケット11よりも板厚を薄く構成してある。
また、軸1000は、テレビ本体20の重心2001よりも−X方向にDだけ離れた位置に位置しているため、軸1000を受ける軸受ブロック800の部分では、RY方向にモーメントが作用する。具体的には、W×Dなる大きさのモーメントが軸1000と軸受ブロック800との間に作用する。このとき、軸1000と軸受ブロック800は、上端部では点Bのみが接するとともに下端部では点Cのみが接することになる。つまり、軸1000で重要なのは軸1000の上端部近傍と下端部近傍ということになる。また、軸受ブロック800で重要なのは軸受ブロック800の上端部近傍と下端部近傍ということになり、これらの部分にブッシュを配置すればよいことになる。
点Bおよび点Cに作用する力の大きさは点Bと点Cの距離Lに依存し、FBをB点に作用する力、FCをC点に作用する力とすると次式の関係がある。
Figure 2016161740
軸受ブロック800の面圧は寿命の観点からその材質または方式で所定の値以下に設計する必要があり、FBおよびFCを小さくするためにはLを大きくすればよい。また、軸1000と軸受ブロック800のクリアランスもゼロには設定できないことから、同じクリアランスがあってもテレビ本体20のがたつきおよび傾きを抑えるためには、一定以上の長さにLを設定する必要がある。テレビ本体20の背面側(−X方向)であれば、上下(Z方向)に回転支軸の配置を自由に設定できる。
図7は、表示装置の背面図である。図7に示すように、電源基板21と信号処理基板22の間、より具体的には、パネルモジュール2のY方向の中心311付近は上下(Z方向)に空間が確保されており回転支軸の配置を自由に設定できる。
また、パネルモジュール2の下側(−Z方向)にはスピーカー31,32が配置されているが、ステレオ効果を奏するためには左右(Y方向)に離れて配置されており、中心311付近には空間がある。図8は、表示装置の断面図である。図8に示すように、表示装置には、パネルモジュール2の背面側に断面視で略逆L字状の空間310が存在する。空間310は、前面意匠3と背面意匠4とで囲まれた領域においてパネルモジュール2の背面側に形成される空間であり、パネルモジュール2の後方(−X方向)に形成される背面空間の一部と、パネルモジュール2の下方(−Z方向)に形成される下方空間の一部の空間である。一対の回転支軸12,13よりも前側(X方向)に円弧ギヤ51を配置することによって、回転機構5の外形を断面視で略逆L字状にすることができるため、回転機構5の外形を空間310の形状と整合させることができる。これにより、空間310に回転機構5を収容することができるため、表示装置内のスペースの有効活用を図ることが可能となる。
次に、回転機構5の動作について説明する。図9は、−RZ方向に回転させる場合の回転機構5の動作説明図であり、図10は、RZ方向に回転させる場合の回転機構5の動作説明図である。図9に示すように、視聴者が表示装置(より具体的にはテレビ本体20)の向きを左方向(−Y方向)に変更する場合、例えばリモコン操作によってモーター61が所定方向に回転し、減速機構50は、円弧ギヤ51を介してモーターの駆動力をパネルモジュール2に伝達する。より具体的には、モーター61が所定方向に回転することで、ウォームギヤ62、ギヤ63、ギヤ64が順に回転し、ギヤ64の小径ギヤ642と噛み合う円弧ギヤ51が回転軸110を中心として矢印の方向(−RZ方向)に回転する。円弧ギヤ51が固定されたテレビ本体20(より具体的にはパネルモジュール2)が円弧ギヤ51と同様に矢印(−RZ方向)に回転し、テレビ本体20の向きは左方向(−Y方向)に変更される。
次に、回転機構5の逆向き動作について説明する。図10に示すように、視聴者が表示装置の向きを右方向(Y方向)に変更する場合、例えばリモコン操作によってモーター61が上記とは逆方向に回転し、減速機構50は、円弧ギヤ51を介してモーターの駆動力をパネルモジュール2に伝達する。より具体的には、モーター61が上記とは逆方向に回転することで、ウォームギヤ62、ギヤ63、ギヤ64が順に回転し、ギヤ64の小径ギヤ642と噛み合う円弧ギヤ51が回転軸110を中心として矢印方向(+RZ方向)に回転し、テレビ本体20の向きは右方向(Y方向)に変更される。
以上のように、実施の形態1に係る表示装置は回転機構5を備え、また回転機構5は、パネルモジュール2の背面側であり、かつ、背面意匠4の内側に取り付けられる。したがって、回転機構5を構成する回転支軸12,13、軸受ブロック81、モーター61および減速機構50をスタンド101の台座部であるスタンドベース102内に収容する必要がなくなる。これにより、機能的および意匠的に優れた構造を有するスタンドベース102を設計可能となる。
回転軸110は、パネルモジュール2の背面側において上下に所定間隔をおいて配置される一対の回転支軸12,13で構成されるため、一対の回転支軸12,13と軸受ブロック81との間にブッシュを配置することができ、回転機構5がテレビ本体20を支持する際に軸受ブロック81の上端近傍と下端近傍に作用するモーメントを軽減できる。
パネルモジュール2の背面に固定されるブラケット10,11をさらに備え、一対の回転支軸12,13は、ブラケット10,11に一体的に形成されるため、回転機構5の部品点数の増加を抑制できる。
円弧ギヤ51はブラケット10に固定されるため、ブラケット10を介して円弧ギヤ51の動作をパネルモジュール2に伝達し、テレビ本体20の向きを変更することができる。
なお、スタンドベースは、図1に示した平面視でコ字形状のスタンドベース102に限定されることなく、例えば図11に示すように、楕円形状のスタンドベース301または透明ガラス製のスタンドベース302を採用することが可能である。軸受ブロック81は、スタンド101に対して着脱可能に構成されるため、種々のスタンドベースに容易に交換することができる。
<実施の形態2>
次に、実施の形態2に係る回転機構5Aおよび表示装置について説明する。図12は、実施の形態2に係る表示装置の要部断面図である。なお、実施の形態2において、実施の形態1で説明したものと同一の構成要素については同一符号を付して説明は省略する。
実施の形態1では、円弧ギヤ51をブラケット10に固定した例について説明したが、図12に示すように、円弧ギヤ351を前面意匠3の内側(背面)に一体的に形成してもよい。回転機構5Aのテレビ本体20の重さの受け方については、実施の形態1の場合と同様であるため説明を省略する。また、円弧ギヤ351は前面意匠3の背面に一体的に形成されるため、円弧ギヤ351とともに前面意匠3が回転軸110を中心として回転し、テレビ本体20(パネルモジュール2)が回転することでテレビ本体20の向きが変更される。よって、回転機構5Aの回転動作についても、実施の形態1の場合と同様であるため説明を省略する。
以上のように、実施の形態2に係る回転機構5Aでは、円弧ギヤ351は前面意匠3の背面に一体的に形成されるため、実施の形態1の場合と比べて回転機構5の部品点数を削減できる。
ここで、各実施の形態においては、上下または左右など部品などの位置関係を示す用語は、製造上の公差または組み立て上のばらつきなどを考慮した範囲を含むものとする。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
2 パネルモジュール、3 前面意匠、4 背面意匠、5 回転機構、10,11 ブラケット、12,13 回転支軸、50 減速機構、51 円弧ギヤ、61 モーター、81 軸受ブロック、101 スタンド。

Claims (7)

  1. パネルモジュールと当該パネルモジュールの背面側を覆う背面意匠とを備える表示装置を支持するスタンドに対して、前記表示装置の向きを変更可能な表示装置用回転機構であって、
    前記表示装置用回転機構は、前記パネルモジュールの背面側であり、かつ、前記背面意匠の内側に取り付けられ、
    前記パネルモジュールの背面側において、回転軸方向が上下方向となる回転軸と、
    前記回転軸を回転可能に支持し、かつ、前記スタンドに固定される軸受ブロックと、
    モーターと、
    前記回転軸を中心に回転可能な円弧ギヤを含み、かつ、当該円弧ギヤを介して前記モーターの駆動力を前記パネルモジュールに伝達する減速機構と、
    を備える、表示装置用回転機構。
  2. 前記回転軸は、前記パネルモジュールの背面側において上下に所定間隔をおいて配置される一対の回転支軸で構成される、請求項1記載の表示装置用回転機構。
  3. 前記パネルモジュールの背面に固定されるブラケットをさらに備え、
    前記一対の回転支軸は、前記ブラケットに一体的に形成される、請求項2記載の表示装置用回転機構。
  4. 前記円弧ギヤは前記ブラケットに固定される、請求項3記載の表示装置用回転機構。
  5. 前記円弧ギヤは、前記パネルモジュールの前面側に配置される前面意匠の背面に一体的に形成される、請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の表示装置用回転機構。
  6. 前記軸受ブロックは、前記スタンドに対して着脱可能に構成される、請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の表示装置用回転機構。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1つに記載の表示装置用回転機構を備える、表示装置。
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